JPH05302748A - 空気調和機の制御システム - Google Patents

空気調和機の制御システム

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JPH05302748A
JPH05302748A JP4109741A JP10974192A JPH05302748A JP H05302748 A JPH05302748 A JP H05302748A JP 4109741 A JP4109741 A JP 4109741A JP 10974192 A JP10974192 A JP 10974192A JP H05302748 A JPH05302748 A JP H05302748A
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Yoshiaki Ito
善朗 伊藤
Shigeru Nakayama
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 それぞれが固有のアドレスを持つ、室外ユニ
ット、複数の室内ユニット、リモコンから構成される空
気調和機において、このセット数が複数ある場合にも、
各機器の通信相手先を決定し、また、各々の室内ユニッ
トに必ずしもリモコンを設置しなくともよく、さらに配
線工事完了後も、自由にリモコンと室内ユニットの関連
づけ(通信相手先)の変更が可能な空気調和機を得るこ
とを目的とする。 【構成】 各機器に通信相手記憶手段を設け、各機器に
外部から伝送により通信相手先を設定するようにした。
または、各機器のアドレス配置に一定の規則を設け、こ
の規則に従って各機器のアドレスを設定する事により通
信相手先を決定するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、1台の室外ユニット
に対して複数台の室外ユニットを備えた空気調和機のセ
ットを複数台連携動作する空気調和機の制御システムに
関わり、特に各機器の通信相手を決定する方式に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図8は例えば、特開昭61−23563
0号公報に示された従来の空気調和機の制御システムの
概略図である。ここでいう空気調和機とは、1セットが
1台の室外ユニットとこれに接続する少なくとも1台以
上の室内ユニット、および各室内ユニットに接続するリ
モコンから構成される。この公報による空気調和機は、
単一の室外ユニット1と、それぞれに異なるアドレスを
持ち上記室外ユニット1に接続される複数の室内ユニッ
ト2、3と、上記室内ユニットと同数のリモコン4、5
から構成されている。全てのリモコン4、5は当初皆共
通のアドレス(例えば01番)を持っている。室外ユニ
ット1と、室内ユニット2、3は同一の伝送線6で接続
されている。また、室内ユニット2、3によって上記伝
送線6との接続を制御されている室内ユニット内の接片
10、11を介してリモコン4、5は伝送線6に接続さ
れている。図中、7、8、9はそれぞれの交流電源であ
る。
【0003】つぎに動作について説明する。室外ユニッ
ト1はまず、いずれか1台の室内ユニット、例えば2に
対し接片10を閉成する制御信号を伝送する。これを受
信した室内ユニット2は接片10を閉成し、続けて接片
10を閉成した旨の信号を室外ユニット1に伝送する。
これを受信した室外ユニット1は接片10が閉成したこ
とで唯一伝送線6に接続されたリモコン4に対してアド
レス設定信号を伝送し、リモコン4のアドレスを、接片
10を閉成した室内ユニット2と関連したアドレスに設
定変更する。この動作を室内ユニットの台数分だけ繰り
返し、順次リモコンのアドレスを操作する室内機のアド
レスに関連したアドレスに設定する。従って、各リモコ
ンの通信相手は、それぞれが接続されている室内ユニッ
トとなる。また、この時室外ユニットはシステム内に1
台のみであるため、特別なアドレスを設定する必要はな
く、他の機器と重複していなければよい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気調和機は以
