JPH0791720A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JPH0791720A
JPH0791720A JP5241023A JP24102393A JPH0791720A JP H0791720 A JPH0791720 A JP H0791720A JP 5241023 A JP5241023 A JP 5241023A JP 24102393 A JP24102393 A JP 24102393A JP H0791720 A JPH0791720 A JP H0791720A
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達尚 林田
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隆 渡辺
Daisuke Yoneyama
大輔 米山
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裕司郎 高野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内機や室外機の種類に関係なく、操作キー
の数も最低ですむ最も簡単な構成の同じリモコンを組み
合わせて共通化をはかることができる空気調和機の制御
装置を得る。 【構成】 室外機の機種を示す室外機機能コードが室外
機制御装置(1)から室内機制御装置(2)に送信され、室内
機制御装置(2)において、この室外機機能コードと、こ
の室内機の機種を示す室内機機能コードとから生成され
た遠隔制御装置用の操作機能コードが遠隔制御装置(3)
に送出され、遠隔制御装置(2)において、この操作機能
コードに応じて操作入力手段(31)及び表示手段(32)がこ
の空気調和機用に切換えられるとともに、この操作入力
手段(31)を操作しながら制御項目が切換え入力されて運
転操作指令が決定され、室内機制御装置(2)に送信され
る。室内機制御装置(2)ではこの運転操作指令に応じて
室内機運転制御信号及び室外機運転制御信号が室内機及
び室外機に送出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空気調和機、特に室
外機、室内機及び遠隔制御装置(リモコン)に分離され
た空気調和機、複数台の室内機を1台のリモコンで操作
する空気調和機、そして吹出風の方向を調節するための
制御翼を備えた空気調和機の制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】室外機、室内機及び遠隔制御装置に分離
され、それらの間で信号やデータの送受信を行う分離形
空気調和機の制御装置として、例えば特開平3−186
140号公報に示されたものがあった。この従来の分離
形空気調和機の制御装置では、室外機に機種コードを室
内機へ送信する機能をもっており、この室外機がインバ
ータ機か、インバータ無機か、マルチ機かのいずれかか
を示す機種コードを室内機に送信し、室内機では、この
室外機からの機種コードが受信され、それに応じた制御
が行われる。このようにして、機種の異った室外機に対
し同じ室内機が使用可能となされている。
【0003】また、特開昭64−70641号公報に
は、室外機の機種データを室内機で判別し、この判別結
果に対応する運転モード表示と操作受け入れをリモコン
にて行うことが開示されている。
【0004】さらに、特開昭62−105594号公報
には、複数台の室内機を1台のリモコンで操作する空気
調和機の制御装置が示されており、この空気調和機の各
室内機に親子設定スイッチを設け、複数台の室内機の内
1台の親子設定スイッチのみがONに設定され、他の室
内機の親子設定スイッチはOFFに設定されている。そ
して、リモコンへのデータ送信はONに設定された親機
から送られ、この親機からのデータがリモコンに表示さ
れる。
【0005】また、特開昭63−80151号公報に
は、設定スイッチを用いて予め付された室内機の機番号
によって、リモコンから特定の室内機を指定しその室内
機の番号と故障診断結果を表示することが開示されてい
る。
【0006】そして、特開昭63−194149号公報
には、空気調和機の吹出口に、吹出風の方向を調節する
ための制御翼を備えた空気調和機の制御装置が示されて
おり、この制御翼の回動開始時に、吹出風を送出するフ
ァンの回転速度を低下させ、制御翼の回動終了時に、フ
ァンの回転速度を制御翼の回動前と同じ回転速度に復帰
させるよう構成されている。このようにして、制御翼が
回動時に吹出口を塞ぐことによる異常音の発生を防止し
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特開平3−18614
0号公報及び特開昭64−70641号公報に示された
従来の分離形空気調和機の制御装置は、以上のように構
成されているので、遠隔制御装置(以下リモコンとい
う)を室内機に伝送路で接続する場合、最大の機能を持
った室外機や室内機に必要な数の操作キーを備えたリモ
コンを用意する必要があり、低機能の室外機や室内機を
使用する場合は使用しない操作キーを備えたリモコンを
使用することになり、リモコンの共通化に問題点があっ
た。
【0008】この発明の請求項1、請求項2及び請求項
3記載の発明は上記のような問題点を解決するためにな
されたもので、室外機の種類に関係なく同じ室内機の制
御装置を搭載して共通化をはかることができるととも
に、室内機や室外機の種類に関係なく、操作キーの数も
最低ですむ最も簡単な構成の同じリモコンを組み合わせ
て共通化をはかることができる空気調和機の制御装置を
得ることを目的とする。
【0009】特開特開昭62−105594号公報及び
特開昭63−80151号公報に示された、複数台の室
内機を1台のリモコンで操作する従来の空気調和機の制
御装置は、リモコンにデータを送信する特定の室内機
を、室内機に設けられた設定スイッチによる設定やリモ
コンでの指定で行なうよう構成されているので、据え付
け時のスイッチの誤設定や、リモコンの誤操作のおそれ
があるなどの問題点があった。
【0010】この発明の請求項4、請求項5及び請求項
6記載の発明は上記のような問題点を解決するためにな
されたもので、スイッチ設定やリモコンでの操作などを
必要とせず、リモコンを接続した室内機が親機として自
動的に選択される空気調和機の制御装置を得ることを目
的とする。
【0011】特開昭63−194149号公報に示され
た、吹出風の方向を調節するための制御翼を備えた従来
の空気調和機の制御装置では、制御翼の位置に関係なく
それの回動中には必ず吹出し風量を低下させるよう構成
されているので、制御翼が吹出口を閉塞しないような回
動動作のときも吹出し風量が低下するので、使用者に違
和感を与え、また冷房能力ならびに暖房能力が低下する
という問題点があった。
【0012】また、制御翼の停止中または回動中に、外
力によって制御翼の位置が変化したときには、空気調和
機は制御翼の位置が変化したまま運転を行うので、部屋
の温度分布が不均一になるという問題点もあった。
【0013】この発明の請求項7、請求項8及び請求項
9記載の発明は上記のような問題点を解決するためにな
されたもので、吹出し風量の低下時間を最低限に抑え、
使用者の異和感を排除し、また冷房能力ならびに暖房能
