JPH1070617A - ビル管理システム - Google Patents

ビル管理システム

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JPH1070617A
JPH1070617A JP8225680A JP22568096A JPH1070617A JP H1070617 A JPH1070617 A JP H1070617A JP 8225680 A JP8225680 A JP 8225680A JP 22568096 A JP22568096 A JP 22568096A JP H1070617 A JPH1070617 A JP H1070617A
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智幸 田中
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データ変更を遠隔で行うことができ、データ変
更のために必要とする日数や費用の低減が図れるビル管
理システムを提供するにある。 【解決手段】サービス装置52とリモート装置50とは
公衆電話回線51を通じて通信を行うようになってお
り、データの修正、追加時にはサービス装置52からリ
モート装置50を通じて転送指令を対応する例えばセン
ター装置11 に送る。当該センター装置11 はこの転送
指令に対応して登録している例えばグラフィックデータ
をリモート装置50を通じてサービス装置52に転送す
る。サービス装置52では転送されたグラフッィクデー
タの修正、追加を行ない、修正、追加したグラフッィク
データをリモート装置50を通じて当該センター装置1
1 に送る。センター装置11 は送られてきたグラフィッ
クデータを更新登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビル管理システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11はビル管理システムの一例を示し
ており、このビル管理システムでは中央監視システムの
センター装置1若しくは自立分散コントローラ2に制
御、監視対象の設備名称や、状態名称等のI/Oデータ
及び設備機器の配置を示すグラフィックデータを登録し
ている。これらのI/Oデータやグラフィックデータは
システム納入後も設備変更や追加、テナントの出入りに
よって度重なる変更が必要となる。この変更作業はシス
テムの供給者が購入者と内容について打ち合わせてを行
ない、その内容を持ち帰ってI/Oデータやグラフィッ
クデータを作成し、該作成したI/Oデータやグラフィ
ックデータを書き込んだデータメディアFDを設置現場
に持ってきて、I/Oデータやグラフィックデータを更
新登録するという手順で行われる。尚リモートステーシ
ョン5は自立分散コントローラ2との間で制御信号線3
を通じて制御データと監視データの授受を行うための端
末器4を備えたもので、自立分散コントローラ2からの
制御データにより該端末器4を通じて設備機器の制御を
行ったり、或いは設備機器の動作状態を監視データとし
て自立分散コトローラ2へ送りようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】とろこで上述のような
システムではグラフィックデータの登録作業者が設置現
場に行かなければデータ登録が出来ず、特にシステムが
遠隔地にある場合は、費用や日数面で大きな労力を費や
していた。また万一システムに何等かの障害が発生した
場合、その障害の度合いに関係無く、設置現場に出向き
復旧作業を行っているため、対応の迅速さを欠くという
問題があった。
【0004】本発明は上述の問題点に鑑みて為されたも
ので、その目的とするところはデータ変更を遠隔で行う
ことができ、データ変更のために必要とする日数や費用
の低減が図れるビル管理システムを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明では、LANによりセンター装置と自
立分散コントローラとを接続し、自立分散コントローラ
との間でのデータの授受により設備機器を監視制御する
リモートステーションを接続したビル管理システムにお
いて、LANにリモート装置を接続するとともに、該リ
モート装置に公衆電話回線を介してサービス装置を接続
し、センター装置若しくは自立分散コントローラに登録
されているグラフィックデータ又はI/Oデータの変更
時に、サービス装置から公衆電話回線とリモート装置と
LANを通じて転送指令を当該センター装置若しくは自
立分散コントローラに送って、グラフィックデータ又は
