JPH03263542A - 空調管理システム - Google Patents

空調管理システム

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JPH03263542A
JPH03263542A JP2164921A JP16492190A JPH03263542A JP H03263542 A JPH03263542 A JP H03263542A JP 2164921 A JP2164921 A JP 2164921A JP 16492190 A JP16492190 A JP 16492190A JP H03263542 A JPH03263542 A JP H03263542A
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Masamitsu Kawashima
川島 正満
Shoji Mukohara
向原 彰司
Yasunori Shida
安規 志田
Yasuo Sato
康夫 佐藤
Masaru Sugita
勝 杉田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は室内を空調する空調装置の空調動作を管理する
空調システムに関するものであり、特に、複数の空調装
置の集合を一単位として群管理する空調管理システムに
関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種の空調管理システムとして、例えば、特開
昭63−17340号公報に掲載の技術を挙げることが
できる。
第19図は従来の空調装置の運転制御システムを示す全
体構成図、第20図は従来の空調装置の運転スケジュー
ル設定部の動作を示すブロック図である。
第19図において、(1)は室内を空調する室内ユニッ
ト及び室外ユニットからなる空調ユニット、(2)は前
記空調ユニット(1)と同様に構成されて空調を行なう
空調ユニットである。(71)は前記空調ユニッh (
1)、  (2)の空調運転の開始或いは停止等の制御
を行なう運転制御装置、(72)は前記運転制御部(7
1)内に設けられている運転スケジュール設定部である
。この運転スケジュール設定部(72)は前記空調ユニ
ット(1)、(2)の運転の開始時間の設定、空調温度
等の設定を行なうものである。また、前記運転制御部f
t(71)は運転スケジュール設定部(72)の運転ス
ケジュールに従って、空調ユニット(1)、  (2)
を運転するものである。
(73)は前記運転スケジュール設定部(72)に信号
線で接続されている電話機で構成された受信手段である
。この受信手段(73)は他所に設置されている一般の
加入電話機(74)からの電話を受信するものである。
第20図において、(75)は前記受信手段(73)に
かかってきた電話の相手が、前記空調ユニット(1)、
  (2)を運転させる資格を有するものであるかを判
定する判定手段である。この判定手段(75)は前記加
入電話機(74)から送出されるデジタル信号の暗証番
号によって判定するものである。(76)は前記判定手
段(75)の判定が資格有りのとき、前記加入電話機(
74)から送出されるデジタル信号の設定番号或いは音
声信号によって設定される運転スケジュールを記憶手段
(77)に書込み記憶させる書込手段てある。また、前
記記憶手段(77)は前記運転スケジュール設定部(7
2)内に設置されている記憶素子で構成されたものであ
る。
次に、上記のように構成された従来の空調装置の運転ス
ケジュール設定動作について説明する。
空調ユニット(1)、  (2)を運転する資格の有る
利用者は、出先の一般の公衆電話機である加入電話機(
74)から受信手段(73)を呼び出す。前記受信手段
(73)は前記加入電話機(74)からの呼び出しを、
自動受信によって運転制御装置(71)の運転スケジュ
ール設定部(72)に接続する。
利用者は運転スケジュール設定部(72)からの返信に
よって接続を確認した後、暗証番号を送出する。判定手
段(75)は前記受信手段(73)によって受信された
暗証番号を取込んで資格有りと判定すると、運転スケジ
ュール受付けの返信が行なわれるものである。
前記利用者は引続き加入電話機(74)から予め指定さ
れている運転スケジュールの設定の命令をブツシュホン
等のデジタル信号或いは音声で送出する。この運転スケ
ジュールの設定の命令は受信手段(73)を通して書込
手段(76)に出力され、書込手段(76)によって記
憶手段(77)に記憶されるものである。そして、運転
制御装置(71)は前記記憶手段(77)に記憶された
運転スケジュールに応じて空調ユニット(1)。
(2)を運転する。
また、従来のこの種の空調管理システムにおいて空調電
力量を算出するものとして、例えば、特開平1−155
139号公報に掲載の技術を挙げることができる。第2
1図は前記公報に記載の従来の空調システムを示す概略
構成図である。
図において、(81)はビル内の各フロアに設けられた
ファン等からなる室内ユニット、(82)はコンプレッ
サ等からなる室外ユニット、(83)は室内ユニット(
81)の運転の開始及び停止或いは空調温度の設定を遠
隔で行なう手元リモコン、(84)は室外ユニット(8
2)に付設された電力量計、(85)は室内ユニッ1−
(81,)に付設された電力量計、(86)はマイクロ
コンピュータ等からなる演算制御部である。
この空調管理システムでは、室外ユニット(82)側に
接続された電力量計(84)によりコンプレッサに要す
る総電力量を求め、室内ユニット(81)側に接続され
た電力量計(85)により室内ファンに要する総電力量
を求める。そして、予め、読込ませたテナント毎のテナ
ントテーブルに基づき前記演算制御部(86)で、各室
内ユニット(81)の運転開始及び終了により算出され
る運転時間データで前記総電力量を按分し、各テナント
毎の消費電力量を算出している。
[発明が解決しようとする課題] 従来の空調装置の運転制御システムは、」−記のように
構成されているから、一般の電話回線を使用して外部か
ら、空調ユニット(1)、(2)の運転制御かできるも
のであった。
しかしながら、前記運転制御装置(7])の運転スケジ
ュール設定部(72)の記憶する利用者の暗証番号と、
この暗証番号に係わる空調ユニット(1)、  (2)
は相対するものであるから、前記運転制御システムが設
けられて運転されている建物の建増し或いは室内の仕切
によって、空調を行なう必要のある空間が増加して空調
ユニットが増設されたときには、運転スケジュール設定
部(72)の記憶手段(77)の暗証番号及び制御仕様
等の記憶を全面的に修正する必要があった。
また、空調ユニット(1)、  (2)を制御する運転
制御装置(71)は、建物の基本設計のときに決定され
る運転制御装置(71)の制御する空調ユニット(1)
、(2)の数量が固定され、これによって、前記運転制
御装置(71)が行なう制御信号の通信対象か制御プロ
グラムに固定されている。このため、一つの空調ユニッ
トの増設或いは減少によって、空調システム全体に対す
る通信対象の組み換え、故障発生の表示方法の変更等の
空調の制御システム自体の大きな変更の作業を必要とし
て不経済であった。
なお、他の公知技術として特開昭59−66243号公
報、特開昭62−149291号公報に掲載の技術等を
挙げることができる。しかし、この種の技術では前述の
指摘した技術を覆すものではない。
さらに、従来の空調管理システムにおける空調電力量の
算出では、室外ユニッ) (82)側及び室外ユニッ)
 (82)側に各々電力量計(84)(85)を接続し
、演算制御部(86)で総電力量を按分し、各テナント
毎の消費電力量を算出していた。したがって、室内ユニ
ット(81)及び室外ユニッ)−(82)が多数配設さ
れる大規模システムでは、演算制御部(86)が巨大化
するために、空調システム全体が高コストにならざるを
得なかった。しかも、異常発生時の影響が全空調ユニッ
トの電力量の算出に及んでいた。
そこで、本発明は空調ユニットの増加または減少により
制御の通信対象が増減しても全体の空調制御システムを
変更することのない経済的な空調管理システムの提供を
課題とするものである。また、空調電力量の算出が安価
に管理でき、異常発生時においても、全空調ユニットの
電力量の算出に影響が及ぶことのない空調管理システム
の提供を課題とするものである。
[課題を解決するための手段] 請求項1にかかる空調管理システムは、室内ユニット及
び室外ユニットからなる空調ユニットと前記空調ユニッ
トを遠隔操作する手元リモコンと前記空調ユニット及び
手元リモコンの集中制御及び監視を行なうローカル集中
管理部から空調ブロックを構成し、前記空調ブロック内
の情報と前記空調ブロック外からの情報との情報の遣り
取りを行なう伝送変換部と、前記伝送変換部と接続され
、前記伝送変換部に情報を送出し、前記伝送変換部から
の情報を収集する伝送制御部と、前記伝送制御装置と接
続され、前記空調ブロックをトータル制御及び管理する
空調システム管理部からなるものである。
請求項2にかかる空調管理システムは、空調ユニット及
び手元リモコンの集中制御及び監視を行なうローカル集
中管理部で空調ブロックを構成し、前記空調ブロック内
の情報と前記空調ブロック外からの情報との情報の遣り
取りを行なう伝送変換部と、前記伝送変換部と接続され
、前記伝送変換部に情報を送出し、前記伝送変換部から
の情報を収集する伝送制御部と、前記伝送制御部と接続
され、前記空調ブロックをトータル制御及び管理する空
調システム管理部とを具備し、更に、前記空調ブロック
の各機器及び伝送制御部に設けられ情報を送受信する通
信手段と、前記通信手段が属する機器の異常を検出する
自己診断手段と、自己の属する通信手段が前記自己診断
手段から異常を受信したとき、その異常を表示すると共
に前記通信手段が属する機器を切離す通信切離手段とを
具備するものである。
請求項3にかかる空調管理システムは、空調ユニット及
び手元リモコン及びローカル集中管理部から構成された
空調ブロックと、前記空調ブロック内の情報と前記空調
ブロック外からの情報との情報の遣り取りを行なう伝送
変換部と、前記伝送変換部の有無を検出して登録し、空
調ユニットの運転情報を収集する伝送制御手段と、前記
空調ユニットの増減の情報を登録し、それを伝送する登
録設定手段と、前記登録設定手段の伝送する情報を取込
んで空調の管理情報を変更するシステム管理手段とを具
備するものである。
請求項4にかかる空調管理システムは、空調ユニット及
び手元リモコンの集中制御及び監視を行なうローカル集
中管理部及び前記空調ユニットの使用電力量を計測する
電力計で空調ブロックを構成し、前記空調ブロック内の
情報と前記空調ブロック外からの情報との情報の遣り取
りを行なう伝送変換部と、前記伝送変換部と接続され、
前記伝送変換部に情報を送出し、前記伝送変換部からの
情報を収集する伝送制御部と、前記伝送制御部と接続さ
れ、前記空調ブロックを1・−タル制御及び管理する空
調システム管理部とを具備し、更に、前記空調ブロック
