JPH0615291B2 - 車両用空気調和装置 - Google Patents
車両用空気調和装置Info
- Publication number
- JPH0615291B2 JPH0615291B2 JP60053982A JP5398285A JPH0615291B2 JP H0615291 B2 JPH0615291 B2 JP H0615291B2 JP 60053982 A JP60053982 A JP 60053982A JP 5398285 A JP5398285 A JP 5398285A JP H0615291 B2 JPH0615291 B2 JP H0615291B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- temperature
- control means
- diagnostic
- vehicle
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00642—Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
- B60H1/00978—Control systems or circuits characterised by failure of detection or safety means; Diagnostic methods
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D23/00—Control of temperature
- G05D23/19—Control of temperature characterised by the use of electric means
- G05D23/1917—Control of temperature characterised by the use of electric means using digital means
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D23/00—Control of temperature
- G05D23/19—Control of temperature characterised by the use of electric means
- G05D23/20—Control of temperature characterised by the use of electric means with sensing elements having variation of electric or magnetic properties with change of temperature
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車両用空気調和装置、特に出力機器が適切に作
動し得るか否かを診断できるようにしたものに関するも
のである。
動し得るか否かを診断できるようにしたものに関するも
のである。
従来、車両用空気調和装置は第4図に示すようにダクト
1に設けられた内外気切換ドア2と、送風機3と、冷却
器4と、エアミックスドア5と、ヒータコア6と、モー
ド切換ドア7,7と、デフロスト吹出口8と、顔部吹出
口9と、足元吹出口10とを備えている。上記冷却器4
は、コンプレッサ11,コンデンサ12,レシーバタン
ク13,エキスパンションバルブ14とで冷却サイクル
を構成する。
1に設けられた内外気切換ドア2と、送風機3と、冷却
器4と、エアミックスドア5と、ヒータコア6と、モー
ド切換ドア7,7と、デフロスト吹出口8と、顔部吹出
口9と、足元吹出口10とを備えている。上記冷却器4
は、コンプレッサ11,コンデンサ12,レシーバタン
ク13,エキスパンションバルブ14とで冷却サイクル
を構成する。
上記コンプレッサ11にはエンジン15の回転力がマグ
ネットクラッチ16を介して伝達される。17はA/D
変換器であり、内気温度を検出する内気センサ18の検
出温度tr、位置検出ポテンショメータ19により検出
されるエアミックスドア5の開度θ、日射センサ20に
より検出される日射温度Ts、外気センサ21により検
出される外気温度Ta、冷却器温度センサ22により検
出される冷却器温度Tm、温度設定器23により出力さ
れる設定温度TDをデジタル信号に変換して制御装置2
4に出力する。
ネットクラッチ16を介して伝達される。17はA/D
変換器であり、内気温度を検出する内気センサ18の検