I/OデータをLANとリモート装置と公衆電話回線と
を通じて当該センター装置若しくは自立分散コントロー
ラからサービス装置側へ転送させ、サービス装置では転
送されたグラフィックデータ又はI/Oデータを修正、
追加するとともに、修正、追加後のグラフィックデータ
又はI/Oデータを公衆電話回線とリーモト装置とLA
Nとを介して当該センター装置若しくは自立分散コント
ローラに送ってグラフィックデータ又はI/Oデータの
更新登録を行うようにしたことを特徴とするものであっ
て、システム設置の場所から遠隔の場所に設置したサー
ビス装置に対して公衆電話回線を通じて修正、追加した
いグラフィックデータやI/Oデータをシステム側から
転送させ、この転送させたグラフィックデータやI/O
データをサービス装置で修正、追加した後、公衆電話回
線を通じて修正、追加したグラフィックデータやI/O
データをシステム側へ送って更新登録することができ、
そのためシステムが遠隔地にあっても設置現場へ行く必
要が無くなり、従来のようなデータの変更のために必要
とする日数や費用を低減することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して説明する。図1は本実施形態のシステム構成を示
しており、例えば10BASE(10BASE−T,1
0BASE−5,10BASE−2)を使用し、プロト
コルとしてはTCP/IP等の適宜なプロトコルを用い
てLANを構築しているネットワークNTの情報線にワ
ークステーション等を用いたセンター装置11 …を複数
接続するとともに、複数の自立分散コントローラ21
と、リモート装置50とを接続している。
【0007】自立分散コントローラ21 …には制御信号
線31 …を介して端末器411…,4 21…、4n1 …を接
続し、端末器411…,421…、4n1 …には照明設備、
防災設備、動力空調設備、或いは防犯設備、電力設備等
のビル管理設備40を接続しており、自立分散コントロ
ーラ21 …は端末器411…,421…、4n1 …を通じて
各ビル管理設備40の監視制御及び設定を行うようにな
っている。
【0008】自立分散コントローラ2は図2に示すよう
にハブボード10を内蔵し、このハブボード10に同軸
コネクタ11によりネットワークNTの情報線が接続さ
れ、ネットワークNTに対して、ハブボード10とLA
Nインターフェース部12とバスインターフェース部1
3とを介して自立分散コントローラ2の中枢となるCP
U部14が接続され、ネットワークNTを介して自立分
散コントローラ2同士でのデータ授受や、センター装置
1 …との間でのデータ授受が行えるようなっている。
LANインターフェース部12はネットワークNTから
のデータ信号を自立分散コントローラ2内で処理できる
形式に変換するインターフェースであり、バスインター
フェース部13は後述するビル管理設備インターフェー
ス部21及びLANインターフェース部12とCPU部
14とを接続するためのインターフェースである。
【0009】またコントローラ本体15に設けたモジュ
ラジャック16は情報線17を介してハブボード10に
接続され、ハブボード10とモジュラジャック16とを
通じて端末装置、例えば携帯パーソナルコンピュータ
(以下携帯パソコンと略す)20をネットワークNTの
情報線に接続できるようになっている。またハブボード
10からは複数の情報線18を導出してあって、情報線
18…の末端部を後述するリモートステーション5に備
えてあるモジュラジャック8や端末器411…に付設して
あるモジュラジャック19に接続してあり、これらのモ
ジュラジャック8、19に携帯パソコン20を接続する
ことにより、携帯パソコン20をネットワークNTの情
報線に接続できるようになっている。
【0010】また自立分散コントローラ21 …の内の一
つ、例えば2nから導出される情報線18にはPDS4
1が接続され、更にこのPDS41により分岐された情
報線42は床下Xに配線され、夫々の末端部にはモジュ
ラジャック43を設けてあり、このモジュラジャック4
3により携帯パソコン20をネットワークNTに接続す
ることもできるようになっている。
【0011】ここで自立分散コントローラ2について更
に詳説すると、自立分散コントローラ2のCPU部12
はネットワークNTを通じてセンター装置11 …や他の
自立分散コントローラとのデータ授受を行うことができ
る他に、バスインターフェース部13及びビル管理設備
インターフェース部21を通じて時分割多重伝送信号に
より端末器4との間でデータの授受を行って接続される
各ビル管理設備40の監視、制御や設定ができるように
