JPH0614378A - 遠隔監視制御システム - Google Patents

遠隔監視制御システム

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JPH0614378A
JPH0614378A JP4166606A JP16660692A JPH0614378A JP H0614378 A JPH0614378 A JP H0614378A JP 4166606 A JP4166606 A JP 4166606A JP 16660692 A JP16660692 A JP 16660692A JP H0614378 A JPH0614378 A JP H0614378A
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control
data
monitoring
communication
multiplex transmission
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JP4166606A
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Yoshiharu Ito
義治 伊藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】中央監視盤から多重伝送系の負荷の制御、監
視、更に設定操作及びその確認等が行なえ、多重伝送系
同士のデータ交換も可能な遠隔監視制御システムを提供
するにある。 【構成】ローカルコントローラ10はRS232Cドラ
イバからなる通信回路20を通じて中央監視盤14や、
設定器11等を接続することができる。またRS485
ドライバからなる通信回路22を通じてローカルネット
ワークのローカルバス12に接続することができる。C
PU21は通信回路20、22を通じて送られてくる上
位からの通信コマンドや、他のローカルコントローラか
らのデータに基づいき伝送ユニット1を通じて負荷の制
御監視を行なったり、多重伝送系として必要なデータを
設定したり、その設定データの確認を行なう等の指示を
与えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠隔監視制御システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から時分割多重伝送を用いて負荷の
制御、監視を行なう遠隔監視制御システムがある。この
遠隔監視制御システムは図12に示すように制御装置1
からの一対の線路からなる伝送線4に、複数の照明負荷
制御用端末器3、壁スイッチのような操作スイッチ6の
操作監視を行なう監視用端末器2を接続し、各制御用端
末器3には照明負荷5を接続し、監視用端末器2には操
作スイッチ6を接続して構成している。
【0003】監視制御系の動作に付いて図13に示す多
重伝送信号に基づいて説明すると、伝送ユニット1から
は図13(a)に示すような形式を有した多重伝送信号
Vsが送出され、制御用端末器3、監視用端末器2が監
視制御されるようになっている。即ち、多重伝送信号V
sは、信号の送出開始を示すスタートパルスST、信号
のモードを示すモードデータMD、アドレスデータA
D、負荷を制御する制御データCD、伝送誤りを検知す
るチェックサムデータCS、返信データの返信待機期間
を設定する返信待機期間WTよりなる複極(±24V)
の時分割多重信号であり、パルス幅変調によってデータ
が伝送されるようになっている。
【0004】制御用端末器3、監視用端末器2では、そ
れぞれ伝送線4を介して受信された多重伝送信号Vsの
アドレスデータADがあらかじめ設定されている自己の
アドレスと一致したときに、その多重伝送信号Vsの制
御データCDを取り込むとともに、多重伝送信号Vsの
返信待機期間WTに同期して返信信号を電流モード信号
(伝送線4の線間を適当な低インピーダンスを介して短
絡して送出される信号)として返信するようになってい
る。
【0005】一方、伝送ユニット1には、ダミー信号送
信手段と、割り込み処理手段とが設けられている。ダミ
ー信号送信手段は、モードデータMDをダミーモードと
した多重伝送信号Vsを常時送出する。また、割り込み
処理手段は図13(b)に示すような割り込み信号Vi
が返信されたときに、割り込み信号Viを発生した監視
