JP3195650B2 - 遠隔監視制御システム - Google Patents

遠隔監視制御システム

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JP3195650B2 JP16660592A JP16660592A JP3195650B2 JP 3195650 B2 JP3195650 B2 JP 3195650B2 JP 16660592 A JP16660592 A JP 16660592A JP 16660592 A JP16660592 A JP 16660592A JP 3195650 B2 JP3195650 B2 JP 3195650B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠隔監視制御システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から時分割多重伝送を用いて負荷の
制御、監視を行なう遠隔監視制御システムがある。この
遠隔監視制御システムは図12に示すように制御装置1
からの一対の線路からなる伝送線4に、複数の照明負荷
制御用端末器3、壁スイッチのような操作スイッチ6の
操作監視を行なう監視用端末器2を接続し、各制御用端
末器3には照明負荷5を接続し、監視用端末器2には操
作スイッチ6を接続して構成している。
【0003】監視制御系の動作に付いて図13に示す多
重伝送信号に基づいて説明すると、伝送ユニット1から
は図13(a)に示すような形式を有した多重伝送信号
Vsが送出され、制御用端末器3、監視用端末器2が監
視制御されるようになっている。即ち、多重伝送信号V
sは、信号の送出開始を示すスタートパルスST、信号
のモードを示すモードデータMD、アドレスデータA
D、負荷を制御する制御データCD、伝送誤りを検知す
るチェックサムデータCS、返信データの返信待機期間
を設定する返信待機期間WTよりなる複極(±24V)
の時分割多重信号であり、パルス幅変調によってデータ
が伝送されるようになっている。
【0004】制御用端末器3、監視用端末器2では、そ
れぞれ伝送線4を介して受信された多重伝送信号Vsの
アドレスデータADがあらかじめ設定されている自己の
アドレスと一致したときに、その多重伝送信号Vsの制
御データCDを取り込むとともに、多重伝送信号Vsの
返信待機期間WTに同期して返信信号を電流モード信号
(伝送線4の線間を適当な低インピーダンスを介して短
絡して送出される信号)として返信するようになってい
る。
【0005】一方、伝送ユニット1には、ダミー信号送
信手段と、割り込み処理手段とが設けられている。ダミ
ー信号送信手段は、モードデータMDをダミーモードと
した多重伝送信号Vsを常時送出する。また、割り込み
処理手段は図13(b)に示すような割り込み信号Vi
が返信されたときに、割り込み信号Viを発生した監視
用端末器2から返信データを返信させるようになってい
る。すなわち、監視用端末器2は操作スイッチ6のスイ
ッチ出力を接続し、このスイッチ出力がオン、或いはオ
フされたときにこのスイッチ入力の変化に応じて割り込
み信号Viを送出するのである。伝送ユニット1では、
この割り込み信号Viに対応して、割り込みをかけた端
末器2をサーチするために、グループアドレス毎にアド
レスサーチのための多重伝送信号Vsを伝送する。割り
込みをかけた監視用端末器2では属するグループがアク
セスされたときに自己の固有アドレスを返信データとし
て返信する。
【0006】この返信により伝送ユニット1は、割り込
みをかけた監視用端末器2を判定でき、次に当該監視用
端末器2のアドレスデータADを持つ多重伝送信号Vs
を伝送して当該監視用端末器2をアクセスし、当該監視
用端末器2から接続された操作スイッチ6の操作データ
を監視データとして返信させるのである。このようにし
て監視用端末器2から返信された操作データに基いて、
伝送ユニット1は、当該監視用端末器2に対応した負荷
5を制御する制御用端末器3に与える制御データCDを
作成し、この制御データCDを含む多重伝送信号Vsを
伝送線4を介して制御用端末器3に時分割多重伝送する
ことにより、各照明負荷5を個別にオン、オフ制御する
ようになっている。
【0007】ところでこのような多重伝送系を、上位シ
ステムに接続する場合には、制御用端末器3を上位シス
テムとのインターフェース用として用いて、制御用端末
器の接点情報を上位システムに伝達する方法や、あるい
