JPH0577635A - 車両用空調装置の故障診断装置 - Google Patents

車両用空調装置の故障診断装置

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JPH0577635A
JPH0577635A JP26710791A JP26710791A JPH0577635A JP H0577635 A JPH0577635 A JP H0577635A JP 26710791 A JP26710791 A JP 26710791A JP 26710791 A JP26710791 A JP 26710791A JP H0577635 A JPH0577635 A JP H0577635A
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door
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air
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JP26710791A
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Sadao Mochiki
貞夫 持木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポテンショメータをフルストロークで使用し
た場合においても、正確な故障判定が行なえる車両用空
調装置の故障診断装置を提供する。 【構成】 空調装置に設けられるドアの目標位置が全開
度領域の両端からずれた所定位置または所定範囲内で決
定されている場合に、ドアの実位置が他の所定範囲内に
ある場合はこの情報を記録し、必要により記録内容を表
示させて故障診断を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この装置は、車両用空調装置の故
障、特にアクチュエータにより開度が調節されるドアの
故障を診断する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マイコンによる自動制御機能を有した自
動車用空調装置においては、内外気切換装置のインテー
クドア、ヒータコアの通過空気量を調節するエアミック
スドア、あるいは吹出モードを切り換えるモードドア
を、マイコンからの制御信号に基づいてアクチュエータ
で駆動し、例えばアクチュエータに設けられたポテンシ
ョメータにてドア位置を検出し、目標とするドア位置と
の差が所定量以内となるようにフィードバック制御して
いる。
【0003】例えばエアミックスドアは、従来、ポテン
ショメータの10%から90%の範囲で駆動されるよう
になっており、エアミックスドアの故障診断において
も、ポテンショメーの位置検出信号がこの範囲外となっ
たときに故障と判定する方法等が考えられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エアミ
ックスドアによる温調制御等の精度を向上させるために
は、ポテンショメータをフルストローク(開度0%から
100%の範囲で)で使用することが望ましく、このよ
うなフルストロークの使用において従来と同様の故障診
断処理を行うと、エアミックスドアの開度が例えば0%
や100%のときには従来の故障認定領域に入ってしま
い、エアミックスドアの制御が本来正常である場合で
も、故障と誤判定されてしまう問題点があった。
【0005】そこで、この発明においては、ポテンショ
メータをフルストローク使用した場合においても、誤判
定を防止し、正確な故障判定が行なえる車両用空調装置
の故障診断装置を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかして、この発明の要
旨とするところは、空調装置に設けられるドアの目標位
置を決定する手段と、前記ドアの実際の位置を検出する
位置検出手段とを有する車両用空調装置にあって、前記
ドアの目標位置が全開度領域の両端以外の所定位置また
は両端を含まない所定範囲内であるときに、実際のドア
位置が前記所定位置または所定範囲を含まない他の所定
範囲内にあるか否かを判定する位置判定手段と、前記位
置判定手段により実際のドア位置が前記他の所定範囲内
にあると判定された場合に故障として記録する記録手段
と、前記記録手段の内容を表示する記録表示手段とを具
備することにある。
【0007】
【作用】したがって、空調装置のドア開度が例えば0%
または100%になっている場合には、従来ではドアが