用端末器2から返信データを返信させるようになってい
る。すなわち、監視用端末器2は操作スイッチ6のスイ
ッチ出力を接続し、このスイッチ出力がオン、或いはオ
フされたときにこのスイッチ入力の変化に応じて割り込
み信号Viを送出するのである。伝送ユニット1では、
この割り込み信号Viに対応して、割り込みをかけた端
末器2をサーチするために、グループアドレス毎にアド
レスサーチのための多重伝送信号Vsを伝送する。割り
込みをかけた監視用端末器2では属するグループがアク
セスされたときに自己の固有アドレスを返信データとし
て返信する。
【0006】この返信により伝送ユニット1は、割り込
みをかけた監視用端末器2を判定でき、次に当該監視用
端末器2のアドレスデータADを持つ多重伝送信号Vs
を伝送して当該監視用端末器2をアクセスし、当該監視
用端末器2から接続された操作スイッチ6の操作データ
を監視データとして返信させるのである。このようにし
て監視用端末器2から返信された操作データに基いて、
伝送ユニット1は、当該監視用端末器2に対応した負荷
5を制御する制御用端末器3に与える制御データCDを
作成し、この制御データCDを含む多重伝送信号Vsを
伝送線4を介して制御用端末器3に時分割多重伝送する
ことにより、各照明負荷5を個別にオン、オフ制御する
ようになっている。
【0007】ところでこのような多重伝送系を、上位シ
ステムに接続する場合には、制御用端末器3を上位シス
テムとのインターフェース用として用いて、制御用端末
器の接点情報を上位システムに伝達する方法や、あるい
は伝送線4にゲートウェイを接続し、ゲートウェイを介
して負荷5を上位システムで監視制御する方法が従来用
いられていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記のような方
法で上位システムを接続した場合、前者の方法では伝送
線に短絡、断線等のトラブルが起きると、上位システム
との通信ができないという問題があった。また後者のゲ
ートウェイを用いる方法では時分割多重伝送信号に一度
変換する必要があるため、パターン設定等のデータ量の
多いコマンドのときには、時間がかかるという問題があ
った。
【0009】本発明は、上述の問題点に鑑みて為された
もので、その目的とするところは上位システムや外部周
辺装置を接続して、多重伝送系の負荷の制御、監視、更
に設定操作及びその確認等が行なえ、多重伝送系同士の
連動制御も可能な遠隔監視制御システムを提供するにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、伝送ユニットと、複数の監視用端末器
及び制御用端末器とを1対の伝送線を介して接続し、伝
送ユニットから多重伝送信号を伝送して端末器をアクセ
スして制御用端末器には対応する監視用端末器にからの
監視データに基づく負荷の制御データを与え、監視用端
末器に対しては多重伝送信号に設けた返信待機期間中に
監視データを伝送ユニットへ返信させる多重伝送系から
なる遠隔監視制御システムにおいて、伝送ユニットと、
上位システムや外部周辺装置を接続する第1の通信手段
と、ローカルバスに接続する第2の通信手段と、第1、
第2の通信手段を介して受信した通信コマンドに従っ
て、伝送ユニットを通じた多重伝送系の負荷の監視、制
御や、データの設定、その設定データの確認を行なうと
とに、通信コマンドの送信元へ返信する信号処理手段と
を備えたローカルコントローラを多重伝送系に設けたも
のである。
【0011】尚第1の通信手段にRS232Cの通信手
段を用い、第2の通信手段にRS485の通信手段を用
いる。
【0012】
【作用】而して、本発明によれば、第1の通信手段を用
いて、中央監視盤等上位システムやデータ設定用の設定
器等の外部周辺装置からの通信コマンドによる多重伝送
系の負荷の監視、制御、更にはデータ設定やその設定デ
ータの確認が行なえる。また第2の通信手段を接続する
ローカルバスを通じて、中央監視盤等の上位システム、
或いは他の多重伝送系のローカルコントローラとの間で
行なう通信によって多重伝送系の負荷の監視、制御、更
には設定操作や確認が行なえる。
【0013】
【実施例】以下本発明を実施例により説明する。図2は
本発明の実施例のシステムを示しており、このシステム
では複数の多重伝送系を構築し、各多重伝送系には従来
の伝送ユニットと、通信手段と、伝送ユニットと通信手
段との間の信号処理を行なう信号処理手段とを持つロー
