JPH0315878B2 - - Google Patents

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JPH0315878B2
JPH0315878B2 JP57161196A JP16119682A JPH0315878B2 JP H0315878 B2 JPH0315878 B2 JP H0315878B2 JP 57161196 A JP57161196 A JP 57161196A JP 16119682 A JP16119682 A JP 16119682A JP H0315878 B2 JPH0315878 B2 JP H0315878B2
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Japan
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signal
command
transmission circuit
control
valve
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Tatae Noda
Yasuo Ishizuka
Nobuo Takeuchi
Minoru Yagishita
Akio Kobayashi
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Azbil Corp
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Publication of JPH0315878B2 publication Critical patent/JPH0315878B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J13/00Circuit arrangements for providing remote indication of network conditions, e.g. an instantaneous record of the open or closed condition of each circuitbreaker in the network; Circuit arrangements for providing remote control of switching means in a power distribution network, e.g. switching in and out of current consumers by using a pulse code signal carried by the network
    • H02J13/00006Circuit arrangements for providing remote indication of network conditions, e.g. an instantaneous record of the open or closed condition of each circuitbreaker in the network; Circuit arrangements for providing remote control of switching means in a power distribution network, e.g. switching in and out of current consumers by using a pulse code signal carried by the network characterised by information or instructions transport means between the monitoring, controlling or managing units and monitored, controlled or operated power network element or electrical equipment
    • H02J13/00007Circuit arrangements for providing remote indication of network conditions, e.g. an instantaneous record of the open or closed condition of each circuitbreaker in the network; Circuit arrangements for providing remote control of switching means in a power distribution network, e.g. switching in and out of current consumers by using a pulse code signal carried by the network characterised by information or instructions transport means between the monitoring, controlling or managing units and monitored, controlled or operated power network element or electrical equipment using the power network as support for the transmission
