JPH11168776A - 遠隔監視制御システム - Google Patents

遠隔監視制御システム

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JPH11168776A
JPH11168776A JP36747297A JP36747297A JPH11168776A JP H11168776 A JPH11168776 A JP H11168776A JP 36747297 A JP36747297 A JP 36747297A JP 36747297 A JP36747297 A JP 36747297A JP H11168776 A JPH11168776 A JP H11168776A
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JP
Japan
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remote
analog
slave station
unit
station
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JP36747297A
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English (en)
Inventor
Masaaki Suhara
正明 栖原
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Keyence Corp
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Keyence Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 親局のリモート入出力ユニットに子局を接続
する遠隔監視制御システムにおいて、子局付近で業務に
従事する現場のオペレータが子局の動作状況を直接に確
認できる構成とすること。 【解決手段】 親局AのPLC1に設けたリモート入出
力ユニット1eに通信ケーブル5を接続し、通信ケーブ
ル5から分岐した通信ケーブル6、7には子局B、Cの
近傍に設置したリモートアナログユニット10、11を
接続する。リモートアナログユニット10、11と子局
B、Cとはアナログケーブル2、3で接続する。リモー
トアナログユニットにはそれぞれ表示器10a、11a
を設け、切り替えスイッチ10c、11cの操作でPL
C1から子局への操作指令信号と、子局B、Cからの動
作信号とを切り替えて数字又は英数字で表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモートアナログ
ユニットを用いた遠隔監視制御システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】遠隔地のプラント等(以下子局という)
の電力、水位等の計測値のデータをトランスジューサ
(変換器)により適宜の電気量に変換し、管理所(以下
親局という)に伝送して指示または記録したり、子局の
運転状態を親局で監視する技術はテレメータといわれて
いる。また、子局を適切な運転状態に維持するために、
運転操作指令信号を親局から子局に伝送して子局を遠隔
制御する技術はテレコントロールといわれている。
【0003】親局から子局をテレコントロールする際に
は、子局の動作状態を把握するためにテレメータが必要
となるので、上記のテレコントロールとテレメータとは
有機的に結合されて遠隔監視制御システムを構成してい
る。
【0004】上記のような遠隔監視制御システムの親局
の制御部に、プログラマブル・ロジック.コントローラ
(Programmable Logic Contr
oller、以下PLCと略記する)が使用される場合
がある。PLCは、周知のように中央処理装置(Cen
tral Processing Unit、以下CP
Uと略記する)を内蔵し、CPUの動作により数十ms
程度の1スキャンタイムの間に、入力データの読み込
み、プログラムの実行、自己診断、出力データの転送等
の処理を行う。
【0005】このようなPLCを遠隔監視制御システム
の制御部に用いた場合においては、子局の動作信号をP
LCに伝送し、また、PLCの操作指令信号を子局に伝
送している。子局からのアナログ信号の動作信号は、P
LCに入力される際にアナログ−デジタル変換(A/D
変換)が行われデジタル信号で処理される。また、PL
Cから出力されるデジタル信号の操作指令信号は、デジ
タル−アナログ変換(D/A変換)が行われてアナログ
信号が子局に伝送される。
【0006】上記のように信号のA/D変換、またはD
/A変換の処理を行うために、PLCの拡張ユニットと
してA/D変換器やD/A変換器を設けたアナログユニ
ットをCPUユニットに取り付けている。PLCのA/
D変換器やD/A変換器を設けたアナログユニットと子
局とは、アナログ信号を伝送するアナログケーブルで接
