JPH11141957A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH11141957A
JPH11141957A JP9320369A JP32036997A JPH11141957A JP H11141957 A JPH11141957 A JP H11141957A JP 9320369 A JP9320369 A JP 9320369A JP 32036997 A JP32036997 A JP 32036997A JP H11141957 A JPH11141957 A JP H11141957A
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圭二 西田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意の室内ユニットに対してアドレス変更を
行うことができる空気調和装置を提供する。 【解決手段】 リンク配線されている全ての冷媒系統に
接続された室内ユニットのアドレスを変更する全部アド
レス変更処理と、ある冷媒系統のグループ制御GR配線
内の室内ユニットのみのアドレス変更をするグループ制
御GR内アドレス変更処理とを選択して行うために、信
号入力手段9を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数台の室外ユニ
ットおよび複数台の室内ユニットからなり、制御系が同
一の通信配線を介して接続された空気調和システムに係
り、より詳しくは各室内ユニットに当該室内ユニットの
属性を表すアドレスを自動設定可能な空気調和装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、大型ビル等の空気調和システム
には、複数の室外ユニットと各室外ユニットに複数の室
内ユニットを組み合わせた構成が用いられる。これらの
各室外ユニットおよび室内ユニットは互いに独立あるい
は協働して運転されるため、制御系を連動させる必要が
ある。そのために、各室外ユニットおよび室内ユニット
の制御系に一本の通信線を配線して必要なデータを各制
御系に送信することが行われる。このようなシステムで
は、一本の通信線に複数の室外ユニットおよび室内ユニ
ットが接続されるため、室外ユニットと室内ユニットの
対応関係を明確にする必要があり、この対応関係の明確
化のために、各室内ユニットに対して当該室内自身を特
定する識別符号であるアドレスを設定することが行われ
る。通常、このアドレスの設定はシステムの設置時に行
われるが、設置作業員による手動設定では設定ミスが発
生する場合があるため、自動設定が求められる。
【0003】従来、アドレスの自動設定方法として、ア
ドレス設定のために室外ユニットの圧縮機を運転して冷
媒を室内ユニット側に供給し、例えば、圧縮機の運転前
後で熱交換器温度が所定温度差以上変化した室内ユニッ
トを検出して各室内ユニットにアドレスを設定するよう
にした方式が知られている(例えば、特開平6−147
605号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の従来の空気調和装置では、設置現場で前記自動アドレ
ス処理に従って室内ユニットにアドレスを自動設定した
場合に設置現場の希望通りにアドレスが設定されない場
合がある。この場合には、当該アドレスを設置現場の希
望通りに振り直したいという要望があった。
【0005】本発明は上記状況に鑑みなされたもので、
任意の室内ユニットに対してアドレス変更を簡単に行う
ことのできる空気調和装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
室外ユニットとこの室外ユニットに接続された1台もし
くは複数台の室内ユニットとで構成される複数の冷媒系
統を有し、前記室外ユニット及び前記各室内ユニットを
共通の信号線で接続し、この信号線を介して各冷媒系統
別に前記室内ユニットのアドレスを自動設定可能にした
空気調和装置において、前記複数台の室内ユニットのう
ち少なくとも1台に接続した信号入力手段の指示により
前記自動設定された室内ユニットのアドレスを変更可能
に構成したことを特徴とするものである。
【0007】この発明では、信号入力手段を介してアド
レスを変更できるので、当該アドレスを設置現場の希望
通りに簡単に振り直すことができる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載のも
のにおいて、信号入力手段は、全部の冷媒系統内の室内
ユニットのアドレスを変更する全部アドレス変更処理
と、ある冷媒系統のグループ制御配線内の室内ユニット
