JP2993337B2 - 2重系のバスコントロ−ル方法 - Google Patents

2重系のバスコントロ−ル方法

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JP2993337B2 JP5303248A JP30324893A JP2993337B2 JP 2993337 B2 JP2993337 B2 JP 2993337B2 JP 5303248 A JP5303248 A JP 5303248A JP 30324893 A JP30324893 A JP 30324893A JP 2993337 B2 JP2993337 B2 JP 2993337B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,プログラマブルコント
ロ−ラ等の汎用制御装置を使用した制御システムに係
り,特に,制御の信頼性を必要とする場合に適切な待機
2重系の制御システムにおける簡易なバスコントロ−ル
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種化学プラントや機械加工,或いは鋳
造設備等の産業用システム,または,上下水道処理施設
等の公共用システム等の制御には,その制御システムに
コンピュ−タを主体要素にしたプログラマブルコントロ
−ラがしばしば使用される。上述のような制御において
は,主体要素であるプログラマブルコントロ−ラが故障
すると,例えば,何らかの原因で過電流遮断器がトリッ
プしたり電源装置が故障したり,または,プログラマブ
ルコントロ−ラを構成するいずれかのプリント板が故障
すると,それが軽度の故障であっても,システム全体の
機能が停止してしまうという問題があった。システム全
体の機能が停止すると,例えば,鋳造設備では溶解鉄が
流れ出したり,下水道処理施設では汚泥がタンクから氾
濫して流れ出すという問題や,化学プラントが化学反応
の中間で停止して多額の損害を被るというような問題も
発生する。その対策として,近時,信頼性を重視する制
御システムにおいては,2式の同一構成の制御ユニット
を用意し,常時はそのうちの1式を稼働させて他の1式
を待機させる待機2重系を構成した,いわゆる待機2重
化運転が実行される場合がある。待機2重化運転を実行
する待機2重系の制御システムには,例えば図5に示す
ような構成がある。
【0003】図5において,2式のプログラマブルコン
トロ−ラ31Aと31Bそれぞれの,I/Oバス31
a,31bは,この制御システムの制御用アクチェ−タ
やセンサ−類に接続する各種ケ−ブル33が接続するI
/Oモジュ−ル34にバスコントロ−ラ35を介して接
続されている。バスコントロ−ラ35は,内部に設けた
制御回路40によって制御される。このバスコントロ−
ラ35内部には,上述したI/Oバス31a,31bの
うちのアドレスバスが接続するアドレスマルチプレクサ
41およびデ−タバスが接続するデ−タマルチプレクサ
42が設けられ,アドレスマルチプレクサ41およびデ
−タバスマルチプレクサ42がI/0モジュ−ル34に
接続している。また,バスコントロ−ラ35には,コマ
ンド制御回路43と,シエ−クハンドレジスタ44が設
けられている。上述したコマンド制御回路43は,2式
のプログラマブルコントロ−ラ31Aと31Bそれぞれ
から出力されるコマンドの論理積をI/0モジュ−ル3
4に出力している。また,シエ−クハンドレジスタ44
は,2式のプログラマブルコントロ−ラ31Aと31B
のうちの稼働中のプログラマブルコントロ−ラが実行中
のデ−タを一時記録して他の待機中のプログラマブルコ
ントロ−ラに伝送する機能を備えている。即ち,上述の
機能構成において,2式のプログラマブルコントロ−ラ
31Aと31Bはそれぞれ同一の構成であって,同一の
プログラムが格納されている。
【0004】2式のプログラマブルコントロ−ラのうち
の第1のプログラマブルコントロ−ラ31Aが稼働して
いると,制御回路40の働きで,アドレスマルチプレク
