JP3668807B2 - マスターレス方式制御システム - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
本発明は、マスターレス方式制御システムに係り、特に、ポンプ・バルブ・ベルトコンベアなどモータを用いたプラント機器の監視制御をコントロールセンタを介して中央コントローラ及び現場操作盤からの操作指令に基づいて行う技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ポンプ・バルブ・ベルトコンベアなどモータを用いたプラント機器の監視制御を各モータ負荷単位に行うためのコントロールセンタを介して中央コントローラ及び現場操作盤からの操作指令に基づいて行うシステムとして、リレー盤集約方式によるシステム及びマスタースレーブ方式によるシステムが知られている。
リレー盤集約方式によるシステムを図7に示す。このシステムは、コントロールセンタ20を集中監視制御している中央監視操作卓10が内蔵する中央コントローラ101と、中央コントローラ101の異常時に機器の側から機器単位に手動操作を行うための現場操作盤105と、コントロールセンタ20及び中央コントローラ101と現場操作盤105の操作指令を外部ケーブルに集約するリレー盤104からなる。コントロールセンタ20に設けたモータマルチコントローラ102は、リレー盤104を介して中央コントローラ101もしくは現場操作盤105から送られる操作指令を受け、接触器103を開閉してモータ106を駆動し、ポンプ107を制御する。ここで、中央監視操作卓10は中央監視室に、コントロールセンタ20及びリレー盤104は電気室に、現場操作盤105は現場にそれぞれ設置される。
リレー盤集約方式による処理フローを図8に示す。まず、リレー盤104が中央コントローラ101及び現場操作盤105を集約しているため、リレー盤104が正常か異常かにより、中央コントローラ101及び現場操作盤105からのポンプ107に対する制御が異なる。リレー盤104、中央コントローラ101及び現場操作盤105がいずれも正常のとき(S101〜S103)、中央コントローラ101もしくは現場操作盤105からポンプ107の制御が可能である(S105)。現場操作盤105が異常のとき(S103)、中央コントローラ101からポンプ107の制御が可能である(S106)。中央コントローラ101が異常であり(S102)、現場操作盤105が正常のとき(S107)、現場操作盤105からポンプ107の制御が可能である(S108)。一方、リレー盤104が異常のとき(S101)、中央コントローラ101及び現場操作盤105からポンプ107の制御ができない(S109)。
【0003】
マスタースレーブ方式によるシステムを図9に示す。このシステムは、図7のシステム構成に示すリレー盤104を無くし、中央コントローラ101と現場操作盤105を直結する。従って、現場操作盤105の操作指令は、中央コントローラ101を介してコントロールセンタ20へ送信するシステムである。
マスタースレーブ方式による処理フローを図10に示す。中央コントローラ101を伝送路上のマスターとし、コントロールセンタ20及び現場操作盤105を伝送路上のスレーブとしてポンプ107を制御する。従って、まず、中央コントローラ101が正常か異常かを判定する(S201)。中央コントローラ101が正常(S201)で現場操作盤105も正常(S202)である場合、中央コントローラ101もしくは現場操作盤105からポンプ107の制御が可能である(S204)。中央コントローラ101が異常の場合(S201)、中央コントローラ101及び現場操作盤105からポンプ107の制御ができない(S203)。中央コントローラ101が正常(S201)で現場操作盤105が異常(S202)の場合、中央101コントローラのみからポンプ107の制御が可能である(S205、S206)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
リレー盤集約方式における課題として、リレー盤104によって操作指令の集約を行うため、コントロールセンタ20への伝送路は外部ケーブルに接続する。このため、操作指令の点数追加に伴い、外部ケーブルの増設及びリレー盤104の増設が必要になり、多大な工事費用がかかる。