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02B90/20Smart grids as enabling technology in buildings sector
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S40/00Systems for electrical power generation, transmission, distribution or end-user application management characterised by the use of communication or information technologies, or communication or information technology specific aspects supporting them
    • Y04S40/12Systems for electrical power generation, transmission, distribution or end-user application management characterised by the use of communication or information technologies, or communication or information technology specific aspects supporting them characterised by data transport means between the monitoring, controlling or managing units and monitored, controlled or operated electrical equipment
    • Y04S40/121Systems for electrical power generation, transmission, distribution or end-user application management characterised by the use of communication or information technologies, or communication or information technology specific aspects supporting them characterised by data transport means between the monitoring, controlling or managing units and monitored, controlled or operated electrical equipment using the power network as support for the transmission

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エアコンシステムや熱源制御システ
ム等の空調制御システムにおいて用いられるアク
チエータに関するものである。
従来の空調制御システムにおいては、制御弁、
制御ダンパ等の開度を監視制御する場合、データ
集収盤を介して監視し、空調制御部により制御す
るものとなつており、一般に第1図のブロツク図
に示す構成が採用されている。
すなわち、電算機等の中央装置CEと、各所へ
分散のうえ配置されたデータ集収盤DGP1
DGPnとの間を共通の伝送路Lにより接続すると
共に、各データ集収盤DGP1〜DGPへ計測用の温
度センサT1よび湿度センサH1を各個別に接続し、
かつ、空調制御部ACおよび空調機器用の動力盤
PPを接続しており、温度センサTおよび湿度セ
ンサH1の出力をデータ集収盤DGP1〜DGPnにお
いてデイジタル信号への変換のうえ、中央装置
CEへ送信する一方、これを受信した中央装置CE
が監視する。
一方、空調制御部ACでは、接続されている制
御用の温度センサT2および湿度センサH2により、
制御量を演算し、接続されている制御弁MVおよ
び制御ダンパMDを操作する。
さらに、中央装置CEにて設定された設定値は、
データ集収盤DGP1〜DGPnを経由して空調制御
部ACに伝送される。中央装置CEにて判断される
オン・オフ信号は、データ集収盤DGPを経由し
て動力盤PPに伝送される。
しかし、かゝる従来のシステムにおいては、中
央装置CEとデータ集収盤DGP1〜DGPnとの間は
共通の伝送路Lにより接続されるものゝ、データ
