JP2002298258A - 防災システム - Google Patents

防災システム

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JP2002298258A
JP2002298258A JP2001096412A JP2001096412A JP2002298258A JP 2002298258 A JP2002298258 A JP 2002298258A JP 2001096412 A JP2001096412 A JP 2001096412A JP 2001096412 A JP2001096412 A JP 2001096412A JP 2002298258 A JP2002298258 A JP 2002298258A
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JP
Japan
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disaster prevention
data
program
communication network
prevention system
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JP2001096412A
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Shuichi Murao
修一 村尾
Shigeru Obata
小幡  茂
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Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠隔からプログラムやデータの更新(バージ
ョンアップ)が可能で、ROM交換無しで更新ができ、
作業性・安全性を大幅に向上させる。 【解決手段】 防災設備が接続される通信ネットワーク
に、防災設備の変更すべきプログラムもしくはデータを
記憶した送信装置を接続した防災システムであって、防
災設備は、送信装置から送信される変更すべきプログラ
ムもしくはデータを受信したときに、受信した変更すべ
きプログラムもしくはデータを記憶する記憶手段と、実
行すべきプログラムもしくはデータを受信した変更すべ
きプログラムもしくはデータに変更する変更手段とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、火災報知設備あ
るいは消火設備などの防災設備を含む防災システムに関
し、特に、通信ネットワーク、例えばインターネット、
イントラネット、統合ビル管理システムのBAネットワ
ーク等の通信ネットワークに接続してビル統合監視制御
盤や他の機器と信号伝送を行うのに適した防災システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の防災設備では、近年、火災受信
機や消火装置制御盤などの受信機、この受信機に信号線
等を介して接続される中継器、あるいは受信機と外部装
置、例えばビル集中監視盤を接続する伝送用IFにマイ
クロコンピュータ(以下、CPUまたはマイコンとい
う)を搭載し、記憶装置に記憶したプログラムや各種設
定データ(例えば、火災感知器等の端末マップテーブル
データ、速動制御テーブルデータ・火災警戒地区もしく
は消火区画名称データ、CRT等の表示装置用表示デー
タ等)に基づいて、監視や制御あるいは移報等を行うよ
うにした防災設備が増加している。
【0003】また、このような防災設備を通信ネットワ
ーク、例えばBAネットワークに接続し、BAネットワ
ークに接続された他の設備、例えば電気設備、空調設備
等とともに、ビル統合監視制御盤により集中監視・集中
制御を行うようにしたビル管理システムが採用されるよ
うになってきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の防災
設備等では、設置後の設備変更やプログラムのバージョ
ンアップに伴ってソフトウエアの変更を行う場合には、
新しいプログラムを工場で例えばEP−ROM等のRO
Mに焼き込む(格納)か、もしくは現地に書き込み器を
持ち込んでROMに焼き込み、新しいプログラムを格納
したROMに交換するようにしていた。
