JP2541111B2 - 中継装置警報転送方式 - Google Patents

中継装置警報転送方式

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JP2541111B2
JP2541111B2 JP5170077A JP17007793A JP2541111B2 JP 2541111 B2 JP2541111 B2 JP 2541111B2 JP 5170077 A JP5170077 A JP 5170077A JP 17007793 A JP17007793 A JP 17007793A JP 2541111 B2 JP2541111 B2 JP 2541111B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基幹伝送システムにお
ける中継装置警報転送方式に関し、特に信号フレーム中
のオーバヘッドを使用して中継装置警報の転送を行うD
/I型中継装置と、主信号伝送路とは異なる別線を使用
して中継装置警報の転送を行うスルー型中継装置とが同
一伝送路上に混在する伝送システムにおける中継装置警
報転送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】伝送路上に中継装置を設置する有中継伝
送路構成をとる伝送システム場合、設置された中継装置
が主信号の中継のみを行い、中継装置警報は主信号伝送
路とは別線で端局装置に転送するスルー型中継装置で構
成される場合と、中継装置にて主信号の中継のみでな
く、主信号フレーム中のオーバヘッドの終端挿入を行
い、中継装置警報をオーバヘッドに挿入して端局に転送
するD/I型中継装置とで構成される場合とがある。こ
のような伝送システムにおける中継装置警報転送方式と
しては、例えば、特開昭60−81943号公報、特開
昭61−92066号公報、特開平1−298839号
公報などに示されている。
【0003】伝送路中の中継装置がスルー型中継装置で
ある場合の中継装置警報転送方式の一例を図3を参照し
て説明する。端局装置1Aおよび1B間に設けられた複
数の中継局2(2a、2b、…2n)には、スルー型中
継装置3(3a、3b、…3n)および警報転送装置4
(4a、4b、…4n)がそれぞれ設けられている。各
警報転送装置4は、各中継装置3で検出した伝送路警報
を中継装置警報として主信号伝送路とは別線で端局装置
1Bに転送している。端局装置1Bの警報受信装置5
は、収集した中継装置警報を端局装置1Bの中継装置警
報出力部6から出力する。
【0004】また、伝送路中の中継装置がD/I型中継
装置である場合の中継装置警報転送方式としては、例え
ば特開昭3−19439号公報に示されているように、
SDHフレーム中のセクションオーバヘッドを使用して
中継警報を転送する方式が実用化されている。なお、オ
ーバーヘッドを使用する警報転送方式では、伝送路下流
側の中継装置で伝送路警報を検出している場合には、上
流側の中継装置警報が正しく転送できないため、D/I
型中継装置での警報転送は伝送路の下流側の警報を優先
的に転送するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】中継装置としては、ス
ルー型中継装置の方がD/I型中継装置に比べて信号処
理が簡単であることから、必要に応じてシステムの経済
化のためD/I型中継装置により構成されている伝送路
上にスルー型中継装置が混在するような構成をとること
がある。このような場合、D/I型中継装置の警報転送
方式のみで警報転送を行うと、スルー型中継装置で検出
された中継装置警報が転送できない。また、スルー型中
継装置では伝送路フレームの再生は行っていないため下
流にあるD/I型中継装置でもスルー型中継装置で検出
されたのと同じ伝送路警報が検出されることからD/I
型中継装置警報として端局装置に転送されてしまい、端
局での警報判定を誤ってしまうという問題がある。
【0006】また、スルー型中継装置設置局に警報転送
装置を設置し、スルー型中継装置の警報も転送できるよ
うにする場合には、端局ではオーバヘッドから分離した
D/I型中継装置の中継装置警報と、主信号伝送路とは
別線で転送され警報受信装置で受信したスルー型中継装
置の中継装置警報の両方を出力し、両警報を端局の監視
制御装置等で収集し、伝送路構成を認識した上で警報の
判定を行うことが必要になり、監視制御装置等での警報
判定処理が複雑になるという問題点がある。
【0007】したがって、本発明の目的は、D/I型中
