JP2982577B2 - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JP2982577B2
JP2982577B2 JP5241023A JP24102393A JP2982577B2 JP 2982577 B2 JP2982577 B2 JP 2982577B2 JP 5241023 A JP5241023 A JP 5241023A JP 24102393 A JP24102393 A JP 24102393A JP 2982577 B2 JP2982577 B2 JP 2982577B2
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達尚 林田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空気調和機、特に室
外機、室内機及び遠隔制御装置(リモコン)に分離され
た空気調和機、複数台の室内機を1台のリモコンで操作
する空気調和機、そして吹出風の方向を調節するための
制御翼を備えた空気調和機の制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】複数台の室内機を1台のリモコンで操作
する空気調和機の制御装置として、例えば特開昭62−
105594号公報に示されたものがあった。この従来
の空気調和機の制御装置では、複数台の室内機の各室内
機に親子設定スイッチを設け、複数台の室内機の内1台
の親子設定スイッチのみがONに設定され、他の室内機
の親子設定スイッチはOFFに設定されている。そし
て、リモコンへのデータ送信はONに設定された親機か
ら送られ、この親機からのデータがリモコンに表示され
る。
【0003】また、特開昭63−80151号公報に
は、設定スイッチを用いて予め付された室内機の機番号
によって、リモコンから特定の室内機を指定しその室内
機の番号と故障診断結果を表示することが開示されてい
る。
【0004】そして、特開昭63−194149号公報
には、空気調和機の吹出口に、吹出風の方向を調節する
ための制御翼を備えた空気調和機の制御装置が示されて
おり、この制御翼の回動開始時に、吹出風を送出するフ
ァンの回転速度を低下させ、制御翼の回動終了時に、フ
ァンの回転速度を制御翼の回動前と同じ回転速度に復帰
させるよう構成されている。このようにして、制御翼が
回動時に吹出口を塞ぐことによる異常音の発生を防止し
ている
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開昭62−1055
94号公報及び特開昭63−80151号公報に示され
た、複数台の室内機を1台のリモコンで操作する従来の
空気調和機の制御装置は、リモコンにデータを送信する
特定の室内機を、室内機に設けられた設定スイッチによ
る設定やリモコンでの指定で行なうよう構成されている
ので、据え付け時のスイッチの誤設定や、リモコンの誤
操作のおそれがあるなどの問題点があった。
【0006】この発明の請求項、請求項及び請求項
記載の発明は上記のような問題点を解決するためにな
されたもので、スイッチ設定やリモコンでの操作などを
必要とせず、リモコンを接続した室内機が親機として自
動的に選択される空気調和機の制御装置を得ることを目
的とする。
【0007】特開昭63−194149号公報に示され
た、吹出風の方向を調節するための制御翼を備えた従来
の空気調和機の制御装置では、制御翼の位置に関係なく
それの回動中には必ず吹出し風量を低下させるよう構成
されているので、制御翼が吹出口を閉塞しないような回
動動作のときも吹出し風量が低下するので、使用者に違
和感を与え、また冷房能力ならびに暖房能力が低下し、
さらに、制御翼の停止中または回動中に、外力によって
制御翼の位置が変化したときには、空気調和機は制御翼
の位置が変化したまま運転を行うので、部屋の温度分布
が不均一になる等の問題点あった。
【0008】この発明の請求項及び請求項記載の発
明は上記のような問題点を解決するためになされたもの
で、吹出し風量の低下時間を最低限に抑え、使用者の異
和感を排除し、また冷房能力ならびに暖房能力の低下を
招かずに、制御翼が吹出口を閉塞するときのファンの異
