JP3425123B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は集中制御装置からの
通信データにより複数台の室内機の運転を制御する空気
調和機に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、集中制御装置からのシリアル通信
データにより複数台の室内機の運転を制御する空気調和
機が提案されている(例えば、特開昭59−63438
号公報)。 【0003】以下、上記従来のこの種の空気調和機につ
いて説明する。従来のこの種の空気調和機は、送信相手
の室内機番号を示す相手アドレスデータと制御データと
を有する通信データを複数台の室内機にシリアルに伝送
する集中制御装置と、相手アドレスデータの室内機番号
と自己の室内機番号とを比較して自己に関するものであ
るかどうかを判断する判別手段と、判別手段で自己に関
するものと判断したとき制御データに従って運転する運
転制御手段とを有する複数台の室内機とを備えている。 【0004】また、複数台の室内機は予めグループ分け
されており、集中制御装置のグループ一括キー入力操作
部を操作すると、グループを構成する各室内機に対応す
る個別キー入力操作部を全て操作した場合と同じことに
なり、グループ内の室内機は同じ動作をさせることがで
きる。 【0005】室内機は集中制御装置から通信データを受
信すると通信データ内の相手アドレスデータの室内機番
号と自己の室内機番号とを比較して自己に関するもので
あるかどうかを判断し、自己に関するものであれば通信
データ内の制御データに従って運転する。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の空気調和機の室内機は、集中制御装置から通信データ
を受信すると通信データ内の相手アドレスデータの室内
機番号と自己の室内機番号とを比較して自己に関するも
のであるかどうかを判断する構成になっていたので、集
中制御装置がグループ別制御を行う場合、室内機の台数
が多ければグループ内の室内機が全て動作するまで時間
がかかるという欠点があった。 【0007】また、グループ別制御は、集中制御装置の
グループ一括キー入力操作部の操作で行っていたので、
グループの再編成、変更が容易にできないという欠点が
あった。 【0008】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、集中制御装置がグループ別制御を行う場合にグルー
プ内の室内機が全て動作するまで時間がかからず、グル
ープの再編成、変更が容易にできる空気調和機を提供す
ることを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の空気調和機は、個別制御かグループ別制御
かを区別する相手種別データと送信相手を示す相手アド
レスデータと制御データとを含む通信データを複数台の
室内機に伝送する集中制御装置と、グループ番号を記憶
するための書き換え可能なメモリーを備え、前記相手ア
ドレスデータを基に前記集中制御装置から伝送された前
記通信データが自己宛の前記通信データであると判断し
たときに、前記通信データの前記制御データが運転情報
であれば前記運転情報に従って運転し、前記制御データ
が前記グループ番号情報であれば前記メモリーに前記制
御データから読み出した前記グループ番号を記憶させる
複数台の室内機とからなり、複数台の前記室内機は、前
記集中制御装置から伝送された前記通信データの前記相
手種別データがグループ別制御を示しているときは、前
記相手アドレスデータと前記メモリーに記憶されている
グループ番号とを比較して自己に関するものであるかど
うかを判断するように構成されているのである。 【0010】上記構成において、集中制御装置から個別
制御を示す相手種別データとグループ化する室内機の室
内機番号を示す相手アドレスデータとグループ番号を示
す制御データとを有する通信データを複数台の室内機に
伝送すると、複数台の室内機は相手アドレスデータの室
内機番号と自己の室内機番号とを比較し、その結果、自
己に関するものであると判断した室内機は、メモリーに
制御データ内のグループ番号を記憶する。 【0011】次に、集中制御装置からグループ別制御を
示す相手種別データとグループ番号を示す相手アドレス
データと運転情報を示す制御データとを有する通信デー
タを複数台の室内機に伝送すると、複数台の室内機は相
手アドレスデータのグループ番号とメモリーに記憶され
たグループ番号とを比較し、その結果、自己に関するも