カルコントローラユニット101 …を設けてあり、各ロ
ーカルコントローラ101 …は第1の通信手段を用いて
外部のパーソナルコンピュータ等からなる設定器11の
ような外部周辺装置を接続することができるとともに、
第2の通信手段を用いてローカルバス12に接続するこ
とができるようになっている。
【0014】ローカルバス12はネットワークコントロ
ーラ13と、インターフェースユニット15とを介して
上位システムの中央監視盤14に接続されるようになっ
ている。尚図中ではローカルバス12は3線で示されて
いるが、1線はシールド線のアース線である。一方各多
重伝送系の伝送線4には、操作スイッチ6を設けた監視
用端末器2、熱感知センサ7を設けた監視用端末器2’
の他に、リモコンリレー8を通じて負荷5を制御するリ
レー制御用端末器3、或いは内蔵したリレーにより負荷
5を制御する制御用端末器3’を接続しており、これら
監視用端末器2、2’や制御用端末器3、3’を用いた
負荷5の監視制御をローカルコントーラ101 …内の伝
送ユニット1で行なうようになっている。図中9はリモ
コンリレー8の電源用トランスである。
【0015】本発明の主要な構成であるローカルコント
ローラ10は図1に示すように中央監視盤或いはパーソ
ナルコピュータからなる設定器11等を接続するRS2
32Cドライバからなる第1の通信回路20と、この通
信回路20を通じて行なう通信の制御処理を行なうCP
U21等でRS232Cによる通信の制御を行なうとと
もに、RS485ドライバからなる第2の通信回路22
と、この通信回路22を通じて行なう通信の制御処理を
行なうCPU23等でRS485による通信の制御を行
なうようになっており、CPU21とCPU23とはデ
ュアルポートRAM(以下DPRAMと略す)24を通
じてデータの授受を行い、またCPU21と伝送ユニッ
ト1側との間はDPRAM25を通じてデータの授受が
行なわれるようになっている。
【0016】CPU21は、RSC232Cのポーリン
グ/セレクティング手順の制御機能と、通信回路20に
中央監視盤14が直接接続された場合にインターフェー
スするためのプロトコル変換機能と、RS232C或い
はRS485の通信で受信した通信コマンドに従い、負
荷5の制御、監視、アドレスデータ等遠隔監視に必要と
する設定データの設定、その設定でーたの確認等の指示
を伝送ユニット1へ行なう機能、さらに通信コマンドの
送信元にこれらの制御、監視、設定、確認等に応じたデ
ータを返信させる機能を有し、伝送ユニット1からDP
RAM25を通じて監視用端末器2、2’の監視データ
を受信した場合、DPRAM24とCPU23と通信回
路22とローカルバス12とを介してネットワークコン
トローラ13に送信し、ネットワークコントローラ13
を介した他の多重伝送系の制御を行なう連動制御を実現
する機能と、更に上位からの通信により受信したゾーン
制御コマンドを、EEPROM26に記憶されたゾーン
割り付けデータを参照してパターン制御コマンドに変換
し、伝送ユニット1に指示を出す機能を有し、更にDP
RAM25を介して伝送ユニット1からの負荷5の状態
変化の通知を受信し、上位に通信する機能を有する。尚
ROM27は動作用プログラム等格納したメモリ、RA
M28はワークエリアの確保や、一時記憶のためのメモ
リである。
【0017】一方伝送ユニット1はCPU30と、動作
プログムを格納したROM31と、ワークエリアの確保
や一時記憶のためのRAM32と、更に負荷5をパター
ンやグループ制御のためのデータを記憶しているEEP
ROM33と、多重伝送信号の送受信回路34とからな
り、CPU30は、伝送線4を介して接続された監視用
端末器2,2’、制御用端末器3,3を監視制御する従
来の伝送ユニットとしての機能と、DPRAM25を介
して受信された通信コマンドに従ったCPU21からの
指示に基づいて制御、監視処理と、多重伝送系に必要な
諸データの設定、その設定データの確認の処理と、デー
タの返信を行なう機能と、監視用端末器2,2’の監視
データの上位への通知、負荷5の状態変化のデータの通
知、更に伝送線4の短絡、開放、更に端末器異常等の異
常データを上位へ通知する機能を備えている。
【0018】通信回路22に対応するCPU23は、R
S485のポーリング/セレクティング手順の制御機能
と、を有し、通信回路20とローカルバス12を介して
ネットワークコントローラ13との通信を行なう機能を