出温度tr、位置検出ポテンショメータ19により検出
されるエアミックスドア5の開度θ、日射センサ20に
より検出される日射温度Ts、外気センサ21により検
出される外気温度Ta、冷却器温度センサ22により検
出される冷却器温度Tm、温度設定器23により出力さ
れる設定温度TDをデジタル信号に変換して制御装置2
4に出力する。
制御装置24は、例えばマイクロコンピュータ26等か
ら構成され、切換回路25とアクチュエータ26とを介
して内外気切換ドア2を制御する内外気切換ドア制御手
段27と、駆動回路28を介してマグネットクラッチ1
6を制御するコンプレッサ制御手段29と、駆動回路3
0を介して送風機3を制御する送風機制御手段31と、
駆動回路32、アクチュエータ33を介してエアミック
スドア5を制御するエアミックスドア制御手段34と、
切換回路35、アクチュエータ36を介してモード切換
ドア7,7を制御するモード切換ドア制御手段37と、
各データTr,Ts,Ta,Tm,TDを演算して総合
信号Tを演算して、この信号Tを各制御手段27,3
1,34,37に出力する演算手段38とから成る。3
9は送風機制御用のマニュアルスイッチであり、これが
オフ位置か、低速位置か、中速位置か、自動制御位置か
に応じて送風機制御手段31はその位置に応じた制御を
行う。なお、自動制御とは総合信号Tにしたがって送風
機を制御することである。
ら構成され、切換回路25とアクチュエータ26とを介
して内外気切換ドア2を制御する内外気切換ドア制御手
段27と、駆動回路28を介してマグネットクラッチ1
6を制御するコンプレッサ制御手段29と、駆動回路3
0を介して送風機3を制御する送風機制御手段31と、
駆動回路32、アクチュエータ33を介してエアミック
スドア5を制御するエアミックスドア制御手段34と、
切換回路35、アクチュエータ36を介してモード切換
ドア7,7を制御するモード切換ドア制御手段37と、
各データTr,Ts,Ta,Tm,TDを演算して総合
信号Tを演算して、この信号Tを各制御手段27,3
1,34,37に出力する演算手段38とから成る。3
9は送風機制御用のマニュアルスイッチであり、これが
オフ位置か、低速位置か、中速位置か、自動制御位置か
に応じて送風機制御手段31はその位置に応じた制御を
行う。なお、自動制御とは総合信号Tにしたがって送風
機を制御することである。
上記コンプレッサ制御手段29は冷却器温度センサ22
により検出される温度Tmが冷却器の凍結温度より若干
高い温度レベルL1(設定器39に記憶)まで低下した
ときにコンプレッサをオフし、レベルL1よりヒステリ
シス幅分高い温度レベルL2(設定器40に記憶)まで
上昇したときにコンプレッサをオンし、冷却器4の温度
を一定に保つものである。
により検出される温度Tmが冷却器の凍結温度より若干
高い温度レベルL1(設定器39に記憶)まで低下した
ときにコンプレッサをオフし、レベルL1よりヒステリ
シス幅分高い温度レベルL2(設定器40に記憶)まで
上昇したときにコンプレッサをオンし、冷却器4の温度
を一定に保つものである。
このような車両用空気調和装置において、この空気調和
装置を製品として完成した後、内外気切換ドア2,エア
ミックスドア5,モード切換ドア7,コンプレッサ11
等の出力機器が正常に作動するか否かを診断する方法と
して、特開昭57−13520号に開示するものが公知
である。これは、自己診断プログラムにもとづき各出力
機器を一定の順番に従って駆動するものであるが、これ
によれば、必要な出力機器の作動状態を確認したとき、
この出力機器が駆動するまで一定時間待機しなければな
らず、確認に時間を要し、また同一の出力機器を繰返し
点検できないという欠点があった。
装置を製品として完成した後、内外気切換ドア2,エア
ミックスドア5,モード切換ドア7,コンプレッサ11
等の出力機器が正常に作動するか否かを診断する方法と
して、特開昭57−13520号に開示するものが公知
である。これは、自己診断プログラムにもとづき各出力
機器を一定の順番に従って駆動するものであるが、これ
によれば、必要な出力機器の作動状態を確認したとき、
この出力機器が駆動するまで一定時間待機しなければな
らず、確認に時間を要し、また同一の出力機器を繰返し
点検できないという欠点があった。
本発明は、少なくとも温度設定器の設定温度と車室内の
内気温度とから空調制御信号を演算し、この空調制御信
号にもとづき複数の出力機器を制御して空調制御を行う
車両用空気調和装置であって、診断制御手段と診断設定
手段とを備え、診断設定手段が診断制御手段を動作状態
に設定すると、診断制御手段が設定温度にもとづきあら