力の低下を招かずに、制御翼が吹出口を閉塞するときの
ファンの異常音を回避することができる空気調和機の制
御装置を得ること、並びに、外力による制御翼の変位を
自動的に修正できる空気調和機の制御装置を得ることを
目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明に係る空気調和機の制御装置は、室外機制御装置
に、この室外機の機種を示す室外機機能コードを室内機
制御装置に送信する室外機機能コード送信手段と、上記
室内機制御装置からの室外機運転制御信号に応じて室外
機を制御する室外機制御手段とを備え、上記室内機制御
装置に、この室内機の機種を示す室内機機能コードを設
定する室内機機能コード設定手段と、上記室外機制御装
置から送信された室外機機能コードを識別する室外機機
能コード識別手段と、この室外機機能コード及び上記室
内機機能コードから遠隔制御装置用の操作機能コードを
生成し、遠隔制御装置に送出する操作機能コード生成手
段と、上記遠隔制御装置から送出される運転操作指令を
判別する運転操作指令判別手段と、この運転操作指令に
応じて室外機及び室内機に運転制御信号を送出する空気
調和機運転制御手段と、この空気調和機運転制御手段か
らの室内機運転制御信号に応じて室内機を制御する室内
機制御手段とを備え、上記遠隔制御装置に、空気調和機
の制御項目を操作毎に切換え入力する操作入力手段と、
空気調和機の制御項目等を表示する表示手段と、上記室
内機制御装置から送信された操作機能コードを判別する
操作機能コード判別手段と、この判別された操作機能コ
ードに応じて、上記操作入力手段及び表示手段をこの空
気調和機用に切換えるとともに、上記操作入力手段への
入力に応じた運転操作指令を決定する運転操作切換え制
御手段と、この運転操作切換え制御手段により決定され
た運転操作指令を上記室内機制御装置に送信する運転操
作指令手段とを備えたものである。
【0015】この発明の請求項2記載の発明に係る空気
調和機の制御装置は、請求項1記載の発明において、室
内機制御装置に、室内機機能コード設定手段による室外
機機能コード識別完了に応じて遠隔制御装置への電源供
給を開始する給電制御手段を設けたものである。
【0016】この発明の請求項3記載の発明に係る空気
調和機の制御装置は、請求項1記載の発明において、遠
隔制御装置に、電源が供給されても、操作機能コード判
別手段による室内機制御装置からの操作機能コードの受
信完了迄は、操作入力手段からの入力を無効とする操作
入力無効手段を設けたものである。
【0017】この発明の請求項4記載の発明に係る空気
調和機の制御装置は、室内機制御装置を複数の室内機に
それぞれ設け、これら室内機制御装置に、給電端子と、
この給電端子を介しての遠隔制御装置への電源供給を検
知する給電検知手段と、送受信端子と、上記給電検知手
段による給電検知に応じ、この室内機の運転情報を上記
送受信端子を介して上記遠隔制御装置に送出する送信手
段と、上記送受信端子を介しての上記遠隔制御装置から
の運転操作指令を受信する受信手段とを備え、上記遠隔
制御装置に、受電端子と、この受電端子を介して上記室
内機制御装置から電源が供給される電源回路と、送受信
端子と、この送受信端子を介して上記室内機制御装置に
運転操作指令を送出する送信手段と、上記送受信端子を
介して上記室内機制御装置からの運転情報を受信する受
信手段と、この受信した室内機制御装置の運転情報を表
示する表示手段とを備え、上記遠隔制御装置の受電端子
を、上記複数の内の特定の1台の室内機制御装置の給電
端子にのみ配線接続するとともに、この遠隔制御装置の
送受信端子を上記全室内機制御装置の送受信端子に伝送
路を介して接続するようにしたものである。
【0018】この発明の請求項5記載の発明に係る空気
調和機の制御装置は、請求項4記載の発明において、室
内機制御装置に、受信手段による遠隔制御装置からの運
転操作指令の受信が所定時間なされていない時、遠隔制
御装置への電源供給を所定時間停止させる給電制御手段
を設けたものである。
【0019】この発明の請求項6記載の発明に係る空気
調和機の制御装置は、請求項4記載の発明において、室
内機制御装置の給電検知手段を、電源と給電端子間に接
続された電圧降下素子の所定値以上の電圧降下を検出し
て、送信手段を動作させるよう構成したものである。
【0020】この発明の請求項7記載の発明に係る空気
調和機の制御装置は、制御翼を一方向に回動させるとと
もに、この制御翼を複数の設定された所定位置にのみ停
止させ得るよう制御翼回動部を制御する制御翼回動制御
手段と、上記制御翼の回動時、この制御翼が上記吹出口
を閉塞する直前の設定位置を通過し、次の上記吹出口を
閉塞する直後の設定位置に達する迄上記ファンの回転速
度を低下させるようファン速度切換部を制御するファン
速度切換制御手段とを有する制御部を備えたものであ
る。
【0021】この発明の請求項8記載の発明に係る空気
調和機の制御装置は、請求項7記載の発明において、制
御翼の位置を検知する制御翼位置検知手段を設け、上記
制御翼回動制御手段により制御翼を停止すべき上記設定
位置を、上記制御翼の基準位置或は前の設定位置からの
回動時間で設定するとともに、制御翼がこの回動時間に
より設定された所定位置に停止時に、この設定位置とこ
の時の上記制御翼位置検知手段による検知位置とが一致
している否かを判定する制御翼位置判定手段と、この制
御翼位置判定手段による不一致の判定に応じ、制御翼を
回動し、上記制御翼位置検知手段による上記基準位置の
検知時からの回動時間により所望の設定位置に停止させ
る制御翼位置修正手段とを、上記制御部に設けたもので
ある。
【0022】この発明の請求項9記載の発明に係る空気
調和機の制御装置は、請求項8記載の発明において、制
御翼位置検知手段として、制御翼が吹出口を閉塞する位
置を回動通過する毎にオン、オフが切換えられるリミッ
トスイッチを用い、上記基準位置をこのリミットスイッ
チのオン、オフ切換え位置の一つとしたものである。
【0023】
【作用】この発明の請求項1記載の発明における空気調
和機の制御装置は、室外機の機種を示す室外機機能コー
ドが室外機制御装置から室内機制御装置に送信され、室
内機制御装置において、この室外機機能コードと、この
室内機の機種を示す室内機機能コードとから生成された
遠隔制御装置用の操作機能コードが遠隔制御装置に送出
され、遠隔制御装置において、この操作機能コードに応
じて操作入力手段及び表示手段がこの空気調和機用に切
換えられるとともに、この操作入力手段を操作しながら
制御項目が切換え入力されて運転操作指令が決定され、
室内機制御装置に送信される。室内機制御装置ではこの
運転操作指令に応じて室内機運転制御信号及び室外機運
転制御信号が室内機及び室外機に送出される。
【0024】この発明の請求項2記載の発明における空
気調和機の制御装置は、室内機制御装置における室外機
機能コードの識別完了に応じて遠隔制御装置への電源供
給が開始され、室外機の機種が判別される前に遠隔制御
装置が操作されることはない。
【0025】この発明の請求項3記載の発明における空
気調和機の制御装置は、遠隔制御装置に電源が供給され
ても、室内機制御装置からの操作機能コードが受信され
る迄は操作入力手段による入力が無効となるので、操作
入力手段が接続された室外機及び室内機に応じて切換え