サ41,デ−タマルチプレクサ42,コマンド制御回路
43はそれぞれ,I/0モジュ−ル34が第1のプログ
ラマブルコントロ−ラ31Aに接続するように機能して
いる。また,第1のプログラマブルコントロ−ラ31A
は実行中のデ−タ等所定の情報をシエ−クハンドレジス
タ44に書き込み,待機中の第2のプログラマブルコン
トロ−ラ31Bはシエ−クハンドレジスタ44に書き込
まれた情報を読み取って所定のデ−タ類を内部の記録機
能に記録し,また,第1のプログラマブルコントロ−ラ
31Aの故障検知を行っている。上述の稼働中に第1の
プログラマブルコントロ−ラ31Aが異常状態になる
と,故障を検知した制御回路40は,アドレスマルチプ
レクサ41,デ−タマルチプレクサ42,コマンド制御
回路43をそれぞれ,I/0モジュ−ル34が第2のプ
ログラマブルコントロ−ラ31Bに接続するように機能
する。また,第1のプログラマブルコントロ−ラ31A
が異常状態になったのを検知した第2のプログラマブル
コントロ−ラ31Bは内部に記録したデ−タを使用して
この制御システムの制御を中断することなく実行する。
また,第2のプログラマブルコントロ−ラ31Bは実行
中のデ−タ等所定の情報をシエ−クハンドレジスタ44
に書き込む。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで,上述したよ
うな待機2重系の構成による運転機能であると,切り替
え動作を実行する制御回路40や,シエ−クハンドレジ
スタ44は相互に各プログラマブルコントロ−ラの正常
か異常かを表示するフラグや必要容量のデ−タを記録す
る記録容量が必要である。また,稼働中のプログラマブ
ルコントロ−ラの制御機能は,その運転サイクル中に,
外部のI/O機能と同等条件のシエ−クハンドレジスタ
44の所定番地に所定のデ−タ類の書き込み処理が必要
であり,従って,その制御と処理およびデ−タ伝送等の
時間が必要である。そのために,バスコントロ−ラ35
の機能が複雑になるとともに,上述のデ−タ書き込み処
理を高速に実行するようにした場合,ノイズによってデ
−タが変質する恐れもあった。そのために,プログラマ
ブルコントロ−ラの動作1サイクルの時間を短縮する妨
げになっていた。また,稼働中のプログラマブルコント
ロ−ラとシエ−クハンドレジスタとの間のデ−タ伝送機
能のために,制御システムの設計条件が限定されるとい
う問題点もあった。また,交換したプログラマブルコン
トロ−ラを点検するため等の場合に,稼働プログラマブ
ルコントロ−ラを簡単に切り替えることができなかっ
た。本発明は上記従来のものの課題(問題点)を解決
し,単純な構成でプログラマブルコントロ−ラ等制御機
能の高速運転を可能にした操作性の良い2重系のバスコ
ントロ−ル方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に基づく2重系のバスコントロ−ル方法におい
ては,2式の同一構成の制御機能ユニットを待機2重系
に構成する制御システムにおけるバスコントロ−ル方法
において,この制御システムの共通機能ユニットに2式
の制御機能ユニットのうちの稼働ユニットを指定するフ
ラグレジスタ機能を設け,フラグレジスタ機能の内容に
よって指定された稼働制御機能ユニットが稼働フロ−に
おける所定条件ごとに出力する自己正常信号が共通機能
ユニットに所定時間以上到達しない場合に,この稼働制
御機能ユニットが異常であると判定してフラグレジスタ
機能を反転させるようにした。この場合,上記2重系の
バスコントロ−ル方法において,2式の制御機能ユニッ
トそれぞれに通信機能を備え,稼働制御機能ユニットは
所定のデ−タをこの通信機能によって待機制御機能ユニ
ットに送信し,稼働制御機能ユニットが交代した場合
に,交代制御機能ユニットはこの受信デ−タを使用して
制御を続行するようにしても良い。また,上述したフラ
グレジスタ機能はスイッチ機能によって手動的に反転可
能にすることもできる。さらに,正常信号出力後にフラ
グレジスタ機能の内容判定をするようにしても良い。
