JPH06317346A - 機器管理システム - Google Patents

機器管理システム

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Publication number
JPH06317346A
JPH06317346A JP5159844A JP15984493A JPH06317346A JP H06317346 A JPH06317346 A JP H06317346A JP 5159844 A JP5159844 A JP 5159844A JP 15984493 A JP15984493 A JP 15984493A JP H06317346 A JPH06317346 A JP H06317346A
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JP
Japan
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unit
air conditioning
transmission
air
control
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Pending
Application number
JP5159844A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamitsu Kawashima
正満 川島
Shoji Mukohara
彰司 向原
Yasunori Shida
安規 志田
Yasuo Sato
康夫 佐藤
Masaru Sugita
勝 杉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の被制御機器を多段の階層にそれぞれ設
けた制御機器で操作させる。 【構成】 多段の階層に複数の制御機器を設け、個別の
被制御機器の状態を複数の階層の双方の制御機器に表示
させるとともに、この被制御機器の操作を双方から行え
るようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば室内を空調する空
調装置の空調動作を管理するような機器管理システムに
関するものであり、特に、複数の被制御機器を多段の階
層に設けた複数の制御機器で同一の操作が可能なシステ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の機器管理システムとし
て、例えば、特開昭63−17340号公報に掲載の技
術を挙げることができる。図20は従来の空調装置の運
転制御システムを示す全体構成図、図21は従来の空調
装置の運転スケジュール設定部の動作を示すブロック図
である。
【0003】図20において、1は室内を空調する室内
ユニット及び室外ユニットからなる空調ユニット、2は
前記空調ユニット1と同様に構成されて空調を行なう空
調ユニットである。71は前記空調ユニット1,2の空
調運転の開始或いは停止等の制御を行なう運転制御装
置、72は前記運転制御部71内に設けられている運転
スケジュール設定部である。この運転スケジュール設定
部72は前記空調ユニット1,2の運転の開始時間の設
定、空調温度等の設定を行なうものである。また、前記
運転制御装置71は運転スケジュール設定部72の運転
スケジュールに従って、空調ユニット1,2を運転する
ものである。
【0004】73は前記運転スケジュール設定部72に
信号線で接続されている電話機で構成された受信手段で
ある。この受信手段73は他所に設置されている一般の
加入電話機74からの電話を受信するものである。
【0005】図21において、75は前記受信手段73
にかかってきた電話の相手が、前記空調ユニット1,2
を運転させる資格を有するものであるかを判定する判定
手段である。この判定手段75は前記加入電話機74か
ら送出されるデジタル信号の暗証番号によって判定する
ものである。76は前記判定手段75の判定が資格有り
のとき、前記加入電話機74から送出されるデジタル信
号の設定番号或いは音声信号によって設定される運転ス
ケジュールを記憶手段77に書込み記憶させる書込手段
である。また、前記記憶手段77は前記運転スケジュー
ル設定部72内に設置されている記憶素子で構成された
ものである。
【0006】次に、上記のように構成された従来の空調
装置の運転スケジュール設定動作について説明する。空
調ユニット1,2を運転する資格の有る利用者は、出先
の一般の公衆電話機である加入電話機74から受信手段
73を呼び出す。前記受信手段73は前記加入電話機7
4からの呼び出しを、自動受信によって運転制御装置7
1の運転スケジュール設定部72に接続する。
【0007】利用者は運転スケジュール設定部72から
の返信によって接続を確認した後、暗証番号を送出す
る。判定手段75は前記受信手段73によって受信され
た暗証番号を取込んで資格有りと判定すると、運転スケ
ジュール受付けの返信が行われるものである。前記利用
者は引続き加入電話機74から予め指定されている運転
スケジュールの設定の命令をプッシュホン等のデジタル
信号或いは音声で送出する。この運転スケジュールの設
定の命令は受信手段73を通して書込み手段76に出力
され、書込み手段76によって記憶手段77に記憶され
るものである。そして、運転制御装置71は前記記憶手
段77に記憶された運転スケジュールに応じて空調ユニ
ット1,2を運転する。
【0008】また、従来のこの種の空調管理システムに
おいて空調電力量を算出するものとして、例えば、特開
平1−155139号公報に掲載の技術を挙げることが
できる。図22は前記公報に記載の従来の空調システム
を示す概略構成図である。
【0009】図において、81はビル内の各フロアに設
けられたファン等からなる室内ユニット、82はコンプ
レッサ等からなる室外ユニット、83は室内ユニット8
1の運転の開始及び停止或いは空調温度の設定を遠隔で
行なう手元リモコン、84は室外ユニット82に付設さ
れた電力量計、85は室内ユニット81に付設された電
力量計、86はマイクロコンピュータ等からなる演算制
御部である。
【0010】この空調管理システムでは、室外ユニット
82側に接続された電力量計84によりコンプレッサに
要する総電力量を求め、室内ユニット81側に接続され
た電力量計85により室内ファンに要する総電力量を求
める。そして、予め、読込ませたテナント毎のテナント
テーブルに基づき前記演算制御部86で、各室内ユニッ
ト81の運転開始及び終了により算出される運転時間デ
ータで前記総電力量を按分し、各テナント毎の消費電力
量を算出している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の空調装置の運転
制御システムの例の場合は、上記のように構成されてい
るから、運転制御装置以外の一般の電話回線を使用して
外部から、空調ユニット1,2の運転制御ができるもの
であった。
【0012】しかしながら、前記運転制御装置71の運
転スケジュール設定部72の記憶する利用者の暗証番号
と、この暗証番号に係わる空調ユニット1,2は相対す
るものであるから、前記運転制御システムが設けられて
運転されている建物の建て増し或いは室内の仕切によっ
て、空調を行なう必要のある空間が増加して空調ユニッ
トが増設されたときには、運転スケジュール設定部72
の記憶手段77の暗証番号及び制御仕様等の記憶を全面
的に修正する必要があった。
【0013】また、空調ユニット1,2を制御する運転
制御装置71は、建物の基本設計のときに決定される運
転制御装置71の制御する空調ユニット1,2の数量が
固定され、これによって、前記運転制御装置71が行な
う制御信号の通信対象が制御プログラムに固定されてい
る。このため、一つの空調ユニットの増設或いは減少に
よって、空調システム全体に対する通信対象の組み換
え、故障発生の表示方法の変更等の空調の制御システム
自体の大きな変更の作業を必要として不経済であった。
【0014】なお、他の公知技術として特開昭59−6
6243号公報、特開昭62−149291号公報に掲
載の技術等を挙げることができる。しかし、この種の技
術では前述の指摘した技術を覆すものではない。
【0015】さらに、従来の空調管理システムにおける
空調電力量の算出では、室外ユニット82側及び室内ユ
ニット82側に各々電力量計84,85を接続し、演算
制御部86で総電力量を按分し、各テナント毎の消費電
力量を算出していた。したがって、室内ユニット81及
び室外ユニット82が多数配設される大規模システムで
は、演算制御部86が巨大化するために、空調システム
全体が高コストにならざるを得なかった。しかも、異常
発生時の影響が全空調ユニットの電力量の算出に及んで
いた。
【0016】そこで、本発明は例えば空調ユニットの増
加または減少により制御の通信対象が増減しても全体の
空調制御システムを変更することのない経済的な機器管