【0005】このため、変更作業が非常に面倒であると
ともに、現地でのROM交換のため、作業途中でROM
を静電気で破壊してしまう可能性があるとともに、例え
ば工場のように建物が複数あり、それぞれに受信機があ
るような場合には、それぞれの場所まで出向いて作業を
しなければならず面倒であった。
【0006】この発明は、このような従来の問題点を解
消するためになされたものであり防災受信機が通信ネッ
トワークを介して中央装置等に接続される防災設備にお
いて、ROM交換無しでプログラムや設定データの変更
を行えるようにした防災システムを提供することを目的
とする。
【0007】また、公衆電話回線やインターネット等の
外部通信ネットワークを介して外部機器とデータ等の情
報のやりとりを行えるようにした防災システムを提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る防
災システムは、防災設備が接続される通信ネットワーク
に、上記防災設備の変更すべきプログラムもしくはデー
タ(火災警戒地区の名称データ、CRT等の表示画面デ
ータ、連動制御テーブル等)を記憶した送信装置を接続
した防災システムであって、上記防災設備は、上記送信
装置から送信される変更すべきプログラムもしくはデー
タを受信したときに、受信した変更すべきプログラムも
しくはデータを記憶する記憶手段と、実行すべきプログ
ラムもしくはデータを上記受信した変更すべきプログラ
ムもしくはデータに変更する変更手段とを備えたもので
ある。
【0009】請求項2の発明に係る防災システムは、請
求項1の発明において、上記送信装置は、上記通信ネッ
トワークに接続された他の機器(例えば中央監視盤)に
設けられており、上記変更すべきプログラムもしくはデ
ータは変更時に上記送信装置にセットされるものであ
る。
【0010】請求項3の発明に係る防災システムは、請
求項1または2の発明において、上記通信ネットワーク
に、上記送信装置を接続するための接続手段を設け、上
記送信装置は必要時に上記接続手段を介して上記通信ネ
ットワークに接続されるものである。
【0011】請求項4の発明に係る防災システムは、請
求項1〜3のいずれかの発明において、上記送信装置
は、同一の通信ネットワークに接続された複数の防災設
備にそれぞれ異なるプログラムまたはデータを送信する
送信手段を有するものである。
【0012】請求項5の発明に係る防災システムは、請
求項1〜4のいずれかの発明において、上記防災設備
は、上記送信装置から変更すべきプログラムまたはデー
タを受信したときに、該受信した変更すべきプログラム
またはデータのバージョンと既に記憶されているプログ
ラムまたはデータのバージョンとを対比する対比手段を
有するものである。
【0013】請求項6の発明に係る防災システムは、請
求項1〜5のいずれかの発明において、上記記憶手段
は、コンパクトフラッシュメモリ等の着脱自在なICカ
ードであるものである。
【0014】請求項7の発明に係る防災システムは、サ
ブネットワークを有する防災設備を構内通信ネットワー
クに接続するとともに、構内通信ネットワークをネット
ワーク接続装置を介して外部通信ネットワークに接続し
た防災システムであって、上記防災設備は、上記外部通
信ネットワークに接続される機器から送信されるプログ
ラムまたは設定用データを上記外部通信用ネットワー
ク、上記ネットワーク接続装置および上記構内通信ネッ
トワークを介して受信し、あるいは、上記構内ネットワ
ークに接続される機器から送信されるプログラムまたは
設定用データを上記構内通信ネットワークを介して受信
し、該受信したプログラムまたは設定データを記憶する
受信手段を備えたものである。
【0015】請求項8の発明に係る防災システムは、請
求項7の発明において、上記防災設備に、上記構内通信
ネットワークおよび上記ネットワ一ク接続装置を介して
上記外部通信ネットワークに接続された外部装置とデー
タを送受信する送受信装置を設けたものである。
【0016】請求項9の発明に係る防災システムは、請
求項7または8の発明において、上記送受信装置は、上
記防災設備に所定の変化があったときにその変化に対応
したデータを送信する送信手段を有するものである。
【0017】請求項10の発明に係る防災システムは、
請求項7〜9のいずれかの発明において、上記送受信装
置は、上記外部装置からデータ要求を受信したときに、
