JP3163843B2 - 空気調和装置の運転制御装置 - Google Patents

空気調和装置の運転制御装置

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JP3163843B2
JP3163843B2 JP12702093A JP12702093A JP3163843B2 JP 3163843 B2 JP3163843 B2 JP 3163843B2 JP 12702093 A JP12702093 A JP 12702093A JP 12702093 A JP12702093 A JP 12702093A JP 3163843 B2 JP3163843 B2 JP 3163843B2
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哲郎 岩田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和装置の運転制
御装置に関し、特に、ユニットデータの処理対策に係る
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気調和装置には、特開平1
−174844号公報に開示されているように、1台の
室外ユニットに複数台の室内ユニットが接続されてなる
マルチ型のものがある。そして、該空気調和装置におい
て、室内ユニットが各部屋に設置されている際等、各部
屋毎に消費電力を算出して公平な電力料金を割出す必要
がある場合がある。
【0003】そこで、上記空気調和装置では、各室内ユ
ニットの定格容量に基づく係数と室内温度より導出した
空調負荷とから消費電力の分担比を算出し、この分担比
に基づいて消費電力を算出するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た空気調和装置においては、室内ユニットの定格容量に
基づく係数を予め記憶させているのみで、各室内ユニッ
トのユニットデータについては何ら考慮されていないの
で、消費電力の算出等について正確に対応することがで
きないという問題があった。
【0005】つまり、上記空気調和装置においては、1
種類の室内ユニットが複数台設置される場合の他、複数
種類の室内ユニットが接続される場合がある。その際、
各室内ユニットの種類毎に室内ファンの馬力や消費電力
が異なるので、該室内ユニットの機種コード等のユニッ
トデータが不明であることから、上記消費電力や空調料
金の算出のみならず異常時において、正確な対応を行う
ことができないという問題があった。
【0006】そこで、上記室外ユニットを制御する室外
コントロールユニットに室内ユニットの製品コード等の
ユニットデータをサービスマンが入力することが考えら
れるが、入力ミスが生ずる場合があり、算出した消費電
力や空調料金等の信頼性が低いという問題があった。
【0007】本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもの
で、空調ユニットの種類に対応して消費電力計算や空調
料金計算並びに異常処理等を行えるようにすることを目
的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明が講じた手段は、各空調ユニットよりユニ
ットデータを集中制御機器に送信するようにしたもので
ある。
【0009】具体的に、図1に示すように、請求項1に
係る発明が講じた手段は、先ず、複数台の空調ユニット
(3,3,…)に集中制御機器(CC)が接続され、該各空調ユ
ニット(3,3,…)と集中制御機器(CC)との間で制御信号
を授受するようにした空気調和装置の運転制御装置を前
提としている。
【0010】そして、上記各空調ユニット(3,3,…)に
は、各空調ユニット(3,3,…)の作製時に定まる固定の
自己のユニットデータを記憶するデータ記憶手段(3e)
と、該データ記憶手段(3e)のユニットデータを取出して
出力するデータ出力手段(31)とが設けられている。一
方、上記集中制御機器(CC)には、各空調ユニット(3,
3,…)のデータ出力手段(31)からのユニットデータを受
けて該各空調ユニット(3,3,…)毎のユニットデータを
格納するデータ格納手段(6c)が設けられた構成としてい
る。