は伝送線4にゲートウェイを接続し、ゲートウェイを介
して負荷5を上位システムで監視制御する方法が従来用
いられていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記のような方
法で上位システムを接続した場合、前者の方法では伝送
線に短絡、断線等のトラブルが起きると、上位システム
との通信ができないという問題があった。また後者のゲ
ートウェイを用いる方法では時分割多重伝送信号に一度
変換する必要があるため、パターン設定等のデータ量の
多いコマンドのときには、時間がかかるという問題があ
った。
【0009】本発明は、上述の問題点に鑑みて為された
もので、その目的とするところは中央監視盤からの通信
コマンドで各多重伝送系の負荷の制御、監視、更に必要
なデータの設定やその設定データの確認等が行なえ、ま
た多重伝送系同士の連動制御も可能な遠隔監視制御シス
テムを提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、伝送ユニットと、複数の
監視用端末器及び制御用端末器とを1対の伝送線を介し
て接続し、伝送ユニットから多重伝送信号を伝送して端
末器をアクセスして制御用端末器には対応する監視用端
器からの監視データに基づく負荷の制御データを与
え、監視用端末器に対しては多重伝送信号に設けた返信
待機期間中に監視データを伝送ユニットへ返信させる多
重伝送系からなる遠隔監視制御システムにおいて、伝送
ユニットとローカルバスに接続する通信手段を備えたロ
ーカルコントローラと、このローカルコントローラが複
数接続されたローカルバスに対して接続した第1の通信
手段によりローカルコントローラとの間で通信によるデ
ータ授受を行ない、第2の通信手段により中央監視盤と
の間で通信を行ない、第3の通信手段により外部の設定
器との間で通信を行なうネットワークコントローラとを
備え、該ネットワークコントローラには、ローカルコン
トローラから送られてくる当該多重伝送系の監視データ
による通知を受けると、予め連動関係を設定している他
のローカルコントローラに制御コマンドを与え、他のロ
ーカルコントローラの伝送ユニットにより従属する多重
伝送系の負荷を制御を行なう連動制御機能と、上記第2
の通信手段と中央監視盤とを接続する第1の通信用コネ
クタと、上記第3の通信手段に上記設定器を接続する第
2の通信用コネクタとを設けたものである。
【0011】
【0012】
【作用】而して、請求項1記載の発明によれば、伝送ユ
ニットとローカルバスに接続する通信手段を備えたロー
カルコントローラと、このローカルコントローラが複数
接続されたローカルバスに対して接続した第1の通信手
段によりローカルコントローラとの間で通信によるデー
タ授受を行ない、第2の通信手段により中央監視盤との
間で通信を行なうネットワークコントローラとを備えて
いるので、ネットワークコントローラを通じて中央監視
盤からの通信コマンドにより各多重伝送系の負荷の監
視、制御、更には必要なデータの設定やその設定データ
の確認が行なえる。
【0013】また、ローカルコントローラから送られて
くる当該多重伝送系の監視データによる通知を受ける
と、予め連動関係を設定している他のローカルコントロ
ーラに制御コマンドを与え、他のローカルコントローラ
の伝送ユニットにより従属する多重伝送系の負荷を制御
を行なう連動制御機能をネットワークコントーラに設け
ているので、ネットワークコントローラを介して多重伝
送系同士の連動制御が可能となり、大規模なシステムを
簡単に構築することができる。更にネットワークコント
ローラには、上記第2の通信手段と中央監視盤とを接続
する第1のコネクタと、外部の設定器との間で通信を行
うための第3の通信手段及び該第3の通信手段と上記設
定器との間を接続する第2のコネクタとを設けているの
で、ネットワークコントローラに対して上位システムで
ある中央制御装置の接続を容易にし、またコネクタを採
用することで上位システムを必要としないシステム構成
の場合にも簡単に対応でき、更に外部の設定器を第2の
コネクタを用いて第3の通信手段に接続するため、設定
器を他のネットワークに対しても使い回すことが可能と
なる。
【0014】
【実施例】以下本発明を実施例により説明する。図2は
本発明の実施例のシステムを示しており、このシステム
では複数の多重伝送系を構築し、各多重伝送系には従来
の伝送ユニットと、通信手段と、伝送ユニットと通信手
