JPH0518573A - 換気システム - Google Patents

換気システム

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JPH0518573A
JPH0518573A JP16785891A JP16785891A JPH0518573A JP H0518573 A JPH0518573 A JP H0518573A JP 16785891 A JP16785891 A JP 16785891A JP 16785891 A JP16785891 A JP 16785891A JP H0518573 A JPH0518573 A JP H0518573A
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直 藤城
Kiminari Shinoda
公成 篠田
Aiichiro Kato
愛一郎 加藤
Katsuichi Taguchi
勝一 田口
Toshio Nakamura
俊夫 中村
Takashi Naito
内藤  孝
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部屋の大きさにみあった換気を、ダンパの開
度の微調整や送風量の可変コントロール等を要すること
なく行なうことができるようにする。 【構成】 換気装置1には送受信回路13と換気コント
ローラ5を、ダクトを開閉する各ダンパ4にはダンパコ
ントローラ6をそれぞれ接続するとともに、各換気コン
トローラ5及びダンパコントローラ6に制御信号を送信
する機能を有した管理リモコン7を、それぞれ換気コン
トローラ5とダンパコントローラ6とに通信線8で接続
し、各ダンパコントローラ6は、相対風量を示す既定値
の値及び外部信号の入力状態を送信する送信手段をも
ち、管理リモコン7により、各ダンパ4の開閉状態を管
理する相対換気量を演算し、換気コントローラ5で相対
換気量から絶対換気量に変換し制御する。 【効果】 部屋の大きさに見合った換気が面倒な操作無
しに実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、換気装置に給気ダク
ト及び排気ダクトを接続し、これらの給気ダクトと排気
ダクトを介して複数箇所で給排気を行なう換気システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一箇所の送風元からダクト配管により複
数箇所への送風を行なう従来の換気システムとしては、
例えば特公平1−52663号公報に開示されているよ
うなものがある。このシステムは、各ブロックに送風が
分流される以前の静圧を検知して、その静圧が一定とな
るように送風機の回転数を制御するようにしている。ま
た特公昭60ー47497号公報には、各ブロックに設
置された端末風量制御ユニットに内蔵された風量センサ
によって風量を検知し、その検知量に応じて送風機の回
転数を制御するようにしたものが開示されている。
【0003】上記した従来換気システムにおいて、特に
後者では各ブロックの風量を確実に検知することにより
送風機の回転数を変化させて送風をコントロールしよう
とするシステムとしてはほぼ理想的な構成となってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の換
気システムにおいては、各端末に風量センサやダンパの
開度調節装置等の機器を備え付けるため、システム全体
が大変高価なものになっている。また特公平1−526
63号公報に開示されているものでは、各端末のダンパ
と送風機とが電気的に切り放されているため各端末の動
作を一箇所で集中管理することが難しい。いずれにして
も、従来のシステムでは、各部屋に存在する人に不快感
を与えないように温度や湿度等の状態量をコントロール
することが主目的であり、そのためにはダンパの開度を
自動もしくは手動にて変化させて目標となる値に対して
ずれのないように微調整することが必要である。
【0005】この発明は係る従来の課題を解決するため
になされたもので、部屋の大きさにみあった換気をダン
パの開度の微調整や送風量の可変コントロール等を要す
ることなく行なうことができる経済的な換気システムを
得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る換気シス
テムは、給気もしくは、排気のいずれかのダクトにダク
トを開閉するダンパを配設し、換気装置に、送受信回
路、機器制御手段を有した換気コントローラを、各ダン
パに、送受信回路、機器制御手段、外部信号入力手段を
有したダンパコントローラをそれぞれ接続するととも
に、各換気コントローラ及びダンパコントローラに制御
信号を送信する機能を有した管理リモコンを、それぞれ
換気コントローラとダンパコントローラとに通信線で接
続した換気システムを構成し、その各ダンパコントロー
ラは、接続されるダンパに応じて相対風量を示す風量リ
クエストコードなる既定値を有し、風量リクエストコー
ドの値及び外部信号の入力状態を送信する送信手段をも
ち、管理リモコンによりそれら各ダンパから送信されて
きた風量リクエストコードを管理するメモリ、各ダンパ
の開閉状態を管理するメモリ、それらのデータを用いて
換気装置に送信する相対換気量を計算する演算手段、換
気コントローラで相対換気量から絶対換気量に変換する