のであると判断した室内機は制御データ内の運転情報に
従って運転する。 【0012】また、集中制御装置から個別制御を示す相
手種別データとグループ化する室内機の室内機番号を示
す相手アドレスデータと変更後のグループ番号を示す制
御データとを有する通信データを複数台の室内機に伝送
すると、複数台の室内機は相手アドレスデータの室内機
番号と自己の室内機番号とを比較し、その結果、自己に
関するものであると判断した室内機はメモリーにその変
更後のグループ番号を記憶する。 【0013】そのため、集中制御装置がグループ別制御
を行う場合にグループ内の室内機が全て動作するまで時
間がかからず、グループの再編成、変更が容易にでき
る。 【0014】 【発明の実施の形態】以上本発明の一実施の形態の空気
調和機について、図面を参照しながら説明する。 【0015】図1は本発明の一実施の形態における空気
調和機のブロック図、図2は同実施の形態の空気調和機
の室内機の動作を示すフローチャート、図3は同実施の
形態の空気調和機のグループ設定時の通信データの構成
を示すデータ構成図、図4は同実施の形態の空気調和機
のグループ別制御時の通信データの構成を示すデータ構
成図である。 【0016】図1において、Aは、個別制御キーとグル
ープ別制御キーとを有する相手種別データ入力手段1
と、各室内機に対応して設けられ室内機番号が表示され
た複数の室内機番号キーを有する室内機番号入力手段2
と、各グループに対応して設けられグループ番号が表示
された複数のグループ番号キーを有するグループ番号入
力手段3と、運転キー、停止キー等を有する運転情報入
力手段4と、9台の室内機B1〜B9に通信データを伝
送する集中制御装置側伝送手段5とを備えた集中制御装
置である。 【0017】集中制御装置側伝送手段5は、相手種別デ
ータ入力手段1と室内機番号入力手段2とグループ番号
入力手段3と運転情報入力手段4からの入力によりアド
レスデータADと制御データDTとを有する通信データ
を複数台の室内機にシリアルに伝送する。 【0018】アドレスデータADは、個別制御かグルー
プ別制御かを区別する相手種別データPRと送信元を示
す自己アドレスデータSAと送信相手を示す相手アドレ
スデータDAとから構成される。 【0019】9台の室内機B1〜B9は、集中制御装置
側伝送手段5からの通信データを受信する室内機側伝送
手段11、21、…91と、相手アドレスデータDAか
ら通信データが自己に関するものであるかどうかを判断
する判別手段12、22、…92と、判別手段12、2
2、…92で自己に関するものと判断したとき制御デー
タDTに従って動作する運転制御手段13、23、…9
3と、グループ番号を記憶する書き換え可能なメモリー
14、24、…94とを備える。 【0020】判別手段12、22、…92は、相手種別
データPRが個別制御を示しているときは相手アドレス
データDAの室内機番号と自己の室内機番号とを比較し
て自己に関するものであるかどうかを判断し相手種別デ
ータPRがグループ別制御を示しているときは相手アド
レスデータDAのグループ番号とメモリー14、24、
…94に記憶されたグループ番号とを比較して自己に関
するものであるかどうかを判断する。 【0021】運転制御手段13、23、…93は、判別
手段12、22、…92で自己に関するものと判断した
とき制御データDTが運転情報であれば、運転情報に従
って運転し、制御データDTがグループ番号であればメ
モリー14、24、…94に集中制御装置Aから送られ
たグループ番号を記憶させる。 【0022】以上のように構成された本実施の形態の空
気調和機について、室内機B1をグループ1に入れ、室
内機B2をグループ2に入れ、室内機B9をグループ1
に入れた後、グループ1の室内機を運転させるときの動
作を、図2を参照しながら以下に説明する。 【0023】まず、集中制御装置Aにおいて、相手種別
データ入力手段1で個別制御“0”を指定し、室内機番
号入力手段2でグループ内に入れる室内機B1の番号
“1”を入力し、グループ番号入力手段3でグループ1
のグループの番号“1”を入力する。これにより集中制
御装置Aは、集中制御装置側伝送手段5から図3に示す
通信データを送信する。なお、自己アドレスデータSA
(集中制御装置Aから送信する場合は集中制御装置Aの
番号“0”)は送信時に自動的に通信データの中に入
る。 【0024】室内機B1では、集中制御装置Aから送信
された通信データを室内機側伝送手段11で受信し(s
tep1をYes側に分岐)、判別手段12は、相手種
別データPRの“0”より個別制御であることを検知し