理システムを提供するものである。また、異常発生時に
おいても、異常ヶ所が簡単に見分けられるシステムを提
供するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明における機器管理
システムは、被制御機器を個別に制御する第一の制御装
置と、この被制御機器および第一の制御装置の複数と接
続され、階層配置された第二の制御装置と、第一の制御
装置および第二の制御装置に設けられ個別の被制御機器
の状態を複数の階層の双方に表示する表示手段と、を備
えたものである。また、階層配置された複数の制御機器
個々に設けられ、伝送信号を送信して他の制御機器の状
態を階層相互に確認する診断手段を備えたものである。
【0018】
【作用】本発明は、多段の階層に複数の制御機器を設け
個別の被制御機器の状態を複数の階層の双方に表示し
て、個別の被制御機器の操作を複数の階層の双方から行
えるようにしたものである。
【0019】また、ひとつの制御機器から伝送信号を送
信して他の制御機器の状態を階層相互に確認するように
したものである。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。 実施例1.図1はこの発明の一実施例の空調管理システ
ムの全体構成図である。
【0021】図1において、1は室内に設置された室内
ユニット1a及び室外に配置された室外ユニット1bで
構成された空調ユニットである。この空調ユニット1は
前記室内ユニット1aの設置された室内を快適な温度空
間に空調するものである。2は前記空調ユニット1と同
様に構成された室内ユニット2a及び室外ユニット2b
を有する空調ユニットである。3は前記空調ユニット1
の運転の開始及び停止或いは空調温度の設定を遠隔で行
なう手元リモコンである。4は前記空調ユニット1,2
及び手元リモコン3の動作を監視制御するローカル集中
管理部である。また、このローカル集中管理部4は管理
する空調ユニット1,2及び手元リモコン3の動作情報
を取込んで外部に伝送する機能も有する。5は前記空調
ユニット1,2、手元リモコン3及びローカル集中管理
部4の間を連絡して運転情報が伝達される伝送線路であ
る。この伝送線路5には、他の複数の空調ユニット及び
手元リモコンが接続されるものである。そして。前記空
調ユニット1,2と手元リモコン3とローカル集中管理
部4は、本実施例の空調ブロック6を構成する。
【0022】7は前記空調ブロック6内に空調の制御命
令を伝達する伝送変換部である。この伝送変換部7は空
調ブロック6内のローカル集中管理部4の伝達する空調
ユニット1等の運転の動作の情報を取込んで中継するも
のである。8は前記伝送変換部7の中継する空調の動作
情報を外部に伝送する外部伝送線路である。この外部伝
送線路8には他の伝送変換部が複数並列に接続されるも
のである。
【0023】9は前記外部伝送線路8を通して伝送変換
部7に空調の制御命令を送出する伝送制御部である。こ
の伝送制御部9は前記伝送変換部7に対して情報の転送
命令を出力し、ローカル集中管理部4の送出する空調ブ
ロック6の空調の運転情報を収集するものである。
【0024】10は前記伝送制御部9の収集した運転情
報を取込む空調システム管理部である。この空調システ
ム管理部10は取込んだ運転情報によって、前記空調ブ
ロック6内の空調の動作の状態を監視するものである。
また、前記空調システム管理部10は前記伝送制御部9
に必要に応じて制御命令を出力して、前記空調ブロック
6内の空調ユニット1,2或いは手元リモコン3の電源
のオン・オフ或いは空調温度の設定等の空調の動作の制
御を行わせるものである。
【0025】16は前記空調ブロック6と同様に構成さ
れた空調ユニット11,12、手元リモコン13及びロ
ーカル集中管理部14を有する他の空調ブロック、17
は前記伝送変換部7と同様に構成されて空調ブロック1
6内の空調運転の情報を取込む伝送変換部である。ま
た、前記空調ブロック6.16は各々の伝送変換部7,
17を中継点として外部伝送線路8に並列に設置され、
各々単独で空調システム管理部10において制御される
ものである。
【0026】次に、上記のように構成されたこの発明の
実施例の動作について説明する。前記空調ブロック6の
空調ユニット1が手元リモコン3の操作によって温度設
定され空調運転を開始すると、ローカル集中管理部4に
よって、前記空調ユニット1の運転の開始、状態及び設
定温度等の運転情報が取込まれる。前記ローカル集中管
理部4は前記取込んだ運転情報によって空調ユニット1
の動作を監視し、温度の異常上昇等があった場合、単独
で空調ユニット1の電源を遮断させる制御を行なう。
【0027】また、ローカル集中管理部4は制御する空
調ブロック6内の空調運転の情報を一定の周期で伝送変
換部7に送出する。前記伝送変換部7はローカル集中管
理部4からの空調運転の情報を伝送制御部9の要求によ
って外部伝送線路8を通して伝送する。また、他の空調
ブロック16内の空調運転の状態を示す情報が伝送変換
部17によって伝送される。
【0028】前記伝送制御部9は伝送変換部7,17か
らの運転情報の伝送を制御して一定の周期で順次伝送さ
せて収集する。そして、空調システム管理部10は前記
伝送制御部9の収集した運転の情報を取込んで監視し、
異常状態の情報があれば伝送制御部9を通して制御信号
を出力する。前記伝送制御部9は空調システム管理部1
0からの制御信号を入力すると運転情報の収集を一時停
止し、この制御信号を優先させて送出させる。
【0029】前記空調システム管理部10は異常状態の
情報に対し、ローカル集中管理部4に命令して異常機器
の電源の停止等の制御をさせるものである。このとき、
前記ローカル集中管理部4において異常が発生し、空調
ブロック6内の空調の制御に支障が生じ、空調運転が停
止した場合は、ローカル集中管理部4に代わって空調シ
ステム管理部10が直接、空調ブロック6内の手元リモ
コン3等の動作を制御して、空調運転を継続させるもの
である。
【0030】このように、この発明の実施例の空調管理
システムは、室内に各々配置されて空調運転を行なう複
数の空調ユニット1,2と、前記空調ユニット1,2を
遠隔操作して電源のオン/オフ或いは空調温度を設定す
る手元リモコン3を制御し、それを管理するローカル集
中管理部4を有して構成された空調ブロック6と、前記
空調ブロック6内に空調の制御命令を中継して伝達する
とともに、前記ローカル集中管理部4によって送出され
る空調ブロック6内の空調運転の情報を取込む伝送変換
部7と、前記空調ブロック6と並列に配置された他の空
調ブロック16内の空調運転の情報を取込む他の伝送変
換部17と、前記複数の伝送変換部7,17に順次空調
運転の情報を収集する要求の信号を送出すると共に、こ
の情報の収集の要求信号に優先して空調の制御信号を伝
送させる伝送制御部9と、前記伝送制御部9の収集する
複数の空調ブロック6,16の空調運転の情報を取込ん
で監視し、ローカル集中管理部4の動作異常のときはこ
れに代わって空調ブロック6内の空調ユニットを制御す
る空調システム管理部10を備えるものである。
【0031】したがって、この発明の実施例は、伝送線
路5に接続される複数の空調ユニット2,12及び手元
リモコン3,13を制御管理するローカル集中管理部4
を有した空調ブロック6,16を一つの制御単位として
独立させ、この独立させた空調ブロック6,16を複数
構成して集合させた空調ブロック群を空調システム管理
部10に群管理させたものである。そして、空調ブロッ
ク6,16側の接続装置として伝送変換部7を用意し、
空調システム管理部10側の接続装置として伝送制御部
9を配置し、空調ブロック6,16と空調システム管理
部10の情報交換を行わせるものである。
【0032】このため、伝送変換部7,17の設置数の
増減によって空調ブロック群を増減でき、また、空調ブ
ロック6内においては、任意の数量の空調ユニットを設
置できる。故に、如何なる条件の空調空間においても柔
軟に対応して快適な温度の空間に形成できる。このこと
は、空調の条件が異なった場合においても、空調システ
ム管理部10或いは伝送制御部9及び伝送変換部7また
はローカル集中管理部4を新規に設計製作する必要がな
い。このため、量生産できるため低価格となり経済的で
ある。
【0033】実施例2.次に、この発明の他の空調管理
システムについて説明する。図2はこの発明の他の一実
施例の空調管理システムの全体構成図である。なお、図
中、実施例1と同一符号及び同一記号は、実施例1の構
成部分と同一または相当部分を示すものであるから、こ
こでは、重複する説明を省略する。
【0034】図2において、18は前記手元リモコン
3,13に設けたLCD等の発光素子で構成された運転
表示部である。この運転表示部18は空調ユニット1の
電源のオン・オフ表示等の運転の状態を表示するもので
ある。19は前記ローカル集中管理部4,14に設けた
LCD等の発光素子で構成された運転表示部である。こ
の運転表示部19は前記ローカル集中管理部4,14が