【0011】また、請求項2に係る発明が講じた手段
は、上記請求項1の発明において、集中制御機器(CC)に
は、空調ユニット(3)の異常時におけるデータ取出し信
号によってデータ格納手段(6c)から空調ユニット(3)の
ユニットデータを取出すデータ取出し手段(72)が設けら
れた構成としている。
【0012】また、請求項3に係る発明が講じた手段
は、上記請求項1の発明において、集中制御機器(CC)に
は、データ格納手段(6c)からの各空調ユニット(3,3,
…)のユニットデータと該各空調ユニット(3,3,…)の
運転状態とに基づいて各空調ユニット(3,3,…)の消費
電力を算出する電力算出手段(62)と、該電力算出手段(6
2)が算出した電力データを取出す電力取出し手段(73)と
が設けられた構成としている。
【0013】また、請求項4に係る発明が講じた手段
は、上記請求項1の発明において、集中制御機器(CC)に
は、データ格納手段(6c)からの各空調ユニット(3,3,
…)のユニットデータと該各空調ユニット(3,3,…)の
運転状態とに基づいて各空調ユニット(3,3,…)の空調
料金を算出する空調料金算出手段(63)と、該空調料金算
出手段(63)が算出した料金データを取出す空調料金取出
し手段(74)とが設けられた構成としている。
【0014】
【作用】上記の構成により、請求項1に係る発明では、
先ず、例えば、空調ユニット(3,3,…)と集中制御機器
(CC)との電源を投入して該空調ユニット(3,3,…)と集
中制御機器(CC)との通信が開始すると、各空調ユニット
(3,3,…)は、データ記憶手段(3e)に記憶されているユ
ニットデータをデータ出力手段(31)が取出して集中制御
機器(CC)に送信することになる。例えば、各空調ユニッ
ト(3,3,…)は、自己の製品コード、機種コード及び馬
力コードの集中制御機器(CC)に送信することになる。そ
して、該集中制御機器(CC)は、各空調ユニット(3,3,
…)からのユニットデータを受けてデータ格納手段(6c)
に各空調ユニット(3,3,…)のユニットデータを格納す
ることになる。
【0015】また、請求項2に係る発明では、空調ユニ
ット(3)の異常時にデータ取出し信号を入力すると、集
中制御機器(CC)のデータ取出し手段(72)がデータ格納手
段(6c)より各空調ユニット(3)のユニットデータを取出
し、このユニットデータに基づいてメンテナンスを行う
ことになる。
【0016】また、請求項3に係る発明では、集中制御
機器(CC)の電力算出手段(62)がデータ格納手段(6c)より
各空調ユニット(3,3,…)のユニットデータを取出し、
予め設計されたデータベースに基づいて各空調ユニット
(3,3,…)の消費電力を算出する。つまり、該各空調ユ
ニット(3,3,…)の種類が異なると、ファンの消費電力
等が異なるので、ユニットデータに基づいて各空調ユニ
ット(3,3,…)の消費電力を算出することになる。その
後、電力取出し手段(73)が各空調ユニット(3,3,…)の
消費電力を取出することになる。
【0017】また、請求項4に係る発明では、集中制御
機器(CC)の空調料金算出手段(63)がデータ格納手段(6c)
より各空調ユニット(3,3,…)のユニットデータを取出
し、予め設計されたデータベースに基づいて各空調ユニ
ット(3,3,…)の空調料金を算出する。つまり、該各空
調ユニット(3,3,…)の種類が異なると、ファンの消費
電力等が異なるので、ユニットデータに基づいて各空調
ユニット(3,3,…)の空調料金を算出することになる。
その後、空調料金取出し手段(74)が各空調ユニット(3,
3,…)の消費電力を取出することになる。
【0018】
【発明の効果】従って、請求項1に係る発明によれば、
各空調ユニット(3,3,…)より製品コードなどのユニッ
トデータを集中制御機器(CC)に送信するようにしたゝめ
に、該集中制御機器(CC)において空調ユニット(3,3,
…)の種類に対応したデータ処理を行うことができる。
【0019】具体的に、請求項2に係る発明によれば、
集中制御機器(CC)において、各空調ユニット(3,3,…)
の製品コード等を取出すことができるので、異常時に各
空調ユニット(3)の種類に対応した処理を正確に行うこ
とできることから、正確且つ迅速なメンテナンスを行う
ことができる。
【0020】また、請求項3に係る発明によれば、集中