備え、通信負荷を分散してレスポンスの向上を図ってい
る。またCPU21の出力ポートに接続した表示部35
はローカルコントローラ10の作動表示と、ローカルバ
ス12を使用したネットワーク通信の異常、更に設定器
11との通信異常、更に多重伝送系の伝送線4の開放、
短絡を夫々CPU21の制御の下で表示する発光ダイオ
ードL1 〜L5 を図3に示すように備えている。
【0019】またCPU21の入力ポートにはディップ
スイッチSW1 とSW2 とを接続しており、ディップス
イッチSW1 はネットワークでの当該ローカルコントロ
ーラ10のアドレスを設定するためのもので、ディップ
スイッチSW2 は図4に示すように負荷5のオールオン
オフ制御、グループ制御、パターン制御、ゾーン制御の
状態変化の通知を上位に対して行なうか否かの設定を行
なうためのもので、図5に示すように各制御に対して1
ビットずつ割り当てた4ビットS1 〜S4 構成となって
いる。
【0020】尚図1中36はローカルコントローラ10
の電源回路であり、37はRS232Cのコネクタであ
る。ネットワークコントローラ13は図5に示すように
ローカルバス12に接続するRS485ドライバからな
る通信回路40と、この通信回路40を通じて行なう通
信の制御処理を行なうCPU41と、パーソナルコンピ
ュータ等で構成される設定器11を接続するRS232
Cドライバからなる通信回路42と、この通信回路42
を通じて行なう通信の制御処理を行なうCPU43と、
上位システムである中央監視盤14にインターフェース
15を介して接続するRS232Cドライバからなる通
信回路44と、この通信回路44を通じて行なう通信の
制御処理と、DPRAM46、47を通じてCPU4
1、42との間でデータ授受を行なうCPU45等で構
成される。
【0021】CPU45はRSC232Cのポーリング
/セレクティング手順の制御機能と、通信回路20に中
央監視盤14が直接接続された場合にインターフェース
するためのプロトコル変換機能と、各ローカルコントロ
ーラ101 …の管理及びその間の通信回路40を通じた
通信の管理機能と、中央監視盤14、設定器11からの
通信コマンドを受け取り、各ローカルコントローラ10
1 …に分配し、各多重伝送系の負荷5を制御、監視、更
に多重伝送系に必要な諸データの設定、その設定データ
の確認を行ない、また中央監視盤14、設定器11へ、
対応するデータを返信する機能と、更にローカルコント
ローラ101 …からの監視用端末器2、2’の監視デー
タを受け取り、EEPROM48に設定されているロー
カルコントロール101 …間の連動制御データに従い、
該当するローカルコントローラ101 …を指定したり或
いは全てのローカルコントローラ101 …に制御コマン
ドを送信する連動制御の機能とを備えている。尚ROM
49は動作用プログラム等格納したメモリ、RAM50
はワークエリアの確保や、一時記憶のためのメモリであ
る。またEEPROM48には上記のゾーン登録データ
や、接続ローカルコントローラ101 …のアドレスデー
タ等を記憶している。
【0022】CPU43はRS232Cのポーリング/
セレクティング手順の制御の機能と、通信回路42を介
して設定器11との通信を行なう機能とを有し、ポーリ
ング/セレクティングによる通信負荷を分散し、レスポ
ンスの向上を図る。CPU41はRS485のポーリン
グ/セレクティング手順の制御機能と、通信回路40と
ローカルバス12とを介して各ローカルコントローラ1
1 …との通信を行なう機能とを有するもので、通信負
荷を分散し、レスポンスの向上を図る。
【0023】尚CPU45の出力ポートには表示部51
が接続されており、この表示部51はネットワークコン
トローラ13の作動表示と、ローカルバス12を使用し
たネットワーク通信の異常、中央監視盤14との通信異
常、更に設定器11との通信異常を夫々CPU45の制
御の下で表示する発光ダイオードL11〜L14を図6に示
すように備えている。
【0024】CPU45の入力ポートにはディップスイ
ッチSW3 を接続しており、このディップスイッチSW
3 は負荷5のオールオンオフ制御、グループ制御、パタ
ーン制御、ゾーン制御の状態変化の通知を上位に対して
行なうか否かの設定を行なうためのもので、図7に示す
ように各制御に対して1ビットずつ割り当てた4ビット
11〜S14構成となっている。
【0025】尚図5中52はネットワークコントローラ
