JP2624445B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP2624445B2
JP2624445B2 JP5219609A JP21960993A JP2624445B2 JP 2624445 B2 JP2624445 B2 JP 2624445B2 JP 5219609 A JP5219609 A JP 5219609A JP 21960993 A JP21960993 A JP 21960993A JP 2624445 B2 JP2624445 B2 JP 2624445B2
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outdoor unit
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air conditioner
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Inventor
豊和 志水
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松下冷機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数台の室内機と室外機
が同一の通信線上に接続されている空気調和装置に関わ
り、詳しくは室内機の機種設定に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複数の室内機と室外機が通信によ
り運転制御する空気調和装置が提案されている(例え
ば、特開平成2−85634号公報)。
【0003】以下、この種の従来の空気調和装置につい
て説明する。従来のこの種の空気調和機は、通信上にお
ける自己の号機を示す自己アドレスと、送信相手の号機
を示す相手アドレスと、制御内容である制御データとか
らなる通信データを通信線上の各機器が互いに送受信す
ることで通信を行っている。各機器は通信データの相手
アドレス番号と自己の号機とを比較することにより、自
己に関するものであるか否かを判断し、自己に関するも
のと判断したとき、その制御データに従って運転する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の空気調和装置では、同一通信線上に機種の異なる複
数台の室内機と室外機が接続された場合、室内機は室外
機の機種を判断できないため、その機種にあった制御が
できない問題がある。また、室内機が機種間で共通にな
っており、冷媒配管された室外機によって区別する場合
(例えば冷房専用の室内機と冷暖房の室内機が同一機
器)では、室内機に機種設定スイッチを設けることによ
り、装置の設置時に機種設定する必要があるいう課題が
った。
【0005】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、機種が異なる室内機を同一の通信線上に配線でき、
容易かつ確実に機種の設定が行える空気調和装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の空気調和装置は、通信データを送受信する
ための送受信手段と、電源投入によるシステム立ち上げ
後に通信線上の室内機全てに対し送信元を示す自己アド
レスと機種コードとを含む通信データを送信する制御を
行うマイクロコンピュータとを備えた複数台の室外機
と、前記通信データを送受信するための送受信手段と、
冷媒配管の系統が同じである室外機の相手アドレスを設
定する対応室外機設定スイッチと、不揮発性のメモリー
と、電源投入によるシステム立ち上げ後に室外機から送
信される前記通信データ内の送信元を示す自己アドレス
と前記対応室外機設定のスイッチにより設定された室外
機の相手アドレスとを比較して一致したとき前記通信デ
ータ内の機種コードを前記不揮発性のメモリーに書き込
むとともに以降その機種コードに合った制御を行うマイ
クロコンピュータとを備えた複数台の室内機とを同一通
信線上に複数台接続したのである。
【0007】
【作用】上記構成において、電源投入により、空気調和
装置を構成する室内機と室外機が立ち上がった後に、室
外機が通信線上の室内機全てに対し自己の機器コードを
送信し、それを受信した室内機は、対応室外機の機種コ
ードであれば、それを自己の機種として以後の機器制御
を行うので、機種が異なる室内機でも同一の通信線上に
配線でき、室内機の機種設定の必要がなく、しかも確実
に機種の設定を行えるのである。さらに、その設定され
た機器コードを永久の保持可能なメモリーに記憶するこ
とにより、室内機の電源が単独で切れた場合でも、再度