常音を回避することができる空気調和機の制御装置を得
ること、並びに、外力による制御翼の変位を自動的に修
正できる空気調和機の制御装置を得ることを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明に係る空気調和機の制御装置は、同一構成の室内
機制御装置を複数の室内機にそれぞれ設け、これら室内
機制御装置に、電源と、この電源に接続される給電端子
と、この給電端子を介しての上記遠隔制御装置への電源
供給を検知する給電検知手段と、送受信端子と、上記給
電検知手段による給電検知に応じ、この室内機の運転情
報を上記送受信端子を介して上記遠隔制御装置に送出す
る送信手段と、上記送受信端子を介しての上記遠隔制御
装置からの運転操作指令を受信する受信手段とを備え、
上記遠隔制御装置に、受電端子と、この受電端子を介し
て上記室内機制御装置から電源が供給される電源回路
と、送受信端子と、この送受信端子を介して上記室内機
制御装置に運転操作指令を送出する送信手段と、上記送
受信端子を介して上記室内機制御装置からの運転情報を
受信する受信手段とを備え、上記遠隔制御装置の受電端
子を、上記複数の内の特定の1台の室内機制御装置の給
電端子にのみ配線接続するとともに、この遠隔制御装置
の送受信端子を上記全室内機制御装置の送受信端子に伝
送路を介して接続することにより、上記特定の1台の室
内機制御装置からのみ上記遠隔制御装置に電源を供給
し、この室内機制御装置の送信手段からのみ運転情報を
上記遠隔制御装置に送出するようにしたものである。
【0010】この発明の請求項記載の発明に係る空気
調和機の制御装置は、請求項記載の発明において、遠
隔制御装置の送信手段から室内機制御装置に運転操作指
令を一定時間毎に送出するようにし、室内機制御装置
に、受信手段による遠隔制御装置からの運転操作指令の
受信が上記一定時間より長い時間なされていない時、遠
隔制御装置への電源供給を所定時間停止させた後再給電
する給電制御手段を設けたものである。
【0011】この発明の請求項記載の発明に係る空気
調和機の制御装置は、請求項記載の発明において、室
内機制御装置の給電検知手段を、電源と給電端子間に接
続された電圧降下素子の所定値以上の電圧降下を検出し
て、送信手段を動作させるよう構成したものである。
【0012】この発明の請求項記載の発明に係る空気
調和機の制御装置は、制御翼を一方向に回動させるとと
もに、この制御翼を複数の設定された所定位置にのみ停
止させ得るよう制御翼回動部を制御する制御翼回動制御
手段と、上記制御翼の回動時、この制御翼が上記吹出口
を閉塞する直前の設定位置を通過し、次の設定位置に達
する迄上記ファンの回転速度を低下させるようファン速
度切換部を制御するファン速度切換制御手段と、上記制
御翼回動制御手段により制御翼を停止すべき上記設定位
置を、上記制御翼の基準位置或は前の設定位置からの回
動時間で設定するとともに、制御翼がこの回動時間によ
り設定された所定位置に停止時に、この 設定位置とこの
時の制御翼位置検知手段による検知位置とが一致してい
る否かを判定する制御翼位置判定手段と、この制御翼位
置判定手段による不一致の判定に応じ、制御翼を回動
し、上記制御翼位置検知手段による上記基準位置の検知
時からの回動時間により所望の設定位置に停止させる制
御翼位置修正手段とを有する制御部を備えたものであ
【0013】この発明の請求項記載の発明に係る空気
調和機の制御装置は、請求項記載の発明において、制
御翼位置検知手段として、制御翼が吹出口を閉塞する位
置を回動通過する毎にオン、オフが切換えられるリミッ
トスイッチを用い、上記基準位置をこのリミットスイッ
チのオン、オフ切換え位置の一つとしたものである。
【0014】
【作用】この発明の請求項1記載の発明における空気調
和機の制御装置は、遠隔制御装置の受電端子が複数の室
内機の内の一室内機の室内機制御装置の給電端子にのみ
配線接続され、他の室内機の室内機制御装置の給電端子
には接続されない。そして、この遠隔制御装置の受電端
子に接続された室内機の室内機制御装置の給電端子から
遠隔制御装置に電源が供給されるとともに、この室内機
制御装置からのみ運転情報が遠隔制御装置に送信され表
