JPH07272145A - 火災報知設備における受信部 - Google Patents
火災報知設備における受信部Info
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- JPH07272145A JPH07272145A JP7961794A JP7961794A JPH07272145A JP H07272145 A JPH07272145 A JP H07272145A JP 7961794 A JP7961794 A JP 7961794A JP 7961794 A JP7961794 A JP 7961794A JP H07272145 A JPH07272145 A JP H07272145A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 信号線を介して、火災受信機等の受信部と複
数の火災感知器とが接続され、ポーリングによって受信
部が火災感知器を呼び出し、火災感知器に状態変化が生
じた場合にのみ、その状態変化が生じた火災感知器が受
信部からの呼出に応答し、この応答した火災感知器のみ
から受信部が状態情報を収集する火災報知設備におい
て、通常の火災警報よりも前に、予備警報を発すること
ができる火災報知設備における受信部を提供することを
目的とするものである。 【構成】 火災感知器が多段階式の火災感知器であり、
受信部がｎ種レベル（ｎは２以上の整数）で火災判別レ
ベルを設定しているときに、火災感知器がｎ−１種レベ
ルを検出すると、受信部が予備警報を発するものであ
る。
数の火災感知器とが接続され、ポーリングによって受信
部が火災感知器を呼び出し、火災感知器に状態変化が生
じた場合にのみ、その状態変化が生じた火災感知器が受
信部からの呼出に応答し、この応答した火災感知器のみ
から受信部が状態情報を収集する火災報知設備におい
て、通常の火災警報よりも前に、予備警報を発すること
ができる火災報知設備における受信部を提供することを
目的とするものである。 【構成】 火災感知器が多段階式の火災感知器であり、
受信部がｎ種レベル（ｎは２以上の整数）で火災判別レ
ベルを設定しているときに、火災感知器がｎ−１種レベ
ルを検出すると、受信部が予備警報を発するものであ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、信号線を介して、火災
受信機等の受信部と複数の火災感知器とが接続され、ポ
ーリングによって受信部が火災感知器を呼び出し、所定
情報の収集、所定の制御を実行する火災報知設備におけ
る受信部に関するものである。
受信機等の受信部と複数の火災感知器とが接続され、ポ
ーリングによって受信部が火災感知器を呼び出し、所定
情報の収集、所定の制御を実行する火災報知設備におけ
る受信部に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の火災報知設備において、信号線を
介して、火災受信機と複数の火災感知器とが接続され、
ポーリングによって火災受信機が火災感知器を呼び出
し、火災感知器に状態変化が生じた場合にのみ、その状
態変化が生じた火災感知器が火災受信機からの呼出に応
答し、この応答した火災感知器のみから火災受信機が状
態情報を収集する方式（いわゆるポーリングセレクティ
ング方式）を採用した火災報知設備が知られている。
介して、火災受信機と複数の火災感知器とが接続され、
ポーリングによって火災受信機が火災感知器を呼び出
し、火災感知器に状態変化が生じた場合にのみ、その状
態変化が生じた火災感知器が火災受信機からの呼出に応
答し、この応答した火災感知器のみから火災受信機が状
態情報を収集する方式（いわゆるポーリングセレクティ
ング方式）を採用した火災報知設備が知られている。
【０００３】上記火災感知器には、自己の種別、アドレ
ス等を格納してあるメモリ、火災感知器の全体を制御す
るＭＰＵ（マイクロプロセッサ）が設けられている。
ス等を格納してあるメモリ、火災感知器の全体を制御す
るＭＰＵ（マイクロプロセッサ）が設けられている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において、
火災感知器が多段階式の火災感知器である場合、その火
災感知器が、１種レベル（高感度レベル）、２種レベル
