JP2001241738A - 冷凍空調装置及びその制御方法 - Google Patents
冷凍空調装置及びその制御方法Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F24F11/00—Control or safety arrangements
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- G05B2219/26—Pc applications
- G05B2219/2638—Airconditioning
Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷凍空調装置を構成する機器の制御データ等
の書込みに間違えを発生しないように対策を施した通信
電文及びその監視装置と用いることにより、冷凍空調装
置を構成する機器の制御データ等の書換えや書込を作業
効率良く行なえるようにした冷凍空調装置及びその制御
方法を提供する。 【解決手段】 室外機１、２、３と該室外機１、２、３
に配管接続された室内機１１、２１、３１、３２、３３
並びにこれらの室外機１、２、３及び室内機１１、２
１、３１、３２、３３を制御する制御装置等を備え、か
つ、各制御装置には制御データ等を記憶させる書換え可
能なメモリを有すると共に、該メモリの制御データ等を
書換える書込器５は、その通信電文中のデータに機器Ｉ
Ｄコードを有し、かつ、制御装置はこの通信電文の処理
機構及び処理結果の表示機構を備えることにより、制御
データ等の書込みに間違いを無くし、書換え作業の能率
や信頼性を向上するようにしたものである。
の書込みに間違えを発生しないように対策を施した通信
電文及びその監視装置と用いることにより、冷凍空調装
置を構成する機器の制御データ等の書換えや書込を作業
効率良く行なえるようにした冷凍空調装置及びその制御
方法を提供する。 【解決手段】 室外機１、２、３と該室外機１、２、３
に配管接続された室内機１１、２１、３１、３２、３３
並びにこれらの室外機１、２、３及び室内機１１、２
１、３１、３２、３３を制御する制御装置等を備え、か
つ、各制御装置には制御データ等を記憶させる書換え可
能なメモリを有すると共に、該メモリの制御データ等を
書換える書込器５は、その通信電文中のデータに機器Ｉ
Ｄコードを有し、かつ、制御装置はこの通信電文の処理
機構及び処理結果の表示機構を備えることにより、制御
データ等の書込みに間違いを無くし、書換え作業の能率
や信頼性を向上するようにしたものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍空調装置の運
転を制御装置のメモリに記憶されている制御プログラム
や制御データ等に基づいて制御するようにした冷凍空調
装置に関し、特に、前記メモリの制御プログラムや運転
制御データを簡易に書換え可能にした冷凍空調装置及び
該冷凍空調装置の制御方法を提供するものである。
転を制御装置のメモリに記憶されている制御プログラム
や制御データ等に基づいて制御するようにした冷凍空調
装置に関し、特に、前記メモリの制御プログラムや運転
制御データを簡易に書換え可能にした冷凍空調装置及び
該冷凍空調装置の制御方法を提供するものである。
【０００２】
【従来の技術】ビル等の大きな建物の冷暖房を行う空気
調和装置や業務用のショーケース、低温倉庫などの冷凍
機械を構成する冷凍空調装置の冷凍サイクルは、圧縮
機、凝縮器、膨張弁、および蒸発器等を気密に配管接続
した密閉回路中に冷媒封入し、室外機の熱交換器で、該
冷媒と室外環境の空気や水等との間の熱の授受を行なっ
て冷媒の相変化を行わせつつ、この冷媒を室内機に循環
させることにより、室内機の利用側熱交換器で冷凍や冷
蔵或いは冷房や暖房等を行わせる装置として機能させて
いた。
調和装置や業務用のショーケース、低温倉庫などの冷凍
機械を構成する冷凍空調装置の冷凍サイクルは、圧縮
機、凝縮器、膨張弁、および蒸発器等を気密に配管接続
した密閉回路中に冷媒封入し、室外機の熱交換器で、該
冷媒と室外環境の空気や水等との間の熱の授受を行なっ
て冷媒の相変化を行わせつつ、この冷媒を室内機に循環
させることにより、室内機の利用側熱交換器で冷凍や冷
蔵或いは冷房や暖房等を行わせる装置として機能させて
いた。
【０００３】また、このような冷凍空調装置の制御は、
例えば、室外機、室内機、リモコン或いは集中制御機器
等の冷凍空調機の機器に書換え可能なメモリを搭載し、
これに制御プログラム、制御用のパラメータや制御デー
タ（以下これらを総称して制御データ等という）を記憶
させ、この制御データ等に基づいて冷凍空調装置の制御
をするようにしている。
例えば、室外機、室内機、リモコン或いは集中制御機器