かじめ設定された所定のパターンにて上記複数の出力機
器を連動して制御する構成としたものである。
内気温度とから空調制御信号を演算し、この空調制御信
号にもとづき複数の出力機器を制御して空調制御を行う
車両用空気調和装置であって、診断制御手段と診断設定
手段とを備え、診断設定手段が診断制御手段を動作状態
に設定すると、診断制御手段が設定温度にもとづきあら
かじめ設定された所定のパターンにて上記複数の出力機
器を連動して制御する構成としたものである。
本発明の車両用空気調和装置は、通常運転時は設定温度
と内気温度とから演算した空調制御信号によって複数の
出力機器を制御して車室内を空調する一方、車両用空調
装置中の複数の出力機器が適切に作動し得るか否かを診
断する場合は診断設定手段によって診断制御手段を動作
状態とする。すると、診断制御手段がエアミックスドア
がモード切換ドアや内外気切換ドアなどを駆動するアク
チュエータあるいは冷却系統のコンプレッサさらには送
風機などの複数の出力機器を設定温度にもとづく所定の
パターンで連動させる。
と内気温度とから演算した空調制御信号によって複数の
出力機器を制御して車室内を空調する一方、車両用空調
装置中の複数の出力機器が適切に作動し得るか否かを診
断する場合は診断設定手段によって診断制御手段を動作
状態とする。すると、診断制御手段がエアミックスドア
がモード切換ドアや内外気切換ドアなどを駆動するアク
チュエータあるいは冷却系統のコンプレッサさらには送
風機などの複数の出力機器を設定温度にもとづく所定の
パターンで連動させる。
第1図は本発明による車両用空気調和装置の一実施例を
示すブロック図であり、第4図と同じものは同一符号を
用いている。同図において、41は診断設定手段を構成
する診断設定スイッチであり、これを操作すると、切換
手段42が動作し、演算手段38からの出力(総合信号
T)を停止し、出力手段43を動作状態とする。出力手
段43は温度設定器23の設定温度TDを、第1ないし
第4診断制御手段44,45,46,47に供給する。
示すブロック図であり、第4図と同じものは同一符号を
用いている。同図において、41は診断設定手段を構成
する診断設定スイッチであり、これを操作すると、切換
手段42が動作し、演算手段38からの出力(総合信号
T)を停止し、出力手段43を動作状態とする。出力手
段43は温度設定器23の設定温度TDを、第1ないし
第4診断制御手段44,45,46,47に供給する。
48は第5診断制御手段である。上記第1診断制御手段
44は第2図のプログラムdに従って内外気切換ドア2
を駆動するもので、出力 TDの増加に伴って、ドア
2を内気導入モード、内外気導入モード、外気導入モー
ドに順次設定する。第2診断制御手段45はプログラム
eに従ってコンプレッサ11を駆動するもので、出力
TDが所定の大きさに達した所でコンプレッサ11を
オンからオフに切換える。第3診断制御手段46はプロ
グラムaに従ってエアミックスドア5を駆動するもの
で、出力 TDの増加に伴って、フルクーラモードか
らフルヒータモード方向に開度θを開くように制御す
る。第4診断制御手段47はプログラムcに従ってモー
ド切換ドア7を制御するもので、出力 TDの増加に
伴いモード切換ドア7を顔部吹出しモード、バイレベル
モード,ヒータモード,デフロストヒータモード,デフ
ロストモードに順次設定する。
44は第2図のプログラムdに従って内外気切換ドア2
を駆動するもので、出力 TDの増加に伴って、ドア
2を内気導入モード、内外気導入モード、外気導入モー
ドに順次設定する。第2診断制御手段45はプログラム
eに従ってコンプレッサ11を駆動するもので、出力
TDが所定の大きさに達した所でコンプレッサ11を
オンからオフに切換える。第3診断制御手段46はプロ
グラムaに従ってエアミックスドア5を駆動するもの
で、出力 TDの増加に伴って、フルクーラモードか
らフルヒータモード方向に開度θを開くように制御す
る。第4診断制御手段47はプログラムcに従ってモー
ド切換ドア7を制御するもので、出力 TDの増加に
伴いモード切換ドア7を顔部吹出しモード、バイレベル
モード,ヒータモード,デフロストヒータモード,デフ
ロストモードに順次設定する。
第5診断制御手段48はマニュアルスイッチ39がオフ
位置に存在するとき送風機3をオフに設定し、第5診断
制御手段48はマニュアルスイッチ39が自動制御位置
に存在するとき送風機3の速度を中速に設定し、第5診
断制御手段48はマニュアルスイッチ39が低速から高
速までの間に存在するとき送風機3の速度をマニュアル
スイッチ39の存在する位置に対応する速さに設定す