該要求されたデータを要求元の外部装置に送信する返信
手段を有するものである。
【0018】請求項11の発明に係る防災システムは、
請求項7〜10のいずれかの発明において、上記受信手
段は、上記送信装置から変更すべきプログラムまたはデ
ータを受信したときに、該受信した変更すべきプログラ
ムまたはデータのバージョンと既に記憶されているプロ
グラムまたはデータのバージョン(バージョン番号もし
くは日付)とを対比する対比手段を有するものである。
【0019】請求項12の発明に係る防災システムは、
請求項7〜11のいずれかの発明において、上記記憶手
段は、コンパクトフラッシュメモリ等の着脱自在なIC
カードであるものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態
を、図に基づいて説明する。図1は、この発明の一実施
の形態における防災設備を含む防災システムの全体を示
す系統図である。図において、10は火災報知設備や消
火設備などの防災設備、20は空気調和(空調)設備、
30は電気設備、40は構内の監視センタ等に設置され
る各種設備10〜30の監視や制御を行う統合監視制御
盤、41は統合監視制御盤40に内蔵され、FD装置、
CD−ROM装置、カードスロット等を有している送信
装置、L1は構内に張り巡らせた例えばBAネット等の
LANである。各設備10〜30と統合監視制御盤40
は、BAネットL1を介して相互に接続されている。
【0021】また、50はL1に接続された接続用コネ
クタ、60は例えばパソコン(PC)等の送信装置、6
1はコネクタ50と接続する接続用コネクタである。7
0はPCやワークステ一ション(WS)等でなる外部通
信ネツトワークの一例であるインターネットL2との接
続装置で、1台または複数台のPCあるいはワークステ
ーション(WS)等で構成され、FTPサーバ機能、メ
一ルサーバ機能、ゲートウエイサーバ機能、ファイアウ
オールサーバ機能、認証機能、ウエブ(Web)サーバ
機能、プロキシサーバ機能、ルータ機能等を有してい
る。
【0022】また、81はダイアルアップ・ルータ、8
2は公衆電話回線L3に接続されたモデム、91は管理
会社の管理センタ、92は製造会社の保守センタ、93
は製造会社の工場で、管理センタ91、保守センタ9
2、工場93はL2、L3にそれぞれ接続されている。
【0023】図2は、図1の防災設備10の一例として
の火災報知設備を示すのブロック図である。防災設備1
0において、11は火災受信機、12は火災受信機11
とBAネットL1とを接続する伝送用IF、SE1〜S
Enは火災感知器、例えばアナログ式火災感知器、ER
1〜ERkは被制御機器、例えば防排煙機器であって、
伝送用IF12は、火災受信機11に内蔵させても、外
部に設けてもよい。
【0024】火災受信機11において、CPU11はマ
イクロコンビュータ(マイコン)、ROM11はリード
オンリメモリ、ROM12はEEP−ROM、例えばフ
ラッシュメモリ等の電気的に書き換え可能な不揮発性メ
モリ、RAM11は作業用のランダムアクセスメモリ、
RAM12は状態変化のあったデー夕を更新記憶するラ
ンダムアクセスメモリ、ICC1は例えばコンパクトフ
ラッシュメモリ等の電気的書き換え可能な不揮発性メモ
リを有するICカード、SL11はICカードICC1
が着脱自在に装着される例えばPCカードスロット等の
ICカード接続器、SVCは火災感知器SE1〜SEn
からの信号を受信検出する監視回路、CNCは被制御機
器ER1〜ERkを制御する制御回路、DPは液晶パネ
ルや表示灯等を有し各種表示を行う表示部、OPは制御
用スイッチ、試験用スイッチ、復旧用スイッチや書込ス
イッチ等が設けられた操作部、IF11は例えばRS2
32C等の伝送用IF11との接続用のインターフェー
スである。
【0025】伝送用IF12において、CPU21はマ
イコン、ROM21はリードオンリメモリ、ROM22
はEEP−ROM、例えばフラツシュメモリ等の電気的
に書き換え可能な不揮発性メモリ、RAM21は作業用
のランダムアクセスメモリ、ICC2は例えばコンパク
トフラッシュメモリ等の電気的書き換え可能な不揮発性
メモリを有するICカード、SL21はICカードIC
C2が着脱自在に装着される例えばPCカードスロツト
等のICカード接続器、DOPは各種表示灯や、電源ス
イッチ、リセットスイッチや書込スイッチ等の各種スイ