（通常レベル）、３種レベル（低感度レベル）の各火災
判別レベルを検出する毎に、その火災判別レベルの情報
を火災受信機に送出する。火災受信機は、その火災判別
レベルが当該火災感知器に設定されたレベル以上であれ
ば、火災警報を発する。
火災感知器が多段階式の火災感知器である場合、その火
災感知器が、１種レベル（高感度レベル）、２種レベル
（通常レベル）、３種レベル（低感度レベル）の各火災
判別レベルを検出する毎に、その火災判別レベルの情報
を火災受信機に送出する。火災受信機は、その火災判別
レベルが当該火災感知器に設定されたレベル以上であれ
ば、火災警報を発する。
【０００５】ところで、火災が発生した場合、その火災
警報は早く発した方がよいが、上記従来例においては、
火災感知器が送出した火災判別レベルが当該火災感知器
に設定されたレベル以上になったときに初めて火災警報
を発するので、それ以前に火災を知りたいという要請に
は応じられない。
警報は早く発した方がよいが、上記従来例においては、
火災感知器が送出した火災判別レベルが当該火災感知器
に設定されたレベル以上になったときに初めて火災警報
を発するので、それ以前に火災を知りたいという要請に
は応じられない。
【０００６】本発明は、ポーリングセレクティング方式
において、通常の火災警報よりも前に、予備警報を発す
ることができる火災報知設備における受信部を提供する
ことを目的とするものである。
において、通常の火災警報よりも前に、予備警報を発す
ることができる火災報知設備における受信部を提供する
ことを目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、信号線を介し
て、火災受信機等の受信部と複数の火災感知器とが接続
され、ポーリングによって受信部が火災感知器を呼び出
し、火災感知器に状態変化が生じた場合にのみ、その状
態変化が生じた火災感知器が受信部からの呼出に応答
し、この応答した火災感知器のみから受信部が状態情報
を収集する火災報知設備において、火災感知器が多段階
式の火災感知器であり、受信部がｎ種レベル（ｎは２以
上の整数）で火災判別レベルを設定しているときに、火
災感知器がｎ−１種レベルを検出すると、受信部が予備
警報を発するものである。
て、火災受信機等の受信部と複数の火災感知器とが接続
され、ポーリングによって受信部が火災感知器を呼び出
し、火災感知器に状態変化が生じた場合にのみ、その状
態変化が生じた火災感知器が受信部からの呼出に応答
し、この応答した火災感知器のみから受信部が状態情報
を収集する火災報知設備において、火災感知器が多段階
式の火災感知器であり、受信部がｎ種レベル（ｎは２以
上の整数）で火災判別レベルを設定しているときに、火
災感知器がｎ−１種レベルを検出すると、受信部が予備
警報を発するものである。
【０００８】
【作用】本発明は、火災感知器が多段階式の火災感知器
であり、受信部がｎ種レベルで火災判別レベルを設定し
ているときに、火災感知器がｎ−１種レベルを検出する
と、受信部が予備警報を発するので、ポーリングセレク
ティング方式において、通常の火災警報よりも前に、予
備警報を発することができる。
であり、受信部がｎ種レベルで火災判別レベルを設定し
ているときに、火災感知器がｎ−１種レベルを検出する
と、受信部が予備警報を発するので、ポーリングセレク
ティング方式において、通常の火災警報よりも前に、予
備警報を発することができる。
【０００９】
【実施例】図１は、本発明の一実施例である火災受信機
ＲＥを示すブロック図である。
ＲＥを示すブロック図である。
【００１０】火災受信機ＲＥは、ＭＰＵ（マイクロプロ
セッサ）１０と、ＲＯＭ１１〜１３と、ＲＡＭ２１、Ｒ
ＡＭ２３〜２９と、操作部３１と、表示部３２と、送受
信部３３と、機器制御部３４と、これらのＩＦ３１ａ〜
３４ａとを有する。
セッサ）１０と、ＲＯＭ１１〜１３と、ＲＡＭ２１、Ｒ
ＡＭ２３〜２９と、操作部３１と、表示部３２と、送受
信部３３と、機器制御部３４と、これらのＩＦ３１ａ〜
３４ａとを有する。
【００１１】ＲＯＭ１１は、図２、図３に示すフローチ
ャートに関するプログラム等の記憶領域である。ＲＯＭ
１２は、火災感知器ＳＥ、中継器、発信機等の端末機器
の各アドレス、および初期設定状態における端末機器の
種別等のＩＤを記憶する端末機器マップテーブル用記憶
領域である。ＲＯＭ１３は、端末機器からの火災信号に