(step2をYes側に分岐)、相手アドレスデータ
DAの室内機番号“1”と自己の室内機番号“1”とを
比較して自己に関するものであると判断し(step3
をYes側に分岐)、運転制御手段13は、制御データ
DTの“1”がグループ番号であることを検知し(st
ep4をYes側に分岐)、メモリー14に集中制御装
置Aから送られた制御データDTのグループ番号を記憶
させる(step5)。 【0025】室内機B2,B9では、集中制御装置Aか
ら送信された通信データを室内機側伝送手段21,91
で受信し(step1をYes側に分岐)、判別手段2
2,92は、相手種別データPRの“0”より個別制御
であることを検知し(step2をYes側に分岐)、
相手アドレスデータDAの室内機番号“1”と自己の室
内機番号“2”,“9”とを比較して自己に関するもの
でないと判断し(step3をNo側に分岐)、いまま
での状態を維持する。 【0026】次に、集中制御装置Aにおいて、相手種別
データ入力手段1で個別制御“0”を指定し、室内機番
号入力手段2でグループ内に入れる室内機B2の番号
“2”を入力し、グループ番号入力手段3でグループ2
のグループの番号“2”を入力する。これにより集中制
御装置Aは、集中制御装置側伝送手段5から通信データ
を送信する。 【0027】室内機B2では、集中制御装置Aから送信
された通信データを室内機側伝送手段21で受信し(s
tep1をYes側に分岐)、判別手段22は、相手種
別データPRの“0”より個別制御であることを検知し
(step2をYes側に分岐)、相手アドレスデータ
DAの室内機番号“2”と自己の室内機番号“2”とを
比較して自己に関するものであると判断し(step3
をYes側に分岐)、運転制御手段23は、制御データ
DTの“2”がグループ番号であることを検知し(st
ep4をYes側に分岐)、メモリー24に集中制御装
置Aから送られた制御データDTのグループ番号を記憶
させる(step5)。 【0028】室内機B1,B9では、集中制御装置Aか
ら送信された通信データを室内機側伝送手段11,91
で受信し(step1をYes側に分岐)、判別手段1
2,92は、相手種別データPRの“0”より個別制御
であることを検知し(step2をYes側に分岐)、
相手アドレスデータDAの室内機番号“2”と自己の室
内機番号“1”,“9”とを比較して自己に関するもの
でないと判断し(step3をNo側に分岐)、いまま
での状態を維持する。 【0029】次に、集中制御装置Aにおいて、相手種別
データ入力手段1で個別制御“0”を指定し、室内機番
号入力手段2でグループ内に入れる室内機B9の番号
“9”を入力し、グループ番号入力手段3でグループ1
のグループの番号“1”を入力する。これにより集中制
御装置Aは、集中制御装置側伝送手段5から通信データ
を送信する。 【0030】室内機B9では、集中制御装置Aから送信
された通信データを室内機側伝送手段91で受信し(s
tep1をYes側に分岐)、判別手段92は、相手種
別データPRの“0”より個別制御であることを検知し
(step2をYes側に分岐)、相手アドレスデータ
DAの室内機番号“9”と自己の室内機番号“9”とを
比較して自己に関するものであると判断し(step3
をYes側に分岐)、運転制御手段93は、制御データ
DTの“1”がグループ番号であることを検知し(st
ep4をYes側に分岐)、メモリー94に集中制御装
置Aから送られた制御データDTのグループ番号を記憶
させる(step5)。 【0031】室内機B1,B2では、集中制御装置Aか
ら送信された通信データを室内機側伝送手段11,21
で受信し(step1をYes側に分岐)、判別手段1
2,22は、相手種別データPRの“0”より個別制御
であることを検知し(step2をYes側に分岐)、
相手アドレスデータDAの室内機番号“9”と自己の室
内機番号“1”,“2”とを比較して自己に関するもの
でないと判断し(step3をNo側に分岐)、いまま
での状態を維持する。 【0032】次に、集中制御装置Aにおいて、相手種別
データ入力手段1でグループ別制御“1”を指定し、グ
ループ番号入力手段3でグループ別制御を行うグループ
1のグループの番号“1”を入力し、運転情報入力手段
4で運転を入力する。これにより集中制御装置Aは、集
中制御装置側伝送手段5から図4に示す通信データを送
信する。 【0033】室内機B1,B9では、集中制御装置Aか
ら送信された通信データを室内機側伝送手段11,91
で受信し(step1をYes側に分岐)、判別手段1