制御機器(CC)において、空調ユニット(3,3,…)の種類
に対応した消費電力を算出することができると共に、サ
ービスマン等による入力ミスを防止することができるの
で、正確なサービスを行うことができる。
【0021】また、請求項4に係る発明によれば、集中
制御機器(CC)において、空調ユニット(3,3,…)の種類
に対応した空調料金を算出することができると共に、サ
ービスマン等による入力ミスを防止することができるの
で、公平な且つ確実な空調料金を算出することができ
る。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0023】図2は、空気調和装置(1)の全体システム
構成図を示し、該空気調和装置(1)は、1台の室外ユニ
ット(2)に複数台の空調ユニットである室内ユニット
(3,3,…)が冷媒配管接続されてなる複数の冷媒系統(1
1)を備えており、該各冷媒系統(11)の室外ユニット(2)
と室内ユニット(3,3,…)とは、信号線(13)を介して接
続され、各冷媒系統(11)毎の室外ユニット(2)と室内ユ
ニット(3,3,…)との間で運転信号等の制御信号を授受
している。
【0024】また、上記室内ユニット(3,3,…)には、
リモコン(4)が信号線(14)を介して接続され、該リモコ
ン(4)は各室内ユニット(3,3,…)に接続されるか、或
いは1台のリモコン(4)が複数台の室内ユニット(3,3,
…)に接続され、1台のリモコン(4)毎に該1台のリモコ
ン(4)で制御されるリモコングループ(12)を構成してい
る。
【0025】更に、上記全室内ユニット(3,3,…)に
は、集中コントローラ(5)が信号線(15)を介して接続さ
れると共に、データステーション(6A)及び料金管理ユニ
ット(6B)が接続されている。そして、該データステーシ
ョン(6A)及び料金管理ユニット(6B)は、ハンドヘルドコ
ンピュータ(7)が接続可能になっており、該ハンドヘル
ドコンピュータ(7)と共に集中制御機器(CC)を構成して
いる。
【0026】図3は、上記各空気調和装置(1)の制御ブ
ロックを示しており、室内ユニット(3,3,…)はCPU
(31)を備え、該CPU(31)は、伝送部(3a,3b,3c)を介
してリモコン(4)及び室外ユニット(2)に接続されると共
に、データステーション(6A)及び料金管理ユニット(6B)
に接続される一方、室内ファン等の各種アクチュエータ
(3d)に接続され、ファン風量等を制御している。
【0027】上記室外ユニット(2)は、圧縮機の容量等
を制御する一方、上記リモコン(4)は、自己が管理する
室内ユニット(3,3,…)の運転表示や室内温度及び設定
温度等を表示するると共に、運転信号や設定温度信号等
を入力するように構成されている。また、上記集中コン
トローラ(5)は、全室内ユニット(3,3,…)の運転及び
停止を始め、設定温度等の制御管理が可能に構成され、
運転表示の他、室内温度及び設定温度等をランプ或いは
液晶で表示すると共に、運転信号の他、設定温度信号等
を入力するように構成されている。
【0028】更に、上記料金管理ユニット(6B)はCPU
(61)を備え、該CPU(61)は、伝送部(6a,6b)を介して
全室内ユニット(3,3,…)に接続されると共に、ハンド
ヘルドコンピュータ(7)が着脱自在に接続される一方、
メモリ(6c)が接続されている。そして、上記ハンドヘル
ドコンピュータ(7)はCPU(71)を備え、該CPU(71)
は、伝送部(7a)を介して料金管理ユニット(6B)に接続さ
れると共に、各種操作信号を入力する入力キー(7b)及び
制御情報を表示するディスプレー(7c)が接続されてい
る。尚、上記データステーション(6A)は、料金管理ユニ
ット(6B)と同様に構成され、CPU(61)、伝送部(6a,6
b)及びメモリ(6c)を備え、上記ハンドヘルドコンピュー
タ(7)が着脱自在に接続されるように構成されている。
【0029】一方、本発明の特徴として、上記各室内ユ
ニット(3,3,…)にはメモリ(3e)が設けられると共に、
CPU(31)にはデータ出力手段(31)が設けられている。
【0030】該メモリ(3e)は、自己のユニットデータを
記憶するデータ記憶手段を構成しており、具体的に、
調ユニットである室内ユニット(3,3,…)の作製時に定