集収盤DGP1〜DGPnと温度センサT1、湿度セン
サH1との間および、データ集収盤DGP1〜DGPn
と空調制御部ACおよび動力盤PPとの間、さら
に、空調制御部ACと温度センサT2、湿度センサ
H2、制御弁MV1,MV2、制御ダンパMD1
MD2,MD3の間は、各個別の布線を要し、線材
費および布線工数費が高価となる欠点を生ずる。
また、従来のシステムにおいては、データ集収
盤DGP1〜DGPnおよび空調制御部ACを要すると
共に、これへ接続される機器の数および種別に応
じて種々な形式のデータ集収盤DGP1〜DGPnお
よび空調制御部ACを用意せねばならず、共通化
が図られないため量産効果が減殺され、これらが
高価となることにより、システム全体としても高
価となる欠点を生じている。
また、通常、制御弁駆動用のモータを駆動する
際、細かい制御で頻繁に動作しないようにヒステ
リシスを持たせてあるが、従来はこれを機械的に
行つているために部品点数が多くなり、コストが
高くなるという欠点があつた。
また、通常、制御弁を全閉する際は、開度が0
%〜100%でフイードバツク制御される場合に、
0%の制御信号を出力して弁の全閉制御を行つて
いる。ここで、弁の制御量である開度をフイード
バツクするポテンシヨメータ等の誤差、その他関
連部品の機械的な劣化により、制御信号に完全に
一致した弁制御ができなくなることがある。すな
わち、0%の制御信号で全閉させようとしたの
に、実際には弁は全閉状態にならないことがあ
る。他の機器とのインターロツクをとる場合等に
は、その制御弁は必ず全閉にしなければならな
い。しかし、上記のような問題が生じて弁が全閉
状態にならなくなると、他の機器とのインターロ
ツクが完全にとれなくなるので、空調制御がうま
く行かないことになる。
本発明は、従来のかかる欠点を根本的に解決す
る目的を有し、伝送回路、被制御機器の駆動用ド
ライバ等とを一体化し、操作機能と共にデータ送
受信機能を具備するものとした極めて効果的な空
調制御システムにおけるアクチエータを提供する
ものである。
以下、空調制御システムにおける実施例を示す
図によつて本発明の詳細を説明するが、便宜上、
本発明の適用されるシステム構成について最初に
説明する。
すなわち、第2図のブロツク図に示すとおり、
本発明の電動アクチエータATmは、データ送受
信機能を有するため、空調制御部ACDと共通線
により接続することが可能となり、かつ、各々が
個有のアドレスを有するため、これと一致するコ
マンド信号およびボーリング信号を空調制御器
ACDから送信することにより、各モータ制御弁
MVをコマンド信号によつて各個別に制御できる
と共に、各モータ制御弁MVの開度値をポーリン
グ信号により各個別に集収できるものとなつてお
り、これらは、共通の伝送路Lによつてのみ接続
されるものとなるため、接続用の線材費および布
線工数費が大幅に低減される。
また、同等の機能を有する温度センサTS、湿
度センサHSおよびオン、オフ出力を送出するス
タートストツプモジユールSSM等を用意すれば、
これらがすべて共通の伝送路Lにより接続できる
ものとなるうえ、アクチエータATmおよびスタ
ートストツプモジユールSSMによつて、直接モ
ータ制御弁MVおよび動力盤PPを制御できるも
のとなるため、従来のデータ集収盤DGP1
DGPnおよび空調制御部ACを一体化することが
可能となり、システム構成が大幅に簡略化され
る。
第3図は、本発明の実施例を示すブロツク図で
あり、線路L1,L2からなる伝送路Lへ接続され、
これを介してデータ信号の送受信を行なう伝送回
路SRが設けてあり、空調制御部ACDからのコマ
ンド信号およびポーリング信号は、伝送回路SR
を介して制御部CNTへ与えられ、こゝにおいて
解続されたうえ、コマンド信号に応じた制御信号
がドライバDRへ与えられるため、これの駆動出
力によりモータ制御弁MV用のモータMが駆動さ
れ、弁の開閉を制御するものとなつている。
たゞし、弁と連結されたポテンシヨメータRV
が設けてあり、これが、弁の開度に応じた信号を
送出するものとなつており、これの出力はアナロ
グ・デイジタル変換器(以下、ADC)A/Dに
よりデイジタル信号へ変換されてから制御部
CNTへ与えられ、制御部CNTがコマンド信号に
よつて指令された弁の開度値と、ACD・A/D
の出力により示される弁の開度値とを比較し、両
開度値間の差が零となる方向へモータMを制御す
るものとなつている。
また、空調制御部ACDはその時点の弁の開度
値を確認したうえ制御演算を行なうものとなつて
いるため、ADC・A/Dの出力を空調制御部
ACDへデータとして送信する必要があり、伝送
回路SRを介する空調制御部ACDからのポーリン
グ信号に応じて制御部CNTがADC・A/Dの出
力を伝送回路SRへ送出し、これを介して弁開度
値のデータを空調制御部ACDへ送信するものと
なつている。
なお、コマンド信号およびポーリング信号には
アドレスを示す情報が含まれており、アドレス設
定器ASにより設定された自己に個有のアドレス
と、コマンド信号およびポーリング信号により指