2,92は、相手種別データPRの“1”よりグループ
別制御であることを検知し(step2をNo側に分
岐)、メモリー14,94からグループ番号“1”を読
出し(step6)、相手アドレスデータDAのグルー
プ番号“1”とメモリー14,94から読出したグルー
プ番号“1”とを比較して自己に関するものであると判
断し(step7をYes側に分岐)、運転制御手段1
3は、制御データDTの“運転ON”が運転情報である
ことを検知し(step4をNo側に分岐)、集中制御
装置Aから送られた制御データDTの運転情報に従って
運転を行う(step8)。 【0034】室内機B2では、集中制御装置Aから送信
された通信データを室内機側伝送手段21で受信し(s
tep1をYes側に分岐)、判別手段22は、相手種
別データPRの“1”よりグループ別制御であることを
検知し(step2をNo側に分岐)、メモリー24か
らグループ番号“2”を読出し(step6)、相手ア
ドレスデータDAのグループ番号“1”とメモリー24
から読出したグループ番号“2”とを比較して自己に関
するものでないと判断し(step7をNo側に分
岐)、いままでの状態を維持する。 【0035】なお、室内機B1をグループ1から外し、
グループ2に入れるときは、集中制御装置Aにおいて、
相手種別データ入力手段1で個別制御“0”を指定し、
室内機番号入力手段2でグループ内に入れる室内機B1
の番号“1”を入力し、グループ番号入力手段3でグル
ープ1のグループの番号“2”を入力する。これにより
集中制御装置Aは、集中制御装置側伝送手段5通信デー
タを送信する。 【0036】室内機B1では、集中制御装置Aから送信
された通信データを室内機側伝送手段11で受信し(s
tep1をYes側に分岐)、判別手段12は、相手種
別データPRの“0”より個別制御であることを検知し
(step2をYes側に分岐)、相手アドレスデータ
DAの室内機番号“1”と自己の室内機番号“1”とを
比較して自己に関するものであると判断し(step3
をYes側に分岐)、運転制御手段13は、制御データ
DTの“2”がグループ番号であることを検知し(st
ep4をYes側に分岐)、メモリー14に集中制御装
置Aから送られた制御データDTのグループ番号の
“2”を記憶させる(step5)。 【0037】以上のように本実施の形態では、集中制御
装置側伝送手段5は、相手種別データ入力手段1と室内
機番号入力手段2とグループ番号入力手段3と運転情報
入力手段4からの入力により、個別制御かグループ別制
御かを区別する相手種別データPRと送信元を示す自己
アドレスデータSAと送信相手を示す相手アドレスデー
タDAと制御データDTとを有する通信データを複数台
の室内機にシリアルに伝送する。 【0038】そして、9台の室内機B1〜B9は、集中
制御装置側伝送手段5からの通信データを受信する室内
機側伝送手段11、21、…91と、相手アドレスデー
タSAから通信データが自己に関するものであるかどう
かを判断する判別手段12、22、…92と、判別手段
12、22、…92で自己に関するものと判断したとき
制御データDTに従って動作する運転制御手段13、2
3、…93と、グループ番号を記憶する書き換え可能な
メモリー14、24、…94とを備える。 【0039】判別手段12、22、…92は、相手種別
データPRが個別制御を示しているときは相手アドレス
データDAの室内機番号と自己の室内機番号とを比較し
て自己に関するものであるかどうかを判断し相手種別デ
ータPRがグループ別制御を示しているときは相手アド
レスデータDAのグループ番号とメモリー14、24、
…94に記憶されたグループ番号とを比較して自己に関
するものであるかどうかを判断する。 【0040】運転制御手段13、23、…93は、判別
手段12、22、…92で自己に関するものと判断した
とき制御データDTが運転情報であれば、運転情報に従
って運転し、制御データDTがグループ番号であればメ
モリー14、24、…94に集中制御装置Aから送られ
たグループ番号を記憶させる。 【0041】本実施の形態の空気調和機は、個別制御か
グループ別制御かを区別する相手種別データPRと送信
相手を示す相手アドレスデータDAと制御データDTと
を含む通信データを複数台の室内機B1〜B9に伝送す
る集中制御装置Aと、グループ番号を記憶するための書
き換え可能なメモリー14、24、…94を備え、相手
アドレスデータDAを基に集中制御装置Aから伝送され
た通信データが自己宛の通信データであると判断したと
きに、通信データの制御データDAが運転情報であれば