る。この第5診断制御手段48が送風機3の速度をマニ
ュアルスイッチ39の低速から高速までの間の存在位置
に対応する速さに設定する場合、第5診断制御手段38
は第4診断制御手段47に優先信号を出力し、この優先
信号を受けた第4診断制御手段47が上記プログラムc
に優先してモード切換ドア7を顔部吹出しモードに設定
する。
位置に存在するとき送風機3をオフに設定し、第5診断
制御手段48はマニュアルスイッチ39が自動制御位置
に存在するとき送風機3の速度を中速に設定し、第5診
断制御手段48はマニュアルスイッチ39が低速から高
速までの間に存在するとき送風機3の速度をマニュアル
スイッチ39の存在する位置に対応する速さに設定す
る。この第5診断制御手段48が送風機3の速度をマニ
ュアルスイッチ39の低速から高速までの間の存在位置
に対応する速さに設定する場合、第5診断制御手段38
は第4診断制御手段47に優先信号を出力し、この優先
信号を受けた第4診断制御手段47が上記プログラムc
に優先してモード切換ドア7を顔部吹出しモードに設定
する。
以上の構成によれば、診断設定スイッチ41をオフした
状態では演算手段38の出力にもとづきエアミックスド
ア5等の各種の出力機器が動作し、通常の空調制御が行
われ、車室内温度が設定温度保たれる。
状態では演算手段38の出力にもとづきエアミックスド
ア5等の各種の出力機器が動作し、通常の空調制御が行
われ、車室内温度が設定温度保たれる。
つぎに、第3図ステップ80で、出力機器を点検するた
め、診断設定スイッチ41をオンし、ステップ90で設
定温度TDに相当する信号を出力手段43に取込み、出
力手段43より TDを各診断制御手段44〜47に
出力する。ステップ100で、第3診断制御手段46は
第2図プログラムaにもとづきエアミックスドア5を制
御し、ステップ101でスイッチ39が停止位置か否か
を判定し、停止位置のときにはステップ105で送風機
3をオフし、それ以外のときはステップ102でスイッ
チ39が自動制御位置か否かを判定し、自動制御位置の
ときはステップ104で送風機3を中速とし、つぎに、
ステップ106でプログラムcにもとづきモード切換ド
ア7のモードを設定し、ステップ107でプログラムd
にもとづき内外気切換ドア2を制御し、ステップ108
でプログラムeにもとづきコンプレッサを制御する。
め、診断設定スイッチ41をオンし、ステップ90で設
定温度TDに相当する信号を出力手段43に取込み、出
力手段43より TDを各診断制御手段44〜47に
出力する。ステップ100で、第3診断制御手段46は
第2図プログラムaにもとづきエアミックスドア5を制
御し、ステップ101でスイッチ39が停止位置か否か
を判定し、停止位置のときにはステップ105で送風機
3をオフし、それ以外のときはステップ102でスイッ
チ39が自動制御位置か否かを判定し、自動制御位置の
ときはステップ104で送風機3を中速とし、つぎに、
ステップ106でプログラムcにもとづきモード切換ド
ア7のモードを設定し、ステップ107でプログラムd
にもとづき内外気切換ドア2を制御し、ステップ108
でプログラムeにもとづきコンプレッサを制御する。
従って、温度設定器23の設定温度TDを、例えば20
℃から30℃まで設定すると、各種の出力機器を、その
設定値に見合ったモードに自由に設定できる。例えば、
コンプレッサ11をオンオフ動作させたければ温度設定
器23の設定温度TDを、25℃付近で増減させればよ
く、他の機器についても同様である。このような点検
は、送風機を停止した状態、中速状態、手動設定状態い
ずれの状態においても行うことができる。特に、スイッ
チ39を自動制御位置した場合、温度設定器23の設定
温度がいかなる値であっても送風量が中速に保たれ、こ
れによりエアミックスドア等の出力機器の診断が感覚的
にし易くなる。
℃から30℃まで設定すると、各種の出力機器を、その
設定値に見合ったモードに自由に設定できる。例えば、
コンプレッサ11をオンオフ動作させたければ温度設定
器23の設定温度TDを、25℃付近で増減させればよ
く、他の機器についても同様である。このような点検
は、送風機を停止した状態、中速状態、手動設定状態い
ずれの状態においても行うことができる。特に、スイッ
チ39を自動制御位置した場合、温度設定器23の設定
温度がいかなる値であっても送風量が中速に保たれ、こ
れによりエアミックスドア等の出力機器の診断が感覚的
にし易くなる。
また、上記ステップ102でのスイッチ39の位置判定
が自動制御位置以外である場合は、ステップ103で送
風機3をスイッチ39の存在位置に応じた速度に設定す