示される。他の室内機制御装置では遠隔制御装置からの
運転操作指令を受信するのみで、遠隔制御装置に電源を
供給したり、運転情報を送信したりはしない。このよう
に最初の配線接続により主となる室内機が決定されるの
で、スイッチの誤設定やリモコンの誤操作のおそれがな
い。
【0015】この発明の請求項記載の発明における空
気調和機の制御装置は、主室内機制御装置に遠隔制御装
置からの運転操作指令が所定時間の受信されない時、遠
隔制御装置への電源供給を所定時間停止させるようにし
たので、遠隔制御装置から一定時間毎に操作指令を送信
することにより、この操作指令の不受信で通信異常と判
定され、遠隔制御装置の給電が一定期間停止されて再給
電され、遠隔制御装置を初期状態から立上げることによ
って通信異常が回復される。
【0016】この発明の請求項記載の発明における空
気調和機の制御装置は、主室内機制御装置の電源と給電
端子間に接続された電圧降下素子に、遠隔制御装置への
電源供給電流による電圧降下が生じ、この電圧降下に応
じて遠隔制御装置への運転情報の送信が可能となる。
【0017】この発明の請求項記載の発明における空
気調和機の制御装置は、制御翼の回動時、複数の設定位
置のうちこの制御翼が吹出口を閉塞する直前の設定位置
と次の設定位置の間のみ、ファンの回転速度を低下させ
るようにしたので、ファンの回転速度が低下する時間が
最低に抑えられ、制御翼の回動時間により求められる制
御翼の位置と、制御翼位置検知手段により検知された制
御翼の実際の位置とが不一致であるの判定結果に応じ、
制御翼を回動させ基準位置の検知時からの回動時間によ
り所望の設定位置に停止させて、制御翼の外力による位
置の変化が修正される。
【0018】この発明の請求項記載の発明における空
気調和機の制御装置は、リミットスイッチにより制御翼
の実際の位置と基準位置とが検知される。
【0019】
【実施例】実施例1. 以下、この発明の一実施例を図によって説明する。図
この実施例を示す構成図で、図において、(2a)(2
b)は複数の室内機にそれぞれ設けられた室内機制御装
置、(3)はリモコン、(41a)(41b)は給電端子、(42a)(42
b)は送受信端子、(43a)(43b)は接地端子、(44a)(44b)は
電源、(45a)(45b)は給電端子(41a)(41b)を介してのリモ
コン(3)への電源供給を検知する給電検知手段である。
【0020】(46a)(46b)は室内機の室温等の運転情報を
検知する運転情報検知手段、(47a)(47b)は、給電検知手
段(45a)(45b)による給電検知に応じ、運転情報検知手段
(45a)(45b)により検知された運転情報を、送受信端子(4
2a)(42b)を介してリモコン(3)に送出する送信手段、(48
a)(48b)はリモコン(3)からの運転操作指令を、送受信端
子(42a)(42b)を介して受信する受信手段、(49a)(49b)は
受信した運転操作指令に応じ室内機を制御するととも
に、伝送路を介して室外機制御装置(図示されない)へ
室外機制御信号を送信する空調機制御手段である。
【0021】(51)は受電端子、(52)は送受信端子、(53)
は接地端子、(54)は受電端子(51)を介して室内機制御装
置(2a)から電源が供給される電源回路、(55)は室内機制
御装置(2a)(2b)への操作指令を生成する操作指令生成手
段、(56)は、送受信端子(52)を介して室内機制御装置(2
a)(2b)に運転操作指令を送出する送信手段、(57)は送受
信端子(52)を介して室内機制御装置(2a)からの運転情報
を受信する受信手段、(58)は受信した室内機制御装置(2
a)の室温等の運転情報を表示する運転情報表示手段であ
る。
【0022】(6)は複数の室内機の内の特定の室内機の
室内機制御装置(2a)の給電端子(41a)と、リモコン(3)の
受電端子(51)とを接続する接続配線、(7a)(7b)(7c)はリ
モコン(3)の送受信端子(52)と各室内機制御装置(2a)(2
b)…間に接続された伝送路、(8a)(8b)(8c)は各接地端子
(53)(43a)(43b)…間を接続する接地線路である。
【0023】次に、この実施例の動作について説明す
る。まず、使用者は親機となる特定の室内機の室内機制
