JPH02146449A - 空気調和装置の検査方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複数の室内機を集中制御装置にて制御ｎ　Ｌ
、当該集中制御装置をホストコンピュータなどにて制御
する際に、室内機の集中制御装置Ｉ＼の接続状態などを
検査する方法に関する。

従来の技術 従来からたとえばビルディング内に複数の室内機を各部
屋毎などに設置し、これらを共通に制御する技術が用い
られている。すなわち、ビルディングの各階の各部屋毎
に設置された室内機を各階毎などでグループ化し、各グ
ループ内では室内機は共通態様に制御される。各グルー
プ毎に遠隔操１＋装置が接続された親機を設定し、残余
の室内機はｒＱ１１Ｉ！に従続接続された子機として設
定する。このような各グループを集中制御装置に並列に
接続すれば、当該集中制御装置によって各グループ内で
は共通態様に、各グループ町では個別態様に空気調和動
作を制御できる。

このような空気調和装置がたとえばビルディング内や工
場内などに設置される場合、このような施設には空気調
和装置や防災設備などを集中して管理する集中監視装置
などが設置される場合が多い、したがって前記集中制御
装置はこのような中央監視装置によって制御されること
になる。このような集中制御装置と中央監視装置との間
には、データ伝送における伝送エラーの発生を防止する
ために複雑なプロトコルが設定されている場りが多い、
一方、室内機にはたとえばＤ　Ｉ　Ｒ（ＤｕａｌＩｎｌ
ｉｎｅ　Ｐａｃａｇｅ）スイッチなどでハード的にアド
レスが設定され、中央監視装置は集中制御装置を介して
当該アドレスを指定して応答信号を要求し、当該アドレ
スに対応する室内機の接続／非接続の別や、通信可能／
不可能の別などを識別するようにしている。

このため、このような空気調和装置の設置時や室内機の
グループ間の変更または、グループ内におけるｍ機／子
機の設定の変更などが発生した場き、中央監視装置は各
室内機について新たな設定状君、を把握する必要がある
。とこ、ろが従来の技術では、実際にこのような確？！
　ｆ％業を行う集中制御装置は中央監視装置によって制
御されるため、中央監視装置を含むシステム全体の起動
後でなくては、このような接続状態の確認作業が不可能
であり、したがって各種結線作業が多く用いられる空気
調和装置の設置作業においてｆｉ：業効率が向上しない
という問題点があった。

また−度システム全体を起動した陵に、上記再確認作業
を行おうとすると、全体の電源を停止して再投入する必
要があり、むやみに手間を要することになる。

発明が解決しようとする課題 本発明の目的は、上述の技術的課題を解消し、空気調和
装置を用いる際の使用性が格段に向上された空気調和装
置の検査方法を提携することである。

課題を解決するための手段 本発明は、相互識別用の識別データが設定された複数の
室内機１２と、これを１１４１する集中制御装置２１と
の接続状態などを検査する方法において、 各室内機１２は１つまたは複数のグループ１３に区分さ
れ、１つまたは複数のグループ１３毎に接続される集中
制御装！２１と、これを制御する中央制御装置２２との
間にはデータ伝送における伝送制御手順が設定され、 集中制御装置２１に室内機１２を接続した後、中央１１
ｔｌｊ御装置２２がデータ伝送準備完了状態となるに先
立って、集中制御装置２１が室内機１２を前記識別デー
タに基づいて順次的に指定して応答信号を要求し、前記
指定された室内機１２の接続状態と通信状態となどを検
査するようにしたことを特徴とする空気調和装置の検査
方法である。

本発明の実施態様は、各グループ１３には親機１９、！
＝ｌａ１２０とが定められ、集中＠御装′１１２１から
子機２０’＼の命令で、空気調和装置トの実行指令は実
行されず、通１ｇ不可能状態が応答される。