管理する空調ユニット1,2及び手元リモコン3の電源
オン・オフ或いは各々設定された温度の表示等の運転の
状態を表示するものである。20は前記空調システム管
理部10に設けたLCD等の発光素子で構成された総合
の運転表示部である。この総合の運転表示部20は前記
空調ブロック6,16、伝送変換部7,17及び伝送制
御部9各々の動作の状態を総合に点灯表示するものであ
る。
【0035】21は前記空調ユニット1,2,11,1
2、手元リモコン3,13、ローカル集中管理部4,1
4、伝送変換部7,17及び伝送制御部9の各々に取付
けられた通信手段である。この通信手段21は情報を送
信する送信部と、情報を受信する受信部を有するもので
ある。また、前記通信手段21は伝送制御部8及び伝送
変換部7,17間、ローカル集中管理部4,14と空調
ユニット6,16間等の各機器の間において、運転状態
の情報の送信或いは制御信号の受信を行なうものであ
る。
【0036】22は前記通信手段21の各々に併設され
た自己診断部である。この自己診断部22は前記通信手
段21の動作に異常が発生した場合には、異常信号を出
力するものである。また、前記自己診断部22は、自己
の属する通信手段21が異常信号を受信したとき、前記
通信手段21と伝送線路5の接続を切り離すものであ
る。更に、前記自己診断部22は前記伝送線路5の切り
離し終了後、自己の属する通信手段21にチェック信号
を出力する。そして、前記通信手段21は自己の送信部
によってこのチェック信号を送出し、自己の受信部によ
って受信するものである。
【0037】次に、上記のように構成されたこの発明の
実施例2の空調管理システムの動作を、図3、図4の動
作表を用いて説明する。なお、図3、図4は実施例2の
空調管理システムの通信手段の動作を示す動作説明図で
ある。
【0038】図において、空調ブロック6内が正常に動
作しているとき、前記空調ユニット1,2及び手元リモ
コン3の各々の運転状況の情報は各々の通信手段21の
送信部によってローカル集中管理部4に送信される。前
記ローカル集中管理部4に送出された運転情報は、前記
ローカル集中管理部4、伝送変換部7の通信手段21に
よって伝送制御部9の通信手段21に受信され、空調シ
ステム管理部10に取込まれる。そして、前記空調シス
テム管理部10は取込んだ情報に応じて、各空調装置を
管理するものである。
【0039】このとき、前記空調ユニット1の通信手段
21の送信部に異常が発生すると、この通信手段21の
自己診断部22は送信部の異常信号”BD”を出力す
る。この異常信号”BD”は伝送線路5を通して、空調
ユニット2、手元リモコン3及びローカル集中管理部4
に伝達され、各々の通信手段21の受信部によって受信
されると共に、空調ユニット1の通信手段21の受信部
も同時に受信される。前記異常信号”BD”を受信した
各通信手段21は伝送線路5との接続を切り離し、自己
診断部22の送出するチェック信号を受信部において受
信するものである。
【0040】この例では、空調ユニット1の通信手段2
1の送信部の異常であるから、前記空調ユニット1の通
信手段21の送信部は自己診断部22の送出するチェッ
ク信号”CHB”を送信できない。即ち、前記通信手段
21の受信部はチェック信号”CHB”を受信しない。
このことによって、前記自己診断部22は空調ユニット
1の通信手段21の送信部の異常を診断するものであ
る。
【0041】前記各通信手段21は自己診断部22の診
断が終了すると再度伝送線路5に接続される。ローカル
集中管理部4は伝送線路5に”BD”信号が流れること
によって自己診断部22を行うと、次に、自己に属する
空調ユニット1,2及び手元リモコン3に対して各々チ
ェック信号を出力する。前記空調ユニット1の通信手段
21は前記ローカル集中管理部4のチェック信号に対し
て返答の”ACK”信号を返信しない。即ち、前記ロー
カル集中管理部4は前記空調ユニット1からの”AC
K”信号が受信できないことで、空調ユニット1の通信
手段21の送信部の異常を判断するものである。
【0042】前記ローカル集中管理部4は空調ユニット
1の通信手段21の送信部の異常を判断すると、これを
運転情報として手元リモコン3及び自己の運転表示部1
8,19に出力し、前記空調ユニット1の通信手段21
の通信部の異常を点灯表示させる。一方、前記空調ユニ
ット1の通信手段21の送信部の異常の情報は、伝送変
換部7を経由して伝送制御部9に伝達される。そして、
空調システム管理部10はこの情報を取込んで総合の運
転表示部20に、空調ユニット1の通信手段21の送信
部の異常を表示するものである。前記ローカル集中管理
部4は情報を所要箇所に送出したのち、前記空調ユニッ
ト1に送信部の切り離し命令を送出し、前記通信手段2
1の送信部を伝送線路5から切り離すものである。
【0043】また、通信手段21の受信部の異常の検出
については、前記ローカル集中管理部4において、チェ
ック信号”FD,FA,FD”が空調ユニット1,2及
び手元リモコン3に各々送出される。前記空調ユニット
1,2及び手元リモコン3の通信手段21はこのチェッ
ク信号”FD,FA,FD”に対して信号”ACK”を
返送するものである。このとき、前記空調ユニット1の
通信手段21の受信部に異常が発生していた場合は、チ
ェック信号”FD,FA,FD”を受信できないため”
ACK”を返信しない。前記ローカル集中管理部4は空
調ユニット1からの返信がないとして、空調ユニット1
の通信手段21を伝送線路5から切り離して、前記空調
ユニット1の自己診断部22によって自己診断を行わせ
る。
【0044】前記自己診断部22は送信部の異常と同様
にチェック信号”CHB”を送出して受信部に受信させ
て自己診断を行なうものである。前記自己診断部22よ
って空調ユニット1の通信手段21の受信部の異常が検
出されると、前記通信手段21は再度伝送線路5に接続
され、前記自己診断部22は通信手段21の送信部を通
して、前記ローカル集中管理部4に、空調ユニット1の
通信手段21の受信部の異常の情報を伝送する。また、
前記ローカル集中管理部4はこの情報を手元リモコン3
及び空調システム管理部10に伝送して、運転表示部1
8及び総合の運転表示部20に、空調ユニット1の通信
手段21の受信部の異常を点灯表示させると共に、自己
の運転表示部19に同時に表示させる。そして、前記空
調ユニット1の通信手段21を伝送線路5から切り離す
ものである。
【0045】このように、上記実施例2の空調管理シス
テムは、室内を設定された所要の快適温度に空調する室
内ユニット1aと室外ユニット1bからなる空調ユニッ
ト1と、前記空調ユニット1と同様に構成された空調ユ
ニット2と、前記空調ユニット1を遠隔操作する手元リ
モコン3と、前記空調ユニット1,2及び手元リモコン
3の動作の情報を取込み外部に伝達すると共に、この情
報によって、前記空調ユニット1,2及び手元リモコン
3を制御して管理するローカル集中管理部4と、前記ロ
ーカル集中管理部4の送出する情報を伝送変換部7及び
伝送制御部9を経由して取込み、取込んだ情報に対応し
て、前記空調ユニット1,2及び手元リモコン3を制御
させる制御信号をローカル集中管理部4に伝送して空調
を管理する空調システム管理部10と、前記空調ユニッ
ト1,2、手元リモコン3、伝送変換部7及び伝送制御
部9に各々設けられて、空調運転の情報等を送信する送
信部及び受信する受信部を有する通信手段21と、前記
通信手段21に併設されて、前記通信手段21の異常
時、前記通信手段21にチェック信号を送出して、自己
の受信部に受信させて取り出し、送受信の機能を自己診
断する自己診断手段である自己診断部22と、前記自己
診断部22の自己診断によって通信手段21の送信部或
いは受信部に異常が発見されたとき、異常の情報をロー
カル集中管理部4によって伝送され、前記手元リモコン
3及び自己の運転表示部18,19において、前記空調
ユニット1の通信手段21の送信部或いは受信部の異常
を点灯表示させると同時に、この情報を前記空調システ
ム管理部10に伝送して総合の運転表示部20に表示さ
せ、そして、前記ローカル集中管理部4から切離信号を
送出させて、前記空調ユニット1の通信手段21を伝送
線路5から切り離す通信切離手段を備えるものである。
【0046】したがって、上記実施例2は、各機器に配
設された通信手段21の異常を自己診断部22によって
各々検出して、異常の場合は伝送線路5からこれを切り
離すものである。このため、通信手段21の異常によっ
て取出し、送受信の機能を自己診断する自己診断手段で
ある自己診断部22と、前記自己診断部22の自己診断
によって通信手段21の送信部或いは受信部に異常が発
見されたとき、異常の情報をローカル集中管理部4によ
って伝送され、前記手元リモコン3及び自己の運転表示
部18,19において、前記空調ユニット1の通信手段
21の送信部或いは受信部の異常を点灯表示させると同
時に、この情報を前記空調システム管理部10に伝送し
て総合の運転表示部20に表示させ、そして、前記ロー