上の様に構成されているので、複数の空気調和機のセッ
トを同一伝送線上に接続して連携動作させたり、集中管
理コントローラを同一伝送線上に接続し、集中管理を行
いたい場合には、同一伝送線上に室外ユニットが複数台
接続されるため、それぞれの室外ユニットが異なるタイ
ミングで室内ユニットを制御し、完全に重複しないタイ
ミングで接片を閉成する(伝送線上にアドレスが確定し
ていないリモコンが1台のみ)ということが不可能なた
め、リモコンのアドレスを決定することができなかっ
た。
【0005】また、従来の空気調和機は各室内ユニット
に1つのリモコンを必ず設置しなくてはならず、1台の
リモコンで複数の室内ユニットをまとめて操作すればよ
いようなシステムの場合にはリモコンを無駄に設置しな
くてはならないばかりでなく、複数の室内ユニットを運
転する場合にはリモコン操作を複数箇所で行わなければ
ならなかった。
【0006】さらに、従来の空気調和機の制御システム
では、各リモコンは配線工事時に接続された室内ユニッ
ト専用のリモコンとなり、設置後に間仕切の変更などに
よりリモコンと室内ユニットの関連を変更したい場合に
も配線工事のやりなおしをする必要があるなど問題点が
あった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、同一伝送線に接続される空気調
和機のセット数が複数セットある場合でも各機器の通信
相手先を設定することができる。また、各々の室内ユニ
ットに必ずしもリモコンを設置しなくともよく、さらに
配線工事完了後も、自由にリモコンと室内ユニットの通
信相手先の変更が可能な空気調和機を得ることを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に関わる空気調
和機の制御システムは、複数台の室外ユニット、複数台
の室内ユニット、及び複数台のリモコンを備えた空気調
和機において、上記各々の機器はそれぞれ固有のアドレ
スを有し、各機器は互いに送信元の機器を示すアドレス
データと、相手先の機器を示すアドレスデータと、相手
を制御するデータとを含むフレームを通信することによ
り、上記空気調和機を動作することに対し、各機器の通
信相手の設定データを通信相手設定手段に入力する通信
相手入力手段と、上記各機器へ伝送フレームにより通信
相手の設定をする通信相手設定手段と、上記各機器は自
己の通信相手となる機器のアドレスを記憶する通信相手
記憶手段を設けたものである。
【0009】また、複数台の室外ユニット、複数台の室
内ユニット、及び複数台のリモコンは、それぞれ固有の
アドレスを有し、各機器は互いに送信元の機器を示すア
ドレスデータと、相手先の機器を示すアドレスデータ
と、相手を制御するデータとを含むフレームを通信する
ことにより動作する空気調和機において、予めアドレス
の関係によって一義的に通信相手を決定する一定の規則
をアドレス空間に設け、各機器に設定するアドレスをそ
の規則にしたがって決定することにより、上記各機器の
通信相手を決定するものである。
【0010】
【作用】この発明に於ける空気調和機は、通信相手の設
定を入力する手段を持つ通信相手設定手段に各機器の通
信相手設定データを入力し、これを各機器と同一の伝送
線上に接続し、通信相手設定手段からの通信によって各
機器へ通信相手の設定を行うようにした。
【0011】また、あらかじめアドレスの関係によって
一義的に通信相手が決定する一定の規則を設けたアドレ
ス空間に、各機器を配置し、各機器のアドレスの関係に
よって通信相手を決定するようにした。
【0012】
【実施例】
実施例1.以下、この発明に一実施例を図について説明
する。図1において1a、1bはこのマルチタイプの空
気調和機の制御システムにおける室外ユニットである。
2a〜2c、3a、3bはそれぞれ室外ユニット1a、
1bに接続される室内ユニットである。4は室内ユニッ
ト2a〜2cを操作するためのリモコン、5は室内ユニ
ット3a、3bを操作するためのリモコンである。6は
各機器1a、1b、2a〜2c、3a、3b、4、5を
接続する伝送線である。各機器はそれぞれ自己の通信相