13の電源回路であり、53、54はRS232Cのコ
ネクタである。次に、図2に示すシステムの動作を図8
〜図11に基づいて説明する。図8は所定の多重伝送系
に対するゾーン制御の場合を示しており、この場合は中
央監視盤14からネットワークコントローラ13にゾー
ン制御コマンドが送られてくると、ネットワークコント
ローラ13は所定、例えばローカルコントローラ101
にゾーン制御コマンドを送る。ローカルコントローラ1
1 ではパータン制御のデータに変換し、パターン制御
対象の各負荷5を制御する負荷制御データを作成し、各
制御用端末器31 、32 に多重伝送により伝送して負荷
制御を行なう。そして夫々の制御用端末器31 、32
ら送られてくる制御後の状態監視のデータを受信したロ
ーカルコントローラ101 ではパターン制御の結果の照
合を行ない、制御対象となった負荷5を操作する監視用
端末器211に表示制御データを伝送して操作スイッチ6
に対応する負荷5の状態を表示させる。また更にパター
ン制御の結果をゾーン状態データに変換する。このゾー
ン制御結果を更にネットワークコントローラ13に返信
し、ネットワークコントローラ13はこの受信したゾー
ン制御結果を中央監視盤14に返信する。
【0026】図9は複数の多重伝送系に対するゾーン制
御の場合を示しており、この場合は、中央監視盤14か
らネットワークコントローラ13にゾーン制御コマンド
が送られてくると、ネットワークコントローラ13は指
定された二つのローカルコントローラ101 、102
ゾーン制御コマンドを送るのである。個々のローカルコ
ントローラ101 、102 での処理は図8の場合と同じ
であり、また返信の処理も同じである。
【0027】図10はある多重伝送系の負荷5をパター
ン制御する場合を示し、中央監視盤14からパターン
(グループ)制御コマンドを受け取ったネットワークコ
ントローラ13は、パターン制御コマンドを更に対応す
るローカルコントーラ101 に送る。以後の処理は上記
のゾーン制御と同じであって、ローカルコントローラ1
1 からネットワークコントローラ13に返信するデー
タはパターン制御結果となり、このパターン制御結果は
更にネットワークコントローラ13から中央監視盤14
へ返信される。
【0028】図11はローカルネット101 …間の連動
制御の場合を示しており、この場合例えばある多重伝送
系に設けたパターン制御用の監視用端末器2P1の操作ス
イッチが操作されてその監視データがローカルコントロ
ーラ101 に返信されると、ローカルコントローラ10
1 は当該監視用端末器2P1に表示制御データを伝送し、
また監視データに基づいて監視用端末器2P1の操作スイ
ッチが操作されたことをネットワークコントローラ13
に通知する。また同時に対応する制御用端末器311、3
12に負荷制御データを伝送して対応する負荷制御を行な
う。この負荷制御による状態監視データを受け取ったロ
ーカルネット101 では制御対象となった負荷5を操作
する監視用端末器211、212に表示用の制御データを伝
送して操作スイッチ6に対応する負荷5の状態を表示さ
せ、また同様に監視用端末器2P1に表示用の制御データ
を伝送してパターン状態を表示させる。
【0029】一方上記通知を受けたネットワークコント
ローラ13はローカルコントローラ101 に対して連動
関係のあるローカルコントーラ102 にパターン一斉制
御コマンドを送信する。このパターン一斉制御コマンド
を受信したローカルコントローラ102 は、コントロー
ラ101 と同様に対応する負荷5の制御と状態表示の制
御を行なう。
【0030】尚多重伝送系の伝送ユニット1の監視制御
の処理は従来例と同じであるため、上述の説明は簡略化
している。
【0031】
【発明の効果】本発明は、伝送ユニットと、複数の監視
用端末器及び制御用端末器とを1対の伝送線を介して接
続し、伝送ユニットから多重伝送信号を伝送して端末器
をアクセスして制御用端末器には対応する監視用端末器
にからの監視データに基づく負荷の制御データを与え、
監視用端末器に対しては多重伝送信号に設けた返信待機
期間中に監視データを伝送ユニットへ返信させる多重伝
送系からなる遠隔監視制御システムにおいて、伝送ユニ
ットと、上位システムや外部周辺装置を接続する第1の
通信手段と、ローカルバスに接続する第2の通信手段
と、第1、第2の通信手段を介して受信した通信コマン
ドに従って、伝送ユニットを通じた多重伝送系の負荷の