まる固定のユニットデータであって、室内ユニット(3)
の製品コード、つまり製品の大区分名、機種コード、つ
まり製品の具体的区分名、及び馬力コードのユニットデ
ータを記憶するように構成されている。
【0031】上記データ出力手段(31)は、メモリ(3e)に
記憶しているユニットデータを取出してデータステーシ
ョン(6A)及び料金管理ユニット(6B)に出力するように構
成されている。
【0032】一方、上記データステーション(6A)及び料
金管理ユニット(6B)のメモリ(6c)は、各室内ユニット
(3,3,…)のデータ出力手段(31)からのユニットデータ
を受けて該各室内ユニット(3,3,…)毎のユニットデー
タを格納するデータ格納手段を構成しており、料金管理
ユニット(6B)のCPU(61)には電力算出手段(62)と空調
料金算出手段(63)が設けられている。
【0033】該電力算出手段(62)は、メモリ(6c)からの
各室内ユニット(3,3,…)のユニットデータと各室内ユ
ニット(3,3,…)の稼働状態とに基づいて各室内ユニッ
ト(3,3,…)の消費電力を算出するように構成され、上
記空調料金算出手段(63)は、メモリ(6c)からの各室内ユ
ニット(3,3,…)のユニットデータと各室内ユニット
(3,3,…)の稼働状態とに基づいて各室内ユニット(3,
3,…)の空調料金を算出するように構成されている。そ
して、上記データステーション(6A)は、上記電力算出手
段(62)と空調料金算出手段(63)が設けられて料金管理ユ
ニット(6B)と同様な機能を有するように構成されてい
る。
【0034】また、上記ハンドヘルドコンピュータ(7)
のCPU(71)には、データ取出し手段(72)と電力取出し
手段(73)と空調料金取出し手段(74)とが設けられてい
る。該データ取出し手段(72)は、該ハンドヘルドコンピ
ュータ(7)をデータステーション(6A)に接続した状態に
おいて、室内ユニット(3)の異常時に入力キー(7b)より
データ取出し信号を入力すると、該データ取出し信号に
よってデータステーション(6A)のメモリ(6c)から室内ユ
ニット(3)のユニットデータを取出すように構成されて
いる。
【0035】また、上記電力取出し手段(73)は、ハンド
ヘルドコンピュータ(7)を料金管理ユニット(6B)又はデ
ータステーション(6A)に接続した状態において、各室内
ユニット(3,3,…)の消費電力を算出する際、入力キー
(7b)より電力信号を入力すると、該電力信号によって料
金管理ユニット(6B)又はデータステーション(6A)の電力
算出手段(62)が算出した電力データを取出すように構成
されている。
【0036】また、上記空調料金取出し手段(74)は、ハ
ンドヘルドコンピュータ(7)を料金管理ユニット(6B)又
はデータステーション(6A)に接続した状態において、各
室内ユニット(3,3,…)の空調料金を算出する際、入力
キー(7b)より料金信号を入力すると、該料金信号によっ
て料金管理ユニット(6B)又はデータステーション(6A)の
空調料金算出手段(63)が算出した料金データを取出すよ
うに構成されている。そして、上記データ取出し手段(7
2)、電力取出し手段(73)及び空調料金取出し手段(74)が
取出したユニットデータ等は、ディスプレー(7c)に表示
される。
【0037】次に、上記空気調和装置(1)におけるユニ
ットデータの取出し動作について図4の制御フローに基
づき説明する。
【0038】先ず、スタートしてステップST1におい
て、室内ユニット(3,3,…)とデータステーション(6A)
及び料金管理ユニット(6B)との電源を投入した後、ステ
ップST2に移り、該各室内ユニット(3,3,…)とデータ
ステーション(6A)及び料金管理ユニット(6B)との通信を
開始する。
【0039】その後、上記ステップST2からステップST
3に移り、各室内ユニット(3,3,…)は、イニシャルデ
ータとしてメモリ(3e)に記憶されているユニットデータ
を各データステーション(6A)及び料金管理ユニット(6B)
に送信する。つまり、各室内ユニット(3,3,…)は、自
己の製品コード、機種コード及び馬力コードのユニット
データが予めメモリ(3e)に記憶されているので、データ
出力手段(31)がこのユニットデータをデータステーショ
ン(6A)及び料金管理ユニット(6B)に送信することにな