運転情報に従って運転し、制御データDTがグループ番
号情報であればメモリー14、24、…94に制御デー
タDTから読み出したグループ番号を記憶させる複数台
の室内機B1〜B9とからなり、複数台の室内機B1〜
B9は、集中制御装置Aから伝送された通信データの相
手種別データPRがグループ別制御を示しているとき
は、相手アドレスデータDAとメモリー14、24、…
94に記憶されているグループ番号とを比較して自己に
関するものであるかどうかを判断するように構成されて
いるので、集中制御装置Aがグループ別制御を行う場合
にグループ内の室内機B1〜B9が全て動作するまで時
間がかからず、グループの再編成、変更が容易にでき
る。 【0042】 【発明の効果】以上のように本発明の空気調和機は、個
別制御かグループ別制御かを区別する相手種別データと
送信相手を示す相手アドレスデータと制御データとを含
む通信データを複数台の室内機に伝送する集中制御装置
と、グループ番号を記憶するための書き換え可能なメモ
リーを備え、前記相手アドレスデータを基に前記集中制
御装置から伝送された前記通信データが自己宛の前記通
信データであると判断したときに、前記通信データの前
記制御データが運転情報であれば前記運転情報に従って
運転し、前記制御データが前記グループ番号情報であれ
ば前記メモリーに前記制御データから読み出した前記グ
ループ番号を記憶させる複数台の室内機とからなり、複
数台の前記室内機は、前記集中制御装置から伝送された
前記通信データの前記相手種別データがグループ別制御
を示しているときは、前記相手アドレスデータと前記メ
モリーに記憶されているグループ番号とを比較して自己
に関するものであるかどうかを判断するように構成され
ているので、集中制御装置がグループ別制御を行う場合
にグループ内の室内機が全て動作するまで時間がかから
ず、グループの再編成、変更が容易にできる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施の形態における空気調和機のブ
ロック図 【図2】同実施の形態の空気調和機の室内機の動作を示
すフローチャト 【図3】同実施の形態の空気調和機のグループ設定時の
通信データの構成を示すデータ構成図 【図4】同実施の形態の空気調和機のグループ別制御時
の通信データの構成を示すデータ構成図 【符号の説明】 A 集中制御装置 B1,B2,B9 室内機 11 室内機側伝送手段 12 判別手段 13 運転制御手段 14 メモリー 21 室内機側伝送手段 22 判別手段 23 運転制御手段 24 メモリー 91 室内機側伝送手段 92 判別手段 93 運転制御手段 94 メモリー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−267449(JP,A) 特開 昭62−280538(JP,A) 特開 昭62−98146(JP,A) 特開 昭62−102049(JP,A) 特開 平4−263730(JP,A) 特開 昭59−200147(JP,A) 実開 平3−31249(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 103

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 個別制御かグループ別制御かを区別する
    相手種別データと送信相手を示す相手アドレスデータと
    制御データとを含む通信データを複数台の室内機に伝送
    する集中制御装置と、 グループ番号を記憶するための書き換え可能なメモリー
    を備え、前記相手アドレスデータを基に前記集中制御装
    置から伝送された前記通信データが自己宛の前記通信デ
    ータであると判断したときに、前記通信データの前記制
    御データが運転情報であれば前記運転情報に従って運転
    し、前記制御データが前記グループ番号情報であれば前
    記メモリーに前記制御データから読み出した前記グルー
    プ番号を記憶させる複数台の室内機とからなり、 複数台の前記室内機は、前記集中制御装置から伝送され
    た前記通信データの前記相手種別データがグループ別制
    御を示しているときは、前記相手アドレスデータと前記
    メモリーに記憶されているグループ番号とを比較して自
    己に関するものであるかどうかを判断することを特徴と
    する空気調和機。
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