作　　用 本発明に従えば、集中制御装置２１に接続された相互識
別用の識別データを有する複数の室内機１２は、１つま
たは複数のグループ１３に区分される。１つまたは複数
のグループ１３毎に接続される集中１ｌｉＩＩ御装置２
Ｉと、これをυ制御する中央制御装置２２との間には、
データ伝送における伝送制御手順が設定される。ここで
、集中制（１装置２１に室内機１２を接続した後、中央
１ｔＩＮＩｎ装置２２がデータ伝送準備完了状態となれ
ば、中央制御２１１装亘２２の制御のもとに、集中制御
装！２１と室内機１２との接続状態および通信状態など
が検査される。

一方、前記中央制御装Ｗｔ２２がデータ伝送準備完了状
態となるに先立って、集中制御装置２１が室内機１２を
前記識別データに基づいて順次的に指定して応答信号を
要求し、前記指定された室内機１２の接続状態と通信状
態となどを検査する。

これにより集中制御装置２１を制御する中央制御装置２
２の起動にむやみに時間を要する場合であっても、集中
制御装置２１と室内機１２との間の接続状態および通信
状態などが検査できる。これにより、空気調和装置の前
記接続状態や通信状態などの検査を速やかに行うことが
でき、作業性を格段に向上できる。

実施例 第１図は本発明の一実施例に従う構成を示す系統図であ
る。第１図を参照して空気調和装置１１は複数（本実施
例ては１０白）の室内機１２を有しており、これらの室
内機１２はたとえば６白、３台、１台の３つのグループ
１３ａ、１３ｂ、１３ｃ（４１称する場きは符号１３で
示す）にそれぞれ区分される。各グループ１３内でそれ
ぞれ単一の室内機１２に遠隔操作装置（以下、操作装置
と称する＞１６ａ、１６ｂ、１６ｃ　（１！称する場合
は符号１６で示す）がそれぞれ接続される。このように
操作装置１６が接続された室内機１２を以下、親機１９
と称する。各グループ１３内で親機１９と異なる室内機
１２を子機２０と称する。

各室内１ｆｉ１２には識別データである一連のグループ
番号ＧＯ，Ｇ１．・・・、Ｇ９が割けけられる。

この割（・１け作業は各室内機１２に設けられたたとえ
ばＤＩＰスイッチなどを用いて行われる。一方、各グル
ープ１３に区分された室内機１２には、各グループ内に
おいて相互を識別する一連のユニット番号ＬＪＯ，Ｕｊ
、・・・が与えられる１本実施例では各グループ１３の
親ｌ１１９にはユニット番号ＵＯを与える。残余の子１
１！２０／＼のユニット番号の与え方は任意である。

第１図に示されるように同一グループ１３内の室内ｖ１
１２は相互にたとえば従続接続され、各グループ１３の
親機１９は集中制御装！２１と個別的に接続される。ま
たこのような集中制御装置２１および室内ｖ１１２を含
む空気調和装置１１が、たとえばビルディングや工場な
どに設置される場合、中央監視室などが設置され、その
他のたとえば防災システムなどとともに統一的に管理さ
れるＰ４合が多い、すなわち第１図示の空気調和装置１
１は中央制御装置であり、前記防災システムなどの監視
も行う中央監視！？［２２に接続される。このような中
央監視装置２２はＣＲＴ（陰極線管）などの表示装置２
３や印字装置２４およびキー人力装置２５などを備える
。

第２図は集中制（１装置２１の電気的構成を示すブロッ
ク図である。第２図を参照して、集中制御装置２１は室
内機１２に空気調和動作に関するデータを送受信するた
めの伝送用制御部２６を備えており、端子台２７および
送受信部２８を介してデータを送信／受信する。このよ
うな伝送用制御部４０は、たとえばマイクロプロセッサ
などを含んで構成される中央制御部２９によって制御さ
れる。

中央制御部２９には、集中制御装置２１と中央監視装置
２２とのデータの送受信を制御する伝送用制御部３０が
接続され、中央監視装置２２と端子台３１および送受信
部３２を介してデータを送信７／受信する。このような
集中制御装置２１には中央監視装置２２とのデータ伝送
においてエラーの発生を防止するために浅深な伝送−制
御手順が備えられる。

