JP2002290431A - 遠隔制御システムのシステム間インタフェース - Google Patents

遠隔制御システムのシステム間インタフェース

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JP2002290431A JP2001091287A JP2001091287A JP2002290431A JP 2002290431 A JP2002290431 A JP 2002290431A JP 2001091287 A JP2001091287 A JP 2001091287A JP 2001091287 A JP2001091287 A JP 2001091287A JP 2002290431 A JP2002290431 A JP 2002290431A
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    • H04Q9/00Arrangements in telecontrol or telemetry systems for selectively calling a substation from a main station, in which substation desired apparatus is selected for applying a control signal thereto or for obtaining measured values therefrom
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    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/40Bus networks
    • H04L12/403Bus networks with centralised control, e.g. polling

Abstract

(57)【要約】 【課題】ポーリング方式とコンテンション方式との遠隔
制御システム間で負荷の制御・監視を可能とし、かつ簡
単な接続関係で対応可能とする。 【解決手段】システム間インタフェース3は、ポーリン
グ方式の遠隔制御システムの伝送信号を授受可能な第1
信号処理部31と、コンテンション方式の遠隔制御シス
テムの伝送信号を授受可能な第2信号処理部32とを備
える。第1信号処理部31はアドレス記憶部13に格納
された複数個のアドレスを用いて複数台の端末器と等価
に機能する。第2信号処理部32は状態記憶部22に格
納した複数個のアドレスを用いてノード装置と等価に機
能する。制御部30では、アドレス記憶部13と状態記
憶部22との互いのアドレスを対応付け、かつ第1信号
処理部31と第2信号処理部32との間で情報伝送を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔制御システム
のシステム間インタフェースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、複数台の端末器と1台の伝送
ユニットとを信号線を介して接続し、各端末器に割り当
てたアドレスを用いて伝送ユニットが時分割伝送方式に
よって各端末器にアクセスすることにより、端末器間に
おけるデータの授受を伝送ユニットが仲介するポーリン
グ方式の遠隔制御システム(以下、「ポーリング式シス
テム」という)が提案されている。この種の遠隔制御シ
ステムでは、スイッチの操作に応じて負荷を制御するた
めに、スイッチの操作のような2値の監視入力を受け付
ける端末器と、負荷を制御する端末器とが設けられてい
る。伝送ユニットではスイッチ側の端末器と負荷側の端
末器とのアドレスが対応付けてあり、スイッチ側の端末
器が操作されたことを伝送ユニットが検出すると、伝送
ユニットから負荷側の端末器にスイッチの操作を通知
し、負荷側の端末器では負荷の動作を伝送ユニットを介
してスイッチ側の端末器に伝送することにより負荷の動
作状態をスイッチ側の端末器に設けた表示灯などで表示
可能にしてある。
【0003】また、各端末器に通信用のマイコンをもた
せることによって、各端末器が個々に独立して動作する
とともに、伝送ユニットを用いることなく端末器同士が
直接通信を行うコンテンション方式の遠隔制御システム
(以下、「コンテンション式システム」という)も普及
してきている。この種の遠隔制御システムでは、スイッ
チの操作を監視する端末器と負荷を制御する端末器との
間で直接通信することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した遠隔制御シス
テムのうちポーリング式システムは現状では照明負荷の
制御に主として採用されており、コンテンション式シス
テムは現状では空調制御において主として採用されてい
る。つまり、ポーリング式システムでは照明負荷の制御
用に各種機能の端末器が製品化されており、コンテンシ
ョン式システムは空調制御の分野では高い信頼性が期待
できる。
【0005】ところで、ポーリング式システムとコンテ
ンション式システムとを接続するにはインタフェースが
必要である。ポーリング式システムでは、照明負荷の調
光制御を行う機能を有するものもあるが、基本的には照
明負荷のオン・オフを制御するから、インタフェースと
しては、相互のシステム間においてオン・オフの情報を
伝達すればよいと言える。つまり、情報を送るシステム
では端末器を通して接点をオン・オフさせ、情報を受け
るシステムでは接点のオン・オフを端末器によって監視
すればよい。言い換えると、各システムでは他方のシス
テムに制御用の接点出力を送る端末器と他方のシステム
からの接点出力を受ける端末器との2台が必要であっ
て、双方向に情報を授受するには、各システム2台ずつ
で合計4台の端末器が必要になる。通常は、一方のシス
テムから他方のシステムへの情報の伝送に2個の端末器
を要し、他方のシステムでの動作確認を受け取るために
さらに2台の端末器を要することになる。このように、
システム間の情報の授受のためには4台の端末器を付加
しなければならない。
【0006】上述のように、一方のシステムで操作され
たスイッチに対して他方のスイッチの1つの負荷を制御
するために4台の端末器が必要であって、スイッチと負
荷との組合せ数が増加すれば、端末器の台数も大幅に増
加することになる。その結果、接続関係が複雑化すると
いう問題が生じる。