手を記憶するための通信相手記憶手段12a〜12iを
備えている。尚、従来例に記述してあるような交流電源
は、本発明とは直接関わりがないため省略する。また、
各機器が伝送線を介して通信することから必須となる送
信手段、受信手段、および各機器に固有のアドレスを設
定するアドレス設定手段は各機器が具備しているものと
して省略する。
【0013】さらに図1において、13は通信相手設定
手段であり、これも同様に伝送線6に接続する。14は
通信相手設定器に設けられた通信相手の設定を入力する
通信相手入力手段である。通信相手設定手段13も他の
機器と同様に伝送線への送信手段、受信手段、およびア
ドレス設定手段を具備している。
【0014】本実施例1の空気調和機の制御システムで
は、室外ユニット1aと室内ユニット2a〜2cが冷媒
配管で接続されている。そこで、室外ユニット1aと、
室内ユニット2aは互いに通信により運転データを交換
して最適な運転状態で動作する。室外ユニット1aと室
内ユニット2b、室外ユニット1aと室内ユニット2c
も同様に互いに運転データを交換し、最適な運転状態で
動作する。したがって、室外ユニット1aと各室内ユニ
ット2a〜2cは互いに通信により情報を交換するため
に、相手のアドレスを通信相手として認識する必要があ
る。また、リモコン4は室内ユニット2a〜2cを操作
するためのものであり、使用者がリモコン4の操作パネ
ルを操作した場合には、リモコン4から各室内ユニット
2a〜2cに操作信号を伝送し、各室内ユニット2a〜
2cは運転を開始する。したがって、リモコン4と各室
内ユニット2a〜2cは互いに情報を交換するために、
相手のアドレスを通信相手として認識する必要がある。
室外ユニット1bの系統の室内ユニット3a、3b、リ
モコン5についてもそれぞれ同様である。
【0015】次に、図1をもとに本実施例の動作につい
て説明する。各機器1a、1b、2a〜2c、3a、3
b、4、5および、通信相手設定手段13は、それぞれ
固有のアドレスを設定済みである。このとき、まず通信
相手設定手段13に設けてある通信相手の設定を入力す
る通信相手入力手段14から、通信相手設定手段13に
各機器の通信相手の設定データを入力する。通信相手設
定手段13へ各機器の通信相手の設定データの入力を完
了すると、通信相手設定手段13は各機器へ通信により
通信相手の設定を開始する。
【0016】この制御システムでは、例えば図2に示す
ようなフォーマットで各機器間の通信が行われる。図2
において50〜55はこの伝送フレームの各フィールド
であり、各1バイトデータで構成される。50は送信元
アドレスSAで、この伝送フレームの送信元の機器のア
ドレスである。51は相手先アドレスDAで、この伝送
フレームを受信すべき機器のアドレスである。52はバ
イトカウントでこの伝送フレームが何バイトのデータで
構成されているかを示す。53はコマンドを示す。54
以降は各コマンド毎に必要なデータをここに設定する。
【0017】先に述べた通信相手設定手段13に入力さ
れた各機器の通信相手の設定データは、図2に示したフ
ォーマットにしたがい伝送され、各機器に設定される。
図3ア〜ウでは、このうち通信相手設定手段13から室
外ユニット1aに設定される通信相手設定フレームを示
す。50a〜cは送信元である通信相手設定手段13の
アドレスがセットされる。51a〜cは相手先である室
外ユニット1aのアドレスがセットされる。52a〜c
は本例では3バイトである。53a〜cは通信相手の設
定を示すコマンドコードが設定される(通信相手設定コ
マンド)。54a〜c、55a〜cは通信相手設定コマ
ンドにおいては、関連し合う機器のアドレスを設定す
る。アでは室外ユニット1aと室外ユニット2aの関連
を示すため、54aには室外ユニット1aのアドレス、
55aには室内ユニット2aのアドレスが設定される。
イでは室外ユニット1aと室内ユニット2bの関連を示
すため、54bには室外ユニット1aのアドレス、55
bには室内ユニット2bのアドレスが設定される。ウで
は室外ユニット1aと室内ユニット2cの関連を示すた
め、54cには室外ユニット1aのアドレス、55cに
は室内ユニット2cのアドレスが設定される。
