JP3420182B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP3420182B2 JP2000204654A JP2000204654A JP3420182B2 JP 3420182 B2 JP3420182 B2 JP 3420182B2 JP 2000204654 A JP2000204654 A JP 2000204654A JP 2000204654 A JP2000204654 A JP 2000204654A JP 3420182 B2 JP3420182 B2 JP 3420182B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、集中制御機装置か
らの通信データにより複数台の室内機の運転を制御する
空気調和装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、シリアル通信データにより複数台
の室内機の運転を制御する空気調和装置が提案されてい
る(例えば、特開昭59−63438号公報)。 【0003】従来の空気調和装置は、集中制御機装置か
らの通信データを受信し、受信した通信データが自己宛
の通信データであると判断したときに、受信した通信デ
ータに基づいて運転制御を行う複数台の室内機を備えて
いる。 【0004】集中制御機装置から送信される通信データ
は、送信相手を示す相手アドレスデータと、制御内容を
示す制御データとを含んでいる。 【0005】複数台の室内機は、1個以上のスイッチで
構成され自己アドレスを設定する機器番号指定スイッチ
部を備え、集中制御機装置からの通信データを受信する
と、受信した通信データ内の相手アドレスデータと機器
番号指定スイッチ部で設定されている自己アドレスとを
比較して、受信した通信データが自己宛の通信データで
あるかどうかを判断する。 【0006】集中制御機装置は、複数台の室内機のうち
の1台を個別に制御するための個別制御用の操作部と、
複数台の室内機のうちの何台かを同一運転状態に制御す
るための同報制御用の操作部とを備えている。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の空気調和装置で1つの通信線上に複数の室内機、室外
機、集中制御機器が接続された場合において、集中制御
装置から同報制御をするときは、同報制御のグループ内
の各室内機に個別にデータを通信する必要があり、室内
機の台数が多ければグループ内の室内機が全て動作する
まで時間がかかるという欠点があった。 【0008】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、同報制御を行うときに制御する機器が全て動作する
まで時間がかからない空気調和装置を提供することを目
的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の空気調和装置は、集中制御機装置からの通
信データを受信し、受信した通信データが自己宛の通信
データであると判断したときに、受信した通信データに
基づいて運転制御を行う複数台の室内機を備え、前記集
中制御機装置から送信される通信データは、複数台の前
記室内機のうちの1台を個別に制御する個別制御である
か、それとも複数台の前記室内機のうちの何台かを同一
運転状態に制御する同報制御であるかを区別するための
同報制御データと、送信相手を示す相手アドレスデータ
と、制御内容を示す制御データとを含み、複数台の前記
室内機は、個別制御用の自己アドレスデータと同報制御
用の自己アドレスデータとを記憶したメモリーを備え、
前記集中制御機装置からの通信データを受信すると、通
信データ内の前記同報制御データを基に前記個別制御か
前記同報制御かを判別し、受信した通信データが前記個
別制御であると判別したときは、受信した通信データ内
の前記相手アドレスデータと前記メモリーに記憶された
個別制御用の自己アドレスデータとを比較して、受信し
た通信データが自己宛の通信データであるかどうかを判
断し、受信した通信データが前記同報制御であると判別
したときは、受信した通信データ内の前記相手アドレス
データと前記メモリーに記憶された同報制御用の自己ア
ドレスデータとを比較して、受信した通信データが自己
宛の通信データであるかどうかを判断するように構成さ