絶対風量決定手段、ダンパコントローラから送信されて
きた外部入力信号の処理手段を持ったものである。
【0007】またこの発明にかかる他の換気システム
は、特にダンパコントローラから送信されてくる外部入
力信号の処理手段に、特定の外部入力だけを優先制御さ
せる優先制御手段を記憶するメモリを備えたものであ
る。
【0008】さらにこの発明にかかる他の換気システム
は、換気風量を可変にできる換気装置に給気ダクト、排
気ダクトをそれぞれ接続し、これらの給気ダクトと排気
ダクトを介して複数箇所で給排気を行なう換気装置にお
いて、各給排気箇所における給気もしくは、排気のいず
れかのダクトにダクトを開閉するダンパを配設し、前記
換気装置及びダクトに、送受信回路、機器制御手段、を
有した換気コントローラ及びダンパコントローラを接続
するとともに、各換気コントローラ及びダンパコントロ
ーラに制御信号を送信する機能を有した管理リモコン
を、それぞれ換気コントローラとダンパコントローラと
に通信線で接続した換気システム構成とし、各ダンパコ
ントローラは、接続されるダンパに応じて相対風量を示
す風量リクエストコードなる既定値を有し、風量リクエ
ストコードの値を送信する送信手段をもち、管理リモコ
ンは、それら各ダンパから送信されてきた各ダンパの風
量リクエストコードを管理するメモリ、各ダンパの運転
パターンを記憶するメモリ、ダンパコントローラから送
信されてきた外部入力信号の処理手段を記憶するメモ
リ、それらのデータを用いて演算し、換気装置に送信す
る相対換気量を計算する演算手段を備え、換気コントロ
ーラは、相対換気量から絶対換気量に変換する絶対風量
決定手段を有するものである。
【0009】
【作用】この発明における換気システムにおいては、そ
の換気装置に送信する相対換気量を計算する演算手段
は、各ダンパコントローラに設定された風量リクエスト
コードなる相対風量値の総和と、動作している或いは動
作させようとしているダンパに接続されたダンパコント
ローラの風量リクエストコードの総和の比を算出する。
また、換気コントローラで相対換気量から絶対換気量に
変換する絶対風量決定手段は、換気コントローラに接続
された換気風量を可変にできる換気装置の最大送風能力
と演算手段で算出した比の値を乗算して、比の値に対す
る送風量の絶対値を一意的に算出する。ダンパコントロ
ーラから送信されてきた外部入力信号の処理手段は、外
部信号の状態がデジタル的に1であるとか0であるとか
という信号であるのに対して、これらの信号に対して送
付してきたダンパに対して開の信号を発生させるのか、
閉の信号を発生させるのか、或いは無視するのかを決定
する。
【0010】またこの発明における他の換気システムに
おいては、特にダンパコントローラから送信されてきた
外部入力信号の処理手段おける優先制御手段が、特定の
外部入力だけを優先制御し、外部信号の状態が例えば8
ビット構成のバイナリーデータであるとして特定のビッ
トの解釈のみを行ない、他のビットの解釈を無視する。
【0011】さらにこの発明における他の換気システム
においては、特に各ダンパの運転パターンを記憶するメ
モリで、管理リモコンから特定のダンパを動作させよう
としたときどのダンパを開き、どのダンパを閉じるかが
記憶されている。
【0012】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の適用例としての換気システ
ムの構成図、図2は同じく換気コントローラのハードウ
ェアを示す構成図、図3は同じくダンパコントローラの
ハードウェアの構成図、図4は同じく管理リモコンのハ
ードウェアの構成図、図5は同じく管理リモコンの外観
を示す説明図、図6は同じく通信の際の通信データを示
す説明図、図7は同じく管理リモコンの送信のタイミン
グチャート、図8は管理リモコンの通信のタイミングチ
ャート、図9は動作信号入力時の通信に関するタイミン
グチャート、図10は個別リモコンの回路構成図、図1
1は個別リモコンの外観図、図12は換気コントローラ
のソフトウェアの基本構成図、図13はダンパコントロ
ーラのソフトウェアの基本構成図、図14は管理リモコ
ンのソフトウェアの基本構成図、図15は管理リモコン
の動作シーケンスを示すフローチャートである。
【0013】図おいて、1は換気装置で、インバータ等
により送風機の回転数を可変制御することにより給気、
排気の送風量を同時に可変制御することができる。2は
換気装置1の給気側の出力に接続された給気ダクトで、
各ブロックA,B,Cへ外気を供給する。3は換気装置
1の排気側の入力に接続された排気ダクトで、各ブロッ
クA,B,Cから戻ってきた排気空気を排出する。4は
各ブロックA,B,Cの排気ダクト3の排気孔または給
気ダクト2の給気孔のいずれか(この実施例では給気孔
側としている)に接続され、これを開閉するダンパで、
4a,4b,4cは各ブロックA,B,Cに対応したダ
ンパを示している。なお、以降においてa,b,cの付
加符号はブロックA,B,Cに対応した各符号に対する
構成を示し、付加符号の無い場合はそれらを区別する必
要の無い場合を示すこととする。5は通信系の制御を司
る換気コントローラで、換気装置1に接続され、その送
風機の風量を制御することを主機能としている。6はダ
ンパコントローラで、ダンパ4に接続され、ダンパ4の
開閉を制御する。
【0014】7は管理リモコンで、換気コントローラ5
及びダンパコントローラ6と通信を行ない換気システム