【0018】以上のようにして各機器は、通信相手設定
手段13からの伝送フレーム(通信相手設定コマンド)
を受信し、自己の通信相手となる機器のアドレスを認識
する。各機器では認識したアドレスを通信相手記憶手段
に保持し、以降の連携運転におけるデータ伝送時に通信
相手先として使用する。また、間仕切変更後などでリモ
コンと室内ユニットの関連付けの変更要求があった場
合、つまり各リモコンと室内ユニットの通信相手設定デ
ータを新たに変更する場合は、通信相手設定手段13に
新しい設定データを入力し、前述と同様の手順で、新し
い通信相手データを伝送、設定すれば良い。また、通信
相手設定手段13の機能は、これら空気調和機を集中管
理する集中管理コントローラに含めても良い。
【0019】また、上記通信相手設定手段13及び通信
相手入力手段14をリモコン4、5に設置し、上記リモ
コン4、5からの伝送フレームの通信によって自己の通
信相手となる機器のアドレスを認識し、通信相手先とし
て使用することも可能である。
【0020】実施例2.以下、この発明の第2の実施例
を図について説明する。図4において1a、1b、2a
〜2c、3a、3b、4、5、6、12a〜12iに関
しては図1と同様の構成である。15a〜iは各機器に
設けられた通信相手設定手段13を接続する入力端子で
ある。14は通信相手設定手段13に設けられた通信相
手の設定を入力する通信相手入力手段であり、16は通
信相手設定手段13と各機器を接続するための出力端子
である。本実施例2においても、制御システムの構成は
実施例1と全く同様であり、室外ユニット1aは室外ユ
ニット2a〜2cと冷媒配管されておりリモコン4は室
内ユニット2a〜2cを操作するためのものである。ま
た室外ユニット1b、室内ユニット3a、3b、リモコ
ン5についても全く同様である。
【0021】次に、図4をもとに本実施例の動作につい
て説明する。各機器1a、1b、2a〜2c、3a、3
b、4、5は、それぞれ固有のアドレスを設定済みであ
る。このとき、まず通信相手設定手段13に設けてある
通信相手の設定を入力する通信相手入力手段14から、
通信相手設定手段13に各機器の通信相手の設定データ
を入力する。通信相手設定手段13へ各機器の通信相手
の設定データの入力を完了すると、次に各機器の通信相
手設定手段の入力端子15a〜iと通信相手設定手段1
3の出力端子16を順次接続し、各機器へ該当機器の通
信相手先を設定する。
【0022】以上のようにして各機器は、通信相手設定
手段13から自己の通信相手となる機器のアドレスを受
取り、認識する。各機器では認識したアドレスを通信相
手記憶手段12a〜12iに保持し、以降の連携運転に
おけるデータ伝送時に通信相手先として使用する。ま
た、間仕切変更後などでリモコンと室内ユニットの関連
付けの変更要求があった場合、つまり各リモコンと室内
ユニットの通信相手設定データを新たに変更する場合
は、通信相手設定手段13に新しい設定データを入力
し、前述と同様の手順で、新しい通信相手データを各機
器に入力すれば良い。
【0023】実施例3.以下、この発明の第3の実施例
を図について説明する。図5において1a、1b、2a
〜2c、3a、3b、4、5、6、12a〜12iに関
しては図1と同様の構成である。15bはリモコン4に
設けられた通信相手設定手段13を接続する入力端子で
ある。13〜16は図4と同様である。本実施例3にお
いても、制御システムの構成は実施例1と全く同様であ
り、室外ユニット1aは室内ユニット2a〜2cと冷媒
配管されておりリモコン4は室内ユニット2a〜2cを
操作するためのものである。また室外ユニット1b、室
内ユニット3a、3b、リモコン5についても全く同様
である。
【0024】次に、図5をもとに本実施例の動作につい
て説明する。各機器1a、1b、2a〜2c、3a、3
b、4、5は、それぞれ固有のアドレスを設定済みであ
る。このとき、まず通信相手設定手段13に設けてある
通信相手の設定を入力する通信相手入力手段14から、
通信相手設定手段13に各機器の通信相手の設定データ
を入力する。通信相手設定手段13へ各機器の通信相手
の設定データの入力を完了すると、次にリモコン4の通