のアドレスを変更するグループ制御内アドレス変更処理
とを選択可能に構成されるものである。
【0009】この発明では、設置作業者やサービス作業
者が信号入力手段から、全部アドレス変更処理と、グル
ープ制御内アドレス変更処理とのいずれかを選択するこ
とができる。全部アドレス変更処理を選択すれば、リン
ク配線を行っている場合には建屋全体の全室内ユニット
のアドレスを一か所の信号入力手段から変更することが
でき、またグループ制御内アドレス変更処理を選択すれ
ば、全体のシステムを停止するなくグループ制御内の室
内ユニットに対してアドレスを変更でき、アドレス変更
の作業性を向上できる。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載のも
のにおいて、前記信号入力手段は、室内ユニットの変更
後のアドレスを仮アドレスとしてメモリーし、全部の冷
媒系統内の室内ユニットのアドレスを変更した後、或い
はある冷媒系統のグループ制御配線内の室内ユニットの
アドレスを変更した後、当該仮アドレスを一斉に正式ア
ドレスに変更するものである。
【0011】この発明では、仮アドレスとしてメモリー
した後に、当該仮アドレスを一斉に正式アドレスに変更
するので、仮アドレスとして変更した室内ユニットのア
ドレスに間違いがないかを確認することができ、仮アド
レスを重複して設定することのないように設定すること
ができる。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれか1項記載のものにおいて、信号入力手段はリモー
トコントローラである。
【0013】この発明では、例えば設置作業者やサービ
ス作業者が、リモートコントローラにおいて確認しなが
ら全部アドレス変更処理あるいはグループ制御内アドレ
ス変更処理を行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る空気調和
システムの全体を示す概略構成図であり、図2は室外ユ
ニットおよび室内ユニット内の機器構成を示す概略図で
ある。尚、これらの図において、冷凍サイクルは実線に
より示し、制御・通信回路は一点鎖線により示してあ
る。
【0015】図1に示したように、本実施形態の空気調
和システムは、システム全体を制御・統括する集中コン
トローラ1と、共に集中コントローラ1に無極性2線方
式のバスライン3を介してリンク配線接続された、多数
台の室内ユニット5-1〜5-nと、第1〜第3室外ユニッ
ト7-1〜7-3とから構成されている。図中、9は室内ユ
ニットにリモコンライン4を介して接続されたワイヤー
ドリモートコントローラ(以下、リモコンと略称する)
である。
【0016】図2に示したように、室内ユニット5-1〜
5-n側には、室内熱交換器21、電動ファン23、電動
膨張弁25、電動フラップ27等が設置されている。ま
た、室外ユニット7-1〜7-3側には、圧縮機31、電磁
式の四方弁33、室外熱交換器35、電動ファン37、
アキュムレータ39等が設置されている。冷媒回路を構
成する機器は、ガス冷媒あるいは液冷媒の流通に供され
る冷媒配管41〜47により接続されている。
【0017】各室内ユニット5-1〜5-n内には、室内側
コントロールユニット(以下、室内側ECUと記す)6
1が設置されている。室内側ECU61はCPUを始
め、入出力インタフェースやROM、RAM等から構成
され、室内側ECU61では、入力インタフェースに室
温Tr を検出する室温センサ81や、室内熱交換器21
の冷房運転時における入口側および出口側の冷媒温度T
fi,Tfoを検出する第1,第2冷媒温度センサ83,8
5等が接続し、出力インタフェースに電動ファン23や
電動膨張弁25、電動フラップ27等が接続している。
【0018】一方、各室外ユニット7-1〜7-3内には、
室外側コントロールユニット(以下、室外側ECUと記
す)91が設置され、各リモコン9内にはリモコン側コ
ントロールユニット(以下、リモコン側ECUと記す)
93が設置されている。両ECU91,93は、室内側
ECU61と略同様の構成を有しており、室外側ECU
91には圧縮機31、四方弁33、電動ファン37の
他、圧縮機31の吐出側冷媒圧力Pd を検出する圧力セ
ンサ93、外気温Ta を検出する外気温センサ95等が
接続し、リモコン側ECU93には後述するディスプレ
イや各種スイッチが接続している。
【0019】図4は、リモコン9の表示・操作部を示す
正面図であり、図中の符号101は運転情報等の表示に
供される液晶ディスプレイである。液晶ディスプレイ1
01には、左上方に制御対象となるユニットナンバ表示
(系統表示103−室内ユニット表示105)、右中央