られる前に誤入力されることはない。
【0026】この発明の請求項4記載の発明における空
気調和機の制御装置は、遠隔制御装置の受電端子が複数
の室内機の内の一室内機の室内機制御装置の給電端子に
のみ配線接続され、他の室内機の室内機制御装置の給電
端子には接続されない。そして、この遠隔制御装置の受
電端子に接続された室内機の室内機制御装置の給電端子
から遠隔制御装置に電源が供給されるとともに、この室
内機制御装置からのみ運転情報が遠隔制御装置に送信さ
れ表示される。他の室内機制御装置では遠隔制御装置か
らの運転操作指令を受信するのみで、遠隔制御装置に電
源を供給したり、運転情報を送信したりはしない。この
ように最初の配線接続により主となる室内機が決定され
るので、スイッチの誤設定やリモコンの誤操作のおそれ
がない。
【0027】この発明の請求項5記載の発明における空
気調和機の制御装置は、主室内機制御装置に遠隔制御装
置からの運転操作指令が所定時間の受信されない時、遠
隔制御装置への電源供給を所定時間停止させるようにし
たので、遠隔制御装置から一定時間毎に操作指令を送信
することにより、この操作指令の不受信で通信異常と判
定され、遠隔制御装置の給電が一定期間停止されて再給
電され、遠隔制御装置を初期状態から立上げることによ
って通信異常が回復される。
【0028】この発明の請求項6記載の発明における空
気調和機の制御装置は、主室内機制御装置の電源と給電
端子間に接続された電圧降下素子に、遠隔制御装置への
電源供給電流による電圧降下が生じ、この電圧降下に応
じて遠隔制御装置への運転情報の送信が可能となる。
【0029】この発明の請求項7記載の発明における空
気調和機の制御装置は、制御翼の回動時、複数の設定位
置のうちこの制御翼が吹出口を閉塞する直前の設定位置
と次の直後の設定位置の間のみ、ファンの回転速度を低
下させるようにしたので、ファンの回転速度が低下する
時間が最低に抑えられる。
【0030】この発明の請求項8記載の発明における空
気調和機の制御装置は、制御翼の回動時間により求めら
れる制御翼の位置と、制御翼位置検知手段により検知さ
れた制御翼の実際の位置とが不一致であるの判定結果に
応じ、制御翼を回動させ基準位置の検知時からの回動時
間により所望の設定位置に停止させて、制御翼の外力に
よる位置の変化が修正される。
【0031】この発明の請求項9記載の発明における空
気調和機の制御装置は、リミットスイッチにより制御翼
の実際の位置と基準位置とが検知される。
【0032】実施例1.以下、この発明の一実施例を図
によって説明する。図1〜図4はこの実施例1を示し、
図1は構成図、図2〜図4はその動作を説明するフロー
チャートである。図1において、(1)は、冷房専用機、
冷暖房兼用切換機、冷暖房自在機の3機種の内の何れか
である室外機に設けられた室外機制御装置、(2)は、天
吊りカセット形、天井埋め込み形、壁掛け形の3機種の
内の何れかである室内機に設けられ室外機制御装置(1)
と伝送路(4a)(4b)を介して送受信可能に接続された室内
機制御装置、(3)は室内機制御装置(2)と伝送路(5a)(5b)
を介して送受信可能に接続された遠隔制御装置であるリ
モコン(以下リモコンという)である。
【0033】(11)は室外機の機種、例えば冷房専用機、
冷暖房兼用切換機、冷暖房自在機等の機種毎に予め定義
された室外機機能コードを室内機制御装置(2)に送信す
る室外機機能コード送信手段、(12)は室内機制御装置
(2)からの室外機運転制御信号に応じて室外機の圧縮機
や送風機などを制御する室外機制御手段である。
【0034】(21)は室内機の機能、例えば、天吊りカセ
ット形や壁掛け形で風向き制御有りか、天井埋込み形で
風向き制御無しか等によって予め定義された室内機機能
コードを設定する室内機機能コード設定手段、(22)は室
外機制御装置(1)から送信された室外機機能コードを識
別する室外機機能コード識別手段、(23)は、この室外機
機能コード及び上記室内機機能コードからリモコン用の
操作機能コードを生成し、リモコン(3)に送出する操作
機能コード生成手段、(24)はリモコン(3)から送出され
る運転操作指令を判別する運転操作指令判別手段、(25)
はこの運転操作指令に応じて空気調和機の制御方法を決
定し、室外機及び室内機に運転制御信号を送出する空気
調和機運転制御手段、(26)はこの空気調和機運転制御手
段(25)からの室内機運転制御信号に応じて室内機の送風
機や風向きなどを制御する室内機制御手段である。
【0035】(31)は、冷房、送風、暖房及び自動などの
運転モードの制御項目を操作毎に切換え入力する運転モ
ードキーや、水平、下向きA(40°)及び下向きB
(60°)などの風向きの制御項目を操作毎に切換え入
力する風向きキーなどからなる操作入力手段、(32)はこ
れらの制御項目等を表示する表示手段、(33)は室内機制
御装置(2)から送信された操作機能コードを受信してそ
れを判別する操作機能コード判別手段である。
【0036】(34)はこの判別された操作機能コード、即
ち室外機の機種や室内機の機能に応じて、操作入力手段
(31)及び表示手段(32)を切換えるとともに、上記操作入
力手段への入力に応じた運転操作指令を決定する運転操
作切換え制御手段で、例えば運転モードの制御項目数
を、室外機が冷房専用機の時は冷房と送風の2項目に、
冷暖房兼用切換機の時は冷房と送風と暖房の3項目に、
冷暖房自在機の時は冷房と送風と暖房と自動の4項目
に、風向き制御項目数を、室内機が風向き制御可能の時
は水平と下向きAと下向きBの3項目に、風向き固定の
時は1項目に、それぞれ設定するよう操作入力手段(31)
及び表示手段(32)を切換える。(35)は運転操作切り換え
制御手段(34)にて決定された運転操作内容を室内機(2)
へ指令する運転操作指令手段である。
【0037】次にこの実施例の室内機制御装置(2)の動
作を図2のフローチャートによって説明する。まず、室
内機制御装置(2)の電源が投入され(S100)、制御動作を
行うための初期設定が行われ(S101)、室内機機能コード
設定手段(21)に設定された、例えば風向き機能の有無等
の室内機機能コードが読込まれる(S101)。次に、室内機
制御装置(2)と室外機制御装置(1)との間の送受信によっ
て室外機制御装置(1)の室外機機能コード送信手段(11)
から送られた、例えば冷専機、冷暖切換機、冷暖自在機
等の室外機機能コードが室外機機能コード識別手段(22)
により識別され(S103)、この識別された室外機機能コー
ドと先に読込まれた室内機機能コードとで、操作機能コ
ード生成手段(23)により、この接続された室外機と室内
機の機能に応じた操作機能コードが生成され、リモコン
(3)に送信される(S104)。
【0038】また、運転操作指令判別手段(24)により、
リモコン(3)からの運転操作指令が受信され(S105)、そ
の指令の運転モードが冷房と判別された場合(S106)に
は、空気調和機運転制御手段(25)により、室外機制御手
段(12)及び室内機制御手段(26)への冷房運転制御指令が
(S107)、送風の場合(S108)には送風運転制御指令が(S10
9)、暖房の場合(S110)には暖房運転制御指令が(S111)、
これらのいずれでもない自動の場合(S110)には自動運転
制御指令がそれぞれ作成される(S112)。なお、室外機が