なっている。ビル管理設備インターフェース部21は各
端末器4からのデータ信号を自立分散コントーラ2内で
処理できる形式に変換するインターフェースである。ま
た自立分散コントローラ20には自立分散コントローラ
2が必要とするデータの退避領域を持つCPU処理デー
タメモリ部22、自立分散コントローラ2を用途別に動
作させるためのアプリケーーションプログラム(設備管
理の違いにより異なるプログラムが用意される)を格納
する領域を持つ取り換え可能用途別アプリケーションパ
ッケージソフトメモリ部23、自立分散コントローラと
して動作するための必要プログラムでアプリケーション
が違っても必ず必要なプログラム(OS、APIプログ
ラム等)を格納する共通機能パッケージソフトメモリ部
24及び用途別アプリケーションソフトが格納される領
域となる外部記憶装置部25とが記憶手段として備わっ
ている。
【0012】端末器411…の回路は図3に示すように制
御信号線3を介して自立分散コントローラ2から送信さ
れてくる伝送信号を受信する信号受信部30、制御信号
線3を通じて自立分散コントローラ2に返信信号を返送
するための返送回路31、端末器固有のアドレスを設定
するアドレス設定部32、信号処理回路35、パルス変
換部33、監視入力回路34等で構成されており、信号
処理回路35は信号受信部30で受信された伝送信号の
アドレスデータがアドレス設定部32の設定アドレスと
一致したときにデータを取り込み、そのデータに基づい
て制御信号を作り、パルス変換部33を通じてトランジ
スタQ1 、Q2 を交互にオンオフして発光ダイオードL
ED1 或いはLED2 を交互に点灯させ、接続端子
1 ,I2 間に逆並列に接続されたフォトサイリスタS
CR1 ,SCR2 を交互にトリガするようになってい
る。接続端子I1 ,I2 には電源ACを介してビル管理
設備40が接続されており、ビル管理設備40はフォト
サイリスタSCR1 ,SCR2 が交互にオンすることに
よりビル管理設備40に通電されて動作する。監視入力
回路34は接続端子I1 ,I2 間の電圧により動作する
もので、この動作によりビル管理設備40の動作状態を
示す信号を信号処理回路35へ監視データとして与える
ようになっており、信号処理回路35は監視データを取
り込み、返送回路31を通じて監視データを返信信号と
して返信させる。
【0013】リモート装置50は公衆電話回線51を介
してサービス装置52との間でデータの授受を行うため
のものであり、リモート装置50は図4に示すようにリ
モート装置50の信号処理を行うCPU部53と、ネッ
トワークNTからのデータ信号を自立分散コントローラ
2内で処理できる形式に変換するLANインターフェー
ス54と、LANインターフェース部54とCPU部5
3とを接続するためのバスインターフェース部55と、
外付けのモデム56との間で通信を行うための汎用の通
信インターフェース部57と、データの一時格納等をの
ためのメモリ58とを備えている。
【0014】サービス装置52は後述するグラフィック
データやI/Oデータを修正、追加するデバック機能
や、システム障害発生時にシステムの状態をチェックす
ることにより障害解析を行ない、その解析結果に基づい
て遠隔により復旧作業を行うための機能を備えたもので
あり、リモート装置50との間のデータの授受は外付け
のモデム59を用いて行う。
【0015】而して本実施形態のビル管理システムの自
立分散コントローラ21 …はその制御信号線31 …に接
続される端末器411…を図5(b)に示すような伝送信
号を用いてポーリングを行っている。尚図面中スタート
信号、エンド信号は図示してないないが、実際には存在
しているの言うまでもない。つまり伝送信号は端末器の
アドレスデータADと、設備の種別を示すデータBD
と、制御内容を示すデータCDと返送待機期間WTで構
成される電圧モードの信号で、この伝送信号を受信する
端末器411…では上述のように自己アドレス及び種別が
一致した時にデータCDを取込んで制御動作を行い、且
つデータCDの後ろの返送待機期間WTにおいて監視デ
ータを電流モード返送するのである。
【0016】またネットワークNTでの信号フォーマッ
トは図5(a)に示すように形式種別、サービスの種
別、要求因子、送信元アドレス、送信先アドレス、デー
タ長、設備の種別、データとから構成して、この信号を
用いて自立分散コントローラ2 1 …とセンター装置11
…との間でデータの授受を行うとともに、自立分散コン
トローラ21 …同士でのデータの授受を行うようになっ
っている。 従ってセンター装置11 …と同様に携帯パ
ソコン20に上記図5(a)のフォーマットの信号を用