正常であるのか故障しているのかが判別できなかった
が、本願によれば、ドアの目標位置が両端からずれた所
定位置または所定範囲内に決定されているにもかかわら
ず、実位置が他の所定範囲内にあると判定される場合に
は故障していると認定できるので、ドアの開度をフルス
トロークの範囲で使用したとしても故障診断を的確に行
なうことができる。
【0008】
【実施例】以下この発明の実施例を図面により説明す
る。
【0009】図1において、車両用空調装置は、空調ダ
クト1の最上流側にインテーク切換装置2が設けられ、
このインテーク切換装置2は、内気入口3と外気入口4
とが分かれた部分に内外気切換ドア5が配置され、この
内外気切換ドア5をアクチュエータ6により操作して空
調ダクト1内に導入する空気を内気と外気とに選択し、
所望の吸入モードが得られるようになっている。
【0010】送風機7は、空調ダクト1内に空気を吸込
んで下流側に送風するもので、この送風機7の後方には
エバポレータ8とヒータコア9とが設けられている。ま
た、ヒータコア9の前方には、エアミクスドア10が設
けられており、このエアミクスドア10の開度をアクチ
ュエータ11により調節することで、ヒータコア9を通
過する空気と、ヒータコア9をバイパスする空気との量
が変えられ、その結果、吹出空気が温度制御されるよう
になっている。
【0011】そして、前記空調ダクト1の下流側は、デ
フロスト吹出口12、ベント吹出口13及び足元吹出口
14に分かれて車室15に開口し、その分かれた部分に
モードドア16a,16b,16cが設けられ、このモ
ードドア16a,16b,16cをアクチュエータ17
で操作することにより所望の吹出モードが得られるよう
になっている。
【0012】前記エバポレータ8は、コンプレッサ1
8、コンデンサ19、リキッドタンク20及びエクスバ
ンションバルブ21と共に冷房サイクルを構成してい
る。
【0013】コンプレッサ18は、電磁クラッチ23を
介してエンジン24に連結されており、冷媒の吐出容量
が容量可変装置25により外部制御されるようになって
いる。
【0014】そして、前記アクチュエータ6,11,1
7、送風機7のモータ、コンプレッサ18の電磁クラッ
チ23及び容量可変装置24は、それぞれ駆動回路26
a〜26fを介してマイクロコンピュータ41からの出
力信号に基づいて制御される。
【0015】このマイクロコンピュータ41は、図示し
ない中央処理装置( CPU )、読出し専用メモリ( ROM
)、ランダムアクセスメモリ( RAM )、入出力ポート
( I/O )、基準パルスを発生する水晶振動子42等を有
するそれ自体周知のもので、該マイクロコンピュータ4
1には、車室内の温度を検出する車室内温度センサ4
3、外気温を検出する外気温度センサ44、日射量を検
出する日射センサ45、エバポレータ8の後方に設置さ
れて該エバポレータから吹き出す空気の温度を検出する
ダクトセンサ46、エンジン冷却水の温度を検出する水
温センサ47、エアミックスドア10の位置を検出する
例えばポテンショメータからなる第1の位置検出センサ
48、インテークドアの位置を検出する例えばポテンシ
ョメータからなる第2の位置検出センサ49、モードド
アのうち足元吹出口の手前に設けられたドア16cの位
置を検出する例えばポテンショメータからなる第3の位
置検出センサ50等からの出力信号がマルチプレクサ5
1を介して選択され、A/D変換器52を介してデジタ
ル信号に変換されて入力される。
【0016】また、マイクロコンピュータ41には、操
作パネル53からの出力信号が入力される。この操作パ
ネル53には、マイクロコンピュータ41と表示回路5
4を介して接続される表示部55を有し、この表示部5
5に送風機速度、吹出モード、設定温度、外気温等が表
示されるようになっている。また、コンプレッサ18を
通常状態で稼動させる A/Cスイッチ56、コンプレッサ
18を経済的に稼動させるECONスイッチ57を備え、こ
れらいずれかのスイッチの投入により各空調機器がオー
ト制御モードで作動し始め、それらの作動状態が表示部
55に表示されるようになっている。
【0017】更に、操作パネル53には、送風機7やコ
ンプレッサ18等を停止させ表示部55を消灯させる O
FFスイッチ58、吹出モードをデフロストモードに設定
するデフスイッチ59、吸入モードを内気導入( REC )
と外気導入(FRESH) とに切換えるインテークスイッチ6
0、表示部55の温度表示箇所に外気温を表示するAM
Bスイッチ61が設けられており、その他に車室内の目
標温度を設定するアップダウンスイッチ62a,62
b、吹出モードをベント、バイレベル、ヒートの順で切