【0007】
【作用】本発明は,上述のような方法によって作動する
ようにしたので,稼働制御機能ユニットの異常発生によ
ってフラグレジスタ機能が速やかに反転する。また,フ
ラグレジスタ機能によって所定の制御機能ユニット,ま
たは正常な制御機能ユニットを稼働させることができ
る。また,稼働中の制御機能ユニットのデ−タ類は通信
機能によって待機中の制御機能ユニットに伝送されるの
で,伝送時間が制御機能ユニットの稼働に影響をおよぼ
さない。通信機能はこのシステムの条件に対応して適切
に設定できるので,その機能性能選択の自由度が高い。
さらに,フラグレジスタ機能をスイッチ機能によって手
動的に反転可能にした場合は,必要な場合に容易に稼働
制御機能ユニットを切り替えることができる。さらに,
正常信号出力後にフラグレジスタ機能の内容判定をする
ようにすると,スイッチ操作等によってフラグレジスタ
機能を反転する等の場合にも,制御システムが誤動作す
ることなく稼働ユニットの切り替えが確実に実行でき
る。
【0008】
【実施例】本発明に基づく2重系のバスコントロ−ル方
法の実施例を図を参照して説明する。図1,図2に,本
発明を適用した制御システム用制御装置の構成例を示す
もので,図1は制御装置の機能構成を,図2は総合的構
成である。図1,図2において,10は本発明を適用す
る施設の制御装置であって,制御装置10は,2式の同
一構成の制御機能ユニットである,第1の制御機能ユニ
ット,例えばプログラマブルコントロ−ラ(以降CPU
スタックと略称する)1Aと,第2の制御機能ユニッ
ト,例えばプログラマブルコントロ−ラ(以降CPUス
タックと略称する)1B,および,この制御装置10
と,その制御対象である施設に設けられる周辺機器やア
クチェ−タ,センサ−類とのインタフェ−ス機能とこの
制御システムの管理機能等を備えた,この制御装置の共
通機能ユニットである入出力接続機能(以降I/Oスタ
ックと略称する)2等によって構成されている。I/O
スタック2には,この制御装置10の内部に配置される
各要素機能類と,制御装置10の外部に配置される各要
素機能類との間を接続する信号伝送に必要な各種ケ−ブ
ル3,例えば,バスや,その他センサ−,アクチェ−タ
等を接続する信号線類に接続する端子が設けられてい
る。制御装置10には,電源配電線17が電源スイッチ
18,過電流遮断器19を経由した制御装置内電源母線
17aが上述した各スタックに入力している。
【0009】第1のCPUスタック1Aと第2のCPU
スタック1Bは,電源装置11,CPUカ−ド12,通
信カ−ド13,I/Oスタック(共通機能ユニット)接
続カ−ド14,その他必要なカ−ド類によって構成され
ており,前述した電源母線17aが過電流遮断器15を
経由して電源装置11に入力している。上述した各カ−
ドはそれぞれ所定の機能回路を備えたユニットであっ
て,それぞれの機能は,機能サイズ等に対応して,1個
のカ−ド(ユニット)または複数のカ−ド(ユニット)
によって構成されている。電源装置11は電源母線17
aから供給される電圧を,このCPUスタック内の各部
の作動に適した直流電圧に変換する。CPUカ−ド12
は,例えば,マイクロコンピュ−タとメモリ類を搭載
し,メモリにはこの制御装置が実行する所定のプログラ
マブルコントロ−ラとしてのプログラムが記録され,ま
た,処理中のデ−タを記録する機能を備えている。通信
カ−ド13は第1のCPUスタック1Aと第2のCPU
スタック1Bの間で相互に詳細を後述する所定のデ−タ
類を伝送する通信機能を備えていて,(以下通信機能を
通信カ−ドと称す)第1のCPUスタック1Aと第2の
CPUスタック1Bの間を,両者の間の距離等の条件に
対応して,例えば,光ケ−ブルで接続している。I/O
スタック接続カ−ド14はCPUカ−ド12との間をC
PUスタック内のバスと信号線等で接続している。ま
た,I/Oスタック接続カ−ド14はI/Oスタック2
との間を制御装置10内のバスと信号線等で接続してい
る。また,I/Oスタック接続カ−ド14は,この制御