【0007】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、ポーリング式システムとコンテンシ
ョン式システムとの間で他方のシステムの負荷の制御・
監視を可能とし、かつ入力と負荷との組合せ数が増加し
ても簡単な接続関係で対応可能な遠隔制御システムのシ
ステム間インタフェースを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、それ
ぞれアドレスを有する複数台の端末器と伝送ユニットと
が第1の信号線を介して接続され、第1の入力を監視す
る端末器および第1の負荷を制御する端末器とに対して
伝送ユニットがアドレスを指定した伝送信号を時分割多
重伝送方式で伝送することにより、第1の入力に応じて
第1の負荷が制御されるポーリング方式の第1の遠隔制
御システムと、それぞれアドレスを有する複数台のノー
ド装置が第2の信号線を介して接続され、第2の入力を
監視するノード装置および第2の負荷を制御するノード
装置の間でアドレスを指定した伝送信号を伝送すること
により、第2の入力に応じて第2の負荷が制御されるコ
ンテンション方式の第2の遠隔制御システムとの間に介
在するように第1の信号線と第2の信号線とに接続され
る遠隔制御システムのシステム間インタフェースであっ
て、第1の信号線を伝送される伝送信号と第2の信号線
を伝送される伝送信号とをそれぞれ授受可能な第1信号
処理部および第2信号処理部と、第1信号処理部で用い
る前記端末器と等価なアドレスを複数個記憶したアドレ
ス記憶部と、第2信号処理部で用いる前記ノード装置の
アドレスを複数個記憶した状態記憶部と、アドレス記憶
部と状態記憶部との互いのアドレスを対応付けるととも
に第1の入力により第2の負荷を制御する情報伝送と第
2の入力により第1の負荷を制御する情報伝送との少な
くとも一方を可能とする制御部とを有することを特徴と
する。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記制御部が第1の入力により第2の負荷を制御す
る情報伝送と第2の入力により第1の負荷を制御する情
報伝送との両方を行うことを特徴とする。
【0010】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記制御部が第1の入力により第2の負荷を制御す
る情報伝送のみを行うことを特徴とする。
【0011】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、前記制御部が第2の入力により第1の負荷を制御す
る情報伝送のみを行うことを特徴とする。
【0012】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、前記状態記憶部には第1の遠隔制御
システムにおけるアドレスに対応付けた前記ノード装置
の負荷名称が設定可能であることを特徴とする。
【0013】請求項6の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、前記制御部が第1の遠隔制御システ
ムのアドレスに第2の遠隔制御システムのアドレスを一
対多対応させることを特徴とする。
【0014】請求項7の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、前記制御部が複数個の第2の負荷の
動作状態についてOR、AND、NOR、NANDの4
種類の演算結果を第1の遠隔制御システムに渡すことが
可能であって、前記4種類の演算から1つの演算結果を
選択して第1の遠隔制御システムに渡す演算選択スイッ
チが制御部に付加されていることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本実施形態
では、ポーリング式システム(本件出願人が提唱してい
る「フル2線リモコンシステム」を想定する)とコンテ
ンション式システム(エシュロン社が提唱する「Lon
Worksシステム」を想定する)との間で相互に情報
の授受を可能としたシステム間インタフェースを例示す
る。本発明において使用するシステム間インタフェース
は、基本的には図2に示す形態で使用されるものであっ
て、ポーリング式システム1の信号線Ls1とコンテン
ション式システム2の信号線Ls2との間にシステム間
インタフェース3が接続される。
【0016】ポーリング式システム1では、アドレスの
設定された複数台の端末器11が信号線Ls1を介して
伝送ユニット10と接続される。伝送ユニット10は端
末器11のアドレスを指定する時分割多重伝送方式の伝
送信号を信号線Ls1に送出し、伝送信号により選択さ
れたアドレスに一致するアドレスが設定されている端末
器11では伝送信号を受信して伝送信号により指示され
た内容の動作を行う。伝送信号には、伝送ユニット10
からの送信先となる端末器11のアドレス、制御内容を
指示する制御データ、端末器11からの情報を受け付け
る信号返送期間が少なくとも含まれる。たとえば、スイ
ッチ(以下では、基本的にスイッチを想定するが、セン
サのような他の入力(ワイヤレススイッチ、カードスイ
ッチ、接点入力、熱線センサなど)でもよい)の操作を
監視する端末器11であれば伝送信号によりアドレスが
選択されるとスイッチの操作内容を返送するのであり、
負荷を制御する端末器11であれば伝送信号によりアド
レスが選択されると伝送信号に含まれる制御内容に従っ
て負荷を制御する。また、負荷を制御したことは伝送信
号の信号返送期間に伝送され、負荷が制御されたことを
確認するために用いられる。
【0017】一方、コンテンション式システム2では、
信号線Ls2に複数台のノード装置21が接続され、各
ノード装置21では信号線Ls2に他のノード装置21
からのキャリアが存在するか否かを監視し、他のノード
装置21からのキャリアが検出されない期間に必要に応
じてノード装置21から信号線Ls2に所望の伝送信号
を送出するように構成されている。伝送信号には、送信
元のノード装置21のアドレスである送信元アドレス、
送信先のノード装置21のアドレスである送信先アドレ
ス、制御内容を指示するネットワーク変数が少なくとも
含まれる。たとえば、スイッチを備えるノード装置21
ではスイッチが操作されると、信号線Ls2にキャリア
が存在しないことを確認し送信先アドレスを指定して信
号線Ls2に伝送信号を送出する。伝送信号により指定
された送信先アドレスに一致するアドレスを有するノー