内の空調ユニットの運転時間をカウントし、その積算運
転時間を算出する運転時間算出手段と、前記積算運転時
間を記憶する運転時間記憶手段と、前記積算運転時間及
び前記電力計より伝送される電力値から総電力量を収集
し、前記各空調ユニットの使用電力量をグループ別に算
出する使用電力量グループ別算出手段とを具備するもの
である。
[作用] 請求項1においては、空調ユニットと前記空調ユニット
を遠隔操作する手元リモコンを管理するローカル集中管
理部によって一つの群である空調ブロックを構成する。
そして、伝送変換部によって、前記空調ブロック内に空
調の制御命令を伝達し、その動作する空調ユニットの運
転情報を取込む。また、伝送制御部は伝送変換部に空調
制御命令を送出し、伝送変換部から空調ユニットの情報
を収集し、空調システム管理部は前記伝送制御部の収集
する空調ユニットの運転情報を取込んで、空調全体の動
作を特徴する 請求項2においては、空調ユニットと前記空調ユニット
を遠隔操作する手元リモコンとを管理するローカル集中
管理部と、前記ローカル集中管理部に空調ユニットの制
御命令を伝達し、空調ユニットの運転情報を取込む伝送
変換部と、前記伝送変換部に空調ユニットの制御命令を
送出し、空調ユニットの運転情報を収集する伝送制御部
と、前記伝送制御部の収集する空調ユニットの運転情報
を取込んで空調システム全体の動作を管理する空調シス
テム管理部を有し、空調ブロックの各空調ユニット、各
手元リモコン、各ローカル集中管理部及び空調システム
管理部の各々で行なわれる運転情報を送受し、空調ブロ
ックの各機器及び伝送制御部に設けられ情報を送受信す
る通信手段は、前記通信手段が属する機器の異常を検出
する自己診断によって異常箇所を検出し、異常箇所を検
出したとき、前記通信手段が属する機器の異常を表示し
て、前記空調ブロックの各機器または伝送制御部の異常
箇所を切離す。
請求項3においては、空調ユニットと前記空調ユニット
を遠隔操作する手元リモコンを管理するローカル集中管
理部と、前記ローカル集中管理部に空調ユニットの制御
命令を伝達し、空調ユニットの運転情報を取込む伝送変
換部を有し、前記伝送変換部の有無を検出して登録し、
有りの伝送変換部から空調ユニットの運転情報を収集で
きる。
そして、前記空調ユニット及び手元リモコンの数の増減
の情報を登録して他所に伝送し、前記伝送された情報を
取込んで空調システムの管理情報を変更して、新しい空
調ユニットも含めて管理できる。
請求項4においては、空調ユニットと前記空調ユニット
を遠隔操作する手元リモコンと前記空調ユニットの電力
量を計測する電力計とを管理するローカル集中管理部と
、前記ローカル集中管理部に空調ユニットの制御命令を
伝達し、空調ユニットの運転情報を取込む伝送変換部と
、前記伝送変換部に空調ユニットの制御命令を送出し、
空調ユニットの運転情報を収集する伝送制御部と、前記
伝送制御部の収集する空調ユニットの運転情報を取込ん
で空調システム全体の動作を管理する空調システム管理
部を有し、運転時間算出手段により前記空調ブロック内
の各空調ユニットの運転時間をカウントし、その積算運
転時間を算出する。そして、この積算運転時間を運転時
間記憶手段に記憶し、使用電力量グループ別算出手段に
より、前記積算運転時間及び前記電力計より伝送される
電力値から総電力量を収集し、前記各空調ユニットの使
用電力量をグループ別に算出する。
[実施例] 以下、本発明の詳細な説明する。
〔実施例1〕 第1図は請求項1の発明の一実施例の空調管理システム
の全体構成図である。
第1図において、(1)は室内に設置された室内ユニッ
ト(1a)及び室外に配置された室外ユニット(1b)
で構成された空調ユニットである。
この空調ユニット(1)は前記室内ユニット(1a)の
設置された室内を快適な温度空間に空調するものである
。(2)は前記空調ユニット(1)と同様に構成された
室内ユニッ) (2a)及び室外ユニット(2b)を有
する空調ユニットである。
(3)は前記空調ユニット(1)の運転の開始及び停止
或いは空調温度の設定を遠隔で行なう手元リモコンであ
る。(4)は前記空調ユニット(1)、 (2)及び手
元リモコン(3)の動作を監視制御するローカル集中管
理部である。また、このローカル集中管理部(4)は管
理する空調ユニット(1)、  (2)及び手元リモコ
ン(3)の動作情報を取込んで外部に伝送する機能も有
する。(5)は前記空調ユニット(1)、(2)、手元
リモコン(3)及びローカル集中管理部(4)の間を連
絡して運転情報が伝達される伝送線路である。この伝送
線路(5)には、他の複数の空調ユニット及び手元リモ
コンが接続されるものである。そして、前記空調ユニッ
ト(1)、(2)と手元リモコン(3)とローカル集中
管理部(4)は、本実施例の空調ブロック(6)を構成
する。
(7)は前記空調ブロック(6)内に空調の制御命令を
伝達する伝送変換部である。この伝送変換部(7)は空
調ブロック(6)内のローカル集中管理部(4)の伝達
する空調ユニット(1)等の運転の動作の情報を取込ん
で中継するものである。(8)は前記伝送変換部(7)
の中継する空調の動作情報を外部に伝送する外部伝送線
路である。この外部伝送線路(8)には他の伝送変換部
が複数並列に接続されるものである。
(9)は前記外部伝送線路(8)を通して伝送変換部(
7)に空調の制御命令を送出する伝送制御部である。こ
の伝送制御部(9)は前記伝送変換部(7)に対して情
報の転送命令を出力し、ローカル集中管理部(4)の送
出する空調ブロック(6)の空調の運転情報を収集する
ものである。
(10)は前記伝送制御部(9)の収集した運転情報を
取込む空調システム管理部である。この空調システム管
理部(10)は取込んだ運転情報によって、前記空調ブ
ロック(6)内の空調の動作の状態を監視するものであ
る。また、前記空調システム管理部(]0)は前記伝送
制御部(9)に必要に応じて制御命令を出力して、前記
空調ブロック(6)内の空調ユニット(1)、  (2
)或いは手元リモコン(3)の電源のオン・オフ或いは
空調温度の設定等の空調の動作の制御を行なわせるもの
である。
(16)は前記空調ブロック(6)と同様に構成された
空調ユニット(11)、  (12)、手元リモコン(
13)及びローカル集中管理部(14)を有する他の空
調ブロック、(17)は前記伝送変換部(7)と同様に
構成されて空調ブロック(16)内の空調運転の情報を
取込む伝送変換部である。また、前記空調ブロック(6
)、(16)は各々の伝送変換部(7)、(17)を中
継点として外部伝送線路(8)に並列に設置され、各々
単独で空調システム管理部(10)において制御される
ものである。
次に、上記のように構成された請求項1の発明の実施例
の動作について説明する。
前記空調ブロック(6)の空調ユニット(])が手元リ
モコン(3)の操作によって温度設定され空調運転を開
始すると、ローカル集中管理部(4)によって、前記空
調ユニット(1)の運転の開始、状態及び設定温度等の
運転情報が取込まれる。前記ローカル集中管理部(4)
は前記取込んだ運転情報によって空調ユニット(1)の
動作を監視し、温度の異常上昇等があった場合、単独で
空調ユニット(1)の電源を遮断させる制御を行なう。
また、ローカル集中管理部(4)は制御する空調ブロッ
ク(6)内の空調運転の情報を一定の周期で伝送変換部
(7)に送出する。
前記伝送変換部(7)はローカル集中管理部(4)から
の空調運転の情報を伝送制御部(9)の要求によって外
部伝送線路(8)を通して伝送する。また、他の空調ブ
ロック(16)内の空調運転の状態を示す情報が伝送変
換部(17)によって伝送される。
前記伝送制御部(9)は伝送変換部(7)。
(17)からの運転情報の伝送を制御して一定の周期で
順次伝送させて収集する。そして、空調システム管理部
(10)は前記伝送制御部(9)の収集した運転の情報
を取込んで監視し、異常状態の情報があれば伝送制御部
(9)を通して制御信号を出力する。前記伝送制御部(
9)は空調システム管理部(10)からの制御信号を人
力すると運転情報の収集を一時停止し、この制御信号を
優先させて送出させる。
前記空調システム管理部(10)は異常状態の情報に対
し、ローカル集中管理部(4)に命令して異常機器の電
源の停止等の制御をさせるものである。このとき、前記
ローカル集中管理部(4)において異常が発生し、空調
ブロック(6)内の空調の制御に支障が生じ、空調運転
が停止した場合は、ローカル集中管理部(4)に代って
空調システム管理部(10)が直接、空調ブロック(6
)内の手元リモコン(3)等の動作を制御して、空調運
転を継続させるものである。
このように、請求項1の発明の実施例の空調管理システ
ムは、室内に各々配置されて空調運転を行なう複数の空
調ユニッ)−(1)、  (2)と、前記空調ユニット
(1)、(2)を遠隔操作して電源のオン/オフ或いは
空調温度を設定する手元リモコン(3)を制御し、それ
を管理するローカル集中管理部(4)を有して構成され
た空調ブロック(6)と、前記空調ブロック(6)内に
空調の制御命令を中継して伝達すると共に、前記ローカ
ル集中管理部(4)によって送出される空調ブロック(
6)内の空調運転の情報を取込む伝送変換部(7)と、
前記空調ブロック(6)と並列に配置された他の空調ブ
ロック(16)内の空調運転の情報を取込む他の伝送変
換部(17)と、前記複数の伝送変換部(7)、(17
)に順次空調運転の情報を収集する要求の信号を送出す
ると共に、この情報の収集の要求信号に優先して空調の
制御信号を伝送させる伝送制御部(9)と、前記伝送制
御部(9)の収集する複数の空調ブロック(6)(16
)の空調運転の情報を取込んで監視し、ローカル集中管
理部(4)の動作異常のときはこれに代って空調ブロッ
ク(6)内の空調ユニットを制御する空調システム管理
部(10)を備えるものである。
したがって、上記請求項1の発明の実施例は、伝送線路
(5)に接続される複数の空調ユニット(2)、  (
12)及び手元リモコン(3)、  (]3)を制御管
理するローカル集中管理部(4)を有した空調ブロック
(6)、(16)を一つの制御単位として独立させ、こ
の独立させた空調ブロック(6)、  (16)を複数
構成して集合させた空調ブロック群を空調システム管理
部(10)に群管理させたものである。そして、空調ブ
ロック(6)、  (16)側の接続装置として伝送変
換部(7)を用意し、空調システム管理部(10)側の
接続装置として伝送制御部(9)を配置し、空調ブロッ
ク(6)、(16)と空調システム管理部(10)の情
報交換を行なわせるものである。
このため、伝送変換部(7)、  (17)の設置数の
増減によって空調ブロック群を増減でき、また、空調ブ
ロック(6)内においては、任意の数量の空調ユニット
を設置できる。故に、如何なる条件の空調空間において
も柔軟に対応して快適な温度空間に形成できる。このこ
とは、空調の条件が異なった場合においても、空調シス
テム管理部(10)或いは伝送制御部(9)及び伝送変
