JP2002139239A - 空調端末機のアドレス設定装置およびその設定方法 - Google Patents
空調端末機のアドレス設定装置およびその設定方法Info
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Abstract
ドレス設定装置およびその設定方法を提供する。 【解決手段】 リモコン5の制御範囲内にこのリモコン
5で制御される複数の空調端末機2を備えた空調端末機
2のアドレス設定装置6、7において、前記リモコン5
に設けられ、アドレス番号を空調端末機2に送信するア
ドレス送信手段10と、前記空調端末機2に設けられ、
この空調端末機2の電源が投入された状態で前記アドレ
ス番号を受信した場合、このアドレス番号を記憶する記
憶手段24とを備えた。
Description
るアドレス設定装置およびその設定方法に関するもので
ある。
(以下単にリモコンという)を有する複数の空調端末機
の室内機を同一場所に設置し、これらの室内機がそれぞ
れのリモコン制御範囲内にある場合、特定の室内機だけ
運転したいときにも同時に複数の空調端末機が運転制御
されてしまう。これを防ぐため、各室内機と各リモコン
とには、特定のリモコンで特定の室内機を操作できるよ
うにアドレス設定装置を備えている。このアドレス設定
装置は、一般に、リモコンのアドレス番号と室内機のア
ドレス番号とを一致させるようにして用い、ユーザーが
空調端末機を使用する前に設定する必要があるため、空
調機システムの設置工事終了直後にそのアドレス設定の
作業が行われる。
レス番号を指定するリモコン用アドレススイッチと、室
内機にアドレス番号を指定するユニット用アドレススイ
ッチとが設けられ、これらの番号を合わせることによ
り、同じアドレス番号を有するリモコンと室内機とが組
み合わされ、特定のリモコンで特定の室内機だけが制御
できる。
ス設定スイッチは、通常の使用状態では不用意に変えら
れないようにするため、リモコン用アドレススイッチで
は、は簡単に手の触れられない部位(例えば、乾電池収
納部等)に設けられ、一方、ユニット用アドレススイッ
チは、外側から簡単に手や物の触れられない部位(例え
ば、室内機のケーシング内部等)に設けられていた。
た従来のアドレス設定では、手作業にてリモコン用アド
レススイッチと室内機用アドレススイッチとのそれぞれ
のアドレス番号を設定する必要があったため、アドレス
番号の設定を誤る可能性が有り、このように、アドレス
番号の設定を誤った場合には、室内機が正常に動作しな
いという課題を有していた。
合、脚立等を利用してアドレス設定作業を行わなければ
ならず、その作業に手間取るという難点があった。
後、アドレス番号を変更する場合には、アドレス設定作
業をやり直さなければならない。
であり、アドレス設定が容易に行える空調端末機のアド
レス設定装置、およびその設定方法を提供することを目
的としている。
に、請求項1の発明は、リモコンの制御範囲内にこのリ
モコンで制御される複数の空調端末機を備えた空調端末
機のアドレス設定装置において、前記リモコンに設けら
れ、アドレス番号を空調端末機に送信するアドレス送信
手段と、前記空調端末機に設けられ、この空調端末機の
電源が投入された状態で前記アドレス番号を受信した場
合、このアドレス番号を記憶する記憶手段とを備えた構
成である。
末機のアドレス設定装置において、前記アドレス送信手
段が、アドレス番号を送信するための信号を出力するア
ドレス送信スイッチ部を備えた構成である。
末機のアドレス設定装置において、前記アドレス送信手
段が、アドレス番号を設定するアドレス設定部と、アド
レス番号を送信するための信号を出力するアドレス送信
スイッチ部と、アドレス番号の信号を空調端末機に送信
するアドレス送信部とを備えた構成である。
かに記載の空調端末機のアドレス設定装置において、前
記電源の投入された空調端末機にアドレス番号が設定さ
れている場合、アドレス送信手段から送信されたアドレ
ス番号の信号を受信したとき、前記記憶手段に記憶され
たアドレス番号をリセットし、新たなアドレス番号を再
設定する再設定手段を備えた構成である。
かに記載の空調端末機のアドレス設定装置において、前
記アドレス送信スイッチ部が試運転スイッチを兼用して
いる構成である。
にこのリモコンで制御される複数の空調端末機を備えた
空調端末機のアドレス設定方法において、前記リモコン
に設けたアドレス送信手段を通じて、アドレス番号を空
調端末機に送信し、電源が投入された空調端末機が前記
アドレス番号を受信した場合、このアドレス番号を当該
空調端末機に設けた記憶手段に記憶するようにした方法
である。
にこのリモコンで制御される複数の空調端末機を備えた
空調端末機のアドレス設定方法において、前記空調端末
機にアドレス番号が設定されている場合、前記リモコン
に設けたアドレス送信手段を通じて、新たなアドレス番
号を空調端末機に送信し、電源が投入された空調端末機
が前記新たなアドレス番号を受信した場合、前記記憶手
段に記憶されたアドレス番号をリセットし、前記新たな
アドレス番号を再設定するようにした方法である。
に基づいて説明する。
システムを示すブロック図である。図1において1台の
室外機(熱源機)1に放熱器等の3台の空調端末機の室
内機2A、2B、2Cが温水配管3にて接続されてい
る。各室内機2A、2B、2Cにはそれぞれ乾電池を有
するワイヤレスリモコン(以下単にリモコンという)5
A、5B、5Cが具備されている。これらリモコン5
A、5B、5Cの制御範囲内にこのリモコンで制御され