等の冷凍空調機の機器に書換え可能なメモリを搭載し、
これに制御プログラム、制御用のパラメータや制御デー
タ（以下これらを総称して制御データ等という）を記憶
させ、この制御データ等に基づいて冷凍空調装置の制御
をするようにしている。
【０００４】書換え可能メモリには、フラッシュメモリ
やＥＥＰＲＯＭ等を用い、フラッシュメモリには、各機
器を制御する制御プログラムを記憶させ、ＥＥＰＲＯに
は各種制御用のパラメータや制御データを記憶させてい
るのが一般的である。
やＥＥＰＲＯＭ等を用い、フラッシュメモリには、各機
器を制御する制御プログラムを記憶させ、ＥＥＰＲＯに
は各種制御用のパラメータや制御データを記憶させてい
るのが一般的である。
【０００５】従来、このようなメモリの制御データ等の
書込みや書換え（以下単に書換えという）は、室外機や
室外機に一対一で対応した書込器として装備し、制御デ
ータ等を送る室内機や室外機に専用に接続された書込器
から該書込器の接続された機器のメモリに通信電文を送
信することにより、メモリの制御データ等の書換えを行
っていた。
書込みや書換え（以下単に書換えという）は、室外機や
室外機に一対一で対応した書込器として装備し、制御デ
ータ等を送る室内機や室外機に専用に接続された書込器
から該書込器の接続された機器のメモリに通信電文を送
信することにより、メモリの制御データ等の書換えを行
っていた。
【０００６】また、例えば、特開平５−２４８６８４号
のように、集中制御装置が、個別制御かグループ別制御
かを区別する相手種別データと、送信相手を示す相手ア
ドレスデータと制御データ等とを有する通信データを複
数台の室内機にシリアルに伝送し、各室内機は、リモコ
ンにより設定されたグループ番号を記憶する書換え可能
なメモリーと、前記相手種別データが個別制御を示して
いるときは前記相手アドレスデータの室内機番号と自己
の室内機番号とを比較して自己に関するものであるかど
うかを判断し、前記相手種別データがグループ別制御を
示しているときは前記相手アドレスデータのグループ番
号と前記メモリーに記憶されたグループ番号とを比較し
て自己に関するものであるかどうかを判断する判別手段
と、前記判別手段で自己に関するものと判断したとき前
記制御データ等に従って運転する運転制御手段とを有し
ていた。
のように、集中制御装置が、個別制御かグループ別制御
かを区別する相手種別データと、送信相手を示す相手ア
ドレスデータと制御データ等とを有する通信データを複
数台の室内機にシリアルに伝送し、各室内機は、リモコ
ンにより設定されたグループ番号を記憶する書換え可能
なメモリーと、前記相手種別データが個別制御を示して
いるときは前記相手アドレスデータの室内機番号と自己
の室内機番号とを比較して自己に関するものであるかど
うかを判断し、前記相手種別データがグループ別制御を
示しているときは前記相手アドレスデータのグループ番
号と前記メモリーに記憶されたグループ番号とを比較し
て自己に関するものであるかどうかを判断する判別手段
と、前記判別手段で自己に関するものと判断したとき前
記制御データ等に従って運転する運転制御手段とを有し
ていた。
【０００７】このような空調装置は、集中制御装置がグ
ループ別制御を行う場合に、グループ内の室内機が全て
動作するまで時間がかからず、グループの再編成、変更
が容易にできるのに加えて、リモコンにおいてはグルー
プ番号設定手段により設定されたグループ番号をグルー
プ番号表示手段により表示させることにより容易にグル
ープ番号を確認することができるものである。
ループ別制御を行う場合に、グループ内の室内機が全て
動作するまで時間がかからず、グループの再編成、変更
が容易にできるのに加えて、リモコンにおいてはグルー
プ番号設定手段により設定されたグループ番号をグルー
プ番号表示手段により表示させることにより容易にグル
ープ番号を確認することができるものである。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかし、機器のメモリ
に制御データ等を記憶させ、その制御データ等に従って
機器の運転を制御するようにした従来の冷凍空調装置で
は、書込器５から発信される通信電文によって書替えに
間違いを生じたときは、機器の誤動作や制御の混乱を生
じてしまう。例えば、書込器が接続された機器は、機器
と制御データ等との整合性に関係なく制御データ等の書
換えがおこなわれる。書換えられる側が室外機のメモリ
であるべきなのに、書込器が室内機のメモリに繋がれて
いると、室外機の制御データ等が室内機に書込まれる
等、予期しない機器のメモリに思いがけない制御データ
等の書換えがなされたり書込みがなされるようなことも
あった。
に制御データ等を記憶させ、その制御データ等に従って
