JPH06189367A

JPH06189367A - 照明制御システム

Info

Publication number: JPH06189367A
Application number: JP4342198A
Authority: JP
Inventors: Yasumasa Hashimoto; 育昌橋本
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1992-12-22
Filing date: 1992-12-22
Publication date: 1994-07-08

Abstract

(57)【要約】【目的】一つのスケジュール制御装置で、複数の監視制
御系のタイムスケジュール制御が行える照明制御システ
ムを提供するにある。【構成】スケジュール制御装置１１はスケジュールデー
タと時刻データとを演算し、各監視制御系の照明制御装
置１へ通信線８を介してスケジュール制御データを送信
する。スケジュール制御データを受信した照明制御装置
１はそのスケジュール制御データに従って対応する照明
負荷５を接続している制御用端末器３に時分割多重伝送
信号により制御データを送り、照明負荷５を制御するの
である。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、照明制御システムのス
ケジュール制御に関する。

【０００２】

【従来の技術】ビル・建物の制御システムは大別して二
つの方式が従来からあり、一つは、照明制御盤方式、も
う一つは遠隔制御方式であるが、省施工、省スペース、
ローコストの要求により、遠隔制御方式が、多数のビ
ル、建物に採用されてきている。これに伴い中規模、大
規模のビルに採用されたシステムではホストコンピュー
タからなる中央監視装置と監視制御系との間で通信によ
りデータの授受が行われ、中央監視装置で監視制御が行
えるようになっているものがある。

【０００３】図９は、中央監視装置９と、監視制御系の
照明制御装置１との間をプロトコル変換装置７及び通信
線８を介して結ぶ照明制御システムの一例を示してお
り、この照明制御システムでは、照明制御装置１からの
一対の線路からなる伝送線４に、複数の照明負荷制御用
端末器３、壁スイッチのような操作スイッチ６の操作監
視を行なう監視用端末器２を接続し、各制御用端末器３
には照明負荷５を接続し、監視用端末器２には操作スイ
ッチ６を接続して監視制御系を構成しており、図９の場
合には二つの監視制御系を独立した形で設けている。

【０００４】監視制御系の動作に付いて図１０に示す多
重伝送信号に基づいて説明すると、照明制御装置１から
は図１０（ａ）に示すような形式を有した多重伝送信号
Ｖｓが送出され、制御用端末器３、監視用端末器２が監
視制御されるようになっている。即ち、多重伝送信号Ｖ
ｓは、信号の送出開始を示すスタートパルスＳＴ、信号
のモードを示すモードデータＭＤ、アドレスデータＡ
Ｄ、負荷を制御する制御データＣＤ、伝送誤りを検知す
るチェックサムデータＣＳ、返信データの返信待機期間
を設定する信号返信待機期間ＷＴよりなる図１０（ｂ）
に示す複極（±２４Ｖ）の時分割多重信号であり、パル
ス幅変調によってデータが伝送されるようになってい
る。

【０００５】制御用端末器３、監視用端末器２では、そ
れぞれ伝送線４を介して受信された多重伝送信号Ｖｓの
アドレスデータＡＤがあらかじめ設定されている自己の
アドレスと一致したときに、その多重伝送信号Ｖｓの制
御データＣＤを取り込むとともに、多重伝送信号Ｖｓの
信号返信待機期間ＷＴに同期して返信データを電流モー
ド信号（伝送線４の線間を適当な低インピーダンスを介
して短絡して送出される信号）として返信するようにな
っている。

【０００６】一方、照明制御装置１には、ダミー信号送
信手段と、割り込み処理手段とが設けられている。ダミ
ー信号送信手段は、モードデータＭＤをダミーモードと
した多重伝送信号Ｖｓを常時送出する。また、割り込み
処理手段は図１０（ｃ）に示すような割り込み信号Ｖｉ
が返信されたときに、割り込み信号Ｖｉを発生した監視
用端末器２から返信データを返信させるようになってい
る。すなわち、監視用端末器２は操作スイッチ６のスイ
ッチ出力を接続し、このスイッチ出力がオン、或いはオ
フされたときにこのスイッチ入力の変化に応じて割り込
み信号Ｖｉを送出するのである。照明制御装置１では、
この割り込み信号Ｖｉに対応して、割り込みをかけた端
末器２をサーチするために、グループアドレス毎にアド
レスサーチのための多重伝送信号Ｖｓを伝送する。割り
込みをかけた監視用端末器２では属するグループがアク
セスされたときに自己の固有アドレスを返信データとし
て返信する。