この中央制御部２９には、各種操作キーなどのキー人力
部３３と、集中制御装置２１に接続された室内機１２に
対して空気調和動作を明別に実行させる際などに用いら
れるＤＩＲスイッチ入力部３４とが接続される。またこ
の中央制御部２９には、各種警報動作などに用いられる
ＬＥＤ　（発光ダイオード）などを点灯／消灯制御する
ＬＥＤ制御部３５や前記グループ番号など各種制御デー
タを表示する際に用いられる液晶表示装置（図示せず）
を表示側…する液晶表示制御部３６．３７が接続される
。またキー人力部３３などから入力された各種動作デー
タなどを記憶するためにＥＥＰＲＯＭ　（読出し書込み
自在なリードオンリメモリ）などから構成される記憶部
３８が接続される。

一方、集中制御装置２１には接続された室内機１２をた
とえば１週間単位で、各曜日毎に設定される時刻で起動
／停止する機能（この機能を以下、ライ−クリタイマ機
能と称する）用に別途のタイマ用制御部３９が設けられ
ており、このタイマ用制御部３９にも各？ｌ操作キーな
どから成るキー人力部４０と、各種時刻データなどを記
憶し、記憶部３８とたとえば同一構成の記憶部４１とが
接続される。

また液晶表示装置などによって実現され、前記ライ−ク
リタイマ機能に関する１週間単位の動作時刻データなど
を表示するライ−クリタイマ表示部４２を表示制御する
液晶表示制御部ｌｌ　３が接続される。またこのような
タイマ用制御部３９などの動作を規定するクロック信号
を発生ずるクロック信号発生部４４と、このクロック信
号発生部４４に停電時のバックアップ電力を供給する内
部電源４５とが接続される。

前述したように、第１図に示されるような構成の空気調
和装置１１は集中ｉ制御装置２１と中央監視装置２２と
の間でデータ伝送に伴う複雑な制御手順が設定される。

すなわちＪＩＳ（日本工業規格）Ｃ６３６２に規定され
るような「基本型データ伝送制御手順」が設定され、集
中制御！ｌｌ装置２１はこのような制御３１手順に則っ
て中央監視装置２２とのデータ伝送を行い、「入道に伴
うエラーの発生などを防止している。ところがこのよう
なデータ伝送制御手順は極めて複雑であり、また一般に
比較的大きな容量のコンピュータが用いられる中央監視
装置２２は起動に比較的時間を要してしまうという点か
ら、−ｆｆｉでは従来技術の項目で述べたような各種問
題点が発生していた。

本発明では、このような問題点を解決するにあたり、集
中制御装置２１に検査モードとして、比較的単純なデー
タ伝送手順で室内機１２の接続状態や通信状態を検査で
きる機能を与えるようにした。このＲ能を用いるについ
ては、集中制御装置２１の端子台３１にたとえばいわゆ
るハンドベルトコンピュータ程度の比較的小容量の検査
装置４６を接続し、この検査装置４６からの指令によっ
て集中ＩＩＩ　（ｎ装置２１に訂記各種検査を行わせる
。

第３図は空気調和装置１１の電源投入時の動作を説明す
るフローチャートである。第３図を９照して、空気調和
装置１１に電源が投入されると、中央監視装置２２の電
源投入の有無また立上りの有無に拘わらず、集中制御装
置２１に検査装置４６を接続する。このとき集中制御装
置２１は検査装置４６の指示に基づいて、接続された各
室内機１２をたとえばそのグループ番号Ｇｉに従って順
次的にポーリングし、応答信号を要求する。

すなわち第３図ステップａｌでは、集中制御装置２１は
たとえばグループ番号Ｇ　Ｏの室内機１２に対して通信
を行う、ステップａ２では当該グルー１番号ＧＯで指定
される室内機１２から応答があるか否かを判断する。こ
の応答信号のある場合およびない場合にはそれぞれステ
ップａ３．ａ４にて記憶部３８に含まれる第４図示のテ
ーブル３８ａに、対応する内容が書込まれる。