換部(7)またはローカル集中管理部(4)を新規に設
計制作する必要かない。このため、量生産できるため低
価格となり経済的である。
〔実施例2〕 次に、請求項2の発明の空調管理システムについて説明
する。
第2図は請求項2の発明の一実施例の空調管理システム
の全体構成図である。なお、図中、請求項1の発明の実
施例と同−符号及び同一記号は、請求項1の発明の実施
例の構成部分と同一または相当部分を示すものであるか
ら、ここでは、重複する説明を省略する。
第2図において、(18)は前記手元リモコン(3)、
  (13)に設けたLCD等の発光素子で構成された
運転表示部である。この運転表示部(18)は空調ユニ
ッl−(])の電源のオンオフ表示等の運転の状態を表
示するものである。(]9)は前記0−カル集中管理部
(4)、  (1,4)に設けたLCD等の発光素子で
構成された運転表承部である。この運転表示部(19)
は前記ローカル集中管理部(4)、(14)が管理する
空調ユニッ)−(1)、(2)及び手元リモコン(3)
の電源のオン・オフ或いは各々設定された温度の表示等
の運転の状態を表示するものである。(20)は前記空
調システム管理部(10)に設けたLCD等の発光素子
で構成された総合の運転表示部である。この総合の運転
表示部(20)は前記空調ブロック(6)、(16)、
伝送変換部(7)(17)及び伝送制御部(9)各々の
動作の状態を総合に点灯表示するものである。
(21)は前記空調ユニット(1)、  (2)。
(11)、  (12)、手元リモコン(3)、  (
13)、ローカル集中管理部(4)、(14)、伝送変
換部(7)、(17)及び伝送制御部(9)の各々に取
付けられた通信手段である。この通信手段(21)は情
報を送信する送信部と、情報を受信するび受信部を有す
るものである。また、前記通信手段(21)は伝送制御
部(8)及び伝送変換部(7)、  (17)間、ロー
カル集中管理部(4)、  (14)と空調ユニット(
6)、  (16)間等の各機器の間において、運転状
態の情報の送信或いは制御信号の受信を行なうものであ
る。
(22)は前記通信手段(21)の各々に併設された自
己診断部である。この自己診断部(22)は前記通信手
段(21)の動作に異常が発生した場合には、異常信号
を出力するものである。また、前記自己診断部(22)
は、自己の属する通信手段(21)が異常信号を受信し
たとき、前記通信手段(21)と伝送線路(5)の接続
を切り離すものである。更に、前記自己診断部(22)
は前記伝送線路(5)の切り離し終了後、自己の属する
通信手段(21)にチエツク信号を出力する。
そして、前記通信手段(21)は自己の送信部によって
このチエツク信号を送出し、自己の受信部によって受信
するものである。
次に、−1−記のように構成された請求項2の発明の第
一実施例の空調管理システムの動作を、第3図の動作表
を用いて説明す墨。
なお、第3a図、第3b図は請求項2の発明の第一実施
例の空調管理システムの通信手段の動作を示す動作説明
図である。
図において、空調ブロック(6)内が正常に動作してい
るとき、前記空調ユニット(1)、  (2)及び手元
リモコン(3)の各々の運転状況の情報は各々の通信手
段(21)の送信部によって、ローカル集中管理部(4
)に送信される。前記ローカル集中管理部(4)に送出
された運転情報は、前記ローカル集中管理部(4)、伝
送変換部(7)の通信手段(21)によって伝送制御部
(9)の通信手段(21)に受信され、空調システム管
理部(10)に取込まれる。そして、前記空調システム
管理部(10)は取込んだ情報に応じて、各空調装置を
管理するものである。
このとき、前記空調ユニット(1)の通信手段(21)
の送信部に異常が発生すると、この通信手段(21)の
自己診断部(22)は送信部の異常信号“BD”を出力
する。この異常信号“BD”は伝送線路(5)を通して
、空調ユニット(2)、手元リモコン(3)及びローカ
ル集中管理部(4)に伝達され、各々の通信手段(21
)の受信部によって受信されると共に、空調ユニット(
1)の通信手段(21)の受信部も同時に受信される。
前記異常信号“BD”を受信した各通信手段(21)は
伝送線路(5)との接続を切り離し、自己診断部(22
)の送出するチエツク信号を受信部において受信するも
のである。
この例では、空調ユニット(1)の通信手段(21)の
送信部の異常であるから、前記空調ユニット(1)の通
信手段(21)の送信部は自己診断部(22)の送出す
るチエツク信号“CHB”を送信できない。即ち、前記
通信手段(2])の受信部はチエツク信号“CHB”を
受信しない。
このことによって、前記自己診断部(22)は空調ユニ
ット(1)の通信手段(21)の送信部の異常を診断す
るものである。
前記各通信手段(21)は自己診断部(22)の診断が
終了すると再度伝送線路(5)に接続される。ローカル
集中管理部(4)は伝送線路(5)に“BD”信号が流
れることによって自己診断部(22)を行なうと、次に
、自己に属する空調ユニット(1)、(2)及び手元リ
モコン(3)に対して各々チエツク信号を出力する。前
記空調ユニット(1)の通信手段(21)は前記ローカ
ル集中管理部(4)のチエツク信号に対して返答の“A
CK”信号を返信しない。即ち、前記ローカル集中管理
部(4)は前記空調ユニット(1)からの“ACK”信
号が受信できないことで、空調ユニット(1)の通信手
段(21)の送信部の異常を判断するものである。
前記ローカル集中管理部(4)は空調ユニット(1)の
通信手段(21)の送信部の異常を判断すると、これを
運転情報として手元リモコン(3)及び自己の運転表示
部(18)、(19)に出力し、前記空調ユニット(1
)の通信手段(21)の通信部の異常を点灯表示させる
一方、前記空調ユニット(1)の通信手段(21)の送
信部の異常の情報は、伝送変換部(7)を経由して伝送
制御部(9)に伝達される。そして、空調システム管理
部(]O)はこの情報を取込んで総合の運転表示部(2
0)に、空調ユニット(1)の通信手段(21)の送信
部の異常を表示するものである。
前記ローカル集中管理部(4)は情報を所要箇所に送出
したのち、前記空調ユニット(1)に送信部の切り離し
命令を送出し、前記通信手段(21)の送信部を伝送線
路(5)から切り離すものである。
また、通信手段(21)の受信部の異常の検出について
は、前記ローカル集中管理部(4)において、チエツク
信号”FD、FA、FD”が空調ユニット(1)、  
(2)及び手元リモコン(3)に各々送出される。前記
空調ユニット(1)。
(2)及び手元リモコン(3)の通信手段(21)はこ
のチエツク信号“FD、FA、FD”に対して信号“A
CK”を返送するものである。このとき、前記空調ユニ
ッ1−(1)の通信手段(2])の受信部に異常か発生
していた場合は、チエツク信号“FD、FA、FD”を
受信できないため“ACK”を返信しない。
前記ローカル集中管理部(4)は空調ユニット(1)か
らの返信がないとして、空調ユニット(1)の通信手段
(21)を伝送線路(5)から切り離して、前記空調ユ
ニット(1)の自己診断部(22)によって自己診断を
行なわせる。
前記自己診断部(22)は送信部の異常と同様にチエツ
ク信号“CHB“を送出して受信部に受信させて自己診
断を行なうものである。
前記自己診断部(22)よって空調ユニット(1)の通
信手段(21)の受信部の異常が検出されると、前記通
信手段(21)は再度伝送線路(5)に接続され、前記
自己診断部(22)は通信手段(21)の送信部を通し
て、前記ローカル集中管理部(4)に、空調ユニット(
1)の通信手段(2コ)の受信部の異常の情報を伝送す
る。
また、前記ローカル集中管理部(4)はこの情報を手元
リモコン(3)及び空調システム管理部(10)に伝送
して、運転表示部(18)及び総合の運転表示部(20
)に、空調ユニット(1)の通信手段(21)の受信部
の異常を点灯表示させると共に、自己の運転表示部(1
9)に同時に表示させる。そして、前記空調ユニット(
])の通信手段(21)を伝送線路(5)から切り離す
ものである。
このように、上記請求項2の発明の第一実施例の空調管
理システムは、室内を設定された所要の快適温度に空調
する室内ユニット(1a)と室外気(1b)からなる空
調ユニット(1)と、前記空調ユニット(1)と同様に
構成された空調ユニット(2)と、前記空調ユニット(
1)を遠隔操作する手元リモコン(3)と、前記空調ユ
ニット(1)、  (2)及び手元リモコン(3)の動
作の情報を取込み外部に伝達すると共に、この情報によ
って、前記空調ユニット(]、)、  (2)及び手元
リモコン(3)を制御して管理するローカル集中管理部
(4)と、前記ローカル集中管理部(4)の送出する情
報を伝送変換部(7)及び伝送制御部(9)を経由して
取込み、取込んだ情報に対応して、前記空調ユニッ) 
(1)、  (2)及び手元リモコン(3)を制御させ
る制御信号をローカル集中管理部(4)に伝送して空調
を管理する空調システム管理部(10)と、前記空調ユ
ニット(1)、  (2)、手元リモコン(3)、伝送
変換部(7)及び伝送制御部(9)に各々設けられて、
空調運転の情報等を送信する送信部及び受信する受信部
を有する通信手段(21)と、前記通信手段(21)に
併設されて、前記通信手段(21)の異常時、前記通信
手段(21)にチエツク信号を送出して、自己の受信部
に受信させて取出し、送受信の機能を自己診断する自己
診断手段である自己診断部(22)と、前記自己診断部
(22)の自己診断によって通信手段(21)の送信部
或いは受信部に異常が発見されたとき、異常の情報をロ
ーカル集中管理部(4)によって伝送され、前記手元リ
モコン(3)及び自己の運転表示部(18)、(19)
において、前記空調ユニット(1)の通信手段(21)
の送信部或いは受信部の異常を点灯表示させると同時に
、この情報を前記空調システム管理部(10)に伝送し
て総合の運転表示部(20)に表示させ、そして、前記
ローカル集中管理部(4)から切離信号を送出させて、
前記空調ユニット(1)の通信手段(21)を伝送線路
(5)から切り離す通信切離手段を備えるものである。
したがって、上記請求項2の発明の第一実施例は、各機
器に配設された通信手段(2])の異常を自己診断部(
22)によって各々検出して、異常の場合は伝送線路(
5)からこれを切り離すものである。このため、通信手
段(21)の異常によって取出し、送受信の機能を自己
診断する自己診断手段である自己診断部(22)と、前
記自己診断部(22)の自己診断によって通信手段(2
])の送信部或いは受信部に異常が発見されたとき、異
常の情報をローカル集中管理部(4)によって伝送され
、前記手元リモコン(3)及び自己の運転表示部(18
)、(19)において、前記空調ユニッ1−(1)の通
信手段(21)の送信部或いは受信部の異常を点灯表示
させると同時に、この情報を前記空調システム管理部(
10)に伝送して総合の運転表示部(20)に表示させ
、そして、前記ローカル集中管理部(4)から切離信号