いて通信ができ、かつデータ処理ができる設備監視操作
のソフトウェアを持たせておけば、携帯パソコン20に
内蔵せるネットワークボードに接続された通信線29a
の末端部に設けたモジュラプラグ29bを、自立分散コ
ントローラ21 …に設けたモジュラジャック16或いは
端末器411…に設けたモジュラジャック19、更にはリ
モートステーション5に設けたモジュラージャック8、
或いは床下配線された情報線42…のモジュラジャック
43に接続するだけで、携帯パソコン20をセンター装
置11 …と同様に自立分散コンロール21 …との間でデ
ータの授受を行うことができる。
【0017】尚図5(a)中スタート信号、エンド信号
は図示してないないが、実際には存在しているの言うま
でもない。センター装置11 …はネットワークNTの情
報線に対しては同軸コネクタ等の接続手段を用いて接続
される。次に自立分散コントローラ2の動作を説明す
る。
【0018】まずシステムがスタートすると共通プラッ
トフォームの初期化後、必要な用途別パッケージを外部
記憶装置25から読み出し、次に用途別パッケージ処理
用のメモリテーブルをCPU処理データメモリ部22に
生成する。この生成後各種イベントが発生しているか否
かをチェックし否であればビル管理設備インターフェー
ス部21に各設備の現在値を要求し、この要求により応
答されるデータでCPU処理データメモリ部22の現在
値データを更新する。各種イベントが発生しない限り各
種イベントの発生のチェックと、現在値要求と、更新と
は繰り返して行う。
【0019】ここで各種イベントの発生について説明す
ると、LANインターフェース部12より割り込みがか
かり、センター装置11 …或いは後述する携帯パソコン
20からの制御、管理設定要求があった場合、ビル管理
設備インターフェース部21より割り込みがかかり、ビ
ル管理設備40からの故障検知が知らされた場合、CP
U部14の内部タイマより割り込みがかかって時刻を検
出する場合に夫々イベントが発行される。
【0020】イベントが発生した場合、そのイベントが
LANインターフェース部12からの設定要求であれば
CPU部14は指定されたビル管理設備40にデータを
設定するようにビル管理設備インターフェース部21に
指令を出し、内部の設定データを書き換える。またその
イベントがLANインターフェース部12からの制御要
求であればCPU部14は指定されたビル管理設備40
をオン/オフ制御をするようにビル管理設備インターフ
ェース部21に指令を出し、内部の制御データを書き換
える。またイベントがLANインターフェース部12か
らの監視要求であればCPU部14は指定されたビル管
理設備40の現在値データを読み出し、LANインター
フェース部12へその読み出したデータを返送する。
【0021】更にイベントがビル管理設備インターフェ
ース部21からの割り込みであった場合にはビル管理設
備40から検知されたデータをCPU部14は読み出
し、必要なときLANインターフェース部12を介して
センター装置11 …に自動通知する。またイベントがC
PU部14の内部タイマによる割り込みによる場合に
は、CPU部14は内部タイマの時刻をチェックし、ス
ケジュール制御等のプログラムを実行する。そして制御
があれば内部イベントを発行する。
【0022】次に携帯パソコン20を用いて監視、制御
或いは設定を行う場合について、携帯パソコン20は内
蔵したネットワークボードからの信号線29aの末端部
に設けたモジュラプラグ29bを、端末器411…に併設
したモジュラジャック19、自立分散コントローラ21
…に併設したモジュラジャック16、リモートステーシ
ョン5に併設したモジュラジャック8、或いは床下配線
された情報線42の末端部のモジュラジャック43に接
続してネットワークNTに接続すれば、その接続位置で
センター装置11 …と同様な設定、監視、制御のイベン
トを発生させることができる。
【0023】以上のような動作を為すシステムにおい
て、センター装置11 …のディスプレィに図6に示すよ
うなレイアウト地図や図7に示すような機器一覧メニュ
ーや、状態一覧等を表示するためのグラフィックデータ
やI/Oデータをセンター装置11 …内のメモリ部若し
くは自立分散コントローラ21 …内の外部記憶装置部2
5や他のメモリ部23,24に格納しているが、システ
ム納入後において、設備変更や追加があった場合、或い
はビルのテナントの出入りに伴う変更が生じたい場合に
は、図8に示すように例えばシンボル変更aや、間仕切
り追加b、部屋名変更c等に伴うグラフィックデータの
変更、追加が必要になったり、図9に示すように機器名