全体を制御する。8は管理リモコン7、換気コントロー
ラ5、ダンパコントローラ6との通信のためにこれらを
接続している通信線、9はダンパコントローラ6に接続
された個別リモコンで、各ダンパ4の駆動要求信号を発
生する。10は個別リモコン9と、ダンパコントローラ
6とを接続している接続線、11は各ブロックA,B,
C毎に設置された任意の外部機器で、この実施例では例
えば排気吸い込み口に排気孔を接続したパッケージエア
コンである。12は任意の外部機器11の運転モニタ信
号出力とダンパコントローラ6とを接続した接続線であ
る。
【0015】換気コントローラ5は図2に示すような構
成で、その13は通信線8に他のユニットから送られた
信号のうち、後で説明するアドレススイッチ14に設定
されたデータと一致する信号のみを受信したり、アドレ
ススイッチ14のデータ付き信号を送信したりする送受
信回路、15は換気コントローラ5の全ての制御を管理
するメインCPU、16は換気コントローラ5を通信と
は無関係に動作させる試運転スイツチ、17は換気装置
1もしくは換気コントローラ5に電源は供給されている
ものの、異常があったり、通信を行なったりしないかと
いった情報を表示する表示部である。18は換気装置1
の送風機の回転数を制御する周波数変換回路、19は通
信線8から送られてくる情報以外の情報を受信したり、
送信したりする外部入出力回路、20は接続される換気
装置1の能力やシステムに必要な絶対最大風量等により
予め決められる最大風量設定スイツチ、21は自己と他
のユニットとの識別をするために設定されるアドレス設
定スイッチである。
【0016】また図3において22は換気コントローラ
5に内蔵されているものと同様の送受信回路、23はダ
ンパコントローラ6の全ての制御を管理するメインCP
U、24はダンパ4もしくはダンパコントローラ6に電
源は供給されているが、異常が発生したり、通信を行な
ったりしないかどうかという情報を表示する表示部、2
5はダンパコントローラ6を通信とは無関係に動作させ
る試運転スイツチ、26はダンパ4の開閉を行なうダン
パ駆動回路、27は、ダクト径や圧損を考慮して設定す
る相対風量なる風量リクエストコードを設定する風量リ
クエイトスイッチ、28は換気コントローラ5のものと
同様の機能をもったアドレス設定スイツチ、29は通信
線8から送られてくる情報以外の情報を受信したり、送
信したりする外部入出力回路で、先に説明した接続線1
2または接続線10等に接続される。
【0017】さらに図4において30は、換気コントロ
ーラ5やダンパコントローラ6のものと同様の送受信回
路、31は管理リモコン7の全ての制御を管理するメイ
ンCPU、32は停電中もシステムの動作に必要な情報
を記憶している不揮発性RAM、33はシステムの運転
状態や設定状態を表示する表示部、34はシステムの設
定状態を変化させたり、システムを動作させたりする各
種のスイッチで構成される操作スイッチ、35は換気コ
ントローラ5やダンパコントローラ6のものと同様の機
能をもつアドレス設定スイッチ、管理リモコン7を示す
図5において、36はシステムを一括動作させたり停止
させたりする運転・停止スイッチ、37はダンパコント
ローラ6に接続された外部機器11との連動運転を許可
または禁止する空調機連動スイツチ、38は空調機連動
スイッチ37が押される毎にその設定状態を表示する空
調機連動表示部、39はダンパコントローラ6に接続さ
れた個別リモコン9から発せられる信号によって当該ダ
ンパ4を開閉動作させるかどうかの設定を行なう個別リ
モコン許可・禁止スイッチ、40は個別リモコン許可・
禁止スイッチ39が押される毎にその設定状態を表示す
る個別リモコン許可・禁止表示部、41はシステム内の
任意のダンパ4で構成するグループを一括運転させるパ
ターンスイッチである。
【0018】管理リモコン7、換気コントローラ5、ダ
ンパコントローラ6の間で通信線8を用いて通信する際
の通信データは図6に示すように、例えばCSMA/C
Dのようなコンテンションの通信方式を使用することと
し、通信データは1バイトを1キャラクタとする同歩同
期とする。同図において、42はフレームの優先順位を
決定するための優先コード(PR)、43、44は通信
線8に接続される各ユニットにあるアドレス設定スイッ
チ21,28の番号で、43は送信元の自己アドレス
(SA)、44は送信先の相手アドレス(DA)をあら
わす。45はフレームの通信制御の内容を指定する制御
コードである。46は次に続くデータフィールド47の
キャラクタ長を指定する電文長コード(BC)である。
47は送信相手に送信するデータの存在するデータフィ
ールド(DATA)であり、この中にはダンパ4の開閉
要求、換気装置1の発停、風量の指定、換気コントロー
ラ5やダンパコントローラ6からの外部入力の通報デー
タ、風量リクエストコードの要求や応答等のデータが入
れられる。48はPR60からデータフィールド47の
最後のデータまでの各バイトの和の2の補数であるフレ
ームチェックコード(FCC)であり、伝送の誤り検出
に使用する。49は受信側が誤り検出の計算時間として
1キャラクタ分の時間を割り当てたダミーコード(DM
Y)で、このとき通信線8はバスアイドルの状態で、こ
の期間にキャラクタは存在しない。50は通信手順のな
かで使用されるコードで、送信したフレームが正確に送
信先に届いたかどうかを確認するため、送信元が受信す