に項目コード表示107、下方に設定データ表示109
がそれぞれなされる。また、液晶ディスプレイ101の
左側には、上から順に、ユニット選択スイッチ111、
スイング/風向スイッチ113、タイマ設定スイッチ1
15、タイマ時間スイッチ117,119、セットスイ
ッチ121、取消スイッチ123が配設されている。
【0020】また、液晶ディスプレイ101の右側に
は、上から順に、運転切換スイッチ125、温度設定ス
イッチ127,129、風速切換スイッチ131、フィ
ルタ交換ランプ133、そのリセットスイッチ135、
試運転/点検スイッチ137が配設されている。更に、
液晶ディスプレイ101の下部には、運転表示ランプ1
39と運転/停止スイッチ141とが配設されている。
【0021】次に、冷房運転時における冷媒の流れを簡
単に説明する。
【0022】室外ユニット7-1〜7-3内では、冷媒配管
47から圧縮機31に吸引されたガス冷媒が、断熱圧縮
により高温高圧となって圧縮機31から吐出され、冷媒
配管41、四方弁33、冷媒配管42を経由して室外熱
交換器35に流入する。高温高圧のガス冷媒は、室外熱
交換器35内を通過する間に外気により冷却され、凝縮
することにより液冷媒となった後、冷媒配管43を経由
して各室内ユニット5-1〜5-nの電動膨張弁25に流入
する。
【0023】液冷媒は、電動膨張弁25で流量を調整さ
れた後、冷媒配管44を経由して室内熱交換器21に流
入する。液冷媒は、室内熱交換器21内を通過する間に
気化してガス冷媒となり、気化潜熱により電動ファン2
3が送風した室内空気を冷却する。この際、室内側EC
U61は、設定温度Ts と室温Tr との偏差に基づき電
動ファン23の回転数(rpm )を制御すると共に、室内
熱交換器21の入口側冷媒温度Tfiと出口側冷媒温度T
foとの偏差が所定値(例えば、0〜1℃)となるように
電動膨張弁25の開弁量(弁体駆動用ステップモータの
ステップ数)を制御する。室内熱交換器21内で気化し
たガス冷媒は、冷媒配管45から室外ユニット7-1〜7
-3内の四方弁33、冷媒配管46を経由してアキュムレ
ータ39に流入し、冷媒配管47から再び圧縮機31に
吸引される。
【0024】また、暖房運転時には、室外側ECU91
により、四方弁33が破線で示すように切り換えられ
る。これにより、圧縮機31から吐出された高温高圧の
ガス冷媒が室内熱交換器21内で凝縮熱を放出して液冷
媒となった後、室外熱交換器35に流入して外気から気
化潜熱を吸収することになる。
【0025】ところで、本実施形態では、前記構成の空
気調和システムの建屋への設置にあたり、各室内ユニッ
ト5-1〜5-nに対して、当該室内ユニット5-1〜5-nの
属性を表すアドレスの自動設定が行われる。
【0026】図3に、この実施の形態における室内ユニ
ットへのアドレス設定の基本的な手順を示す。まず、一
つの室外ユニット(例えば、室外ユニット7-2)を暖房
運転し(ステップS31)、この室外ユニット7-2の冷
媒系統に属する各室内ユニット(例えば、室内ユニット
5-21 〜5-25 )の室内熱交換器21に冷媒を循環させ
る。全ての室内ユニットについて順次、室内熱交換器2
1の温度変化を検出すし(ステップS32)、所定の温
度変化を示す室内熱交換器21を内蔵する室内ユニット
に対して運転中の室外ユニットに関するアドレスの割当
てを行う(ステップS33)。ステップS32、S33
の処理は、ステップS34にて全ての室内ユニットにつ
いて処理が実行されたと判定されるまで実行される。
【0027】以上のアドレス設定手順は、任意の室外ユ
ニットの室外側ECU91内に格納されたアドレス設定
プログラムにより自動的に行われる。
【0028】なお、アドレス設定に際して行われる運転
モードとして暖房運転を用いる理由は、冷房運転時に比
べて暖房運転の方が熱交換器の温度変化幅を大きく、し
たがって温度変化の有無の確定が明確であり、アドレス
設定の信頼性が高いからである。しかしながら、温度変
化幅が大きくとれる場合には冷房運転モードでアドレス
設定することは可能である。
【0029】本実施形態では、図3に従い設定された室
内ユニットのアドレスをリモコン9を用いて変更するこ
とに特徴を有する。自動アドレス設定が行われた場合、
設置現場の希望どうりにはアドレスが設定されていない
場合がある。この場合、リモコン9を用いて室内ユニッ
トのアドレスを現場の希望通りに変更して、整然とアド
レスを設定し直したいという要望がある。
【0030】この要望を実現するために、リモコン9を
用いてのアドレス設定変更時には「全部アドレス変更」
と「グループ制御GR内アドレス変更」とのいずれかの
処理選択を可能とする。「全部アドレス変更」処理が選