段との間の信号処理を行なう信号処理手段とを持つロー
カルコントローラユニット101 …を設けてあり、各ロ
ーカルコントローラ101 …は第1の通信手段を用いて
外部のパーソナルコンピュータ等からなる設定器11の
ような外部周辺装置を接続することができるとともに、
第2の通信手段を用いてローカルバス12に接続するこ
とができるようになっている。
【0015】ローカルバス12はネットワークコントロ
ーラ13と、インターフェースユニット15とを介して
上位システムの中央監視盤14に接続されるようになっ
ている。尚図中ではローカルバス12は3線で示されて
いるが、1線はシールド線のアース線である。一方各多
重伝送系の伝送線4には、操作スイッチ6を設けた監視
用端末器2、熱感知センサ7を設けた監視用端末器2’
の他に、リモコンリレー8を通じて負荷5を制御するリ
レー制御用端末器3、或いは内蔵したリレーにより負荷
5を制御する制御用端末器3’を接続しており、これら
監視用端末器2、2’や制御用端末器3、3’を用いた
負荷5の監視制御をローカルコントーラ101 …内の伝
送ユニット1で行なうようになっている。図中9はリモ
コンリレー8の電源用トランスである。
【0016】本発明の主要な構成であるネットワークコ
ントローラ13は図1に示すようにローカルバス12に
接続するRS485ドライバからなる第1の通信手段た
通信回路40と、この通信回路40を通じて行なう通
信の制御処理を行なうCPU41と、上位システムであ
る中央監視盤14にインターフェース15を介して接続
するRS232Cドライバからなる第2の通信手段であ
通信回路44と、この通信回路44を通じて行なう通
信の制御処理及びDPRAM46、47を通じてCPU
41、42との間でデータ授受を行なうCPU45と、
パーソナルコンピュータ等で構成される設定器11を接
続するRS232Cドライバからなる第3の通信手段た
る通信回路42と、この通信回路42を通じて行なう通
信の制御処理を行なうCPU43等で構成される。
【0017】CPU45はRS232Cのポーリング/
セレクティング手順の制御機能と、通信回路20に中央
監視盤14が直接接続された場合にインターフェースす
るためのプロトコル変換機能と、各ローカルコントロー
ラ101 …の管理及びその間の通信回路40を通じた通
信の管理機能と、中央監視盤14、設定器11からの通
信コマンドを受け取り、各ローカルコントローラ101
…に分配し、各多重伝送系の負荷5を制御、監視、更に
多重伝送系に必要な諸データの設定、その設定データの
確認を行ない、また中央監視盤14、設定器11へ、対
応するデータを返信する機能と、更にローカルコントロ
ーラ101 …からの監視用端末器2、2’の監視データ
を受け取り、EEPROM48に設定されているローカ
ルコントロール101 …間の連動制御データに従い、該
当するローカルコントローラ101 …を指定したり或い
は全てのローカルコントローラ101 …に制御コマンド
を送信する連動制御の機能とを備えている。尚ROM4
9は動作用プログラム等格納したメモリ、RAM50は
ワークエリアの確保や、一時記憶のためのメモリであ
る。またEEPROM48には上記のゾーン登録データ
や、接続ローカルコントローラ101 …のアドレスデー
タ等を記憶している。
【0018】CPU43はRS232Cのポーリング/
セレクティング手順の制御の機能と、通信回路42を介
して設定器11との通信を行なう機能とを有し、ポーリ
ング/セレクティングによる通信負荷を分散し、レスポ
ンスの向上を図る。CPU41はRS485のポーリン
グ/セレクティング手順の制御機能と、通信回路40と
ローカルバス12とを介して各ローカルコントローラ1
1 …との通信を行なう機能とを有するもので、通信負
荷を分散し、レスポンスの向上を図る。
【0019】尚CPU45の出力ポートには表示部51
が接続されており、この表示部51はネットワークコン
トローラ13の作動表示と、ローカルバス12を使用し
たネットワーク通信の異常、中央監視盤14との通信異
常、更に設定器11との通信異常を夫々CPU45の制
御の下で表示する発光ダイオードL11〜L14を図3に示
すように備えている。
【0020】CPU45の入力ポートにはディップスイ
ッチSW3 を接続しており、このディップスイッチSW
3 は負荷5のオールオンオフ制御、グループ制御、パタ
ーン制御、ゾーン制御の状態変化の通知を上位に対して