る。そして、該ステップST3からステップST4に移り、
データステーション(6A)及び料金管理ユニット(6B)は、
各室内ユニット(3,3,…)からのユニットデータを受け
てメモリ(6c)に各室内ユニット(3,3,…)のユニットデ
ータを格納してリターンすることになる。
【0040】その後、上記各室内ユニット(3,3,…)
は、集中コントローラ(5)又はリモコン(4)からの運転信
号等ににより空調運転を行う一方、室外ユニット(2)と
の間で制御信号を授受して空調運転を制御することにな
る。
【0041】一方、上記各室内ユニット(3,3,…)の消
費電力又は空調料金を算出する場合には、料金管理ユニ
ット(6B)にハンドヘルドコンピュータ(7)を接続し、該
ハンドヘルドコンピュータ(7)の入力キー(7b)より電力
信号又は料金信号を入力すると、電力算出手段(62)又は
空調料金算出手段(63)が料金管理ユニット(6B)のメモリ
(6c)より各室内ユニット(3,3,…)のユニットデータを
取出し、予め設計されたデータベースに基づいて各室内
ユニット(3,3,…)の稼働状態より消費電力又は空調料
金を算出する。つまり、該各室内ユニット(3,3,…)の
種類が異なると、室内ファンの消費電力等が異なるの
で、ユニットデータに基づいて各室内ユニット(3,3,
…)の消費電力及び空調料金を算出することになる。そ
の後、電力取出し手段(73)又は空調料金取出し手段(74)
が各室内ユニット(3,3,…)の消費電力又は空調料金を
取出し、ディスプレー(7c)に表示することになる。
【0042】また、上記室内ユニット(3)の異常時にお
いては、データステーション(6A)にハンドヘルドコンピ
ュータ(7)を接続し、該ハンドヘルドコンピュータ(7)の
入力キー(7b)よりデータ取出し信号を入力すると、デー
タ取出し手段(72)がデータステーション(6A)のメモリ(6
c)より各室内ユニット(3,3,…)のユニットデータを取
出し、ディスプレー(7c)に表示し、このユニットデータ
に基づいてメンテナンスを行うことになる。つまり、上
記各室内ユニット(3,3,…)は、種類によって故障箇所
に特徴等があるので、異常コードによって容易に異常を
特定することができることになる。
【0043】また、上記データステーション(6A)にハン
ドヘルドコンピュータ(7)を接続し、上記各室内ユニッ
ト(3,3,…)の消費電力又は空調料金を算出することも
可能である。
【0044】従って、本実施例によれば、上記各室内ユ
ニット(3,3,…)より製品コードや馬力コードなどのユ
ニットデータをデータステーション(6A)及び料金管理ユ
ニット(6B)に送信するようにしたゝめに、該データステ
ーション(6A)及び料金管理ユニット(6B)において室内ユ
ニット(3,3,…)の種類に対応したデータ処理を行うこ
とができる。
【0045】具体的に、上記料金管理ユニット(6B)にお
いて、室内ユニット(3,3,…)の種類に対応した消費電
力及び空調料金を算出することができると共に、サービ
スマン等による入力ミスを防止することができるので、
正確なサービスを行うことができると同時に、公平な且
つ確実な空調料金を算出することができる。
【0046】また、上記データステーション(6A)におい
て、各室内ユニット(3,3,…)の製品コード等を取出す
ことができるので、異常時に各室内ユニット(3)の種類
に対応した処理を正確に行うことできることから、正確
且つ迅速なメンテナンスを行うことができる。
【0047】尚、本実施例においては、上記集中制御機
器(CC)としてデータステーション(6A)及び料金管理ユニ
ット(6B)を設けたが、1つの集中制御機器(CC)であって
もよい。
【0048】また、上記各データステーション(6A)及び
料金管理ユニット(6B)にハンドヘルドコンピュータ(7)
を接続するようにしたが、データステーション(6A)及び
料金管理ユニット(6B)とハンドヘルドコンピュータ(7)
とは一体であってもよいことは勿論である。
【0049】また、各室内ユニット(3,3,…)のユニッ
トデータは、室内ユニット(3,3,…)の作製時に定まる
固定のユニットデータであればよく、製品コード、機種
コード及び馬力コードに限られるものではない。
【0050】また、請求項1に係る発明では、ユニット