信相手設定手段の入力端子15bと通信相手設定手段1
3の出力端子16を接続し、各機器の通信相手の設定デ
ータを入力する。リモコン4への各機器の通信相手の設
定データの入力を完了すると、リモコン4は各機器へ通
信により通信相手の設定を開始する。
【0025】以上のようにして各機器は、リモコン4か
らの伝送フレーム(通信相手設定コマンド)の通信によ
って自己の通信相手となる機器のアドレスを認識する。
各機器では認識したアドレスを通信相手記憶手段に保持
し、以降の連携運転におけるデータ伝送時に通信相手先
として使用する。また、間仕切変更後などでリモコンと
室内ユニットの関連付けの変更要求があった場合、つま
り各リモコンと室内ユニットの通信相手設定データを新
たに変更する場合は、通信相手設定手段13に新しい設
定データを入力し、前述と同様の手順でリモコン4に入
力し、さらにリモコン4から各機器に新しい通信相手デ
ータを伝送、設定すれば良い。また、上記入力端子15
bを室外ユニット又は、室内ユニットのいずれかに設
け、そのいずれかより通信相手設定コマンドを送信して
も良い。
【0026】実施例4.以下、この発明の第4の実施例
を図について説明する。図6において1a、1b、2a
〜2c、3a、3b、4、5、6、12a〜12iに関
しては図1と同様の構成である。本実施例4において
も、制御システムの構成は実施例1と全く同様であり、
室外ユニット1aは室内ユニット2a〜2cと冷媒配管
されておりリモコン4は室内ユニット2a〜2cを操作
するためのものである。また室外ユニット1b、室内ユ
ニット3a、3b、リモコン5についても全く同様であ
る。17は室外ユニット1aに設けられた室内ユニット
接続台数スイッチである。
【0027】次に、図6をもとに本実施例の動作につい
て説明する。各機器1a、1b、2a〜2c、3a、3
b、4、5には、それぞれ固有のアドレスを設定する。
このときの設定規則に一定の規則を設ける。例えば、次
のような規則を設ける。 ア.室内ユニットのアドレスは1〜50番の範囲とす
る。 イ.同一冷媒系統の室内ユニットのアドレスは連番とす
る。 ウ.室外ユニットのアドレスは同一冷媒系統の室内ユニ
ットの先頭アドレスに50を加算したアドレスに設定す
る。 エ.同一リモコンで操作したい室内ユニットはイを守り
つつ連番にする。 オ.リモコンのアドレスは同一に操作したい室内ユニッ
トの先頭アドレスに100を加算したアドレスに設定す
る。
【0028】図7に上記規則に従ったアドレスの配置の
例を示す。図7においてOCは室外ユニットの略、IC
は室内ユニットの略、RCはリモコンの略である。ま
ず、アドレス配置規則ア、イに従い、室内ユニット2a
〜2c、および室内ユニット3a、3bのアドレスをそ
れぞれ01番〜03番、04、05番に配置する。次に
規則ウに従い室外ユニット1aのアドレスを51番に配
置する。同様に室外ユニット1bのアドレスを54番に
配置する。また、本実施例4においてはリモコン4で室
内ユニット2a〜2cを操作し、リモコン5で室内ユニ
ット3a、3bを操作する。したがって規則ア、イに従
って各室内ユニットに設定したアドレスは規則エも同時
に満たしている。次にリモコン4は規則オに従い101
番に配置し、リモコン5は104番に配置する。室外ユ
ニット1aに設けられている室内ユニット接続台数スイ
ッチ17は室内ユニット2a〜2cの台数である「3」
台を設定する。
【0029】以上のようにして各機器のアドレスが決定
される。各機器は、自己の通信相手となる機器のアドレ
スを自己のアドレスから計算し、認識する。例えば室外
ユニット1aについて、通信相手の決定方法を示す。室
外ユニット1aは、自己のアドレスが51番であること
から、自己と接続されている室内ユニットは少なくとも
01番であることを認識する。次に、自己に設定してあ
る室内ユニット接続台数スイッチの値(本実施例では3
台)からさらに自己に接続される室内ユニットのアドレ
スを計算し、02、03番を得る。また、室外ユニット
1aは、室内ユニット2aに対し図3のアと同様のフレ
ーム(送信元は室外ユニット1aとする)を伝送し、通
信相手となる室外ユニットのアドレスを認識する(室外