カル集中管理部4から切離信号を送出させて、前記空調
ユニット1の通信手段21を伝送線路5から切り離す通
信切離手段を備えるものである。
【0047】故に、実施例2は、各機器に配設された通
信手段21の異常を自己診断部22によって各々検出し
て、異常の場合は伝送線路5からこれを切り離すもので
あるから、通信手段21の異常によって他の通信手段に
悪影響を与え情報の伝達に混乱を与えることがない。よ
って、一つの通信手段21の異常発生によって、空調ユ
ニット1,2及び手元リモコン3の動作に影響を与え異
常制御状態に陥ることがない。このため、常に快適な空
調空間を提供できる。
【0048】また、前記通信手段21の異常を、空調ユ
ニット1の操作を行なう手元リモコン3、ローカル集中
管理部4及び空調システム管理部10に、異常の通信手
段21を有する機器と、異常の箇所の表示を行なうもの
である。したがって、故障機器及び故障箇所の発見を速
やかに行なうことができ、修理の時間が短縮できる。
【0049】実施例3.次に、実施例3の空調管理シス
テムについて説明する。図5は実施例3の空調管理シス
テムを示す全体構成図、図6は実施例3の空調管理シス
テムの通信手段の動作を示すブロック図である。なお、
図中、実施例2と同一符号及び同一記号は、実施例2の
構成部分と同一または相当部分を示すものであるから、
ここでは、重複する説明を省略し、特に相違する部分に
ついて説明する。
【0050】図5において、23は通信手段21の各々
に設けられた運転表示部である。この運転表示部23は
自己の通信手段21が異常であるとき点灯するものであ
る。図6において、24は伝送線路5と通信手段21を
整合させて情報の信号を取込む結合部、25は前記結合
部24からの信号の伝送線の接続を開閉する第1開閉
部、26は前記第1開閉部25と同様に構成されて機能
する第2開閉部である。27は前記通信手段21の送信
部である。また、前記第2開閉部26は送信部27の出
力側を開閉するものである。28は前記通信手段21の
受信部である。また、前記送信部27及び受信部28は
送信及び受信の動作の異常のときに異常信号を送出する
ものである。
【0051】29は結合部24及び第1開閉部25を介
して受信される伝送線路5の情報信号を取込むマイクロ
コンピュータである。このマイクロコンピュータ29は
前記受信部28から取込んだ情報に応じて、第1開閉部
25及び第2開閉部26の開閉動作を行ない、前記送信
部27及び受信部28の、伝送線路5に対する接続の切
り離し或いは復旧を指令するものである。また、前記マ
イクロコンピュータ29は異常信号を入力したとき、送
信部27及び受信部28の異常を診断する自己診断手段
を有するものである。更に、前記マイクロコンピュータ
29は自己診断手段によって送信部27及び受信部28
或いは両方を異常と診断したときは運転表示部23を点
灯するものである。
【0052】次に、上記のように構成された実施例3の
通信手段21の自己診断の動作について、図7のフロー
チャートを用いて説明する。図7は請求項2の発明の実
施例3の空調管理システムの通信手段の動作を示す制御
プログラムのフローチャートである。図7において、ス
テップS1で伝送線路5の情報信号を取込み、結合部2
4及び第1開閉部25を通して受信部28に受信される
情報が異常信号であるか否かを判断し、異常信号でない
ときはステップS1で待機させる。ステップS1におい
て、受信部28によって受信された情報が異常信号であ
ったとき、ステップS2で第1開閉部25をオフとし、
前記伝送線路5から通信手段21の送信部27及び受信
部28を切り離す。そして、ステップS3で、再度、異
常信号の確認を行なう。このとき、第2開閉部26はオ
ンとなっているため、受信部28は自己の送信部27の
伝送を受信する。これにより、異常信号が検出されなか
ったときは、ステップS8で所定の時間の経過後を判断
して、ステップS9において、ステップS2でオフとし
た第1開閉部25を復旧させて、伝送線路5に通信手段
21を接続する。
【0053】一方、ステップS3において、受信部28
で受信された情報が異常信号であるときは、送信部27
において送出された異常信号が第2開閉部26を通して
受信部28に入力されたものか、或いは受信部28の単
独の異常によるものであるかの何れかとなる。そこで、
ステップS4で第2開閉部26を開放する。そして、ス
テップS5で異常信号の有無を確認する。このとき、異
常信号が検出されなければ、送信部27の異常としてス
テップS7で運転表示部23に送信部27の異常を点灯
表示させる。また、異常信号が引続き検出されたとき
は、受信部28の異常として、ステップS6において、
前記運転表示部23に受信部28の異常を点灯表示させ
るものである。
【0054】このように、実施例3においては、結合部
24の整合によって伝送線路5に運転情報を送出及び情
報を受信する受信部28を有する通信手段21と、前記
通信手段21の受信部28が異常信号を受信したとき、
第1開閉部25によって前記通信手段21を伝送線路5
から切り離して異常信号の有無を確認し、異常信号の受
信が確認されないとき、自己の送信部27及び受信部2
8が異常でないと判断して、再度、前記伝送線路5に通
信手段21を接続させ、異常信号が確認されたときは、
第2開閉部26をオフとして送信部27と受信部28を
切り離して異常信号の有無を確認し、異常信号が確認さ
れないときは、送信部27の異常と判断し、異常信号が
確認されたときは受信部28の異常と判断する自己検診
手段と、前記自己検診手段の判断によって送信部27の
異常と判断されたときは、通信手段21の送信部27の
異常を点灯表示し、受信部28の異常と判断されたとき
は、受信部28の異常を点灯表示し、第1開閉部25及
び第2開閉部26をオフの状態にして、伝送線路5から
通信手段21を切り離す通信切離手段を備えるものであ
る。
【0055】したがって、上記実施例3は、異常信号が
受信された場合、通信手段21に対して自己診断を行っ
た結果、自己の送信部27及び受信部28の異常でない
ときは伝送線路5に通信手段21を接続して通信を継続
し、前記通信手段21の異常と診断されたときは、伝送
線路5から切り離した状態にする。そして、前記通信手
段21の送信部27或いは受信部28或いは両方の異常
の表示を通信手段21に各々設けた運転表示部23に表
示する。このため、上記実施例2と同様の効果を有す
る。
【0056】実施例4.次に、実施例4の空調管理シス
テムについて説明する。図8は実施例4の空調管理シス
テムを示す基本構成図である。なお、図中、実施例2と
同一符号及び同一記号は、実施例2の構成部分と同一ま
たは相当部分を示すものであるから、ここでは、重複す
る説明を省略する。
【0057】図8において、30はローカル集中管理部
4に配設された登録設定手段、50は伝送制御部9内に
設けられた伝送制御手段、60は前記空調システム管理
部10に設けられたシステム管理手段である。次に、上
記空調管理システムの登録設定手段30について説明す
る。図9は実施例4の空調管理システムの登録設定手段
を示す基本構成図、図10は実施例4の空調管理システ
ムの登録設定手段の記憶装置のデータテーブルである。
【0058】図9において、31は中央演算装置である
マイクロコンピュータのCPU、32は前記CPU31
が演算を行って空調装置を制御する制御プログラムが格
納されているROM、33は前記CPU31の演算の結
果或いは空調装置の情報を一時格納するRAM、34は
前記CPU31の演算の結果の新情報を格納する不揮発
性のEAROM、35はタイマ36のタイマ情報によっ
て情報交換の順位を制御する割込みコントローラ、37
は伝送線路5に接続された通信手段21の情報信号を、
前記CPU31及び割込みコントローラ37に出力する
通信コントローラである。そして、前記CPU31とR
OM32とRAM33とEAROM34と割込みコント
ローラ35とタイマ36と通信コントローラ37は、空
調ブロック内の空調ユニット1等の空調装置を制御する
ローカル制御部38を構成する。39は前記ローカル制
御部38のCPU31に対する入力信号の変換回路であ
る入力処理回路、40は前記CPU31の制御命令を実
行可能な制御信号に変換して出力する出力処理回路であ
る。
【0059】41は前記ローカル制御部38において管
理する空調ブロックを選定し、番号で表示させる管理ブ
ロック設定釦、42は前記管理ブロック設定釦41にお
いて選定した空調ブロック内の空調ユニットを選定し、
番号で表示させる管理ユニット設定釦である。43は前
記管理ブロック設定釦41で設定した空調ブロックを点
灯表示するLCD等で構成されたブロック番号表示部、
44は前記管理ユニット設定釦42で設定した空調ユニ
ットを点灯表示するLCD等で構成されたユニット番号
表示部である。45は前記ローカル制御部38において
管理する空調ユニットの新規の登録或いは削除等を行な
う登録釦、46はモニタの動作を行わせるモニタ釦であ