基づいて防排煙機器等の被制御機器等を連動制御する連
動制御テーブルの記憶領域である。
ャートに関するプログラム等の記憶領域である。ＲＯＭ
１２は、火災感知器ＳＥ、中継器、発信機等の端末機器
の各アドレス、および初期設定状態における端末機器の
種別等のＩＤを記憶する端末機器マップテーブル用記憶
領域である。ＲＯＭ１３は、端末機器からの火災信号に
基づいて防排煙機器等の被制御機器等を連動制御する連
動制御テーブルの記憶領域である。
【００１２】ここで、上記実施例で使用されるポーリン
グセレクティング方式について簡単に説明する。ポーリ
ングセレクティング方式は、火災受信機ＲＥに接続され
ている端末機器が予め複数のグループに分けられ、火災
受信機ＲＥから呼び出されたときに、状態が変化した端
末機器のみが応答することが基本である。そして、応答
タイミングがシステムポーリング、ポイントポーリング
で異なり、システムポーリングにおいては、端末機器が
応答するタイミングがグループ毎で異なり、ポイントポ
ーリングでは端末機器毎に応答タイミングが異なる。シ
ステムポーリングで応答がなけれが、全ての端末機器の
状態が全く変化しておらず、システムポーリングで応答
があれば、その応答があったグループに属するどれかの
端末機器の状態が変化しており、そのグループに属する
端末機器を１つづつポイントポーリングする。
グセレクティング方式について簡単に説明する。ポーリ
ングセレクティング方式は、火災受信機ＲＥに接続され
ている端末機器が予め複数のグループに分けられ、火災
受信機ＲＥから呼び出されたときに、状態が変化した端
末機器のみが応答することが基本である。そして、応答
タイミングがシステムポーリング、ポイントポーリング
で異なり、システムポーリングにおいては、端末機器が
応答するタイミングがグループ毎で異なり、ポイントポ
ーリングでは端末機器毎に応答タイミングが異なる。シ
ステムポーリングで応答がなけれが、全ての端末機器の
状態が全く変化しておらず、システムポーリングで応答
があれば、その応答があったグループに属するどれかの
端末機器の状態が変化しており、そのグループに属する
端末機器を１つづつポイントポーリングする。
【００１３】図１に戻って、ＲＡＭ２１は、作業用領域
であり、ＲＡＭ２３は、システムポーリング時に、パル
スを受けたタイミングに基づいて、応答信号を送出した
端末機器が属するグループのグループ番号ｇを記憶する
領域である。ＲＡＭ２４は、ポイントポーリング時に、
応答パルスを受けたタイミングに基づいて、応答信号を
送出した端末機器のグループ内における番号ｍを記憶す
る領域である。ＲＡＭ２５は、システムポーリングにお
いて実行する制御内容を記憶する記憶領域である。ＲＡ
Ｍ２６は、セレクティングにおいて制御すべき端末機器
番号とその制御内容（たとえば、試験命令、火災確定命
令、レベル停止命令）を記憶する領域である。ＲＡＭ２
７は、各端末機器から収集した状態情報の記憶領域であ
る。
であり、ＲＡＭ２３は、システムポーリング時に、パル
スを受けたタイミングに基づいて、応答信号を送出した
端末機器が属するグループのグループ番号ｇを記憶する
領域である。ＲＡＭ２４は、ポイントポーリング時に、
応答パルスを受けたタイミングに基づいて、応答信号を
送出した端末機器のグループ内における番号ｍを記憶す
る領域である。ＲＡＭ２５は、システムポーリングにお
いて実行する制御内容を記憶する記憶領域である。ＲＡ
Ｍ２６は、セレクティングにおいて制御すべき端末機器
番号とその制御内容（たとえば、試験命令、火災確定命
令、レベル停止命令）を記憶する領域である。ＲＡＭ２
７は、各端末機器から収集した状態情報の記憶領域であ
る。
【００１４】ＲＡＭ２８は、端末機器のアドレス、その
端末機器の種別ＩＤ（煙、熱感知器等の種別）、端末機
器が火災感知器である場合におけるその火災感知器が動
作した動作レベルを格納する領域である。
端末機器の種別ＩＤ（煙、熱感知器等の種別）、端末機
器が火災感知器である場合におけるその火災感知器が動
作した動作レベルを格納する領域である。
【００１５】ＲＡＭ２９は、断線監視セレクティングに
よって断線状態であると判断された端末機器のアドレス
を記憶する領域である。
よって断線状態であると判断された端末機器のアドレス
を記憶する領域である。
【００１６】ＭＰＵ１０は、火災感知器が多段階式の火