マスタースレーブ方式における課題として、中央コントローラ101をマスターとし、モータマルチコントローラ102及び現場操作盤105をスレーブとしてマスタースレーブと呼ばれる主従関係の伝送方式を用いるため、中央コントローラ101に異常が発生した場合、現場操作盤105からポンプ107に対して操作指令を送信しても、中央コントローラ101を経由することができず、現場操作盤105からポンプ107を制御することができない。また、ポンプ107は現場操作盤105からの操作指令を受信できないため、現場操作盤105が正常であってもその役目を果たすことができない。
【0005】
本発明の課題は、複数のプラント機器の監視制御を行うために、中央コントローラと現場操作盤の何れからでも操作指令を送信可能とするマスターレス方式制御システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、プラント機器の監視制御を各負荷単位に行うためのモータマルチコントローラを有するコントロールセンタと、コントロールセンタを集中監視制御する中央コントローラと、プラント機器の側から機器単位に監視制御する現場操作盤からなり、中央コントローラ及び現場操作盤からモータマルチコントローラに操作指令を伝送するマスターレス方式制御システムであって、中央コントローラ及び現場操作盤から発信する操作指令に常時更新するヘルシー信号を割付け、モータマルチコントローラが操作指令を受信したとき、当該操作指令の今回ヘルシー信号を今回メモリに格納すると共に、前回ヘルシー信号を格納している前回メモリの内容と比較チェックし、このヘルシー信号の比較チェックによって中央コントローラの異常か現場操作盤の異常かを判断し、この判断に基づいてモータマルチコントローラに設定されている操作モードレジスタの中央モードもしくは現場モードの操作モードを自動的に切換え、現場操作盤からの操作指令または中央コントローラからの操作指令により直接プラント機器を監視制御する。
ここで、モータマルチコントローラは、中央コントローラからの送信データを受信する受信バッファ及び現場操作盤からの送信データを受信する受信バッファと、中央コントローラのモードまたは現場操作盤のモードを設定する操作モードレジスタを有し、操作モードレジスタの設定モードに基づいてそれぞれの受信バッファに送信された送信データが中央コントローラからのデータであるか、現場操作盤からのデータであるかを判別する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるマスターレス方式制御システムの構成を示す。本システムは、モータマルチコントローラ102及び接触器103を設けたコントロールセンタ20と、コントロールセンタ20を集中監視制御する中央コントローラ101を有する中央監視操作卓10と、中央コントローラ101の異常時に機器の側から機器単位に手動操作を行うための現場操作盤105と、モータ106及びポンプ107からなる。
モータマルチコントローラ102は受信バッファ102aと送信バッファ102bを備え、現場操作盤105は受信バッファ108aと送信バッファ108bを有するインテリジェントI/O108を備える。
【0008】
図2に、本実施形態のマスターレス方式による処理フローを示す。モータマルチコントローラ102の操作モードによって中央コントローラ101及び現場操作盤105のどちらの操作指令でポンプ107を制御するかを判断する(S701)。S701で判断した後、送信元の中央コントローラ101及び現場操作盤105が正常であるかを判断する(S702,S704)。ここで異常と判断した場合、モータマルチコントローラ102において操作モードの中央モードを現場モードに切換え、また、現場モードから中央モードに切換える。すなわち、中央コントローラ101から現場操作盤105に、また、現場操作盤105から中央コントローラ101に自動的に切換える(S703,S705)。以上により、中央コントローラ101もしくは現場操作盤105からポンプ107を制御する(S706)。
【0009】
