JP3115654B2 - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集中制御機装置からの
シリアル通信データにより複数台の室内機及び室外機を
運転制御する空気調和装置に関する。
シリアル通信データにより複数台の室内機及び室外機を
運転制御する空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、シリアル通信データにより複数台
の室内機の運転を制御する空気調和装置が提案されてい
る(例えば、特開昭59−63438号公報)。
の室内機の運転を制御する空気調和装置が提案されてい
る(例えば、特開昭59−63438号公報)。
【0003】上記従来の空気調和装置は、1つの通信線
上に集中制御機装置と複数台の室内機及び室外機とが接
続されている。前記集中制御機装置は、複数台の機器を
個別に作動、停止する手段と、複数台の機器をグループ
毎に作動、停止する手段とを備えており、前記集中制御
機装置が複数台の前記室内機及び室外機に対して通信デ
ータをシリアルに伝送する。前記集中制御機装置から送
信される通信データは、送信相手を示す相手アドレスデ
ータと、制御内容を示す制御データとを含んでいる。
上に集中制御機装置と複数台の室内機及び室外機とが接
続されている。前記集中制御機装置は、複数台の機器を
個別に作動、停止する手段と、複数台の機器をグループ
毎に作動、停止する手段とを備えており、前記集中制御
機装置が複数台の前記室内機及び室外機に対して通信デ
ータをシリアルに伝送する。前記集中制御機装置から送
信される通信データは、送信相手を示す相手アドレスデ
ータと、制御内容を示す制御データとを含んでいる。
【0004】一方、複数台の前記室内機及び室外機は、
前記集中制御機装置からの通信データを受信すると、受
信した通信データ内の前記相手アドレスデータと自己ア
ドレスデータとを比較して受信した通信データが自己宛
の通信データであるかどうかを判断し、受信した通信デ
ータが自己宛の通信データであれば受信した通信データ
内の前記制御データに基づいて運転制御を行う。
前記集中制御機装置からの通信データを受信すると、受
信した通信データ内の前記相手アドレスデータと自己ア
ドレスデータとを比較して受信した通信データが自己宛
の通信データであるかどうかを判断し、受信した通信デ
ータが自己宛の通信データであれば受信した通信データ
内の前記制御データに基づいて運転制御を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の空気調和装置は、複数台の機器をグループ毎に作動、
停止する手段により、複数台の室内機に同報通信する場
合でも、送信相手指定のスイッチの操作は一つで済むよ
うになっても、実際には各室内機に1台づつデータを通
信しており、グループ内の室内機の台数が多ければ、グ
ループ内の室内機 の全てに通信データを伝達し終え、グ
ループ内の室内機が全て動作するまで時間がかかるとい
う欠点があった。
の空気調和装置は、複数台の機器をグループ毎に作動、
停止する手段により、複数台の室内機に同報通信する場
合でも、送信相手指定のスイッチの操作は一つで済むよ
うになっても、実際には各室内機に1台づつデータを通
信しており、グループ内の室内機の台数が多ければ、グ
ループ内の室内機 の全てに通信データを伝達し終え、グ
ループ内の室内機が全て動作するまで時間がかかるとい
う欠点があった。
【0006】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、同報制御を行うときに制御する機器が全て動作する
まで時間がかからない空気調和装置を提供することを目
的とする。
で、同報制御を行うときに制御する機器が全て動作する
まで時間がかからない空気調和装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の空気調和装置は、1つの通信線上に集中制
御機装置と複数台の室内機及び室外機とが接続され、前
記集中制御機装置が複数台の前記室内機及び室外機に対
して通信データをシリアルに伝送する空気調和装置であ
って、前記集中制御機装置から送信される通信データ
は、複数台の前記室内機及び室外機のうちの1台を個別
に制御する個別制御であるか、それとも複数台の前記室
内機及び室外機のうちの何台かを同一運転状態に制御す
る同報制御であるかを区別するための同報制御データ
と、機種種別データとアドレス番号とからなる送信相手
を示す相手アドレスデータと、制御内容を示す制御デー
タとを含み、複数台の前記室内機及び室外機は、自己の