御装置(2a)の給電端子(41a)とリモコン(3)の受電端子(5
1)とを接続配線(6)によって接続する。それにより、リ
モコン(3)の電源回路(54)は、室内機制御装置(2a)の電
源(44a)から給電検知手段(45a)、給電端子(41a)、接続
配線(6)及び受電端子(51)を介して電源が供給され、給
電検知手段(45a)によって給電が検知される。そして、
このリモコン(3)に電源を供給する室内機制御装置(2a)
の送信手段(47a)のみが、給電検知手段(45a)の給電検知
に応じて付勢される。
【0024】リモコン(3)において、キー操作などの入
力(図示せず)に応じて操作指令生成手段(55)で生成さ
れた操作指令が、送信手段(56)によって送受信端子(52)
から送信される。各室内機制御装置(2a)(2b)において、
この操作指令が送受信端子(42a)(42b)を介して受信手段
(48a)(48b)によって同時に受信され、空調機制御手段(4
9a)(49b)によって各空調機がこの操作指令に応じて制御
される。
【0025】各室内機制御装置(2a)(2b)では受信手段(4
8a)(48b)によりトリガされて、送信手段(47a)(47b)から
運転情報検知手段(46a)(46b)により検知された室温等の
運転情報が送信されるよう構成されているが、リモコン
(3)と接続配線(6)によって接続された室内機制御装置(2
a)の送信手段(47a)のみが給電検知手段(45a)によって付
勢されているので、室内機制御装置(2a)の室温等の運転
情報のみが、送信手段(47a)から送受信端子(42a)を介し
てリモコン(3)に送信される。そして、送受信端子(52)
を介してリモコン(3)の受信手段(57)で受信された室内
機制御装置(2a)の運転情報が、運転情報表示手段(58)に
表示される。
【0026】実施例. 図はこの実施例を示す構成図で、図において、(2
a)(2b)は室内機制御装置、(3)はリモコン、(6)は接続配
線、(7a)(7b)(7c)は伝送路、(8a)(8b)(8c)は接地線路、
(41a)(41b)は給電端子、(42a)(42b)は送受信端子、(43
a)(43b)は接地端子、(44a)は電源、(45a)給電検知手
段、(46a)運転情報検知手段、(47a)は送信手段、(48a)
は受信手段、(49a)は空調機制御手段、(51)は受電端
子、(52)は送受信端子、(53)は接地端子、(54)は電源回
路、(55)は操作指令生成手段、(56)は送信手段、(57)は
受信手段、(58)は運転情報表示手段で、以上は図に示
す実施例と同様のものである。
【0027】(60a)は、受信手段(48a)によるリモコン
(3)からの運転操作指令の受信終了から次の受信開始迄
の時間を計測する受信タイマー、(61a)は、受信タイマ
ー(60a)の計測時間が所定値T2に達すると、リモコン
(3)への給電を所定時間停止させた後再給電する給電制
御手段である。なお、リモコン(3)の送信手段(56)は、
受信タイマー(60a)計測時間の上記所定値T2より短い
一定時間T1毎に操作指令を定時送信するようなされて
いる。
【0028】この実施例は以上のように構成され、リモ
コン(3)の送信手段(56)から一定時間T1毎に操作指令
が定時送信されるので、送受伝送が正常に行なわれれ
ば、室内機制御装置(2a)の受信手段(42a)が正常に操作
指令を受信し、受信タイマー(60a)がT2に達する前に
リセットされ、給電制御手段(61a)が動作することはな
い。しかし、受信タイマー(60a)がT1より長いT2を
計測すると、送受伝送異常と判断され、給電制御手段(6
1a)が動作して、リモコン(3)への給電が所定時間停止さ
れる。その後再度給電が再開され、リモコン(3)は初期
状態から立上り、送受伝送異常が回復される。
【0029】実施例. 図はこの実施例の構成を示す部分回路図で、図
おいて、(2a)は室内機制御装置、(3)はリモコン、(41a)
は給電端子、(42a)は送受信端子、(43a)は接地端子、(4
4a)は電源、(51)は受電端子、(52)は送受信端子、(53)
は接地端子で、以上は図9に示す実施例4と同様のもの
である。(62a)は送受信機で図9の送信手段(47a)及び受
信手段(48a)に相当する。(63a)は電流が流れることによ