る室内機2A、2B、2Cが設置されている。
成図である。アドレス設定装置はリモコン側と室内機本
体側とにそれぞれ設けられている。
Mを有するマイクロコンピュータ(以下マイコンとい
う)12を備えており、リモコン用マイコン12の入力
側には、アドレス設定部13、キー操作部14、アドレ
ス送信スイッチ部15、リモコンアドレス受信部(以下
単にリモコン受信部という)16b等が接続され、リモ
コン用マイコン12の出力側には、リモコン送信部(以
下単にリモコン送信部という)16a、アドレス番号を
表示するリモコン表示部17等が接続されている。アド
レス設定部13、キー操作部14、アドレス送信スイッ
チ部15、およびリモコン送信部16aでアドレス番号
を空調端末機に送信するアドレス送信手段10を構成し
ている。
例えば4ビットの数値を組み合わせて0000〜111
1までの16通りの中から1つのアドレス番号を設定す
ることができ、キー操作部14にてアドレス番号を入力
して設定する。設定された番号は、アドレス番号設定時
にリモコン表示部17に表示される。
ッチと兼用になっており、ユーザーが通常のリモコン操
作で手の触れられないような、例えば乾電池収納部内に
設けられている。アドレス送信スイッチ部15をオンす
ることにより、設定されたアドレス番号を送信するため
の信号が出力される。
イッチ部15がオンされると、アドレス番号の初期デー
タ信号を外部に送信する。
にアドレス番号を表示する。
OMを有するマイクロコンピュータ(以下マイコンとい
う)22を備えており、本体用マイコン22の入力側に
は、リモコン5からのアドレス番号の信号を受信する本
体アドレス受信部(以下単に本体受信部という)23b
が接続され、出力側には、本体受信部23bで受信した
アドレス番号を記憶する記憶手段24、一度記憶したア
ドレス番号をリセットし再び記憶手段24に記憶させる
ようにする再設定手段25、アドレス番号設定時にアド
レス番号を表示する本体表示部26、本体アドレス送信
部(以下単に本体送信部という)23a等が接続されて
いる。
について、以下アドレス設定の動作を図3のフローチャ
ートを参照しながら説明する。図3は室内機本体側から
見たアドレス設定動作である。なお、アドレス設定は試
運転動作の一環として試運転動作の最初に行われる。
ドレス設定部13で設定されたアドレス番号は、アドレ
ス送信スイッチ部15をオンすることにより、アドレス
番号の初期データ信号がリモコン送信部16aから送信
される。
は、電源が投入された状態(ステップS1)にしてお
く。電源が投入されている室内機2にリモコン5からの
アドレス番号の初期データ信号が送信されると、本体ア
ドレス設定装置7で室内機2のアドレス設定が無いかど
うかが判定(ステップS2)される。室内機2のアドレ
ス設定がされていない場合には、ステップS3に移行
し、試運転待機状態かどうかが判定され、試運転待機状
態にあるときには、ステップS4に移行する。
にてリモコン5からのアドレス番号の初期データ信号を
受信する。すると、次に、受信した初期データの伝文が
正常かどうかが判定され、正常と判定されると、記憶手
段24にアドレス番号が記憶されるとともに、ステップ
S6にてこの初期データが本体送信部23aからリモコ
ン5に返信(送信)される。
2から返信(送信)された初期データをチェックし、リ
モコンで設定したアドレス番号と返信されたアドレス番
号とが一致した場合には再チェックデータとして室内機
2へ送信する。
ータを受信(ステップS7)し、この再チェックデータ
と最初に受信した初期データとが一致するかどうかが判
定され、一致した場合には本体アドレス設定装置7にお
けるアドレス設定が確定する。
9以降、継続して試運転動作が行われる。
初期データの伝文が正常でない場合、およびステップS
8において、本体アドレス設定装置7で初期データと再
チェックデータとが一致しない場合には、本体用マイコ
ン22は記憶手段24にデータ異常信号を送信してアド
レス設定をリセットし、アドレス設定ができなかったこ
とになる。
いる室内機2において、アドレス番号を変更する等の目
的で、再度アドレス設定の作業を行う場合には、ステッ
プS2において室内機アドレス設定が有り(ステップS
2でNo)が選択され、ステップS11、S13に移行
して本体アドレス設定装置7の再設定手段25におい
て、アドレス設定がリセットされる。そして、ステップ
S2の前の状態になり、この後、ステップS2からステ
ップS9への動作が行われて新たなアドレス番号が記憶
設定され、アドレス設定が確定される。
を設定しアドレス番号の信号を送信することにより、そ
のアドレス番号が室内機2に記憶設定されるので、容易
にアドレス設定を行うことができる。
することによりアドレス番号を任意に設定できるので、
例えば本実施形態のように4ビットの番号を合わせるよ
うにした場合、同一場所で16個のリモコン5による1
6台の室内機2の個別制御が可能になる。
7は、電源の投入されている室内機2において、リモコ
ン5からのアドレス番号の初期データ信号を受信したす
べての本体アドレス設定装置7で記憶設定されるため、
1つのリモコン5で複数の室内機2制御する場合には、
1回のアドレス設定で1つのリモコンと複数の室内機2
との間のアドレス設定ができ、アドレス設定作業を容易
に行うことができる。
も、アドレス送信スイッチ部15をオンすることによ
り、前のアドレス番号のリセットと新たなアドレス番号
の設定とが簡単にできるので、アドレス設定の作業時間
の短縮が図れる。