を送出させて、前記空調ユニット(1)の通信手段(2
1)を伝送線路(5)から切り離す通信切離手段を備え
るものである。
故に、上記請求項2の発明の第一実施例は、各機器に配
設された通信手段(21)の異常を自己診断部(22)
によって各々検出して、異常の場合は伝送線路(5)か
らこれを切り離すものであるから、通信手段(21)の
異常によって他の通信手段に悪影響を与え情報の伝達に
混乱を与えることがない。よって、一つの通信手段(2
1)の異常発生によって、空調ユニット(1)、  (
2)及び手元リモコン(3)の動作に影響を与え異常制
御状態に陥ることがない。このため、常に快適な空調空
間を提供できる。
また、前記通信手段(21)の異常を、空調ユニット(
1)の操作を行なう手元リモコン(3)、ローカル集中
管理部(4)及び空調システム管理部(10)に、異常
の通信手段(21)を有する機器と、異常の箇所の表示
を行なうものである。
したがって、故障機器及び故障箇所の発見を速やかに行
なうことができ、修理の時間が短縮できる。
〔実施例3〕 次に、請求項2の発明の第二実施例の空調管理システム
について説明する。
第4図は請求項2の発明の第二実施例の空調管理システ
ムを示す全体構成図、第5図は請求項2の発明の第二実
施例の空調管理システムの通信手段の動作を示すブロッ
ク図である。なお、図中、請求項2の発明の第一実施例
と同−符号及び同一記号は、請求項2の発明の第一実施
例の構成部分と同一または相当部分を示すものであるか
ら、ここでは、重複する説明を省略し、特に相違する部
分について説明する。
第4図において、(23)は通信手段(21)の各々に
設けられた運転表示部である。この運転表示部(23)
は自己の通信手段(21)が異常であるとき点灯するも
のである。
第5図において、(24)は伝送線路(5)と通信手段
(21)を整合させて情報の信号を取込む結合部、(2
5)は前記結合部(24)からの信号の伝送線の接続を
開閉する第1開閉部、(26)は前記第1開閉部(25
)と同様に構成されて機能する第2開閉部である。(2
7)は前記通信手段(21)の送信部である。また、前
記第2開閉部(26)は送信部(27)の出力側を開閉
するものである。(28)は前記通信手段(21)の受
信部である。また、前記送信部(27)及び受信部(2
8)は送信及び受信の動作の異常のときに異常信号を送
出するものである。
(29)は結合部(24)及び第1開閉部(25)を介
して受信される伝送線路(5)の情報信号を取込むマイ
クロコンピュータである。このマイクロコンピュータ(
29)は前記受信部(28)から取込んだ情報に応じて
、第1開閉部(25)及び第2開閉部(26)の開閉動
作を行ない、前記送信部(27)及び受信部(28)の
、伝送線路(5)に対する接続の切り離し或いは復旧を
指令するものである。また、前記マイクロコンピュータ
(29)は異常信号を入力したとき、送信部(27)及
び受信部(28)の異常を診断する自己診断手段を有す
るものである。更に、前記マイクロコンピュータ(29
)は自己診断手段によって送信部(27)及び受信部(
28)或いは両方を異常と診断したときは運転表示部(
23)を点灯するものである。
次に、上記のように構成された第二実施例の通信手段(
21)の自己診断の動作について、第6図のフローチャ
ートを用いて説明する。
第6図は請求項2の発明の第二実施例の空調管理システ
ムの通信手段の動作を示す制御プ□ログラムのフローチ
ャートである。
第6図において、ステップS1で伝送線路(5)の情報
信号を取込み、結合部(24)及び第1開閉部(25)
を通して受信部(28)に受信される情報が異常信号で
あるか否かを判断し、異常信号でないときはステップS
1で待機させる。
ステップS]において、受信部(28)によって受信さ
れた情報が異常信号であったとき、ステップS2で第1
開閉部(25)をオフとし、前記伝送線路(5)から通
信手段(21)の送信部(27)及び受信部(28)を
切り離す。そして、ステップS3で、再度、異常信号の
確認を行なう。
このとき、第2開閉部(26)はオンとなっているため
、受信部(28)は自己の送信部(27)の伝送を受信
する。これにより、異常信号が検出されなかったときは
、ステップS8で所定の時間の経過後を判断して、ステ
ップS9において、ステップS2でオフとした第1開閉
部(25)を復旧させて、伝送線路(5)に通信手段(
21)を接続する。
一方、ステップS3において、受信部(28)で受信さ
れた情報が異常信号であるときは、送信部(27)にお
いて送出された異常信号が第2開閉部(26)を通して
受信部(28)に人力されたものか、或いは受信部(2
8)の単独の異常によるものであるかの何れかとなる。
そこで、ステップS4で第2開閉部(26)を開放する
。そして、ステップS5で異常信号の有無を確認する。
このとき、異常信号か検出されなければ、送信部(27
)の異常としてステップS7で運転表示部(23)に送
信部(27)の異常を点灯表示させる。また、異常信号
が引続き検出されたときは、受信部(28)の異常とし
て、ステップS6において、前記運転表示部(23)に
受信部(28)の異常を点灯表示させるものである。
このように、上記請求項2の発明の第二実施例において
は、結合部(24)の整合によって伝送線路(5)に運
転情報を送出及び情報を受信する受信部(28)を有す
る通信手段(21)と、前記通信手段(21)の受信部
(28)が異常信号を受信したとき、第1開閉部(25
)によって前記通信手段(21)を伝送線路(5)から
切り離して異常信号の有無を確認し、異常信号の受信が
確認されないとき、自己の送信部(27)及び受信部(
28)が異常でないと判断して、再度、前記伝送線路(
5)に通信手段(21)を接続させ、異常信号か確認さ
れたときは、第2開閉部(26)をオフとして送信部(
27)と受信部(28)を切り離して異常信号の有無を
確認し、異常信号が確認されないときは、送信部(27
)の異常と判断し、異常信号が確認されたときは受信部
(28)の異常と判断する自己検診手段と、前記自己検
診手段の判断によって送信部(27)の異常と判断され
たときは、通信手段(21)の送信部(27)の異常を
点灯表示し、受信部(28)の異常と判断されたときは
、受信部(28)の異常を点灯表示し、第1開閉部(2
5)及び第2開閉部(26)をオフの状態にして、伝送
線路(5)から通信手段(21)を切り離す通信切離手
段を備えるものである。
したがって、上記請求項2の発明の第二実施例は、異常
信号が受信された場合、通信手段(21)に対して自己
診断を行なった結果、自己の送信部(27)及び受信部
(28)の異常でないときは伝送線路(5)に通信手段
(21)を接続して通信を継続し、前記通信手段(21
)の異常と診断されたときは、伝送線路(5)から切り
離した状態にする。そして、前記通信手段(21)の送
信部(27)或いは受信部(28)或いは両方の異常の
表示を通信手段(21)に各々設けた運転表示部(23
)に表示する。このため、上記第一実施例と同様の効果
を有する。
〔実施例4〕 次に、請求項3の発明の一実施例の空調管理システムに
ついて説明する。
第7図は請求項3の発明の一実施例の空調管理システム
を示す基本構成図である。なお、図中、請求項1の発明
の第一実施例と同−符号及び同一記号は、請求項1の発
明の第一実施例の構成部分と同一または相当部分を示す
ものであるから、重複する説明を省略する。
第7図において、(30)はローカル制御管理部(4)
に配設された登録設定手段、(50)は伝送制御部(9
)内に設けられた伝送制御手段、(60)は前記空調シ
ステム管理部(10)に設けられたシステム管理手段で
ある。
次に、上記空調管理システムの登録設定手段(30)に
ついて説明する。
第8図は請求項3の発明の一実施例の空調管理システム
の登録設定手段を示す基本構成図、第9図は請求項3の
発明の一実施例の空調管理システムの登録設定手段の記
憶装置のデータテーブルである。
第8図において、(31)は中央演算装置であるマイク
ロコンピュータのCPU、(32)は前記CPU (3
1)が演算を行なって空調装置を制御する制御プログラ
ムが格納されているROM。
(33)は前記CPU (31)の演算の結果或いは空
調装置の情報を一時格納するRAM、(34)は前記C
PU (31)の演算の結果の新情報を格納する不揮発
性のEAROM、(35)はタイマ(36)のタイマ情
報によって情報交換の順位を制御する割込みコントロー
ラ、(37)は伝送線路(5)に接続された通信手段(
21)の情報信号を、前記CPU (31)及び割込み
コントローラ(37)に出力する通信コントローラであ
る。
そして、前記CPU (31)とROM (32)とR
AM (33)とEAROM (34)と割込みコント
ローラ(35)とタイマ(36)と通信コントローラ(
37)は、空調ブロック内の空調ユニット(1)等の空
調装置を制御するローカル制御部(38)を構成する。
(39)は前記ローカル制御部(38)のcpU(31
)に対する入力信号の変換回路である入力処理回路、(
40)は前記CPU (31)の制御命令を実行可能な
制御信号に変換して出力する出力処理回路である。
(41)は前記ローカル制御部(38)において管理す
る空調ブロックを選定し、番号で表示させる管理ブロッ
ク設定釦、(42)は前記管理ブロック設定釦(41)
において選定した空調ブロック内の空調ユニットを選定
し、番号で表示させる管理ユニット設定釦である。(4
3)は前記管理ブロック設定釦(41)で設定した空調
ブロックを点灯表示するLCD等で構成されたブロック
番号表示部、(44)は前記管理ユニット設定釦(42
)で設定した空調ユニットを点灯表示するLCD等で構
成されたユニット番号表示部である。
(45)は前記ローカル制御部(38)において管理す
る空調ユニットの新規の登録或いは削除等を行なう登録
釦、(46)はモニタの動作を行なわせるモニタ釦であ
る。そして、前記管理ブロック編入釦(41)と管理ユ
ニット設定釦(42)とブロック番号表示部(43)と
ユニット番号表示部(44)と編入釦(45)とモニタ
釦(46)は登録操作部(47)を構成する。
そして、前記ローカル制御部(38)と登録操作部(4
7)は登録設定手段(30)を構成する。
この登録設定手段(30)は伝送線路(5)。
(15)に増設される空調ユニットを、ローカル集中管
理部(4)、  (14)に登録するものである。また
、前記登録設定手段(30)は登録した空調ユニットの
増加の情報を伝送変換部(7)に伝達するものである。
第9図は、前記登録設定手段(30)のローカル制御部
(38)のRAM (3B)及びEAROM (34)
の所定の番地に格納された空調ユニット各々が属する空
調ブロック番号を示すデータテーブルである。
次に、上記のように構成された登録設定手段(30)の
動作について、第10図に示すフローチャートを用いて
説明する。
第10図は請求項3の発明の一実施例の空調管理システ
ムの登録設定手段の制御プログラムのフローチャートで
ある。