ド装置21は伝送信号を受信しネットワーク変数の内容
に従って動作する。この場合には、送信先のノード装置
21から送信元のノード装置21に対して確認の伝送信
号が送られる。
【0018】上述のようなポーリング式システム1とコ
ンテンション式システム2との間に介在するシステム間
インタフェース3は、図1に示すように、ポーリング式
システム1の信号線Ls1に接続されて端末器11と同
様に伝送ユニット10との間で時分割伝送方式により伝
送される信号の送受信を行う第1信号処理部31と、コ
ンテンション式システム2の信号線Ls2にトランシー
バ33を介して接続されノード装置21と同様に他のノ
ード装置21との間で信号の送受信を行う第2信号処理
部32とを備える。第1信号処理部31と第2信号処理
部32との間にはマイコンを主構成とする制御部30が
設けられ、第1信号処理部31と第2信号処理部32と
の間で相互に信号形式を変換する。システム間インタフ
ェース3の電源は電源部34を通して供給され、電源部
34には通電表示灯35が付設される。
【0019】ところで、制御部30には、ポーリング式
システム1とコンテンション式システム2とのどちらに
も対応するために、ポーリング式システム1に用いるア
ドレスを設定するためのアドレス設定部12およびアド
レス記憶部13を備える。アドレス設定部12はアドレ
スを設定する設定器4との間でワイヤレス信号を送受す
る機能を有する。設定器4からワイヤレス信号を用いて
伝送されたアドレスはEEPROMのような不揮発性メ
モリからなるアドレス記憶部13に書き込まれる。本実
施形態におけるアドレス記憶部13には最大で16個の
アドレスを設定可能であって、制御部10は16台分の
端末器11と等価に機能する。ここに、ポーリング式シ
ステム1からの信号を受信したときや、設定器4から送
信されたワイヤレス信号を受信したときに点滅する受信
表示灯14が制御部30に付設される。さらに、本実施
形態ではアドレス記憶部13に格納される複数のアドレ
スの組合せを複数種類(実施形態では4種類)から選択
可能であり、どの組合せを用いるかは制御部30に設け
た組合せ切替スイッチ15により選択される。
【0020】一方、コンテンション式システム2に対応
するために、ノード装置21に制御内容を指示するため
のネットワーク変数とアドレスとの関係が格納された状
態記憶部22が設けられ、状態記憶部22にはノード装
置21に対応する16個のアドレスがネットワーク変数
に対応付けて格納される。状態記憶部22はEEPRO
Mのような不揮発性メモリからなり、基本的には信号線
Ls2を通して状態記憶部22の内容が設定される。制
御部30には信号線Ls2を伝送信号が伝送されている
ときに点灯する信号灯23と、状態記憶部22に格納さ
れたアドレスに一致する伝送信号を信号線Ls2から受
信したときに点灯する信号受信灯24とが設けられる。
さらに、第2信号処理部32にはサービスピン(スイッ
チ)25およびサービス灯26が設けられ、サービスピ
ン25をオンにすると信号線Ls2に状態記憶部22の
内容を送出し、またサービス灯26は状態記憶部22に
ネットワーク変数とアドレスとがそれぞれ登録されてい
るか否かを点灯状態によって報知する。
【0021】本実施形態では上述のようにポーリング式
システム1とコンテンション式システム2とに対応する
アドレスをそれぞれ16個ずつ備え、互いのアドレスを
対応付けてある。ここでは、互いのアドレスが一対一に
対応付けられているものとする。本発明はポーリング式
システム1とコンテンション式システム2との間で相互
に情報を授受するものであるが、各アドレスについては
情報を一方向にしか伝送することができない。そこで、
情報の伝送方向を設定するために、ポーリング式システ
ム1とコンテンション式システム2とにおいて対応付け
られている対になるアドレスごとに、情報の伝送方向を
規定するために方向選択スイッチ36が制御部30に付
設される。
【0022】方向選択スイッチ36はたとえばアドレス
に対応付けた16点の接点を備えるディップスイッチか
らなり、各接点のオン・オフによってポーリング式シス
テム1とコンテンション式システム2との間で情報を伝
送する方向が決められる。たとえば、各接点についてオ
ンがポーリング式システム1からコンテンション式シス
テム2への情報伝送を意味し、オフがコンテンション式
システム2からポーリング式システム1への情報伝送を
意味する。要するに、本実施形態では16点のインタフ
ェースを備えることと等価であって、各点ごとに情報伝
送の向きを指定可能としてある。たとえば、図4(b)
に示す例では、16点にそれぞれ番号を付与し、2番と
4番のみをオンにし(ポーリング式システム1からコン
テンション式システム2への伝送)、残りをすべてオフ
にしてある。なお、方向選択スイッチ36ではなく、コ
ンテンション式システム2の信号線Ls2を通して情報
の伝送方向を指示するようにしてもよい。
【0023】各点の制御内容の一例を図5に示す。図5
の右欄はポーリング式システム1のアドレスを意味し、
「個別」「グループ」「パターン」はアドレスの設定方
式を意味する。つまり、ポーリング式システム1の端末
器11にはアドレスが設定されているから、1個のスイ
ッチによって1個の負荷を制御するだけではなく(この
ような制御を「個別」制御と呼んでいる)、1個のスイ
ッチによって複数個の負荷を一斉制御することが可能で
あり、一斉制御については制御対象となる複数個の負荷
を同じ状態に制御する「グループ」制御と、制御対象と
なる複数個の負荷の制御パターンをあらかじめ登録して
おきスイッチの操作時に登録された制御パターンで負荷
を制御する「パターン」制御とがある。図5の左欄はこ
れらの制御方式の種別を表している。ポーリング式シス
テム1では、これらのアドレスのほかに照明負荷の「調
光」制御に用いられるアドレスもある。また、図5の右
欄に示した矢印様のシンボルは、コンテンション式シス
テム2における命令(ネットワーク変数)の流れを示
す。「制御」はコンテンション式システム2からポーリ
ング式システム1への指示、「操作」はポーリング式シ
ステム1からコンテンション式システム2への指示、
「状態変化返信」は指示に対する応答を示す。また、
「名称登録」はポーリング式システム1のアドレスに対
応付けたコンテンション式システム2のノード装置21
に名称を付けてシステム間インタフェース3に登録する
ことを意味する。