当該テーブル３８ａは集中制御装置２１に接続可能な室
内機１２の数だけの記憶領域Ａｔ、Ａ２・・・、Ａｎを
有しており、各記憶領域Ａｔ　（ｉ＝１〜Ｎ）Ｊｌに、
グループ番号Ｇｉ毎の室内機１２の接続の有無を記憶す
る接続状態記録部４７と、集中制御装置２１とこれらの
室内機１２との間の通１ｇの可能メ′不可能を記録する
通信状態記録部４８とが設定される。

ここで接続状態の有無とは、グループ番号Ｑ　ｉで指定
された室内機１２から応答信号が来ないことでＬＰＪる
。一方、通信状態の可否とは非接続の室内機１２に対す
る通信の不可状態を示すに止どまらず、たとえば子Ｒ２
０に対して集中制御装置２１が空気調和動作指令を発生
した場合にも通信状態は不可とされる。すなわち本実施
例の集中制御片装置２１が室内機１２へ対する命令では
、各室内機１２の空気調和動作データの返信要求命令と
、室内機１２に対する空気調和動作の実行指令命令とで
ある。前記返信要求命令は親機１９および子機２０のい
ずれであっても受けけられるが、後者の空気調和動作の
実行命令は親機１９にのみ受容される。この命令を子機
２０が受信したときには不適切な命令である旨の返信を
行い、通信状態を不可とする。

前記ステップａ　３　、　Ｅ（４に引続くステップａ５
では、発信したグループ番号Ｇｉが最後のグルーブ番号
であるか否かを１゛す断する。最漫のグループ番号でな
ければステップａ６でグループ番号Ｇｆをト１インクリ
メントし、前述のような処理を行う。ステップａ５の判
断が肯定であればこの処理は終了する。

第５図は検査装置４６による集中制御装置２１の制御状
態を説明するフローチャートである。第５図示の処理は
前記電源投入処理に引続いて行われる。第５図ステップ
ｂ１では、集中制御装置２１は検査装置４６（または中
央監視装置２２）から命令を受信する。ステップｂ２で
は、受信した命令が室内機１２に対して空気調和動作を
実行させる指令であるか、それとも室内機１２の空気調
和動作データの応答信号の要求命令であるかを判断する
。

この命令が前記指令である場合は、ステップｂ３で室内
機１２に対する空気調和動作データの送信など制御動作
が行われるが、本実施例では集中制御装置２１は検査装
置４６からの要求命令を受信するのみである場合を想定
する。このとき処理はステップｂ４に移り、集中制御装
置２１は前記テーブル３８５ｔを参照して、所望のグル
ープ番号Ｇｉｔ！−Ｍ定する。

ステップｂ５では選定されたグループ番号Ｇｉにおける
前記接続状心記録部４７を参照し、当該室内機１２に関
して接続の有無を判断する。接続されていれば処理がス
テップｂ６に移り、通信状態記録部４８を参照して通信
可能であるかを判断する。通信可能であればステップｂ
７に移り、当該グループ番号Ｇｉに関する前記接続状態
記録部４７および通信状態記録部４８のデータを送受信
部２８に設定し、ステップｂ８で検査装置４６に送信す
る。前記ステップｂ５の判断が「非接続」である場きや
ステップｂ６の判断が「通信不可」である場合には、ス
テップｂ８で当Ｊ亥データを検査装置＝１６に送信する
。

第６［２Ｉは本実施例の他の動作例を説明するフローチ
ャートである。第６図を併せて参照する。上記第３図お
よび第５図のフローチャートを参照した説明では、集中
制御装置２１は室内機１２の接続状態と通信状態とをた
とえばその電源投入時のみに検査する内容であった。一
方、集中制御装置２１に接続される室内機１２において
、設置ｆヤ業の遅延などにより集中制御装置２１におい
て第４図示のようなテーブル３８ａが形成された１＆に
接続状態および通信状態が変更される場合がある。