継装置とスルー型中継装置とが同一伝送路上に混在する
伝送システムにおいて警報判定を誤ることがない中継装
置警報転送方式を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の中継装置警報転
送方式は、信号フレーム中のオーバヘッドを使用して第
一の中継装置警報の転送を行う第一の中継装置と、主信
号伝送路とは異なる別線を使用して第二の中継装置警報
の転送を行う第二の中継装置とが、第一および第二の端
局装置間の同一伝送路上に混在する伝送システムにおけ
る中継装置警報転送方式において、前記第二の中継装置
は、伝送路警報を検出したときに第二の中継装置警報と
して下流装置に送出する警報転送手段を有し、前記第二
の端局装置は、受信した伝送信号のオーバヘッドから前
記第一の中継装置警報を分離し、分離された前記第一の
中継装置警報と、主信号伝送路とは別線で送られてきた
前記第二の中継装置警報とを比較し、前記第二の中継装
置警報受信時には前記第二の中継装置警報を、前記第二
の中継装置警報がない場合には前記第一の中継装置警報
を中継装置警報として出力することを特徴とする中継装
置警報転送方式。
【0009】
【実施例】次に、本発明の一実施例を示した図面を参照
して説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例による中継装置警
報転送方式を使用した伝送システムのブロック図であ
る。端局装置11Aと端局装置11Bとの間の伝送路中
に、D/I型中継装置12(12a〜12n)が設置さ
れた中継局13(13a〜13n)と、スルー型中継装
置14(14a〜14m)および警報転送装置15(1
5a〜15m)が設置された中継局16(16a〜16
m)とが混在している。
【0011】D/I型中継装置12で伝送路警報を検出
したとき(即ち、エラー発生、信号断、及び自装置故障
等の障害発生を検出したとき)には、警報を検出したD
/I型中継装置12で主信号中のオーバヘッドに中継装
置警報を、どの中継装置かを示す中継装置識別情報とと
もに挿入して下流伝送路へ転送する。
【0012】また、スルー型中継装置14にて伝送路警
報を検出したとき(即ち、エラー発生、信号断、及び自
装置故障等の障害発生を検出したとき)には、このスル
ー型中継装置14を備える中継局16に設置されている
警報転送装置15から、中継装置識別情報とともに下流
の局に転送する。端局装置11Bでは、警報転送装置1
5から転送されてきたスルー型中継装置14の中継装置
警報を警報受信部17にて受信し、転送されてきた内容
を端局装置11Bの中継装置警報出力部18に送出す
る。
【0013】図2は、端局装置11Bの中継装置警報出
力部18の詳細ブロック図である。中継装置警報出力部
18では、警報受信装置17で受信したスルー型中継装
置警報の内容をスルー型中継装置警報監視部19にて監
視し、警報の有無情報を選択部20へ出力する。一方、
オーバヘッド終端部21は、主信号伝送路から受信した
主信号のオーバヘッド終端を行ってD/I型中継装置警
報を分離する。選択部20では、警報受信装置17から
のスルー型中継装置警報と、オーバヘッド終端部21か
らのD/I型中継装置警報とを入力し、スルー型中継装
置警報監視部19にてスルー型中継装置警報有りと判定
された場合にはスルー型中継装置警報を、スルー型中継
装置警報無しと判定された場合にはD/I型中継装置警
報をそれぞれ選択し、伝送路の中継装置警報として警報
転送元の中継装置識別情報とともに端局装置11Bから
出力する。端局装置11Bの監視制御装置等では、端局
装置11Bから出力された中継装置警報により、どの中
継装置で伝送路警報が発出しているか判定を行う。ここ
で、D/I型中継装置警報よりもスルー型中継装置警報
を優先的に出力するようにした理由は、D/I型中継装
置警報が、スルー型中継装置警報の原因と同じ原因に基
づいて発せられた可能性が有るからである。例えば、ス
ルー型中継装置14mの上流側の伝送路で障害が発生し
た場合、スルー型中継装置14mは伝送路フレームの再
生を行わないので、当然、D/I型中継装置12nにお
いても同じ原因により障害が検出されるからである。こ
れに対して、例えば、D/I型中継装置12aの上流側
の伝送路で障害が発生した場合には、D/I型中継装置
12aにおいて伝送路フレームが再生されているので、
スルー型中継装置14aにおいては障害は検出されな
い。このように、D/I型中継装置警報とスルー型中継
装置警報との双方が発せられている場合には、スルー型
