JPH02147579A

JPH02147579A - エレベータ制御システム

Info

Publication number: JPH02147579A
Application number: JP63300547A
Authority: JP
Inventors: Katsuhiko Seki; 克彦関; Kenji Yoneda; 健治米田; Takaaki Uejima; 上島　孝明
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1988-11-30
Filing date: 1988-11-30
Publication date: 1990-06-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、エレベータ制御システムに係り、特に、群管
理制御装置の動作状態、保守情報の、獲得方法の改善に
関する。

〔従来の技術〕

従来の装置は、特開昭５５−１２３７０４号公報に記載
のように、制御装置にハンプタイプの保守装置を接続す
るようになっていた。また、特開昭５３−１２８８４４
号公報には群管理エレベータの現地検査方法が、特開昭
５５−７０６８３号公報と、特開昭５７−８１０７６号
と特開昭６３−８７４３５号公報には、エレベータ群管
理システムを構成する各装置間をハード的には共通バス
により一つに結合し、任意の装置間のデータ伝送ができ
ると述べている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術では、エレベータの据付担当者、あるいは
、保守担当者が、号機制御装置、乗りかご、各ロビーの
操作機器の調整２点検中に、群管理制御装置の状態情報
を知ることが出来ず５作業者は、群管理制御装置の異常
に基づく、異常が、発生している場合、これに気づくの
に遅れ１作業効率の低下を招く場合があった。

また、号機制御装置の調整を行ないながら、群管理制御
装置の状態を見る必要がある場合、作業者は、号機制御
装置と、群管理制御装置の間を、往復する必要があり、
これもまた、作業効率低下の一つの要因となっていた。

さらに、従来は、群管理制御装置の情報と、各号機制御
装置の情報を同時に見ることが出来ないため、保守点検
作業者が、群管理制御装置のみ点検した場合に、号機制
御装置の故障情報を見逃す虞れがあった。

本発明の目的は、エレベータの据付工事、保守作業の、
作業効率の向上を図ることにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、群管理制御装置により制御される号機制御
装置に、保守・調整要求の入力装置、表示装置を設け、
号機制御装置には、保守・調整データの入力装置からの
入力を、解読者する手段、ならびに、入力されたデータ
の解読結果に基づき、必要な情報を、伝送路に送出する
手段を設け１群管理制御装置には、送出された情報を、
伝送路から受け取る手段、受け取った情報をもとに、保
守・調整処理をおこない、必要に応じ、保守・調整結果
、または、要求されたデータを、伝送路に送出する手段
を設け、また、号機制御装置には、群管理装置から伝送
路に送出されたデータを、伝送路から受け取る手段、受
け取ったデータを解読する手段、ならびに、解読結果に
基づき、必要な情報を、表示装置に、表示する手段を設
けることにより達成される。

〔作用〕

この様な構成とすることにより１号機制御装置から、遠
隔で、群管理制御装置の保守・調整ならびに、情報の獲
得が、可能となり、エレベータの据え付は工事担当者、
並びに、保守員が、号機制御装置と群管理制御装置の間
をゆききする手間が省け、さらに、群管理制御装置に保
守・調整用の入力装置や表示装置を取り付けることが、
不用となるため、製造原価の低減を図ることが可能とな
る。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例について第１図ないし第８図を
用いて説明する。

第１図は本発明の全体構成を示す。

１は群管理制御装置（運転系）で、運転系マイコン５．
伝送マイコン２０および運転系マイコン５、伝送マイコ
ン２０のバス（図示しない）に直結されたデュアル・ポ
ート・メモリー１１により構成される。

２は群管理制御装置（知能系）で、知能系マイコン６、
伝送マイコン２１並びに、知能系マイコン６、伝送マイ
コン２１のバス（図示しない）に直結されたデュアル・
ポート・メモリ１２より構成される。

ここで、群管理制御装置（運転系）１は、複数の号機制
御装置に対して、各号機が、サービスすべき階を指示す
るものである。また、群管理制御装置（知能系）２は１
群管理制御装置（運転系）が、ダウンした場合のバック
アップの役割りを持つ。

次に第４図は、号機制御装置で、三つのマイコン、すな
わち、主マイコン７、従マイコン８．伝送マイコン２２
を備える。主マイコン７、及び、伝送マイコン２２間は
、デュアルポートメモリ１３にそれぞれのバス（図示し
ない）により、接続されている。さらに、従マイコンに
は、保守情報表示装置１７．保守制御情報入力装置１８
が接続されている。

第４図も、号機制御装置で、号機制御装置３と同様に、
三つのマイコン、主マイコン９．従マイコン１０．伝送
マイコン２３および、デュアルポートメモリ１４．保守
情報表示装置１７．保守制御情報入力装置から構成され
る装本発明の特徴である号機制御装置での、群管理制御装置
の保守・調整情報の遠隔表示、ならびに。

号機制御装置から、群管理制御装置への、保守・調整情
報の入力方法について、説明する。

ここでは、号機制御装置３から、群管理制御装置２内に
備わる運転系マイコン６内の任意に指定されたアドレス
のデータを読み取る場合を例にとって説明する。

エレベータの据付工事担当者、又は、保守調整員は、あ
らかじめ定められた手順により、入力装置１８より、デ
ータの読み取りを指示する情報を従マイコン１０へ入力
する。