冷房専用機の時は後述のようにリモコン(3)からの運転
操作指令に暖房及び自動運転モードが、冷暖房兼用切換
機の時は自動運転モードがそれぞれ含まれないので、そ
の時はステップ(S110)、(S111)及び(S112)、又は(S112)
は実行されない。
【0039】同様に運転操作指令の風向き制御が水平で
あれば(S113)、空気調和機運転制御手段(25)により室内
機制御手段(26)に運転制御信号が送出されて、室内機の
吹出風の方向が水平に制御され(S114)、下向Aであれば
(S115)吹出風の方向が下方40°に制御され(S116)、下
向Bであれば(S117)吹出風の方向が下方60°に制御さ
れる(S118)。なお、室内機が天井埋込み形で風向き制御
無しの場合は後述のように風向きコードが一種類だけな
ので、(S113)と(S114)のみを素通りし、(S115)〜(S118)
は実行されない。そして、室外機の運転制御指令に応じ
た室外機制御指令が生成され、室外機制御装置(1)に送
信されて(S119)、ステップ(S105)に戻り、次の運転操作
指令の受信を待つ。
【0040】次に、図3及び図4でリモコン(3)の動作
を説明する。リモコン(3)の電源が投入され(S200)、制
御動作を行うための初期設定が行われ(S201)、運転コー
ドPが1に(S202)、風向きコードQが1に(S203)それぞ
れ設定され、操作入力手段(31)の運転モードキーの操作
有無が判定され(S204)、操作有りの場合には運転コード
Pが+1され、運転モードキーの操作毎に運転コードP
が切換えられる。次に、室内機制御装置(2)から送信さ
れた操作機能コードが判別され(操作機能コード判別手
段(33))、室外機が冷房専用機であれば(S206)、運転コ
ードPの上限値が2に設定され(S207)、冷暖房兼用切換
機であれば(S208)3に設定され(S209)、それらの何れで
もない冷暖房自在機であれば4に設定される(S210)。
【0041】そして、運転コードPがその上限値より大
きいかが判別され、大きい場合は運転コードPが1とさ
れる(S212)。即ち、運転モードキーの操作毎に、冷房専
用機では冷房(P=1)、送風(P=2)の2段階で、
冷暖房兼用切換機では冷房(P=1)、送風(P=
2)、暖房(P=3)の3段階で、冷暖房自在機では冷
房(P=1)、送風(P=2)、暖房(P=3)、自動
(P=4)の4段階で切換えられる(運転操作切換え制
御手段(34))。
【0042】次に、操作機能コードから室内機に風向き
制御機能があるかどうかが判定され(S213)(操作機能コ
ード判別手段(33))、風向き制御機能有りの場合は、操
作入力手段(31)の風向きキーの操作有無が判定され(S21
4)、操作有りの場合には風向きコードQが+1され(S21
5)、風向きキーの操作毎に風向きコードQが切換えら
れ、風向きコードQが3より大きいかが判別され(S21
6)、大きい場合は風向きコードQが1とされる(S217)。
即ち、風向きキーの操作毎に、水平(Q=1)、下向き
A(Q=2)、下向きB(Q=3)の3段階で切換えら
れる(運転操作切換え制御手段(34))。ステップ(S213)
で風向き制御無しの場合には、風向きキーの操作は無効
となり、初期設定のQ=1のまま何もせず図4のステッ
プ(S218)に進む。
【0043】以下、ステップ(S218)〜(S229)において、
操作入力手段(31)の運転モードキー及び風向きキーの操
作数により入力され処理された運転コードP及び風向き
コードQに応じて、運転操作指令の運転モードおよび風
向きが選択決定される。即ち、運転コードPが1か(S21
8)、2か(S220)か、3か(S222)か、或はそれらの何れで
もない4かによって、運転モードが冷房に(S219)、送風
に(S221)、暖房に(S223)、そして自動に(S223)に決定さ
れ、風向きコードQが1か(S225)、2か(S227)か、、或
はその何れでもない3かによって、風向きが水平に(S22
6)、下向きAに(S228)、そして下向きBに(S228)にそれ
ぞれ決定される。
【0044】こうして決定された運転モードと風向きか
ら運転操作指令が生成され(S230)、これら運転モード、
風向き等の制御項目が表示手段(32)に表示され(S231)、
この表示が使用者によって確認されて、操作入力手段(3
1)の送信キーの操作(S232)に応じて室内機制御装置(2)
に送信される(S233)(運転操作指令手段(35))。送信完
了か送信キーが操作されない時は、ステップ(S202)に戻
り再び(S233)にいたる経路が繰り返され、その間に運転
モードキーや風向きキーを操作による運転モードや風向
きの切換え、或は送信キーの操作による再送信を待つ。
【0045】以上のように、、室内機制御装置(2)から
送信された操作機能コードにより、室外機や室内機の機
能が判別され、それに応じて運転コードや風向きコード
の切換え数が定められるので、如何なる室外機や室内機
に対しても同じ操作入力手段(31)を持った共通のリモコ
ン(3)によって、それらの操作に応じてこの接続された
室外機や室内機に適した制御を行なうことができる。
【0046】実施例2.図5〜図7はこの実施例2を示
し、図5は構成図、図6及び図7はその動作を説明する
フローチャートである。なお、図4はこの実施例にも使
用される。図5において、(1)は室外機制御装置、(2)は
室内機制御装置、(3)はリモコン、(4a)(4b)(5a)(5b)は
伝送路、(11)は室外機機能コード送信手段、(12)は室外
機制御手段、(21)は室内機機能コード設定手段、(22)は
室外機機能コード識別手段、(23)は操作機能コード生成
手段、(24)は運転操作指令判別手段、(25)は空気調和機
運転制御手段、(26)は室内機制御手段、(31)は操作入力
手段、(32)は表示手段、(33)は操作機能コード判別手
段、(34)は運転操作切換え制御手段、(35)は運転操作指
令手段である。以上は図1に示す実施例1と同様のもの
である。
【0047】(27)は、室内機制御装置(2)に設けられ、
室内機機能コード設定手段(21)による室外機機能コード
識別完了に応じてリモコン(3)への電源供給を開始する
給電制御手段、(36)は、リモコン(3)に設けられ、リモ
コン(3)に電源が供給されても、操作機能コード判別手
段(33)による室内機制御装置(2)からの操作機能コード
の受信完了迄は、操作入力手段(31)からの入力を無効と
する操作入力無効手段である。
【0048】以上のようにこのこの実施例においては、
室内機制御装置(2)に、室外機機能コード識別完了に応
じてリモコン(3)への電源供給を開始する給電制御手段
(27)を追加することによって、リモコン(3)と室内機制
御装置(2)の電源投入後最初の送受信タイミングを決め
ることができる。また、リモコン(3)に、操作機能コー
ドの受信完了迄は、操作入力手段(31)からの入力を無効
とする操作入力無効手段(36)を追加することによって、
操作機能コードが判別されて初めて運転モードや風向の
操作が可能となる。
【0049】次にこの実施例の動作を図6、図7及び図
4のフローチャートによって説明する。まず、図6で、
室内機制御装置(2)の電源が投入され(S100)、制御動作
を行うための初期設定が行われ(S101)、室内機機能コー
ドが読込まれ(S101)、室外機機能コード送信手段(11)か