るものでACKは肯定応答、NAKは否定応答を意味す
る。
【0019】管理リモコン7から各ダンパコントローラ
6に対して、外部入力の状態や風量リクエストコードの
要求命令を送信したときの通信のタイミングチャートは
図7に示すとおりである。また管理リモコン7のいずれ
かのスイッチを押したときに発生する通報と、その後管
理リモコン7から発生する各ユニットに対する制御要求
を送信したときの通信のタイミングチャートは図8のと
おりである。個別リモコン9または外部機器11の動作
信号が入力されたときの通信のタイミングチャートは図
9のとおりである。
【0020】図10は個別リモコン9の回路構成を示
し、同図における51はモメンタリータイプの換気スイ
ッチ、52は表示用LEDである。図12により示す換
気コントローラ5のメインCPU15のソフトウェアに
おいて、53は自己宛に送信されてきた送信データのデ
ータフィールド47の解釈を行なう受信信号解釈手段、
54はアドレス設定スイッチ35のデータを自己アドレ
ス43に組み込み、送信信号を組み立て送受信回路30
に送る送信信号作成手段、55は受信信号解釈手段53
の解釈の結果、換気装置1の動作要求であった場合、送
信されてきた相対換気量に対して自己の持つ最大風量設
定スイッチ20の値を乗算して絶対風量に変換し、イン
バータ回路に出力する絶対換気量演算手段、56は外部
入出力の信号の処理を行なう外部入出力信号処理手段
で、入力信号についてはメインCPU15の動作時は常
時監視しており、変化のあったときもしくは受信信号解
釈手段53により外部入力のモニタ要求が発生したとき
は、送信信号作成手段54を通じて管理リモコン7宛に
状態を通報する。
【0021】図13により示すダンパコントローラ6の
メインCPU23のソフトウェアにおいて、57は自己
宛に送信されてきた送信データのデータフィールド47
の解釈を行なう受信信号解釈手段、58はアドレス設定
スイッチ28のデータを自己アドレス43に組み込み、
送信信号を組み立て送受信回路22におくる送信信号作
成手段、59は受信信号解釈手段57の解釈の結果、ダ
ンパ4の動作要求であった場合ダンパ4の駆動処理を行
なうダンパ駆動手段、60は外部入出力回路19の信号
の処理をする外部入出力信号処理手段で、入力信号につ
いては、メインCPU23の動作時は常時監視してお
り、変化のあったときもしくは受信信号解釈手段57に
より外部入力のモニタ要求が発生したときは、送信信号
作成手段58を通じて管理リモコン7宛に状態を通報す
る。61は風量リクエストスイッチ27の値を入力する
風量リクエストコード入力手段で、メインCPU23の
電源投入時読み込まれ、受信信号解釈手段57により風
量リクエストコードのモニタ要求が発生したときは送信
信号作成手段58を通して管理リモコン7宛に状態を通
報する。
【0022】図14により示す管理リモコン7のメイン
CPU31のソフトウェアにおいて、62は予めプログ
ラムされたRAMエリア、63は次に説明するデータを
記憶するRAMエリアである。RAMエリア62でプロ
グラムを実行するとき必要に応じてRAMエリア63の
データを参照する。RAMエリア63において、64は
各ダンパコントローラ6の外部入力の状態を記憶する外
部入力状態メモリ、65は各ダンパ4の開閉状態を記憶
する開閉状態メモリ、66は前述のパターンスイッチ4
1が押されたときにどのダンパ4を閉じ、とのダンパ4
を開くかのパターンを記憶するパターン制御メモリ、6
7は各ダンパコントローラ6から外部入力の状態変化が
送信されてきたとき、いかに対処するかを記憶する外部
入力の処理手段のメモリ、68は各ダンパコントローラ
6の風量リクエストコードを記憶する風量リクエストコ
ードメモリである。
【0023】RAMエリア62において、69は操作ス
イッチ34のいずれかのスイッチの入力があったとき、
その入力に対する処理を行なうスイッチ入力解釈手段、
70は自己宛に送信されてきた送信データのデータフィ
ールド47の解釈を行なう受信信号解釈手段、71はア
ドレス設定スイッチ35のデータを自己アドレス43に
組み込み送信信号を組み立てて送受信回路30に送る送
信信号作成手段、72はスイッチ入力解釈手段69から
一部または全てのダンパ4の開閉信号が発生したとき、
または受信信号解釈手段70から同様に一部のダンパ4
の開閉信号が発生したとき、どのダンパ4を開きどのダ
ンパ4を閉じるのかを決定し、送信信号作成手段71に
対して不揮発性RAM32にある送信相手のアドレス情
報と、開閉の送信信号の作成を要求し、全ての制御対象
のダンパ4への開閉要求信号を送出後に換気装置1に対
するダンパ4の開閉状態に合わせた風量要求を行なうシ
ステム制御手段、73はシステム制御手段72が換気装
置1に対するダンパ4の開閉状態に合わせた風量要求を
行なうとき、相対風量を演算する相対換気量演算手段で
ある。なお、図15は管理リモコン7が電源投入時動作
するシーケンスを示したものである。
【0024】上記の構成の換気システムの動作について
説明する。初めにシステムとしての動作を行なうために
各ユニットに必要なデータを呈示する。管理リモコン
7:通信相手の換気コントローラ5のアドレス、通信相
手の複数のダンパコントローラ6のアドレス、通信相手
の複数のダンパコントローラ6に設定された風量リクエ
ストコード、換気コントローラ5:通信相手の管理リモ
コン7のアドレス、ダンパコントローラ6:通信相手の