続されている。
【0007】図2は、上記のようにPLCと子局とをア
ナログケーブルで接続する遠隔監視制御システムの従来
例を示すブロック図である。図において、Aは親局でP
LC1を有している。PLC1は主要部の構成のみを示
し、メモリや内部バス等の構成は表示を省略している。
1aはPLCの電源部、1bは表示器、1cはCPUユ
ニット、1dはA/D変換器、D/A変換器を設けたア
ナログユニットである。B、Cは子局で入出力端子4
a、4bを設け、アナログケーブル2、3で親局Aと接
続されている。表示器1bはPLC1および子局B、C
の動作状態を表示する。
【0008】アナログユニット1dは、前記のように子
局B、Cからアナログケーブル2、3を介して伝送され
るアナログ信号の動作信号をA/D変換器によりデジタ
ル信号に変換する。また、親局からのデジタル信号の操
作指令信号をD/A変換器によりアナログ信号に変換
し、アナログケーブル2、3を介して子局B、Cに伝送
する。このようにして、アナログケーブル2、3では親
局Aと子局B、C間でアナログ信号を伝送している。
【0009】図2において、子局B、Cの設置個所が親
局Aの設置個所から遠隔地であると、親局Aと子局B、
Cとを接続するアナログケーブル2、3の延長距離が長
くなる。このために、アナログケーブル2、3で伝送さ
れているアナログ信号にノイズNが混入しやすくなり、
PLC1や子局B、Cが誤動作することがあるので、こ
のような誤動作を防止するためにノイズNの影響を軽減
するための対策が必要となる。
【0010】また、親局と接続される子局の数が増大す
ると、親局と子局間に敷設されるアナログケーブルの本
数が多くなり、図2のような構成の遠隔監視制御システ
ムに必要なアナログケーブルの総延長も増加する。この
ため、アナログケーブル敷設の工事に時間がかかり、コ
ストも高くなるという問題がある。
【0011】図2に示したような構成の遠隔監視制御シ
ステムの上記問題点を解消するために、PLCに設けら
れていたアナログユニットを分離して子局の近傍に設置
し、アナログユニットと子局間に敷設されるアナログケ
ーブルの総延長を短くする省配線の技術が開発されてい
る。この場合には、PLCは遠隔地に設置されたアナロ
グユニット(リモートアナログユニットといわれてい
る)を介して子局との間で信号を伝送することになる。
このようにリモートアナログユニットを介して親局と子
局間で信号の伝送を行うために、PLCにはリモート入
出力ユニットが設けられる。
【0012】図3は、PLCに上記のようなリモート入
出力ユニットを設けた遠隔監視制御システムの一例を示
すブロック図である。図3において、PLC1にはリモ
ート入出力ユニット1eを設け、リモート入出力ユニッ
ト1eに通信ケーブル5を接続する。8、9はA/D変
換器とD/A変換器とを設けている前記のリモートアナ
ログユニットである。各リモートアナログユニット8、
9はそれぞれ子局B、Cの近傍に設置する。
【0013】リモートアナログユニット8は子局Bとア
ナログケーブル2により接続されており、リモートアナ
ログユニット9は子局Cとアナログケーブル3により接
続されている。また、リモートアナログユニット8、9
は、それぞれ通信ケーブル5から分岐点T1、T2で分
岐されている通信ケーブル6、7と接続される。図示を
省略しているが、リモートアナログユニット8、9には
アナログケーブル2、3および通信ケーブル6、7と接
続されるそれぞれの入出力端子が設けられている。アナ
ログケーブル2、3ではアナログ信号が伝送され、通信
ケーブル5〜7ではデジタル信号が伝送される。
【0014】図3の構成ではリモートアナログユニット
8、9はそれぞれ子局B、Cの近傍に設置されているの
で、子局B、Cとリモートアナログユニット8、9間を
接続するアナログケーブル2、3の長さは短かくなり、
アナログケーブル2、3で伝送されるアナログ信号に対
するノイズNの影響を軽減することができる。また、ア
ナログケーブルの総延長も短かくなり、親局と遠隔地の
リモートアナログユニット間は通信ケーブルのみが敷設
されるのでコストを低減することができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】図3のような遠隔監視
制御システムの構成においては、リモートアナログユニ
ットを子局の近傍に設置することにより、アナログケー
ブルで伝送されるアナログ信号に対するノイズの影響を
軽減することができ、コストが低減される利点がある。
しかしながら、従来のリモートアナログユニットには表
示器が設けられていないので、リモートアナログユニッ
トでは子局の動作状態を把握することができず、表示器
を有する親局により子局の動作状態を把握することが必
要となる。図3のような構成では、親局は子局の近傍に
設置されているリモートアナログユニットからは遠隔地
に設置されているので、子局付近で業務に従事している
オペレータは、子局の動作状態をその場で直接には確認
することができないという問題があった。
【0016】また、親局に設けたリモート入出力ユニッ