災感知器であり、火災受信機ＲＥが２種レベルで火災判
別レベルを設定しているときに、火災感知器が１種レベ
ルを検出すると、予備警報を発するものである。
災感知器であり、火災受信機ＲＥが２種レベルで火災判
別レベルを設定しているときに、火災感知器が１種レベ
ルを検出すると、予備警報を発するものである。
【００１７】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
る。
【００１８】図２は、上記実施例における火災受信機Ｒ
Ｅの基本動作を示すフローチャートである。
Ｅの基本動作を示すフローチャートである。
【００１９】まず、初期設定を行ない（Ｓ１）、システ
ムポーリングを行い（Ｓ２）、このシステムポーリング
に対して端末機器から応答があったときに（Ｓ３）、応
答のあったグループに対してポイントポーリングを行い
（Ｓ４）、このポイントポーリングに対して端末機器か
ら応答があったときに（Ｓ５）、応答のあった端末機器
に対してセレクティングを行い、その端末機器から状態
情報を返送させ（Ｓ６）、制御割り込みがあったときに
制御割込処理を行い（Ｓ７、Ｓ８）、システムポーリン
グ（Ｓ２）に戻る。一方、システムポーリングで応答が
なかったときには（Ｓ３）、全ての端末機器について状
態変化が生じていないので、個々の端末機器について順
次、断線判別する断線判別セレクティングを行う（Ｓ
９）。
ムポーリングを行い（Ｓ２）、このシステムポーリング
に対して端末機器から応答があったときに（Ｓ３）、応
答のあったグループに対してポイントポーリングを行い
（Ｓ４）、このポイントポーリングに対して端末機器か
ら応答があったときに（Ｓ５）、応答のあった端末機器
に対してセレクティングを行い、その端末機器から状態
情報を返送させ（Ｓ６）、制御割り込みがあったときに
制御割込処理を行い（Ｓ７、Ｓ８）、システムポーリン
グ（Ｓ２）に戻る。一方、システムポーリングで応答が
なかったときには（Ｓ３）、全ての端末機器について状
態変化が生じていないので、個々の端末機器について順
次、断線判別する断線判別セレクティングを行う（Ｓ
９）。
【００２０】図３は、上記実施例における火災受信機Ｒ
Ｅによるセレクティング（Ｓ６）の具体例を示すフロー
チャートである。
Ｅによるセレクティング（Ｓ６）の具体例を示すフロー
チャートである。
【００２１】まず、受信機ＲＥは、ポイントポーリング
（Ｓ４）で応答し、ＲＡＭ２４に記憶されている端末機
器のアドレスのうち、先頭から読み出したアドレスｎを
指定して状態情報返送命令を示すセレクティングコマン
ドＳＡＤ（ｎ）・ＣＭ０を送出する（Ｓ１１）。指定し
た（すなわちセレクティングで呼び出した）アドレスｎ
の端末機器から受信があり、それが火災情報（火災現象
の物理量変化に関する信号、たとえば２種レベルで動作
した旨を示す信号等の火災動作に関する信号）であれば
（Ｓ１２、Ｓ１４）、アドレスｎが付与されている端末
機器の種別ＩＤ（煙、熱感知器等の種別）と、火災感知
器の動作レベルとをＲＡＭ２８から読み出す（Ｓ１
５）。
（Ｓ４）で応答し、ＲＡＭ２４に記憶されている端末機
器のアドレスのうち、先頭から読み出したアドレスｎを
指定して状態情報返送命令を示すセレクティングコマン
ドＳＡＤ（ｎ）・ＣＭ０を送出する（Ｓ１１）。指定し
た（すなわちセレクティングで呼び出した）アドレスｎ
の端末機器から受信があり、それが火災情報（火災現象
の物理量変化に関する信号、たとえば２種レベルで動作
した旨を示す信号等の火災動作に関する信号）であれば
（Ｓ１２、Ｓ１４）、アドレスｎが付与されている端末
機器の種別ＩＤ（煙、熱感知器等の種別）と、火災感知
器の動作レベルとをＲＡＭ２８から読み出す（Ｓ１
５）。
【００２２】そして、火災感知器ＳＥからの火災情報
が、設定された動作レベルに達しており（たとえばその
火災感知器ＳＥが２種の火災感知器ＳＥであり、２種の
火災相当レベルを検出した旨を示す信号が出力されてお
り）、蓄積が不要であれば（Ｓ１６、Ｓ１７）、確実に
火災と判断されるので、アドレスｎの端末機器は火災が
確定する。したがって、そのアドレスｎの端末機器がシ
ステムポーリングやポイントポーリングに応答すること
を阻止する火災確定命令を示すコマンドＳＡＤ（ｎ）・
ＣＭ４（この火災確定命令を示すコマンドは、火災の鎮
火後に行われる復旧時に取り消される）をＲＡＭ２６に