図3に、プラント機器の監視制御をモータ負荷単位に行うモータマルチコントローラ102が有する受信バッファ及び各種メモリのレジスタを示す。伝送路上にある装置を局番(図3では局番を0〜32としている。)によって表わす。モータマルチコントローラ102は、受信バッファ102aとして、操作モード112(中央モード120、現場モード121)、ヘルシー信号113、操作ビット124(中央122、現場123)、機器操作を示す開114,117、停115,118、閉116,119を有し、レジスタとして、前回メモリ109、今回メモリ110、ヘルシーメモリ111、機器操作メモリ125を有し、操作モードレジスタ130(中央モード131、現場モード132)を有する。
【0010】
図4及び図5を用いて、さらに本実施形態の処理フローを説明する。図4は、本マスターレス方式制御の処理フローを示す概略図であり、図5は、図4に示す概略フローを詳細に示す。
本マスターレス方式制御システムでは、図4に示すように、モータマルチコントローラ102において異常検出処理(S301)、操作モード判定処理(S401)、機器操作判定処理(S501)の処理を伝送路上にある装置の総局数分繰り返す。
【0011】
図5のフローでは、総局数をIとし、伝送路上にある中央コントローラ101を局番0、インテリジェントI/O108を局番1とする。中央コントローラ101及びモータマルチコントローラ102及びインテリジェントI/O108の送信データは、常時更新されるヘルシー信号113と呼ばれるデータを割付ける。
図5に示すフローを説明する。図5において(S302)〜(S307)は図4に示す異常検出処理フロー(S301)の詳細フローである。まず、モータマルチコントローラ102は、局数カウンタとなるiを初期化する(S601)。次に、中央コントローラ101及びインテリジェントI/O108からの送信データを格納している受信バッファ102aよりヘルシー信号113を読出し、ヘルシー信号113を今回メモリ110に格納し(S302)、前回メモリ109の内容と比較し(S303)、前回ヘルシー信号113の更新が行われているか判断する。この時今回メモリ110と前回メモリ109の内容が不一致である時、中央コントローラ101又はインテリジェントI/O108が正常に動作していると判断する。前回ヘルシー信号113の更新が行われていれば、図3に示すヘルシーメモリ111のi番目に0(正常を意味する)を格納し(S304)、今回メモリ110の内容を前回メモリ109に転写する(S306)。前回メモリ109と今回メモリ110の内容が一致している場合、中央コントローラ101もしくはインテリジェントI/O108が正常に動作していないことを意味し、ヘルシーメモリ111のi番目に1(異常を意味する)を格納する(S305)。続いて、ヘルシーメモリ111に格納された内容が正常であるか異常であるかの判定を行い(S307)、異常であれば、伝送路上にある局番iの装置は故障であると判断し、局番iからの操作指令は受け付けないようにする。
【0012】
図4に示す異常検出処理フロー(S301)が終了すると、次に、操作指令が中央コントローラ101もしくはインテリジェントI/O108かを判断するため、操作モード判定処理(S401)を行う。
図3のようにモータマルチコントローラ102には操作モードレジスタ130と呼ばれるメモリがあり、操作モードレジスタ130の中央モード131と現場モード132は、インテリジェントI/O108より操作モード112で指示される中央モード120・現場モード121によって切換えることができ、操作場所を保持する。各装置からの操作指令について、中央コントローラ101からの操作指令は中央122+機器操作114〜116、現場操作盤105内にあるインテリジェントI/O108からの操作指令は現場123+機器操作117〜119という形で各局番毎の受信バッファ102aに格納される。
図5に示す操作モード判定処理フロー図では、(S402)にて受信バッファ102aに格納されている送信データが中央コントローラ101からのデータであるのかインテリジェントI/O108からのデータであるのかを判別するため、操作ビット124に格納された内容(中央ビット122もしくは現場ビット123)が操作モードレジスタ130に保持された中央モード131もしくは現場モード132と一致すれば、次の機器操作処理(S501)を行う。操作ビット124が操作モードレジスタ130と一致しない場合は、機器操作処理を行わずに局数iを加算して(S602)異常検出処理(S301)に戻る。これにより、例えば操作モードレジスタ130が中央モード131である場合、インテリジェントI/O108からの操作指令は、受信はしても機器操作処理(S501)を行わない。