機種種別データと個別制御用の自己のアドレス番号とは
別の同報制御用の自己のアドレス番号とからなる同報制
御用の自己アドレスデータを記憶したメモリーを備え、
前記集中制御機装置からの通信データを受信すると、通
信データ内の前記同報制御データを基に前記個別制御か
前記同報制御かを判別し、受信した通信データが前記同
報制御であると判別したときは、受信した通信データ内
の前記相手アドレスデータと前記メモリーに記憶された
同報制御用の自己アドレスデータとを比較して受信した
通信データが自己宛の通信データであるかどうかを判断
し、受信した通信データが自己宛の通信データであれば
受信した通信データ内の前記制御データに基づいて運転
制御を行うのである。
に、本発明の空気調和装置は、1つの通信線上に集中制
御機装置と複数台の室内機及び室外機とが接続され、前
記集中制御機装置が複数台の前記室内機及び室外機に対
して通信データをシリアルに伝送する空気調和装置であ
って、前記集中制御機装置から送信される通信データ
は、複数台の前記室内機及び室外機のうちの1台を個別
に制御する個別制御であるか、それとも複数台の前記室
内機及び室外機のうちの何台かを同一運転状態に制御す
る同報制御であるかを区別するための同報制御データ
と、機種種別データとアドレス番号とからなる送信相手
を示す相手アドレスデータと、制御内容を示す制御デー
タとを含み、複数台の前記室内機及び室外機は、自己の
機種種別データと個別制御用の自己のアドレス番号とは
別の同報制御用の自己のアドレス番号とからなる同報制
御用の自己アドレスデータを記憶したメモリーを備え、
前記集中制御機装置からの通信データを受信すると、通
信データ内の前記同報制御データを基に前記個別制御か
前記同報制御かを判別し、受信した通信データが前記同
報制御であると判別したときは、受信した通信データ内
の前記相手アドレスデータと前記メモリーに記憶された
同報制御用の自己アドレスデータとを比較して受信した
通信データが自己宛の通信データであるかどうかを判断
し、受信した通信データが自己宛の通信データであれば
受信した通信データ内の前記制御データに基づいて運転
制御を行うのである。
【0008】
【作用】上記構成において、例えば集中制御機装置から
複数台の室内機に対して同報制御する場合は、集中制御
機装置から、同報制御であることを示した同報制御デー
タと、室内機を示す機種種別データとその室内機の同報
制御用のアドレス番号とからなる相手アドレスデータ
と、その同報制御の制御内容を示す制御データを含む通
信データが送信される。
複数台の室内機に対して同報制御する場合は、集中制御
機装置から、同報制御であることを示した同報制御デー
タと、室内機を示す機種種別データとその室内機の同報
制御用のアドレス番号とからなる相手アドレスデータ
と、その同報制御の制御内容を示す制御データを含む通
信データが送信される。
【0009】そして、その通信データを受信した複数台
の室内機は、通信データ内の同報制御データの内容から
同報制御であると判断して、メモリーから同報制御用の
自己アドレスデータを読み出し、受信した通信データ内
の相手アドレスデータとメモリーに記憶された同報制御
用の自己アドレスデータとを比較して、受信した通信デ
ータが自己宛の通信データであるかどうかを判断する。
の室内機は、通信データ内の同報制御データの内容から
同報制御であると判断して、メモリーから同報制御用の
自己アドレスデータを読み出し、受信した通信データ内
の相手アドレスデータとメモリーに記憶された同報制御
用の自己アドレスデータとを比較して、受信した通信デ
ータが自己宛の通信データであるかどうかを判断する。
【0010】そして、受信した通信データ内の相手アド
レスデータとメモリーに記憶された同報制御用の自己ア
ドレスデータとが一致した同一グループの複数台の室内
機は、受信した通信データの制御データに基づいて同一
の運転制御を行う。
レスデータとメモリーに記憶された同報制御用の自己ア
ドレスデータとが一致した同一グループの複数台の室内
機は、受信した通信データの制御データに基づいて同一
の運転制御を行う。
【0011】そのため、集中制御装置が同報制御を行う
場合に同報の室内機が全て動作するまで時間がかからな
いのである。また、その場合でも、室外機などの機器は
動作しないのである。
場合に同報の室内機が全て動作するまで時間がかからな
いのである。また、その場合でも、室外機などの機器は
動作しないのである。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例の空気調和装置につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実