システムの条件に対応して,入力信号,或いは,出力信
号の信号形状をその信号目的と必要条件に対応して,例
えば,ノイズを除去する,または,信号波形を許容処理
時間に適合するように変形する等の機能を備えることも
ある。
【0010】I/Oスタック2は電源装置21,切替カ
−ド22,I/Oカ−ド23,その他必要なカ−ド類に
よって構成されており,上述した電源母線17aが過電
流遮断器25を経由して電源装置21に入力している。
上述した各カ−ドはそれぞれ所定の機能回路を備えたユ
ニットであって,それぞれの機能は,機能サイズ等に対
応して,1個のカ−ド(ユニット)または複数のカ−ド
(ユニット)によって構成されている。電源装置21は
電源母線17aから供給される電圧をこのI/Oスタッ
ク2内の各部の作動に適した直流電圧に変換する。切替
カ−ド22は内部に詳細を後述するフラグレジスタ機能
22aを備え,フラグレジスタ機能22aは,この制御
装置10の図示しない操作盤等に設けたフラグレジスタ
機能操作スイッチ22bにも接続している。また,各C
PUスタック1A,1Bに制御装置10内のバスや信号
線等で接続しており,このバスは,フラグレジスタ機能
22aの内容によって,第1のCPUスタック1A,ま
たは,第2のCPUスタック1Bへの接続が切り替えら
れる。なお,信号線にはフラグレジスタ機能22aの内
容を伝送する機能も備えている。I/Oカ−ド23に
は,制御装置10の外部の各機器類との間を接続するバ
ス等所定の信号線を含むケ−ブル3が接続している。
【0011】次に,上述したフラグレジスタ機能22a
の働きを説明する。フラグレジスタ機能22aは,1お
よび0を表示する2ステ−ブルのフリップフロップまた
は相当機能によって構成され,その表示内容によって稼
働するCPUスタックを指定する。例えば,フラグレジ
スタ機能22aと各CPUスタック1A,1Bとの間は
実質的に図4に示すように接続されている。図4におい
て,22cはインバ−タであって,その他の符号は図1
と共通である。即ち,フラグレジスタ機能22aが0の
場合は第2のCPUスタック1Bに1を入力して,第2
のCPUスタック1Bが稼働するように指定する。第1
のCPUスタック1Aには0を入力して,第1のCPU
スタック1Aが待機するように指定する。また,フラグ
レジスタ機能22aの指定内容に従って,各所定のバス
類が指定された第2のCPUスタック1Bに接続され
る。即ち,第2のCPUスタック1Bが稼働を指定され
ると,各所定のバスが第2のCPUスタック1Bに接続
され,第2のCPUスタック1Bが稼働する。従って,
また,フラグレジスタ機能22aが1の場合は第1のC
PUスタック1Aにその稼働を指定し,第2のCPUス
タック1Bには0を入力して,第2のCPUスタック1
Bは待機するように指定する。第1のCPUスタック1
Aが稼働を指定されると,各所定のバスが第1のCPU
スタック1Aに接続され,第1のCPUスタック1Aが
稼働する。
【0012】この制御装置10の電源スイッチ18が操
作されて制御装置が立ち上がると,フラグレジスタ機能
22aは初期条件として予め設定された状態になる。即
ち,例えば,フラグレジスタ機能22aは1を出力し
て,第1のCPUスタック1Aを指定し稼働させる。従
って,第1のCPUスタック1AのI/Oスタック接続
カ−ド14は,I/Oスタック2との間に接続されるバ
ス類に伝送される入力信号を取り込むように機能し,I
/Oスタック2に所定の信号類を伝送し,または/およ
び,I/Oスタック2を介してこの制御装置10の外に
伝送する信号を出力するように機能する。
【0013】各CPUスタックはその記載されたプログ
ラムによって,予め設定されたタイミング毎に正常信号
をI/Oスタック2に伝送している。従って,I/Oス
タック2は,2式のCPUスタック1A,1Bが正常か
異常かを常時,判定している。従って,I/Oスタック
2が第1のCPUスタック1Aと第2のCPUスタック
1Bがいずれも正常であると判定すると,フラグレジス