ッチが設けられた表示操作部、IF21は例えばRS2
32C等の火災受信機11との接続用のインターフェ一
ス、IF22は例えばイーサーネットインターフェース
等のBAネットL1接続用のインターフエースである。
【0026】図3〜図5は、防災設備10の一例として
の火災報知設備の火災受信機11の動作フローである。
なお、このフローの一部は伝送用IF12の動作も示し
ている。図6は送信装置41(60)のフローである。
【0027】次に、動作について説明する。防災設備1
0の火災受信機11、伝送用IF12のいずれか、例え
ば火災受信機11のプログラムあるいは設定データ(以
下、プログラムという)の変更が必要となったときは、
そのプログラムを記憶している記憶媒体、例えばFD
(フロッピディスク)を統合監視制御盤40の送信装置
41にセットするか、あるいはそのプログラムを記憶し
たPCメモリカードをPCカードスロットに挿入した送
信装置60としてのPCをコネクタ61によってコネク
タ50に接続する。
【0028】このような状態において、送信装置41
(または60)の操作部(図示せず)のプログラム変更
SW(図示せず)をオンし(ステップS200のY)、
プログラム変更すべき対象として防災設備10の火災受
信機11を指定すると(ステップS202)、送信装置
41(または60)内のFD装置にセットしたFDから
変更プログラム(新しいプログラムあるいは新しい設定
データ、例えば連動制御テーブル)を読み込む(ステッ
プS208)。読み込んだ変更プログラムをステップS
202で指定した火災受信機11にアドレスおよび何の
プログラム(あるいは設定データ)を書き換えるかを指
示する変更命令を付加してL1に送信する(ステップS
210)。
【0029】火災受信機11は、L1から自己宛のデー
タを受信し(ステップS108のY)、受信データ中に
変更命令があると(ステップS110のY)、受信した
変更プログラムのバージョン(日付でも可)と火災受信
機11のROM12に記憶されている対応プログラムの
バージョンを比較する。比較の結果、バージョンが対応
プログラムと同じか古い場合には(ステップS112の
N)、送信装置41宛にバージョン異常受信情報をL1
に送信し(ステップS116)、変更プログラムの書き
換えを行わずに状態監視(ステップS120)に移る。
【0030】送信装置41は、L1からバージョン異常
受信情報を受信すると(ステップS212のN)、バー
ジョン異常を液晶パネルあるいは表示灯で表示する(ス
テップS214)。比較の結果、バージョンが対応プロ
グラムより新しい場合は(ステップS112のY)、対
応プログラムを受信した変更プログラムで書き換える
(ステップS114)。
【0031】次に、火災受信機11は、火災感知器SE
1〜SEnの状態を例えばポーリングにより監視して火
災発生の有無を監視したり、操作部OPのスイッチ類が
操作されたか否かを監視する状態監視を行う(ステップ
S120)。この状態監視は、本実施の形態の場合に
は、SE1〜SEnの一巡並びに操作部OPの各種スイ
ッチの一巡が行われる。
【0032】状態監視で状態変化、例えば火災発生の検
出あるいはいずれかのスイッチのオン操作があると(ス
テップS122のY)、それが履歴としてRAM11の
履歴記憶領域に記憶するとともにICC1にログとして
記憶する(ステップS124)。
【0033】この状態変化が(ステップS122の
Y)、統合監視制御盤40あるいは他の設備、例えば空
調設備20に通知する必要がある場合は(ステップS1
26のY)、その通知用電文を作成し(ステップS12
8)、L1を介して例えば統合監視制御盤40宛に送信
する(ステップS130)。この内部通知用電文は、コ
ード信号でも、メール形式でも、また、他の形式でもよ
い。
【0034】統合監視制御盤40は火災受信機11から
通知用電文を受信すると、その内容に応じ、表示を行っ
たり、火災受信機11、あるいは他の設備に対して制御
情報を送信したりする。また、この状態変化が(ステッ
プS122のY)、管理会社の管理センタ91、メーカ
ーの保守センタ92もしくは工場93に通知する必要が
ある場合は(ステップS132のY)、その通知用電文
を作成し(ステップS134)、インターネットL2を
通じて送信すべきか否かを判別する(ステップS13
6)。
【0035】インターネット使用の場合は(ステップS