ら送られた室外機機能コードが識別され(S103)、この識
別が完了したかが判定され(S120)、完了前はリモコン
(3)への給電はなされず(S122)、完了したらリモコン(3)
への給電が開始される(S121)(給電制御手段(27))。そ
れから、室外機機能コードと室内機機能コードとから操
作機能コードが生成され、リモコン(3)に送信される(S1
04)。以後の室内機制御装置(2)における動作は図2に示
す実施例1と同様なので説明を省略する。
【0050】次に、図7及び図4でリモコン(3)の動作
を説明する。リモコン(3)の電源が投入され(S200)、初
期設定が行われ(S201)、運転コードPが1に(S202)、風
向きコードが1に(S203)それぞれ設定され、操作機能コ
ード判別手段(33)による操作機能コードの判別処理が完
了したかが判定され(S232)、完了前であればステップ(S
218)に飛びステップ(S204)〜(S217)の操作入力手段(31)
による操作処理が無効される。処理が完了していればス
テップ(S204)に進み、操作入力手段(31)による操作処理
が有効され、図3及び図4で説明した実施例1と同様に
動作する。
【0051】実施例3.図8はこの実施例3を示す構成
図で、図8において、(2a)(2b)は複数の室内機にそれぞ
れ設けられた室内機制御装置、(3)はリモコン、(41a)(4
1b)は給電端子、(42a)(42b)は送受信端子、(43a)(43b)
は接地端子、(44a)(44b)は電源、(45a)(45b)は給電端子
(41a)(41b)を介してのリモコン(3)への電源供給を検知
する給電検知手段である。
【0052】(46a)(46b)は室内機の室温等の運転情報を
検知する運転情報検知手段、(47a)(47b)は、給電検知手
段(45a)(45b)による給電検知に応じ、運転情報検知手段
(45a)(45b)により検知された運転情報を、送受信端子(4
2a)(42b)を介してリモコン(3)に送出する送信手段、(48
a)(48b)はリモコン(3)からの運転操作指令を、送受信端
子(42a)(42b)を介して受信する受信手段、(49a)(49b)は
受信した運転操作指令に応じ室内機を制御するととも
に、伝送路を介して室外機制御装置(図示されない)へ
室外機制御信号を送信する空調機制御手段である。
【0053】(51)は受電端子、(52)は送受信端子、(53)
は接地端子、(54)は受電端子(51)を介して室内機制御装
置(2a)から電源が供給される電源回路、(55)は室内機制
御装置(2a)(2b)への操作指令を生成する操作指令生成手
段、(56)は、送受信端子(52)を介して室内機制御装置(2
a)(2b)に運転操作指令を送出する送信手段、(57)は送受
信端子(52)を介して室内機制御装置(2a)からの運転情報
を受信する受信手段、(58)は受信した室内機制御装置(2
a)の室温等の運転情報を表示する運転情報表示手段であ
る。
【0054】(6)は複数の室内機の内の特定の室内機の
室内機制御装置(2a)の給電端子(41a)と、リモコン(3)の
受電端子(51)とを接続する接続配線、(7a)(7b)(7c)はリ
モコン(3)の送受信端子(52)と各室内機制御装置(2a)(2
b)…間に接続された伝送路、(8a)(8b)(8c)は各接地端子
(53)(43a)(43b)…間を接続する接地線路である。
【0055】次に、この実施例の動作について説明す
る。まず、使用者は親機となる特定の室内機の室内機制
御装置(2a)の給電端子(41a)とリモコン(3)の受電端子(5
1)とを接続配線(6)によって接続する。それにより、リ
モコン(3)の電源回路(54)は、室内機制御装置(2a)の電
源(44a)から給電検知手段(45a)、給電端子(41a)、接続
配線(6)及び受電端子(51)を介して電源が供給され、給
電検知手段(45a)によって給電が検知される。そして、
このリモコン(3)に電源を供給する室内機制御装置(2a)
の送信手段(47a)のみが、給電検知手段(45a)の給電検知
に応じて付勢される。
【0056】リモコン(3)において、キー操作などの入
力(図示せず)に応じて操作指令生成手段(55)で生成さ
れた操作指令が、送信手段(56)によって送受信端子(52)
から送信される。各室内機制御装置(2a)(2b)において、
この操作指令が送受信端子(42a)(42b)を介して受信手段
(48a)(48b)によって同時に受信され、空調機制御手段(4
9a)(49b)によって各空調機がこの操作指令に応じて制御
される。
【0057】各室内機制御装置(2a)(2b)では受信手段(4
8a)(48b)によりトリガされて、送信手段(47a)(47b)から
運転情報検知手段(46a)(46b)により検知された室温等の
運転情報が送信されるよう構成されているが、リモコン
(3)と接続配線(6)によって接続された室内機制御装置(2
a)の送信手段(47a)のみが給電検知手段(45a)によって付
勢されているので、室内機制御装置(2a)の室温等の運転
情報のみが、送信手段(47a)から送受信端子(42a)を介し
てリモコン(3)に送信される。そして、送受信端子(52)
を介してリモコン(3)の受信手段(57)で受信された室内
機制御装置(2a)の運転情報が、運転情報表示手段(58)に
表示される。
【0058】実施例4.図9はこの実施例4を示す構成
図で、図9において、(2a)(2b)は室内機制御装置、(3)
はリモコン、(6)は接続配線、(7a)(7b)(7c)は伝送路、
(8a)(8b)(8c)は接地線路、(41a)(41b)は給電端子、(42
a)(42b)は送受信端子、(43a)(43b)は接地端子、(44a)は
電源、(45a)給電検知手段、(46a)運転情報検知手段、(4
7a)は送信手段、(48a)は受信手段、(49a)は空調機制御
手段、(51)は受電端子、(52)は送受信端子、(53)は接地
端子、(54)は電源回路、(55)は操作指令生成手段、(56)
は送信手段、(57)は受信手段、(58)は運転情報表示手段
で、以上は図8に示す実施例3と同様のものである。
【0059】(60a)は、受信手段(42a)によるリモコン
(3)からの運転操作指令の受信終了から次の受信開始迄
の時間を計測する受信タイマー、(61a)は、受信タイマ
ー(60a)の計測時間が所定値T2に達すると、リモコン
(3)への給電を所定時間停止させる給電制御手段であ
る。なお、リモコン(3)の送信手段(56)は、受信タイマ
ー(60a)計測時間の上記所定値T2より短い一定時間T1
毎に操作指令を定時送信するようなされている。
【0060】この実施例は以上のように構成され、リモ
コン(3)の送信手段(56)から一定時間T1毎に操作指令が
定時送信されるので、送受伝送が正常に行なわれれば、
室内機制御装置(2a)の受信手段(42a)が正常に操作指令
を受信し、受信タイマー(60a)がT2に達する前にリセッ
トされ、給電制御手段(61a)が動作することはない。し
かし、受信タイマー(60a)がT1より長いT2を計測する
と、送受伝送異常と判断され、給電制御手段(61a)が動
作して、リモコン(3)への給電が所定時間停止される。
その後再度給電が再開され、リモコン(3)は初期状態か
ら立上り、送受伝送異常が回復される。
【0061】実施例5.図10はこの実施例5の構成を