タ機能22aをそのまま維持し,予め設定された条件に
従って所定の機能を実行する。I/Oスタック2が第1
のCPUスタック1Aが正常で,第2のCPUスタック
1Bが異常であると判定すると,フラグレジスタ機能2
2aをそのまま維持し,予め設定された条件に従って警
報を出力する等,所定の機能を実行する。I/Oスタッ
ク2が稼働していた第1のCPUスタック1Aが異常
で,第2のCPUスタック1Bが正常であると判定する
と,フラグレジスタ機能22aを反転させて,稼働CP
Uスタックを第1のCPUスタック1Aから第2のCP
Uスタック1Bに切り替えるように機能する。
【0014】異常スタックを修理交換した後等で交換し
たCPUスタックをチェックし,または稼働CPUスタ
ックを切り替える必要が生じると,この制御装置10の
オペレ−タは,フラグレジスタ機能操作スイッチ22b
を操作する。フラグレジスタ機能操作スイッチ22bが
操作されると,フラグレジスタ機能22aが反転する。
その場合,必要に応じて,上記スイッチ操作をすぐに行
うのではなく,現在稼働中,または,切り替え先であ
る,第1のCPUスタック1A,または,第2のCPU
スタック1Bが所定の条件になった場合に反転するよう
にしても良い。また,2式のCPUスタックがいずれも
異常の場合にもフラグレジスタ機能操作スイッチ22b
を操作して任意のCPUスタックを作動させることがで
きる。
【0015】I/Oスタック2においては,稼働CPU
スタックとの間でデ−タ類の伝送中であるという条件に
おいては,この伝送が完了するまで,フラグレジスタ機
能22aの反転等,切替カ−ド22の作動を保留して,
信号が中断されて正常ではない信号が読み書きされるこ
とを防止する機能を備えている。制御装置10は詳細を
後述するように,所定のタイミングでフラグレジスタ機
能22aの内容をチェックするので,その制御を中断す
る恐れなしにその稼働CPUスタックを切り替える。
【0016】次に,図3に示す概略フロ−を用いて,図
1,図2に示した構成例における働きを説明する。図3
には,第1のCPUスタック1A内の働きを示すフロ−
(A),第2のCPUスタック1B内の働きを示すフロ
−(B),I/Oスタック2内の働きを示すフロ−
(C)を分割して記している。第1のCPUスタック1
A内の働きと,第2のCPUスタック1B内の働きは同
一なので,図3による説明には,第1のCPUスタック
1Aが稼働CPUスタックであるフロ−(A)を主体と
して説明する。図1において,制御装置10の電源スイ
ッチ18が操作されると,各CPUスタック内の電源装
置11に装置内電源母線17aから電圧が供給されるの
で,両方のCPUスタック内の各カ−ド,即ち,CPU
カ−ド12,通信カ−ド13,I/Oスタック接続カ−
ド14等に所定の電圧が供給されて所定の作動を開始す
る。また,I/Oスタック2内の電源装置21に装置内
電源母線17aから電圧が供給されるので,I/Oスタ
ック2内の各カ−ド,切替カ−ド22,I/Oカ−ド2
3等に所定の電圧が供給されて所定の作動を開始する。
切替カ−ド22内のフラグレジスタ機能22aは所定の
初期条件,例えば,前述したように1にセットされる。
また,この制御装置10に接続する図示しないこの制御
システムに配属される各種機器類に所定の処置が実行さ
れ電源が供給されるので,I/Oスタック2とケ−ブル
3で接続する制御装置10の各外部機能も予め定められ
た所定の作動を開始する。
【0017】図3の(A)において,第1のCPUスタ
ック1Aが作動を開始すると,CPUカ−ド12に設け
られた図示しないメモリ機能に記録されたプログラムに
従って所定の制御イニシャル処理を行い,制御イニシャ
ル処理が完了すると,自己CPUスタックが正常である
ことを示す所定の正常信号をI/Oスタック2に出力す
る。 正常信号を出力した後I/Oスタック2の切替カ
−ド22から伝送されるフラグレジスタ機能22aの内
容をチェックする。フラグレジスタ機能22aが1であ
って,自己CPUスタックの稼働を示していると,通信