行なうか否かの設定を行なうためのもので、図4に示す
ように各制御に対して1ビットずつ割り当てた4ビット
11〜S14構成となっている。尚図1中52はネットワ
ークコントローラ13の電源回路であり、53、54は
RS232Cのコネクタである。
【0021】ローカルコントローラ10は図5に示すよ
うに中央監視盤或いはパーソナルコピュータからなる設
定器11等を接続するRS232Cドライバからなる第
1の通信回路20と、この通信回路20を通じて行なう
通信の制御処理を行なうCPU21等でRS232Cに
よる通信の制御を行なうとともに、RS485ドライバ
からなる第2の通信回路22と、この通信回路22を通
じて行なう通信の制御処理を行なうCPU23等でRS
485による通信の制御を行なうようになっており、C
PU21とCPU23とはデュアルポートRAM(以下
DPRAMと略す)24を通じてデータの授受を行い、
またCPU21と伝送ユニット1側との間はDPRAM
25を通じてデータの授受が行なわれるようになってい
る。
【0022】CPU21は、RS232Cのポーリング
/セレクティング手順の制御機能と、通信回路20に中
央監視盤14が直接接続された場合にインターフェース
するためのプロトコル変換機能と、RS232C或いは
RS485の通信で受信した通信コマンドに従い、負荷
5の制御、監視、アドレスデータ等遠隔監視に必要とす
る設定データの設定、その設定データの確認等の指示を
伝送ユニット1へ行なう機能、さらに通信コマンドの送
信元にこれらの制御、監視、設定、確認等に応じたデー
タを返信させる機能を有し、伝送ユニット1からDPR
AM25を通じて監視用端末器2、2’の監視データを
受信した場合、DPRAM24とCPU23と通信回路
22とローカルバス12とを介してネットワークコント
ローラ13に送信し、ネットワークコントローラ13を
介した他の多重伝送系の制御を行なう連動制御を実現す
る機能と、更に上位からの通信により受信したゾーン制
御コマンドを、EEPROM26に記憶されたゾーン割
り付けデータを参照してパターン制御コマンドに変換
し、伝送ユニット1に指示を出す機能を有し、更にDP
RAM25を介して伝送ユニット1からの負荷5の状態
変化の通知を受信し、上位に通信する機能を有する。尚
ROM27は動作用プログラム等格納したメモリ、RA
M28はワークエリアの確保や、一時記憶のためのメモ
リである。
【0023】一方伝送ユニット1はCPU30と、動作
プログムを格納したROM31と、ワークエリアの確保
や一時記憶のためのRAM32と、更に負荷5をパター
ンやグループ制御のためのデータを記憶しているEEP
ROM33と、多重伝送信号の送受信回路34とからな
り、CPU30は、伝送線4を介して接続された監視用
端末器2,2’、制御用端末器3,3を監視制御する従
来の伝送ユニットとしての機能と、DPRAM25を介
して受信された通信コマンドに従ったCPU21からの
指示に基づいて制御、監視処理と、多重伝送系に必要な
諸データの設定、その設定データの確認の処理と、デー
タの返信を行なう機能と、監視用端末器2,2’の監視
データの上位への通知、負荷5の状態変化のデータの通
知、更に伝送線4の短絡、開放、更に端末器異常等の異
常データを上位へ通知する機能を備えている。
【0024】通信回路22に対応するCPU23は、R
S485のポーリング/セレクティング手順の制御機能
と、を有し、通信回路20とローカルバス12を介して
ネットワークコントローラ13との通信を行なう機能を
備え、通信負荷を分散してレスポンスの向上を図ってい
る。またCPU21の出力ポートに接続した表示部35
はローカルコントローラ10の作動表示と、ローカルバ
ス12を使用したネットワーク通信の異常、更に設定器
11との通信異常、更に多重伝送系の伝送線4の開放、
短絡を夫々CPU21の制御の下で表示する発光ダイオ
ードL1 〜L5 を図6に示すように備えている。
【0025】またCPU21の入力ポートにはディップ
スイッチSW1 とSW2 とを接続しており、ディップス
イッチSW1 はネットワークでの当該ローカルコントロ
ーラ10のアドレスを設定するためのもので、ディップ
スイッチSW2 は図4に示すように負荷5のオールオン
オフ制御、グループ制御、パターン制御、ゾーン制御の
状態変化の通知を上位に対して行なうか否かの設定を行
なうためのもので、図7に示すように各制御に対して1
ビットずつ割り当てた4ビットS1 〜S4 構成となって
いる。