上述の説明ではこのような場合を記録できないため、本
実施例では以降に示す第６図示の処理を併せて行う。

ここで集中制御装置２１は、接続された各室内機１２を
たとえばグループ番号Ｇｉに従って順次ポーリングする
。すなわち第６図ステップｃ１では、室内機１２に応答
要求命令を送信する。ステップＣ２では、応答信号の有
無に基づいて当該グループ番号Ｇｉの室内機１２が接続
されているか否かを判断する。接続されているならばス
テップＣ３に移って応答信号の内容（たとえば集中制御
装置２１が子機２０に空気調和動作実行命令を送信した
際の不適合命令である旨の応答信号など〉に基づいて通
信が可能であるか否かを判断する。

通信がＴｉＴ能であればステップＣ４で、上記ステップ
ｃ２．ｃ３の結果に基づいてテーブル３８ａを更新する
。

前記ステップｃ２．ｃ３の判断がそれぞれ否定であれば
処理はステップｃ４に戻り、同様にテーブル３８２Ｌを
更新する。この１炎、処理はステップｃ５に移り、当該
グループ番号Ｇｉが最後のグループ番号であるか否かを
判断する。最後でなければグループ番号Ｇｉを１１イン
クリメン）−Ｌ、処理をステップＣ１に戻す。全室内機
１２に対するボーりングが終了すればすべての処理は終
了する。

このようにして本実施例は第１図示のように、中央監視
装置２２に結線された空気調和装置１１をたとえばビル
ディングなどに設置などする場き、中央監視装置２２へ
の電源の投入の有無および立上げの有無に拘わらず、集
中側（耳装置２１と室内機１２との接続状態を検査でき
るようにした。これにより（ヤ業性を格段に向上するこ
とができる。

発明の効果 以上のように本発明に従えば、中央制御１装で２２がデ
ータ伝送準備完了状態となるに先立って、集中制御装置
２１が室内機１２を前記識別データに基づいて順次的に
指定して応答信号を要求し、前記指定された室内機１２
の接続状態と通信状態となどを検査する。これにより集
中制御装置２１を制御する中央制御装置２２の起動にむ
やみに時間を要する場きであっても、集中制御装ｙ１２
１と室内機１２との間の接続状態および通信状態などが
検査できる。これにより空気調和装置１１１１の前記接
続状態や通信状態などの検査を速やかに行うことができ
、作業性を格段に向上できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に従う構成を説明する系統図
、第２図は集中制御装置２１の電気的構成を示すブロッ
ク図、第３図は本実施例の動作を説明するフローチャー
ト、第４図はテーブル３８ａの記憶態様を説明する図、
第５図および第６図は本実施例の動作を説明するフロー
チャートである。 １１・・・空気調和装置、１２・・・室内機、１９・・
・親機、２０・・・子機、２１・・・集中制御装置、２
２央監視装置、２６．３０・・・伝送用制御部、２７３
１・・・端子台、２８．３２・・送受信部代理人　　弁
理士　画数　圭一部 ＡＩ　Ａ２ 第 図 第４図 ／３８ａ ｎ 第 図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）相互識別用の識別データが設定された複数の室内
   機１２と、これを制御する集中制御装置２１との接続状
   態などを検査する方法において、各室内機１２は１つま
   たは複数のグループ１３に区分され、１つまたは複数の
   グループ１３毎に接続される集中制御装置２１と、これ
   を制御する中央制御装置２２との間にはデータ伝送にお
   ける伝送制御手順が設定され、 集中制御装置２１に室内機１２を接続した後、中央制御
   装置２２がデータ伝送準備完了状態となるに先立つて、
   集中制御装置２１が室内機１２を前記識別データに基づ
   いて順次的に指定して応答信号を要求し、前記指定され
   た室内機１２の接続状態と通信状態となどを検査するよ
   うにしたことを特徴とする空気調和装置の検査方法。
2. （２）各グループ１３には親機１９と子機２０とが定め
   られ、集中制御装置２１から子機２０への命令で、空気
   調和動作の実行指令は実行されず、通信不可能状態が応
   答されるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載の空気調和装置の検査方法。