定されたアドレスとが一致したことを制御部
CNTが判別し、両者の一致に応じて前述の各動
作を行なうものとなつている。
また、制御部CNTは、高密度集積回路化等に
よる共用化を図るため、メモリ内に種々の用途に
応じたプログラムが格納されており、モード設定
器MSによりメモリ内のプログラムが指定される
ものとなつている。この場合は、モード設定器
MSにより電動アクチエータとしての動作モード
を設定するものとなつている。
このほか、若し、データ信号の送受信が不可能
となつた場合、弁開度が不特定のまゝ放置される
のを阻止するため、基準値設定器SSが設けてあ
り、コマンド信号の正確な受信が行なわれなくな
れば、これを制御部CNTが判断し、基準値設定
器SSによりプリセツトされた値に弁の開度を定
めるものとしてモータMを制御するものとなつて
いる一方、制御部CNT動作を規正するためのク
ロツクパルスを発生するパルス発生器PGが設け
てある。
たゞし、この場合は、伝送路Lのほかに、線路
L3,L4からなる電源供給用の電源路LPが用いら
れており、これから供給されるAC24V等の電源
ACをモータMへ与えると共に、電源ACを電源回
路PSにより整流しかつ安定化のうえ、電源Eと
してから各部へ供給している。
第4図は、ドライバDRおよびモータMの回路
を示す回路図であり、制御部CNTがモータ正転
の信号Fを送出すれば、トランジスタQ1がオン
となり、フオト・トライアツクPT1の発光ダイオ
ードが発光し、これと対向するトライアツクがオ
ンとなつて、抵抗器R1を介しトライアツクTA1
へゲート電圧を印加するため、トライアツク
TA1もオンとなり、電源ACからモータMの巻線
L1へ通電すると共に、巻線L2には、進相用のコ
ンデンサCを介して通電し、モータMが正転を行
ない、例えば、これと連結された弁が開放へ移行
するものとなつている。
また、制御部CNTからモータ逆転の信号Bが
与えられゝば、トランジスタQ2がオンとなり、
フオト・トライアツクPT2の発光ダイオードが発
光し、これと対応するトライアツクがオンとなつ
て、抵抗器R2を介しトライアツクTA2へゲート
電圧を印加するため、トライアツクTA2もオン
となり、電源ACからモータMの巻線L2へ通電す
ると共に、巻線L1には、コンデンサCを介して
通電し、モータMが逆転を行ない、この場合は、
弁が閉塞へ移行するものとなる。
このほか、手動Mと自動Aとの切替スイツチS1
が設けてあり、これを手動Mとした場合には、ス
イツチS2のオンによりモータMが正転し、弁が
(OPEN)方向へ回動する一方、スイツチS3のオ
ンによつては、モータMが逆転し、弁が
(CLOSE)方向へ回動するものとなるため、手動
操作によつても弁の開閉が制御できるものとなつ
ている。
制御部CNTの主要機能は、電源投入による
“START”につぎ、各部に初期状態を設定する
“イニシヤル処理”、カウンタのカウント値を取り
込み、メモリへ格納する等の“計測処理”、接点
Sの情報を取込んでメモリへ格納する“接点情報
処理”中央よりの要求に応じて計測データを送信
する“伝送処理”および中央よりの命令による実
行等の“コマンド処理”の5つである。
第5図は、伝送処理の詳細を示すフローチヤー
トであり、“計測処理”によつて得られた“計測
データを送信レジスタへセツト”してから、所定
時間内に受信データが到来するか否かを監視する
ための“タイマー・スタート”を行なつたうえ待
機状態へ入り、データの受信に応じてパリテイチ
エツク等を行なつてエラーの有無をチエツクし、
“受信エラーあり?”のNOではコマンド信号か
否かを“コマンド信号?”により判断し、これが
NOであれば、ポーリング信号か否かを“ポーリ
ング信号?”により判断した後、これのYESに
応じ、ポーリング信号により指定されたアドレス
と自己のアドレスとを“アドレス一致?”により
判断する。
“アドレス一致?”がYESであれば、“送信準
備”を行なつてから、送信レジスタの内容を“デ
ータ送信”により送信し、“送信終了?”のYES
に応じて送信を終了する。
また、“受信エラーあり?”のYESでは、“タ
イヤー・タイムアツプ?”のYESに応じて“エ
ラーフグセツト”を行なう一方、“コマンド信
号?”がYESであれば、“コマンド信号により示
される指令値の“コマンドデータ受信”を行な
い、前述と同様に“アドレス一致?”を判断のう
え、これのYESにしたがつて“コマンドフラグ
セツト”を行なつてから、“コマンドデータをコ
マンドレジスタへセツト”し、“コマンド処理”
の準備を行なう。
第6図は、“コマンド処理”の詳細を示すフロ
ーチヤートであり、第5図における“エラーフラ
グセツト”の状況に応じて“伝送正常?”を判断
し、これがYESであれば、第5図における“コ
マンドフラグセツト”の状況にしたがつて“コマ
ンドフラグあり?”を判断のうえ、これのYES
に応じ、コマンドデータによつて示される指令値
が規定範囲内か否かを“コマンドデータ正常?”
により判断する。
“コマンドデータ正常?”がYESであれば、
ドライバDRに対する制御信号送出を停止し、
“モータ停止”を行なわせてから、“コマンドデー