る。そして、前記管理ブロック編入釦41と管理ユニッ
ト設定釦42とブロック番号表示部43とユニット番号
表示部44と編入釦45とモニタ釦46は登録操作部4
7を構成する。そして、前記ローカル制御部38と登録
操作部47は登録設定手段30を構成する。この登録設
定手段30は伝送線路5,15に増設される空調ユニッ
トを、ローカル集中管理部4,14に登録するものであ
る。また、前記登録設定手段30は登録した空調ユニッ
トの増加の情報を伝送変換部7に伝達するものである。
【0060】図10は、前記登録設定手段30のローカ
ル制御部38のRAM33及びEAROM34の所定の
番地に格納された空調ユニット各々が属する空調ブロッ
ク番号を示すデータテーブルである。次に、上記のよう
に構成された登録設定手段30の動作について、図11
に示すフローチャートを用いて説明する。図11は実施
例4の空調管理システムの登録設定手段の制御プログラ
ムのフローチャートである。
【0061】図11のフローチャートにおいて、ステッ
プS11で登録操作部47のモニタ釦46が押され(オ
ンされ)てモニタ要求があるか否かを判断し、モニタの
要求があればステップS12で、図9に示されるEAR
OM34内のデータテーブルにおいて、管理ユニット設
定釦42によって現在選定されている空調ユニットの番
地、例えば、空調ユニット”No.1”の”n2”番地
に登録されているブロック番号”1”を取出し、ブロッ
ク番号表示部43にモニタ表示させる。そして、ステッ
プS13で管理ブロック設定釦41からの選定入力の有
無を判断し、選定入力があればステップS14に進ん
で、選定入力が一つある毎に、ブロック番号表示部43
の表示する数字を一つ変更する。ステップS15で管理
ユニット設定釦42からの設定入力の有無を確認し、設
定入力があればステップS16で選定入力一つ毎にEA
ROM34内のアドレスを一つ変更、例えば、空調ユニ
ット”No.1”の”n2”番地から一つ”n2+1”
番地に変更すると共に、この番地の空調ユニットの番号
をユニット番号表示部44に表示させる。ステップS1
7で編入釦45の入力の有無を確認し、入力(オン)が
あれば、前記ステップS16において表示されているE
AROM34の番地”n2+1”に、ステップS14で
選定して表示させた数字をステップS18でブロック番
号として格納する。そして、ステップS19において、
前記EAROM34のデータテーブルを情報として伝送
変換部7,17、伝送制御部9及び空調システム管理部
10に伝送する。
【0062】次に、実施例4の空調管理システムの伝送
制御手段50について説明する。前記伝送制御手段50
は情報制御手段30のローカル制御部38と同様に構成
された制御部(図示しない)を有するものである。図1
2は実施例4の空調管理システムの伝送制御手段の動作
を示す動作図、図13は実施例4の空調管理システムの
伝送制御手段に記憶されているデータテーブルである。
【0063】図12において、空調システム管理部10
及び空調ブロック6,16内の空調装置が運転を開始す
るとき、例えば、試運転において、伝送制御部9に設け
られた伝送制御手段50は外部伝送線路8を通して、予
め設定された数の既設及び未設の伝送変換部7,17に
対して問合わせ信号を順次出力する。この例において
は、仮に、既設の伝送変換部7,17は”No.
1”、”No.2”及び”No.4であり、未設の伝送
変換部は”No.X”、また、”No.3”は稼働を休
止している既設の伝送変換部である。前記伝送制御部9
の問合わせ信号に対して各伝送変換部”No.1”、”
No.2”及び”No.4”は信号を返送する。伝送制
御手段50はこの返信を取込んで、図13に示すよう
に、伝送制御手段50のRAMに、問合わせに対する返
送の有無をアドレス”n1”から順次格納し、返送があ
れば”1”なければ”0”として伝送変換部の有無を登
録するものである。そして、通常運転時において、前
記”1”と登録した伝送変換部に対して、順次モニタの
要求信号を出力してモニタ情報を収集し、これを空調シ
ステム管理部10に送出する。
【0064】また、前記空調システム管理部10から、
この例では”No.4”の伝送変換部に対して制御信号
が出力されたときは、前記伝送制御手段50の制御部の
割込みコントローラによって前記伝送制御部9が行なう
モニタの要求信号を一時停止させ、前記空調システム管
理部10の制御信号を優先して伝送変換部”No.4”
に伝送する。更に、伝送制御手段50は、休止中及び未
設の伝送変換部”No.3”、”No.X”に対して定
期的に問合わせ信号を出力して稼働の有無を確認する。
前記休止中の伝送変換部”No.3”が稼働を開始した
とき、或いは未設の伝送変換部”No.X”が増設され
た場合はその返信によって、予め用意されているRAM
のメモリ領域のデータを、例えば、伝送変換部”No.
3”の場合はアドレス”n1+2”内のデータ”0”
を”1”に登録変更するものである。そして、この変更
されたデータに応じて、各”1”の伝送変換部に対して
モニタ要求信号を送出してモニタ情報を収集するもので
ある。
【0065】次に、実施例4の空調管理システムのシス
テム管理手段60について説明する。図14は実施例4
の空調管理システムのシステム管理手段を示す基本構成
図である。図14において、51はマイクロコンピュー
タの中央演算回路としてのCPU、52は前記CPU5
1が演算する空調管理の制御プログラムが格納されてい
るROM、53は前記CPU51が行った演算の結果を
一時格納するRAM、54はキーボード62の出力をC
PU51に入力可能な情報に変換するキーボードコント
ローラ、55,56は前記ローカル制御部38の割込み
コントローラ35、タイマ36と同構成の割込みコント
ローラ及びタイマ、57は前記CPU51の命令によっ
て外部記憶装置61を制御するディスクコントローラ、
58はCRTコントローラで、ビデオRAM59に格納
されている画面形成情報を実行可能な表示信号に変換し
て出力し、前記CPU51のからのモニタ情報に従って
CRT63に空調の運転状態をモニタ表示させるもので
ある。そして、前記CPU51とROM52とRAM5
3とキーボードコントローラ54と割込みコントローラ
55とタイマ56とディスクコントローラ57とCRT
コントローラ58とビデオRAM59は、空調システム
管理部10に設けられたシステム管理手段60を構成す
る。このシステム管理手段60は前記伝送制御部9に管
理の信号を送出して、ローカル集中管理部4,14、各
空調ユニット及び手元リモコンを管理制御するものであ
る。また、前記空調システム管理部10は前記登録設定
手段30及び伝送制御手段50の存在の確認の情報によ
って、自己が保有している管理データを変更するもので
ある。更に、前記空調システム管理手段60は伝送制御
手段50の収集するモニタ情報を取込んでモニタ表示さ
せるものである。
【0066】次に、上記のように構成された実施例4の
空調管理システムのシステム管理手段の動作について説
明する。伝送制御部9のモニタ情報の要求信号によっ
て、伝送制御部9に収集されたモニタ情報は、空調シス
テム管理部10に取込まれる。システム管理手段60は
取込んだモニタ情報をROM52に格納されている制御
プログラムに従ってCPU51で演算させ、モニタ信号
としてCRTコントローラ58に伝達する。前記CRT
コントローラ58は前記ビデオ信号とビデオRAM59
の出力を取込んでビデオ画面を形成する表示信号をCR
T63に出力してモニタ表示させるものである。
【0067】一方、登録設定手段30によってデータテ
ーブルの情報信号が入力されたとき、或いは、伝送制御
手段50のデータテーブルに変更があったとき、システ
ム管理手段60のCPU51はRAM53内のデータテ
ーブルを書き換えさせると共に、ディスクコントローラ
57に外部記憶装置61を動作させる命令と、前記デー
タテーブルの情報を送出し、外部記憶装置61に記憶さ
れている、図9及び図12に示すようなデータテーブル
を書き換えさせるものである。次に、実施例4の空調シ
ステムの分離制御手段について説明する。
【0068】図15は実施例4の空調システムの分離制
御手段を示す基本構成図である。なお、図中、実施例2
と同一符号及び同一記号は、実施例2の構成部分と同一
または相当部分を示すものであるから、その説明を省略
する。図15において、10は空調システム管理部であ
る。この空調システム管理部10は空調ブロック6,1
6の手元リモコン3,13にリモコン制御信号を出力
し、前記手元リモコン3,13の動作を制御するもので
ある。64は伝送制御部9に設けられたリモコン指令部
である。このリモコン指令部64は、空調システム管理
部10からのリモコン制御信号が伝達されないとき動作
して、前記手元リモコン3,13にリモコン制御信号を
出力するものである。65は伝送変換部7,17に各々
設けられたリモコン指令部である。このリモコン指令部
65は前記伝送制御部9のリモコン指令部64からのリ
モコン制御信号か伝達されないとき、動作してリモコン