【0013】
図4に示す操作モード判定処理フロー(S401)が終了すると、次に、操作指令がポンプ107に対して運転であるのか停止であるのかを判断する図4に示す機器操作処理(S501)を行う。
モータマルチコントローラ102では、図3に示す受信バッファ102aのように局番単位に開/停/閉の3つの操作を持つ。なお、開は運転操作及び入操作と同じ意味を持つ操作指令、停は停止操作及び切操作と同じ意味を持つ操作指令、閉は運転中止と同じ意味を持つ操作指令である。
中央コントローラ101もしくはインテリジェントI/O108の操作指令が前記3つの操作指令のうちいずれかの指令を実行するのかを機器操作判定処理フロー(S501)にて判断する。例えば、操作指令が自局の中央122+ポンプ107の運転の操作指令である場合、いずれも自局の停(切)(S502)、自局の閉(S504)の操作指令でないため、まず(S506)が該当する。(S506)にて判断した結果は、局番0開114をONにし、局番0停115及び局番0閉116をOFFにする(S507)。そして、操作指令はモータマルチコントローラ102において中央コントローラ101からのポンプ107の運転指令と判断され、コントロールセンタ20にある接触器103を入する。また、操作指令が中央122+ポンプ107の停(切)の操作指令である場合には(S502)、局番0停115をONにし、局番0開114及び局番0閉116をOFFにする(S503)。操作指令が中央122+ポンプ107の閉の操作指令である場合には(S504)、局番0閉116をONにし、局番0停115及び局番0開114をOFFにする(S505)。操作指令が自局の中央122+ポンプ107の運転の操作指令でない場合には(S506)、自局の全ての操作指令をOFFにする(S508)。
次に、局数を1加算して(S602)総局数Iと比較し(S603)、同じであれば、全ての処理が終り、異なっていれば、異常検出処理(S301)に戻り、図4に示すフロー図を全局繰り返す。
【0014】
ここで、モータマルチコントローラ102は、図5においてヘルシーメモリ111に格納された内容が正常であるか異常であるかの判定を行い(S307)、特に、受信している中央コントローラ101のヘルシー信号113が途絶え、中央コントローラ101が異常と判断した場合、中央コントローラ101の異常により中央モード131から現場モード132に自動的に切換え、現場操作盤105とコントロールセンタ20にてポンプ107の制御を可能とする。同様に、受信しているインテリジェントI/O108のヘルシー信号113が途絶え、現場操作盤105が異常であると判断した場合、現場操作盤105の異常により現場モード132から中央モード131に自動的に切換え、中央コントローラ101とコントロールセンタ20にてポンプ107の監視制御を可能とする。
【0015】
以上で中央コントローラ1台、インテリジェントI/O1台、モータマルチコントローラ1台としたマスターレス方式制御システムにおける異常検出処理(S301)と操作モード判定処理(S401)と機器操作判定処理(S501)について説明したが、複数の中央コントローラまたは複数のインテリジェントI/O及び複数のモータマルチコントローラが設置されている場合においても、同様に処理を局数分繰り返せば、同じである。
ここで、複数の中央コントローラまたは複数のインテリジェントI/O及び複数のモータマルチコントローラが設置されている場合において、モータマルチコントローラに複数の中央コントローラ及び複数の現場操作盤から操作指令を送受信するとき、任意の中央コントローラ及び現場操作盤からの操作指令のみを受信する設定を施こす。この場合、任意の中央コントローラ及び現場操作盤からの操作指令のみを受付ける。
また、複数の中央コントローラまたは複数のインテリジェントI/O及び複数のモータマルチコントローラが設置されている場合において、モータマルチコントローラに複数の中央コントローラ及び複数の現場操作盤から操作指令を送受信するとき、複数の中央コントローラ及び現場操作盤に優先順位を施こす。この場合、優先順位の高い中央コントローラ及び現場操作盤からの操作指令を受付け、この操作指令を受信している限り、他の中央コントローラもしくは現場操作盤からの操作指令を受付けない。