【０００７】この返信により照明制御装置１は、割り込
みをかけた監視用端末器２を判定でき、次に当該監視用
端末器２のアドレスデータＡＤを持つ多重伝送信号Ｖｓ
を伝送して当該監視用端末器２をアクセスし、当該監視
用端末器２から接続された操作スイッチ６の操作データ
を返信データとして返信させるのである。このようにし
て監視用端末器２から返信された操作データに基いて、
照明制御装置１は、当該監視用端末器２に対応した照明
負荷５を制御する制御用端末器３への制御データＣＤを
作成するとともに、その制御データＣＤを含む多重伝送
信号Ｖｓを伝送線４を介して制御用端末器３に時分割多
重伝送することにより、各照明負荷５を個別にオン、オ
フ制御するようになっている。

【０００８】また各監視制御系の照明制御装置１は通信
線８に接続されており、通信線８はプロトコル変換装置
７を通じてホストコピュータ等の中央監視装置９に接続
されている。そして中央監視装置９から照明制御装置１
に対して設定データや制御指令等を与えたり、各端末器
２，３の監視データの転送させ、その内容を中央監視装
置９で確認することができるようになっている。

【０００９】ところで従来の照明制御システムでは照明
負荷５をスケジュール制御を行うために、各監視制御系
には接点入力の監視用端末器２１と、この監視用端末器
２１に接点信号をタイマ出力として与えるタイマユニッ
ト１０とを設け、照明負荷５のスケジュール制御の時刻
になれば、タイマユニット１０が動作して監視用端末器
２１がその接点信号を取り込み、操作スイッチ６を設け
た監視用端末器２と同様に監視データを照明制御装置１
に返信し、対応する照明負荷５を制御するようになって
いる。

【００１０】

【発明が解決しようとする課題】上記のようなタイマユ
ニット１０と接点入力用の監視用端末器２１との組合わ
せでスケジュール制御を行う場合には、スケジュール制
御の点数が多くなると、タイマユニット１０及び接点入
力の監視用端末器２１の数が多くなるという問題があっ
た。また中規模、大規模のシステムでは、複数の監視制
御系が設けられるから、当然各監視制御系にタイマユニ
ットと、接点入力の監視用端末器が必要となるという問
題があった。

【００１１】本発明は、上述の問題点に鑑みて為された
もので、その目的とするところは各監視制御系にタイマ
ユニットと、接点入力の監視用端末器を設けることな
く、一つのスケジュール制御装置で、複数の監視制御系
のタイムスケジュール制御が行える照明制御システムを
提供するにある。

【００１２】

【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項１記載の発明は、照明制御装置と、複数の
監視用端末器及び照明負荷制御用端末器とを１対の伝送
線を介して接続し、制御装置から多重伝送信号を伝送し
て端末器をアクセスして照明負荷制御用端末器には対応
する監視用端末器に接続された操作スイッチの操作デー
タに基づく照明負荷の制御データを与え、監視用端末器
に対しては接続された操作スイッチの操作データを多重
伝送信号に設けた返信待機期間中に監視データとして照
明制御装置へ返信させる複数の監視制御系を備え、これ
ら監視制御系の照明制御装置同士を通信線を介して接続
するとともに、この通信線と上位の中央監視装置との間
をプロトコル変換装置を介して接続して中央監視装置と
各監視制御系の照明制御装置との間でデータの授受を行
う照明制御システムにおいて、設定されたスケジュール
データに基づいてスケジュール制御データを各監視制御
系の照明制御装置に通信線を介して与えるスケジュール
制御装置を備えたものである。

【００１３】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明において、上記スケジュール制御装置を上記通信線に
接続したものである。請求項３記載の発明は、請求項１
記載の発明において、上記スケジュール制御装置を中央
監視装置が兼ねたものである。請求項４記載の発明は、
上記スケジュールデータを中央監視装置から一括して受
け取り、このスケジュールデータに基づいてスケジュー
ル制御データをプロトコル変換装置と、通信線とを介し
て各監視制御系の照明制御装置に与えものである。

【００１４】請求項５記載の発明は、請求項１記載の発
明において、上記スケジュール制御装置を中央監視装置
とは異なる通信線路で上記プロトコル変換装置を介して
上記通信線に接続したものである。

【００１５】

【作用】請求項１記載の発明によれば、複数の監視制御
系の照明制御装置に同じスケジュール制御装置によりス
ケジュール制御データを与えることができ、そのため照
明負荷のスケジュール制御を行う場合に、接点入力型の
監視用端末器及びタイマユニットを監視制御系に設ける
必要がなくなる。