第10図のフローチャートにおいて、ステップS11で
登録操作部(47)のモニタ釦(46)が押され(オン
され)でモニタ要求があるか否かを判断し、モニタの要
求があればステップS12で、第8図に示されるEAR
OM (34)内のデータテーブルにおいて、管理ユニ
ット設定釦(42)によって現在選定されている空調ユ
ニットの番地、例えば、空調ユニット“N091”の“
n2”番地に登録されているブロック番号“1″を取出
し、ブロック番号表示部(43)にモニタ表示させる。
そして、ステップ81Bで管理ブロック設定釦(4])
からの選定入力の有無を判断し、選定人力があれはステ
ップS14に進んで、選定入力が一つある毎に、ブロッ
ク番号表示部(43)の表示する数字を一つ変更する。
ステップS15で管理ユニット設定釦(42)からの設
定入力の有無を確認し、設定入力があればステップS1
6で選定入力−つ毎にEAROM (34)内のアドレ
スを一つ変更、例えば、空調ユニット″No。
1”の“n2°番地から一つ“n2+1”番地に変更す
ると共に、この番地の空調ユニットの番号をユニット番
号表示部(44)に表示させる。
ステップS17で編入釦(45)の入力の有無を確認し
、入力(オン)があれば、前記ステップS16において
表示されているEAROM (34)の番地“n2+1
“に、ステップS14で選定して表示させた数字をステ
ップS18でブロック番号として格納する。そして、ス
テップS19において、前記EAROM (34)のデ
ータテーブルを情報として伝送変換部(7)、  (1
7) 、伝送制御部(9)及び空調システム管理部(1
0)に伝送する。
次に、請求項3の発明の一実施例の空調管理システムの
伝送制御手段(50)について説明する。
前記伝送制御手段(50)は情報制御手段(30)のロ
ーカル制御部(38)と同様に構成された制御部(図示
しない)を有するものである。
第11図は請求項3の発明の一実施例の空調管理システ
ムの伝送制御手段の動作を示す動作図、第12図は請求
項3の発明の一実施例の空調管理システムの伝送制御手
段に記憶されているデータテーブルである。
第11図において、空調システム管理部(10)及び空
調ブロック(6)、(16)内の空調装置が運転を開始
する時、例えば、試運転において、伝送制御部(9)に
設けられた伝送制御手段(50)は外部伝送線路(8)
を通して、予め設定された数の既設及び未設の伝送変換
部(7)、  (17)に対して間合せ信号を順次出力
する。この例においては、仮に、既設の伝送変換部(7
)。
(17)は“No、1”、  “No、 2”及びNo
4”であり、未設の伝送変換部は“No、X”また、“
No、3”は稼働を休止している既設の伝送変換部であ
る。
前記伝送制御部(9)の間合せ信号に対して各伝送変換
部’No、l”、−No、 2”及びNo。
4”は信号を返送する。伝送制御手段(50)はこの返
信を取込んで、第12図に示すように、伝送制御手段(
50)のRAMに、間合せに対する返送の有無をアドレ
ス″n1”から順次格納し、返送があれば“1”なけれ
ば“0”として伝送変換部の有無を登録するものである
そして、通常運転時において、前記“1”と登録した伝
送変換部に対して、順次モニタの要求信号を出力してモ
ニタ情報を収集し、これを空調システム管理部(10)
に送出する。
また、前記空調システム管理部(10)から、この例で
は“No、4”の伝送変換部に対して制御信号が出力さ
れたときは、前記伝送制御手段(50)の制御部の割込
みコントローラによって、前記伝送制御部(9)が行な
うモニタの要求信号を一時停止させ、前記管理システム
管理部(10)の制御信号を優先して伝送変換部“No
、4”に伝送する。
更に、伝送制御手段(50)は、休止中及び未設の伝送
変換部“No、3”、 “No、X”に対して定期的に
間合せ信号を出力して稼働の有無を確認する。前記休止
中の伝送変換部“No、3”が稼働を開始したとき、或
いは未設の伝送変換部“No、X”が増設された場合は
その返信によって、予め用意されているRAMのメモリ
領域のデータを、例えば、伝送変換部“No、3”の場
合はアドレス“nl+2”内のデータ“O”を“1”に
登録変更するものである。そして、この変更されたデー
タに応じて、各“1”の伝送変換部に対してモニタ要求
信号を送出してモニタ情報を収集するものである。
次に、請求項3の発明の一実施例の空調管理システムの
システム管理手段(60)について説明する。
第13図は請求項3の発明の一実施例の空調管理システ
ムのシステム管理手段を示す基本構成図である。
第13図において、(51)はマイクロコンピュータの
中央演算回路としてのCPU、(52)は前記CPU 
(51)が演算する空調管理の制御プログラムが格納さ
れているROM、(53)は前記CPU (51)が行
なった演算の結果を一時格納するRAM、(54)はキ
ーボード(62)の出力をCPU (51)に入力可能
な情報に変換するキーボードコントローラ、(55)、
  (56)は前記ローカル制御部(38)の割込みコ
ントローラ(35)、タイマ(36)と同構成の割込み
コントローラ及びタイマ、(57)は前記CPU(51
)の命令によって外部記憶装置(61)を制御するディ
スクコントローラ、(58)はCRTコントローラで、
ビデオRAM (59)に格納されている画面形成情報
を実行可能な表示信号に変換して出力し、前記CPtJ
(51)のからのモニタ情報に従ってCRT (63)
に空調の運転状態をモニタ表示させるものである。そし
て、前記CPU (51)とROM (52)とRAM
 (53)とキーボードコントローラ(54)と割込み
コントローラ(55)とタイマ(56)とディスクコン
トローラ(57)とCRTコントローラ(58)とビデ
オRAM (59)は、空調システム管理部(10)に
設けられたシステム管理手段(60)を構成する。この
システム管理手段(60)は前記伝送制御部(9)に管
理の信号を送出して、ローカル集中管理部(4)、  
(14) 、各空調ユニット及び手元リモコンを管理制
御するものである。
また、前記空調システム管理部(10)は前記登録設定
手段(30)及び伝送制御手段(50)の存在の確認の
情報によって、自己が保有している管理データを変更す
るものである。更に、前記空調システム管理手段(60
)は伝送制御手段(50)の収集するモニタ情報を取込
んでモニタ表示させるものである。
次に、−F記のように構成された請求項3の発明の一実
施例の空調管理システムのシステム管理手段の動作につ
いて説明する。
伝送制御部(9)のモニタ情報の要求信号によって、伝
送制御部(9)に収集されたモニタ情報は、空調システ
ム管理部(10)に取込まれる。
システム管理手段(60)は取込んだモニタ情報をRO
M (52)に格納されている制御プログラムに従って
CPU (51)で演算させ、モニタ信号としてCRT
コントローラ(58)に伝達する。前記CRTコントロ
ーラ(58)は前記ビデオ信号とビデオRAM (59
)の出力を取込んでビデオ画面を形成する表示信号をC
RT (63)に出力してモニタ表示させるものである
一方、登録設定手段(30)によってデータテーブルの
情報信号が入力されたとき、或いは、伝送制御手段(5
0)のデータテーブルに変更があったとき、システム管
理手段(60)のCPU(51)はRAM (53)内
のデータテーブルを書き換えさせると共に、ディスクコ
ントローラ(57)に外部記憶装置(61)を動作させ
る命令と、前記データテーブルの情報を送出し、外部記
憶装置(61)に記憶されている、第8図及び第11図
に示すようなデータテーブルを書き換えさせるものであ
る。
次に、請求項3の発明の一実施例の空調システムの分離
制御手段ついて説明する。
第14図は請求項3の発明の一実施例の空調システムの
分離制御手段を示す基本構成図である。
なお、図中、請求項2の発明の一実施例と同−符号及び
同一記号は、請求項2の発明の一実施例の構成部分と同
一または相当部分を示すものであるから、その説明を省
略する。
第14図において、(10)は空調システム管理部であ
る。この空調システム管理部(10)は空調ブロック(
6)、(16)の手元リモコン(3)、(13)にリモ
コン制御信号を出力し、前記手元リモコン(3)、(1
3)の動作を制御するものである。
(64)は伝送制御部(9)に設けられたリモコン指令
部である。このリモコン指令部(64)は、空調システ
ム管理部(10)からのリモコン制御信号が伝達されな
いとき動作して、前記手元リモコン(3)、  (13
)にリモコン制御信号を出力するものである。(65)
は伝送変換部(7)(17)に各々設けられたリモコン
指令部である。このリモコン指令部(65)は前記伝送
制御部(9)のリモコン指令部(64)からのリモコン
制御信号か伝達されないとき、動作してリモコン制御信
号を出力するものである。そして、前記リモコン指令部
(64)、  (65)は、制御命令の伝送に異常が発
生したとき、前記空調システム管理部(10)或いは伝
送制御部(9)に代って、手元リモコン(3)、(13
)を動作させる分離制御手段を構成する。
次に、上記のように構成された請求項3の発明の一実施
例の空調管理システムの分離制御手段の動作について説
明する。
空調システム管理部(10)からの制御信号によって、
各空調ブロック内の空調ユニットが動作して室内を空調
しているとき、空調システム管理部(10)と伝送制御
部(9)間の伝送路の異常等によって、リモコン制御信
号の送出が停止されると、手元リモコン(3)、  (
13)の空調ユニット(1)、(2)の運転の操作が異
常となる。
このとき、前記伝送制御部(9)のリモコン指令部(6
4)は空調システム管理部(10)からのリモコン制御
信号の入力異常を検出することによって動作し、リモコ
ン動作信号を出力する。これによって、手元リモコン(
3)、(13)を動作させ各空調ユニットの空調運転を
続行させる。
また、同様に、伝送制御部(9)と伝送変換部(7)、
  (17)の伝送に異常が発生したときには、伝送変
換部(7)、(17)に設けられているリモコン指令部
(64)からリモコン動作信号を送出して各空調ユニッ
トの運転を継続させるものである。
このように、上記の請求項3の発明の一実施例の空調管
理システムにおいては、各室内に配置されて空調する空
調装置である空調ユニット(1)。
(2)と、前記空調ユニット(1)を遠隔操作する手元
リモコン(3)の動作を制御し管理するローカル集中管
理部(4)と、前記ローカル集中管理部(4)の送出す
る情報を取込み、空調ユニッ1− (−1)、(2)の
動作情報を中継する伝送変換部(7)と、前記伝送変換
部(7)の中継する動作情報を収集管理する伝送制御部
(9)と、前記伝送制御部(9)の収集する動作情報を
取込んで、前記ローカル集中管理部(4)、空調ユニッ
ト(1)、  (2)及び手元リモコン(3)を制御し
て空調の動作を各々管理する空調システム管理部(10
)と、登録操作部(47)の操作によって、ローカル制
御部(38)のRAM (33)に記憶されている空調