【0024】まず、コンテンション式システム2におい
てスイッチを備えるノード装置21からの指示によって
ポーリング式システム1の端末器11に接続した負荷
(主として照明負荷)を制御する場合について説明す
る。このとき、第1信号処理部31が、ポーリング式シ
ステム1の信号線Ls1に対してスイッチの操作を監視
する端末器11と同様の機能で動作する。この種の端末
器11のアドレスは、上述のように、「個別」「グルー
プ」「パターン」「調光」のいずれかに設定されてい
る。しかして、本実施形態では、アドレスが「個別」
「調光」「グループ」の場合と「パターン」の場合とで
システム間インタフェース3の処理を異ならせている。
【0025】アドレスが「個別」「調光」「グループ」
の場合には、以下のように動作する。まず、コンテンシ
ョン式システム2のノード装置21に設けたスイッチの
操作によりポーリング式システム1の端末器11に接続
した照明負荷をオンにする指示がなされた場合について
説明する(図5の最上段など)。
【0026】この場合、第1信号処理部31では、ポー
リング式システム1の対応するアドレス(スイッチ)の
状態を確認し、オフであればポーリング式システム1に
対し割り込み処理を行い、ポーリング式システム1の対
応するアドレスにオンの指示を行う。つまり、スイッチ
の操作を監視する端末器11においてスイッチがオンに
なったときと同様に動作する。この指示によって負荷の
接続された端末器11において負荷が制御されると、負
荷の状態が伝送ユニット10を介して第1信号処理部3
1に返送されるから、システム間インタフェース3では
返送された負荷状態をコンテンション式システム2にお
いてスイッチが操作されたノード装置21に返信する
(状態変化返信)。
【0027】また、ポーリング式システム1の対応する
アドレス(スイッチ)の状態を確認したときに、オンで
あればポーリング式システム1に対する処理を行わず
に、コンテンション式システム2においてスイッチが操
作されたノード装置21に対して、その状態を返信する
(状態変化返信)。
【0028】次に、コンテンション式システム2のノー
ド装置21に設けたスイッチの操作によりポーリング式
システム1の端末器11に接続した照明負荷をオフにす
る指示がなされた場合について説明する。
【0029】この場合、第1信号処理部31では、ポー
リング式システム1の対応するアドレス(スイッチ)の
状態を確認し、オンであればポーリング式システム1に
対し割り込み処理を行い、ポーリング式システム1の対
応するアドレスにオフの指示を行う。つまり、スイッチ
の操作を監視する端末器11においてスイッチがオフに
なったときと同様に動作する。この指示によって負荷の
接続された端末器11において負荷が制御されると、負
荷の状態が伝送ユニット10を介して第1信号処理部3
1に返送されるから、システム間インタフェース3では
返送された負荷状態をコンテンション式システム2にお
いてスイッチが操作されたノード装置21に返信する
(状態変化返信)。
【0030】また、ポーリング式システム1の対応する
アドレス(スイッチ)の状態を確認したときに、オフで
あればポーリング式システム1に対する処理を行わず
に、コンテンション式システム2においてスイッチが操
作されたノード装置21に対して、その状態を返信する
(状態変化返信)。
【0031】コンテンション式システム2のノード装置
21は、オン・オフの指示だけではなく、システム間イ
ンタフェース3に対してポーリング式システム1に設け
たスイッチの状態確認を指示することも可能であって、
この場合には第1信号処理部31を通してポーリング式
システム1の対応するアドレス(スイッチ)の状態を確
認し、コンテンション式システム2のノード装置21に
状態情報を返信する(状態変化返信)。さらに、ポーリ
ング式システム1における負荷の状態が変化したときに
は、ポーリング式システム1のアドレス(スイッチ)が
状態照合により状態変化を認識した時点でコンテンショ
ン式システム2のノード装置21に対して、システム間
インタフェース3から状態情報を送信する(状態変化返
信)。
【0032】ところで、ポーリング式システム1のアド
レスが「パターン」の場合には、以下のように動作す
る。まず、コンテンション式システム2のノード装置2
1に設けたスイッチの操作によりポーリング式システム
11の「パターン」制御を有効(オン)にする指示がな
された場合について説明する。
【0033】この場合、第1信号処理部31では、ポー
リング式システム1の対応するアドレス(スイッチ)の
状態を確認し、「パターン」制御が無効(オフ)であれ
ばポーリング式システム1に対し割り込み処理を行い、
ポーリング式システム1の対応するアドレスで「パター
ン」制御を有効(オン)にする。このようにして負荷が
「パターン」制御されると、「パターン」制御が有効に
なったことが伝送ユニット10を介して第1信号処理部
31に返送されるから、システム間インタフェース3で
は返送された情報をコンテンション式システム2におい
てスイッチが操作されたノード装置21に対して返信す
る(状態変化返信)。
【0034】また、ポーリング式システム1の対応する
アドレス(スイッチ)の状態を確認したときに、「パタ
ーン」制御がすでに有効(オン)であった場合には、ポ
ーリング式システム1に対する処理を行わずに、コンテ
ンション式システム2においてスイッチが操作されたノ
ード装置21に対して、その状態を返信する(状態変化
返信)。
【0035】ところで、コンテンション式システム2の
ノード装置21に設けたスイッチの操作によりポーリン
グ式システム1の「パターン」制御を無効(オフ)にす
る指示がなされた場合には、ポーリング式システム1の
対応するアドレス(スイッチ)の状態を確認し、コンテ
ンション式システム2においてスイッチを操作したノー
ド装置21に状態情報を返信する(状態変化返信)。た
だし、「パターン」制御を無効にする指示はポーリング
式システム1では実行されずに無視される。
【0036】「パターン」制御の際にも、コンテンショ
ン式システム2のノード装置21は、システム間インタ
フェース3に対してポーリング式システム1に設けた
「パターン」制御の状態確認を指示することが可能であ
って、この場合には第1信号処理部31を通してポーリ
ング式システム1の対応するアドレス(スイッチ)の状
態を確認し、コンテンション式システム2のノード装置
21に状態情報を返信する(状態変化返信)。さらに、