制御信号を出力するものである。そして、前記リモコン
指令部64,65は、制御命令の伝送に異常が発生した
とき、前記空調システム管理部10或いは伝送制御部9
に代わって、手元リモコン3,13を動作させる分離制
御手段を構成する。
【0069】次に、上記のように構成された実施例4の
空調管理システムの分離制御手段の動作について説明す
る。空調システム管理部10からの制御信号によって、
各空調ブロック内の空調ユニットが動作して室内を空調
しているとき、空調システム管理部10と伝送制御部9
間の伝送路の異常等によって、リモコン制御信号の送出
が停止されると、手元リモコン3,13の空調ユニット
1,2の運転の操作が異常となる。このとき、前記伝送
制御部9のリモコン指令部64は空調システム管理部1
0からのリモコン制御信号の入力異常を検出することに
よって動作し、リモコン動作信号を出力する。これによ
って、手元リモコン3,13を動作させ各空調ユニット
の空調運転を続行させる。また、同様に、伝送制御部9
と伝送変換部7,17の伝送に異常が発生したときに
は、伝送変換部7,17に設けられているリモコン指令
部64からリモコン動作信号を送出して各空調ユニット
の運転を継続させるものである。
【0070】このように、上記実施例4の空調管理シス
テムにおいては、各室内に配置されて空調する空調装置
である空調ユニット1,2と、前記空調ユニット1を遠
隔操作する手元リモコン3の動作を制御し管理するロー
カル集中管理部4と、前記ローカル集中管理部4の送出
する情報を取込み、空調ユニット1,2の動作情報を中
継する伝送変換部7と、前記伝送変換部7の中継する動
作情報を収集管理する伝送制御部9と、前記伝送制御部
9の収集する動作情報を取込んで、前記ローカル集中管
理部4、空調ユニット1,2及び手元リモコン3を制御
して空調の動作を各々管理する空調システム管理部10
と、登録操作部47の操作によって、ローカル制御部3
8のRAM33に記憶されている空調装置の所属する空
調ブロックの番号の変更を行なうことによって、増設或
いは休止した空調ユニットの登録変更を行ない、この登
録変更した情報を伝送変換部7に転送経由させ、前記伝
送変換部7,17、伝送制御部9及び空調システム管理
部10の各々記憶する空調装置の情報を変更させる登録
設定手段30と、外部伝送線路8に伝送変換部の有無を
確認するに問合わせ信号を伝送し、その返信によって実
際に取付けられて稼働する伝送変換部7,17を登録記
憶し、この登録した伝送変換部7,17にモニタ要求信
号を一定の周期を有して送出しモニタ情報を収集すると
共に、前記空調システム管理部10から制御信号が出力
されたとき、前記モニタ要求信号を一時停止して制御信
号を優先して伝送させ、更に、定期的に未設の伝送変換
部に対して問合わせ信号を送出して存在の有無を確認
し、増設等があった場合は自己の記憶を書き換えて追加
し、その後増設の伝送変換部に対してもモニタ要求の信
号を出力してモニタ情報を伝送させる伝送制御手段50
と、前記伝送制御手段50に収集されるモニタ情報を取
込んでCRT63に空調の動作状態を監視する監視画面
を形成すると共に、前記登録設定手段30と伝送制御手
段50の登録変更の情報を取込んで、自己の管理データ
の記憶と外部記憶装置61の記録を変更して新設された
空調ユニット或いは伝送変換部の管理数を自動的に追加
するシステム管理手段60と、伝送制御部9に設けたリ
モコン指令部64によって、空調システム管理部10か
らの制御信号であるリモコン制御信号の入力異常を検知
したとき、リモコン制御信号を出力し、また、伝送変換
部7,17に各々リモコン指令部65を設け、前記空調
システム管理部10或いは伝送制御部9のリモコン指令
部64からのリモコン制御信号の伝送異常を検出したと
き、前記手元リモコン3,13にリモコン動作信号を出
力して動作させる分離制御手段を備えるものである。
【0071】したがって、実施例4は、ローカル集中管
理部4に設置された登録設定手段30によって、空調ブ
ロック6,16内の空調ユニット1,2の空調装置の数
量に変更があったときは、前記ローカル集中管理部4の
記憶する空調ユニットの数の登録を変更すると共に、変
更した情報を伝送変換部7、伝送制御部9及び空調シス
テム管理部10に転送して、各々記憶している管理デー
タを変更させ、伝送制御手段50は、実際に存在し稼働
する伝送変換部7,17を確認して登録し、登録した伝
送変換部7,17に対してモニタ情報の送出の要求を行
ない、所定の周期で未設或いは休止している伝送変換部
の存在及び稼働の確認を行なうものである。このため、
前記空調ブロック6内の稼働する空調ユニットの増設或
いは休止等に簡単に対応できる。
【0072】故に、最初の管理データと実際の運転情報
の不適合によって存在しない空調ユニットに対してモニ
タの要求信号を出力する等の空調の管理に混乱を発生さ
せることがない。このため、空調装置の保守及び管理能
力の柔軟性が向上する。また、管理する空調装置に変更
があった場合においても、ローカル集中管理部4或いは
空調システム管理部10の各管理部ごとに管理データの
書き換え等の変更作業を行なう必要がなく経済的であ
る。そして、分離制御手段においては、空調システム管
理部10と伝送制御部9間の接続異常によって、制御信
号が各伝送変換部7,17に伝送されないとき、伝送制
御部9によって、各空調ユニットを動作させて空調を継
続させる。更に、前記伝送制御部9と伝送変換部7,1
7間の接続異常等によって制御信号が伝達されないと
き、前記伝送変換部7,17によって空調ユニットを動
作させて空調を継続させる。このため、空調システムの
一部分に異常が発生しても、空調システム全体を停止さ
せることがない。よって、空調システムの信頼性が高く
なる。
【0073】実施例5.次に、実施例5の空調管理シス
テムについて説明する。図16は実施例5の空調管理シ
ステムの全体構成図である。なお、図中、上記各実施例
と同一符号及び同一記号は、上記各実施例の構成部分と
同一または相当部分を示すものであるから、重複する説
明を省略する。図16において、91は空調ブロック6
の各室内ユニット1a,2a及び室外ユニット1b,2
bの電力源、92は空調ブロック16の各室内ユニット
11a,12a及び室外ユニット11b,12bの電力
源である。93及び94は各空調ブロック6,16に配
設された電力計、95及び96は各電力計93,94を
各伝送線路5,15に接続し、各電力計93,94の電
力量出力値を各伝送線路5,15の伝送方式に伝送変換
する電力インターフェイス、97及び98は各電力源9
1,92から各空調ユニット1,2,11,12に電力
を供給する電力線である。そして、この実施例では、ロ
ーカル集中管理部4,14に運転時間算出手段、及び不
揮発性メモリであるEAROM34からなる運転時間記
憶手段が各々内蔵されている。
【0074】ここで、この実施例の空調管理システムの
ローカル集中管理部の基本構成と、運転時間記憶手段内
の記憶データテーブルについて説明する。図9は実施例
5の空調管理システムのローカル集中管理部を示す基本
構成図、図10は実施例5の空調管理システムの運転時
間記憶手段内の記憶データテーブルを示す説明図であ
る。なお、この図9及び図10は、上記実施例4で述べ
た図9及び図10の説明内容と略同様なので各構成要素
についての説明は、ここでは省略する。また、この記憶
データテーブルは制御対象を示していると同時に、課金
対象となるテナントの毎の組合せ情報が基本データとし
て参照される。そして、この運転時間記憶手段内の記憶
データテーブルには、例えば、図16のように、各室外
ユニット1b,2b,11b,12bのコンプレッサの
駆動時間、及び各室内ユニット1a,2a,11a,1
2aの各室内ファンの駆動時間の積算カウント時間が各
々記憶される。図17は実施例5の空調管理システムの
運転時間記憶手段内の各空調ユニット別の積算値記憶テ
ーブルを示す説明図である。
【0075】次に、実施例5の空調管理システムの運転
時間カウント積算動作及び記憶データ書込動作につい
て、図18のフローチャートを用いて説明する。図18
は実施例5の空調管理システムの運転時間カウント積算
動作及び記憶データ書込動作を示すフローチャートであ
る。即ち、この図18は、前記図9のローカル集中管理
部4,14内のローカル制御部38に内蔵されている運
転時間積算手段による運転時間カウント積算動作と、不
揮発性メモリのEAROM34からなる運転時間記憶手
段によるデータ格納動作の流れを示している。なお、こ
の運転時間カウント積算動作及び記憶データ書込動作の
一連のルーチンは、一定周期のタイマ割込処理によって
起動されるプログラムであり、この呼出し周期で最小積
算時間単位が決定される。
【0076】まず、このルーチンが呼出されると、ステ
ップS21で、手元リモコン3,13または空調システ
ム管理部10からの指令により実行されている対象ユニ
ットの運転状態を判断する。運転指令が有りの場合は、