施例における空気調和装置のブロック図、図2は本発明
の一実施例の空気調和装置の室内機の動作を示すフロー
チャート、図3は本発明の一実施例の空気調和装置の個
別制御時の通信データの構成を示すデータ構成図、図4
は本発明の一実施例の空気調和装置の同報制御時の通信
データの構成を示すデータ構成図である。
て、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実
施例における空気調和装置のブロック図、図2は本発明
の一実施例の空気調和装置の室内機の動作を示すフロー
チャート、図3は本発明の一実施例の空気調和装置の個
別制御時の通信データの構成を示すデータ構成図、図4
は本発明の一実施例の空気調和装置の同報制御時の通信
データの構成を示すデータ構成図である。
【0013】図1において、Aは、9台の室内機B1〜
B9に個別でデータを送信する個別制御キー1a〜1i
と同報でデータを送信する同報制御キー2と、運転キー
3と停止キー4と、9台の室内機B1〜B9に通信デー
タを伝送する集中制御装置側伝送手段5とを備えた集中
制御装置である。
B9に個別でデータを送信する個別制御キー1a〜1i
と同報でデータを送信する同報制御キー2と、運転キー
3と停止キー4と、9台の室内機B1〜B9に通信デー
タを伝送する集中制御装置側伝送手段5とを備えた集中
制御装置である。
【0014】9台の室内機B1〜B9は、集中制御装置
側伝送手段5からの通信データを受信する室内機側伝送
手段11、21、…91と、相手アドレスデータDAか
ら通信データが自己に関するものであるかどうかを判断
する判別手段12、…92と、判別手段12、…92で
自己に関するものと判断したとき制御データDTに従っ
て動作する運転制御手段13、…93と、個別時と同報
時の相手アドレスデータを記憶するメモリー14、…9
4とを備える。
側伝送手段5からの通信データを受信する室内機側伝送
手段11、21、…91と、相手アドレスデータDAか
ら通信データが自己に関するものであるかどうかを判断
する判別手段12、…92と、判別手段12、…92で
自己に関するものと判断したとき制御データDTに従っ
て動作する運転制御手段13、…93と、個別時と同報
時の相手アドレスデータを記憶するメモリー14、…9
4とを備える。
【0015】判別手段12、…92は、同報制御データ
PRが個別制御を示しているときは相手アドレスデータ
DAのアドレス番号と自己のアドレスをメモリー14の
個別制御の読みだし番号とを比較して自己に関するもの
であるかどうかを判断し、同報制御データPRが同報制
御を示しているときは相手アドレスデータDAのとメモ
リー14、…94に記憶された同報制御番号とを比較し
て自己に関するものであるかどうかを判断する。
PRが個別制御を示しているときは相手アドレスデータ
DAのアドレス番号と自己のアドレスをメモリー14の
個別制御の読みだし番号とを比較して自己に関するもの
であるかどうかを判断し、同報制御データPRが同報制
御を示しているときは相手アドレスデータDAのとメモ
リー14、…94に記憶された同報制御番号とを比較し
て自己に関するものであるかどうかを判断する。
【0016】運転制御手段13、…93は、判別手段1
2、…92で自己に関するものと判断したとき制御デー
タDTに従って運転を制御する。
2、…92で自己に関するものと判断したとき制御デー
タDTに従って運転を制御する。
【0017】同様にして、室外機C1は、集中制御装置
側伝送手段5からの通信データを受信する室外機側伝送
手段111と、相手アドレスデータDAから通信データ
が自己に関するものであるかどうかを判断する判別手段
112と、判別手段112で自己に関するものと判断し
たとき制御データDTに従って動作する運転制御手段1
13と、同報番号を記憶するメモリー114とを備え
る。
側伝送手段5からの通信データを受信する室外機側伝送
手段111と、相手アドレスデータDAから通信データ
が自己に関するものであるかどうかを判断する判別手段
112と、判別手段112で自己に関するものと判断し
たとき制御データDTに従って動作する運転制御手段1
13と、同報番号を記憶するメモリー114とを備え
る。
【0018】図3は、空気調和装置の個別制御時の通信
データで、アドレスデータADは、同報制御データP
R,機種種別データとアドレス番号からなる自己アドレ
スデータSAと相手アドレスデータDAと制御データD
Tからなる。図4は同報制御時の通信データである。
データで、アドレスデータADは、同報制御データP
R,機種種別データとアドレス番号からなる自己アドレ