ポーリング式システム1における負荷の状態が変化した
ときには、ポーリング式システム1のアドレス(スイッ
チ)が状態照合により状態変化を認識した時点でコンテ
ンション式システム2のノード装置21に対して、シス
テム間インタフェース3から状態情報を送信する(状態
変化返信)。
【0037】上述の例では、コンテンション式システム
2からの指示によってポーリング式システム1の負荷が
制御される動作について説明したが、逆に、ポーリング
式システム1からの指示によってコンテンション式シス
テム2の負荷が制御される動作について以下に説明す
る。
【0038】つまり、ポーリング式システム1の端末器
11に設けたスイッチの操作によってコンテンション式
システム2のノード装置21に設けた照明負荷を制御す
るものとすれば(図5の2段目など参照)、ポーリング
式システム1においてスイッチの操作を監視する端末器
11から照明負荷の点灯または消灯の指示がなされる
と、システム間インタフェース3では、第2信号処理部
32を通してコンテンション式システム2のノード装置
21に照明負荷の点灯または消灯の命令を与える(「操
作」)。「操作」を受け取ったノード装置21は照明負
荷を制御するとともにその状態を返信する(「状態変化
返信」)。システム間インタフェース3では、「状態変
化返信」を受けると、これをポーリング式システム1の
対応するアドレスの状態に対応付け、ポーリング式シス
テム1においてスイッチの操作を監視している端末器1
1に負荷状態が変化したことを報知する(つまり、端末
器11に設けた表示灯の点灯状態を変更する)。
【0039】ここに、コンテンション式システム2のノ
ード装置21に負荷状態の変化を返送する機能が設定さ
れていないときには、コンテンション式システム2のノ
ード装置21に「操作」を出力したときにポーリング式
システム1に対して負荷状態の変化を報知する。また、
ポーリング式システム1からの指示以外でコンテンショ
ン式システム2のノード装置21に設けた照明負荷の状
態が変化したときに、そのノード装置21に対応付けら
れた端末器11がポーリング式システム1に存在すると
きには、「状態変化返信」をシステム間インタフェース
3が受信した時点で対応する情報がポーリング式システ
ム1の伝送ユニット10を通して端末器11に伝送され
る。
【0040】コンテンション式システム2のノード装置
21からの「状態変化返信」に関する動作を図6に示し
て簡単に説明する。ノード装置21からの「状態変化返
信」があれば(S1)、ポーリング式システム1が正常
に動作しているか否かを確認し(S2)、制御が可能で
あればアドレス記憶部13にアドレスが設定されている
か否かを確認する(S3)。アドレスが設定されていれ
ば、そのアドレスが一斉制御(「パターン」制御、「グ
ループ」制御)中か否かを確認し(S4)、一斉制御中
でなければポーリング式システム1の当該アドレスに対
応する端末器11に負荷の制御を指示する(S5)。ま
た、ステップS4において一斉制御中であれば、制御を
中止する(S9)。
【0041】ところで、ステップS3においてポーリン
グ式システム1のアドレスが存在しなければ、アドレス
設定モードか否かを確認し(S6)、アドレス設定モー
ドであればノード装置21からの「状態変化返信」を一
端保持し(S7)、アドレス設定モードが解除されるま
で待ってから(S8)、ポーリング式システム1の端末
器11に負荷の制御を指示する(S5)。ステップS6
においてアドレス設定モードでなければ、アドレスが存
在しないのであるから、制御を中止する(S9)。同様
に、ステップS2においてポーリング式システム1が正
常に動作していない場合も制御を中止する(S9)。
【0042】上述したシステム間インタフェース3は、
図3に示すように、分電盤協約寸法の器体40に収納さ
れる。器体40の両側部にはそれぞれねじ付き端子を備
える端子台41が設けられる。図3(a)の左側の端子
台41には、ポーリング式システム1の信号線Ls1が
接続される信号端子T1と、電源(交流24V)に接続
される電源端子T2とが設けられる。また、右側の端子
台41にはコンテンション式システム2の信号線Ls2
が接続される信号端子T3と、接地される接地端子T4
とが設けられる。器体40の前面(図3(a)の正面)
には、通電表示灯35、受信表示灯14、信号灯23,
信号受信灯24、アドレス設定部12などが配置され、
さらに、ポーリング式システム1のアドレスとコンテン
ション式システム2のアドレス(「負荷名称」:負荷の
みではなくスイッチも含む)とを対応付けて表示するネ
ーム部42も器体40の前面に設けられる。器体40の
前面には扉43が設けられ、扉43に覆われる部位に
は、図4(a)のように、上述した組合せ切替スイッチ
15、サービスピン25、サービス灯26、方向選択ス
イッチ36が配置される。
【0043】以上説明したように、本実施形態ではポー
リング式システム1の端末器11とコンテンション式シ
ステム2のノード装置21との間で情報を交換可能とす
るインタフェースの機能を16点備えるから、16点の
インタフェースを個々に構成する場合に比較してシステ
ム構成が簡単であり、信号線Ls1,Ls2との接続も
容易である。
【0044】(第2の実施の形態)本実施形態は、図7
に示すように、第1の実施の形態のうちコンテンション
式システム2からポーリング式システム1への「操作」
の機能を省略したものである。したがって方向選択スイ
ッチ36は省略され、図8のように器体40の前面にお
いて扉43に覆われる部位には、組合せ切替スイッチ1
5、サービスピン25、サービス灯26のみが配置され
ている。また、ポーリング式システム1からコンテンシ
ョン式システム2への「操作」のみになるから、図9に
示すように、図5における「ランプアクチュエータ」の
機能は本実施形態では省略されている。他の構成および
動作は第1の実施の形態と同様である。
【0045】この構成では、ポーリング式システム1か
らコンテンション式システム2への「操作」専用である
から、ポーリング式システム1のアドレスはつねに負荷
を制御する端末器11のアドレスになりアドレス設定が
容易になる。また、コンテンション式システム2からみ
るとシステム間インタフェース3がつねにスイッチを備
えるノード装置21とみなせることになりシステム構築
が容易になる。
【0046】(第3の実施の形態)本実施形態は、第2
の実施の形態とは逆に、第1の実施の形態のうちポーリ