って電圧降下を生ずるダイオードの直列回路からなる電
圧降下素子、(64a)は電圧降下素子(63a)の所定値以上の
電圧降下に応じてオンとなるトランジスタ、(65a)はト
ランジスタ(64a)のオンを検出して送受信機(62a)の送信
手段を動作させるマイコンで、これら電圧降下素子(63
a)、トランジスタ(64a)及びマイコン(65a)で給電検知手
段を構成している。
【0030】この実施例は以上のように構成され、給電
端子(41a)がリモコン(3)の受電端子(51)に接続されてい
れば、リモコン(3)への給電により電圧降下素子(63a)に
電流が流れるためトランジスタ(64a)がオンとなり、マ
イコン(65a)が給電有りを検出して送受信機(62a)の送信
手段を動作させる。給電端子(41a)がリモコン(3)の受電
端子(51)に接続されないと、電圧降下素子(63a)に電流
が流れないので、トランジスタ(64a)はオフのままで、
マイコン(65a)は給電無しを検出して送受信機(62a)の送
信手段の動作を停止する。
【0031】実施例6. 図〜図1はこの実施例を示し、図は構成図、図
(A)〜(D)は空気吹出し部分における制御翼の各位置
を示す要部構成図、図は制御翼の変位回動時間を示す
図、図(E)(F)は制御翼の吹出口を閉塞する状態を示
す要部構成図、図制御翼を回動するときの動作を示
すフローチャート、図9は制御翼位置に対応するリミッ
トスイッチの状態を示す図、図10は制御翼の基準位置
からの変位回動時間を示す図、図11は制御翼位置判定
手段及び制御翼位置修正手段の動作を示すフローチャー
である。
【0032】図、図において、(71)は空気調和機本
体、(72)は吹出口、(73)は吹出口(72)に回動自在に設け
られた吹出風の方向を調整する制御翼、(74)は制御翼(7
3)の回動軸、(75)は制御翼(73)を回動させる制御翼回動
部、(76)は吹出口(72)から空気を送り出すファン、(77)
はファン(76)を回動させるファンモータ、(78)はファン
モータ(77)の回転速度を変更するファン速度切換部、(7
9)は、制御翼(73)の回動に応じ図9に示すように開閉す
る、制御翼位置検知手段を構成するリミットスイッチ
ある。
【0033】(80)は制御部、(81)は、制御翼(73)を一方
向に回動させるとともに、制御翼(73)を複数の設定され
た所定位置にのみ停止させ得るよう制御翼回動部(78)を
制御する制御翼回動制御手段、(82)は、制御翼(73)の回
動時、この制御翼(73)が吹出口(72)を閉塞する直前の設
定所定位置を通過し、次の設定所定位置に達する迄ファ
ン(76)の回転速度を低下させるようファン速度切換部(7
8)を制御するファン速度切換制御手段、(83)は、制御翼
(73)が所定の設定位置に停止時に、この設定位置とリミ
ットスイッチ(79)による検知位置とが一致している否か
を判定する制御翼位置判定手段、(84)は、制御翼位置判
定手段(83)による不一致の判定に応じ、リミットスイッ
チ(79)による基準位置の検知時からの回動時間により所
望の設定位置に制御翼(73)を停止させるよう、制御翼回
動制御手段(81)を制御する制御翼位置修正手段である。
【0034】なお、リミットスイッチ(79)がオフからオ
ンに切換わる制御翼(73)の位置、即 ち図7のF位置が基
準位置と設定され、この基準位置からの制御翼(73)の回
動時間により、図10に示すように設定位置A、B、C
及びDが設定される。
【0035】次にその動作を説明する。図において、
制御翼(73)は制御翼回動部(75)によって図中矢印の方向
に回動軸(74)中心にして回動され、吹出し空気はその制
御翼(73)の方向に吹出し口(72)より外部へ吹出される。
制御翼(73)は、第1の吹出し口方向位置A、下方向位置
B、水平方向位置C、第2の吹出し口方向位置Dの設定
された4位置にのみ停止するよう制御翼回動制御手段(8
1)によって制御される。これらの停止位置は制御翼回動
部(75)による回動時間によって定められる。即ち、図
で示すようにA位置からB位置へは0.5秒、B位置か
らC位置へは1.0秒、C位置からD位置へは0.5
秒、D位置からA位置へは2.0秒だけ制御翼(73)を回