択されると、リンク配線されている全部の冷媒系統の室
内ユニットのアドレスを変更する処理が行われ、「グル
ープ制御GR内アドレス変更」処理が選択されると、あ
る冷媒系統のグループ制御GR(図1参照)配線内の室
内ユニットのみのアドレスを変更する処理が行われる。
【0031】図5は「全部アドレス変更」処理のフロー
を示す。通常リモコンモード時に、図4に示すリモコン
9の試運転/点検スイッチ137とタイマー時間スイッ
チ119とが、例えば4秒以上押されると、アドレス変
更モードに移行する(ステップS1)。アドレス変更モ
ードに移行すると、リモコン側ECU93は室内側EC
U61に、すなわち、バスライン3と全室内ユニットの
リモコンライン4にシステム停止の信号を送信する(ス
テップS2)。ついで、ユニット選択スイッチ111と
スイング/風向スイッチ113の押下により、冷媒系統
(例えば、室外ユニット7-1)が選択され、セットスイ
ッチ121の押下により、アドレスを変更する冷媒系統
が確定される(ステップS3)。
【0032】リモコン側ECU93は選択した冷媒系統
内の全ての室内側ECU61に対して室内アドレスを要
求し(ステップS4)、室内側ECU61から送信され
てきた全ての室内アドレスをメモリーする(ステップS
5)。リモコン9のユニット選択スイッチ111を押下
する毎に、順次室内アドレスが呼び出されてリモコン9
の液晶ディスプレー101に「現選択室内アドレス」と
して表示される(ステップS6)。
【0033】リモコン側ECU93はリモコン9に表示
中の室内ユニットにファンとフラップのオン信号を送信
する(ステップS7)。設置作業員はアドレス変更対象
の室内ユニットのファンとフラップの動作によりその位
置を目視で確認することができる。設置作業員が、リモ
コン9のタイマー時間スイッチ117,119の押下に
より、現に選択中の室内ユニット5-1のアドレスを変更
して、その変更したアドレスの設定完了操作を行うと、
変更したアドレスが「仮アドレス」として当該室内ユニ
ットに設定される(ステップS8)。
【0034】ステップS6〜S8までの操作を繰り返し
て行うことにより、変更した室内ユニットのアドレスの
重複設定等の間違いがないかを確認し、リモコン9の試
運転/点検スイッチ137の押下により、同一冷媒系統
の室内ユニットに対してアドレスの設定が完了する(ス
テップS9)。
【0035】試運転/点検スイッチ137が押下される
と、リモコン側ECU93は室内側ECU61に、アド
レスリセット信号を送信し(ステップS10)、室内側
ECU61は、変更された「仮アドレス」を「正式アド
レス」として一斉に設定して確定する(ステップS1
1)。リモコン9の試運転/点検ボタン137の押下に
より、リモコン側ECU93はバスライン3にシステム
リブート信号を送信し、アドレス変更モードを終了す
る。
【0036】以上のようにして、リモコン9を用いて
「全部アドレス変更」処理が選択されると、リンク配線
されている全部の冷媒系統に接続された室内ユニットの
アドレスを変更でき、簡単にアドレス変更を行うことが
できる。
【0037】図6は「グループ制御GR内アドレス変
更」処理のフローを示す。通常リモコンモード時に、リ
モコン9の試運転/点検スイッチ137とタイマー時間
スイッチ119とが、例えば4秒以上押下されると、ア
ドレス変更モードに移行する(ステップS20)。アド
レス変更モードに移行すると、リモコン側ECU93は
リモコンライン4を介して室内側ECU61にシステム
停止信号を送信して、グループ内のシステムを停止させ
る(ステップS21)。
【0038】リモコン9の操作によりグループ制御GR
内の室内ユニットの中から変更したい室内ユニットが呼
び出されて、リモコン9の液晶ディスプレー101に
「現選択室内アドレス」として表示される(ステップS
22)。選択された室内ユニットのファンとフラップと
はオンされる(ステップS23)。
【0039】その室内ユニットのアドレスの現データが
呼び出され(ステップS24)、設置作業員はリモコン
9の操作によりアドレスデータを変更し(ステップS2
5)、ステップS22〜S24を繰り返して、グループ
制御GR内の室内ユニットのアドレス変更が完了したか
を確認する。試運転/点検スイッチ137が押下される
とリモコン側ECU93は、グループ制御GR内の全て
の室内ユニットと、その室内ユニットにつながる室外ユ
ニットに対してシステムリブートを送信する(ステップ
S26)。システムリブート時において、変更した「仮
アドレス」を「正式アドレス」に書き換えて終了する
(ステップS27)。
【0040】この実施形態では「グループ制御内アドレ