136のY)、例えば管理センタ91のE−mai1ア
ドレスと保守センタ92のE−mai1アドレスを付加
して通知用電文をE−mai1でL1に送信し、接続装
置70のメールサーバからL2に送信する(ステップS
138)。電話回線L3使用の場合は(ステップS13
6のN)、ルータ81とモデム82により電話回線を介
して管理センタ91と保守センタ92に通知用電文を送
信する(ステップS140)。
【0036】ところで、L1に接続された防災設備10
以外の機器、例えば統合監視制御盤40もしくは保守セ
ンタ92が防災設備10の特定情報、例えば特定の火災
警戒地区のアナログレベルの履歴データを必要とすると
きは、統合監視制御盤40もしくは保守センタ92から
防災設備10の火災受信機11を指定して特定火災警戒
地区の履歴情報要求を送信する。保守センタ92の場合
は、認証番号を付加してインターネットに送信すること
により、接続装置70の認証を受け、火災受信機11に
アクセスする。これにより、火災受信機11は要求され
た履歴情報をRAM11から読み出して保守センタ92
宛に送信する。
【0037】統合監視制御盤40の場合にはL1に履歴
情報要求が送信され、これを受信した火災受信機11は
要求された履歴情報をL1を介して統合監視制御盤40
に送信する。これにより、統合監視制御盤40、空調設
備20等は、防災設備10から必要なデータを収集でき
る。
【0038】また、状態変化をRAM12の最新状態情
報に更新記憶すべき場合は(ステップS142)、RA
M12に更新記憶する(ステップS146)。さらに、
この更新記憶データを接続装置70のWebサーバに送
信する(ステップS148)。Webサーバは受信した
更新記憶データによりHTML形式で火災受信機11の
最新状態情報を作成し、更新記憶する。これにより、例
えば管理センタ91はブラウザを用いて接続装置70の
Webサーバの防災設備10のホームページを、L2を
介してインターネットを通じてアクセスすることによ
り、防災設備10の最新の状態をいつでも知ることがで
きる。
【0039】ところで、防災設備10の火災受信機11
以外の機器、例えば伝送用IF12のプログラムを変更
する場合には、送信装置41(60)から伝送用IF1
2を指定して上記と同様に変更プログラムを送信すれば
よい。また、例えば保守センタ92から防災設備10の
例えば火災受信機11のプログラムを変更する場合に
は、火災受信機11を指定するとともに、認証番号を付
加して変更プログラムをインターネットL2に送信す
る。これにより、火災受信機11が接続された接続装置
70の認証サーバが認証番号を受け入れると、変更プロ
グラムは火災受信機11で受信され上記と同様にプログ
ラムの変更が行われる。
【0040】なお、上記実施の形態において、火災受信
機11の操作部OPの書き込みSWがオンされると(ス
テップS102のY)、火災受信機11から送信装置4
1(または60)、もしくは保守センタ92(または、
工場93)に変更プログラム要求が送信される(ステッ
プS106)。
【0041】変更プログラム要求を受信した送信装置4
1は(ステップS204のY)、変更プログラムがある
と(ステップS206のY)、上記と同様に火災受信機
11に変更プログラムを送信する(ステップS20
8)。保守センタ92の場合も、上記と同様に、変更プ
ログラムがあればインターネットを介して火災受信機1
1に送信する。また、接続装置70の機能を防災設備、
例えば火災報知設備の火災受信機11に内蔵させ、火災
受信機11にサーバ機能を持たせるようにしても良い。
このようにすると、防災設備をインターネットの通信ネ
ットワークに直接接続することができる。
【0042】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、防災
設備が接続される通信ネットワークに、上記防災設備の
変更すべきプログラムもしくはデータ(火災警戒地区の
名称データ、CRT等の表示画面データ、連動制御テー
ブル、etc.)を記憶した送信装置を接続した防災シ
ステムであって、上記防災設備は、上記送信装置から送
信される変更すべきプログラムもしくはデータを受信し
たときに、受信した変更すべきプログラムもしくはデー
タを記憶する記憶手段と、実行すべきプログラムもしく
はデータを上記受信した変更すべきプログラムもしくは