スデータSAと相手アドレスデータDAと制御データD
Tからなる。図4は同報制御時の通信データである。
【0019】以上のように構成された本実施例の空気調
和機について、室内機B1を個別又は同報制御するとき
の通信制御を、図2を参照しながら以下に説明する。
和機について、室内機B1を個別又は同報制御するとき
の通信制御を、図2を参照しながら以下に説明する。
【0020】集中制御装置Aは、個別制御キー1aと運
転キー3を操作した場合、個別送信する室内機の機種種
別データと室内機のアドレスデータと運転を指示する制
御データを有する通信データを相手室内機に伝送する。
送信データは、図3に示すデータとする。
転キー3を操作した場合、個別送信する室内機の機種種
別データと室内機のアドレスデータと運転を指示する制
御データを有する通信データを相手室内機に伝送する。
送信データは、図3に示すデータとする。
【0021】室内機B1では、集中制御装置Aから送信
された通信データを室内機側伝送手段11で受信し、判
別手段12は、同報制御データPRの“0”より個別制
御であることを検知し(step2をYes側に分
岐)、相手アドレスデータDAの機種種別データ“1”
とアドレス番号“1”を自己のメモリー14より、読み
出す。この場合、メモリー14に、機種種別データ
“1”とアドレス番号“1”とが記憶されているのでこ
のデータが読みだされ比較して自己に関するものである
と判断し(step3をYes側に分岐)、運転制御手
段13は、制御データDTから送られきた制御データに
より運転する。
された通信データを室内機側伝送手段11で受信し、判
別手段12は、同報制御データPRの“0”より個別制
御であることを検知し(step2をYes側に分
岐)、相手アドレスデータDAの機種種別データ“1”
とアドレス番号“1”を自己のメモリー14より、読み
出す。この場合、メモリー14に、機種種別データ
“1”とアドレス番号“1”とが記憶されているのでこ
のデータが読みだされ比較して自己に関するものである
と判断し(step3をYes側に分岐)、運転制御手
段13は、制御データDTから送られきた制御データに
より運転する。
【0022】室内機B2では、集中制御装置Aから送信
された通信データを室内機側伝送手段21で受信し(s
tep1をYes側に分岐)、判別手段22は、同報制
御データPRの“0”より個別制御であることを検知し
(step2をYes側に分岐)、相手アドレスデータ
DAの機種種別データ“1”と室内機番号“1”とメモ
リー14より個別時の自己の機種種別データ“1”とア
ドレス番号“2”,とを比較して自己に関するものでな
いと判断し(step3をNo側に分岐)、いままでの
状態を維持する。
された通信データを室内機側伝送手段21で受信し(s
tep1をYes側に分岐)、判別手段22は、同報制
御データPRの“0”より個別制御であることを検知し
(step2をYes側に分岐)、相手アドレスデータ
DAの機種種別データ“1”と室内機番号“1”とメモ
リー14より個別時の自己の機種種別データ“1”とア
ドレス番号“2”,とを比較して自己に関するものでな
いと判断し(step3をNo側に分岐)、いままでの
状態を維持する。
【0023】室外機C1では、集中制御装置Aから送信
された通信データを室外機側伝送手段121で受信し
(step1をYes側に分岐)、判別手段122,
は、同報制御データPRの“0”より個別制御であるこ
とを検知し(step2をYes側に分岐)、相手アド
レスデータDAの機種種別データ“1”と室内機番号
“1”と自己の機種種別データ“2”と室外機番号
“1”とを比較して自己に関するものでないと判断し
(step3をNo側に分岐)、いままでの状態を維持
する。
された通信データを室外機側伝送手段121で受信し
(step1をYes側に分岐)、判別手段122,
は、同報制御データPRの“0”より個別制御であるこ
とを検知し(step2をYes側に分岐)、相手アド
レスデータDAの機種種別データ“1”と室内機番号
“1”と自己の機種種別データ“2”と室外機番号
“1”とを比較して自己に関するものでないと判断し
(step3をNo側に分岐)、いままでの状態を維持
する。
【0024】次に、集中制御装置Aにおいて、集中制御
装置Aは、同報制御キー1aと運転キー3を操作した場
合、同報制御データで同報制御“1”を指定し、相手ア
ドレスデータDAの機種種別データ“1”と室内機番号
“F”と運転を指示する制御データをセットし、集中制
御装置側伝送手段5から図4に示す通信データを送信す
る。
装置Aは、同報制御キー1aと運転キー3を操作した場