装置の所属する空調ブロックの番号の変更を行なうこと
によって、増設或いは休止した空調ユニットの登録変更
を行ない、この登録変更した情報を伝送変換部(7)に
転送経由させ、前記伝送変換部(7)、(17) 、伝
送制御部(9)及び空調システム管理部(10)の各々
記憶する空調装置の情報を変更させる登録設定手段(3
0)と、外部伝送線路(8)に伝送変換部の有無を確認
するに間合せ信号を伝送し、その返信によって実際に取
付けられて稼働する伝送変換部(7)、  (17)を
登録記憶し、この登録した伝送変換部(7)、(17)
にモニタ要求信号を一定の周期を有して送出しモニタ情
報を収集すると共に、前記空調システム管理部(10)
から制御信号が出力されたとき、前記モニタ要求信号を
一時停止して制御信号を優先して伝送させ、更に、定期
的に未設の伝送変換部に対して間合せ信号を送出して存
在の有無を確認し、増設等があった場合は自己の記憶を
書き換えて追加し、その後増設の伝送変換部に対しても
モニタ要求の信号を出力してモニタ情報を伝送させる伝
送制御手段(50)と、前記伝送制御手段(50)に収
集されるモニタ情報を取込んでCRT (63)に空調
の動作状態を監視する監視画面を形成すると共に、前記
登録設定手段(30)と伝送制御手段(50)の登録変
更の情報を取込んで、自己の管理データの記憶と外部記
憶装置(61)の記録を変更して新設された空調ユニッ
ト或いは伝送変換部の管理数を自動的に追加するシステ
ム管理手段(60)と、伝送制御部(9)に設けたリモ
コン指令部(64)によって、空調システム管理部(]
0)からの制御信号であるリモコン制御信号の入力異常
を検知したとき、リモコン制御信号を出力し、また、伝
送変換部(7)、(17)に各々リモコン指令部(65
)を設け、前記空調システム管理部(10)或いは伝送
制御部(9)のリモコン指令部(64)からのリモコン
制御信号の伝送異常を検出したとき、前記手元リモコン
(3)、(13)にリモコン動作信号を出力して動作さ
せる分離制御手段を備えるものである。
したがって、請求項3の発明の一実施例は、ローカル集
中管理部(4)に設置された登録設定手段(30)によ
って、空調ブロック(6)、  (16)内の空調ユニ
ッ) (1)、  (2)の空調装置の数量に変更があ
ったときは、前記ローカル集中管理部(4)の記憶する
空調ユニットの数の登録を変更すると共に、変更した情
報を伝送変換部(7)、伝送制御部(9)及び空調シス
テム管理部(10)に転送して、各々記憶している管理
データを変更させ、伝送制御手段(50)は、実際に存
在し稼働する伝送変換部(7)、(17)を確認して登
録し、登録した伝送変換部(7)。
(17)に対してモニタ情報の送出の要求を行ない、所
定の周期で未設或いは休止している伝送変換部の存在及
び稼働の確認を行なうものである。
このため、前記空調ブロック(6)内の稼働する空調ユ
ニットの増設或いは休止等に簡単に対応できる。
故に、最初の管理データと実際の運転情報の不適合によ
って存在しない空調ユニットに対してモニタの要求信号
を出力する等の空調の管理に混乱を発生させることがな
い。このため、空調装置の保守及び管理能力の柔軟性が
向上する。また、管理する空調装置に変更があった場合
においても、ローカル集中管理部(4)或いは空調シス
テム管理部(10)の各管理部ごとに管理データの書き
換え等の変更作業を行なう必要がなく経済的である。そ
して、分離制御手段においては、空調システム管理部(
10)と伝送制御部(9)間の接続異常等によって、制
御信号が各伝送変換部(7)。
(17)に伝送されないとき、伝送制御部(9)によっ
て、各空調ユニットを動作させて空調を継続させる。更
に、前記伝送制御部(9)と伝送変換部(7)、  (
17)間の接続異常等によって制御信号が伝達されない
とき、前記伝送変換部(7)(17)によって空調ユニ
ットを動作させて空調を継続させる。このため、空調シ
ステムの一部分に異常が発生しても、空調システム全体
を停止させることがない。よって、空調システムの信頼
性が高くなる。
〔実施例5〕 次に、請求項4の発明の一実施例の空調管理システムに
ついて説明する。
第15図は請求項4の発明の一実施例の空調管理システ
ムの全体構成図である。なお、図中、上記各請求項の発
明の各実施例と同−符号及び同一記号は、上記各請求項
の発明の各実施例の構成部分と同一または相当部分を示
すものであるから、重複する説明を省略する。
第15図において、(91)は空調ブロック(6)の各
室内ユニット(1a)、  (2a)及び室外ユニッl
−(lb)、(2b)の電力源、(92)は空調ブロッ
ク(16)の各室内ユニット(lla)、  (12a
)及び室外ユニット(11b)、(12b)の電力源で
ある。(93)及び(94)は各空調ブロック(6)(
16)に配設された電力計、(95)及び(96)は各
電力計(93)、(94)を各伝送線路(5)、  (
15)に接続し、各電力計(9B)、  (94)の電
力量出力値を各伝送線路(5)、(15)の伝送方式に
伝送変換する電力インターフェイス、(97)及び(9
8)は各電力源(91)、(92)から各空調ユニット
(1)、(2)、  (11)、(12)に電力を供給
する電力線である。そして、この実施例では、ローカル
集中管理部(4)、(14)に運転時間算出手段、及び
不揮発性メモリであるEAROM (34)からなる運
転時間記憶手段が各々内蔵されている。
ここで、この実施例の空調管理システムのローカル集中
管理部の基本構成と、運転時間記憶手段内の記憶データ
テーブルについて説明する。第8図は請求項4の発明の
一実施例の空調管理システムのローカル集中管理部を示
す基本構成図、第9図は請求項4の発明の一実施例の空
調管理システムの運転時間記憶手段内の記憶データテー
ブルを示す説明図である。なお、この第8図及び第9図
は、上記請求項3の実施例で述べた第8図及び第9図の
説明内容と略同様なので各構成要素についての説明は、
ここでは省略する。また、この記憶データテーブルは制
御対象を示していると同時に、課金対象となるテナント
の毎の組合せ情報が基本データとして参照される。そし
て、この運転時間記憶手段内の記憶データテーブルには
、例えば、第16図のように、各室外ユニット(lb)
(2b)、  (llb)、  (12b)のコンプレ
ッサの駆動時間、及び各室内ユニット(la)。
(2a)、  (lla)、  (12a)の室内ファ
ンの駆動時間の積算カウント時間が各々記憶される。
第16図は請求項4の発明の一実施例の空調管理システ
ムの運転時間記憶手段内の各空調ユニット別の積算値記
憶テーブルを示す説明図である。
次に、請求項4の発明の一実施例の空調管理システムの
運転時間カウント積算動作及び記憶データ書込動作につ
いて、第17図のフローチャートを用いて説明する。第
17図は請求項4の発明の一実施例の空調管理システム
の運転時間カウント積算動作及び記憶データ書込動作を
示すフローチャートである。即ち、この第17図は、前
記第8図のローカル集中管理部(4)、  (14)内
のローカル制御部(38)に内蔵されている運転時間積
算手段による運転時間カウント積算動作と、不揮発性メ
モリのEAROM (34)からなる運転時間記憶手段
によるデータ格納動作の流れを示している。なお、この
運転時間カウント積算動作及び記憶データ書込動作の一
連のルーチンは、一定周期のタイマ割込処理によって起
動されるプログラムであり、この呼出し周期で最小積算
時間単位が決定される。
まず、このルーチンが呼出されると、ステップS21で
、手元リモコン(3)、(13)または空調システム管
理部(10)からの指令により実行されている対象ユニ
ットの運転状態を判断する。
運転指令が有りの場合は、ステップ822でRAM(3
B)内に格納されている室内ファンのカウント値を“+
1”インクリメントする。引続き、ステップ823でサ
ーモ指令が有りか否かを判断し、サーモ指令が有り、実
際に、コンプレッサを運転している場合には、ステップ
S24で対象コンプレッサのカウント値を“+1”イン
クリメントシ、ステップS25に進む。一方、ステップ
S21で運転指令がない場合、及びステップ823でサ
ーモ指令がない場合は、共に各々のカウンタ値を“+1
”することなく、そのまま、ステップS25に進む。そ
して、ステップS25では、このルーチンが呼び出され
た回数から設定時間を越えたか否かが判断される。例え
ば、30回呼出さ、れると30分経過しているという具
合に、ルーチンが呼び出された回数から設定時間を越え
たか否かを判断することができる。設定時間を越えてい
る場合には、ステップS26で前記RAM(33)内に
格納されているコンプレッサの駆動時間値と、室内ファ
ンの駆動時間値を第16図の積算値格納テーブルに従っ
て、該当月日のEAROM (34)内に格納する。し
たがって、このルーチンでは、設定時間を越える度に、
EAROM (34)内に格納されることにより、記憶
データの書込が行なわれる。
続いて、この実施例の空調管理システムの空調ユニット
の運転時間積算値及び電力値を伝送収集する動作につい
て説明する。第18図は請求項4の発明の一実施例の空
調管理システムの空調ユニットの運転時間積算値及び電
力値を伝送収集する動作を示す動作図である。即ち、こ
の図は空調システム管理部(10)により各空調ブロッ
ク(6)(16)の空調ユニット(1)、  (2)、
(11)、  (12)のコンプレッサ時間値、室内フ
ァン時間値、及び電力値を各々伝送収集するシーケンス
動作を示している。
空調システム管理部(10)は、内蔵するクロックによ
り一日につき最低−回は定められた積算時間及び電力値
の収集を実行する。例えば、空調システム管理部(10
)から空調ブロック(6)に対してX月X日のコンプレ
ッサ時間値要求を伝送して要求の指令を発する。この指
令を受け、空調ブロック(6)内では、ローカル集中管
理部(4)内のEAROM (34)に格納されている
該当日の全空調ユニットのコンプレッサ時間値が返送さ
れる。同様の動作で、空調システム管理部(10)はX
月X日の室内ファン時間値を収集し、電力インターフェ
イス(95)による伝送変換を介して電力量値も収集さ
れる。そして、この動作が繰返されることにより、全空
調ブロック(6)。
(16)の各空調ユニット(1)、(2)、  (11
)、  (12)のコンプレッサ時間値、室内ファン時
間値、及び電力値が各々収集される。この収集された各
データと、前記ローカル集中管理部(4)の登録設定手
段(30)により入力されEAROM (34)内に格
納されているグルーピングデータとから、各空調ユニッ
ト(1)の使用電力量がグループ別に算出される。また
、第18図の(x+1)日で示されているように、空調
システム管理部(10)と各空調ブロック(6)。
(16)とを結ぶ伝送手段に何らかの異常が発生した場
合にも、各空調ブロック(6)、(16)内の積算時間
保管機能は正常に作動しているため、翌(X+2)日に
伝送異常が復旧されることにより、前日の(X+1)日