【００１６】また請求項２記載の発明によれば、スケジ
ュール制御装置を通信線に接続するため、スケジュール
制御装置を通信線が配線されているところであれば何処
にでも設置でき、そのため設置場所の制限が少なくな
り、またスケジュール制御装置の複数台使用による多箇
所からの制御も可能で、また既設のシステムに設備を交
換することなくスケジュール制御装置を容易に追加する
ことができる。

【００１７】更に請求項３記載の発明によれば、中央監
視装置自体がスケジュール制御データを照明制御装置へ
送るため、特別なスケジュール制御装置が不要となる。
更にまた請求項４記載の発明によれば、スケジュールデ
ータのみを中央監視装置で扱い、スケジュール制御デー
タの作成をスケジュール制御装置で行うため、中央監視
装置の機能負担を軽くすることができる。

【００１８】また更に請求項５記載の発明によれば、中
央監視装置と、照明制御装置との間で行うデータ授受の
通信に時間ロスを与えることもなく、しかも通信線路の
断線が起きても、中央監視装置とスケジュール制御装置
の両者が同時にダウンするトラブルを回避することがで
き、信頼性を高めることができる。

【００１９】

【実施例】以下本発明を実施例により説明する。（実施例１）図１は本発明の実施例のシステムを示して
おり、本実施例では複数の監視制御系の照明制御装置１
…を接続する通信線８にスケジュール制御装置１１を接
続してスケジュール制御データを通信線８を介して各照
明制御装置１に与えるようになっている。

【００２０】スケジュール制御装置１１は、図２に示す
ようにスケジュールデータを入力するキーボード１
１₁、その入力信号を処理するキーコントローラ回路ブ
ロック１１₂、スケジュールデータを表示する液晶ディ
スプレイ１１₃、その液晶ディスプレイ１１₃を制御す
る液晶ディスプレイ１１₃を制御する液晶ディスプレイ
コントロール回路ブロック１１₄、シリアル通信を行う
シリアル通信回路ブロック１１₅、スケジュール制御に
必要な時刻データの記憶、スケジュール制御の処理を行
うマクロコンピュータ回路ブロック１１₆及び計時回路
１１₇から構成され、そのマイクロコンピュータ回路ブ
ロック１１₆が実行するソフトウェアの構成は図３に示
すように、キー入力信号をマイクロコンピュータ回路ブ
ロック１１₆で処理可能なデータに処理するキー入力処
理モジュール１２₁、マイクロコンピュータ回路ブロッ
ク１１₆内部のデータを液晶ディスプレイ１１₃に表示
可能なデータに処理する液晶ディスプレイ表示処理モジ
ュール１２₂、スケジュール制御データの作成、記憶及
び時刻データの演算によりスケジュール制御の処理を行
うスケジュール制御処理モジュール１２₃、照明制御装
置１とスケジュール制御データのシリアル通信処理を行
うためのシリアル通信処理モジュール１２₄から構成さ
れている。

【００２１】而して本実施例によればスケジュール制御
を行う場合に、スケジュールデータをスケジュール制御
装置１１にキーボド１１₁により入力する。この入力さ
れたデータはキー入力処理モジュール１２₁によりマイ
クロコンピュータ回路ブロック１１₆で処理可能なデー
タに変換され、その変換されたデータはスケジュール制
御処理モジュール１２₃により内部のマイクロコンピュ
ータ回路ブロック１１ ₆内のメモリ１２₅に記憶され
る。

【００２２】スケジュール制御処理モジュール１２
₃は、スケジュールデータと時刻データとを演算し、通
信処理モジュール１２₃によりシリアル通信回路ブロッ
ク１１₅から各監視制御系の照明制御装置１へ通信線８
を介してスケジュール制御データを送信する。このスケ
ジュール制御データを受信した照明制御装置１はそのス
ケジュール制御データに従って対応する照明負荷５を接
続している制御用端末器３に時分割多重伝送信号Ｖｓに
より制御データＣＤを送り、照明負荷５を制御するので
ある。

【００２３】このように本実施例では、スケジュール制
御装置１１により各監視制御系の照明制御装置１に対し
てスケジュール制御データを通信線８を介して通信する
ことができるため、各監視制御系毎に、タイマユニット
１０や接点入力の監視用端末器２１を設ける必要がな
く、また制御点数が増えても対応でき、更に通信線８に
接続するため、通信線８が配線されている場所であれ
ば、設置場所を選ばず、また複数のスケジュール制御装
置１１を通信線８に接続することにより多箇所からの制
御も可能である。更に現行のシステムの設備を交換する
ことなく、システムに容易に付加することができる。

