JPH0527286Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0527286Y2
JPH0527286Y2 JP1987025362U JP2536287U JPH0527286Y2 JP H0527286 Y2 JPH0527286 Y2 JP H0527286Y2 JP 1987025362 U JP1987025362 U JP 1987025362U JP 2536287 U JP2536287 U JP 2536287U JP H0527286 Y2 JPH0527286 Y2 JP H0527286Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air conditioner
lighting
lamp
failure
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987025362U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63131812U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987025362U priority Critical patent/JPH0527286Y2/ja
Publication of JPS63131812U publication Critical patent/JPS63131812U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0527286Y2 publication Critical patent/JPH0527286Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両用空気調和装置の故障表示装置、
特にエアコンランプを用いて温度検出センサ、送
風機等の所要個所の故障を判別可能にしたものに
関するものである。
〔従来の技術〕
従来、車両用空気調和装置は車室内温度を検出
する内気センサ、車室外温度を検出する外気セン
サ、日射温度を検出する日射センサ、温度設定
器、種々の空気制御ドアを駆動するアクチユエー
タの位置を検出するポテンシヨメータ等を具備す
る。上記温度検出センサ等から取込んだ信号を演
算することにより得られる総合信号に基づいて、
制御部によつてエアミツクスドア、制御用のアク
チユエータ、内外気切換えドア、モード切換えド
アあるいは送風機等を制御するものである。な
お、近時上記制御部は、マイクロコンピユータを
用いて構成される(例えば、特公昭62−31287号
等)。
以上の構成の車両用空気調和装置において、例
えば内気センサが故障した場合には、車室内の温
度を正確に検出することができず、空調制御を正
確に行なえなくなつてしまう。
そこで、いずれの所要個所が故障したかを判別
するための故障表示装置が従来より提案されてい
る。
例えば、特開昭58−141912号に開示するもの
は、温度設定器の設定温度をデジタル表示するデ
ジタル設定温度表示器に、故障個所に対応するデ
ータを表示するようにしたものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、以上の構成によれば上記デジタ
ル設定温度表示器を有しない、セミオートエアコ
ンにあつては、故障表示をすることができなかつ
た。また、従来故障表示用の表示器を別に設ける
ものも提案されているが、コストアツプとなつて
しまう。また1個の表示器を用いて複数の所要個
所の故障を判別することはできなかつた。
従つて本考案は、セミオートエアコンに適用で
き、しかも所要個所に対応する点灯パルスの幅を
変化させ1個のランプすなわちエアコンランプの
点灯パルスに基づく点灯時間を変化させることに
より、複数個の所要個所に同時に故障が発生した
としても、一度に診断することができる故障表示
装置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、エアコンスイツチが投入されている
ことを表示するエアコンランプと、車両用空気調
和装置の各所要個所からの出力信号を入力し、選
択信号により上記各出力信号を所定のタイミング
で順次出力する選択出力手段と、この選択出力手
段より出力される各信号をA/D変換手段を介し
て入力し、上記エアコンランプをほぼ一定間隔で
点灯させる所要個所の数に対応した複数の点灯パ
ルスを出力するとともに、上記各信号と予め記憶
された設定値とを比較して所要個所の故障を判別
する故障判別手段とを備えて、上記各所要個所と
各点灯パルスとを予め対応付けておき、上記故障
判別手段は、所要個所の故障を判別した際に、こ
の故障している所要個所に対応する点灯パルスの
幅を変化させるようにしたものである。
〔作用〕
故障判別手段に入力される信号によりどの所要
個所が故障であるか判別され、故障判別手段はそ
の故障個所に対応する点灯パルスの幅を変化させ
て、エアコンランプの点灯時間を変化させる。
〔実施例〕
第1図は本考案による車両用空気調和装置の一
実施例を示すブロツク図であり、同図において、
1は内気センサ、2は外気センサ、3は日射セン
サ、4は温度設定器、6はエアミツクスドア制御
用のアクチユエータ5に内蔵され当該アクチユエ
ータ5の位置を検出するポテンシヨメータであ
り、これらは車両用空気調和装置の所要個所であ