と当日の(X+2)日の両日の該当データが収集され、
各空調ユニット(1)の使用電力量がグループ別に算出
される。
なお、各空調ブロック(6)、(16)内のローカル集
中管理部(4)、(14)に異常発生が起きた場合には
、異常発生時刻から復旧時刻までの時間積算は不可能で
あるが、該当空調ブロック(6)、  (16)のみの
機能停止で済むから、全システムの積算時間機能には影
響を及ぼさない。
また、異常発生前及び復旧後のデータはEAROM (
34)内に保管されているので、異常発生期間中の影響
も正常動作時に波及することがない。
このように、上記の請求項4の発明の一実施例の空調管
理システムにおいては、各室内に配置されて空調する空
調装置である空調ユニッ) (1)。
(2)と、前記空調ユニット(1)、  (2)を遠隔
操作する手元リモコン(3)の動作を制御し管理するロ
ーカル集中管理部(4)と、前記空調ユニット(1)、
  (2)の使用電力量を計測する電力計(93)と、
前記ローカル集中管理部(4)の送圧する情報を取込み
、空調ユニット(1)。
(2)の動作情報を中継する伝送変換部(7)と、前記
伝送変換部(7)の中継する動作情報を収集管理する伝
送制御部(9)と、前記伝送制御部(9)の収集する動
作情報を取込んで、前記ローカル集中管理部(4)、空
調ユニット(1)。
(2)及び手元リモコン(3)を制御して空調の動作を
各々管理する空調システム管理部(10)とを有してお
り、更に、前記ローカル集中管理部(4)内のローカル
制御部(38)に内蔵されている運転時間算出手段によ
って、前記空調ユニット(1)の運転時間をカウントし
、その積算運転時間を算出するとともに、不揮発性メモ
リのEAROM (34)からなる運転時間記憶手段に
よって、前記積算運転時間をデータとして格納し、そし
て、空調システム管理部(10)内の使用電力量グルー
プ別算出手段によって、第18図に示した如く、前記E
AROM (34)に格納されている積算運転時間及び
前記電力計(93)から伝送される電力値から総電力量
を収集し、各空調ユニット(1)、  (2)の使用電
力量をグループ別に算出する。
したがって、この請求項4の発明の実施例では、各空調
ブロック(6)、  (16)に積算運転時間算出手段
及び電力計(93)、  (94)を配し、空調システ
ム管理部(10)による運転データ及び使用電力量の一
括収集ができ、空調ブロック(6)、  (16)内の
各空調ユニット(1)。
(2)の使用電力がグループ毎に算出できるから、空調
ユニットを多数配設した大規模システムにしても、従来
のように演算制御部(86)を巨大化する必要がなく、
空調管理システムの規模に応じて空調電力量の算出が安
価に管理できる。また、各データの伝送は専用の収集伝
送方式を採用することなく、空調システム管理部(10
)が基本構成として備えている各空調ユニット(1)の
発停指令、発停モニタ等の制御情報と同一の伝送方式を
利用して実現できるため、システムの簡略化及び低コス
ト化を促進できる。しかも、この積算運転時間はEAR
OM (34)に格納され、異常発生前及び復旧後のデ
ータがEAROM (34)内に保管されるので、空調
システム管理部(10)と各空調ブロック(6)、(1
6)とを結ぶ伝送手段に何らかの異常が発生した場合に
も、各グループの使用電力量の算出ができ、各空調ブロ
ック(6)、  (16)内のローカル集中管理部(4
)。
(14)に異常が発生した場合にも、該当空調ブロック
(6)、  (16)のみの機能停止で済み、全システ
ムの積算時間機能には影響が及ぶことがなく、異常発生
期間中の影響も正常動作時に波及することがない。
故に、空調電力量の算出が安価に管理でき、異常発生時
においても、部分的な異常で済み、全空調ユニットの電
力量の算出に影響が及ぶことがなく、信頼性の高い空調
管理システムとなる。
ところで、上記請求項4の発明の実施例では、積算運転
時間を一日単位で格納し、日報データとして管理するも
のについて説明をしたが、必ずしもこの単位で管理する
必要はなく、これ以外の単位であってもよい。また、上
記請求項4の発明の実施例では、使用電力量をグループ
別に算出できるものについて説明をしたが、これを更に
発展させて、空調ユニットの組合せ毎に使用料金の課金
ができるように構成することも可能である。更に、上記
請求項4の発明の実施例では、積算運転時間算出手段を
空調ブロック(6)のローカル集中管理部(4)に内蔵
する空調管理システムについて説明をしたが、この積算
運転時間算出手段を伝送変換部(7)に内蔵するように
構成しても構わない。
このように、請求項1の実施例の空調管理システムは、
室内を空調する複数の空調ユニットと、前記空調ユニッ
トを遠隔操作する手元リモコンと、前記空調ユニット及
び手元リモコンの集中制御及び監視を行なうローカル集
中管理部とで構成した空調ブロックと、空調ブロック内
伝送路としての伝送線路を介して前記空調ブロック内に
空調ユニットの制御命令を伝達し、空調ブロック外伝送
路としての外部伝送線路との間の情報との遣り取りを行
なう伝送変換部と、前記伝送変換部に空調ユニットの制
御命令を送出し、空調ユニットの運転情報を収集する伝
送制御部と、前記伝送制御部の収集する空調ユニットの
運転情報を取込んで空調システム全体の動作を管理する
空調システム管理部からなるものである。
したがって、伝送変換部の設置数の増減によって空調ブ
ロック群を増減でき、また、空調ブロック内においては
、任意の数量の空調ユニットを設置できる。故に、空調
ユニットの条件が異なった場合においても、空調システ
ム管理部或いは伝送制御部及び伝送変換部またはローカ
ル集中管理部を新規に設計する必要がないため、システ
ム全体の構成が低価格となり経済的である。
請求項2の発明の実施例の空調管理システムは、室内を
空調する複数の空調ユニットと、前記空調ユニットを遠
隔操作する手元リモコン部と、前記空調ユニット及び手
元リモコンの集中制御及び監視を行なうローカル集中管
理部とで構成した空調ブロックと、前記ローカル集中管
理部に空調の制御命令を伝達し、空調運転の情報を取込
む伝送変換部と、前記伝送変換部に空調の制御命令を送
出し、空調運転の情報を収集する伝送制御部と、前記伝
送制御部の収集する空調運転の情報を取込んで空調全体
の動作を管理する空調システム管理部と、前記空調ブロ
ックの各機器及び伝送制御部に設けられ情報を送受信す
る通信手段と、前記通信手段が属する機器の異常を検出
する自己診断手段と、自己の属する通信手段が前記自己
診断手段から異常を受信したとき、その異常を表示する
と共に前記通信手段が属する機器を切離す通信切離手段
とからなるものである。
したがって、空調ブロックの各機器及び伝送制御部に設
けられ情報を送受信する通信手段を具備する空調ブロッ
クの各機器または伝送制御部を自己診断によって切り離
すものである。このため、通信の異常によって他の通信
に悪影響を与え情報伝達に混乱を与えることがない。ま
た、通信手段の異常箇所の表示を行なうため故障箇所の
発見を速やかに行なうことができ、サービスに要する時
間が短縮でき経済的である。
請求項3の発明の実施例の空調管理システムは、室内を
空調する複数の空調ユニットと、前記空調ユニットを遠
隔操作する手元リモコン部と、それらを管理するローカ
ル集中管理部と、前記ローカル集中管理部に空調の制御
命令を伝達し、空調の運転の情報を取込む伝送変換部と
、前記伝送変換部の有無を検出して登録し、空調の運転
の情報を収集する伝送制御手段と、前記空調ユニット及
び手元リモコン部の増減の情報を登録し伝送する登録設
定手段と、前記登録設定手段の伝送する情報を取込んで
空調の管理情報を変更するシステム管理手段と、前記手
元リモコンの動作を複数箇所から制御する分離制御手段
からなる。
したがって、伝送制御手段は伝送変換部の存在の有無の
確認によって、伝送変換部の増減、即ち、空調ブロック
の増減に対応して、増設されたときは、増設の伝送変換
部から運転情報を収集できる。
そして、登録設定手段は増設の空調ユニットの登録を簡
単に行なうことができる。このため、空調空間の条件が
変更していも空調システム管理の管理情報を書換える作
業が省略でき経済的である。
また、分離制御手段は他の複数の箇所から空調ユニット
を操作できるため、空調システムの一部分に異常が発生
しても、空調システム全体を停止させることがなく、空
調システムの信頼性を高くし、かつ、サービスを向上さ
せることができる。
請求項4の発明の実施例の空調管理システムは、室内を
空調する複数の空調ユニットと、前記空調ユニットを遠
隔操作する手元リモコン部と、前記空調ユニット及び手
元リモコンの集中制御及び監視を行なうローカル集中管
理部と、前記空調ユニットの使用電力量を計測する電力
計とで構成した空調ブロックと、前記ローカル集中管理
部に空調の制御命令を伝達し、空調運転の情報を取込む
伝送変換部と、前記伝送変換部に空調の制御命令を送出
し、空調運転の情報を収集する伝送制御部と、前記伝送
制御部の収集する空調運転の情報を取込んで空調全体の
動作を管理する空調システム管理部と、前記空調ブロッ
ク内の空調ユニットの運転時間をカウントし、その積算
運転時間を算出する運転時間算出手段と、前記積算運転
時間を記憶する運転時間記憶手段と、前記積算運転時間
及び前記電力計から伝送される電力値から総電力量を収
集し、前記各空調ユニットの使用電力量をグループ別に
算出する使用電力量グループ別算出手段とからなるもの
である。
したがって、空調システム管理部により空調ユニットの
運転データ及び使用電力量の一括収集ができ、空調ブロ
ック内の空調ユニットの使用電力をグループ毎に算出す
ることができる。このため、空調管理システムの規模に
応じて、低コストで使用電力量のグループ別の算出が実
現できる。また、各データの収集伝送は、空調システム
管理部が基本構成として備えている各制御情報の伝送方
式を利用してできるため、システムの簡略化及び低コス
ト化を促進できる。しかも、この積算運転時間は運転時
間記憶手段に格納され保管されるから、異常発生時にお
いても、全空調ユニットの電力量の算出に影響が及ぶこ
とがなく信頼性が向上する。
[発明の効果] 以上のように、請求項1の発明の空調管理システムは、
室内ユニット及び室外ユニットからなる空調ユニット及
び遠隔操作する手元リモコンの集中制御及び監視を行な
うローカル集中管理部から構成された空調ブロックと、
前記空調ブロック内の情報と前記空調ブロック外からの
情報とを遣り取りする伝送変換部と、前記伝送変換部に
情報を送出し、かつ、前記伝送変換部からの情報を収集
する伝送制御部と、前記伝送制御部と接続され、前記空
調ブロックをトータル制御及び管理する空調システム管
理部からなるものである。
したがって、伝送変換部の設置数の増減によって空調ブ
ロック群を任意に増減でき、また、空調ブロック内にお
いては、任意の数の空調ユニットを設置できる。また、
空調条件が異なった場合においても、空調システム管理
部或いは伝送制御部及び伝送変換部またはローカル集中