称dの変更や状態名称e,fの変更するためにI/Oデ
ータの変更が必要となった場合にはサービス装置52と
リモート装置50を用いて次のような処理を行う。
【0024】図10のフローチャートに示すようにまず
サービス拠点に設けたサービス装置52からリモート装
置50を呼び出すためにモデム59を通じてリモート装
置50のモデム56を呼び出して回線接続を行なう。こ
の回線接続があるとリモート装置50はCPU部53の
制御の下で、バスインターフェース部55及びLANイ
ンターフェース部54を通じてネットワークNTに対す
る接続を行う。
【0025】回線接続が完了後サービス装置52ではモ
デム59、公衆電話回線51、モデム56及びインター
フェース部57を通じてデータを転送させたいセンター
装置11 …或いは自立分散コントローラ21 …に対応す
る転送指令をリモート装置50へ送る。ここで説明のた
めに転送させる対象をセンター装置11 のグラフィック
データ(勿論他のセンター装置や自立分散コントローラ
であっても良く、またグフィックデータの代わりにI/
Oデータでも良い。)とする。リモート装置50のCP
U部53はこの転送指令を更にバスインターフェース部
55、LANインターフェース部54とネットワークN
Tの情報線を通じてセンター装置11 に送る。
【0026】転送指令を受け取った当該センター装置1
1 はメモリ部で登録しているグラフィックデータをリモ
ート装置50に転送する。リモート装置50のCPU部
53はLANインターフェース54、バスインターフェ
ース55を通じてグラフィックデータをメモリ58に一
時格納しながら(或いは格納した後)所定の手順により
インターフェース部57、モデム56、公衆電話回線5
1、モデム59を通じてサービス装置52に転送する。
サービス装置52はグラフィックデータの取込みが終了
すると一旦回線切断を行なう。
【0027】この回線切断後データ作成者はサービス装
置52に備わったデバック機能を用いてグラフィックデ
ータの修正、追加を行なう。そしてこの修正、追加が終
了するとサービス装置52から上述と同様にモデム59
を通じてリモート装置50のモデム56を呼び出して回
線接続を行なう。この回線接続があるとリモート装置5
0はCPU部53の制御の下で、バスインターフェース
部55及びLANインターフェース部54を通じてネッ
トワークNTに対する接続を行う。
【0028】次に回線接続が完了後サービス装置52か
ら修正、追加済のグラフィックデータをモデム59、公
衆電話回線51、モデム56及びインターフェース57
を通じてリモート装置50へ送る。リモート装置50の
CPU部53はグラフィックデータをメモリ58に一時
格納しながら(或いは格納した後)バスインターフェー
ス部55、LANインターフェース部54とネットワー
クNTを通じてセンター装置11 に送る。
【0029】グラフィックデータを受け取ったセンター
装置11 はメモリ部に登録しているグラフィックデータ
を更新する。更新が終了するとリモート装置50とサー
ビス装置52との間の回線切断が行われ処理を終了す
る。このようにして本実施形態ではシステムの設置現場
から離れたシステムメーカーのサービス拠点に設けたサ
ービス装置52側にシステム側から修正、追加の必要が
あるグラフィックデータ(或いはI/Oデータ)をサー
ビス装置11 …(或いは自立分散コントローラ21 …)
からネットワークNTと、リモート装置50と、公衆電
話回線51を通じて転送させ、修正、追加後サービス装
置52側から公衆電話回線51、リモート装置50、ネ
ットワークNTを通じてサービス装置11 …(或いは自
立分散コントローラ21 …)へ送って、更新させること
ができる。
【0030】尚自立分散コントローラ21 …で登録して
いるデータ修正時にはネットワークNTを通じてデータ
の授受をリモート装置50を介して直接的に行う方法以
外にセンター装置11 …を経由させて行うようにしても
良い。またシステムの障害発生時等の場合リモート装置
50を通じてネットワークNT側から障害発生データを
サービス装置52へ転送させ、サービス装置52でその
障害内容を解析してその復旧処理をサービス装置52か
らリモート装置50を通じて遠隔制御により行うことも
できる。この場合サービス装置52から公衆電話回線5
1、リモート装置50を通じてネットワークNT側にチ
ェックメッセージを流して応答調査を行ない、或いはセ
ンター装置11 …や自立分散コントローラ21 …のプロ
グラムを遠隔操作することで解析、復旧操作を行う。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明は、LANによりセンタ