機器の運転を制御するようにした従来の冷凍空調装置で
は、書込器５から発信される通信電文によって書替えに
間違いを生じたときは、機器の誤動作や制御の混乱を生
じてしまう。例えば、書込器が接続された機器は、機器
と制御データ等との整合性に関係なく制御データ等の書
換えがおこなわれる。書換えられる側が室外機のメモリ
であるべきなのに、書込器が室内機のメモリに繋がれて
いると、室外機の制御データ等が室内機に書込まれる
等、予期しない機器のメモリに思いがけない制御データ
等の書換えがなされたり書込みがなされるようなことも
あった。
【０００９】このように、前提となる機器を間違えて制
御データ等が書込まれたようなときは、機器の構成部品
（ハードウェア）の構成が異なるために、誤動作を生じ
るのみならず、その不具合は、一般に発見も難しく、復
旧に時間がかかり、修復作業も煩雑となるという問題点
があった。
御データ等が書込まれたようなときは、機器の構成部品
（ハードウェア）の構成が異なるために、誤動作を生じ
るのみならず、その不具合は、一般に発見も難しく、復
旧に時間がかかり、修復作業も煩雑となるという問題点
があった。
【００１０】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたものであり、冷凍空調装置を構成する室外
機や室内機等の機器及びこれらを制御するリモコンや集
中制御盤等のメモリに対して、書込器から、書換え込み
の誤りを極力低減して、制御データの書換えことができ
るようにした冷凍空調装置及びその制御方法を提供する
ことを目的にしたものである。
めになされたものであり、冷凍空調装置を構成する室外
機や室内機等の機器及びこれらを制御するリモコンや集
中制御盤等のメモリに対して、書込器から、書換え込み
の誤りを極力低減して、制御データの書換えことができ
るようにした冷凍空調装置及びその制御方法を提供する
ことを目的にしたものである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１は、室
外環境と熱の授受を行う室外機と該室外機に配管接続さ
れた室内機並びにこれらの室外機及び室内機を制御する
制御器等とで構成され、当該各機器には前記室外機及び
室内機を制御する制御装置を備え、かつ、各制御装置に
は制御データ等を記憶させる書換え可能なメモリを有す
ると共にこれらの制御装置が相互に通信可能に接続され
ている冷凍空調装置において、前記制御装置のメモリの
制御データ等を書換える書込器は、前記機器又は通信回
線のいずれからでも、前記制御装置のメモリに制御デー
タ等を書込める機構を有した冷凍空調装置である。
外環境と熱の授受を行う室外機と該室外機に配管接続さ
れた室内機並びにこれらの室外機及び室内機を制御する
制御器等とで構成され、当該各機器には前記室外機及び
室内機を制御する制御装置を備え、かつ、各制御装置に
は制御データ等を記憶させる書換え可能なメモリを有す
ると共にこれらの制御装置が相互に通信可能に接続され
ている冷凍空調装置において、前記制御装置のメモリの
制御データ等を書換える書込器は、前記機器又は通信回
線のいずれからでも、前記制御装置のメモリに制御デー
タ等を書込める機構を有した冷凍空調装置である。
【００１２】本発明の請求項２は、室外環境と熱の授受
を行う室外機と該室外機に配管接続された室内機並びに
これらの室外機及び室内機を制御する制御器等とで構成
され、当該各機器には前記室外機及び室内機を制御する
制御装置を備え、かつ、各制御装置には制御データ等を
記憶させる書換え可能なメモリを有すると共にこれらの
制御装置が相互に通信可能に接続されている冷凍空調装
置において、前記制御装置のメモリの制御データ等を書
換える書込器が、書込の相手機器種別アドレス、制御デ
ータ等、制御コマンド及び前記機器毎のＩＤコード等か
ら構成された通信電文を発信して前記各機器の制御装置
のメモリの制御データ等の書換えをするようにした冷凍
空調装置の制御方法である。
を行う室外機と該室外機に配管接続された室内機並びに
これらの室外機及び室内機を制御する制御器等とで構成
され、当該各機器には前記室外機及び室内機を制御する
制御装置を備え、かつ、各制御装置には制御データ等を
記憶させる書換え可能なメモリを有すると共にこれらの
制御装置が相互に通信可能に接続されている冷凍空調装
置において、前記制御装置のメモリの制御データ等を書
換える書込器が、書込の相手機器種別アドレス、制御デ
ータ等、制御コマンド及び前記機器毎のＩＤコード等か
ら構成された通信電文を発信して前記各機器の制御装置
のメモリの制御データ等の書換えをするようにした冷凍
空調装置の制御方法である。
【００１３】本発明の請求項３は、室外環境と熱の授受