ング式システム1からコンテンション式システム2への
「制御」の機能を省略したものである。したがって、本
実施形態においても方向選択スイッチ36(図1参照)
は不要になる。また、コンテンション式システム2から
ポーリング式システム1への「制御」のみになるから、
図10に示すように、図5における「スイッチ」の機能
は本実施形態では省略されている。他の構成および動作
は第1の実施の形態と同様である。
【0047】この構成では、コンテンション式システム
2からポーリング式システム1への「制御」専用である
から、ポーリング式システム1のアドレスはつねにスイ
ッチの操作を監視する端末器11のアドレスになりアド
レス設定が容易になる。また、コンテンション式システ
ム2からみるとシステム間インタフェース3がつねに負
荷を備えるノード装置21とみなせることになりシステ
ム構築が容易になる。なお、本実施形態のシステム間イ
ンタフェース3と第2の実施の形態におけるシステム間
インタフェース3とを組み合わせて用いると、ポーリン
グ式システム1とコンテンション式システム2との間で
「制御」と「操作」とが可能になり、第1の実施の形態
と同様のシステムを構築することが可能であり、この場
合に各システム間インタフェース3は「制御」または
「操作」のみが可能であるから、アドレスの設定などが
容易になる点で第1の実施の形態よりも利便性が高ま
る。
【0048】(第4の実施の形態)ところで、図9に示
すように、ポーリング式システム1からコンテンション
式システム2に「操作」を指示するときには、ポーリン
グ式システム1の「個別」アドレスを用いることにな
る。言い換えると、ポーリング式システム1における1
つのスイッチの操作には、コンテンション式システム2
における1つのアドレスが対応付けられる。しかしなが
ら、ポーリング式システム1においては、1つのスイッ
チで複数の負荷を制御する機能(「グループ」制御や
「パターン」制御)があるから、類似した機能をコンテ
ンション式システム2のノード装置21に対しても実現
することができれば便利である。つまり、ポーリング式
システム1において用いることができるアドレス数には
制限があり、端末器11とノード装置21とを一対一に
対応付けると、ポーリング式システム1の端末器11の
間で使用可能なアドレス数が少なくなるおそれがある。
そこで、端末器11のアドレスに対するノード装置21
のアドレスの対応関係を一対一以外に一対多とすること
を可能とする構成を採用している。ただし、基本的な構
成は第2の実施の形態と同様に、ポーリング式システム
1からコンテンション式システム2への「操作」のみが
可能な構成を採用している。
【0049】本実施形態の基本的な構成は、図11に示
すように、図7に示した第2の実施の形態と同様であっ
て、3ビットのディップスイッチからなる対応選択スイ
ッチ16と、2ビットのディップスイッチからなる演算
選択スイッチ17とを付加した点が主な相違点である。
対応選択スイッチ16および演算選択スイッチ17は、
図12(a)のように、組合せ切替スイッチ15ととも
に器体40において扉43に覆われる部位に配置され
る。つまり、図12(b)に示すように、少なくとも5
ビットのディップスイッチが配置される。他のディップ
スイッチは予備である。
【0050】しかして、本実施形態では、ポーリング式
システム1の1個のアドレスで制御可能なコンテンショ
ン式システム2のアドレス数を、1、2、4、8、16
から選択可能にしてある。要するに、ポーリング式シス
テム1のアドレス数:コンテンション式システム2のア
ドレス数は、1:1、1:2、1:4、1:8、1:1
6から選択できる。この選択のために対応選択スイッチ
16が設けられているのであって、対応選択スイッチ1
6の設定値とアドレス数の比との関係は、設定値が0、
1、2、3、4であるときに、それぞれ1:1、1:
2、1:4、1:8、1:16にしてある。換言すれ
ば、設定値が0、1、2、3、4のときにポーリング式
システム1のアドレスは、それぞれ16個、8個、4
個、2個、1個の使用になる。
【0051】上述のように、ポーリング式システム1の
1個のスイッチによってコンテンション式システム2の
複数の負荷の制御を可能としたときに、「状態変化返
信」が複数のノード装置21から返送されることにな
る。そこで、本実施形態では、制御部30において「状
態変化返信」を適宜に組み合わせて1つの情報にまとめ
てポーリング式システム1に引き渡すことを可能にして
いる。「状態変化返信」は2値信号であって、ここでは
オンを1に割り当て、オフを0に割り当ててある。この
ように複数の2値信号を1信号にまとめるために、本実
施形態では「OR」「AND」「NOR」「NAND」
の4つの論理演算を選択して用い、どの論理演算を適用
するかは演算選択スイッチ17により選択する。具体的
には、演算選択スイッチ17による設定値が0、1、
2、3のときに、それぞれ「OR」「AND」「NO
R」「NAND」が選択される。各論理演算を適用した
ときに得られる情報について以下に説明する。
【0052】まず、「OR」が選択されると、コンテン
ション式システム2において制御されるノード装置21
が1台でもオンであれば演算結果はオンになる。つま
り、コンテンション式システム2のノード装置21につ
いてオフが希望状態である場合に、オンのノード装置2
1の有無を監視するために使用することができる。たと
えば、ノード装置21が照明負荷を点灯・消灯させるも
のであれば、「OR」の演算結果でオンの出力が発生す
ることは少なくとも1台の照明負荷が点灯していること
を意味するから、照明負荷の消し忘れの有無を監視する
ために用いることができる。その結果、ポーリング式シ
ステム1において照明負荷の消し忘れが表示されたとき
には、ポーリング式システム1側のスイッチを操作して
すべての照明負荷を消灯させることが可能になる。
【0053】「AND」が選択されたときには、コンテ
ンション式システム2において制御されるノード装置2
1が1台でもオフであれば演算結果はオフになる。つま
り、コンテンション式システム2のノード装置21につ
いてオンが希望状態である場合に、オフのノード装置2
1の有無を監視するために使用することができる。たと
えば、ノード装置21が各種機器を制御するものであれ
ば、「AND」の演算結果でオフの出力が発生すること
は少なくとも1台の機器が停止したことを意味するか
ら、機器停止の有無を監視するために用いることができ