タ全閉?”のNOおよび“コマンドデータ全
開?”のNOに応じ、指令によつて示される開度
値と、ADC・A/Dの出力によつて示される開
度値との差を演算によつて求めたうえ、“開度値
差を出力レジスタへセツトし、あらかじめ定めら
れた開度値差の許容誤差“D1開度値差”を判
断の後、これのNOに応じ、モータMおよび弁の
応動が正常に行なわれるか否かをチエツクするた
めの“監視タイマー・プリセツト”を行ない、こ
れについで、開度値差が減する方向の制御信号を
“コマンド送出)によりドライバDRへ送出する。
ここで、開度値差が許容誤差D1より大きい場
合のみにコマンドによる制御を行う動作につい
て、さらに説明する。
デイジタル値で上位のコントローラからコマン
ドを受けるので、制御アルゴリズムによつては、
コマンドの出力値が細かい値で指示される。細か
な値で指示される度に、モータ等を動かすこと
は、モータの寿命上好ましくない。
従来は、アナログでモータ等にON/OFF出力
を出し、機械的にヒステリシスを持たせていた
が、本発明のようにデータ伝送でデイジタル通信
する場合は、従来同様に機械的なヒステリシスを
もたせることも可能であるが、コスト的に高くつ
いてしまい、また、上位コントローラに現在値を
フイードバツクして上位でその判断をさせてもよ
いが、データ伝送の量、負荷が増え、また上位で
各アクチエータ毎にヒステリシスの管理をするこ
とは上位のソフトウエアの処理が複雑になつてし
まう欠点が生じる。
本発明によれば、アクチエータのコマンドの処
理でデイフアレンシヤルをもたせ、開度値差が
D1以下のときはコマンドによる制御を行わない
ので、上記のような欠点がない。
また、第6図において、“監視タイマー・タイ
ムアツプ?”のNOでは、ADC・A/Dの出力を
逐次メモリへ格納する“開度計測”を行ない、こ
れに応じて上述と同様に“開度値差を出力レジス
タへセツト”のうえ、ドライバDRに対する制御
信号の送出を“コマンド送出”により行ない、弁
の回動過剰により開度値差の正負が反転し、これ
に応じて制御信号がFからBへ、またはBからF
へ変化したか否かを“コマンド極性変化?”で判
断して“コマンドフラグリセツト”を行なうか、
またはあらかじめ定められた開度値差の許容誤差
“D2開度値差”を判断し、これがYESとなれ
ば、“コマンドフラグリセツト”を行なつた後、
制御信号の送出を停止し、“モータ停止”を行な
わせる。
なお、“伝送正常?”がNOであれば、基準値
設定器ASにより設定された“プリセツト値を出
力レジスタへセツト”し、これについで“エラー
フラグリセツト”を行なうものとなつており、こ
の場合は、プリセツト値に基づいて“モータ停
止”、“コマンドデータ全閉?”以降の制御が行な
われ、プリセツト値に応じて開度が定まる。
また、“コマンドデータ正常?”のNOに応じ
ては、“エラーフラグセツト”が行なわれる一方、
“コマンドデータ全閉?”のYESによつては“全
閉コマンド送出”がなされ、“コマンドデータ全
開?”のYESでは“全開コマンド送出”が行な
われ、ADC・A/Dの出力によつて示される開
度値に関係なく、直ちにモータMが全閉または全
開の方向へ連続的に制御される。
ここで、全閉制御について、さらに説明する。
弁制御において、0〜100%の間で開度を調節し
たいということと、全閉したいということは、空
調制御上では全く意味が異なつてくる。例えば、
他の機器とのインターロツクをとつている時に
は、当該弁は必ず全閉にしなければならない。も
し、全閉の信号として、通常の0〜100%の調節
上の開度維持のコマンド信号で0%指令の出力を
すると、アクチエータの出力フイードバツクのポ
テンシヨメータの誤差、その他の機械的な誤差、
部品の劣化等により、完全にバルブ等が閉じない
ことが生じてしまう。これでは他の機器とのイン
ターロツクが完全にとれなくなるので、空調制御
がうまくいかないことになつてしまう。
そこで、本実施例では、デイジタル通信でアク
チエータに対して制御信号を送るとき、特殊な全
閉コマンドというものを設けて、上記のような問
題が生じないようにしたものである。全閉コマン
ドを受けた時には、アクチエータ側で0%にする
というのではなく、フイードバツクのポテンシヨ
メータの開度信号に関係なく弁を全閉にするよう
に制御し、機械的に全閉を検出してからモータの
停止を行うことが行われる。全閉の検出方法は、
種々あり、位置検出スイツチの出力検出、トルク
検出、等がある。また、全閉コマンドとしては、
特殊なコマンドを用いればよく、「−10%」とい
うような数値でもよい。
第6図において、このほか、モータMおよび弁
機構に異常を生じた場合には、“監視タイマー・
タイムアツプ?”がYESとなるため、“モータ故
障フラグ・セツト”が行なわれ、直ちに“モータ
停止”へ移行する。
したがつて、空調制御部ACDとのデータ送受
信に応じてモータMが制御され、コマンド信号の
コマンドデータにしたがつて弁の開度が設定され
る。
たゞし、空調制御部ACDは、各アクチエータ
ATmに対し、コマンド信号とポーリング信号と
を対としたうえ、周期的に反復して送信すると共