合、同報制御データで同報制御“1”を指定し、相手ア
ドレスデータDAの機種種別データ“1”と室内機番号
“F”と運転を指示する制御データをセットし、集中制
御装置側伝送手段5から図4に示す通信データを送信す
る。
【0025】室内機B1では、集中制御装置Aから送信
された通信データを室内機側伝送手段11,91で受信
し(step1をYes側に分岐)、判別手段12は、
相手種別データPRの“1”より同報制御であることを
検知し(step2をNo側に分岐)、メモリー14か
ら同報時の機種別データ“1”と室内機番号“F”とを
読出し(step6)、相手アドレスデータDAの機種
別データ“1”とメモリー14,から読出した機種種別
データ“1”とアドレス番号“F”とを比較して自己に
関するものであると判断し(step7をYes側に分
岐)、運転制御手段13は、制御データDTの“運転O
N”が運転情報であることを検知し、集中制御装置Aか
ら送られた制御データDTの運転情報に従って運転を行
う(step8)。
された通信データを室内機側伝送手段11,91で受信
し(step1をYes側に分岐)、判別手段12は、
相手種別データPRの“1”より同報制御であることを
検知し(step2をNo側に分岐)、メモリー14か
ら同報時の機種別データ“1”と室内機番号“F”とを
読出し(step6)、相手アドレスデータDAの機種
別データ“1”とメモリー14,から読出した機種種別
データ“1”とアドレス番号“F”とを比較して自己に
関するものであると判断し(step7をYes側に分
岐)、運転制御手段13は、制御データDTの“運転O
N”が運転情報であることを検知し、集中制御装置Aか
ら送られた制御データDTの運転情報に従って運転を行
う(step8)。
【0026】同様にして室内機B2でも自己に関するも
のであると判断して制御データDTの運転情報に従って
運転を行う(step8)。室外機C1では、集中制御
装置Aから送信された通信データを室外機側伝送手段1
21で受信し(step1をYes側に分岐)、判別手
段122は、相手種別データPRの“1”より同報別制
御であることを検知し(step2をNo側に分岐)、
メモリー124から機種別データ“2”を読出し(st
ep6)、相手アドレスデータDAの機種別データ
“1”とを比較して自己に関するものでないと判断し
(step7をNo側に分岐)、いままでの状態を維持
する。
のであると判断して制御データDTの運転情報に従って
運転を行う(step8)。室外機C1では、集中制御
装置Aから送信された通信データを室外機側伝送手段1
21で受信し(step1をYes側に分岐)、判別手
段122は、相手種別データPRの“1”より同報別制
御であることを検知し(step2をNo側に分岐)、
メモリー124から機種別データ“2”を読出し(st
ep6)、相手アドレスデータDAの機種別データ
“1”とを比較して自己に関するものでないと判断し
(step7をNo側に分岐)、いままでの状態を維持
する。
【0027】以上のように本実施例では、集中制御装置
側伝送手段5は、個別制御か同報制御かを区別する同報
制御データPRと送信元を示す自己アドレスデータSA
と送信相手を示す相手アドレスデータDAと制御データ
DTとを有する通信データを複数台の室内機にシリアル
に伝送する。
側伝送手段5は、個別制御か同報制御かを区別する同報
制御データPRと送信元を示す自己アドレスデータSA
と送信相手を示す相手アドレスデータDAと制御データ
DTとを有する通信データを複数台の室内機にシリアル
に伝送する。
【0028】そして、9台の室内機B1〜B9は、集中
制御装置側伝送手段5からの通信データを受信する室内
機側伝送手段11、…91と、相手アドレスデータSA
から通信データが自己に関するものであるかどうかを判
断する判別手段12、…92と、判別手段12、…92
で自己に関するものと判断したとき制御データDTに従
って動作する運転制御手段13、…93と、個別制御時
と同報制御時の機種別データと室内機番号を記憶するメ
モリー14、…94とを備える。
制御装置側伝送手段5からの通信データを受信する室内
機側伝送手段11、…91と、相手アドレスデータSA
から通信データが自己に関するものであるかどうかを判
断する判別手段12、…92と、判別手段12、…92
で自己に関するものと判断したとき制御データDTに従
って動作する運転制御手段13、…93と、個別制御時
と同報制御時の機種別データと室内機番号を記憶するメ
モリー14、…94とを備える。
【0029】判別手段12、…92は、相手種別データ
PRが個別制御を示しているときは相手アドレスデータ