データに変更する変更手段とを備えたので、遠隔からプ
ログラムやデータの更新(バージョンアップ)が可能と
なり、ROM交換無しで更新ができ、作業性・安全性が
大幅に向上するという効果がある。
【0043】また、この発明によれば、サブネットワー
クを有する防災設備を構内通信ネットワークに接続する
とともに、構内通信ネットワークをネットワーク接続装
置を介して外部通信ネットワークに接続した防災システ
ムであって、上記防災設備は、上記外部通信ネットワー
クに接続される機器から送信されるプログラムまたは設
定用データを上記外部通信用ネットワーク、上記ネット
ワーク接続装置および上記構内通信ネットワークを介し
て受信し、あるいは、上記構内ネットワークに接続され
る機器から送信されるプログラムまたは設定用データを
上記構内通信ネットワークを介して受信し、該受信した
プログラムまたは設定データを記憶する受信手段を備え
たので、防災設備が設けられた建物の構内からでも、建
物から遠く離れた管理センタあるいはメーカーの保守セ
ンタからでも、遠隔からプログラムや設定用データ等の
バージョンアップを行うことができるという効果があ
る。
【0044】また、この発明によれば、上記防災設備ま
たは受信手段は、上記送信装置から変更すべきプログラ
ムまたはデータを受信したときに、該受信した変更すべ
きプログラムまたはデータのバージョンと既に記憶され
ているプログラムまたはデータのバージョンとを対比す
る対比手段を有するので、受信したプログラム等のバー
ジョンが新しいか否かを知ることができ、誤って更新す
ることを回避することができるという効果がある。
【0045】さらに、この発明によれば、上記記憶手段
は、コンパクトフラッシュメモリ等の着脱自在なICカ
ードであるので、通信ネットワークを介してプログラム
等の更新が可能であるとともに、ICカードを防災設備
用機器、例えば受信機、伝送用IF等から取り外してノ
ートパソコンにセットしてエディタ等を用いても更新が
可能となり、色々なケースに対応できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態を示す構成図であ
る。
【図2】 この発明の一実施の形態における防災設備を
示すブロック図である。
【図3】 この発明の一実施の形態における受信機の動
作説明に供するためのフローチャートである。
【図4】 この発明の一実施の形態における受信機の動
作説明に供するためのフローチャートである。
【図5】 この発明の一実施の形態における受信機の動
作説明に供するためのフローチャートである。
【図6】 この発明の一実施の形態における送信装置の
動作説明に供するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 防災設備、11 火災受信機、12 伝送用I
F、20 空気調和(空調)設備、30 電気設備、4
0 統合監視制御盤、41 送信装置、L1 LAN、
50 接続用コネクタ、60 送信装置、61 接続用
コネクタ、70接続装置、81 ダイアルアップ・ルー
タ、82 モデム、91 管理センタ、92 保守セン
タ、93 工場。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 311 H04Q 9/00 321E 321 G06F 9/06 640A Fターム(参考) 5B076 AC05 BB06 EB02 5C087 AA02 AA03 AA19 BB03 BB12 BB74 DD04 DD05 DD08 DD20 DD33 EE11 EE18 FF01 FF02 FF04 FF19 FF20 GG23 GG24 GG28 GG51 GG66 GG67 GG71 5K048 BA21 DC07 EB02 EB12 FC01 GB05 GC05 HA01 HA02 HA11 5K101 KK14 LL01 MM05

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防災設備が接続される通信ネットワーク
    に、上記防災設備の変更すべきプログラムもしくはデー
    タを記憶した送信装置を接続した防災システムであっ
    て、 上記防災設備は、上記送信装置から送信される変更すべ
    きプログラムもしくはデータを受信したときに、受信し
    た変更すべきプログラムもしくはデータを記憶する記憶