また、モータマルチコントローラ102が複数の中央コントローラ101または複数のインテリジェントI/O108より操作指令を受信した場合、図4に示す処理フローを行い、図6に示すOR回路125によって複数の操作指令を集約し、コントロールセンタ20内にある接触器103を入/切し、ポンプ107を制御する。
【0016】
本実施形態では説明を簡略にするため、伝送路上に接続できる機器数を中央コントローラ101及びインテリジェントI/O108及びモータマルチコントローラ102を合わせて3台としているが、実際には伝送ラインの長さと伝送速度により、モータマルチコントローラを32台〜64台程度接続することができる。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のマスターレス方式制御システムによれば、複数のプラント機器の監視制御に際し、中央コントローラと現場操作盤の何れからでも操作指令を送信することができるので、従来のリレー盤集約方式に比し、操作指令の点数を追加しても、外部ケーブルの増設及びリレー盤の増設を行う必要がなく、工事費用を大幅に削減することが可能となる。
また、従来のマスタースレーブ方式に比し、中央コントローラに異常が発生しても、現場操作盤からプラント機器に対して制御できるので、現場操作盤の自律動作が可能となり、システムに対する信頼度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるマスターレス方式制御システムの構成図
【図2】本発明のマスターレス方式による処理フロー
【図3】本発明のモータマルチコントローラにある受信バッファ及び各種メモリのレジスタ図
【図4】本発明の処理フローの概略図
【図5】本発明の処理フローの詳細図
【図6】本発明に適用するOR回路図
【図7】従来のリレー盤集約方式システムの構成図
【図8】従来のリレー盤集約方式システムの処理フロー図
【図9】従来のマスタースレーブ方式システムの構成図
【図10】従来のマスタースレーブ方式システムの処理フロー図
【符号の説明】
10…中央監視操作卓、20…コントロールセンタ、101…中央コントローラ、102…モータマルチコントローラ、102a…受信バッファ(モータマルチコントローラ)、102b…送信バッファ(モータマルチコントローラ)、103…接触器、104…リレー盤、105…現場操作盤、106…モータ、107…ポンプ、108…インテリジェントI/O、108a…受信バッファ(インテリジェントI/O)、108b…送信バッファ(インテリジェントI/O)、125…OR回路
Claims (2)
- プラント機器の監視制御を各負荷単位に行うためのモータマルチコントローラを有するコントロールセンタと、前記コントロールセンタを集中監視制御する中央コントローラと、前記プラント機器の側から機器単位に監視制御する現場操作盤からなり、前記中央コントローラ及び前記現場操作盤から前記モータマルチコントローラに操作指令を伝送するマスターレス方式制御システムであって、
前記中央コントローラ及び前記現場操作盤から発信する前記操作指令に常時更新するヘルシー信号を割付け、前記モータマルチコントローラが前記操作指令を受信したとき、当該操作指令の今回ヘルシー信号を今回メモリに格納すると共に、前回ヘルシー信号を格納している前回メモリの内容と比較チェックし、このヘルシー信号の比較チェックによって前記中央コントローラの異常か前記現場操作盤の異常かを判断し、この判断に基づいて前記モータマルチコントローラに設定されている操作モードレジスタの中央モードもしくは現場モードの操作モードを自動的に切換え、前記現場操作盤からの操作指令または前記中央コントローラからの操作指令により直接前記プラント機器を監視制御することを特徴とするマスターレス方式制御システム。 - 請求項1において、前記モータマルチコントローラは、前記中央コントローラからの送信データを受信する受信バッファ及び前記現場操作盤からの送信データを受信する受信バッファと、前記中央コントローラのモードまたは前記現場操作盤のモードを設定する操作モードレジスタを有し、前記操作モードレジスタの設定モードに基づいて前記それぞれの受信バッファに送信された送信データが前記中央コントローラからのデータであるか、前記現場操作盤からのデータであるかを判別することを特徴とするマスターレス方式制御システム。
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