るとともにモード切換ドア7を顔部吹出しモードに設定
し、ステップ107に進む。よって、診断設定スイッチ
41をオンした状態において、スイッチ39を低速位置
や高速位置または低速から高速までの間の位置にマニュ
アル操作した場合には、空調風がスイッチ39の存在位
置に応じた速度でもってVENT吹出口9から乗員の顔
部に向けて吹出される顔部吹出しモードとなるので、空
調風がデフロスト吹出口8から自動車のフロントガラス
に向けて吹出されるデフロストモードや空調風がHEA
T吹出口10から乗員の足元に向けて吹出されるヒータ
モードに設定した場合に比べて、検査者が空調風の吹出
し状態や吹出し速度または風温が適正かなどを体感し易
く、結果として、空調装置を構成するモード切換ドア7
以外の各出力機器が適切に作動しているかを検査し易く
なる。
が自動制御位置以外である場合は、ステップ103で送
風機3をスイッチ39の存在位置に応じた速度に設定す
るとともにモード切換ドア7を顔部吹出しモードに設定
し、ステップ107に進む。よって、診断設定スイッチ
41をオンした状態において、スイッチ39を低速位置
や高速位置または低速から高速までの間の位置にマニュ
アル操作した場合には、空調風がスイッチ39の存在位
置に応じた速度でもってVENT吹出口9から乗員の顔
部に向けて吹出される顔部吹出しモードとなるので、空
調風がデフロスト吹出口8から自動車のフロントガラス
に向けて吹出されるデフロストモードや空調風がHEA
T吹出口10から乗員の足元に向けて吹出されるヒータ
モードに設定した場合に比べて、検査者が空調風の吹出
し状態や吹出し速度または風温が適正かなどを体感し易
く、結果として、空調装置を構成するモード切換ドア7
以外の各出力機器が適切に作動しているかを検査し易く
なる。
以上説明したように本発明によれば通常運転時は少なく
とも設定温度と内気温度とから算出した空調制御信号に
よって複数の出力機器を制御して車室内を空調する一
方、車両用空調装置の自己診断時は診断設定手段によっ
て診断制御手段を動作状態とすると、診断制御手段が複
数の出力機器を設定温度にもとづく所定のパターンで連
動させるように構成したので、点検者が自分の希望する
出力機器のチェックを行うことができ、また時間を待つ
ことなく同一の出力機器を点検でき、さらに全ての機器
を単一手段の操作で動作できるので、サービス時間が低
減できる。
とも設定温度と内気温度とから算出した空調制御信号に
よって複数の出力機器を制御して車室内を空調する一
方、車両用空調装置の自己診断時は診断設定手段によっ
て診断制御手段を動作状態とすると、診断制御手段が複
数の出力機器を設定温度にもとづく所定のパターンで連
動させるように構成したので、点検者が自分の希望する
出力機器のチェックを行うことができ、また時間を待つ
ことなく同一の出力機器を点検でき、さらに全ての機器
を単一手段の操作で動作できるので、サービス時間が低
減できる。
第1図は本発明による車両用空気調和装置の一実施例を
示す簡略構成図、第2図,第3図はその動作を説明する
ための説明図表及びフローチャート、第4図は従来の車
両用空気調和装置の一例を示す簡略構成図である。 2……内外気切換ドア、3……送風機、5……エアミッ
クスドア、7……モード切換ドア、44〜48……第1
ないし第5診断制御手段、41……診断設定手段。
示す簡略構成図、第2図,第3図はその動作を説明する
ための説明図表及びフローチャート、第4図は従来の車
両用空気調和装置の一例を示す簡略構成図である。 2……内外気切換ドア、3……送風機、5……エアミッ
クスドア、7……モード切換ドア、44〜48……第1
ないし第5診断制御手段、41……診断設定手段。
Claims (1)
- 【請求項1】少なくとも温度設定器の設定温度と車室内
の内気温度とから空調制御信号を演算して出力する演算
手段と、 この演算手段の出力にもとづき複数の出力機器を制御し
て空調制御を行う制御手段と、 上記設定温度にもとづきあらかじめ設定された所定のパ
ターンにて上記複数の出力機器を連動して制御する診断
制御手段と、 この診断制御手段を上記制御手段に代えて動作状態に設
定する診断設定手段と、 を備えたことを特徴とする車両用空気調和装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60053982A JPH0615291B2 (ja) | 1985-03-18 | 1985-03-18 | 車両用空気調和装置 |
US06/840,626 US4688389A (en) | 1985-03-18 | 1986-03-17 | Automotive air-conditioning system |