DAの機種別データとアドレス番号とメモリー14に記
憶された個別時の自己の機種別データとアドレス番号と
を比較して自己に関するものであるかどうかを判断し、
同報制御データPRが同報制御を示しているときは相手
アドレスデータDAの機種別データとアドレス番号がと
メモリー14、…94に記憶されたグループ番号とを比
較して自己に関するものであるかどうかを判断する。
PRが個別制御を示しているときは相手アドレスデータ
DAの機種別データとアドレス番号とメモリー14に記
憶された個別時の自己の機種別データとアドレス番号と
を比較して自己に関するものであるかどうかを判断し、
同報制御データPRが同報制御を示しているときは相手
アドレスデータDAの機種別データとアドレス番号がと
メモリー14、…94に記憶されたグループ番号とを比
較して自己に関するものであるかどうかを判断する。
【0030】運転制御手段13、…93は、判別手段1
2、…92で自己に関するものと判断したとき制御デー
タDTが運転情報であれば、運転情報に従って運転す
る。
2、…92で自己に関するものと判断したとき制御デー
タDTが運転情報であれば、運転情報に従って運転す
る。
【0031】同様に、室外機C1は、集中制御装置側伝
送手段5からの通信データを受信する室外機側伝送手段
111と、相手アドレスデータDAが自己に関するもの
であるかどうかを判断する判別手段112、…と、判別
手段112、で自己に関するものと判断したとき制御デ
ータDTに従って動作する運転制御手段113と、同報
制御時の機種別データとアドレス番号を記憶するメモリ
ー114、…とを備えており、前記室内機の場合と同様
の制御を行う。
送手段5からの通信データを受信する室外機側伝送手段
111と、相手アドレスデータDAが自己に関するもの
であるかどうかを判断する判別手段112、…と、判別
手段112、で自己に関するものと判断したとき制御デ
ータDTに従って動作する運転制御手段113と、同報
制御時の機種別データとアドレス番号を記憶するメモリ
ー114、…とを備えており、前記室内機の場合と同様
の制御を行う。
【0032】本実施例の空気調和装置は、1つの通信線
上に集中制御機装置Aと複数台の室内機B1〜B9及び
室外機C1とが接続され、集中制御機装置Aが複数台の
室内機B1〜B9及び室外機C1に対して通信データを
シリアルに伝送する空気調和装置であって、集中制御機
装置Aから送信される通信データは、複数台の室内機B
1〜B9及び室外機C1のうちの1台を個別に制御する
個別制御であるか、それとも複数台の室内機B1〜B9
及び室外機C1のうちの何台かを同一運転状態に制御す
る同報制御であるかを区別するための同報制御データP
Rと、機種種別データとアドレス番号とからなる送信相
手を示す相手アドレスデータDAと、制御内容を示す制
御データDTとを含み、複数台の室内機B1〜B9及び
室外機C1は、自己の機種種別データと個別制御用の自
己のアドレス番号とは別の同報制御用の自己のアドレス
番号とからなる同報制御用の自己アドレスデータを記憶
したメモリー14、…94、114、…を備え、集中制
御機装置Aからの通信データを受信すると、通信データ
内の同報制御データPRを基に個別制御か同報制御かを
判別し、受信した通信データが同報制御であると判別し
たときは、受信した通信データ内の相手アドレスデータ
DAとメモリー14、…94、114、…に記憶された
同報制御用の自己アドレスデータとを比較して受信した
通信データが自己宛の通信データであるかどうかを判断
し、受信した通信データが自己宛の通信データであれば
受信した通信データ内の制御データDTに基づいて運転
制御を行うので、集中制御装置Aが同報制御を行う場合
にグループ内の室内機B1〜B9が全て動作するまで時
間がかからず、同報制御が容易にできる。
上に集中制御機装置Aと複数台の室内機B1〜B9及び
室外機C1とが接続され、集中制御機装置Aが複数台の
室内機B1〜B9及び室外機C1に対して通信データを
シリアルに伝送する空気調和装置であって、集中制御機
装置Aから送信される通信データは、複数台の室内機B
1〜B9及び室外機C1のうちの1台を個別に制御する
個別制御であるか、それとも複数台の室内機B1〜B9
及び室外機C1のうちの何台かを同一運転状態に制御す
る同報制御であるかを区別するための同報制御データP
Rと、機種種別データとアドレス番号とからなる送信相
手を示す相手アドレスデータDAと、制御内容を示す制
御データDTとを含み、複数台の室内機B1〜B9及び
室外機C1は、自己の機種種別データと個別制御用の自
己のアドレス番号とは別の同報制御用の自己のアドレス