に、これらの信号を送信するタイミングにスペー
ス期間を設けており、現在の開度値を示すデータ
信号は、このスペース期間において送信され、こ
れを空調制御部ACDが受信するものとなつてい
る。
なお、第3図に示すとおり、操作スイツチ、モ
ータのステイタス接点等の接点Sが制御部CNT
へ接続可能となつており、これのオン・オフ状況
も“接点情報処理”において、メモリへ格納さ
れ、このデータが第5図に示す“伝送処理”の際
に送信されるものとなつている。
このほか、第3図における各設定器MS,AS,
SS等は、ダイオードマトリク回路を用い、所定
のダイオードをカツトして所定のコードを発生す
るものとすれば好適であるが、デイジタルスイツ
チ、ストラツプ端子等を用いても同様である。
また、ドライバDRの構成は、条件に応じて選
定が任意であると共に、ポテンシヨメータRVの
代りに回転形のコード発生器等を用いてもよく、
伝送路Lによりフアントム給電を行ない、電源路
LPを省略しても同様である等、本発明は種々の
変形が自在である。
以上の説明から明らかなとおり、本発明の空調
制御システムにおけるアクチエータによれば、制
御装置と複数個を直接接続できるアクチエータが
得られるため、空調制御システムの構成が大幅に
簡略化され、相互接続用の線材費および布線工数
費が低減されると共に、システム構成の変更、増
設等が容易となり、かつ、システム全体としても
安価に構成できるものとなり、空調制御システム
におけるアクチエータとして顕著な効果が得られ
る。
また、伝送回路からコマンド信号が送られてき
た場合、そのコマンド信号により指定されたアド
レスと自己のアドレスとが一致すると、開度値差
が演算され、この開度値差が所定値より大きい場
合にのみ制御が行われるので、すなわちコマンド
指令の細かな値では被制御機器は動作しないの
で、寿命が長くなる。
また、弁全閉のコマンド信号が送られてきた場
合は、アドレス一致後、アナログ・デイジタル変
換器からの開度データに関係なく全閉制御が行わ
れるので、すなわちコマンドの指令により弁の全
閉を確実に行えるので、他の機器とのインターロ
ツクが完全にとられるものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の空調制御システムを示すブロツ
ク図、第2図は本発明を適用した場合の空調制御
システムを示すブロツク図、第3図は本発明の実
施例を示すブロツク図、第4図はドライバおよび
モータ回路の回路図、第5図は“伝送処理”の詳
細を示すフローチヤート、第6図は“コマンド処
理”の詳細を示すフローチヤートである。 SR……伝送回路、CNT……制御部、DR……
ドライバ、A/D……ADC(アナログ・デイジタ
ル変換器)、AS……アドレス設定器、M……モー
タ、RV……ポテンシヨメータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 データ信号の送受信を行なう伝送回路と、 被制御機器を駆動するドライバと、 前記被制御機器の制御量に応じた信号をデイジ
    タル信号へ変換するアナログ・デイジタル変換器
    と、 前記伝送回路を介するコマンド信号により指定
    されたアドレスと自己のアドレスとが一致したと
    き前記コマンド信号によつて示される開度値と現
    在の開度値との差を演算し、この開度値差が所定
    値より大きい場合にこの開度値差が減少する方向
    の制御信号を前記ドライバを介して前記被制御機
    器に送出して制御すると共に、前記伝送回路を介
    するポーリング信号により指定されたアドレスと
    自己のアドレスとが一致したとき前記アナログ・
    デイジタル変換器の出力をデータとして前記伝送
    回路を介して送信する制御器と を備えたことを特徴とする空調制御システムにお
    けるアクチエータ。 2 データ信号の送受信を行なう伝送回路と、被
    制御機器としての制御弁を駆動するドライバと、 前記制御弁の開度に応じた信号をデイジタル信
    号へ変換するアナログ・デイジタル変換器と、 前記伝送回路を介するコマンド信号により指定
    されたアドレスと自己のアドレスとが一致したと
    き前記コマンド信号に応じ前記ドライバを介して
    前記制御弁を制御すると共に、前記コマンド信号
    の指令が弁全閉のとき前記制御弁を前記アナロ
    グ・デイジタル変換器からの開度入力に関係なく
    全閉状態に制御し、かつ、前記伝送回路を介する
    ポーリング信号により指定されたアドレスと自己
    のアドレスとが一致したとき前記アナログ・デイ
    ジタル変換器の出力をデータとして前記伝送回路
    を介して送信する制御部と を備えたことを特徴とする空調制御システムにお
    けるアクチエータ。
JP57161196A 1982-09-16 1982-09-16 空調制御システムにおけるアクチェータ Granted JPS5950691A (ja)

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