ユニット2b、2cについてはそれぞれ図3のイ、ウと
同様のフレームを伝送する)。また、リモコン4も室内
ユニット接続台数スイッチを設けて室外ユニットと同様
にして通信相手の決定をすればよい。また、室内ユニッ
ト接続台数スイッチを室外ユニットやリモコンに設けな
くとも、通信により各機器のアドレス配置状態を検索
し、ア〜ウに従って自己の通信相手先を認識する事も可
能である。通信相手先を変更したい場合はアドレスの設
定を変更し、再度システムを立ち上げ直せば容易に変更
する事ができる。以上のようにして各機器では認識した
アドレスを通信相手記憶手段に保持し、以降の連携運転
におけるデータ伝送時に通信相手先として使用する。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、通信
相手入力手段により通信相手設定手段に入力し、上記通
信相手設定手段により各機器へ通信相手の設定をしてい
るため、複数の空気調和機のセットが同一伝送線で接続
されていても各機器の通信相手先を設定する事ができ、
また、必ずしも各室内ユニットに1台のリモコンを設置
しなくとも所望の空気調和機を得ることができる効果が
ある。さらに、設定を変更したい場合には、通信相手設
定手段から再度変更したい内容を入力することにより、
容易に設定変更することができる。また、アドレスの配
置規則に一定の規則を設ける事によって各機器の通信相
手を決定することにより、上記同様の効果が得られると
ともに、さらに専用の通信相手設定手段を必要としない
ため、空気調和機の制御システムを安価に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気調和機の制御システムの実施例1
の概略図。
【図2】本発明における伝送フレームのフォーマット
図。
【図3】本発明における伝送フレームの一例。
【図4】本発明の空気調和機の制御システムの実施例2
の概略図。
【図5】本発明の空気調和機の制御システムの実施例3
の概略図。
【図6】本発明の空気調和機の制御システムの実施例4
の概略図。
【図7】本発明の空気調和機の制御システムの実施例4
におけるアドレス配置例。
【図8】従来の空気調和機の制御システムの概略図。
【符号の説明】
1a、1b 室外ユニット 2a〜2c、3a、3b 室内ユニット 4、5 リモコン 12a〜12i 通信相手記憶手段 13 通信相手設定手段 14 通信相手入力手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の室外ユニット、複数台の室内ユ
    ニット、及び複数台のリモコンを備えた空気調和機にお
    いて、上記各々の機器はそれぞれ固有のアドレスを有
    し、各機器は互いに送信元の機器を示すアドレスデータ
    と、相手先の機器を示すアドレスデータと、相手を制御
    するデータとを含むフレームを通信することにより、上
    記空気調和機を動作することに対し、各機器の通信相手
    の設定データを通信相手設定手段に入力する通信相手入
    力手段と、上記各機器へ伝送フレームにより通信相手の
    設定をする通信相手設定手段と、上記各機器は自己の通
    信相手となる機器のアドレスを記憶する通信相手記憶手
    段を設けたことを特徴とする空気調和機の制御システ
    ム。
  2. 【請求項2】 複数台の室外ユニット、複数台の室内ユ
    ニット、及び複数台のリモコンは、それぞれ固有のアド
    レスを有し、各機器は互いに送信元の機器を示すアドレ
    スデータと、相手先の機器を示すアドレスデータと、相
    手を制御するデータとを含むフレームを通信することに
    より動作する空気調和機において、予めアドレスの関係
    によって一義的に通信相手を決定する一定の規則をアド
    レス空間に設け、各機器に設定するアドレスをその規則
    にしたがって決定することにより、上記各機器の通信相
    手を決定することを特徴とする空気調和機の制御システ
    ム。
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