カ−ド13を送信モ−ドにして,I/Oスタック接続カ
−ド14がI/Oスタック2の切替カ−ド22と接続す
るバスによって伝送されるデ−タ信号を取り込み,CP
Uカ−ド12に設けられた図示しないメモリ機能に記録
された制御プログラムに従って所定の一連の処理を行
い,処理結果を,I/Oスタック接続カ−ド14がI/
Oスタック2の切替カ−ド22と接続するバスに出力す
る。また,処理結果の所定のデ−タを通信カ−ド13に
出力する。CPUカ−ド12は上記の処理と出力動作を
実行すると,自己CPUスタックが正常であることを示
す所定の正常信号をI/Oスタック2に所定の信号線に
よって出力する。従って,上述した処理動作が反復実行
される。この一連の動作には,例えば,100ミリ秒が
当てられる。従って,この場合,正常信号は100ミリ
秒毎に出力される。
【0018】通信カ−ド13においては,通信カ−ド1
3に設けられた図示しないラッチ機能にCPUカ−ド1
2から送られたデ−タを一時記録した後,予め設定され
た所定のプロトコルに従って,第2のCPUスタック1
Bの通信カ−ド13に送信する。
【0019】上述したI/Oスタック2の切替カ−ド2
2から伝送されるフラグレジスタ機能22aの内容をチ
ェックした結果フラグレジスタ機能22aの内容が0で
あって自己CPUスタックが待機であることを判定する
と,CPUカ−ド12は,上述した制御プログラムを実
行せず,通信カ−ド13を受信モ−ドにして,通信カ−
ド13に設けられた,図示しないラッチ機能に記録され
た受信デ−タを取り込んで図示しないメモリ機能の所定
番地に記録する。即ち,待機を指定された通信カ−ド1
3は所定のプロトコルに従って稼働CPUスタックの通
信カ−ド13から伝送されるデ−タを受信して図示しな
いラッチ機能に記録しておく。CPUカ−ド12は上記
の処理と入力動作を実行すると,自己CPUスタックが
正常であることを示す所定の正常信号をI/Oスタック
2に出力する。従って,上述した処理動作が反復実行さ
れる。反復実行の所要時間は,一連の動作稼働状態にお
ける正常信号の出力ピッチと同一に設定されている。従
って,正常信号は,例えば,100ミリ秒毎に出力され
る。上述のタイムシ−ケンスによって,制御プログラム
実行中にフラグレジスタ機能22aが反転された場合に
も,制御プログラムが中断されることなく安全に稼働ス
タックが切り替えられる。
【0020】I/Oスタック2は作動を開始すると,図
3の(C)において,前述したように,切替カ−ド22
に設けたフラグレジスタ機能22aを1にセットして第
1のCPUスタック1Aを稼働し,第2のCPUスタッ
ク1Bを待機させる。即ち,I/Oカ−ド23に接続し
ているケ−ブル3の所定の信号線類等各バス類が第1の
CPUスタック1AのI/Oスタック接続カ−ド14に
接続するように機能する。以降は,第1のCPUスタッ
ク1Aおよび第2のCPUスタック1Bから入力する正
常信号を確認し,例えば,第1のCPUスタック1Aか
ら入力する正常信号が100ミリ秒から所定時間待って
も入力しないと切替カ−ド22に設けたフラグレジスタ
機能22aを0にして第1のCPUスタック1Aを待機
させ,第2のCPUスタック1Bを稼働させる。即ち,
また,I/Oカ−ド23に接続しているケ−ブル3の所
定の信号線類等各バス類が第2のCPUスタック1Bの
I/Oスタック接続カ−ド14に接続するように機能す
る。
【0021】また,フラグレジスタ機能操作スイッチ2
2bから切り替え信号が入力すると,所定の条件に従っ
て,切替カ−ド22に設けたフラグレジスタ機能22a
を反転し,第1のCPUスタック1Aと第2のCPUス
タック1Bとの稼働を切り替える。
【0022】上述のように,第1のCPUスタック1A
が作動していて,第1のCPUスタック1A自体の電源
入力部に設けた過電流遮断器15がトリップする,電源
装置11が故障する,または,CPUカ−ド12の故障
信号出力機能やI/Oスタック接続カ−ド14等の故障
が発生すると,当然,正常信号は出力されない。また,