る。これらセンサ1,2,3、温度設定器4、ポ
テンシヨメータ6の信号は、制御部7を構成する
選択出力手段としてのマルチプレクサ8に入力さ
れ、選択信号により上記所要個所からの各信号を
所定のタイミングで順次出力する。このマルチプ
レクサ8からの信号は、選択的にA/D変換手段
としてのA/D変換器9を介してマイクロコンピ
ユータからなる制御器10に入力される。この制
御器10は、上記各センサからの信号を演算する
ことにより得られる総合信号の大きさに基づいて
エアミツクスドア制御用のアクチユエータ5内蔵
のモータ5aの回転位置を制御し、あるいは、
D/A変換器11、フアン駆動回路12及びパワ
ートランジスタ13を介してブロワーモータ14
を駆動制御する。
上記制御器10は、複数のスイツチからなるブ
ロワー制御器15からの信号を取りこみ、このブ
ロワー制御器15からの信号に基づいてブロワー
モータ14の回転数を制御したりする。また、制
御器10には電源入力がブロワースイツチ16、
エアコンスイツチ17を介して入力される。この
場合、エアコンスイツチ17が投入されると、
A/C表示駆動手段としてのトランジスタ18を
オンして、エアコンランプ18を点灯してエアコ
ンスイツチ17が投入されていることを表示す
る。
20は制御器10の機能として設けられる故障
判別手段であり、これは、上記各センサ1,2,
3、温度設定器4、ポテンシヨメータ6等のうち
いずれが故障したかをその入力信号とあらかじめ
記憶された設定値とを比較することにより判別す
るもので、この判別結果に基づいてトランジスタ
18を介してエアコンランプ19の点滅態様を変
化する。
この点滅態様の一実施例としては、第2図、第
3図に示す波形図及びフローチヤートが考えられ
る。各図において例えば、内気センサ1が故障し
た場合には、エアコンランプ19を所定間隔T2
をもつて区間T1だけ1回だけ点灯し、外気セン
サ2が故障した場合は、エアコンランプ19を所
定間隔T2をもつて2回点灯し、日射センサ3が
故障した場合は所定間隔T2をもつてエアコンラ
ンプ19を3回点灯し、温度設定器4が故障した
場合、所定間隔T2をもつてエアコンランプ19
を4回点灯し、ポテンシヨメータ6が故障した場
合は、所定間隔T2をもつてエアコンランプを5
回点灯する。このような点滅回数を変化すること
により、あらかじめ点滅回数に応じていずれの所
要個所が故障したかの認識を与える対照表にもと
づき、運転者等は故障個所を知ることができる。
また点滅態様としては第4図、第5図に示す実
施例のものが考えられる。これは、例えば内気セ
ンサ1が故障した場合と、外気センサ2が故障し
た場合とでは、エアコンランプ19の点滅周期を
異ならせるようにしたものである。
本実施例では、内気センサ1が故障した場合は
点滅周期は、1秒の周期Ta、外気センサ2が故
障した場合は点滅周期が2秒(2Ta)、日射セン
サ3が故障した場合は点滅周期が3秒、温度設定
器4が故障した場合は、点滅周期が4秒、ポテン
シヨメータ6が故障した場合は点滅周期が5秒に
設定される。
第6図、第7図は点滅態様を点灯時間とした場
合の実施例を示す波形図及びフローチヤートであ
る。この場合、故障発生時ほぼ一定間隔でエアコ
ンランプ19を点灯するものであるが、1番目の
点灯パルスP1を内気センサ1に、2番目の点灯
パルスP2を外気センサ2に、3番目の点灯パル
スP3を日射センサ3に、4番目の点灯パルスP
4を温度設定器4に、5番目の点灯パルスP5を
ポテンシヨメータ6に対応付けておくものとし、
この時、故障した個所に対応する点灯パルスの幅
を広く、すなわち、点灯時間を長くするのであ
る。本実施例においては、日射センサ3が故障し
たときにこのセンサ3に対応する点灯パルスP3
の幅が長くなり、これにより3番目にエアコンラ
ンプ19が点灯するときの点灯時間が長くなるこ
とから日射センサ3の故障を判別することができ
る。また、複数個の所要個所に同時に故障が発生
したとしても、エアコンランプ19が所要個所の
数に対応した回数だけ点灯したとき、例えば何番
目と何番目の点灯時間が他の点灯時間より長かつ
たかを知ることで、複数の所要個所の故障を一度
に診断できる。
尚、逆に故障判別手段20で故障個所に対応す
る点灯パルスのパルス幅を短くするようにしても
よいことはもちろんである。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば故障個所
に応じた点灯パルスのパルス幅を変化するように
したので、一個のエアコンランプで複数の個所の
故障を一度に判別することが可能となり、セミオ
ートエアコンについても本考案を適用することが
でき、しかもエアコンランプは既在のものである
ことから低コスト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による車両用空気調和装置の一
実施例を示すブロツク図、第2図ないし第7図は
本考案の車両用空気調和装置の動作を説明するた
めのタイムチヤート及びフローチヤートである。 1……内気センサ、2……外気センサ、3……
日射センサ、4……温度設定器、6……ポテンシ
ヨメータ、7……制御部、19……エアコンラン
プ、20……故障判別手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エアコンスイツチが投入されていることを表示
    するエアコンランプと、車両用空気調和装置の各