れているのである。 【0010】上記構成において、集中制御装置から複数
台の室内機に対して同報制御する場合は、集中制御機装
置から、同報制御であることを示した同報制御データ
と、その同報制御用の相手アドレスデータと、その同報
制御の制御内容を示す制御データを含む通信データが送
信される。 【0011】そして、その通信データを受信した複数台
の室内機は、通信データ内の同報制御データの内容から
同報制御であると判断して、メモリーから同報制御用の
自己アドレスデータを読み出し、受信した通信データ内
の相手アドレスデータとメモリーに記憶された同報制御
用の自己アドレスデータとを比較して、受信した通信デ
ータが自己宛の通信データであるかどうかを判断する。 【0012】そして、複数台の室内機のうち、受信した
通信データ内の相手アドレスデータとメモリーに記憶さ
れた同報制御用の自己アドレスデータとが一致した同一
グループの複数台の室内機は、受信した通信データの制
御データに基づいて同一の運転制御を行う。 【0013】そのため、同報制御を行うときに制御する
機器が全て動作するまで時間がかからずに制御すること
ができる。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態の空
気調和装置について、図面を参照しながら説明する。 【0015】図1は本発明の一実施の形態における空気
調和装置のブロック図、図2は同実施の形態の空気調和
装置の室内機の動作を示すフローチャート、図3は同実
施の形態の空気調和装置の個別制御時の通信データの構
成を示すデータ構成図、図4は同実施の形態の空気調和
装置の同報制御時の通信データの構成を示すデータ構成
図である。 【0016】図1において、Aは、9台の室内機B1〜
B9に個別でデータを送信する個別制御キー1a〜1i
と同報でデータを送信する同報制御キー2と、運転キー
3と停止キー4と、9台の室内機B1〜B9に通信デー
タを伝送する集中制御装置側伝送手段5とを備えた集中
制御装置である。 【0017】9台の室内機B1〜B9は、集中制御装置
側伝送手段5からの通信データを受信する室内機側伝送
手段11、21、…91と、相手アドレスデータDAか
ら通信データが自己に関するものであるかどうかを判断
する判別手段12、…92と、判別手段12、…92で
自己に関するものと判断したとき制御データDTに従っ
て動作する運転制御手段13、…93と、個別時と同報
時の相手アドレスデータを記憶するメモリー14、…9
4とを備える。 【0018】判別手段12、…92は、同報制御データ
PRが個別制御を示しているときは相手アドレスデータ
DAのアドレス番号と自己のアドレスをメモリー14の
個別制御の読みだし番号とを比較して自己に関するもの
であるかどうかを判断し、同報制御データPRが同報制
御を示しているときは相手アドレスデータDAのとメモ
リー14、…94に記憶された同報制御番号とを比較し
て自己に関するものであるかどうかを判断する。 【0019】運転制御手段13、…93は、判別手段1
2、…92で自己に関するものと判断したとき制御デー
タDTに従って運転を制御する。 【0020】同様にして、室外機C1は、集中制御装置
側伝送手段5からの通信データを受信する室外機側伝送
手段111と、相手アドレスデータDAから通信データ
が自己に関するものであるかどうかを判断する判別手段
112と、判別手段112で自己に関するものと判断し
たとき制御データDTに従って動作する運転制御手段1
13と、同報番号を記憶するメモリー114とを備え
る。 【0021】図3は、空気調和装置の個別制御時の通信
データで、アドレスデータADは、同報制御データP
R,機種種別データとアドレス番号からなる自己アドレ
スデータSAと相手アドレスデータDAと制御データD
Tからなる。図4は同報制御時の通信データである。 【0022】以上のように構成された本実施の形態の空
気調和機について、室内機B1を個別又は同報制御する
ときの通信制御を、図2を参照しながら以下に説明す
る。 【0023】集中制御装置Aは、個別制御キー1aと運
転キー3を操作した場合、個別送信する室内機の機種種
別データと室内機のアドレスデータと運転を指示する制
御データを有する通信データを相手室内機に伝送する。 【0024】送信データは、図3に示すデータとする。 【0025】室内機B1では、集中制御装置Aから送信