CPUカ−ド12のその他の機能や通信カ−ド13等が
故障するとCPUカ−ド12に予め設けた所定のチェッ
ク機能によって正常信号の出力を停止させる。従って,
前述したように,I/Oスタック2のフラグレジスタ機
能22aは反転される。
【0023】上述の説明は本発明の技術思想を実現する
ための基本手法と構成を示したものであって,種々応用
改変することができる。例えば,図1,図2に示す構成
は,本発明を適用する一実施例であって,上述した技術
思想が実現できればその他の構成システムにも適用でき
る。その場合は図3に示したフロ−例もその回路構成に
対応して変形すればよい。また,各スタック,カ−ド類
の機能を適切に設定しても良い。例えば,I/Oスタッ
ク2のI/Oカ−ド23とCPUスタックのI/Oスタ
ック接続カ−ド14の接続を切り替えるには,上述の実
施例の説明では,I/Oスタック2の切替カ−ド22に
バス類が接続されていて,所定の条件でバスを切り替え
るように説明したが,その切り換え用に切替カ−ド22
に切り替え用のゲ−ト類を設けても,CPUスタックの
I/Oスタック接続カ−ド14に入出力動作(信号遮断
または伝送/受信実行)を行うゲ−ト類を設けるように
しても良い。また,フラグレジスタ機能は,実施例によ
って説明した機能を備えれば,どのような構成でも方法
を使用しても良いことは当然である。また,伝送信号の
処理機能の構成と分担は,I/Oスタック2におけるバ
ス類接続カ−ドの構成を切替カ−ド22以外の別の構成
にする等,その制御装置を構成するシステムの条件等に
対応して,制御装置の構成と機能である各スタック類の
適切な設計思想に基づいて機能するようにすれば良いこ
とは当然である。
【0024】
【発明の効果】本発明は上記のような方法であるから,
次に示すような優れた効果を有する。なお、各請求項の
発明と以下の効果の関係を以下に記述する〜の効果
の各欄末尾に括弧内に示した。簡単な構成で,異常制
御機能ユニット(CPUスタック)と正常制御機能ユニ
ット(CPUスタック)の別を判定できる(請求項
1)。簡単な構成で,異常制御機能ユニット(CPU
スタック)と正常制御機能ユニット(CPUスタック)
の交換を安全,迅速に実行できる(請求項1)。待機
側制御機能ユニット(CPUスタック)は実行中の稼働
側制御機能ユニット(CPUスタック)のデ−タを受信
しているので,稼働側制御機能ユニット(CPUスタッ
ク)が異常になると,誤動作することなく待機側制御機
能ユニット(CPUスタック)が速やかに稼働側として
の機能を実行できる(請求項2)。稼働側制御機能ユ
ニット(CPUスタック)が待機側制御機能ユニット
(CPUスタック)にデ−タを伝送するには,通信機能
によって実行するので,制御プログラムの実行サイクル
に送信時間が影響せず,実行サイクルの時間が短縮でき
る(請求項2)。稼働側制御機能ユニット(CPUス
タック)が待機側制御機能ユニット(CPUスタック)
にデ−タを伝送するには,通信機能によって実行するの
で,制御システムと制御装置の条件に対応して適切なデ
−タ通信機能を構成でき,ノイズ等によるデ−タ変質が
防止できる(請求項2)。正常信号を実行サイクル毎
に送信し,正常信号の所定時間内の不受信をそのユニッ
トの異常と判定するようにすると,迅速,容易にユニッ
トの正常と異常との別を判定できる(請求項1)。フ
ラグレジスタ機能操作スイツチ22bを正常信号出力時
に使用するようにし,正常信号出力後にフラグレジスタ
機能の内容判定をするようにすると,スイッチ操作等に
よってフラグレジスタ機能を反転する等の場合にも,フ
ラグレジスタ機能の内容判定から制御動作実行の間にフ
ラグレジスタ機能の反転を防止できるので,制御システ
ムが誤動作することなく稼働ユニットの切り替えが確実
に実行できる(請求項3、請求項4)。2式の制御機
能ユニット(CPUスタック)の両者が異常であって
も,スイッチ操作によって作動される制御機能ユニット
(CPUスタック)の切り替えを実行できるようにした