ステップS22でRAM33内に格納されている室内フ
ァンのカウント値を”+1”インクリメントする。引続
き、ステップS23でサーモ指令が有りか否かを判断
し、サーモ指令が有り、実際に、コンプレッサを運転し
ている場合には、ステップS24で対象コンプレッサの
カウンタ値を”+1”インクリメントし、ステップS2
5に進む。一方、ステップS21で運転指令がない場
合、及びステップS23でサーモ指令がない場合は、共
に各々のカウント値を”+1”することなく、そのま
ま、ステップS25に進む。そして、ステップS25で
は、このルーチンが呼び出された回数から設定時間を越
えたか否かが判断される。例えば、30回呼出されると
30分経過しているという具合に、ルーチンが呼び出さ
れた回数から設定時間を越えたか否かを判断することが
できる。設定時間を越えている場合には、ステップS2
6で前記RAM33内に格納されているコンプレッサの
駆動時間値と、室内ファンの駆動時間値を図17の積算
値格納テーブルに従って、該当月日のEAROM34内
に格納する。したがって、このルーチンでは、設定時間
を越える度に、EAROM34内に格納されることによ
り、記憶データの書込が行われる。
【0077】続いて、この実施例の空調管理システムの
空調ユニットの運転時間積算値及び電力値を伝送収集す
る動作について説明する。図19は実施例5の空調管理
システムの空調ユニットの運転時間積算値及び電力値を
伝送収集する動作を示す動作図である。即ち、この図は
空調システム管理部10により各空調ブロック6,16
の空調ユニット1,2,11,12のコンプレッサ時間
値、室内ファン時間値、及び電力値を各々伝送収集する
シーケンス動作を示している。空調システム管理部10
は、内蔵するクロックにより一日につき最低一回は定め
られた積算時間及び電力値の収集を実行する。例えば、
空調システム管理部10から空調ブロック6に対してX
月X日のコンプレッサ時間値要求を伝送して要求の指令
を発する。この指令を受け、空調ブロック6内では、ロ
ーカル集中管理部4内のEAROM34に格納されてい
る該当日の全空調ユニットのコンプレッサ時間値が返送
される。同様の動作で、空調システム管理部10はX月
X日の室内ファン時間値を収集し、電力インターフェイ
ス95による伝送変換を介して電力量値も収集される。
そして、この動作が繰返されることにより、全空調ブロ
ック6,16の各空調ユニット1,2,11,12のコ
ンプレッサ時間値、室内ファン時間値、及び電力値が各
々収集される。この収集された各データと、前記ローカ
ル集中管理部4の登録設定手段30により入力されEA
ROM34内に格納されているグルーピングデータとか
ら、各空調ユニット1の使用電力量がグループ別に算出
される。また、図19の(X+1)日で示されているよ
うに、空調システム管理部10と各空調ブロック6,1
6とを結ぶ伝送手段に何らかの異常が発生した場合に
も、各空調ブロック6,16内の積算時間保管機能は正
常に作動しているため、翌(X+2)日に伝送異常が復
旧されることにより、前日の(X+1)日と当日の(X
+2)日の両日の該当データが収集され、各空調ユニッ
ト1の使用電力量がグループ別に算出される。なお、各
空調ブロック6,16内のローカル集中管理部4,14
に異常発生が起きた場合には、異常発生時刻から復旧時
刻までの時間積算は不可能であるが、該当空調ブロック
6,16のみの機能停止で済むから、全システムの積算
時間機能には影響を及ぼさない。また、異常発生前及び
復旧後のデータはEAROM34内に保管されているの
で、異常発生期間中の影響も正常動作時に波及すること
がない。このように、上記実施例5の空調管理システム
においては、各室内に配置されて空調する空調装置であ
るから空調ユニット1,2と、前記空調ユニット1,2
を遠隔操作する手元リモコン3の動作を制御し管理する
ローカル集中管理部4と、前記空調ユニット1,2の使
用電力量を計測する電力計93と、前記ローカル集中管
理部4の送出する情報を取込み、空調ユニット1,2の
動作情報を中継する伝送変換部7と、前記伝送変換部7
の中継する動作情報を収集管理する伝送制御部9と、前
記伝送制御部9の収集する動作情報を取込んで、前記ロ
ーカル集中管理部4、空調ユニット1,2及び手元リモ
コン3を制御して空調の動作を各々管理する空調システ
ム管理部10とを有しており、更に、前記ローカル集中
管理部4内のローカル制御部38に内蔵されている運転
時間算出手段によって、前記空調ユニット1の運転時間
をカウントし、その積算運転時間を算出するとともに、
不揮発性メモリのEAROM34からなる運転時間記憶
手段によって、前記積算運転時間をデータとして格納
し、そして、空調システム管理部10内の使用電力量グ
ループ別算出手段によって、図19に示した如く、前記
EAROM34に格納されている積算運転時間及び前記
電力計93から伝送される電力値から総電力量を収集
し、各空調ユニット1,2の使用電力量をグループ別に
算出する。
【0078】したがって、実施例5では、各空調ブロッ
ク6,16に積算運転時間算出手段及び電力計93,9
4を配し、空調システム管理部10による運転データ及
び使用電力量の一括収集ができ、空調ブロック6,16
内の各空調ユニット1,2の使用電力がグループ毎に算
出できるから、空調ユニットを多数配設した大規模シス
テムにしても、従来のように演算制御部86を巨大化す
る必要がなく、空調管理システムの規模に応じて空調電
力量の算出が安価に管理できる。また、各データの伝送
は専用の収集伝送方式を採用することなく、空調システ
ム管理部10が基本構成として備えている各空調ユニッ
ト1の発停指令、発停モニタ等の制御情報と同一の伝送
方式を利用して実現できるため、システムの簡略化及び
低コスト化を促進できる。しかも、この積算運転時間は
EAROM34に格納され、異常発生前及び復旧後のデ
ータがEAROM34内に保管されるので、空調システ
ム管理部10と各空調ブロック6,16とを結ぶ伝送手
段に何らかの異常が発生した場合にも、各グループの使
用電力量の算出ができ、各空調ブロック6,16内のロ
ーカル集中管理部4,14に異常が発生した場合にも、
該当空調ブロック6,16のみの機能停止で済み、全シ
ステムの積算時間機能には影響が及ぶことがなく、異常
発生期間中の影響も正常動作時に波及することがない。
【0079】故に、空調電力量の算出が安価に管理で
き、異常発生時においても、部分的な異常で済み、全空
調ユニットの電力量の算出に影響が及ぶことがなく、信
頼性の高い空調管理システムとなる。ところで、上記実
施例5では、積算運転時間を一日単位で格納し、日報デ
ータとして管理するものについて説明をしたが、必ずし
もこの単位で管理する必要はなく、これ以外の単位であ
ってもよい。また、上記実施例5では、使用電力量をグ
ループ別に算出できるものについて説明をしたが、これ
を更に発展させて、空調ユニットの組合せ毎に使用料金
の課金ができるように構成することも可能である。更
に、上記請求項4の発明の実施例では、積算運転時間算
出手段を空調ブロック6のローカル集中管理部4に内蔵
する空調管理システムについて説明をしたが、この積算
運転時間算出手段を伝送変換部7に内蔵するように構成
しても構わない。
【0080】このように、実施例1の空調管理システム
は、室内を空調する複数の空調ユニットと、前記空調ユ
ニットを遠隔操作する手元リモコンと、前記空調ユニッ
ト及び手元リモコンの集中制御及び監視を行なうローカ
ル集中管理部とで構成した空調ブロックと、空調ブロッ
ク内伝送路としての伝送線路を介して前記空調ブロック
内に空調ユニットの制御命令を伝達し、空調ブロック外
伝送路としての外部伝送線路との間の情報とのやり取り
を行なう伝送変換部と、前記伝送変換部に空調ユニット
の制御命令を送出し、空調ユニットの運転情報を収集す
る伝送制御部と、前記伝送制御部の収集する空調ユニッ
トの運転情報を取込んで空調システム全体の動作を管理
する空調システム管理部からなるものである。
【0081】したがって、伝送変換部の設置数の増減に
よって空調ブロック群を増減でき、また、空調ブロック
内においては、任意の数量の空調ユニットを設置でき
る。故に、空調ユニットの条件が異なった場合において
も、空調システム管理部或いは伝送制御部及び伝送変換
部またはローカル集中管理部を新規に設計する必要がな
いため、システム全体の構成が低価格となり経済的であ
る。実施例2の空調管理システムは、室内を空調する複
数の空調ユニットと、前記空調ユニットを遠隔操作する
手元リモコン部と、前記空調ユニット及び手元リモコン
の集中制御及び監視を行なうローカル集中管理部とで構
成した空調ブロックと、前記ローカル集中管理部に空調
の制御命令を伝達し、空調運転の情報を取込む伝送変換
部と、前記伝送変換部に空調の制御命令を送出し、空調
運転の情報を収集する伝送制御部と、前記伝送制御部の
収集する空調運転の情報を取込んで空調全体の動作を管
理する空調システム管理部と、前記空調ブロックの各機