トと、子局の近傍に設置されたリモートアナログユニッ
トとは常時通信ケーブルにより接続されている。このた
めに、システムの立ちあげに際しては誤動作を防止する
上で、親局とリモートアナログユニットとを同時に立ち
あげることはできず、親局の立ちあげ後にリモートアナ
ログユニットを立ちあげるのでシステムの立ちあげに時
間がかかっていた。更に、遠隔監視制御システムに誤動
作等のトラブルが生じた際に、親局の動作確認をしてか
らリモートアナログユニットの動作確認を行うので、ト
ラブルの原因究明に時間がかかり、システムの正常状態
への復帰が遅れるという問題があった。
【0017】本発明はこのような問題に鑑みて、親局か
らは遠隔地に設置されている子局付近で業務に従事して
いるオペレータが、子局の動作状態をその場で直接に確
認することができる、遠隔監視制御システムの提供を目
的とするものである。
【0018】また、親局と子局の近傍に設置されたリモ
ートアナログユニットとを通信ケーブルにより接続する
遠隔監視制御システムにおいて、システムの立ちあげと
トラブル発生時の正常状態への復帰を早急に行うことが
できる遠隔監視制御システムの提供を目的とするもので
ある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1に
係る発明において、遠隔監視制御システムを、リモート
入出力ユニットを設けた親局と、子局の近傍に設置され
たリモートアナログユニットと、前記リモート入出力ユ
ニットとリモートアナログユニットとを接続する通信ケ
ーブルと、リモートアナログユニットと子局とを接続す
るアナログケーブルとを備えた遠隔監視制御システムに
おいて、前記リモートアナログユニットに、親局から子
局への操作指令信号と子局の動作信号とを切り替えて数
字又は英数字で表示する表示器を設ける構成とすること
により達成される。
【0020】また、上記目的は請求項2に係る発明にお
いて、遠隔監視制御システムを、リモート入出力ユニッ
トを設けた親局と、子局の近傍に設置されたリモートア
ナログユニットと、前記リモート入出力ユニットとリモ
ートアナログユニットとを接続する通信ケーブルと、リ
モートアナログユニットと子局とを接続するアナログケ
ーブルとを備えた遠隔監視制御システムにおいて、前記
リモートアナログユニットに通信ケーブルとの接続を開
閉するスイッチを設ける構成とすることにより達成され
る。
【0021】更に、上記目的を達成するために請求項3
に係る発明においては、遠隔監視制御システムを、リモ
ート入出力ユニットを設けた親局と、子局の近傍に設置
されたリモートアナログユニットと、前記リモート入出
力ユニットとリモートアナログユニットとを接続する通
信ケーブルと、リモートアナログユニットと子局とを接
続するアナログケーブルとを備えた遠隔監視制御システ
ムにおいて、前記リモートアナログユニットに、親局か
ら子局への操作指令信号と子局の動作信号とを切り替え
て数字又は英数字で表示する表示器と、通信ケーブルと
の接続を開閉するスイッチとを設ける構成としている。
【0022】上記請求項1の構成とすることにより、子
局の近傍に設置されたリモートアナログユニットに、親
局から子局への操作指令信号と子局の動作状態の信号と
を切り替えて数字又は英数字で表示する表示器を設ける
構成としているので、子局付近で業務に従事しているオ
ペレータは、子局の動作状態をその場で直接に確認する
ことができる。
【0023】また、請求項2の構成とすることにより、
子局の近傍に設置されたリモートアナログユニットに通
信ケーブルとの接続を開閉するスイッチを設けているの
で、親局とリモートアナログユニットとを分離すること
ができる。このため、遠隔監視制御システムの立ちあげ
時に親局とリモートアナログユニットとを個別に同時に
動作させることができるので、システムの立ちあげを短
時間で行える。また、システムにトラブルが発生した場
合には当該スイッチを開放して、親局とリモートアナロ
グユニットとを独立してそれぞれ別個に点検、調整する
ので、システムにトラブルが発生した際に正常状態への
復帰を早急に行うことができる。
【0024】更に、上記請求項3の構成とすることによ
り、子局付近で業務に従事しているオペレータは、子局
の動作状態をその場で直接に確認することができると共
に、遠隔監視システムの立ちあげを短時間で行え、か
つ、システムにトラブルが発生した際に正常状態への復
帰を早急に行うことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は本発明の実施の形態の遠隔監視制御
システムのブロック図である。図2、3の従来例と同一
の部分または対応するところには同一の符号を付して詳
細な説明は省略する。図1に示す遠隔監視制御システム
においては、子局B、Cの近傍に設置したリモートアナ
ログユニット10、11に表示器10a、11aを設け
ている。
【0026】この表示器10a、11aは、親局AのP
LC1とリモートアナログユニット10、11間に接続