管理リモコン7のアドレス。これらのデータをそれぞれ
のユニットは電源投入時の通信や自己の持つ不揮発性R
AM32から確保する。管理リモコン7の手順は図15
に示すごとく、管理リモコン7は電源投入時、ステップ
100で不揮発性RAM32のデータを読む。ステップ
101で、このときそのデータが接続相手のユニットの
情報がなにもない状態であるか、既に設定されている状
態であるか判断し、なにもない状態であればステップ1
02で手動設定モードになる。ステップ103で手動設
定モードが終了するとステップ104で不揮発性RAM
32に書き込みをし、ステップ105に移る。ステップ
101で接続相手が設定されていたときは、ダイレクト
にステップ105に移る。ステップ105では各通信相
手のダンパ4に対して、図7のタイミングチャートにあ
るような方法で次々に相手のダンパコントローラ6に対
して風量リクエストコードの要求命令を送信し、その応
答を受信して結果を風量リクエストコードメモリ68に
格納する。次にステップ106で、管理リモコン7は換
気コントローラ5に対して送信可能な命令のいずれか、
例えば停止要求を送信する。異常で管理リモコン7はシ
ステムに必要なデータを全て得ることができる。また、
換気コントローラ5は管理リモコン7から送信されてき
たデータの自己アドレス43(管理リモコン7のアドレ
ス)を自己のメモリ内に格納しておき外部入力の変化時
等、管理リモコン7からの要求なしに一方的に管理リモ
コン7へ通報する。
【0025】従って、ダンパコントローラ6は電源投入
直後に管理リモコン7から風量リクエストコードの要求
を受信した時点で、管理リモコン7のアドレスを記憶
し、換気コントローラ5は、一番最初に管理リモコン7
から動作要求のあった時に管理リモコン7のアドレスを
記憶することになる。
【0026】また、システム内の換気コントローラ5、
ダンパコントローラ6の一部が停電になったときは、一
旦記憶された管理リモコン7のアドレスが消失してしま
うため、管理リモコン7は一定時間毎にダンパ4の開閉
メモリに記憶されたデータによって各ユニットに対して
制御要求を送信することでデータの消失とシステムの不
具合を解消している。定常時のシステムを説明する前に
ダンパコントローラ6aから6cに設定された風量リク
エストコードを1、2、3とする。管理リモコン7の操
作によるシステムの運転から説明すると、管理リモコン
7の運転/停止スイッチ36はシステムの一括ON/O
FFを行なうスイッチである。システム全体が停止して
いるとき、管理リモコン7の運転/停止スイッチ36を
押すと管理リモコン7から図8のタイミングチャートに
示すごとく管理リモコン7の不揮発性RAM32の接続
情報をもとに各ダンパ4に接続されたダンパコントロー
ラ6に対して通信線8を媒体として順次、開要求の信号
を送信してゆき、1つ1つの送信完了時に各ダンパ4の
開閉状態メモリ65の内容を閉から開に書き換え最後に
換気装置1の送風能力を最大で動作させるよう信号を換
気コントローラ5に送信する。
【0027】次にこの全てのダンパ4が開の状態で管理
リモコン7の運転/停止スイッチ36を押したときは、
先ほどと同様に図8のタイミングチャートに示すごと
く、各ダンパ4に接続されたダンパコントローラ6に対
して順次、閉要求の信号を送信してゆき、1つ1つの送
信完了時に各ダンパ4の開閉状態メモリ65の内容を開
から閉に書き換え、最後に換気装置1の送風を停止させ
るよう信号を換気コントローラ5に送信する。個別リモ
コン9の操作によるシステムの部分運転について説明す
ると、個別リモコン9はダンパコントローラ6の外部入
出力回路19と接続線10で接続されている。システム
の初期状態は、システム全体が停止している状態である
とする。この状態で例えば、個別リモコン9aの換気ス
イッチ51aを押すと、その信号は接続線10を介して
ダンパコントローラ6aに受信され、ダンパコントロー
ラ6aから外部信号入力の変化信号として通信線8を介
して管理リモコン7へ送信される。
【0028】個別リモコン9の換気スイッチ51はモメ
ンタリーのスイッチであるので、外部信号入力の変化信
号として得られるのはただ単に押されたということだけ
である。管理リモコン7ではその信号を解釈して個別リ
モコン9aからの信号であると判断すると、自己のもつ
各個別リモコン9aの担当するダンパ4aの開閉状態メ
モリ65と比較し、閉であるので開の信号を当該ダンパ
4aの制御をつかさどるダンパコントローラ6aに送信
し、送信終了後開閉状態メモリ65の内容を反転させ
る。そして次に換気コントローラ5に対して換気装置1
が妥当な風量で送風を開始するように指示する。このタ
イミングチャートを図9に示す。換気装置1はQt=Q
max×Rtの計算式で設定される風量で送風を開始す
る。
【0029】ここで、Qtは換気装置1の運転風量、Q
maxは換気コントローラ5に設定された換気装置の最
大風量、Rtは換気装置1の運転風量である。最適送風
量を気装置1で送風する手順として、まず管理リモコン
7は換気コントローラ5に対してRt=Σ(kn×d
n)/Σknで示される相対能力値を送信する。
【0030】ここでnは各ダンパコントローラ6のアド
レス、knは各ダンパコントローラ6に設定された風量
リクエストコード、dnは運転コード(ダンパ開時に
1、ダンパ閉時に0)である。この場合ダンパコントロ
ーラ6aの風量リクエストコードは1であり、システム