器及び伝送制御部に設けられ情報を送受信する通信手段
と、前記通信手段が属する機器の異常を検出する自己診
断手段と、自己の属する通信手段が前記自己診断手段か
ら異常を受信したとき、その異常を表示すると共に前記
通信手段が属する機器を切離す通信切離手段とからなる
ものである。
【0082】したがって、空調ブロックの各機器及び伝
送制御部に設けられ情報を送受信する通信手段を具備す
る空調ブロックの各機器または伝送制御部を自己診断に
よって切り離すものである。このため、通信の異常によ
って他の通信に悪影響を与え情報伝達に混乱を与えるこ
とがない。また、通信手段の異常箇所の表示を行うため
故障箇所の発見を速やかに行なうことができ、サービス
に要する時間が短縮でき経済的である。
【0083】実施例4の空調管理システムは、室内を空
調する複数の空調ユニットと、前記空調ユニットを遠隔
操作する手元リモコン部と、それらを管理するローカル
集中管理部と、前記ローカル集中管理部に空調の制御命
令を伝達し、空調の運転の情報を取込む伝送変換部と、
前記伝送変換部の有無を検出して登録し、空調の運転の
情報を収集する伝送制御手段と、前記空調ユニット及び
手元リモコン部の増減の情報を登録し伝送する登録設定
手段と、前記登録設定手段の伝送する情報を取込んで空
調の管理情報を変更するシステム管理手段と、前記手元
リモコンの動作を複数箇所から制御する分離制御手段か
らなる。したがって、伝送制御手段は伝送変換部の存在
の有無の確認によって、伝送変換部の増減、即ち、空調
ブロックの増減に対応して、増設されたときは、増設の
伝送変換部から運転情報を収集できる。そして、登録設
定手段は増設の空調ユニットの登録を簡単に行なうこと
ができる。このため、空調空間の条件が変更していても
空調システム管理の管理情報を書き換える作業が省略で
き経済的である。また、分離制御手段は他の複数の箇所
から空調ユニットを操作できるため、空調システムの一
部分に異常が発生しても、空調システム全体を停止させ
ることがなく、空調システムの信頼性を高くし、かつ、
サービスを向上させることができる。
【0084】実施例5の空調管理システムは、室内を空
調する複数の空調ユニットと、前記空調ユニットを遠隔
操作する手元リモコン部と、前記空調ユニット及び手元
リモコンの集中制御及び監視を行なうローカル集中管理
部と、前記空調ユニットの使用電力量を計測する電力計
とで構成した空調ブロックと、前記ローカル集中管理部
に空調の制御命令を伝達し、空調運転の情報を取込む伝
送変換部と、前記伝送変換部に空調の制御命令を送出
し、空調運転の情報を収集する伝送制御部と、前記伝送
制御部の収集する空調運転の情報を取込んで空調全体の
動作を管理する空調システム管理部と、前記空調ブロッ
ク内の空調ユニットの運転時間をカウントし、その積算
運転時間を算出する運転時間算出手段と、前記積算運転
時間を記憶する運転時間記憶手段と、前記積算運転時間
及び前記電力計から伝送される電力値から総電力量を収
集し、前記各空調ユニットの使用電力量をグループ別に
算出する使用電力量グループ別算出手段とからなるもの
である。したがって、空調システム管理部により空調ユ
ニットの運転データ及び使用電力量の一括収集ができ、
空調ブロック内の空調ユニットの使用電力をグループ毎
に算出することができる。このため、空調管理システム
の規模に応じて、低コストで使用電力量のグループ別の
算出が実現できる。また、各データの収集伝送は、空調
システム管理部が基本構成として備えている各制御情報
の伝送方式を利用してできるため、システムの簡略化及
び低コスト化を促進できる。しかも、この積算運転時間
は運転時間記憶手段に格納され保管されるから、異常発
生時においても、全空調ユニットの電力量の算出に影響
が及ぶことがなく信頼性が向上する。
【0085】
【発明の効果】以上のように本発明は、多段の階層に複
数の制御機器を設け個別の被制御機器の状態を複数の階
層の双方に表示して、個別の被制御機器の操作を複数の
階層の双方から行えるようにしたので、別の階層から同
一の操作が可能であり、例えば空調管理システムの場合
は、エアコン利用者が手元リモコンで自由に操作が行
え、管理者は集中制御室での中央制御が可能になるとい
った使い勝手のよい管理が可能になるという効果が得ら
れる。また、この発明はひとつの制御機器から伝送信号
を送信して他の制御機器の状態を階層相互に確認するよ
うにしたものであるから、例えシステム内で異常が発生
しても簡単に異常箇所を見分けられるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の空調管理システムの全体構
成図である。
【図2】この発明の実施例の空調管理システムの全体構
成図である。
【図3】この発明の実施例の空調管理システムの通信手
段の動作を示す動作説明図である。
【図4】この発明の実施例の空調管理システムの通信手
段の動作を示す動作説明図である。
【図5】この発明の実施例の空調管理システムの全体構
成図である。
【図6】この発明の実施例の空調管理システムの通信手
段の動作を示すブロック図である。
【図7】この発明の実施例の空調管理システムの通信手
段の動作を示す制御プログラムのフローチャートであ
る。
【図8】この発明の実施例の空調管理システムの全体構
成図である。
【図9】この発明の実施例の空調管理システムの登録設
定手段及び空調管理システムのローカル集中管理部を示
す基本構成図である。
【図10】この発明の実施例の空調管理システムの登録
設定手段の記憶装置のデータテーブル及び空調管理シス
テムの運転時間記憶手段内の記憶データテーブルを示す
説明図である。
【図11】この発明の実施例の空調管理システムの登録
設定手段の制御プログラムのフローチャートである。
【図12】この発明の実施例の空調管理システムの伝送
制御手段の動作を示す動作図である。
【図13】この発明の実施例の空調管理システムの伝送
制御手段に記憶されているデータテーブルの説明図であ
る。
【図14】この発明の実施例の空調管理システム装置の
システム管理手段を示す基本構成図である。
【図15】この発明の実施例の空調管理システムの全体
構成図である。
【図16】この発明の実施例の空調管理システムの全体
構成図である。
【図17】この発明の実施例の空調管理システムの運転
時間記憶手段内の各空調ユニット別の積算値記憶テーブ
ルを示す説明図である。
【図18】この発明の実施例の空調管理システムの運転
時間カウント積算動作及び記憶データ書込動作を示すフ
ローチャートである。
【図19】この発明の実施例の空調管理システムの空調
ユニットの運転時間積算値及び電力値を伝送収集する動
作を示す動作図である。
【図20】従来の空調装置の運転制御システムを示す全
体構成図である。
【図21】従来の空調装置の運転スケジュール設定部の
動作を示すブロック図である。
【図22】従来の空調システムを示す概略構成図であ
る。
【符号の説明】 1a,2a,11a,12a 室内ユニット 1b,2b,11b,12b 室外ユニット 1,2,11,12 空調ユニット 3,13 手元リモコン 4,14 ローカル集中管理部 5,15 伝送線路(空調ブロック内伝送路) 6,16 空調ブロック 7.17 伝送変換部 8,18 外部伝送線路(空調ブロック外伝送路) 9 伝送制御部 10 空調システム管理部 21 通信手段 22 自己判断手段 25 第1開閉部(通信切離手段) 26 第2開閉部(通信切離手段) 30 登録設定手段 50 伝送制御手段 60 システム管理手段 93,94 電力計 95,96 電力インターフェイス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 康夫 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機株式 会社静岡製作所内 (72)発明者 杉田 勝 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機エン ジニアリング株式会社名古屋事業所静岡支 所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被制御機器を個別に制御する第一の制御
    装置と、前記被制御機器および前記第一の制御装置の複
    数と接続され、階層配置された第二の制御装置と、前記
    第一の制御装置および前記第二の制御装置に設けられ前
    記個別の被制御機器の状態を複数の階層の双方に表示す
    る表示手段と、を備え、前記個別の被制御機器の操作を
    複数の階層の双方から行えることを特徴とする機器管理
    システム。
  2. 【請求項2】 階層配置された複数の制御機器個々に設
    けられ、伝送信号を送信して他の制御機器の状態を階層
    相互に確認する診断手段と、を備えたことを特徴とする
    請求項1記載の機器管理システム。
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