示す部分回路図で、図10において、(2a)は室内機制御
装置、(3)はリモコン、(41a)は給電端子、(42a)は送受
信端子、(43a)は接地端子、(44a)は電源、(51)は受電端
子、(52)は送受信端子、(53)は接地端子で、以上は図9
に示す実施例4と同様のものである。(62a)は送受信機
で図9の送信手段(47a)及び受信手段(48a)に相当する。
(63a)は電流が流れることによって電圧降下を生ずるダ
イオードの直列回路からなる電圧降下素子、(64a)は電
圧降下素子(63a)の所定値以上の電圧降下に応じてオン
となるトランジスタ、(65a)はトランジスタ(64a)のオン
を検出して送受信機(62a)の送信手段を動作させるマイ
コンで、これら電圧降下素子(63a)、トランジスタ(64a)
及びマイコン(65a)で給電検知手段を構成している。
【0062】この実施例は以上のように構成され、給電
端子(41a)がリモコン(3)の受電端子(51)に接続されてい
れば、リモコン(3)への給電により電圧降下素子(63a)に
電流が流れるためトランジスタ(64a)がオンとなり、マ
イコン(65a)が給電有りを検出して送受信機(62a)の送信
手段を動作させる。給電端子(41a)がリモコン(3)の受電
端子(51)に接続されないと、電圧降下素子(63a)に電流
が流れないので、トランジスタ(64a)はオフのままで、
マイコン(65a)は給電無しを検出して送受信機(62a)の送
信手段の動作を停止する。
【0063】実施例6.図11〜図15はこの実施例6
を示し、図11は構成図、図12(A)〜(D)は空気吹出
し部分における制御翼の各位置を示す要部構成図、図1
3は制御翼の変位回動時間を示す図、図14(E)(F)は
制御翼の吹出口を閉塞する状態を示す要部構成図、図1
5はその動作を示すフローチャートである。
【0064】図11、図12において、(71)は空気調和
機本体、(72)は吹出口、(73)は吹出口(72)に回動自在に
設けられた吹出風の方向を調整する制御翼、(74)は制御
翼(73)の回動軸、(75)は制御翼(73)を回動させる制御翼
回動部、(76)は吹出口(72)から空気を送り出すファン、
(77)はファン(76)を回動させるファンモータ、(78)はフ
ァンモータ(77)の回転速度を変更するファン速度切換部
である。
【0065】(80)は制御部、(81)は、制御翼(73)を一方
向に回動させるとともに、制御翼(73)を複数の設定され
た所定位置にのみ停止させ得るよう制御翼回動部(78)を
制御する制御翼回動制御手段、(82)は、制御翼(73)の回
動時、この制御翼(73)が吹出口(72)を閉塞する直前の設
定所定位置を通過し、次の設定所定位置に達する迄ファ
ン(76)の回転速度を低下させるようファン速度切換部(7
8)を制御するファン速度切換制御手段である。
【0066】次にその動作を説明する。図12におい
て、制御翼(73)は制御翼回動部(75)によって図中矢印の
方向に回動軸(74)中心にして回動され、吹出し空気はそ
の制御翼(73)の方向に吹出し口(72)より外部へ吹出され
る。制御翼(73)は、第1の吹出し口方向位置A、下方向
位置B、水平方向位置C、第2の吹出し口方向位置Dの
設定された4位置にのみ停止するよう制御翼回動制御手
段(81)によって制御される。これらの停止位置は制御翼
回動部(75)による回動時間によって定められる。即ち、
図13で示すようにA位置からB位置へは0.5秒、B
位置からC位置へは1.0秒、C位置からD位置へは
0.5秒、D位置からA位置へは2.0秒だけ制御翼(7
3)を回動させることによって各位置に移動させる。
【0067】図15のフローチャートによって、ファン
(76)の回転中に制御翼(73)を回動するときの動作を説明
する。制御翼(73)は、まず、ステップ(S301)で制御翼(7
3)の回動が開始し、ステップ(S302)にて、制御翼回動部
(75)の通電時間により制御翼(73)の位置がB位置にある
かが判定され、B位置になければステップ(S303)でD位
置にあるかが判定され、その何れでもなければ、ステッ
プ(S304)にて、制御翼回動部(75)の通電時間により制御
翼(73)が所望位置に達したかが判定され、所望位置に達
すればステップ(S305)で停止し、所望位置に達しなけれ
ばステップ(S302)に戻り、所望位置に達する迄以上の動
作が繰り返される。
【0068】ステップ(S302)で制御翼(73)の位置がB位
置にあるか、ステップ(S303)でD位置にあれば、ステッ
プ(S306)で、ファン速度切換部(78)にファン速度切換制
御手段(82)からファン回転速度を低下させる指令が出力
され、ステップ(S307)で制御翼(73)を次の設定位置、C
位置或はA位置迄、制御翼回動部(75)を図13で示す時
間通電させることによって回動させて、ステップ(S308)
でファン速度切換部(78)にファン回転速度をステップ(3
06)以前の回転速度に復帰する指令が出力されてステッ
プ(S304)に進む。このようにして、制御翼(73)が吹出口
(72)を閉塞する、図14の位置E或はF位置を通過する
間、ファン(76)の回動速度が低下され、異常音の発生が
防止される。
【0069】実施例7.図16〜図19はこの実施例7
を示し、図16は構成図、図17は制御翼位置に対応す
るリミットスイッチの状態を示す図、図18は制御翼の
基準位置からの変位回動時間を示す図、図19はその動
作を示すフローチャートである。
【0070】図16において、(73)は制御翼、(75)は制
御翼回動部、(76)はファン、(77)はファンモータ、(78)
はファンモータ(77)の回転速度を変更するファン速度切
換部、(80)は制御部、(81)は制御翼回動制御手段、(82)
はファン速度切換制御手段で、以上は図11に示す実施
例6と同様のものである。
【0071】(79)は、制御翼(73)の回動に応じ図17に
示すように開閉する、制御翼位置検知手段を構成するリ
ミットスイッチ、(83)は、制御翼(73)が所定の設定位置
に停止時に、この設定位置とリミットスイッチ(79)によ
る検知位置とが一致している否かを判定する制御翼位置
判定手段、(84)は、制御翼位置判定手段(83)による不一
致の判定に応じ、リミットスイッチ(79)による基準位置
の検知時からの回動時間により所望の設定位置に制御翼
(73)を停止させるよう、制御翼回動制御手段(81)を制御
する制御翼位置修正手段である。
【0072】なお、リミットスイッチ(79)がオフからオ
ンに切換わる制御翼(73)の位置、即ち図14のF位置が
基準位置と設定され、この基準位置からの制御翼(73)の
回動時間により、図18に示すように設定位置A、B、
C及びDが設定される。
【0073】次に、図19のフローチャートによって、
制御翼位置判定手段(83)及び制御翼位置修正手段(84)の
動作を説明する。まず、ステップ(S401)にて、制御翼回
動部(75)に回動開始位置(制御部(80)に記憶されている
制御翼(73)の位置)から所望設定位置迄に相当する時間
回動指令を出力することによって、制御翼(73)を所定時
間回動させ所望設定位置に停止させる。しかし、制御翼
(73)の位置が回動開始前に外力により変化していると、
制御部(80)に記憶されている上記回動開始位置と実際の