されている通信ケーブル5〜7で伝送される親局Aから
子局B、Cに対する操作指令信号を表示する。また、表
示器10a、11aは、リモートアナログユニット1
0、11と子局B、C間に接続されているアナログケー
ブル2、3で伝送される子局B、Cの動作信号を表示す
る。
【0027】図1においては、表示器10a、11aは
7セグメントの数字を所定の桁数で表示する構成として
いる。10b、11bはリモートアナログユニット1
0、11の動作、停止を報知するランプ、10c、11
cは親局から子局への操作指令信号と子局の動作信号と
を切り替えて表示器10a、11aに表示するための切
り替えスイッチである。オペレータは、切り替えスイッ
チ10c、11cを操作して前記表示器10a、11a
の表示の切り替えを適宜行う。
【0028】なお、上記の例では親局から子局への操作
指令信号と子局の動作信号とを表示器10a、11aに
数字で表示しているが、数字と共に英文字を表示するこ
とも可能である。この場合には、リモートアナログユニ
ット10、11に英文字に対応して設定された数字をテ
ーブルで記憶する記憶部と、親局および子局から入力さ
れる信号に対して前記記憶部を参照して数字部分と英文
字部分とを判別して表示器10a、11aに出力する制
御部を設ける。
【0029】図1の例では、表示器10a、11aは0
〜9999の4桁の数字を表示する。親局Aから子局
B、Cに対する操作指令信号は、2進数のデジタル信号
で通信ケーブル5〜7を通してリモートアナログユニッ
ト10、11に伝送されてD/A変換器により10進数
の数字に変換され、10進数の数字により表示器10
a、11aに表示される。また、子局B、Cのアナログ
信号である動作信号(例えば電圧10V、水位20m)
はアナログケーブル2、3で伝送され、表示器10a、
11aはこの数字(10、20)を表示する。
【0030】このように、子局B、Cの近傍に設置され
ているリモートアナログユニット10、11に表示器1
0a、11aを設け、子局B、Cの動作信号を表示する
ので、子局B、Cの設置個所の付近で業務に従事してい
るオペレータは、子局B、Cの動作状態をその場で直接
に確認することができ、当該子局の管理調整を有効に行
うことができる。なお、PLC1に設けた表示器1bで
はPLC1の動作状態を表示する。
【0031】また、リモートアナログユニット10、1
1に設けられている表示器10a、11aには親局から
出力される子局への操作指令信号を表示するので、PL
C1の動作時のデータを読み取ることができる。このデ
ータを親局側で業務に従事しているオペレータにフィー
ドバックすることにより、子局B、Cで現場調整を行う
場合やトラブル発生時のデバックの際に、データを有効
に活用してPLCを操作することができる。
【0032】リモートアナログユニット10、11に
は、通信ケーブル6、7との接続を開閉するDIPスイ
ッチ10d、11dを設けている。DIPスイッチ10
d、11dは、通信ケーブル6、7がリモートアナログ
ユニット10、11の入出力端子に接続された状態のま
まで内部回路の接続を開閉する構成としている。図1に
示すような遠隔監視制御システムを立ちあげる際には、
DIPスイッチ10d、11dにより通信ケーブル6、
7との接続を開放し、PLC1とリモートアナログユニ
ット10、11とを分離する。
【0033】このようにして、DIPスイッチ10d、
11dPLC1とリモートアナログユニット10、11
とを分離するので、両者のデバック、調整をそれぞれ別
個に同時に行うことにより、遠隔監視制御システムの立
ちあげを迅速に行える。また、前記遠隔監視制御システ
ムに誤動作や信号伝送不良等のトラブルが生じた場合に
も、DIPスイッチ10d、11dにより通信ケーブル
6、7との接続を開放し、PLC1と、リモートアナロ
グユニット10、11とを分離して両者の点検や動作確
認等の処置をそれぞれ別個に同時に行うことができるの
で、遠隔監視制御システムの正常状態への回復が早期に
図れる。この際に、通信ケーブル6、7はリモートアナ
ログユニット10、11の入出力端子に接続した状態の
ままで、上記両者の点検や動作確認等の処置を行うの
で、作業を迅速に実施できる。
【0034】上記の例では、DIPスイッチ10d、1
1dを共に開放して通信ケーブル6、7との接続を開放
しているが、DIPスイッチ10d、11dのいずれか
を開放し他方は接続状態とすることにより、通信ケーブ
ル6、7のいずれか一方は接続し、他方のみの接続を開
放して当該の通信ケーブルが接続されているリモートア
ナログユニットに対応する子局の点検、調整を行うこと
もできる。
【0035】図1の例では、親局AのPLC1と、2基
の子局B、Cの近傍に設置したリモートアナログユニッ
ト10、11を通信ケーブルで接続して所定の信号を伝
送するものであるが、本発明はこのような構成には限定
されず、子局は1基の場合でも、また3基以上の複数の
子局を設置する場合でも適用できる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明の遠隔監視制御シ