ス変更」処理が選択されると、ある冷媒系統のグループ
制御配線内の室内ユニットのみのアドレスが変更され、
簡単にアドレス変更を行うことができる。
【0041】以上で具体的実施形態の説明を終えるが、
本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、運転設定の変更にリモコン
を用いたが、専用の設定変更端末機等を用いるようにし
てもよい。運転設定変更時の表示形態を始め、具体的な
装置構成や制御手順等についても、本発明の趣旨を逸脱
しない範囲で適宜変更可能である。
【0042】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、信号入力手段
を介してアドレスを変更できるので、当該アドレスを設
置現場の希望通りに簡単に振り直すことができる。
【0043】請求項2記載の発明では、設置作業者やサ
ービス作業者が信号入力手段から、全部アドレス変更処
理と、グループ制御内アドレス変更処理とのいずれかを
選択することができる。全部アドレス変更処理を選択す
れば、リンク配線を行っている場合には建屋全体の全室
内ユニットのアドレスを一か所の信号入力手段から変更
することができ、またグループ制御内アドレス変更処理
を選択すれば、全体のシステムを停止するなくグループ
制御内の室内ユニットに対してアドレスを変更でき、ア
ドレス変更の作業性を向上できる。
【0044】請求項3記載の発明では、仮アドレスとし
てメモリーした後に、当該仮アドレスを一斉に正式アド
レスに変更するので、仮アドレスとして変更した室内ユ
ニットのアドレスに間違いがないかを確認することがで
き、仮アドレスを重複して設定することのないように設
定することができる。
【0045】請求項4記載の発明では、例えば設置作業
者やサービス作業者が、リモートコントローラにおいて
確認しながら全部アドレス変更処理あるいはグループ制
御内アドレス変更処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る空気調和システムの
全体を示す概略構成図である。
【図2】室内ユニットおよび室外ユニット内の機器構成
を示す概略図である。
【図3】自動アドレスの手順を示すフローチャートであ
る。
【図4】リモコンの表示・操作部を示す正面図である。
【図5】全部アドレス変更処理の手順を示したフローチ
ャートである。
【図6】グループ制御内アドレス変更処理の手順を示し
たフローチャートである。
【符号の説明】
1 集中コントローラ 3 バスライン 4 リモコンライン 5-1〜5-n 室内ユニット 7-1〜7-3 室外ユニット 9 ワイヤードリモートコントローラ(リモコン) 61 室内側ECU 91 室外側ECU 93 リモコン側ECU 101 液晶ディスプレイ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外ユニットとこの室外ユニットに接続
    された1台もしくは複数台の室内ユニットとで構成され
    る複数の冷媒系統を有し、前記室外ユニット及び前記各
    室内ユニットを共通の信号線で接続し、この信号線を介
    して各冷媒系統別に前記室内ユニットのアドレスを自動
    設定可能にした空気調和装置において、前記複数台の室
    内ユニットのうち少なくとも1台に接続した信号入力手
    段の指示により前記自動設定された室内ユニットのアド
    レスを変更可能に構成したことを特徴とする空気調和装
    置。
  2. 【請求項2】 前記信号入力手段は、全部の冷媒系統内
    の室内ユニットのアドレスを変更する全部アドレス変更
    処理と、ある冷媒系統のグループ制御配線内の室内ユニ
    ットのアドレスを変更するグループ制御内アドレス変更
    処理とを選択可能に構成されることを特徴とする請求項
    1記載の空気調和装置。
  3. 【請求項3】 前記信号入力手段は、室内ユニットの変
    更後のアドレスを仮アドレスとしてメモリーし、全部の
    冷媒系統内の室内ユニットのアドレスを変更した後、或
    いはある冷媒系統のグループ制御配線内の室内ユニット
    のアドレスを変更した後、当該仮アドレスを一斉に正式
    アドレスに変更することを特徴とする請求項2記載の空
    気調和装置。
  4. 【請求項4】 前記信号入力手段はリモートコントロー
    ラであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項
    記載の空気調和装置。
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