【0026】尚図5中36はローカルコントローラ10
の電源回路であり、37はRS232Cのコネクタであ
る。次に、図2に示すシステムの動作を図8〜図11に
基づいて説明する。図8は所定の多重伝送系に対するゾ
ーン制御の場合を示しており、この場合は中央監視盤1
4からネットワークコントローラ13にゾーン制御コマ
ンドが送られてくると、ネットワークコントローラ13
は所定、例えばローカルコントローラ101 にゾーン制
御コマンドを送る。ローカルコントローラ101 ではパ
ータン制御のデータに変換し、パターン制御対象の各負
荷5を制御する負荷制御データを作成し、各制御用端末
器31 、32 に多重伝送により伝送して負荷制御を行な
う。そして夫々の制御用端末器31 、32 から送られて
くる制御後の状態監視のデータを受信したローカルコン
トローラ101 ではパターン制御の結果の照合を行な
い、制御対象となった負荷5を操作する監視用端末器2
11に表示制御データを伝送して操作スイッチ6に対応す
る負荷5の状態を表示させる。また更にパターン制御の
結果をゾーン状態データに変換する。このゾーン制御結
果を更にネットワークコントローラ13に返信し、ネッ
トワークコントローラ13はこの受信したゾーン制御結
果を中央監視盤14に返信する。
【0027】図9は複数の多重伝送系に対するゾーン制
御の場合を示しており、この場合は、中央監視盤14か
らネットワークコントローラ13にゾーン制御コマンド
が送られてくると、ネットワークコントローラ13は指
定された二つのローカルコントローラ101 、102
パターン制御コマンドを送るのである。個々のローカル
コントローラ101 、102 での処理は図8の場合と同
じであり、また返信の処理も同じである。
【0028】図10はある多重伝送系の負荷5をパター
ン制御する場合を示し、中央監視盤14からパターン
(グループ)制御コマンドを受け取ったネットワークコ
ントローラ13は、パターン制御コマンドを更に対応す
るローカルコントーラ101 に送る。以後の処理は上記
のゾーン制御と同じであって、ローカルコントローラ1
1 からネットワークコントローラ13に返信するデー
タはパターン制御結果となり、このパターン制御結果は
更にネットワークコントローラ13から中央監視盤14
へ返信される。
【0029】図11はローカルコントローラ101 …間
の連動制御の場合を示しており、この場合例えばある多
重伝送系に設けたパターン制御用の監視用端末器2P1
操作スイッチが操作されてその監視データがローカルコ
ントローラ101 に返信されると、ローカルコントロー
ラ101 は当該監視用端末器2P1に表示制御データを伝
送し、また監視データに基づいて監視用端末器2P1の操
作スイッチが操作されたことをネットワークコントロー
ラ13に通知する。また同時に対応する制御用端末器3
11、312に負荷制御データを伝送して対応する負荷制御
を行なう。この負荷制御による状態監視データを受け取
ったローカルコントローラ101 では制御対象となった
負荷5を操作する監視用端末器211、212に表示用の制
御データを伝送して操作スイッチ6に対応する負荷5の
状態を表示させ、また同様に監視用端末器2P1に表示用
の制御データを伝送してパターン状態を表示させる。
【0030】一方上記通知を受けたネットワークコント
ローラ13はローカルコントローラ101 に対して連動
関係のあるローカルコントーラ102 にパターン一斉制
御コマンドを送信する。このパターン一斉制御コマンド
を受信したローカルコントローラ102 は、コントロー
ラ101 と同様に対応する負荷5の制御と状態表示の制
御を行なう。
【0031】尚多重伝送系の伝送ユニット1の監視制御
の処理は従来例と同じであるため、上述の説明は簡略化
している。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の発明は上述のように構成
した遠隔監視制御システムにおいて、伝送ユニットとロ
ーカルバスに接続する通信手段を備えたローカルコント
ローラと、このローカルコントローラが複数接続された
ローカルバスに対して接続した第1の通信手段によりロ
ーカルコントローラとの間で通信によるデータ授受を行
ない、第2の通信手段により中央監視盤との間で通信を
行なうネットワークコントローラとを備えているので、
ネットワークコントローラを通じて中央監視盤からの通
信コマンドにより各多重伝送系の負荷の監視、制御、更