ステムは、子局の近傍に設置されたリモートアナログユ
ニットに、親局から子局への操作指令信号と子局の動作
状態の信号とを切り替えて数字又は英数字で表示する表
示器を設ける構成としているので、子局付近で業務に従
事しているオペレータは、子局の動作状態をその場で直
接に確認することができる。
【0037】また、子局の近傍に設置されたリモートア
ナログユニットに通信ケーブルとの接続を開閉するスイ
ッチを設けているので、親局とリモートアナログユニッ
トとを分離することができる。このため、遠隔監視制御
システムの立ちあげ時に親局とリモートアナログユニッ
トとを個別に同時に動作させることができるので、シス
テムの立ちあげを短時間で行える。また、システムにト
ラブルが発生した場合には当該スイッチを開放して、親
局とリモートアナログユニットとを独立してそれぞれ別
個に点検、調整するので、システムにトラブルが発生し
た際に正常状態への復帰を早急に行うことができる。
【0038】更に、子局付近で業務に従事しているオペ
レータは、子局の動作状態をその場で直接に確認するこ
とができると共に、システムの立ちあげを短時間で行
え、かつ、遠隔監視システムにトラブルが発生した際に
正常状態への復帰を早急に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遠隔監視制御システムの実施の形
態における構成のブロック図である。
【図2】従来例の遠隔監視制御システムのブロック図で
ある。
【図3】他の従来例の遠隔監視制御システムのブロック
図である。
【符号の説明】
1 PLC 1c CPUユニット 1e リモート入出力ユニット 2、3 アナログケーブル 4a、4b 入出力端子 5〜7 通信ケーブル 8〜11 リモートアナログユニット 10a、11a 表示器 10c、11c 切り替えスイッチ 10d、11d DIPスイッチ A 親局 B、C 子局

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リモート入出力ユニットを設けた親局
    と、子局の近傍に設置されたリモートアナログユニット
    と、前記リモート入出力ユニットとリモートアナログユ
    ニットとを接続する通信ケーブルと、リモートアナログ
    ユニットと子局とを接続するアナログケーブルとを備え
    た遠隔監視制御システムにおいて、前記リモートアナロ
    グユニットに、親局から子局への操作指令信号と子局の
    動作信号とを切り替えて数字又は英数字で表示する表示
    器を設けてなる遠隔監視制御システム。
  2. 【請求項2】 リモート入出力ユニットを設けた親局
    と、子局の近傍に設置されたリモートアナログユニット
    と、前記リモート入出力ユニットとリモートアナログユ
    ニットとを接続する通信ケーブルと、リモートアナログ
    ユニットと子局とを接続するアナログケーブルとを備え
    た遠隔監視制御システムにおいて、前記リモートアナロ
    グユニットに通信ケーブルとの接続を開閉するスイッチ
    を設けてなる遠隔監視制御システム。
  3. 【請求項3】 リモート入出力ユニットを設けた親局
    と、子局の近傍に設置されたリモートアナログユニット
    と、前記リモート入出力ユニットとリモートアナログユ
    ニットとを接続する通信ケーブルと、リモートアナログ
    ユニットと子局とを接続するアナログケーブルとを備え
    た遠隔監視制御システムにおいて、前記リモートアナロ
    グユニットに、親局から子局への操作指令信号と子局の
    動作信号とを切り替えて数字又は英数字で表示する表示
    器と、通信ケーブルとの接続を開閉するスイッチとを設
    けてなる遠隔監視制御システム。
JP36747297A 1997-12-04 1997-12-04 遠隔監視制御システム Pending JPH11168776A (ja)

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JP36747297A JPH11168776A (ja) 1997-12-04 1997-12-04 遠隔監視制御システム

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JP (1) JPH11168776A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001355755A (ja) * 2000-06-13 2001-12-26 Ckd Corp 電磁弁マニホールド

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001355755A (ja) * 2000-06-13 2001-12-26 Ckd Corp 電磁弁マニホールド

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