監視、制御や、データの設定、その設定データの確認を
行なうととに、通信コマンドの送信元へ返信する信号処
理手段とを備えたローカルコントローラを多重伝送系に
設けたから、第1の通信手段を用いて、中央監視盤等上
位システムやデータ設定用の設定器等からの通信コマン
ドによる多重伝送系の負荷の監視、制御、更には多重伝
送系に必要なデータの設定やその設定データの確認が行
なえるという効果がある。
【0032】また第2の通信手段を接続するローカルバ
スを通じて、中央監視盤等の上位システム、或いは他の
多重伝送系のローカルコントローラとの間で行なう通信
によって多重伝送系の負荷の監視、制御、更には設定操
作や確認が行なえるという効果がある。請求項2記載の
発明は、第1の通信手段にRS232Cの通信手段を用
い、第2の通信手段にRS485の通信手段を用いるの
で、汎用性に富む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のローカルコントローラの回路
構成図である。
【図2】同上の全体システム図である。
【図3】同上のローカルコントローラの表示部の構成図
である。
【図4】同上のローカルコントローラのディプスイッチ
の構成図である。
【図5】同上のネットワークコントローラの回路構成図
である。
【図6】同上のネットワークコントローラの表示部の構
成図である。
【図7】同上のネットワークコントローラのディプスイ
ッチの構成図である。
【図8】同上の動作説明用フローチャートである。
【図9】同上の動作説明用フローチャートである。
【図10】同上の動作説明用フローチャートである。
【図11】同上の動作説明用フローチャートである。
【図12】従来例のシステム図である。
【図13】多重伝送系に用いられる多重多重伝送信号V
sの説明図である。
【符号の説明】
1 伝送ユニット 10 ローカルコントローラ 11 設定器 12 ローカルバス 14 中央監視盤 20 通信回路 22 通信回路 21 CPU
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年8月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】CPU21は、RS232Cのポーリング
/セレクティング手順の制御機能と、通信回路20に中
央監視盤14が直接接続された場合にインターフェース
するためのプロトコル変換機能と、RS232C或いは
RS485の通信で受信した通信コマンドに従い、負荷
5の制御、監視、アドレスデータ等遠隔監視に必要とす
る設定データの設定、その設定データの確認等の指示を
伝送ユニット1へ行なう機能、さらに通信コマンドの送
信元にこれらの制御、監視、設定、確認等に応じたデー
タを返信させる機能を有し、伝送ユニット1からDPR
AM25を通じて監視用端末器2、2’の監視データを
受信した場合、DPRAM24とCPU23と通信回路
22とローカルバス12とを介してネットワークコント
ローラ13に送信し、ネットワークコントローラ13を
介した他の多重伝送系の制御を行なう連動制御を実現す
る機能と、更に上位からの通信により受信したゾーン制
御コマンドを、EEPROM26に記憶されたゾーン割
り付けデータを参照してパターン制御コマンドに変換
し、伝送ユニット1に指示を出す機能を有し、更にDP
RAM25を介して伝送ユニット1からの負荷5の状態
変化の通知を受信し、上位に通信する機能を有する。尚
ROM27は動作用プログラム等格納したメモリ、RA
M28はワークエリアの確保や、一時記憶のためのメモ
リである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】CPU45はRS232Cのポーリング/
セレクティング手順の制御機能と、通信回路20に中央
監視盤14が直接接続された場合にインターフェースす
るためのプロトコル変換機能と、各ローカルコントロー
ラ101 …の管理及びその間の通信回路40を通じた通
信の管理機能と、中央監視盤14、設定器11からの通
信コマンドを受け取り、各ローカルコントローラ101
…に分配し、各多重伝送系の負荷5を制御、監視、更に
多重伝送系に必要な諸データの設定、その設定データの
確認を行ない、また中央監視盤14、設定器11へ、対
応するデータを返信する機能と、更にローカルコントロ
ーラ101 …からの監視用端末器2、2’の監視データ