回動開始位置とが異なるので、制御翼(73)の所定時間回
動によっても所望設定位置に停止しない。これがステッ
プ(S402)にて判定される。
【0074】即ち、ステップ(S402)にておいて、制御翼
(73)の所望設定位置に対してリミットスイッチ(79)が図
17に規定された状態にあるかが判定される。規定状態
にあればそのまま動作を完了するが、規定状態になけれ
ばステップ(S403)に進み、制御翼回動部(75)に回動指令
が出され、続いてステップ(404)にて、リミットスイッ
チ(79)がオフの状態からオンの状態に移行したか否かが
検知され、検知されなければステップ(403)に戻り制御
翼(73)の回動が継続され、この検知が行われると、即
ち、制御翼(73)が基準位置に達すると、ステップ(405)
にて、図18に規定された時間だけ制御翼回動部(75)に
回動指令が出力され、制御翼(73)が正しい所望設定位置
に停止し、動作が完了する。
【0075】
【発明の効果】この発明の請求項1記載の発明によれ
ば、室外機の機種を示す室外機機能コードと室内機の機
種を示す室内機機能コードとから生成された操作機能コ
ードに応じて、リモコンの操作入力手段及び表示手段を
この空気調和機用に切換えるよう構成したので、室外機
や室内機の機種に関わらずリモコンの共通化が計れ、室
外機や室内機の機種判別用スイッチなどが不要となるた
め装置の簡素化ができるとともに、リモコンの運転モー
ドキー等の操作回数によって異った制御項目を切換え入
力するよう構成したので、室外機や室内機の機種によっ
て制御項目数が異なっても一つの操作入力手段を設ける
のみでよく、共通化したリモコンの構成をさらに簡素化
できる効果がある。
【0076】この発明の請求項2記載の発明によれば、
室内機制御装置における室外機機能コードの識別完了に
応じてリモコンへの電源供給が開始されるよう構成した
ので、また、請求項3記載の発明によれば、室内機制御
装置からの操作機能コードが受信される迄はリモコンの
操作入力手段による入力を無効とするよう構成したの
で、室外機の機能が判別される前にリモコンが操作され
ることなく、誤動作が防止できる効果がある。
【0077】この発明の請求項4記載の発明によれば、
リモコンの受電端子に複数の室内機の内の一室内機の室
内機制御装置の給電端子のみを配線接続し、この室内機
制御装置からリモコンへの電源供給を検知して、運転情
報をリモコンに送出するよう構成したので、最初の配線
接続により主となる室内機が決定され、スイッチなどの
設定作業が不要となり、スイッチの誤設定やリモコンの
誤操作のおそれがない等の効果がある。
【0078】この発明の請求項5記載の発明によれば、
主室内機制御装置にリモコンからの運転操作指令が所定
時間の受信されない時、リモコンへの電源供給を所定時
間停止させるよう構成したしたので、リモコンの誤操作
等による通信異常が自動的に検出され復旧され、誤動作
に対する回復機能が強化できる効果がある。
【0079】この発明の請求項6記載の発明によれば、
主室内機制御装置の電源と給電端子間に接続された電圧
降下素子の所定値以上の電圧降下を検出して送信手段を
動作させるよう構成したので、極めて簡単な構成でリモ
コンへの電源供給を検出できる効果がある。
【0080】この発明の請求項7記載の発明によれば、
制御翼の回動時、複数の設定位置のうちこの制御翼が吹
出口を閉塞する直前の設定位置と次の設定位置の間の
み、ファンの回転速度を低下させるよう構成したので、
制御翼回動時に吹出口を閉塞することによる不快なファ
ンの異常音を抑止できるとともに、ファンの回転速度が
低下する時間を最低に抑えることができ、使用者の違和
感をなくし、冷房効率と暖房効率の低下を防止すること
ができる効果がある。
【0081】この発明の請求項8記載の発明によれば、
制御翼の回動時間により求められる制御翼の位置と、制
御翼位置検知手段により検知された制御翼の実際の位置
とが不一致であるの判定結果に応じ、制御翼を回動させ
基準位置の検知時からの回動時間により所望の設定位置
に停止させるよう構成したので、制御翼の外力による位
置の変化が自動的に修正され、制御翼の不所望な変位に
よる部屋の温度分布の不均一が防止できる効果がある。
【0082】この発明の請求項9記載の発明によれば、
請求項8記載の発明において、制御翼位置検知手段にリ
ミットスイッチを用いたので、極めて簡単な構成で制御
翼の位置検出が可能であるとともに、制御翼の基準位
置、並びに停止位置の設定が容易であるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す構成図。
【図2】実施例1の室内機制御装置の動作を説明するフ
ローチャート。
【図3】実施例1の遠隔制御装置の前半の動作を説明す
るフローチャート。
【図4】実施例1及び実施例2の遠隔制御装置の後半の
動作を説明するフローチャート。
【図5】この発明の実施例2を示す構成図。
【図6】実施例2の室内機制御装置の動作を説明するフ
ローチャート。
【図7】実施例2の遠隔制御装置の前半の動作を説明す
るフローチャート。
【図8】この発明の実施例3を示す構成図。
【図9】この発明の実施例4を示す構成図。
【図10】この発明の実施例5の構成を示す部分回路
図。
【図11】この発明の実施例6を示す構成図。
【図12】実施例6の空気吹出し部分における制御翼の
各位置を示す要部構成図。
【図13】実施例6の制御翼の変位回動時間を示す図。
【図14】実施例6の制御翼の吹出口を閉塞する状態を
示す要部構成図。
【図15】実施例6の動作を説明するフローチャート。
【図16】この発明の実施例7を示す構成図。
【図17】実施例7の制御翼位置に対応するリミットス
イッチの状態を示す図。
【図18】実施例7の制御翼の基準位置からの変位回動
時間を示す図。
【図19】実施例7の動作を説明するフローチャート。
【符号の説明】
1 室外機制御装置 2,2a,2b 室内機制御装置 3 遠隔制御装置(リモコン) 4a,4b 伝送路 5a,5b 伝送路 6 配線接続線 7a,7b 伝送路 11 室外機機能コード送信手段 12 室外機制御手段 21 室内機機能コード設定手段 22 室外機機能コード識別手段 23 操作機能コード生成手段 24 運転操作指令判別手段 25 空気調和機運転制御手段 26 室内機制御手段 27 給電制御手段 31 操作入力手段 32 表示手段 33 操作機能コード判別手段 34 運転操作切換え制御手段 35 運転操作指令手段 36 操作入力無効手段 41a,41b 給電端子 42a,42b 送受信端子 45a,45b 給電検知手段 47a,47b 送信手段 48a,48b 受信手段 51 受電端子 52 送受信端子 54 電源回路 56 送信手段 57 受信手段 58 運転情報表示手段 61a 給電制御手段 63a 電圧降下素子 72 吹出口 73 制御翼 75 制御翼回動部 76 ファン 78 ファン速度切換部 79 制御翼位置検知手段(リミットスイッチ) 80 制御部 81 制御翼回動制御手段 82 ファン速度切換制御手段 83 制御翼位置判定手段 84 制御翼位置修正手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高野 裕司郎 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機株式 会社静岡製作所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外機に設けられた室外機制御装置と、