管理部を新規に設計しなおす必要がないから空調システ
ム全体が低価格となり軽済的である。
請求項2の発明の空調管理システムは、空調ブロックと
その空調ブロック内の情報と空調ブロック外からの情報
との遣り取りを行なう伝送変換部と、前記伝送変換部に
情報を送出し、かつ、前記伝送変換部からの情報を収集
する伝送制御部と、前記伝送制御部と接続され、前記空
調ブロックをトータル制御及び管理する空調システム管
理部とを具備し、更に、前記空調ブロックの各機器、ロ
ーカル集中管理部、伝送変換部、伝送制御部、及び空調
システム管理部に設けられ情報を送受信する通信手段と
、前記通信手段が属する機器または伝送制御部の異常及
び異常部位を検出する自己診断手段と、自己の属する通
信手段が前記自己診断手段から異常を受信したとき、そ
の異常を表示すると共に前記通信手段が属する機器を切
離す通信切離手段とからなるものである。
したがって、通信手段が属する機器の異常を検出する自
己診断によって、異常が検出された通信手段が属する機
器のみ切り離すものである。故に、通信手段が属する機
器の異常により、他の通信に悪影響を与えたり、情報伝
達に混乱を与えることがない。また、通信手段が属する
機器の異常箇所の表示を行なうため故障箇所の発見を速
やかに行なうことができ、修理の時間が短縮でき軽済的
である。
請求項3の発明の空調管理システムは、室内ユニット及
び室外ユニットからなる空調ユニットと、前記空調ユニ
ットを遠隔操作する手元リモコン部を管理するローカル
集中管理部と、前記ローカル集中管理部に空調の制御命
令を伝達し、空調運転の情報を取込む伝送変換部と、前
記伝送変換部の有無を検出して登録し、空調の運転の情
報を収集する伝送制御手段と、前記空調ユニット及び手
元リモコン部の増減の情報を登録し伝送する登録設定手
段と、前記登録設定手段の伝送する情報を取込んで空調
の管理情報を変更するシステム管理手段からなるもので
ある。
したがって、伝送制御手段は伝送変換部の存在の有無の
確認によって、伝送変換部の増減、即ち、空調ブロック
の増減に対応して、増設されたときは、増設の伝送変換
部から運転の情報を収集でき、そして、登録設定手段は
増設の空調ユニットの登録が簡単に行なうことができる
。このため、空調空間の条件が変更していも空調システ
ム管理の管理情報を書換える作業が省略でき経済的であ
る。
請求項4の発明の空調管理システムは、空調ブロックと
その空調ブロック内の情報と空調ブロック外からの情報
との遣り取りを行なう伝送変換部と、前記伝送変換部に
情報を送出し、かつ、前記伝送変換部からの情報を収集
する伝送制御部と、前記伝送制御部と接続され、前記空
調ブロックをトータル制御及び管理する空調システム管
理部とを具備し、更に、前記空調ブロック内の空調ユニ
ットの運転時間をカウントし、その積算運転時間を算出
する運転時間算出手段と、前記積算運転時間を記憶する
運転時間記憶手段と、前記積算運転時間及び前記電力計
から伝送される電力値から総電力量を収集し、前記各空
調ユニットの使用電力量をグループ別に算出する使用電
力量グループ別算出手段とからなるものである。
したがって、空調ユニットの運転データ及び使用電力量
の一括収集ができ、空調ブロック内の空調ユニットの使
用電力がグループ別に算出できるから、空調管理システ
ムの規模に応じて空調電力量の算出が安価に管理でき、
また、各データの伝送を空調システム管理部が備えてい
る制御情報の伝送方式を利用してできるため、システム
の簡略化及び低コスト化を促進でき、しかも、積算運転
時間が運転時間記憶手段に格納されて保管されることに
より、異常発生時においても、全空調ユニットの電力量
の算出に影響が及ぶことがなく、信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項1の発明の一実施例の空調管理システム
の全体構成図、第2図は請求項2の発明の第一実施例の
空調管理システムの全体構成図、第3a図、第3b図は
請求項2の発明の第一実施例の空調管理システムの通信
手段の動作を示す動作説明図、第4図は請求項2の発明
の第二実施例の空調管理システムを示す全体構成図、第
5図は請求項2の発明の第二実施例の空調管理システム
の通信手段の動作を示すブロック図、第6図は請求項2
の発明の第二実施例の空調管理システムの通信手段の動
作を示す制御プログラムのフローチャート、第7図は請
求項3の発明の一実施例の空調管理システムの全体構成
図、第8図は請求項3の発明の一実施例の空調管理シス
テムの登録設定手段及び請求項4の発明の一実施例の空
調管理システムのローカル集中管理部を示す基本構成図
、第9図は請求項3の発明の一実施例の空調管理システ
ムの登録設定手段の記憶装置のデータテーブル及び請求
項4の発明の一実施例の空調管理システムの運転時間記
憶手段内の記憶データテーブルを示す説明図、第10図
は請求項3の発明の一実施例の空調管理システムの登録
設定手段の制御プログラムのフローチャート、第11図
は請求項3の発明の一実施例の空調管理システムの伝送
制御手段の動作を示す動作図、第12図は請求項3の発
明の一実施例の空調管理システムの伝送制御手段に記憶
されているデータテーブルの説明図、第13図は請求項
3の発明の一実施例の空調管理システム装置のシステム
管理手段を示す基本構成図、第14図は請求項3の発明
の一実施例の空調管理システムの全体構成図、第15図
は請求項4の発明の一実施例の空調管理システムの全体
構成図、第16図は請求項4の発明の一実施例の空調管
理システムの運転時間記憶手段内の各空調ユニット別の
積算値記憶テーブルを示す説明図、第17図は請求項4
の発明の一実施例の空調管理システムの運転時間カウン
ト積算動作及び記憶データ書込動作を示すフローチャー
ト、第18図は請求項4の発明の一実施例の空調管理シ
ステムの空調ユニッt・の運転時間積算値及び電力値を
伝送収集する動作を示す動作図、第19図は従来の空調
装置の運転制御システムを示す全体構成図、第20図は
従来の空調装置の運転スケジュール設定部の動作を示す
ブロック図、第21図は従来の空調システムを示す概略
構成図である。 図において、 la、2a、lla、12a:室内ユニットlb、2b
、llb、12b:室外ユニット1.2.11,12:
空調ユニット 3.13:手元リモコン 4.14:ローカル集中管理部 6.16:空調ブロック 5.15:伝送線路(空調ブロック内伝送路)8.18
:外部伝送線路(空調ブロック外伝送路)7.17:伝
送変換部 9:伝送制御部 10:空調システム管理部 21:通信手段 22:自己判断手段 25:第1開閉部(通信切離手段) 26:第2開閉部(通信切離手段) 30:登録設定手段 50:伝送制御手段 60ニジステム管理手段 93.94:電力計 95.96:電力インターフェイス である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)室内ユニット及び室外ユニットからなる空調ユニ
    ット、前記空調ユニットを遠隔操作する手元リモコン、
    前記空調ユニット及び手元リモコンの集中制御及び監視
    を行なうローカル集中管理部から構成された空調ブロッ
    クと、前記空調ブロック内の情報と前記空調ブロック外
    からの情報との情報の遣り取りを行なう伝送変換部と、
    前記伝送変換部と接続され、前記伝送変換部に情報を送
    出し、前記伝送変換部からの情報を収集する伝送制御部
    と、前記伝送制御部と接続され、前記空調ブロックをト
    ータル制御及び管理する空調システム管理部とを具備す
    ることを特徴とする空調管理システム。
  2. (2)室内ユニット及び室外ユニットからなる空調ユニ
    ット、前記空調ユニットを遠隔操作する手元リモコン、
    前記空調ユニット及び手元リモコンの集中制御及び監視
    を行なうローカル集中管理部から構成される空調ブロッ
    クと、前記空調ブロック内の情報と前記空調ブロック外
    からの情報との情報の遣り取りを行なう伝送変換部と、
    前記伝送変換部と接続され、前記伝送変換部に情報を送
    出し、前記伝送変換部からの情報を収集する伝送制御部
    と、前記伝送制御部と接続され、前記空調ブロックをト
    ータル制御及び管理する空調システム管理部とを具備す
    る空調管理システムにおいて、前記空調ブロックの各機
    器、ローカル集中管理部、伝送変換部、伝送制御部、及
    び空調システム管理部に設けられ情報を送受信する通信
    手段と、前記通信手段が属する機器または伝送制御部の
    異常及び異常部位を検出する自己診断手段と、自己の属
    する通信手段が前記自己診断手段から異常を受信したと
    き、その異常を表示すると共に前記通信手段が属する機
    器を切離す通信切離手段とを具備することを特徴とする
    空調管理システム。
  3. (3)室内ユニット及び室外ユニットからなる空調ユニ
    ット、前記空調ユニットを遠隔操作する手元リモコン、
    前記空調ユニット及び手元リモコンの集中制御及び監視
    を行なうローカル集中管理部から構成された空調ブロッ
    クと、前記空調ブロック内の情報と前記空調ブロック外
    からの情報との情報の遣り取りを行なう伝送変換部と、
    前記伝送変換部の有無を検出して登録し、空調ユニット
    の運転情報を収集する伝送制御手段と、前記空調ユニッ
    トの増減の情報を登録し、それを伝送する登録設定手段
    と、前記登録設定手段の伝送する情報を取込んで空調の
    管理情報を変更するシステム管理手段とを具備すること
    を特徴とする空調管理システム。
  4. (4)室内ユニット及び室外ユニットからなる空調ユニ
    ット、前記空調ユニットを遠隔操作する手元リモコン、
    前記空調ユニット及び手元リモコンの集中制御及び監視
    を行なうローカル集中管理部、前記空調ユニットの使用
    電力量を計測する電力計から構成される空調ブロックと
    、前記空調ブロック内の情報と前記空調ブロック外から
    の情報との情報の遣り取りを行なう伝送変換部と、前記
    伝送変換部と接続され、前記伝送変換部に情報を送出し
    、前記伝送変換部からの情報を収集する伝送制御部と、
    前記伝送制御部と接続され、前記空調ブロックをトータ
    ル制御及び管理する空調システム管理部とを具備する空
    調管理システムにおいて、前記空調ブロック内の空調ユ
    ニットの運転時間をカウントし、その積算運転時間を算
    出する運転時間算出手段と、前記積算運転時間を記憶す
    る運転時間記憶手段と、前記積算運転時間及び前記電力
    計より伝送される電力値から総電力量を収集し、前記各
    空調ユニットの使用電力量をグループ別に算出する使用
    電力量グループ別算出手段とを具備することを特徴とす
    る空調管理システム。
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