    所要個所からの出力信号を入力し、選択信号によ
    り上記各出力信号を所定のタイミングで順次出力
    する選択出力手段と、この選択出力手段より出力
    される各信号をA/D変換手段を介して入力し、
    上記エアコンランプをほぼ一定間隔で点灯させる
    所要個所の数に対応した複数の点灯パルスを出力
    するとともに、上記各信号と予め記憶された設定
    値とを比較して所要個所の故障を判別する故障判
    別手段とを備えて、上記各所要個所と各点灯パル
    スとを予め対応付けておき、 上記故障判別手段は、所要個所の故障を判別し
    た際に、この故障している所要個所に対応する点
    灯パルスの幅を変化させるようにしたことを特徴
    とする車両用空気調和装置の故障表示装置。
JP1987025362U 1987-02-23 1987-02-23 Expired - Lifetime JPH0527286Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987025362U JPH0527286Y2 (ja) 1987-02-23 1987-02-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987025362U JPH0527286Y2 (ja) 1987-02-23 1987-02-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63131812U JPS63131812U (ja) 1988-08-29
JPH0527286Y2 true JPH0527286Y2 (ja) 1993-07-12

Family

ID=30825447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987025362U Expired - Lifetime JPH0527286Y2 (ja) 1987-02-23 1987-02-23

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0527286Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5952535B2 (ja) * 2011-06-29 2016-07-13 ミネベア株式会社 故障情報伝達装置、およびモータ装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61197435U (ja) * 1985-05-30 1986-12-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63131812U (ja) 1988-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1772954A2 (en) Position detection and external driver multiplexing system for DC motors
US5561243A (en) Apparatus and method for diagnosing radiator fan control system installed in vehicular internal combustion engine
US4774441A (en) Motor control system
KR101610528B1 (ko) 차량용 모터 구동 장치
JPS58136509A (ja) 自動車用空調機の制御装置
KR101584016B1 (ko) 공조 액츄에이터의 모터 구속 진단 장치
JPH0615291B2 (ja) 車両用空気調和装置
US5908154A (en) Air conditioning apparatus in an air conditioning system for use in a vehicle
JP2009078702A (ja) 車両用制御装置
JPH0527286Y2 (ja)
KR100187733B1 (ko) 자체 진단 기능을 구비한 자동차용 공기 조화 시스템
US5647794A (en) Fault compensation method and fault compensation apparatus for air conditioner
JP2995372B2 (ja) 運転情報表示装置
JPH0315878B2 (ja)
US5823868A (en) Air-conditioning system malfunction compensation method and apparatus
JP3160066B2 (ja) モーターアクチュエータの自己診断装置
JPS62178415A (ja) 車両用空気調和装置
JP3630008B2 (ja) 開閉機構の途中停止検出装置
JPH1018702A (ja) パワーウインド制御装置
JPH05294131A (ja) 電動アクチュエータの診断装置
JPH0550840A (ja) 車両用空調装置の故障診断結果表示装置
JPH022662Y2 (ja)
JP3136185B2 (ja) 接点停止式アクチュエータの故障診断方法
JPH04339012A (ja) 車両用空気調和機のファン制御装置
JPH0579674A (ja) 室内温度制御目標値の設定方法