を受け取り、EEPROM48に設定されているローカ
ルコントロール101 …間の連動制御データに従い、該
当するローカルコントローラ10 1 …を指定したり或い
は全てのローカルコントローラ101 …に制御コマンド
を送信する連動制御の機能とを備えている。尚ROM4
9は動作用プログラム等格納したメモリ、RAM50は
ワークエリアの確保や、一時記憶のためのメモリであ
る。またEEPROM48には上記のゾーン登録データ
や、接続ローカルコントローラ101 …のアドレスデー
タ等を記憶している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】図9は複数の多重伝送系に対するゾーン制
御の場合を示しており、この場合は、中央監視盤14か
らネットワークコントローラ13にゾーン制御コマンド
が送られてくると、ネットワークコントローラ13は指
定された二つのローカルコントローラ101 、102
パターン制御コマンドを送るのである。個々のローカル
コントローラ101 、102 での処理は図8の場合と同
じであり、また返信の処理も同じである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】図11はローカルコントローラ101 …間
の連動制御の場合を示しており、この場合例えばある多
重伝送系に設けたパターン制御用の監視用端末器2P1
操作スイッチが操作されてその監視データがローカルコ
ントローラ101 に返信されると、ローカルコントロー
ラ101 は当該監視用端末器2P1に表示制御データを伝
送し、また監視データに基づいて監視用端末器2P1の操
作スイッチが操作されたことをネットワークコントロー
ラ13に通知する。また同時に対応する制御用端末器3
11、312に負荷制御データを伝送して対応する負荷制御
を行なう。この負荷制御による状態監視データを受け取
ったローカルコントローラ101 では制御対象となった
負荷5を操作する監視用端末器211、212に表示用の制
御データを伝送して操作スイッチ6に対応する負荷5の
状態を表示させ、また同様に監視用端末器2P1に表示用
の制御データを伝送してパターン状態を表示させる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝送ユニットと、複数の監視用端末器及び
    制御用端末器とを1対の伝送線を介して接続し、伝送ユ
    ニットから多重伝送信号を伝送して端末器をアクセスし
    て制御用端末器には対応する監視用端末器にからの監視
    データに基づく負荷の制御データを与え、監視用端末器
    に対しては多重伝送信号に設けた返信待機期間中に監視
    データを伝送ユニットへ返信させる多重伝送系からなる
    遠隔監視制御システムにおいて、伝送ユニットと、上位
    システムや外部周辺装置を接続する第1の通信手段と、
    ローカルバスに接続する第2の通信手段と、第1、第2
    の通信手段を介して受信した通信コマンドに従って、伝
    送ユニットを通じた多重伝送系の負荷の監視、制御や、
    データの設定、その設定データの確認を行なうととに、
    通信コマンドの送信元へ返信する信号処理手段とを備え
    たローカルコントローラを多重伝送系に設けたことを特
    徴とする遠隔監視制御システム。
  2. 【請求項2】第1の通信手段にRS232Cの通信手段
    を用い、第2の通信手段にRS485の通信手段を用い
    たことを特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システ
    ム。
JP4166606A 1992-06-25 1992-06-25 遠隔監視制御システム Pending JPH0614378A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0678796A1 (de) * 1994-04-13 1995-10-25 Siemens Aktiengesellschaft Kompakte speicherprogrammierbare Steuerung und Zentraleinheit einer modularen speicherprogrammierbaren Steuerung
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