したが、本発明はこれに限定されるものではない。
れたアドレス設定部13において、何通りかのアドレス
番号を任意に設定できるようにしているが、予めリモコ
ンアドレス設定装置内に独自のアドレス番号を備えるよ
うにしても良く、その場合アドレス設定部13を設ける
必要はない。
レス設定装置において、リモコンでアドレス番号を設定
し、アドレス送信スイッチで室内機にアドレス番号信号
を送信することにより、簡単にアドレス設定ができ、従
来のようなリモコンと室内機との間を行き来し手作業に
てアドレス設定を行うような作業が無くなり作業時間の
短縮化が図れる。
作するアドレス設定の場合、操作したい全ての室内機に
電源を投入して、リモコンのアドレス番号を送信するこ
とにより、同時に複数の室内機のアドレス設定が可能に
なり、アドレス設定作業の短縮化が図れる。
テムを示すブロック図である。
る。
ある。
Claims (7)
- 【請求項1】 リモコンの制御範囲内にこのリモコンで
制御される複数の空調端末機を備えた空調端末機のアド
レス設定装置において、 前記リモコンに設けられ、アドレス番号を空調端末機に
送信するアドレス送信手段と、前記空調端末機に設けら
れ、この空調端末機の電源が投入された状態で前記アド
レス番号を受信した場合、このアドレス番号を記憶する
記憶手段とを備えたことを特徴とする空調端末機のアド
レス設定装置。 - 【請求項2】 前記アドレス送信手段が、アドレス番号
を送信するための信号を出力するアドレス送信スイッチ
部を備えたことを特徴とする請求項1記載の空調端末機
のアドレス設定装置。 - 【請求項3】 前記アドレス送信手段が、アドレス番号
を設定するアドレス設定部と、アドレス番号を送信する
ための信号を出力するアドレス送信スイッチ部と、アド
レス番号の信号を空調端末機に送信するアドレス送信部
とを備えたことを特徴とする請求項1記載の空調端末機
のアドレス設定装置。 - 【請求項4】 前記電源の投入された空調端末機にアド
レス番号が設定されている場合、アドレス送信手段から
送信されたアドレス番号の信号を受信したとき、前記記
憶手段に記憶されたアドレス番号をリセットし、新たな
アドレス番号を再設定する再設定手段を備えたことを特
徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の空調端末機の
アドレス設定装置。 - 【請求項5】 前記アドレス送信スイッチ部が試運転ス
イッチを兼用していることを特徴とする請求項2〜4の
いずれかに記載の空調端末機のアドレス設定装置。 - 【請求項6】 リモコンの制御範囲内にこのリモコンで
制御される複数の空調端末機を備えた空調端末機のアド
レス設定方法において、 前記リモコンに設けたアドレス送信手段を通じて、アド
レス番号を空調端末機に送信し、電源が投入された空調
端末機が前記アドレス番号を受信した場合、このアドレ
ス番号を当該空調端末機に設けた記憶手段に記憶するこ
とを特徴とする空調端末機のアドレス設定方法。 - 【請求項7】 リモコンの制御範囲内にこのリモコンで
制御される複数の空調端末機を備えた空調端末機のアド
レス設定方法において、 前記空調端末機にアドレス番号が設定されている場合、
前記リモコンに設けたアドレス送信手段を通じて、新た
なアドレス番号を空調端末機に送信し、電源が投入され
た空調端末機が前記新たなアドレス番号を受信した場
合、前記記憶手段に記憶されたアドレス番号をリセット
し、前記新たなアドレス番号を再設定することを特徴と
する空調端末機のアドレス設定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000336293A JP2002139239A (ja) | 2000-11-02 | 2000-11-02 | 空調端末機のアドレス設定装置およびその設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2000336293A JP2002139239A (ja) | 2000-11-02 | 2000-11-02 | 空調端末機のアドレス設定装置およびその設定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002139239A true JP2002139239A (ja) | 2002-05-17 |
Family
ID=18811894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000336293A Pending JP2002139239A (ja) | 2000-11-02 | 2000-11-02 | 空調端末機のアドレス設定装置およびその設定方法 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP2002139239A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103134150A (zh) * | 2011-12-05 | 2013-06-05 | 大金工业株式会社 | 空调室内机 |
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-
2000
- 2000-11-02 JP JP2000336293A patent/JP2002139239A/ja active Pending
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