の初期状態は全停であったので運転コードdnはダンパ
4aが1、他のダンパ4bが0、更に他のダンパ4cが
0である。従って、相対換気量Rtは17%となり、こ
の相対風量の送風要求を換気コントローラ5に送信し、
換気コントローラ5では換気装置1の送風最大風量の1
7%の風量で運転を開始する。さらに、この状態で個別
リモコン9bが押された場合、個別リモコン9aの時と
同様に押されたことを示す信号が通信線8を媒体として
管理リモコン7に送信されたとき、管理リモコン7では
開閉状態メモリ65の持っているダンパ4bの状態が閉
であるので、ダンパコントローラ6bに対して開要求を
送信するとともに、送信完了後にダンパ4bの開閉状態
メモリ65の内容を閉から開に書き換え、換気コントロ
ーラ5に対して相対風量を送信する。このとき相対風量
はダンパコントローラ6bの風量リクエストコードが2
であるので前述と同様に計算すると50%となり、換気
コントローラ5ではこれを受けて送風最大風量の50%
の風量で換気装置1を運転させる。
【0031】次に、個別リモコン9を用いてシステムの
一部を停止させる場合を説明する。このとき動作前の状
態としてシステム全体が動作しているとすると、ダンパ
4aからダンパ4cは全て開、換気装置1は最大風量で
運転している。このとき個別リモコン9aの換気スイッ
チ51aが押された場合、その信号はダンパコントロー
ラ6aを通して管理リモコン7に送信され、管理リモコ
ン7では自己の持つダンパ4aの状態が開であるのでダ
ンパコントローラ6aに対して閉の信号を送信するとと
もに、送信完了後にダンパ4aの開閉状態メモリ65の
内容を開から閉に書き換え、換気コントローラ5に対し
て相対風量を送信する。
【0032】即ち、動作しているダンパ4b,4cに接
続されたダンパコントローラ6b,6cの風量リクエス
トコードがそれぞれ2,3であるので相対風量は83%
となり、この値を換気コントローラ5に送信することに
より、換気装置1は送風最大風量の83%の風量で送風
を開始する。個別リモコン9b,9cを押したときも同
様の動作によりダンパ4、換気装置1の送風が変化す
る。前述のように各個別リモコン9によるシステムの部
分動作や部分停止では、個別リモコン9の換気スイッチ
51が押されたことにより、ダンパコントローラ6がダ
ンパ4の状態を反転させるのではなく、一旦押されたと
いう事象を管理リモコン7によってシステム全体を協調
的に動作させている。
【0033】従って、管理リモコン7の設定により例え
ば個別リモコン許可・禁止スイッチ39を動作させて個
別リモコン9の受付を禁止状態にさせておくことによ
り、個別リモコン9の換気スイッチ51は押したが当該
ダンパ4を開かなくさせる個別リモコン9の禁止モード
を設定することができる。
【0034】またこのとき、管理リモコン7では、押し
たにも拘らずダンパ4が動作しないといったようなユー
ザに対して違和感を与える危険を避けるため、押された
という動作を確認したら個別リモコン9のパネル上の表
示用LED52を2秒間点滅させ、確実に受付が行なわ
れたかどうかを表示している。
【0035】果して2秒間以内にダンパ4の状態が通信
により変化していれば、表示用LED52の状態を押す
前と反転させて出力する。管理リモコン7側で個別リモ
コン9の禁止モードになっていて、ダンパ4の状態が変
化していなければ押す前のままの状態に戻る。次に、外
部機器11と連動したシステムの部分運転について説明
する。これは個別リモコン9と同様に外部入出力の端子
を用いてパッケージエアコン等の外部機器11aから1
1cの動作モニタ信号(例えばJEMAのHA端子等)
を接続線12を用いて接続したものである。
【0036】このシステムでは前述の個別リモコン9に
よるシステムの部分運転と同様に、例えば外部機器11
aの動作モニタ信号がON状態になったらダンパコント
ローラ6aから管理リモコン7に対してON状態を示す
信号が送信され、管理リモコン7では開閉状態メモリ6
5の持っているダンパ4aの状態データと比較して、開
状態であればそのまま、閉状態であれば通信により、ダ
ンパコントローラ6aに対して開要求信号を送信し、ダ
ンパ4aを開くとともに通信完了後にダンパ4aの開閉
状態メモリ65の内容を閉から開に書き換え、換気コン
トローラ5に対しても動作しているそれぞれのダンパ4
とその風量リクエストコードを用いて、前述の要領で相
対風量を演算し送信する。また、外部機器11の動作モ
ニタ信号がOFFとなった場合は逆に、外部機器11a
の動作モニタ信号がOFFになったらダンパコントロー
ラ6aから管理リモコン7に対してOFF状態を示す信
号が送信され、管理リモコン7では自己の持っているダ
ンパ4aの状態データと比較して、開状態であればダン
パコントローラ6aに対して閉要求信号を送信し、ダン
パ4aを閉じるとともに、送信完了後にダンパ4aの開
閉状態メモリ65の内容を開から閉に書き換え、換気コ
ントローラ5対しても動作しているそれぞれのダンパ4
とその風量リクエストコードを用いて相対風量を演算し
送信する。
【0037】この外部機器11に対して連動してダンパ
4が開閉するモードにおいても接続線12によってダン
パコントローラ6に伝えられたON/OFF信号はその
データを一旦管理リモコン7に送信して、管理リモコン
7の処理として当該ダンパ4の開閉が決定されるので、
例えば空調機連動スイッチ37を押すことにより外部機