    室内機に設けられ上記室外機制御装置と伝送路を介して
    送受信可能に接続された室内機制御装置と、この室内機
    制御装置と伝送路を介して送受信可能に接続された遠隔
    制御装置とからなる空気調和機の制御装置において、上
    記室外機制御装置に、この室外機の機種を示す室外機機
    能コードを上記室内機制御装置に送信する室外機機能コ
    ード送信手段と、上記室内機制御装置からの室外機運転
    制御信号に応じて室外機を制御する室外機制御手段とを
    備え、上記室内機制御装置に、この室内機の機種を示す
    室内機機能コードを設定する室内機機能コード設定手段
    と、上記室外機制御装置から送信された室外機機能コー
    ドを識別する室外機機能コード識別手段と、この室外機
    機能コード及び上記室内機機能コードから遠隔制御装置
    用の操作機能コードを生成し、上記遠隔制御装置に送出
    する操作機能コード生成手段と、上記遠隔制御装置から
    送出される運転操作指令を判別する運転操作指令判別手
    段と、この運転操作指令に応じて室外機及び室内機に運
    転制御信号を送出する空気調和機運転制御手段と、この
    空気調和機運転制御手段からの室内機運転制御信号に応
    じて室内機を制御する室内機制御手段とを備え、上記遠
    隔制御装置に、空気調和機の制御項目を操作毎に切換え
    入力する操作入力手段と、空気調和機の制御項目等を表
    示する表示手段と、上記室内機制御装置から送信された
    操作機能コードを判別する操作機能コード判別手段と、
    この判別された操作機能コードに応じて、上記操作入力
    手段及び表示手段をこの空気調和機用に切換えるととも
    に、上記操作入力手段への入力に応じた運転操作指令を
    決定する運転操作切換え制御手段と、この運転操作切換
    え制御手段により決定された運転操作指令を上記室内機
    制御装置に送信する運転操作指令手段とを備えたことを
    特徴とする空気調和機の制御装置。
  2. 【請求項2】 上記室内機制御装置に、室内機機能コー
    ド設定手段による室外機機能コード識別完了に応じて遠
    隔制御装置への電源供給を開始する給電制御手段を設け
    たことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の制御装
    置。
  3. 【請求項3】 上記遠隔制御装置に、電源が供給されて
    も、操作機能コード判別手段による室内機制御装置から
    の操作機能コードの受信完了迄は、操作入力手段からの
    入力を無効とする操作入力無効手段を設けたことを特徴
    とする請求項1記載の空気調和機の制御装置。
  4. 【請求項4】 室内機に設けられた室内機制御装置と、
    この室内機制御装置と伝送路を介して送受信可能に接続
    されるとともに、この室内機制御装置から電源が供給さ
    れる遠隔制御装置とを有する空気調和機の制御装置にお
    いて、上記室内機制御装置を複数の室内機にそれぞれ設
    け、これら室内機制御装置に、給電端子と、この給電端
    子を介しての上記遠隔制御装置への電源供給を検知する
    給電検知手段と、送受信端子と、上記給電検知手段によ
    る給電検知に応じ、この室内機の運転情報を上記送受信
    端子を介して上記遠隔制御装置に送出する送信手段と、
    上記送受信端子を介しての上記遠隔制御装置からの運転
    操作指令を受信する受信手段とを備え、上記遠隔制御装
    置に、受電端子と、この受電端子を介して上記室内機制
    御装置から電源が供給される電源回路と、送受信端子
    と、この送受信端子を介して上記室内機制御装置に運転
    操作指令を送出する送信手段と、上記送受信端子を介し
    て上記室内機制御装置からの運転情報を受信する受信手
    段と、この受信した室内機制御装置の運転情報を表示す
    る表示手段とを備え、上記遠隔制御装置の受電端子を、
    上記複数の内の特定の1台の室内機制御装置の給電端子
    にのみ配線接続するとともに、この遠隔制御装置の送受
    信端子を上記全室内機制御装置の送受信端子に伝送路を
    介して接続するようにしたことを特徴とする空気調和機
    の制御装置。
  5. 【請求項5】 上記室内機制御装置に、受信手段による
    遠隔制御装置からの運転操作指令の受信が所定時間なさ
    れていない時、遠隔制御装置への電源供給を所定時間停
    止させる給電制御手段を設けたことを特徴とする請求項
    4記載の空気調和機の制御装置。
  6. 【請求項6】 上記室内機制御装置の給電検知手段は、
    電源と給電端子間に接続された電圧降下素子の所定値以
    上の電圧降下を検出して、送信手段を動作させるよう構
    成したことを特徴とする請求項4記載の空気調和機の制
    御装置。
  7. 【請求項7】 吹出口に回動自在に設けられた吹出風の
    方向を調整する制御翼を回動させる制御翼回動部と、上
    記吹出口から空気を送り出すファンの回転速度を変更す
    るファン速度切換部とを備えた空気調和機の制御装置に
    おいて、上記制御翼を一方向に回動させるとともに、こ
    の制御翼を複数の設定された所定位置にのみ停止させ得
    るよう上記制御翼回動部を制御する制御翼回動制御手段
    と、上記制御翼の回動時、この制御翼が上記吹出口を閉
    塞する直前の設定位置を通過し、次の設定位置に達する
    迄上記ファンの回転速度を低下させるよう上記ファン速
    度切換部を制御するファン速度切換制御手段とを有する
    制御部を備えたことを特徴とする空気調和機の制御装
    置。
  8. 【請求項8】 上記制御翼の位置を検知する制御翼位置
    検知手段を設け、上記制御翼回動制御手段により制御翼
    を停止すべき上記設定位置を、上記制御翼の基準位置或
    は前の設定位置からの回動時間で設定するとともに、制
    御翼がこの回動時間により設定された所定位置に停止時
    に、この設定位置とこの時の上記制御翼位置検知手段に
    よる検知位置とが一致している否かを判定する制御翼位
    置判定手段と、この制御翼位置判定手段による不一致の
    判定に応じ、制御翼を回動し、上記制御翼位置検知手段
    による上記基準位置の検知時からの回動時間により所望
    の設定位置に停止させる制御翼位置修正手段とを、上記
    制御部に設けたことを特徴とする請求項7記載の空気調
    和機の制御装置。
  9. 【請求項9】 上記制御翼位置検知手段として、制御翼
    が上記吹出口を閉塞する位置を回動通過する毎にオン、
    オフが切換えられるリミットスイッチを用い、上記基準
    位置をこのリミットスイッチのオン、オフ切換え位置の
    一つとしたことを特徴とする請求項8記載の空気調和機
    の制御装置。
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