された通信データを室内機側伝送手段11で受信し、判
別手段12は、同報制御データPRの“0”より個別制
御であることを検知し(step2をYes側に分
岐)、相手アドレスデータDAの機種種別データ“1”
とアドレス番号“1”を自己のメモリー14より、読み
出す。この場合、機種種別データ“1”とアドレス番号
“1”とが読みだされ、比較して自己に関するものであ
ると判断し(step3をYes側に分岐)、運転制御
手段13は、制御データDTから送られきた制御データ
により運転する。 【0026】室内機B2では、集中制御装置Aから送信
された通信データを室内機側伝送手段21で受信し(s
tep1をYes側に分岐)、判別手段22は、同報制
御データPRの“0”より個別制御であることを検知し
(step2をYes側に分岐)、相手アドレスデータ
DAの機種種別データ“1”と室内機番号“1”とメモ
リー14より個別時の自己の機種種別データ“1”とア
ドレス番号“2”,とを比較して自己に関するものでな
いと判断し(step3をNo側に分岐)、いままでの
状態を維持する。 【0027】室外機C1では、集中制御装置Aから送信
された通信データを室外機側伝送手段121で受信し
(step1をYes側に分岐)、判別手段122,
は、同報制御データPRの“0”より個別制御であるこ
とを検知し(step2をYes側に分岐)、相手アド
レスデータDAの機種種別データ“1”と室内機番号
“1”と自己の機種種別データ“2”と室外機番号
“1”とを比較して自己に関するものでないと判断し
(step3をNo側に分岐)、いままでの状態を維持
する。 【0028】次に、集中制御装置Aにおいて、集中制御
装置Aは、同報制御キー1aと運転キー3を操作した場
合、同報制御データで同報制御“1”を指定し、相手ア
ドレスデータDAの機種種別データ“1”と室内機番号
“F”と運転を指示する制御データをセットし、集中制
御装置側伝送手段5から図4に示す通信データを送信す
る。 【0029】室内機B1では、集中制御装置Aから送信
された通信データを室内機側伝送手段11,91で受信
し(step1をYes側に分岐)、判別手段12は、
相手種別データPRの“1”より同報制御であることを
検知し(step2をNo側に分岐)、メモリー14か
ら同報時の機種別データ“1”と室内機番号“F”とを
読出し(step6)、相手アドレスデータDAの機種
別データ“1”とメモリー14,から読出した機種種別
データ“1”とアドレス番号“F”とを比較して自己に
関するものであると判断し(step7をYes側に分
岐)、運転制御手段13は、制御データDTの“運転O
N”が運転情報であることを検知し、集中制御装置Aか
ら送られた制御データDTの運転情報に従って運転を行
う(step8)。 【0030】同様にして室内機B2でも自己に関するも
のであると判断して制御データDTの運転情報に従って
運転を行う(step8)。 【0031】室外機C1では、集中制御装置Aから送信
された通信データを室外機側伝送手段121で受信し
(step1をYes側に分岐)、判別手段122は、
相手種別データPRの“1”より同報別制御であること
を検知し(step2をNo側に分岐)、メモリー12
4から機種別データ“2”を読出し(step6)、相
手アドレスデータDAの機種別データ“1”とを比較し
て自己に関するものでないと判断し(step7をNo
側に分岐)、いままでの状態を維持する。 【0032】以上のように本実施の形態では、集中制御
装置側伝送手段5は、個別制御か同報制御かを区別する
同報制御データPRと送信元を示す自己アドレスデータ
SAと送信相手を示す相手アドレスデータDAと制御デ
ータDTとを有する通信データを複数台の室内機にシリ
アルに伝送する。 【0033】そして、9台の室内機B1〜B9は、集中
制御装置側伝送手段5からの通信データを受信する室内
機側伝送手段11、…91と、相手アドレスデータSA
から通信データが自己に関するものであるかどうかを判
断する判別手段12、…92と、判別手段12、…92
で自己に関するものと判断したとき制御データDTに従
って動作する運転制御手段13、…93と、個別制御時
と同報制御時の機種別データと室内機番号を記憶するメ
モリー14、…94とを備える。 【0034】判別手段12、…92は、相手種別データ