器11である空調機と連動しないモードにするしない
は、管理リモコン7の設定に委ねられる。
【0038】以上のようにダンパコントローラ6の外部
入出力回路29の入力に接続される機器として、個別リ
モコン9や空調機が考えられるが、その他にもビル管理
のユニット等さまざまなバリエーションが考えられる。
その際、外部入出力の端子の構成として入力信号の受信
数を相当数確保しておくことにより多入力の入力に対し
ても当該ダンパ4の入力に連動した開閉動作の対応が可
能である。
【0039】また、相互に入力される信号に対して全て
の信号は、ダンパコントローラ6内で処理されず、その
入力の変化のあった時点で管理リモコン7へ送信され、
管理リモコン7で一元的に処理されることから、各入力
のあった時点でどのようにその信号を処理するかは管理
リモコン7内のRAMエリア63内の外部入力の処理手
段のメモリ67にその手順が記憶されている。外部入力
の処理手段のメモリ67は前述のように、空調機連動ス
イッチ37の空調機連動許可/禁止操作や個別リモコン
許可/禁止操作で変更されたり、RAMエリア62に予
め特定の手順を書き込んでおいて、RAM側から外部入
力処理手段の内容を書き込んだり、設定器等のメンテナ
ンスツールを用いて通信によって設定してもよい。特に
多数の入力がダンパコントローラ6に入力された場合、
特定の外部入力信号のみを優先させて、他の信号に対し
ては無視するといった外部入力信号に対する優先制御も
実現可能である。
【0040】実施例2.次にこの発明の他の実施例につ
いて、その動作を中心にして説明すると、この実施例
は、管理リモコン7内のRAMエリア63内のパターン
制御メモリ66に記憶されたある一定のパターンでシス
テムを運転させるものである。システムの運転に必要な
データは管理リモコン7のパターン制御メモリ66の設
定、各ダンパコントローラ6のアドレスと風量リクエス
トコードである。パターン制御メモリ66の内容は管理
リモコン7にプログラムされた設定モードにより手動設
定したり、設定器等のメンテナンスツールを用いて通信
によって設定しても良い。また、管理リモコン7のシス
テムの運転に必要な各ダンパコントローラ6のアドレス
の記憶、風量リクエストコードの記憶は前述した実施例
1で説明したと同様の方法で行なう。管理リモコン7の
パターンスイッチ41a〜41cはパターン動作を行な
うためのスイッチで、各スイッチ41a〜41cに対し
てパターン制御メモリ66の内容が次のように対応する
ものとする。即ち、スイッチ41aはダンパ4a開、4
b開、4c閉に、スイッチ41bはダンパ4a開、4b
閉、4c開に、スイッチ41cはダンパ4a閉、4b
開、4c開にそれぞれ対応している。管理リモコン7の
パターンスイッチ41aを押すと、管理リモコン7から
図8の手順で次々にダンパ4a開要求、ダンパ4b開要
求、ダンパ4c閉要求を送信し、1つ1つの送信完了時
に各ダンパ4の開閉状態メモリ65の内容を閉から開ま
たは開から閉に書き換え、最後に換気コントローラ5に
対して前述の方法で演算した相対風量を送信する。パタ
ーンスイッチ41b,41cについても同様の動作を行
なう。
【0041】以上述べたシステムにおいて、システム内
のダンパ4の動作状況、ダンパコントローラ6の風量リ
クエストコード、換気装置1の相対風量は全て管理リモ
コン7のRAMエリア63に記憶されているので、必要
に応じて管理者が管理リモコン7のモニタ操作により動
作の状況を確認することが可能である。
【0042】
【発明の効果】以上実施例による説明からも明らかなよ
うに、この発明によればダンパの開閉信号と、換気装置
の風量の設定とを管理リモコンが中心となって行なうの
で、管理リモコンにてシステムの各ユニットの運転状況
を管理リモコンを通じて知ることができ、各ダンパコン
トローラに設定された風量リクエストコードや管理リモ
コンで演算し換気コントローラへ送信する信号は、相対
風量であり、各ブロックへの基本的な送風の分配比が変
わらない限り換気コントローラの最大風量設定スイッチ
によってシステム全体の送風量を変化させることが可能
であり、必要な場所へ必要な換気風量を分布させ、効率
的な換気が可能で省エネルギ効果が得られるうえ、換気
装置やダンパの制御仕様が変更されても管理リモコンの
ソフトウエアの変更だけで対応でき、管理リモコンのメ
ンテナンスもその取り付け場所的に容易である。
【0043】また他の発明によれば、特にダンパの外部
入力信号の特定の入力に対して優先制御が行なわれるか
ら、管理リモコンからの操作を全く行なわずに、他の管
理システムの動作に連動して動作させることができる。
【0044】さらに別の発明によれば、特に管理リモコ
ンから簡単に決められたパターンで各ブロックのダンパ
及び換気装置の最適風量を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例としての換気システムの構
成図である。
【図2】同じく換気システムの換気コントローラの構成
図である。
【図3】同じくダンパコントローラの構成図である。
【図4】同じく管理リモコンの構成図である。
【図5】同じく管理リモコンの外観図である
【図6】同じく管理リモコン、換気コントローラ、ダン
パコントローラの間で通信する際の通信データを示す説
明図である。
【図7】同じく管理リモコンから各ダンパコントローラ
に対する通信のタイミングチャートである。