この入力された情報は、第２図に示す従マイコン動作フ
ローチャート中、ステップ３１に示すキー人力処理によ
り、従マイコン内部に取り込まれ、ステップ３２に示す
保守調整処理により、解読され、第５図（ａ）に示す書
式に従って入力されたアドレス、書き込み読み出しの区
別やデータ長の指定を行なうコントロールコマンド、デ
ータ（書き込み指定時のみ）、要求の発生元マイコンの
種別を示す自局番、要求の発生元制御盤の号機番号、要
求先の局番、要求先の号機番号、および、伝送路の使用
宣言を、従マイコン１０の内部に格納する。

すると、格納データは、第２図のステップ３３に示す。

主従マイコン間通信処理により、主マイコン９に通信さ
れる。

通信されたデータは、第３図のステップ４１に示す主従
マイコン間通信処理により、第５図（ａ）に示す書式で
、主マイコン９に格納される。

主マイコン９に格納されたデータは、第３図のステップ
４２に示す保守・調整処理で、自マイコン（主マイコン
９）に対する要求データでないことが判定されると、デ
ュアルポートメモリ１４Ｊ―のあらかじめ指定されたエ
リアに格納される。

一方、本発明では、伝送路１９の伝送管理は、伝送端末
２０により行なわれており、その動作フローチャートを
第８図に示す。

伝送端末２０は、ステップ７１から７４で、伝送路に接
続された制御装置に備わる伝送端末２０〜２３からの保
守・調整データの通信要求があるか否かの検索を行ない
、いずれかの局から要求があれば、要求局間の通信を許
可するものとする。

さて、この場合、号機制御装置９から１群管理制御装置
２へ対する要求データ（伝送端末２３に接続されたデュ
アルポートメモリ１４に格納されている。）に対し、伝
送端末２０より、伝送路の使用の許可が与えられ、デュ
アルポートメモリ１４に格納されている保守・調整デー
タの通信要求は、伝送端末２３に於けるネットワーク伝
送路伝送処理５１により、伝送路１９へ送出される。

伝送路１９へ送出されたデータは、伝送端末２１により
、デュアルポートメモリ１２に格納される。

デュアルポートメモリ１２に格納されたデータは、第７
図のステップ６３に示す保守調整処理で、解読される。

第７図のステップ６３に示す処理では、解読結果に基づ
き、要求データの書き込み、及び、読み取り、または、
要求データの読み取りを行ない、第５図（ｂ）に示す書
式で、デュアルポートメモリ１２上の、あらかじめ、定
められたエリアに格納する。

この格納されたデータは、前述の号機制御装置から、群
管理制御装置（待機系）への通信と逆の経路で、従マイ
コン１０へ到達する。

従マイコン１〇八到達したデータは、第２図ステップ３
４に示す表示器駆動処理により、第５図（ｂ）に示すデ
ータが、表示器１７へ表示される。

〔発明の効果〕

本発明によれば、号機制御装置から、遠隔で、群管理制
御装置の保守・調整ならびに、情報の獲得が、可能とな
り、エレベータの据え付は工事担当者、並びに、保守員
が、号機制御装置と群管理制御装置の間をゆききする手
間が減少し、さらに、群管理制御装置に保守・調整用の
入力装置や表示装置を取り付けることが、不用となるた
め、製造原価の低減を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の系統図、第２図は、従マ
イコンの動作フローチャート、第３図は、主マイコンの
動作フローチャート、第４図は、伝送マイコンの動作フ
ローチャート、第５図は、デュアルポートメモリのＲＡ
Ｍマツプ図、第６図は、群管理制御装置（運転系）の動
作フローチャート、第７図は、群管理制御装置（知能系
）の動作フローチャート、第８図は、伝送端末Ａの動作
フローチャートである。１・・・群管理制御装置（運転系）、２・・・群管理制
御装置（待機系）、３．４・・・号機制御装置、５・・
・知能系マイコン、６・・・運転系マイコン、７，９・
・・主マイコン、８，１０・・・従マイコン、１１〜１
４・・・錫凹第図未図（α）（ｂ）第６図第７図

Claims

【特許請求の範囲】１、群管理制御装置、複数の号機制御装置並びに、前記
群管理制御装置と、複数の前記号機制御装置間を結ぶ伝
送路から構成されるエレベータ制御装置システムに於い
て、前記号機制御装置は、保守・調整要求の入力装置、表示
装置を備え、保守・調整データの入力装置からの入力を
、解読する手段、ならびに、前記入力されたデータの解
読結果にもとづき、必要な情報を、伝送路に送出する手
段を備え、前記群管理制御装置には、送出された情報を
、前記伝送路から受け取る手段、前記受け取つた情報を
もとに、保守・調整処理をおこない、必要に応じて、前
記保守・調整結果、または、要求されたデータを、前記
伝送路に送出する手段を備え、前記号機制御装置には、
前記群管理装置から前記伝送路に送出されたデータを、
前記伝送路から受け取る手段、前記受け取つたデータを
解読する手段、ならびに、前記解読結果に基づき、必要
な情報を、前記表示装置に表示する手段を備えたことを
特徴とするエレベータ制御システム。