る。その結果、すべての機器を運転状態にする必要があ
るときに停止している機器があることがポーリング式シ
ステム1において表示されたときに、ポーリング式シス
テム1側のスイッチを操作してすべての機器を運転状態
に移行させることが可能になる。
【0054】「NOR」が選択されると、コンテンショ
ン式システム2において制御されるノード装置21が1
台でもオンであれば演算結果はオフになる。逆に言え
ば、コンテンション式システム2において制御されるノ
ード装置21がすべてオフの場合にのみ演算結果がオン
になる。したがって、コンテンション式システム2にお
いて制御される各種機器がすべて停止したときには演算
結果がオンになるから、この場合に異常が生じたものと
して、ポーリング式システム1におけるスイッチの操作
による指示を受け付けないようにすることができる。つ
まり、一種の安全スイッチとして用いることができる。
【0055】「NAND」が選択された場合には、コン
テンション式システム2において制御されるノード装置
21が1台でもオフであれば演算結果はオンになる。つ
まり、コンテンション式システム2のノード装置21の
うちの1台でもオフであるときには、ポーリング式シス
テム1においてオンの表示とすることができる。ポーリ
ング式システム1においてスイッチの操作を監視する端
末器11では、オンの表示がなされていると次のスイッ
チの操作で負荷をオフにするから、コンテンション式シ
ステム2における制御対象である機器をこのスイッチの
操作によって一斉に停止させることが可能になる。つま
り、コンテンション式システム2で制御される機器が1
台でも停止した場合に、所定範囲内の他のすべての機器
をオフにする安全スイッチとして用いることが可能にな
る。
【0056】なお、上述の例ではディップスイッチによ
り対応選択スイッチ16および演算選択スイッチ17を
構成しているが、対応選択スイッチ16および演算選択
スイッチ17を用いずに、コンテンション式システム2
の信号線Ls2を通して同様の選択を指示してもよい。
また、本実施形態において端末器11とノード装置21
とを一対多対応させる場合で、「OR」「AND」「N
OR」「NAND」の演算を行う例を示したが、端末器
11とノード装置21とが一対一対応の場合でも、ノー
ド装置21の動作状態の監視のために「OR」「AN
D」「NOR」「NAND」の演算を行うようにしても
よいのはもちろんのことである。他の構成および動作は
第1の実施の形態と同様である。
【0057】
【発明の効果】請求項1の発明は、それぞれアドレスを
有する複数台の端末器と伝送ユニットとが第1の信号線
を介して接続され、第1の入力を監視する端末器および
第1の負荷を制御する端末器とに対して伝送ユニットが
アドレスを指定した伝送信号を時分割多重伝送方式で伝
送することにより、第1の入力に応じて第1の負荷が制
御されるポーリング方式の第1の遠隔制御システムと、
それぞれアドレスを有する複数台のノード装置が第2の
信号線を介して接続され、第2の入力を監視するノード
装置および第2の負荷を制御するノード装置の間でアド
レスを指定した伝送信号を伝送することにより、第2の
入力に応じて第2の負荷が制御されるコンテンション方
式の第2の遠隔制御システムとの間に介在するように第
1の信号線と第2の信号線とに接続される遠隔制御シス
テムのシステム間インタフェースであって、第1の信号
線を伝送される伝送信号と第2の信号線を伝送される伝
送信号とをそれぞれ授受可能な第1信号処理部および第
2信号処理部と、第1信号処理部で用いる前記端末器と
等価なアドレスを複数個記憶したアドレス記憶部と、第
2信号処理部で用いる前記ノード装置のアドレスを複数
個記憶した状態記憶部と、アドレス記憶部と状態記憶部
との互いのアドレスを対応付けるとともに第1の入力に
より第2の負荷を制御する情報伝送と第2の入力により
第1の負荷を制御する情報伝送との少なくとも一方を可
能とする制御部とを有するものであり、ポーリング方式
の第1の遠隔制御システムとコンテンション方式の第2
の遠隔制御システムとの一方の入力に他方の負荷を対応
付けることが可能になり、しかも第1の遠隔制御システ
ムに対しては複数台の端末器と等価に機能し、第2の遠
隔制御システムに対してはノード装置と等価に機能する
から、第1の信号線と第2の信号線とに接続するだけの
簡単な接続関係で複数の入力および負荷に対応すること
が可能になる。
【0058】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記制御部が第1の入力により第2の負荷を制御す
る情報伝送と第2の入力により第1の負荷を制御する情
報伝送との両方を行うものであり、第1の信号線と第2
の信号線との間に1台のシステム間インターフェースを
接続するだけの簡単な構成で第1の遠隔制御システムと
第2の遠隔制御システムとで相互に入力と負荷とを関係
付けることが可能になる。
【0059】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記制御部が第1の入力により第2の負荷を制御す
る情報伝送のみを行うものであり、アドレス記憶部には
負荷を制御する端末器のアドレスのみを設定すればよ
く、また第2信号処理部はスイッチ側のノード装置とし
て機能させればよいから、単機能化されシステム構築が
容易である。
【0060】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、前記制御部が第2の入力により第1の負荷を制御す
る情報伝送のみを行うものであり、アドレス記憶部には
入力を監視する端末器のアドレスのみを設定すればよ
く、また第2信号処理部は負荷側のノード装置として機
能させればよいから、単機能化されシステム構築が容易
である。
【0061】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、前記状態記憶部には第1の遠隔制御
システムにおけるアドレスに対応付けた前記ノード装置
の負荷名称が設定可能であることを特徴とするものであ
り、第2の遠隔制御システムからはシステム間インタフ
ェースは1つのノード装置とみなされるが、複数のノー
ド装置に対応する負荷名称を設定可能としたことによっ
て、ノード装置の端末器との対応関係が分かりやすくな
る。
【0062】請求項6の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、前記制御部が第1の遠隔制御システ