PRが個別制御を示しているときは相手アドレスデータ
DAの機種別データとアドレス番号とメモリー14に記
憶された個別時の自己の機種別データとアドレス番号と
を比較して自己に関するものであるかどうかを判断し、
同報制御データPRが同報制御を示しているときは相手
アドレスデータDAの機種別データとアドレス番号がと
メモリー14、…94に記憶されたグループ番号とを比
較して自己に関するものであるかどうかを判断する。 【0035】運転制御手段13、…93は、判別手段1
2、…92で自己に関するものと判断したとき制御デー
タDTが運転情報であれば、運転情報に従って運転す
る。 【0036】同様に、室外機C1は、集中制御装置側伝
送手段5からの通信データを受信する室外機側伝送手段
111と、相手アドレスデータDAが自己に関するもの
であるかどうかを判断する判別手段112、…と、判別
手段112、で自己に関するものと判断したとき制御デ
ータDTに従って動作する運転制御手段113と、同報
制御時の機種別データとアドレス番号を記憶するメモリ
ー114、…194とを備えており、前記室内機の場合
と同様の制御を行う。 【0037】以上のように本実施の形態の空気調和装置
は、集中制御機装置Aからの通信データを受信し、受信
した通信データが自己宛の通信データであると判断した
ときに、受信した通信データに基づいて運転制御を行う
複数台の室内機B1〜B9を備え、集中制御機装置Aか
ら送信される通信データは、複数台の室内機B1〜B9
のうちの1台を個別に制御する個別制御であるか、それ
とも複数台の室内機B1〜B9のうちの何台かを同一運
転状態に制御する同報制御であるかを区別するための同
報制御データPRと、送信相手を示す相手アドレスデー
タDAと、制御内容を示す制御データDTとを含み、複
数台の室内機B1〜B9は、個別制御用の自己アドレス
データと同報制御用の自己アドレスデータとを記憶した
メモリー14、…94を備え、集中制御機装置Aからの
通信データを受信すると、通信データ内の同報制御デー
タPRを基に個別制御か同報制御かを判別し、受信した
通信データが個別制御であると判別したときは、受信し
た通信データ内の相手アドレスデータDAとメモリー1
4、…94に記憶された個別制御用の自己アドレスデー
タとを比較して、受信した通信データが自己宛の通信デ
ータであるかどうかを判断し、受信した通信データが同
報制御であると判別したときは、受信した通信データ内
の相手アドレスデータDAとメモリー14、…94に記
憶された同報制御用の自己アドレスデータとを比較し
て、受信した通信データが自己宛の通信データであるか
どうかを判断するように構成されているのである。 【0038】そして、上記構成において、集中制御機装
置Aから複数台の室内機B1〜B9に対して同報制御す
る場合は、集中制御機装置Aから、同報制御であること
を示した同報制御データPRと、その同報制御用の相手
アドレスデータDAと、その同報制御の制御内容を示す
制御データDTを含む通信データが送信される。 【0039】そして、その通信データを受信した複数台
の室内機B1〜B9は、通信データ内の同報制御データ
PRの内容から同報制御であると判断して、メモリー1
4、…94から同報制御用の自己アドレスデータを読み
出し、受信した通信データ内の相手アドレスデータDA
とメモリー14、…94に記憶された同報制御用の自己
アドレスデータとを比較して、受信した通信データが自
己宛の通信データであるかどうかを判断する。 【0040】そして、複数台の室内機B1〜B9のう
ち、受信した通信データ内の相手アドレスデータDAと
メモリー14、…94に記憶された同報制御用の自己ア
ドレスデータとが一致した同一グループの複数台の室内
機B1〜B9は、受信した通信データの制御データDA
に基づいて同一の運転制御を行う。 【0041】そのため、集中制御装置Aが同報制御を行
う場合にグループ内の室内機B1〜B9が全て動作する
まで時間がかからず、同報制御が容易にできる。 【0042】 【発明の効果】以上のように本発明の空気調和装置は、
集中制御機装置からの通信データを受信し、受信した通
信データが自己宛の通信データであると判断したとき
に、受信した通信データに基づいて運転制御を行う複数
台の室内機を備え、前記集中制御機装置から送信される
通信データは、複数台の前記室内機のうちの1台を個別