番号とからなる同報制御用の自己アドレスデータを記憶
したメモリー14、…94、114、…を備え、集中制
御機装置Aからの通信データを受信すると、通信データ
内の同報制御データPRを基に個別制御か同報制御かを
判別し、受信した通信データが同報制御であると判別し
たときは、受信した通信データ内の相手アドレスデータ
DAとメモリー14、…94、114、…に記憶された
同報制御用の自己アドレスデータとを比較して受信した
通信データが自己宛の通信データであるかどうかを判断
し、受信した通信データが自己宛の通信データであれば
受信した通信データ内の制御データDTに基づいて運転
制御を行うので、集中制御装置Aが同報制御を行う場合
にグループ内の室内機B1〜B9が全て動作するまで時
間がかからず、同報制御が容易にできる。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明の空気調和装置は、
1つの通信線上に集中制御機装置と複数台の室内機及び
室外機とが接続され、前記集中制御機装置が複数台の前
記室内機及び室外機に対して通信データをシリアルに伝
送する空気調和装置であって、 前記集中制御機装置から
送信される通信データは、複数台の前記室内機及び室外
機のうちの1台を個別に制御する個別制御であるか、そ
れとも複数台の前記室内機及び室外機のうちの何台かを
同一運転状態に制御する同報制御であるかを区別するた
めの同報制御データと、機種種別データとアドレス番号
とからなる送信相手を示す相手アドレスデータと、制御
内容を示す制御データとを含み、複数台の前記室内機及
び室外機は、自己の機種種別データと個別制御用の自己
のアドレス番号とは別の同報制御用の自己のアドレス番
号とからなる同報制御用の自己アドレスデータを記憶し
たメモリーを備え、前記集中制御機装置からの通信デー
タを受信すると、通信データ内の前記同報制御データを
基に前記個別制御か前記同報制御かを判別し、受信した
通信データが前記同報制御であると判別したときは、受
信した通信データ内の前記相手アドレスデータと前記メ
モリーに記憶された同報制御用の自己アドレスデータと
を比較して受信した通信データが自己宛の通信データで
あるかどうかを判断し、受信した通信データが自己宛の
通信データであれば受信した通信データ内の前記制御デ
ータに基づいて運転制御を行うのである。
1つの通信線上に集中制御機装置と複数台の室内機及び
室外機とが接続され、前記集中制御機装置が複数台の前
記室内機及び室外機に対して通信データをシリアルに伝
送する空気調和装置であって、 前記集中制御機装置から
送信される通信データは、複数台の前記室内機及び室外
機のうちの1台を個別に制御する個別制御であるか、そ
れとも複数台の前記室内機及び室外機のうちの何台かを
同一運転状態に制御する同報制御であるかを区別するた
めの同報制御データと、機種種別データとアドレス番号
とからなる送信相手を示す相手アドレスデータと、制御
内容を示す制御データとを含み、複数台の前記室内機及
び室外機は、自己の機種種別データと個別制御用の自己
のアドレス番号とは別の同報制御用の自己のアドレス番
号とからなる同報制御用の自己アドレスデータを記憶し
たメモリーを備え、前記集中制御機装置からの通信デー
タを受信すると、通信データ内の前記同報制御データを
基に前記個別制御か前記同報制御かを判別し、受信した
通信データが前記同報制御であると判別したときは、受
信した通信データ内の前記相手アドレスデータと前記メ
モリーに記憶された同報制御用の自己アドレスデータと
を比較して受信した通信データが自己宛の通信データで
あるかどうかを判断し、受信した通信データが自己宛の
通信データであれば受信した通信データ内の前記制御デ
ータに基づいて運転制御を行うのである。
【0034】そのため、集中制御装置が同報制御を行う
場合に同報の室内機が全て動作するまで時間がかから
ず、また、別の機種に対する同報の区別も行うことがで
きる。
場合に同報の室内機が全て動作するまで時間がかから
ず、また、別の機種に対する同報の区別も行うことがで
きる。
【図1】本発明の一実施例における空気調和装置のブロ
ック図
ック図
【図2】同実施例の空気調和装置の室内機、室外機の動
作を示すフローチャト
作を示すフローチャト
【図3】同実施例の空気調和装置の個別制御時の通信デ
ータの構成を示すデータ構成図
ータの構成を示すデータ構成図
【図4】同実施例の空気調和装置の同報制御時の通信デ
ータの構成を示すデータ構成図
ータの構成を示すデータ構成図