    手段と、 実行すべきプログラムもしくはデータを上記受信した変
    更すべきプログラムもしくはデータに変更する変更手段
    とを備えたことを特徴とする防災システム。
  2. 【請求項2】 上記送信装置は、上記通信ネットワーク
    に接続された他の機器に設けられており、上記変更すべ
    きプログラムもしくはデータは変更時に上記送信装置に
    セットされることを特徴とする請求項1記載の防災シス
    テム。
  3. 【請求項3】 上記通信ネットワークに、上記送信装置
    を接続するための接続手段を設け、上記送信装置は必要
    時に上記接続手段を介して上記通信ネットワークに接続
    されることを特徴とする請求項1または2記載の防災シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 上記送信装置は、同一の通信ネットワー
    クに接続された複数の防災設備にそれぞれ異なるプログ
    ラムまたはデータを送信する送信手段を有することを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の防災システ
    ム。
  5. 【請求項5】 上記防災設備は、上記送信装置から変更
    すべきプログラムまたはデータを受信したときに、該受
    信した変更すべきプログラムまたはデータのバージョン
    と既に記憶されているプログラムまたはデータのバージ
    ョンとを対比する対比手段を有することを特徴とする請
    求項1〜4のいずれかに記載の防災システム。
  6. 【請求項6】 上記記憶手段は、コンパクトフラッシュ
    (登録商標)メモリ等の着脱自在なICカードであるこ
    とを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の防災シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 サブネットワークを有する防災設備を構
    内通信ネットワークに接続するとともに、構内通信ネッ
    トワークをネットワーク接続装置を介して外部通信ネッ
    トワークに接続した防災システムであって、 上記防災設備は、上記外部通信ネットワークに接続され
    る機器から送信されるプログラムまたは設定用データを
    上記外部通信用ネットワーク、上記ネットワーク接続装
    置および上記構内通信ネットワークを介して受信し、あ
    るいは、上記構内ネットワークに接続される機器から送
    信されるプログラムまたは設定用データを上記構内通信
    ネットワークを介して受信し、該受信したプログラムま
    たは設定データを記憶する受信手段を備えたことを特徴
    とする防災システム。
  8. 【請求項8】 上記防災設備に、上記構内通信ネットワ
    ークおよび上記ネットワ一ク接続装置を介して上記外部
    通信ネットワークに接続された外部装置とデータを送受
    信する送受信装置を設けたことを特徴とする請求項7記
    載の防災システム。
  9. 【請求項9】 上記送受信装置は、上記防災設備に所定
    の変化があったときにその変化に対応したデータを送信
    する送信手段を有することを特徴とする請求項7または
    8記載の防災システム。
  10. 【請求項10】 上記送受信装置は、上記外部装置から
    データ要求を受信したときに、該要求されたデータを要
    求元の外部装置に送信する返信手段を有することを特徴
    とする請求項7〜9のいずれかに記載の防災システム。
  11. 【請求項11】 上記受信手段は、上記送信装置から変
    更すべきプログラムまたはデータを受信したときに、該
    受信した変更すべきプログラムまたはデータのバージョ
    ンと既に記憶されているプログラムまたはデータのバー
    ジョンとを対比する対比手段を有することを特徴とする
    請求項7〜10のいずれかに記載の防災システム。
  12. 【請求項12】 上記記憶手段は、コンパクトフラッシ
    ュメモリ等の着脱自在なICカードであることを特徴と
    する請求項7〜11のいずれかに記載の防災システム。
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