【図8】同じく管理リモコンのいずれかのスイッチを押
したときに発生する通報と管理リモコンから発生する制
御要求を送信したときの通信のタイミングチャートであ
る。
【図9】同じく個別リモコン叉は外部機器の動作信号入
力時の通信のタイミングチャートである。
【図10】同じく個別リモコンの回路構成の一例を示し
た回路図である。
【図11】同じく個別リモコンの外観図である。
【図12】同じく換気コントローラのメインCPUのソ
フトウエアの基本構成図である。
【図13】同じくダンパコントローラのメインCPUの
ソフトウエアの基本構成図である。
【図14】同じく管理リモコンのメインCPUのソフト
ウエアの基本構成図である。
【図15】同じく管理リモコンが電源投入時動作するシ
ーケンスを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 換気装置 2 給気ダクト 3 排気ダクト 4 ダンパ 5 換気コントローラ 6 ダンパコントローラ 7 管理リモコン 8 通信線 13 送受信回路 18 周波数変換回路 19 外部入出力回路 26 ダンパ駆動回路 55 絶対換気量演算手段 58 送信信号作成手段 64 外部入力状態メモリ 65 開閉状態メモリ 66 パターン制御メモリ 68 風量リクエストコードメモリ 73 相対換気量演算手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田口 勝一 岐阜県中津川市駒場町1番3号 三菱電機 株式会社中津川製作所内 (72)発明者 中村 俊夫 岐阜県中津川市駒場町1番3号 三菱電機 株式会社中津川製作所内 (72)発明者 内藤 孝 岐阜県中津川市駒場町1番3号 三菱電機 株式会社中津川製作所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 換気風量を可変にできる換気装置に給気
    ダクト、排気ダクトをそれぞれ接続し、これらの給気ダ
    クトと排気ダクトを介して複数箇所で給排気を行ない、
    各給排気箇所における給気もしくは、排気のいずれかの
    ダクトにダクトを開閉するダンパを配設し、前記換気装
    置に、送受信回路、周波数変換回路を有した換気コント
    ローラを、前記ダンパに、送受信回路、ダンパ駆動回
    路、外部信号入力手段を有したダンパコントローラをそ
    れぞれ接続するとともに、前記各換気コントローラ及び
    ダンパコントローラに制御信号を送信する機能を有した
    管理リモコンを、それぞれ前記換気コントローラとダン
    パコントローラとに通信線で接続した換気システムにお
    いて、各ダンパコントローラは、接続されるダンパに応
    じて相対風量を示す風量リクエストコードなる既定値を
    有し、風量リクエストコードの値及び外部信号の入力状
    態を送信する送信手段をもち、管理リモコンは、それら
    各ダンパから送信されてきた風量リクエストコードを管
    理するメモリ、各ダンパの開閉状態を管理するメモリ、
    ダンパコントローラから送信されてきた外部入力信号の
    処理手段を記憶するメモリ、前記風量リクエストコー
    ド、各ダンパの開閉状態を管理するメモリを用いて換気
    装置に送信する相対換気量を計算する演算手段をもちシ
    ステムの管理を行なうとともに、換気コントローラは、
    相対風量から絶対換気量に変換する絶対風量決定手段を
    有することを特徴とする換気システム。
  2. 【請求項2】 ダンパコントローラから送信されてきた
    外部入力の処理手段が、特定の外部入力だけを優先制御
    させる優先制御手段を備えていることを特徴とする請求
    項1に記載の換気システム。
  3. 【請求項3】 換気風量を可変にできる換気装置に給気
    ダクト、排気ダクトをそれぞれ接続し、これらの給気ダ
    クトと排気ダクトを介して複数箇所で給排気を行ない、
    各給排気箇所における給気もしくは、排気のいずれかの
    ダクトにダクトを開閉するダンパを配設し、前記換気装
    置に、送受信回路、機器制御手段、を有した換気コント
    ローラ及びダンパコントローラを接続するとともに、前
    記各換気コントローラ及びダンパコントローラに制御信
    号を送信する機能を有した管理リモコンを、それぞれ前
    記換気コントローラとダンパコントローラとに通信線で
    接続した換気システムにおいて、各ダンパコントローラ
    は、接続されるダンパに応じて相対風量を示す風量リク
    エストコードなる既定値を有し、風量リクエストコード
    の値を送信する送信手段をもち、前記管理リモコンは、
    それら各ダンパから送信されてきた各ダンパの風量リク
    エストコードを管理するメモリ、各ダンパの運転パター
    ンを記憶するメモリ、ダンパコントローラから送信され
    てきた外部入力信号の処理手段を記憶するメモリ、それ
    らのデータを用いて演算し、換気装置に送信する相対換
    気量を計算する演算手段をもちシステムの管理を行なう
    とともに、換気コントローラは、相対換気量から絶対換
    気量に変換する絶対風量決定手段を有することを特徴と
    する換気システム。
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