電源を投入したときにそのメモリーから機種コードを読
み出すことにより、再度室外機からの機種コードの設定
は不要となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例の空気調和装置につ
いて、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一
実施例の空気調和装置のシステム構成図、図2は同実施
例の空気調和装置の室内機のブロック図、図3は同実施
例の空気調和装置の室外機のブロック図、図4は同実施
例の空気調和装置の通信線上の通信データの構成を示す
データ構成図、図5は同実施例の空気調和装置の室内機
の機種設定手順を示すフローチャートである。
【0009】図1において、室内機A11,A12と室
外機A13とは冷房専用機種であり、室内機A21,A
22と室外機A23とは冷暖房両用機種である。それら
は通信線1上に接続される。
【0010】図2は、室内機A11,A12,A21,
A22の回路構成を示す。a1とa2は通信手段で、a
1は通信線1上の信号を受信する受信手段、a2は信号
を送信する送信手段であり、図4に示す送信元である自
己アドレスSA、送信先である相手アドレスDA、機種
コードであるデータ部DTからなる通信データを伝送す
る。a3は通信制御と機種判定および室内機の運転制御
を行うマイクロコンピュータ(CPU)、a4は室内機
が対応する室外機の機器アドレスを設定する対応室外機
設定のスイッチ、a5は機種コードを記憶しておく不揮
発性メモリーである。
【0011】図3は、室外機A13,A23の回路構成
を示し、b1は通信線1上の信号を受信する受信手段、
b2は信号を送信する送信手段で、図4に示す通信デー
タを伝送する。b3は通信制御および室外機の運転制御
を行うマイクロコンピュータ(CPU)である。
【0012】以上のように構成された本実施例の空気調
和装置について、室内機A11,A12,A21,A2
2の機種設定を行うときの動作を、図5を参照しながら
以下に説明する。
【0013】通信線1に接続された室内機A11,A1
2,A21,A22と室外機A13,23の各機器に電
源が投入されたとき、室外機A13,A23は、室内機
A11,A12,A21,A22に対してその機種コー
ド教えるべく、通信線1上にデータ(室外機A13で
は、自己アドレスSA“1”、相手アドレスDAは全室
内機“1234”を指定し、機種コードDT“1”(冷
房専用)、室外機A23では、自己アドレスSA
“2”、相手アドレスDAは全室内機“1234”を指
定し、機種コードDT“2”(冷暖房))を送信する
(step1)。
【0014】これを受信手段a1により受信した室内機
A11,A12,A21,A22は、CPUa3にて通
信データの自己アドレスSAと対応室外機設定スイッチ
a4にて設定されたアドレスとを比較する。室内機A1
1では、自己アドレスSA”1”の室外機と対応室外機
設定スイッチa4にて設定されたアドレス“1”とが一
致(step2をYes側に分岐)する。次に、CPU
a3はその通信データにおける機種コードDT“1”を
自己の機種コードとする(step3)。
【0015】CPUa3は、その機種コードを、記憶メ
モリーa5に保持する。(step4)以後、室内機A
11,12においては、機種コード”1”(冷房専用)
の制御を行う。室内機A21,A22では、機種コー
ド”2”(冷房、暖房共用)の制御を行う(step
5)。
【0016】CPUa3は、それぞれの室外機A13,
A23に対して個別に機種コードDTを通信する。これ
を受けた室外機A13,A23は、それぞれの室内機が
正しく機種コードを設定したか確認する(step
6)。
【0017】以上のように本実施例では、通信データを
送受信するための送受信手段b1,b2と、電源投入に
よるシステム立ち上げ後に通信線1上の室内機A11,
A12,A21,A22全てに対し送信元を示す自己ア
ドレスSAと機種コードとを含む通信データを送信する
制御を行うマイクロコンピュータb3とを備えた複数台
の室外機A13,A23と、通信データを送受信するた
めの送受信手段a1,a2と、冷媒配管の系統が同じで
ある室外機A13,A23の相手アドレスを設定する対
応室外機設定スイッチa4と、不揮発性のメモリーa5
と、電源投入によるシステム立ち上げ後に室外機A1
3,A23から送信される通信データ内の送信元を示す
自己アドレスSAと対応室外機設定のスイッチa4によ
り設定された室外機A13,A23の相手アドレスとを
比較して一致したとき通信データ内の機種コードを不揮
発性のメモリーa5に書き込むとともに以降その機種コ
ードに合った制御を行うマイクロコンピュータa3とを