換えるMODEスイッチ63、および送風機の回転速度を設
定する送風機スイッチ64が設けられている。
【0018】表示部55の温度表示箇所には通常、設定
温度が表示されるようになっており、アップダウンスイ
ッチ62a,62bの操作でこの表示温度を変えること
ができるようになっている。また、表示部55の吹出モ
ード表示箇所、送風速度表示箇所(図示せず)の表示
も、MODEスイッチ63、送風機スイッチ64の操作でそ
れぞれ設定された内容が表示されるようになっている。
【0019】図2において、前述したマイクロコンピュ
ータ41による制御動作例が示され、マイクロコンピュ
ータ41は、ステップ101において、イグニッション
スイッチ(IGN SW) が投入されているか否かを判定し、
ステップ101において、イグニッションスイッチが投
入されていると判定された場合は、ステップ102にお
いて、このイグニッションスイッチが投入されてこのス
テップの処理が初回(イグニッションスイッチの投入
時)であるか否かを判定する。
【0020】イグニッションスイッチの投入時において
は、ステップ103へ進み、タイマ(t)を作動させて
計時を開始し、ステップ104において、イグニッショ
ンスイッチを投入してからtが例えば10秒以内である
か否かを判定する。そして、このステップにおいてtが
10秒以内であると判定された場合には、ステップ10
5へ進み、自己診断モードへの導入操作が行われたか否
かを判定する。ここで、自己診断モードへの導入操作と
しては、例えばOFFスイッチを所定時間(例えば5
sec )以上押すこと等が考えられる。
【0021】ステップ105において自己診断導入操作
が行われたと判定された場合には、ステップ106にお
いて、自己診断モードの解除操作が行われたか否かを判
定し、自己診断解除操作が行われていないと判定された
場合には、後述する自己診断(ステップ107)を行
う。
【0022】これに対して、ステップ102においてイ
グニッションスイッチの投入時でないと判定された場
合、ステップ104においてtが10秒以上であると判
定された場合、ステップ105において自己診断導入操
作が行われていないと判定された場合、または、ステッ
プ106において自己診断解除操作が行われたと判定さ
れた場合には、ステップ108へ進み、以下述べる通常
制御を行う。
【0023】通常制御は、図3に示されるようなメイン
フローを有し、ステップ111において各種センサ及び
各種スイッチからの信号を入力する。その後、ステップ
112において、熱負荷の目安となる基準信号を表わす
総合信号を、従来から公知の手法をもって演算する。
【0024】総合信号が演算された後は、ステップ11
3において、この総合信号を利用してエアミックスドア
10、送風機(ブロワ)7、吹出モード、インテーク、
コンプレッサ18の各種制御が実行され(ステップ11
4〜117)、次のステップ118において、各種制御
状態を操作パネル53の表示部55に表示し、その後ス
テップ111に戻り、上記メイン制御を繰り返す。
【0025】図4において、上記メイン制御のなかのエ
アミックス制御の具体例が示され、この制御において
は、ステップ121において、先ず目標とするミックス
ドア10の開度(θ)を前記総合信号に基づいて演算す
る。
【0026】次に、ステップ122および123におい
て、目標開度(θ)に対する位置検出センサ48で検出
された実際の開度(θX )の偏差が全開度の5%以上で
あるか否かを判定し、目標開度に対して実開度がフルク
ール側に5%以上ずれている場合には、ステップ124
へ進み、エアミックスドア10をフルヒート側へ駆動さ
せ、目標開度に対して実開度がフルヒート側に5%以上
ずれている場合には、ステップ125へ進み、エアミッ
クスドア10をフルクール側へ駆動させ、偏差が5%以
内であれば、ステップ126へ進み、エアミックスドア
10を停止させる。
【0027】エアミックスドア10の制御処理の中に
は、エアミックスドア10を駆動制御しながら故障診断
する処理が含まれており、ステップ127〜136がこ
れに対応する。
【0028】ステップ127、128においては、目標
開度(θ)が最大、最小開度を除く所定範囲、この実施
例においては、θが20〜80%の範囲内であるか否か
を判定する。これは、アクチュエータをフルストローク
で使用する場合には、θが例えば0または100%であ
ると、エアミックスドアがロックしてその位置にあるの
か、正常に移動してその位置にあるのかが判別がつかな
いので、中間開度領域を故障診断領域とする必要がある
からである。このため、この範囲内にθがない場合には