動させることによって各位置に移動させる。
【0036】図のフローチャートによって、ファン(7
6)の回転中に制御翼(73)を回動するときの動作を説明す
る。制御翼(73)は、まず、ステップ(S301)で制御翼(73)
の回動が開始し、ステップ(S302)にて、制御翼回動部(7
5)の通電時間により制御翼(73)の位置がB位置にあるか
が判定され、B位置になければステップ(S303)でD位置
にあるかが判定され、その何れでもなければ、ステップ
(S304)にて、制御翼回動部(75)の通電時間により制御翼
(73)が所望位置に達したかが判定され、所望位置に達す
ればステップ(S305)で停止し、所望位置に達しなければ
ステップ(S302)に戻り、所望位置に達する迄以上の動作
が繰り返される。
【0037】ステップ(S302)で制御翼(73)の位置がB位
置にあるか、ステップ(S303)でD位置にあれば、ステッ
プ(S306)で、ファン速度切換部(78)にファン速度切換制
御手段(82)からファン回転速度を低下させる指令が出力
され、ステップ(S307)で制御翼(73)を次の設定位置、C
位置或はA位置迄、制御翼回動部(75)を図で示す時間
通電させることによって回動させて、ステップ(S308)で
ファン速度切換部(78)にファン回転速度をステップ(30
6)以前の回転速度に復帰する指令が出力されてステップ
(S304)に進む。このようにして、制御翼(73)が吹出口(7
2)を閉塞する、図の位置E或はF位置を通過する間、
ファン(76)の回動速度が低下され、異常音の発生が防止
される
【0038】次に、図1のフローチャートによって、
制御翼位置判定手段(83)及び制御翼位置修正手段(84)の
動作を説明する。まず、ステップ(S401)にて、制御翼回
動部(75)に回動開始位置(制御部(80)に記憶されている
制御翼(73)の位置)から所望設定位置迄に相当する時間
回動指令を出力することによって、制御翼(73)を所定時
間回動させ所望設定位置に停止させる。しかし、制御翼
(73)の位置が回動開始前に外力により変化していると、
制御部(80)に記憶されている上記回動開始位置と実際の
回動開始位置とが異なるので、制御翼(73)の所定時間回
動によっても所望設定位置に停止しない。これがステッ
プ(S402)にて判定される。
【0039】即ち、ステップ(S402)にておいて、制御翼
(73)の所望設定位置に対してリミットスイッチ(79)が図
に規定された状態にあるかが判定される。規定状態に
あればそのまま動作を完了するが、規定状態になければ
ステップ(S403)に進み、制御翼回動部(75)に回動指令が
出され、続いてステップ(404)にて、リミットスイッチ
(79)がオフの状態からオンの状態に移行したか否かが検
知され、検知されなければステップ(403)に戻り制御翼
(73)の回動が継続され、この検知が行われると、即ち、
制御翼(73)が基準位置に達すると、ステップ(405)に
て、図1に規定された時間だけ制御翼回動部(75)に回
動指令が出力され、制御翼(73)が正しい所望設定位置に
停止し、動作が完了する。
【0040】
【発明の効果】この発明の請求項1記載の発明によれ
、リモコンの受電端子に複数の室内機の内の一室内機
の室内機制御装置の給電端子のみを配線接続し、この室
内機制御装置からリモコンへの電源供給を検知して、運
転情報をリモコンに送出するよう構成したので、最初の
配線接続により主となる室内機が決定され、スイッチな
どの設定作業が不要となり、スイッチの誤設定やリモコ
ンの誤操作のおそれがない等の効果がある。
【0041】この発明の請求項記載の発明によれば、
主室内機制御装置にリモコンからの運転操作指令が所定
時間の受信されない時、リモコンへの電源供給を所定時
間停止させるよう構成したしたので、リモコンの誤操作
等による通信異常が自動的に検出され復旧され、誤動作
に対する回復機能が強化できる効果がある。
【0042】この発明の請求項記載の発明によれば、
主室内機制御装置の電源と給電端子間に接続された電圧
降下素子の所定値以上の電圧降下を検出して送信手段を
動作させるよう構成したので、極めて簡単な構成でリモ
コンへの電源供給を検出できる効果がある。