に制御する個別制御であるか、それとも複数台の前記室
内機のうちの何台かを同一運転状態に制御する同報制御
であるかを区別するための同報制御データと、送信相手
を示す相手アドレスデータと、制御内容を示す制御デー
タとを含み、複数台の前記室内機は、個別制御用の自己
アドレスデータと同報制御用の自己アドレスデータとを
記憶したメモリーを備え、前記集中制御機装置からの通
信データを受信すると、通信データ内の前記同報制御デ
ータを基に前記個別制御か前記同報制御かを判別し、受
信した通信データが前記個別制御であると判別したとき
は、受信した通信データ内の前記相手アドレスデータと
前記メモリーに記憶された個別制御用の自己アドレスデ
ータとを比較して、受信した通信データが自己宛の通信
データであるかどうかを判断し、受信した通信データが
前記同報制御であると判別したときは、受信した通信デ
ータ内の前記相手アドレスデータと前記メモリーに記憶
された同報制御用の自己アドレスデータとを比較して、
受信した通信データが自己宛の通信データであるかどう
かを判断するように構成されているので、集中制御装置
が同報制御を行う場合に同報の室内機が全て動作するま
で時間がかからず、同報制御が容易にできる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施の形態における空気調和装置の
ブロック図 【図2】同実施の形態の空気調和装置の室内機、室外機
の動作を示すフローチャート 【図3】同実施の形態の空気調和装置の個別制御時の通
信データの構成を示すデータ構成図 【図4】同実施の形態の空気調和装置の同報制御時の通
信データの構成を示すデータ構成図 【符号の説明】 A 集中制御装置 B1,B9 室内機 11 室内機側伝送手段 12 判別手段 13 運転制御手段 14 メモリー 91 室内機側伝送手段 92 判別手段 93 運転制御手段 94 メモリー C1 室外機 111 室外機側伝送手段 112 判別手段 113 運転制御手段 114 メモリー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−267449(JP,A) 特開 平3−154436(JP,A) 特開 昭59−63438(JP,A) 特開 平1−181031(JP,A) 特開 平1−179851(JP,A) 実開 平2−38037(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 103

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 集中制御機装置からの通信データを受信
    し、受信した通信データが自己宛の通信データであると
    判断したときに、受信した通信データに基づいて運転制
    御を行う複数台の室内機を備え、 前記集中制御機装置から送信される通信データは、複数
    台の前記室内機のうちの1台を個別に制御する個別制御
    であるか、それとも複数台の前記室内機のうちの何台か
    を同一運転状態に制御する同報制御であるかを区別する
    ための同報制御データと、送信相手を示す相手アドレス
    データと、制御内容を示す制御データとを含み、 複数台の前記室内機は、個別制御用の自己アドレスデー
    タと同報制御用の自己アドレスデータとを記憶したメモ
    リーを備え、前記集中制御機装置からの通信データを受
    信すると、通信データ内の前記同報制御データを基に前
    記個別制御か前記同報制御かを判別し、受信した通信デ
    ータが前記個別制御であると判別したときは、受信した
    通信データ内の前記相手アドレスデータと前記メモリー
    に記憶された個別制御用の自己アドレスデータとを比較
    して、受信した通信データが自己宛の通信データである
    かどうかを判断し、受信した通信データが前記同報制御
    であると判別したときは、受信した通信データ内の前記
    相手アドレスデータと前記メモリーに記憶された同報制
    御用の自己アドレスデータとを比較して、受信した通信
    データが自己宛の通信データであるかどうかを判断する
    ことを特徴とする空気調和装置。
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