AU54915/86A AU573078B2 (en) | 1985-03-18 | 1986-03-18 | Air conditioning system |
KR1019860001985A KR890004660B1 (ko) | 1985-03-18 | 1986-03-18 | 차량용 공기조화장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60053982A JPH0615291B2 (ja) | 1985-03-18 | 1985-03-18 | 車両用空気調和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61215113A JPS61215113A (ja) | 1986-09-24 |
JPH0615291B2 true JPH0615291B2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=12957826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60053982A Expired - Lifetime JPH0615291B2 (ja) | 1985-03-18 | 1985-03-18 | 車両用空気調和装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4688389A (ja) |
JP (1) | JPH0615291B2 (ja) |
KR (1) | KR890004660B1 (ja) |
AU (1) | AU573078B2 (ja) |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU583357B2 (en) * | 1985-03-18 | 1989-04-27 | Zexel Corporation | Automotive air-conditioning system |
US4909042A (en) * | 1987-12-10 | 1990-03-20 | Murray Corporation | Air conditioner charging station with same refrigerant reclaiming and liquid refrigerant return and method |
US4982576A (en) * | 1987-12-10 | 1991-01-08 | Murray Corporation | Air conditioner charging station with same refrigerant return and method |
US4967567A (en) * | 1987-12-10 | 1990-11-06 | Murray Corporation | System and method for diagnosing the operation of air conditioner systems |
EP0345329A1 (en) * | 1987-12-10 | 1989-12-13 | Murray Corporation | A method for determining the cause of a malfunction in an air conditioning system |
DE3741901C2 (de) * | 1987-12-10 | 1996-12-05 | Webasto Ag Fahrzeugtechnik | Verfahren zum Prüfen von Funktionskomponenten bei Heizgeräten und Prüfvorrichtung hierfür |
JP2711693B2 (ja) * | 1988-10-14 | 1998-02-10 | 株式会社ゼクセル | 車両用空調装置の故障診断装置 |
US4983282A (en) * | 1988-12-12 | 1991-01-08 | Westinghouse Electric Corp. | Apparatus for removing liquid from a composition and for storing the deliquified composition |
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