故障診断を行わず、エアミックスドア10の制御処理を
終わり、次の制御処理へ移行する。
【0029】これに対して、θが20〜80%の範囲内
にある場合には、ステップ129,130へ進み、位置
検出センサ48の出力(実開度)がエアミックスドア1
0の開度にして5%未満または95%以上であるか否か
を判定する。つまり、なんらかの都合で目標開度が上記
中間領域にあるにも拘らず、エアミックスドア10の駆
動がうまくいかずに実開度が最大または最小開度近くに
ある場合は、不的確な動作として記録しておく必要があ
り、この場合はステップ131へ進む。
【0030】ステップ131においては、計数用フラグ
が0であるか否かを判定する。この計数用フラグは、前
記ステップ129〜130においてエアミックスドア1
0の実開度が的確に作動していると判定された場合に、
ステップ132において、0にセットされるもので、ス
テップ131において0であると判定されれば計数の要
請があり、1であると判定されれば計数の要請がないこ
とを表わす。
【0031】いままで正常であった状態において不的確
な動作がなされると、ステップ131において計数用フ
ラグが0と判定されるので、この場合にはステップ13
3へ進んで計数用フラグを1にセットし、ステップ13
4において、エアミックスドア10の不的確動作をカウ
ントする。
【0032】ステップ134でカウントされた不的確動
作が16回以上となった場合には、修理を必要とする状
態であるとみなし、メンテナンス時に修理を必要とする
不的確な動作が過去においてあったことを表示できるよ
うに、過去故障として所定の信号を記録しておく(ステ
ップ135,136)。
【0033】尚、この実施例においては、エアミックス
ドア10についてのみ説明したが、上記過去故障の記録
処理を、インテークドア5の制御やモードドア16cの
制御においても同様に取り入れるようにしてもよい。
【0034】図5及び図6において、自己診断の具体例
がフローチャートとして示され、この自己診断では、ス
テップ141において、エアミックスドア10を50%
の開度位置に駆動させる制御信号を出力し、ステップ1
42において、インテークドア5を60%の開度位置に
駆動させる制御信号を出力し、ステップ143におい
て、FOOTモードドア16cを50%の開度位置に駆
動させる制御信号を出力する。
【0035】その後、ステップ144において、A/C
スイッチ56が投入されているか否かを判定し、投入さ
れていれば、ステップ145において、FANスイッチ
64が投入されているか否かを判定する。この判定処理
は、自己診断モードによる現在の故障診断を行ないその
結果を表示する機能と、前述した過去故障の記録状態を
表示する機能とを切り換えるために行なわれるもので、
前者の機能処理中にA/Cスイッチ56が投入された場
合には後者の機能処理へ移行し、後者の機能処理中にF
ANスイッチ64が投入された場合には前者の機能処理
へ移行するようになっている。
【0036】過去故障の記録状態を表示する機能では、
ステップ146において、前記ステップ135において
記録された過去故障を、例えば数字、アルファベット等
による所定の符号をもって操作パネル53の表示部55
に表示し、ステップ147において、自己診断モードの
解除操作がなされたか否かを判定する。自己診断解除操
作がなされていないと判定された場合には、ステップ1
45へ戻って上記処理を繰り返し、自己診断解除操作が
なされていると判定された場合には、前記通常制御に移
行する(ステップ148)。
【0037】これに対して、現在の故障診断を行ないそ
の結果を表示する機能では、ステップ149以降におい
て、各種センサおよびドアが正常に作動しているか否か
を判定し、異常があればその情報を記録する。
【0038】即ち、ステップ149において車室内温度
センサ(INC.S)が正常であるか否かを判定し、異
常があると判定された場合には,ステップ150へ進
み、RAMの所定領域にこのセンサの異常を記録し、正
常であると判定された場合には、ステップ151へ進
み、前記RAMの所定領域の記録情報を消去する。
【0039】また、ステップ152においては外気温セ
ンサ(AMB.S)が、ステップ155においては日射
センサ(SUN.S)が、ステップ158においてはダ
クトセンサ(DUCT.S)が、そしてステップ161
においては水温センサが、それぞれ正常であるか否かを
判定し、異常であればそれを記録し(ステップ153、
156、159、162)、正常であれば記録情報を消
去する(ステップ154、157、160、163)。
【0040】さらに、ステップ164,165において