セットし（Ｓ１８）、アドレスｎの火災信号によって制
御すべき制御機器（連動させる被制御機器が各端末機器
毎に予め設定され、多信号型火災感知器ＳＥの場合はレ
ベル信号のレベル毎に予め設定されている）を、ＲＯＭ
１３の連動テーブルから読み出し、それを機器制御部３
４へ送出する（Ｓ１９）。
が、設定された動作レベルに達しており（たとえばその
火災感知器ＳＥが２種の火災感知器ＳＥであり、２種の
火災相当レベルを検出した旨を示す信号が出力されてお
り）、蓄積が不要であれば（Ｓ１６、Ｓ１７）、確実に
火災と判断されるので、アドレスｎの端末機器は火災が
確定する。したがって、そのアドレスｎの端末機器がシ
ステムポーリングやポイントポーリングに応答すること
を阻止する火災確定命令を示すコマンドＳＡＤ（ｎ）・
ＣＭ４（この火災確定命令を示すコマンドは、火災の鎮
火後に行われる復旧時に取り消される）をＲＡＭ２６に
セットし（Ｓ１８）、アドレスｎの火災信号によって制
御すべき制御機器（連動させる被制御機器が各端末機器
毎に予め設定され、多信号型火災感知器ＳＥの場合はレ
ベル信号のレベル毎に予め設定されている）を、ＲＯＭ
１３の連動テーブルから読み出し、それを機器制御部３
４へ送出する（Ｓ１９）。
【００２３】そして、アドレスｎの端末機器の状態をＲ
ＡＭ２７へ格納し、表示部３２へその状態を表示する
（すなわち火災地区またはアドレスｎを表示する）とと
もに、図示しない主音響装置を鳴動し（Ｓ２０）、先頭
のｎをＲＡＭ２４から消去する（Ｓ２１）。
ＡＭ２７へ格納し、表示部３２へその状態を表示する
（すなわち火災地区またはアドレスｎを表示する）とと
もに、図示しない主音響装置を鳴動し（Ｓ２０）、先頭
のｎをＲＡＭ２４から消去する（Ｓ２１）。
【００２４】ところで、火災感知器ＳＥからの火災情報
が、火災受信機ＲＥで設定されている動作レベルに達し
ていない場合（Ｓ１６）、受信した火災情報が予備警報
レベルであるか否かを判断し（Ｓ３１）、受信した火災
情報が予備警報レベルである場合、つまり、受信機ＲＥ
の火災判別レベルが２種レベルに設定されているとき
に、火災感知器ＳＥの動作レベルが１種レベルであれ
ば、火災である可能性が高いので、そのアドレスｎの端
末機器がシステムポーリングやポイントポーリングに応
答することを阻止する火災確定命令を示すコマンドＳＡ
Ｄ（ｎ）・ＣＭ４をＲＡＭ２６にセットし（Ｓ３２）、
予備警報動作（たとえば、予備警報を示すランプを点灯
したり、ピンポンという音を出したり、主音響を断続鳴
動させる動作）を実行し（Ｓ３３）、アドレスｎの端末
機器の状態をＲＡＭ２７へ格納し、表示部３２へその状
態を表示し（すなわち予備警報を行った地区またはアド
レスｎを表示し）（Ｓ２０）、先頭のｎをＲＡＭ２４か
ら消去する（Ｓ２１）。
が、火災受信機ＲＥで設定されている動作レベルに達し
ていない場合（Ｓ１６）、受信した火災情報が予備警報
レベルであるか否かを判断し（Ｓ３１）、受信した火災
情報が予備警報レベルである場合、つまり、受信機ＲＥ
の火災判別レベルが２種レベルに設定されているとき
に、火災感知器ＳＥの動作レベルが１種レベルであれ
ば、火災である可能性が高いので、そのアドレスｎの端
末機器がシステムポーリングやポイントポーリングに応
答することを阻止する火災確定命令を示すコマンドＳＡ
Ｄ（ｎ）・ＣＭ４をＲＡＭ２６にセットし（Ｓ３２）、
予備警報動作（たとえば、予備警報を示すランプを点灯
したり、ピンポンという音を出したり、主音響を断続鳴
動させる動作）を実行し（Ｓ３３）、アドレスｎの端末
機器の状態をＲＡＭ２７へ格納し、表示部３２へその状
態を表示し（すなわち予備警報を行った地区またはアド
レスｎを表示し）（Ｓ２０）、先頭のｎをＲＡＭ２４か
ら消去する（Ｓ２１）。
【００２５】上記実施例によれば、ポーリングセレクテ
ィング方式において、通常の火災警報よりも前に、予備
警報を発することができる。
ィング方式において、通常の火災警報よりも前に、予備
警報を発することができる。
【００２６】また、受信機ＲＥの火災レベル設定が３種
レベルであるときに、火災感知器ＳＥの動作レベルが２
種レベルであれば、予備警報動作を実行する（Ｓ３
３）。
レベルであるときに、火災感知器ＳＥの動作レベルが２
種レベルであれば、予備警報動作を実行する（Ｓ３
３）。
【００２７】図４には、上記実施例において、火災感知