データの処理は、消費電力算出や異常処理等に限られな
いことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】空気調和装置の全体システムを示すシステム図
である。
【図3】空気調和装置の要部を示す制御ブロック図であ
る。
【図4】ユニットデータの送信を示す制御フロー図であ
る。
【符号の説明】
1 空気調和装置 2 室外ユニット 3 室内ユニット(空調ユニット) 3e メモリ(データ記憶手段) 32 データ出力手段 6A データステーション 6B 料金管理ユニット 6c メモリ(データ格納手段) 62 電力算出手段 63 空調料金算出手段 7 ハンドヘルドコンピュータ 72 データ取出し手段 73 電力取出し手段 74 空調料金取出し手段 CC 集中制御機器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−277163(JP,A) 特開 昭62−288443(JP,A) 特開 平2−44138(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 103 F24F 11/02 102 F24F 11/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の空調ユニット(3,3,…)に集中
    制御機器が接続され、該各空調ユニット(3,3,…)と集
    中制御機器(CC)との間で制御信号を授受するようにした
    空気調和装置の運転制御装置において、 上記各空調ユニット(3,3,…)には、各空調ユニット
    (3,3,…)の作製時に定まる固定の自己のユニットデー
    タを記憶するデータ記憶手段(3e)と、該データ記憶手段
    (3e)のユニットデータを取出して出力するデータ出力手
    段(31)とが設けられる一方、 上記集中制御機器(CC)には、各空調ユニット(3,3,…)
    のデータ出力手段(31)からのユニットデータを受けて該
    各空調ユニット(3,3,…)毎のユニットデータを格納す
    るデータ格納手段(6c)が設けられていることを特徴とす
    る空気調和装置の運転制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の空気調和装置の運転制御
    装置において、 集中制御機器(CC)には、空調ユニット(3)の異常時にお
    けるデータ取出し信号によってデータ格納手段(6c)から
    空調ユニット(3)のユニットデータを取出すデータ取出
    し手段(72)が設けられていることを特徴とする空気調和
    装置の運転制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の空気調和装置の運転制御
    装置において、 集中制御機器(CC)には、データ格納手段(6c)からの各空
    調ユニット(3,3,…)のユニットデータと各空調ユニッ
    ト(3,3,…)の運転状態とに基づいて各空調ユニット
    (3,3,…)の消費電力を算出する電力算出手段(62)と、
    該電力算出手段(62)が算出した電力データを取出す電力
    取出し手段(73)とが設けられていることを特徴とする空
    気調和装置の運転制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の空気調和装置の運転制御
    装置において、 集中制御機器(CC)には、データ格納手段(6c)からの各空
    調ユニット(3,3,…)のユニットデータと各空調ユニッ
    ト(3,3,…)の運転状態とに基づいて各空調ユニット
    (3,3,…)の空調料金を算出する空調料金算出手段(63)
    と、該空調料金算出手段(63)が算出した料金データを取
    出す空調料金取出し手段(74)とが設けられていることを
    特徴とする空気調和装置の運転制御装置。
JP12702093A 1993-05-28 1993-05-28 空気調和装置の運転制御装置 Expired - Lifetime JP3163843B2 (ja)

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