ー装置と自立分散コントローラとを接続し、自立分散コ
ントローラとの間でのデータの授受により設備機器を監
視制御するリモートステーションを接続したビル管理シ
ステムにおいて、LANにリモート装置を接続するとと
もに、該リモート装置に公衆電話回線を介してサービス
装置を接続し、センター装置若しくは自立分散コントロ
ーラに登録されているグラフィックデータ又はI/Oデ
ータの変更時に、サービス装置から公衆電話回線とリモ
ート装置とLANを通じて転送指令を当該センター装置
若しくは自立分散コントローラに送って、グラフィック
データ又はI/OデータをLANとリモート装置と公衆
電話回線とを通じて当該センター装置若しくは自立分散
コントローラからサービス装置側へ転送させ、サービス
装置では転送されたグラフィックデータ又はI/Oデー
タを修正、追加するとともに、修正、追加後のグラフィ
ックデータ又はI/Oデータを公衆電話回線とリーモト
装置とLANとを介して当該センター装置若しくは自立
分散コントローラに送ってグラフィックデータ若しくは
I/Oデータの更新登録を行うようにしたことを特徴と
するものであって、システム設置の場所から遠隔の場所
に設置したサービス装置に対して公衆電話回線を通じて
修正、追加したいグラフィックデータやI/Oデータを
システム側から転送させ、この転送させたグラフィック
データやI/Oデータをサービス装置で修正、追加した
後、公衆電話回線を通じて修正、追加したグラフィック
データやI/Oデータをシステム側へ送って更新登録す
ることができ、そのためシステムが遠隔地にあっても設
置現場へ行く必要が無くなり、従来のようなデータの変
更のために必要とする日数や費用を低減することができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のシステム構成図である。
【図2】同上の自立分散コントローラのブロック図であ
る。
【図3】同上の端末器の回路構成図である。
【図4】同上のリモート装置のブロック図である。
【図5】(a)は同上のネットワークに用いる信号のフ
ォーマット説明図である。(b)は同上の伝送信号のフ
ォーマット説明図である。
【図6】同上のグラフィックデータの一例を示す図であ
る。
【図7】同上のI/Oデータの一例を示す図である。
【図8】同上のグラフィックデータの変更例を示す図で
ある。
【図9】同上のI/Oデータの変更例を示す図である。
【図10】同上の動作説明用フローチャートである。
【図11】従来例のシステム構成図である。
【符号の説明】
1 … センター装置 21 … 自立分散コントローラ 50 リモート装置 51 公衆電話回線 52 サービス装置 56,59 モデム NT ネットワーク
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 9/00 301

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】LANによりセンター装置と自立分散コン
    トローラとを接続し、自立分散コントローラとの間での
    データの授受により設備機器を監視制御するリモートス
    テーションを接続したビル管理システムにおいて、LA
    Nにリモート装置を接続するとともに、該リモート装置
    に公衆電話回線を介してサービス装置を接続し、センタ
    ー装置若しくは自立分散コントローラに登録されている
    グラフィックデータ又はI/Oデータの変更時に、サー
    ビス装置から公衆電話回線とリモート装置とLANを通
    じて転送指令を当該センター装置若しくは自立分散コン
    トローラに送って、グラフィックデータ又はI/Oデー
    タをLANとリモート装置と公衆電話回線とを通じて当
    該センター装置若しくは自立分散コントローラからサー
    ビス装置側へ転送させ、サービス装置では転送されたグ
    ラフィックデータ又はI/Oデータを修正、追加すると
    ともに、修正、追加後のグラフィックデータ又はI/O
    データを公衆電話回線とリーモト装置とLANとを介し
    て当該センター装置若しくは自立分散コントローラに送
    ってグラフィックデータ又はI/Oデータの更新登録を
    行うようにしたことを特徴とするビル管理システム。
JP08225680A 1996-08-27 1996-08-27 ビル管理システム Expired - Lifetime JP3131610B2 (ja)

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