【００２４】（実施例２）上記実施例１ではスケジュー
ル制御装置１１を通信線８に接続して、通信線８を介し
て直接照明制御装置１へスケジュール制御データを与え
るようになっているが、本実施例の場合、上記のスケジ
ュール制御機能を中央監視装置９に持たせたもので、ス
ケジュールデータの管理及びスケジュール制御データの
作成及び送出を中央監視装置９で行うのである。

【００２５】図４は本実施例のシステム構成を示してお
り、図示するようにスケジュール制御装置１１や、タイ
マユニット１０、接点入力用の監視用端末器２１を設け
ていないのが特徴である。（実施例３）上記実施例２のように中央監視装置９にス
ケジュール制御機能を持たせることは、中央監視装置９
の機能負担が大きくなるため、本実施例では図５に示す
ようにスケジュールデータの管理のみ中央監視装置９に
持たせ、このスケジュールデータを通信路を介して受け
取り、この受け取ったスケジュールデータに基づき、自
己のキーボード１１₁より入力されたスケジュールデー
タに基づいてスケジュール制御データを作成するスケジ
ュール制御装置１１を設けたのが本実施例であり、スケ
ジュール制御装置１１はプロトコル変換装置７、通信線
８を通じて各照明制御装置１に対してスケジュール制御
データを与えるようになっている。

【００２６】図６はスケジュール制御装置１１のブロッ
ク図を示しており、本実施例のスケジュール制御装置１
１は中央監視装置９との間でデータ授受を行うシリアル
通信回路ブロッック１１₅₁及びプロトコル変換装置７に
対するシリアル通信回路ブロッック１１₅₁を備えた点
で、実施例１のスケジュール制御装置１１で異なってい
る。またマイクロコンピュータ回路ブロック１１₆のソ
フトウェア処理の機能モジュールは図７に示すように中
央監視装置１に対する通信のためのシリアル通信処理モ
ジュール１２₄₁及びプロトコル変換装置７に対する通信
のためのシリアル通信処理モジュール１２₄₂を備えてい
る点で実施例１と異なる。

【００２７】而して中央監視装置１で作成されたスケジ
ュールデータを通信で一括して受け取るか或いはキーボ
ード１１₁で入力されたスケジュールデータをメモリ１
２₅に記憶し、このスケジュールデータと時刻データと
を演算し、通信処理モジュール１２₄₁によりプロトコル
変換装置７へスケジュール制御データを送ってこのプロ
トコル変換装置７でプロトコル変換を行った後、各監視
制御系の照明制御装置１へ通信線８を介してスケジュー
ル制御データを送信し、実施例１と同様に所定の照明負
荷５を制御する。

【００２８】（実施例４）上記実施例３では中央監視装
置９からスケジュールデータを受け取るために、中央監
視装置９と、プロトコル変換装置７との間に介在する形
でスケジュール装置１１を設けていたが、この実施例３
では中央監視装置９とプロトコル変換装置７との間に存
在するスケジュール制御装置１１が通信の時間ロスを生
むことになり、また通信線路が直列になっているため、
通信線路がプロトコル変換装置７とスケジュール制御装
置１１との間で断線した場合、中央監視装置９及びスケ
ジュール制御装置１１が共に通信できなくなるという危
険性がある。そこで本実施例では図８に示すようにプロ
トコル変換装置７に対して中央監視装置９とは異なる通
信線路でスケジュール制御装置１１を接続したものであ
る。

【００２９】本実施例のスケジュール制御装置１１は中
央監視装置９からスケジュールデータを受け取らないた
め、シリアル通信処理回路ブロックがプロトコル変換装
置７との間で通信を行うためのものだけとなる以外は基
本的には実施例３同じであり、またソフトウェアの処理
機能ではシリアル通信処理モジュールがプロトコル変換
装置７に対する通信のためのシリアル通信処理モジュー
ル１２₄₁のみとなる以外は実施例４と同じであるから、
回路ブロック及びソフトウェアの機能を示す図は省略す
る。

【００３０】而して本実施例では、キーボード１１₁で
入力されたスケジュールデータをメモリ１２₅に記憶
し、このスケジュールデータと時刻データとを演算し、
通信処理モジュール１２₄₁によりプロトコル変換装置７
へスケジュール制御データを送ってこのプロトコル変換
装置７でプロトコル変換を行った後、各監視制御系の照
明制御装置１へ通信線８を介してスケジュール制御デー
タを送信し、実施例１と同様に所定の照明負荷５を制御
する。