ムのアドレスに第2の遠隔制御システムのアドレスを一
対多対応させるものであり、第1の遠隔制御システムに
おける1台の端末器で第2の遠隔制御システムにおける
複数台のノード装置を一括制御することが可能になる。
【0063】請求項7の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、前記制御部が複数個の第2の負荷の
動作状態についてOR、AND、NOR、NANDの4
種類の演算結果を第1の遠隔制御システムに渡すことが
可能であって、前記4種類の演算から1つの演算結果を
選択して第1の遠隔制御システムに渡す演算選択スイッ
チが制御部に付加されているものであり、複数個の第2
の負荷の動作状態の論理演算によって1つの演算結果を
第1の遠隔制御システムに渡すから、第1の遠隔制御シ
ステムにおいて複数個の負荷の特定の動作状態を一括管
理することが可能になり、たとえば第2の負荷の消し忘
れや異常状態の監視を行うことができ、このような監視
結果に対応させて第2の負荷を一括制御するようなスイ
ッチを第1の遠隔制御システムに設けておけば、第2の
負荷の消し忘れ時に第2の負荷を一斉に消す(オフ)に
するような制御が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】同上の使用形態を示すブロック図である。
【図3】同上の外観を示し、(a)は正面図、(b)は
側面図、(c)は下面図である。
【図4】(a)(b)はそれぞれ同上の要部正面図であ
る。
【図5】同上の動作説明図である。
【図6】同上の動作説明図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図8】同上の要部正面図である。
【図9】同上の動作説明図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態を示す動作説明図
である。
【図11】本発明の第4の実施の形態を示すブロック図
である。
【図12】(a)(b)はそれぞれ同上の要部正面図で
ある。
【符号の説明】
1 ポーリング式システム 2 コンテンション式システム 10 伝送ユニット 11 端末器 13 アドレス記憶部 16 対応選択スイッチ 17 演算選択スイッチ 21 ノード装置 22 状態記憶部 30 制御部 31 第1信号処理部 32 第2信号処理部 Ls1 信号線 Ls2 信号線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 341 H04Q 9/00 341B

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれアドレスを有する複数台の端末
    器と伝送ユニットとが第1の信号線を介して接続され、
    第1の入力を監視する端末器および第1の負荷を制御す
    る端末器とに対して伝送ユニットがアドレスを指定した
    伝送信号を時分割多重伝送方式で伝送することにより、
    第1の入力に応じて第1の負荷が制御されるポーリング
    方式の第1の遠隔制御システムと、それぞれアドレスを
    有する複数台のノード装置が第2の信号線を介して接続
    され、第2の入力を監視するノード装置および第2の負
    荷を制御するノード装置の間でアドレスを指定した伝送
    信号を伝送することにより、第2の入力に応じて第2の
    負荷が制御されるコンテンション方式の第2の遠隔制御
    システムとの間に介在するように第1の信号線と第2の
    信号線とに接続される遠隔制御システムのシステム間イ
    ンタフェースであって、第1の信号線を伝送される伝送
    信号と第2の信号線を伝送される伝送信号とをそれぞれ
    授受可能な第1信号処理部および第2信号処理部と、第
    1信号処理部で用いる前記端末器と等価なアドレスを複
    数個記憶したアドレス記憶部と、第2信号処理部で用い
    る前記ノード装置のアドレスを複数個記憶した状態記憶
    部と、アドレス記憶部と状態記憶部との互いのアドレス
    を対応付けるとともに第1の入力により第2の負荷を制
    御する情報伝送と第2の入力により第1の負荷を制御す
    る情報伝送との少なくとも一方を可能とする制御部とを
    有することを特徴とする遠隔制御システムのシステム間
    インタフェース。
  2. 【請求項2】 前記制御部が第1の入力により第2の負
    荷を制御する情報伝送と第2の入力により第1の負荷を
    制御する情報伝送との両方を行うことを特徴とする請求
    項1記載の遠隔制御システムのシステム間インタフェー
    ス。
  3. 【請求項3】 前記制御部が第1の入力により第2の負
    荷を制御する情報伝送のみを行うことを特徴とする請求
    項1記載の遠隔制御システムのシステム間インタフェー
    ス。
  4. 【請求項4】 前記制御部が第2の入力により第1の負
    荷を制御する情報伝送のみを行うことを特徴とする請求
    項1記載の遠隔制御システムのシステム間インタフェー
    ス。
  5. 【請求項5】 前記状態記憶部には第1の遠隔制御シス
    テムにおけるアドレスに対応付けた前記ノード装置の負
    荷名称が設定可能であることを特徴とする請求項1ない
    し請求項4のいずれか1項に記載の遠隔制御システムの
    システム間インタフェース。
  6. 【請求項6】 前記制御部が第1の遠隔制御システムの
    アドレスに第2の遠隔制御システムのアドレスを一対多
    対応させることを特徴とする請求項1ないし請求項4の
    いずれか1項に記載の遠隔制御システムのシステム間イ
    ンタフェース。
  7. 【請求項7】 前記制御部が複数個の第2の負荷の動作
    状態についてOR、AND、NOR、NANDの4種類
    の演算結果を第1の遠隔制御システムに渡すことが可能
    であって、前記4種類の演算から1つの演算結果を選択
    して第1の遠隔制御システムに渡す演算選択スイッチが
    制御部に付加されていることを特徴とする請求項1ない
    し請求項4のいずれか1項に記載の遠隔制御システムの
    システム間インタフェース。
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