場合は,異常内容の点検を実行できる(請求項3)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく2重系のバスコントロ−ル方法
を適用する制御システムにおける制御装置の機能構成例
を示す概要ブロック図である。
【図2】本発明に基づく2重系のバスコントロ−ル方法
を適用する制御システムにおける制御装置の全体構成例
を示す概要ブロック図である。
【図3】図1に示す制御システム構成例における本発明
に基づく動作フロ−例を示す概略フロ−図である。
【図4】図1に示すフラグレジスタ機能の働きを説明す
る接続図である。
【図5】従来の2重系のバスコントロ−ル方法例を説明
する概要ブロック図である。
【符号の説明】
1A,1B:CPUスタック(制御機能ユニット) 2:I/Oスタック(共通機能ユニット) 3:ケ−ブル 10:制御装置 11,21:電源装置 12:CPUカ−ド 13:通信カ−ド(通信機能) 14:I/Oスタック接続カ−ド(共通機能ユニット接
続カ−ド) 22:切替カ−ド 22a:フラグレジスタ機能 22b:フラグレジスタ機能操作スイッチ(スイッチ機
能) 22c:インバ−タ 23:I/Oカ−ド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹下 真志 愛知県豊橋市三弥町字元屋敷150番地 神鋼電機株式会社豊橋製作所内 (72)発明者 内田 悟 愛知県豊橋市三弥町字元屋敷150番地 神鋼電機株式会社豊橋製作所内 (56)参考文献 特開 昭61−150004(JP,A) 特開 昭62−107301(JP,A) 特開 昭62−226736(JP,A) 特開 平1−261702(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05B 9/03 G05B 19/05

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2式の同一構成の制御機能ユニットを待
    機2重系に構成する制御システムにおけるバスコントロ
    −ル方法において,当該制御システムの共通機能ユニッ
    トに上記2式の制御機能ユニットのうちの稼働制御機能
    ユニットを指定するフラグレジスタ機能を設け,このフ
    ラグレジスタ機能の内容による指定を判定し,バスが接
    続されて稼働する稼働制御機能ユニットが稼働フロ−に
    おける所定条件ごとに出力する自己正常信号が共通機能
    ユニットに所定時間以上到達しない場合に,該稼働制御
    機能ユニットが異常であると判定して上記フラグレジス
    タ機能を反転させ,稼働制御機能ユニットを交代してバ
    スの接続を変換するようにしたことを特徴とする2重系
    のバスコントロ−ル方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の2重系のバスコントロ−
    ル方法において,2式の制御機能ユニットそれぞれに通
    信機能を備え,稼働制御機能ユニットは所定のデ−タを
    該通信機能によって待機制御機能ユニットに送信し,稼
    働制御機能ユニットが交代した場合に,交代した新稼働
    制御機能ユニットは該受信デ−タを使用して制御を続行
    するようにした2重系のバスコントロ−ル方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のフラグレジスタ機能はス
    イッチ機能によって手動的に反転可能にした2重系のバ
    スコントロ−ル方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の制御機能ユニットにおけ
    る正常信号出力タイミングと,フラグレジスタ機能の内
    容判定タイミングは,正常信号出力後にフラグレジスタ
    機能の内容判定をするようにした2重系のバスコントロ
    −ル方法。
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