中継装置警報の原因となった障害に基づいてD/I型中
継装置警報が発せられている可能性が高い。そこで、本
実施例の端局装置11Bでは、D/I型中継装置警報よ
りもスルー型中継装置警報を優先的に出力する。もちろ
ん、D/I型中継装置警報とスルー型中継警報とがそれ
ぞれ異なる原因に基づいて発せられる場合も有るが、も
ともとD/I型中継装置を用いた警報転送方式では、複
数の警報を同時に出力することは行っていないし、ま
た、複数の警報が同時に発せられることはまれなので、
本実施例では、警報を発している中継装置を確実に判定
できるスルー型中継装置警報を選択的に出力するように
した。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、スルー型中継装置警報受信の有無により、スルー型
中継装置警報有りの場合スルー型中継装置警報を、スル
ー型中継装置警報無しの場合D/I型中継装置警報をそ
れぞれ選択して伝送路の中継装置警報として出力する手
段を設けている。これにより、同一伝送路上にD/I型
中継装置とスルー型中継装置とが混在する構成をとる伝
送システムにおいて、伝送路上の中継装置の混在の有無
を認識する必要がなく、端局装置から出力された一種類
の中継警報のみを監視するだけで正確な中継装置警報の
判定を行うことができ、監視制御装置等の警報判定の処
理が簡単になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による中継装置警報転送方式
を使用した伝送システムのブロック図である。
【図2】図1に示した伝送システムにおける端局装置1
1Bの中継装置警報出力部18の詳細ブロック図であ
る。
【図3】伝送路中の中継装置がスルー型中継装置である
場合の従来の中継装置警報転送方式のブロック図であ
る。
【符号の説明】
1(1A,1B) 端局装置 2(2a、2b…2n) 中継局 3(3a、3b…3n) スルー型中継装置 4(4a、4b…4n) 警報転送装置 5 警報受信装置 6 中継装置警報出力部 11(11A,11B) 端局装置 12(12a〜12n) D/I型中継装置 13(13a〜13n) 中継局 14(14a〜14m) スルー型中継装置 15(15a〜15m) 警報転送装置 16(16a〜16m) 中継局 17 警報受信装置 18 中継装置警報出力部 19 スルー型中継装置警報監視部 20 選択部 21 オーバヘッド終端部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号フレーム中のオーバヘッドを使用し
    て第一の中継装置警報の転送を行う第一の中継装置と、
    主信号伝送路とは異なる別線を使用して第二の中継装置
    警報の転送を行う第二の中継装置とが、第一および第二
    の端局装置間の同一伝送路上に混在する伝送システムに
    おける中継装置警報転送方式において、 前記第二の中継装置は、伝送路警報を検出したときに第
    二の中継装置警報として下流装置に送出する警報転送手
    段を有し、 前記第二の端局装置は、受信した伝送信号のオーバヘッ
    ドから前記第一の中継装置警報を分離し、分離された前
    記第一の中継装置警報と、主信号伝送路とは別線で送ら
    れてきた前記第二の中継装置警報とを比較し、前記第二
    の中継装置警報受信時には前記第二の中継装置警報を、
    前記第二の中継装置警報がない場合には前記第一の中継
    装置警報を中継装置警報として出力することを特徴とす
    る中継装置警報転送方式。
  2. 【請求項2】 前記第二の端局装置は、前記第二の中継
    装置警報受信の有無を監視する監視部と、前記監視部の
    監視結果により前記第二の中継装置警報受信時には前記
    第二の中継装置警報を、前記第二の中継装置警報がない
    ときには前記第一の中継装置警報を選択する選択部とを
    有することを特徴とする請求項1記載の中継装置警報転
    送方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58184835A (ja) * 1982-04-21 1983-10-28 Fujitsu Ltd 通信システムの監視方式
JPH057193A (ja) * 1991-02-19 1993-01-14 Nec Corp 警報転送方式

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