【0043】この発明の請求項記載の発明によれば、
制御翼の回動時、複数の設定位置のうちこの制御翼が吹
出口を閉塞する直前の設定位置と次の設定位置の間の
み、ファンの回転速度を低下させるようにし、制御翼の
回動時間により求められる制御翼の位置と、制御翼位置
検知手段により検知された制御翼の実際の位置とが不一
致であるの判定結果に応じ、制御翼を回動させ基準位置
の検知時からの回動時間により所望の設定位置に停止さ
せるよう構成したので、制御翼回動時に吹出口を閉塞す
ることによる不快なファンの異常音を抑止できるととも
に、ファンの回転速度が低下する時間を最低に抑えるこ
とができ、使用者の違和感をなくし、冷房効率と暖房効
率の低下を防止することができ、かつ、制御翼の外力に
よる位置の変化が自動的に修正され、制御翼の不所望な
変位による部屋の温度分布の不均一が防止できる効果が
ある。
【0044】この発明の請求項記載の発明によれば、
請求項記載の発明において、制御翼位置検知手段にリ
ミットスイッチを用いたので、極めて簡単な構成で制御
翼の位置検出が可能であるとともに、制御翼の基準位
置、並びに停止位置の設定が容易であるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す構成図。
【図2】この発明の実施例2を示す構成図
【図3】この発明の実施例3の構成を示す部分回路図
【図4】この発明の実施例4を示す構成図
【図5】実施例4の空気吹出し部分における制御翼の各
位置を示す要部構成図。
【図6】実施例4の制御翼の変位回動時間を示す図
【図7】実施例4の制御翼の吹出口を閉塞する状態を示
す要部構成図
【図8】実施例4の制御翼を回動するときの動作を説明
するフローチャート
【図9】実施例4の制御翼位置に対応するリミットスイ
ッチの状態を示す図。
【図10】実施例4の制御翼の基準位置からの変位回動
時間を示す図。
【図11】実施例4の制御翼位置判定手段及び制御翼位
置修正手段の動作を説明するフローチャート
【符号の説明】 a,2b 室内機制御装置3 遠隔制御装置(リモ
コン)6 配線接続線7a,7b,7c 伝送路
1a,41b 給電端子42a,42b送受信端
、44a,44b 電源、45a,45b 給電検知
手段47a,47b 送信手段48a,48b 受
信手段51 受電端子52 送受信端子54 電
源回路56 送信手段57 受信手段58 運転
情報表示手段61a 給電制御手段63a 電圧降
下素子72 吹出口73 制御翼75 制御翼回
動部76 ファン78 ファン速度切換部79
制御翼位置検知手段(リミットスイッチ)80 制御
81 制御翼回動制御手段82 ファン速度切換
制御手段83 制御翼位置判定手段84 制御翼位
置修正手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F24F 11/04 F24F 11/04 G (72)発明者 高野 裕司郎 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機株 式会社 静岡製作所内 (56)参考文献 特開 昭64−70641(JP,A) 特開 昭64−70640(JP,A) 特開 平1−106696(JP,A) 特開 平5−164385(JP,A) 特開 昭63−194149(JP,A) 特開 昭63−140240(JP,A) 特開 平4−148149(JP,A) 実開 昭62−62149(JP,U) 実開 平1−136331(JP,U) 実開 平2−131153(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 11/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内機に設けられた室内機制御装置と、
    この室内機制御装置と伝送路を介して送受信可能に接続
    されるとともに、この室内機制御装置から電源が供給さ
    れる遠隔制御装置とを有する空気調和機の制御装置にお
    いて、同一構成の上記室内機制御装置を複数の室内機に
    それぞれ設け、これら室内機制御装置に、電源と、この
    電源に接続される給電端子と、この給電端子を介しての