は、エアミックスドア10の実位置が位置検出センサ4
8によって測定した結果、最大または最小の開度、また
はその近傍にロックされてステップ141で指定された
50%近傍に位置していないか否かを判定する。具体的
にはエアミックスドアの実開度(θX)が5%未満、ま
たは95%以上である場合に故障であるとみなし、この
場合には、ステップ166へ進み、エアミックスドア1
0の異常を記録し、θX が5〜95%であると判定され
た場合には、エアミックスドア10の駆動状態を正常で
あるとみなし、この場合には、ステップ167へ進み、
前記RAMの所定領域の記録情報を消去する。
【0041】ステップ164から167の故障診断は、
インテークドア5やFOOTモードドア16cについて
も同様に行なわれ、ステップ168から171において
は、インテークドア5の診断が、ステップ172から1
75においては、FOOTモードドア16cの診断が行
なわれる。
【0042】そして、ステップ176において、上記ス
テップ150,153,156,159,162,16
6,170,174で記録された各センサやドアの現在
の故障情報が、所定の符号をもって操作パネル53の表
示部55に表示されるようになっている。
【0043】ステップ177においては、ステップ14
7と同様に自己診断モードの解除操作がなされたか否か
が判定され、自己診断解除操作がなされていないと判定
された場合には、ステップ144へ戻って上記診断処理
を繰り返し、自己診断解除操作がなされていると判定さ
れた場合には、前記通常制御に移行する(ステップ17
8)。
【0044】したがって、上述の診断処理によれば、ポ
テンショメータをフルストローク使用してもドアの故障
診断を的確におこなうことができる。
【0045】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
空調装置のドアを両端までストロークさせる制御におい
ても、ドアの目標位置が両端以外の所定位置または両端
を含まない所定範囲内にあるときに、実位置がこの所定
位置または所定範囲以外の他の範囲にあるか否かを判別
すれば故障の有無を判定でき、従来のオーバーラン時の
誤判定が防止されて正確な故障診断が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車用空調装置の実施例を示す概略構成図で
ある。
【図2】図1のマイクロコンピュータによる車両用空調
装置の制御初期の処理を示すフローチャート図である。
【図3】図2の制御処理のなかの通常制御を示すフロー
チャート図である。
【図4】図3の制御処理のなかのエアミックスドアの制
御を示すフローチャート図である。
【図5】図2の制御処理のなかの自己診断を示すフロー
チャート図の前半部分である。
【図6】図2の制御処理のなかの自己診断を示すフロー
チャート図の後半部分である。
【符号の説明】
5 インテークドア 10 エアミックスドア 16a〜16c モードドア 48〜50 位置検出センサ 55 表示部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調装置に設けられるドアの目標位置を
    決定する手段と、前記ドアの実際の位置を検出する位置
    検出手段とを有する車両用空調装置にあって、 前記ドアの目標位置が全開度領域の両端以外の所定位置
    または両端を含まない所定範囲内であるときに、実際の
    ドア位置が前記所定位置または所定範囲を含まない他の
    所定範囲内にあるか否かを判定する位置判定手段と、 前記位置判定手段により実際のドア位置が前記他の所定
    範囲内にあると判定された場合に故障として記録する記
    録手段と、 前記記録手段の内容を表示する記録表示手段と、 を具備することを特徴とする車両用空調装置の故障診断
    装置。
JP26710791A 1991-09-18 1991-09-18 車両用空調装置の故障診断装置 Pending JPH0577635A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0838357A3 (en) * 1996-10-25 1999-06-23 Calsonic Corporation Vehicle air-conditioning system
JP2008196740A (ja) * 2007-02-09 2008-08-28 Yamatake Corp 制御システム

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