には設定操作や確認が行なえるという効果があり、通信
を利用するためネットワークの構築や上位システムの中
央監視盤との接続も容易に行なえる。
【0033】またローカルコントローラから送られてく
る当該多重伝送系の監視データによる通知を受けると、
予め連動関係を設定している他のローカルコントローラ
に制御コマンドを与え、他のローカルコントローラの伝
送ユニットにより従属する多重伝送系の負荷を制御を行
なう連動制御機能をネットワークコントーラに設けてい
るので、ネットワークコントローラを介して多重伝送系
同士の連動制御が可能となり、大規模なシステムに簡単
に構築することができ、一つの多重伝送系の限界を超え
ることができるという効果がある。更にネットワークコ
ントローラには、上記第2の通信手段と中央監視盤とを
接続する第1のコネクタと、外部の設定器との間で通信
を行うための第3の通信手段及び該第3の通信手段と上
記設定器との間を接続する第2のコネクタとを設けてい
るので、ネットワークコントローラに対して上位システ
ムである中央制御装置の接続を容易にし、またコネクタ
を採用とすることで上位システムを必要でないシステム
構成の場合にも簡単に対応でき、更に設定器をコネクタ
を用いて第3の通信手段に接続するため、設定器を他の
ネットワークに対しても使い回すことが可能となるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のネットワークコントローラの
回路構成図である。
【図2】同上の全体システム図である。
【図3】同上のネットワークコントローラの表示部の構
成図である。
【図4】同上のネットワークコントローラのディプスイ
ッチの構成図である。
【図5】同上のローカルコントローラの回路構成図であ
る。
【図6】同上のローカルコントローラの表示部の構成図
である。
【図7】同上のローカルコントローラのディプスイッチ
の構成図である。
【図8】同上の動作説明用フローチャートである。
【図9】同上の動作説明用フローチャートである。
【図10】同上の動作説明用フローチャートである。
【図11】同上の動作説明用フローチャートである。
【図12】従来例のシステム図である。
【図13】多重伝送系に用いられる多重多重伝送信号V
sの説明図である。
【符号の説明】
1 伝送ユニット 12 ローカルバス 13 ネットワークコントローラ 14 中央監視盤 40 通信回路 44 通信回路 45 CPU

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝送ユニットと、複数の監視用端末器及び
    制御用端末器とを1対の伝送線を介して接続し、伝送ユ
    ニットから多重伝送信号を伝送して端末器をアクセスし
    て制御用端末器には対応する監視用端末器からの監視デ
    ータに基づく負荷の制御データを与え、監視用端末器に
    対しては多重伝送信号に設けた返信待機期間中に監視デ
    ータを伝送ユニットへ返信させる多重伝送系からなる遠
    隔監視制御システムにおいて、伝送ユニットとローカル
    バスに接続する通信手段を備えたローカルコントローラ
    と、このローカルコントローラが複数接続されたローカ
    ルバスに対して接続した第1の通信手段によりローカル
    コントローラとの間で通信によるデータ授受を行ない、
    第2の通信手段により中央監視盤との間で通信を行な
    い、第3の通信手段により外部の設定器との間で通信を
    行なうネットワークコントローラとを備え、該ネットワ
    ークコントローラには、ローカルコントローラから送ら
    れてくる当該多重伝送系の監視データによる通知を受け
    ると、予め連動関係を設定している他のローカルコント
    ローラに制御コマンドを与え、他のローカルコントロー
    ラの伝送ユニットにより従属する多重伝送系の負荷を制
    御を行なう連動制御機能と、上記第2の通信手段と中央
    監視盤とを接続する第1の通信用コネクタと、上記第3
    の通信手段に上記設定器を接続する第2の通信用コネク
    タとを設けたことを特徴とする遠隔監視制御システム。
JP16660592A 1992-06-25 1992-06-25 遠隔監視制御システム Expired - Lifetime JP3195650B2 (ja)

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