    上記遠隔制御装置への電源供給を検知する給電検知手段
    と、送受信端子と、上記給電検知手段による給電検知に
    応じ、この室内機の運転情報を上記送受信端子を介して
    上記遠隔制御装置に送出する送信手段と、上記送受信端
    子を介しての上記遠隔制御装置からの運転操作指令を受
    信する受信手段とを備え、上記遠隔制御装置に、受電端
    子と、この受電端子を介して上記室内機制御装置から電
    源が供給される電源回路と、送受信端子と、この送受信
    端子を介して上記室内機制御装置に運転操作指令を送出
    する送信手段と、上記送受信端子を介して上記室内機制
    御装置からの運転情報を受信する受信手段とを備え、上
    記遠隔制御装置の受電端子を、上記複数の内の特定の1
    台の室内機制御装置の給電端子にのみ配線接続するとと
    もに、この遠隔制御装置の送受信端子を上記全室内機制
    御装置の送受信端子に伝送路を介して接続することによ
    り、上記特定の1台の室内機制御装置からのみ上記遠隔
    制御装置に電源を供給し、この室内機制御装置の送信手
    段からのみ運転情報を上記遠隔制御装置に送出するよう
    にしたことを特徴とする空気調和機の制御装置。
  2. 【請求項2】 上記遠隔制御装置の送信手段から上記室
    内機制御装置に運転操作指令を一定時間毎に送出するよ
    うにし、上記室内機制御装置に、受信手段による遠隔制
    御装置からの上記運転操作指令の受信が上記一定時間よ
    り長い時間なされていない時、遠隔制御装置への電源供
    給を所定時間停止させた後再給電する給電制御手段を設
    けたことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の制御
    装置。
  3. 【請求項3】 上記室内機制御装置の給電検知手段は、
    電源と給電端子間に接続された電圧降下素子の所定値以
    上の電圧降下を検出して、送信手段を動作さ せるよう構
    成したことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の制
    御装置。
  4. 【請求項4】 吹出口に回動自在に設けられた吹出風の
    方向を調整する制御翼を回動させる制御翼回動部と、上
    記吹出口から空気を送り出すファンの回転速度を変更す
    るファン速度切換部と、上記制御翼の位置を検知する制
    御翼位置検知手段とを備えた空気調和機の制御装置にお
    いて、上記制御翼を一方向に回動させるとともに、この
    制御翼を複数の設定された所定位置にのみ停止させ得る
    よう上記制御翼回動部を制御する制御翼回動制御手段
    と、上記制御翼の回動時、この制御翼が上記吹出口を閉
    塞する直前の設定位置を通過し、次の設定位置に達する
    迄上記ファンの回転速度を低下させるよう上記ファン速
    度切換部を制御するファン速度切換制御手段と、上記制
    御翼回動制御手段により制御翼を停止すべき上記設定位
    置を、上記制御翼の基準位置或は前の設定位置からの回
    動時間で設定するとともに、制御翼がこの回動時間によ
    り設定された所定位置に停止時に、この設定位置とこの
    時の上記制御翼位置検知手段による検知位置とが一致し
    ている否かを判定する制御翼位置判定手段と、この制御
    翼位置判定手段による不一致の判定に応じ、制御翼を回
    動し、上記制御翼位置検知手段による上記基準位置の検
    知時からの回動時間により所望の設定位置に停止させる
    制御翼位置修正手段とを有する制御部を備えたことを特
    徴とする空気調和機の制御装置。
  5. 【請求項5】 上記制御翼位置検知手段として、制御翼
    が上記吹出口を閉塞する位置を回動通過する毎にオン、
    オフが切換えられるリミットスイッチを用い、上記基準
    位置をこのリミットスイッチのオン、オフ切換え位置の
    一つとしたことを特徴とする請求項4記載の空気調和機
    の制御装置。
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