備えた複数台の室内機A11,A12,A21,A22
とを同一通信線1上に複数台接続したので、室内機A1
1,A12,A21,A22が共通で、設置時に機種を
設定するとき、電源投入後に、室外機A13,A23か
らの通信データにより自動的に機種を設定することがで
きる。
【0018】さらに、その設定された機器コードを永久
の保持可能な不揮発性のメモリーa5に記憶することに
より、室内機A11,A12,A21,A22の電源が
単独で切れた場合でも、再度電源を投入したときにその
不揮発性のメモリーa5から機種コードを読み出すこと
により、再度室外機A13,A23からの機種コードの
設定は不要となる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明の空気調和装置は、
通信データを送受信するための送受信手段と、電源投入
によるシステム立ち上げ後に通信線上の室内機全てに対
し送信元を示す自己アドレスと機種コードとを含む通信
データを送信する制御を行うマイクロコンピュータとを
備えた複数台の室外機と、前記通信データを送受信する
ための送受信手段と、冷媒配管の系統が同じである室外
機の相手アドレスを設定する対応室外機設定スイッチ
と、不揮発性のメモリーと、電源投入によるシステム立
ち上げ後に室外機から送信される前記通信データ内の送
信元を示す自己アドレスと前記対応室外機設定のスイッ
チにより設定された室外機の相手アドレスとを比較して
一致したとき前記通信データ内の機種コードを前記不揮
発性のメモリーに書き込むとともに以降その機種コード
に合った制御を行うマイクロコンピュータとを備えた複
数台の室内機とを同一通信線上に複数台接続したので、
機種が異なる室内機でも同一の通信線上に配線でき、室
内機の機種設定の必要がなく、しかも確実に機種の設定
を行えるのである。さらに、その設定された機器コード
を永久の保持可能なメモリーに記憶することにより、室
内機の電源が単独で切れた場合でも、再度電源を投入し
たときにそのメモリーから機種コードを読み出すことに
より、再度室外機からの機種コードの設定は不要とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における空気調和装置のシス
テム構成図
【図2】同実施例の空気調和装置の室内機のブロック図
【図3】同実施例の空気調和装置の室外機のブロック図
【図4】同実施例の空気調和装置の通信データの構成を
示すデータ構成図
【図5】同実施例の空気調和装置の機種設定手順を示す
フローチャート
【符号の説明】
A11,A12,A21,A22 室内機 A13,A23 室外機 a1 受信手段 a2 送信手段 a3 マイクロコンピュータ a4 対応室外機設定スイッチ a5 不揮発性メモリー b1 受信手段 b2 送信手段 b3 マイクロコンピュータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信データを送受信するための送受信手
    段と、電源投入によるシステム立ち上げ後に通信線上の
    室内機全てに対し送信元を示す自己アドレスと機種コー
    ドとを含む通信データを送信する制御を行うマイクロコ
    ンピュータとを備えた複数台の室外機と、前記通信デー
    タを送受信するための送受信手段と、冷媒配管の系統が
    同じである室外機の相手アドレスを設定する対応室外機
    設定スイッチと、不揮発性のメモリーと、電源投入によ
    るシステム立ち上げ後に室外機から送信される前記通信
    データ内の送信元を示す自己アドレスと前記対応室外機
    設定のスイッチにより設定された室外機の相手アドレス
    とを比較して一致したとき前記通信データ内の機種コー
    ドを前記不揮発性のメモリーに書き込むとともに以降そ
    の機種コードに合った制御を行うマイクロコンピュータ
    とを備えた複数台の室内機とを同一通信線上に複数台接
    続した空気調和装置
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JP4874201B2 (ja) * 2007-09-26 2012-02-15 三洋電機株式会社 空気調和システムの通信制御方法、空気調和システム、および、室外機
JP7209186B2 (ja) * 2019-02-20 2023-01-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 空気調和システム、及び、空気調和システムの制御方法

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