【００３１】

【発明の効果】而して、請求項１記載の発明によれば、
請求項１記載の発明は、上述のように構成した照明制
御システムにおいて、設定されたスケジュールデータに
基づいてスケジュール制御データを各監視制御系の照明
制御装置に通信線を介して与えるスケジュール制御装置
を備えたので、複数の監視制御系の照明制御装置に同じ
スケジュール制御装置によりスケジュール制御データを
与えることができ、そのため照明負荷のスケジュール制
御を行う場合に、接点入力型の監視用端末器及びタイマ
ユニットを監視制御系に設ける必要がなくなるという効
果がある。

【００３２】また請求項２記載の発明は、請求項１記載
の発明において、上記スケジュール制御装置を上記通信
線に接続したので、スケジュール制御装置を通信線が配
線されているところであれば何処にでも設置でき、その
ため設置場所の制限が少なくなり、またスケジュール制
御装置の複数台使用による多箇所からの制御も可能で、
また既設のシステムに設備を交換することなくスケジュ
ール制御装置を容易に追加することができるという効果
がある。

【００３３】更に請求項３記載の発明は、請求項１記載
の発明において、上記スケジュール制御装置を中央監視
装置が兼ねたものであるから、中央監視装置自体がスケ
ジュール制御データを照明制御装置へ送るため、特別な
スケジュール制御装置が不要となるという効果がある。
更にまた請求項４記載の発明は、上記スケジュールデー
タを中央監視装置から一括して受け取り、このスケジュ
ールデータに基づいてスケジュール制御データをプロト
コル変換装置と、通信線とを介して各監視制御系の照明
制御装置に与えものであるから、中央監視装置の機能負
担を軽くすることができるという効果がある。

【００３４】また更に請求項５記載の発明は、請求項１
記載の発明において、上記スケジュール制御装置を中央
監視装置とは異なる通信線路で上記プロトコル変換装置
を介して上記通信線に接続したものであるから、中央監
視装置と、照明制御装置との間で行うデータ授受の通信
に時間ロスを与えることもなく、しかも通信線路の断線
が起きても、中央監視装置とスケジュール制御装置の両
者が同時にダウンするトラブルを回避することができ、
信頼性を高めることができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例１を示すシステム構成図であ
る。

【図２】同上のスケジュール制御装置の回路ブロック図
である。

【図３】同上のソフトウェアの機能モジュールの構成図
である。

【図４】本発明の実施例２を示すシステム構成図であ
る。

【図５】本発明の実施例３を示すシステム構成図であ
る。

【図６】同上のスケジュール制御装置の回路ブロック図
である。

【図７】同上のソフトウェアの機能モジュールの構成図
である。

【図８】本発明の実施例４を示すシステム構成図であ
る。

【図９】従来例のシステム構成図である。

【図１０】監視制御系に用いられる多重伝送信号の説明
図である。

【符号の説明】

１照明制御装置２監視用端末器３制御用端末器７プロトコル変換装置８通信線９中央監視装置１１スケジュール制御装置

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】照明制御装置と、複数の監視用端末器及び
照明負荷制御用端末器とを１対の伝送線を介して接続
し、制御装置から多重伝送信号を伝送して端末器をアク
セスして照明負荷制御用端末器には対応する監視用端末
器に接続された操作スイッチの操作データに基づく照明
負荷の制御データを与え、監視用端末器に対しては接続
された操作スイッチの操作データを多重伝送信号に設け
た返信待機期間中に監視データとして照明制御装置へ返
信させる複数の監視制御系を備え、これら監視制御系の
照明制御装置同士を通信線を介して接続するとともに、
この通信線と上位の中央監視装置との間をプロトコル変
換装置を介して接続して中央監視装置と各監視制御系の
照明制御装置との間でデータの授受を行う照明制御シス
テムにおいて、設定されたスケジュールデータに基づい
てスケジュール制御データを各監視制御系の照明制御装
置に通信線を介して与えるスケジュール制御装置を備え
たことを特徴とする照明制御システム。
【請求項２】上記スケジュール制御装置を上記通信線に
接続したことを特徴とする照明制御システム。
【請求項３】上記スケジュール制御装置を中央監視装置
が兼ねたこと特徴とする請求項１記載の照明制御システ
ム。
【請求項４】上記スケジュールデータを中央監視装置か
ら一括して受け取り、このスケジュールデータに基づい
てスケジュール制御データをプロトコル変換装置と、通
信線とを介して各監視制御系の照明制御装置に与えるこ
とを特徴とする請求項１記載の照明制御システム。
【請求項５】上記スケジュール制御装置を中央監視装置
とは異なる通信線路で上記プロトコル変換装置を介して
上記通信線に接続したことを特徴とする請求項１記載の
照明制御システム。