器ＳＥが動作したレベルと、火災受信機ＲＥが設定して
いる火災判別レベルとに応じて、どのような警報が発せ
られるかを示してある。つまり、火災受信機ＲＥにおい
てある火災判別レベルが設定がされていた場合、火災受
信機ＲＥが火災警報を行うためには火災感知器ＳＥの動
作レベルがどの程度であり、また、火災受信機ＲＥが予
備警報を行うためには火災感知器ＳＥの動作レベルがど
の程度であるかを、図４に示してある。
器ＳＥが動作したレベルと、火災受信機ＲＥが設定して
いる火災判別レベルとに応じて、どのような警報が発せ
られるかを示してある。つまり、火災受信機ＲＥにおい
てある火災判別レベルが設定がされていた場合、火災受
信機ＲＥが火災警報を行うためには火災感知器ＳＥの動
作レベルがどの程度であり、また、火災受信機ＲＥが予
備警報を行うためには火災感知器ＳＥの動作レベルがど
の程度であるかを、図４に示してある。
【００２８】一方、火災感知器ＳＥから火災情報を受信
したが、その火災情報が設定された火災判別レベルに達
するものではなく（Ｓ１６）、また、受信した火災情報
が予備警報レベルに達するものでもない場合（Ｓ３
１）、受信したレベルは不要なレベルであり、この不要
なレベルにおけるオンオフの応答を停止させるレベル停
止命令ＳＡＤ（ｎ）・ＣＭ５（このレベル停止命令を示
すコマンドは、火災の鎮火後に行われる復旧時に取り消
される）をＲＡＭ２６にセットし（Ｓ３４）、ステップ
Ｓ２０に進む。また、蓄積を必要とする場合には（Ｓ１
７）、蓄積開始をＲＡＭ２０へ格納し（Ｓ２４）、ステ
ップＳ２０に進む。そして、ＲＡＭ２４内にアドレスｎ
が残っていれば、残ったアドレスｎに対する処理が終了
するまで、ステップＳ１１〜Ｓ２１の動作を繰り返す
（Ｓ２２）。
したが、その火災情報が設定された火災判別レベルに達
するものではなく（Ｓ１６）、また、受信した火災情報
が予備警報レベルに達するものでもない場合（Ｓ３
１）、受信したレベルは不要なレベルであり、この不要
なレベルにおけるオンオフの応答を停止させるレベル停
止命令ＳＡＤ（ｎ）・ＣＭ５（このレベル停止命令を示
すコマンドは、火災の鎮火後に行われる復旧時に取り消
される）をＲＡＭ２６にセットし（Ｓ３４）、ステップ
Ｓ２０に進む。また、蓄積を必要とする場合には（Ｓ１
７）、蓄積開始をＲＡＭ２０へ格納し（Ｓ２４）、ステ
ップＳ２０に進む。そして、ＲＡＭ２４内にアドレスｎ
が残っていれば、残ったアドレスｎに対する処理が終了
するまで、ステップＳ１１〜Ｓ２１の動作を繰り返す
（Ｓ２２）。
【００２９】上記実施例は、火災感知器ＳＥが多段階式
の火災感知器ＳＥであり、上記火災受信機ＲＥが２種、
３種の火災判別レベルを設定している場合のものである
が、火災受信機ＲＥが２種、３種以外の火災判別レベル
を設定している場合にも上記実施例を適用できる。つま
り、火災受信機ＲＥがｎ種レベル（ｎは２以上の整数）
で火災判別レベルを設定しているときに、火災感知器Ｓ
Ｅがｎ−１種レベルを検出すると、火災受信機ＲＥが予
備警報を発するようになっていればよい。
の火災感知器ＳＥであり、上記火災受信機ＲＥが２種、
３種の火災判別レベルを設定している場合のものである
が、火災受信機ＲＥが２種、３種以外の火災判別レベル
を設定している場合にも上記実施例を適用できる。つま
り、火災受信機ＲＥがｎ種レベル（ｎは２以上の整数）
で火災判別レベルを設定しているときに、火災感知器Ｓ
Ｅがｎ−１種レベルを検出すると、火災受信機ＲＥが予
備警報を発するようになっていればよい。
【００３０】また、上記実施例は火災受信機についても
のもであるが、上記実施例を中継器等の他の受信部に適
用することができる。
のもであるが、上記実施例を中継器等の他の受信部に適
用することができる。
【００３１】
【発明の効果】本発明によれば、ポーリングセレクティ
ング方式において、通常の火災警報よりも前に、予備警
報を発することができるという効果を奏する。
ング方式において、通常の火災警報よりも前に、予備警
報を発することができるという効果を奏する。
【図１】本発明の一実施例である火災受信機ＲＥを示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図２】上記実施例における火災受信機ＲＥの基本的な
動作を示すフローチャートである。
動作を示すフローチャートである。
【図３】上記実施例における火災受信機ＲＥによるセレ