A 集中制御装置 B1,B9 室内機 11 室内機側伝送手段 12 判別手段 13 運転制御手段 14 メモリー 91 室内機側伝送手段 92 判別手段 93 運転制御手段 94 メモリー C1 室外機 111 室外機側伝送手段 112 判別手段 113 運転制御手段 114 メモリー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 102 F24F 11/02 103
Claims (1)
- 【請求項1】 1つの通信線上に集中制御機装置と複数
台の室内機及び室外機とが接続され、前記集中制御機装
置が複数台の前記室内機及び室外機に対して通信データ
をシリアルに伝送する空気調和装置であって、 前記集中制御機装置から送信される通信データは、複数
台の前記室内機及び室外機のうちの1台を個別に制御す
る個別制御であるか、それとも複数台の前記室内機及び
室外機のうちの何台かを同一運転状態に制御する同報制
御であるかを区別するための同報制御データと、機種種
別データとアドレス番号とからなる送信相手を示す相手
アドレスデータと、制御内容を示す制御データとを含
み、 複数台の前記室内機及び室外機は、自己の機種種別デー
タと個別制御用の自己のアドレス番号とは別の同報制御
用の自己のアドレス番号とからなる同報制御用の自己ア
ドレスデータを記憶したメモリーを備え、前記集中制御
機装置からの通信データを受信すると、通信データ内の
前記同報制御データを基に前記個別制御か前記同報制御
かを判別し、受信した通信データが前記同報制御である
と判別したときは、受信した通信データ内の前記相手ア
ドレスデータと前記メモリーに記憶された同報制御用の
自己アドレスデータとを比較して受信した通信データが
自己宛の通信データであるかどうかを判断し、受信した
通信データが自己宛の通信データであれば受信した通信
データ内の前記制御データに基づいて 運転制御を行うこ
とを特徴とする空気調和装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03251091A JP3115654B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 空気調和装置 |
JP2000204654A JP3420182B2 (ja) | 1991-09-30 | 2000-07-06 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03251091A JP3115654B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 空気調和装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000204654A Division JP3420182B2 (ja) | 1991-09-30 | 2000-07-06 | 空気調和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0587378A JPH0587378A (ja) | 1993-04-06 |
JP3115654B2 true JP3115654B2 (ja) | 2000-12-11 |
Family
ID=17217510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03251091A Expired - Fee Related JP3115654B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3115654B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4246021B2 (ja) * | 2003-09-11 | 2009-04-02 | シャープ株式会社 | 情報通信機器および条件設定方法 |
JP4999543B2 (ja) * | 2007-05-15 | 2012-08-15 | シャープ株式会社 | 遠隔操作システム |
JP5589928B2 (ja) * | 2011-03-28 | 2014-09-17 | ダイキン工業株式会社 | 空調システム |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP03251091A patent/JP3115654B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0587378A (ja) | 1993-04-06 |
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