クティング（Ｓ６）の具体例を示すフローチャートであ
る。
クティング（Ｓ６）の具体例を示すフローチャートであ
る。
【図４】上記実施例において、火災感知器ＳＥが動作し
たレベルと、火災受信機ＲＥが設定している火災判別レ
ベルとに応じて、どのような警報が発せられるかを示す
図である。
たレベルと、火災受信機ＲＥが設定している火災判別レ
ベルとに応じて、どのような警報が発せられるかを示す
図である。
ＲＥ…火災受信機、 ＳＥ…火災感知器、 １０…ＭＰＵ、 １１…プログラム格納用ＲＯＭ、 ２８…端末ＩＤ、動作レベル記憶用ＲＡＭ、 ３２…表示部。
Claims (1)
- 【請求項１】 信号線を介して、火災受信機等の受信部
と複数の火災感知器とが接続され、ポーリングによって
上記受信部が上記火災感知器を呼び出し、上記火災感知
器に状態変化が生じた場合にのみ、その状態変化が生じ
た火災感知器が上記受信部からの呼出に応答し、この応
答した火災感知器のみから上記受信部が状態情報を収集
する火災報知設備において、 上記火災感知器が多段階式の火災感知器であり、上記受
信部がｎ種レベル（ｎは２以上の整数）で火災レベルを
設定しているときに、上記火災感知器がｎ−１種レベル
を検出すると、上記受信部が予備警報を発することを特
徴とする火災報知設備における受信部。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7961794A JPH07272145A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 火災報知設備における受信部 |
| US08/321,756 US5790018A (en) | 1993-10-19 | 1994-10-12 | Fire alarm system |
| AU75841/94A AU666449B2 (en) | 1993-10-19 | 1994-10-14 | Fire alarm system |
| DE69422131T DE69422131T2 (de) | 1993-10-19 | 1994-10-18 | Feueralarmsystem |
| EP94116391A EP0649123B1 (en) | 1993-10-19 | 1994-10-18 | Fire alarm system |
| CN94117177A CN1051858C (zh) | 1993-10-19 | 1994-10-19 | 火警系统 |
| CN97101031A CN1123858C (zh) | 1993-10-19 | 1997-01-17 | 火警系统 |
| CN97101030.7A CN1101578C (zh) | 1993-10-19 | 1997-01-17 | 火警系统 |
| US09/021,303 US6081192A (en) | 1993-10-19 | 1998-02-10 | Fire alarm system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7961794A JPH07272145A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 火災報知設備における受信部 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07272145A true JPH07272145A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13695025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7961794A Pending JPH07272145A (ja) | 1993-10-19 | 1994-03-25 | 火災報知設備における受信部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07272145A (ja) |
-
1994
- 1994-03-25 JP JP7961794A patent/JPH07272145A/ja active Pending
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