を行う室外機と該室外機に配管接続された室内機並びに
これらの室外機及び室内機を制御する制御器等とで構成
され、当該各機器には前記室外機及び室内機を制御する
制御装置を備え、かつ、各制御装置には制御データ等を
記憶させる書換え可能なメモリ及び機能が同一の機器毎
に同じコード値が与えられたＩＤコードを有し、これら
の制御装置が相互に通信可能に接続されている冷凍空調
装置において、前記制御装置のメモリの制御データ等を
書換える書込器が、前記各機器の制御装置のメモリの制
御データ等の書換えをするために、書込の相手機器種別
アドレス、制御データ等、制御コマンド及び前記機器毎
のＩＤコード等から構成された通信電文を発信したとき
に、該通信電文によって制御装置のメモリの制御データ
等の書換えがなされたときは、当該書換えがなされた機
器から制御データ等の書換え完了の表示または同完了の
返信電文を発信するようにした冷凍空調装置の制御方法
である。
を行う室外機と該室外機に配管接続された室内機並びに
これらの室外機及び室内機を制御する制御器等とで構成
され、当該各機器には前記室外機及び室内機を制御する
制御装置を備え、かつ、各制御装置には制御データ等を
記憶させる書換え可能なメモリ及び機能が同一の機器毎
に同じコード値が与えられたＩＤコードを有し、これら
の制御装置が相互に通信可能に接続されている冷凍空調
装置において、前記制御装置のメモリの制御データ等を
書換える書込器が、前記各機器の制御装置のメモリの制
御データ等の書換えをするために、書込の相手機器種別
アドレス、制御データ等、制御コマンド及び前記機器毎
のＩＤコード等から構成された通信電文を発信したとき
に、該通信電文によって制御装置のメモリの制御データ
等の書換えがなされたときは、当該書換えがなされた機
器から制御データ等の書換え完了の表示または同完了の
返信電文を発信するようにした冷凍空調装置の制御方法
である。
【００１４】本発明の請求項４は、室外環境と熱の授受
を行う室外機と該室外機に配管接続された室内機並びに
これらの室外機及び室内機を制御する制御器等とで構成
され、当該各機器には前記室外機及び室内機を制御する
制御装置を備え、かつ、各制御装置には制御データ等を
記憶させる書換え可能なメモリ及び機能が同一の機器毎
に同じコード値が与えられたＩＤコードを有し、かつ、
これらの制御装置が相互に通信可能に接続されている冷
凍空調装置において、前記制御装置のメモリの制御デー
タ等を書換える書込器が、前記各機器の制御装置の制御
データ等の書換えをするために、書込の相手機器種別ア
ドレス、制御データ等、制御コマンド及び前記機器毎の
ＩＤコード等から構成された通信電文を発信したとき
に、該通信電文の相手機器種別アドレスで指定を受けた
機器が、当該機器の制御装置のメモリに制御データ等を
書込めないときは、当該機器では制御データ等の書込み
を実行していない旨の表示又は同趣旨の返信電文の発信
を行うようにした冷凍空調装置の制御方法である。
を行う室外機と該室外機に配管接続された室内機並びに
これらの室外機及び室内機を制御する制御器等とで構成
され、当該各機器には前記室外機及び室内機を制御する
制御装置を備え、かつ、各制御装置には制御データ等を
記憶させる書換え可能なメモリ及び機能が同一の機器毎
に同じコード値が与えられたＩＤコードを有し、かつ、
これらの制御装置が相互に通信可能に接続されている冷
凍空調装置において、前記制御装置のメモリの制御デー
タ等を書換える書込器が、前記各機器の制御装置の制御
データ等の書換えをするために、書込の相手機器種別ア
ドレス、制御データ等、制御コマンド及び前記機器毎の
ＩＤコード等から構成された通信電文を発信したとき
に、該通信電文の相手機器種別アドレスで指定を受けた
機器が、当該機器の制御装置のメモリに制御データ等を
書込めないときは、当該機器では制御データ等の書込み
を実行していない旨の表示又は同趣旨の返信電文の発信
を行うようにした冷凍空調装置の制御方法である。
【００１５】本発明の冷凍空調装置では、該冷凍空調装
置を構成する機器毎に固有なＩＤコードを付し、室外
機、室内機、集中制御装置等を共通の通信回線で接続
し、各機器が有するメモリの制御データ等を書換える書
込器を室外機、室内機、制御器又は通信回線に直接に接
続して、固有のＩＤコード等を有する構成の通信電文を
発信し、通信電文を受ける被書込み機器側では、ＩＤコ
ードが一致した場合にのみ、機器が備えるメモリの制御
データ等を書換えて書換え完了の表示をする一方、ＩＤ
コードが不一致の場合は書換えを行わず、これを表示等
で知らせて、間違えた機器にメモリのデータの書換えが
発生しないような対策を取っている。
置を構成する機器毎に固有なＩＤコードを付し、室外
機、室内機、集中制御装置等を共通の通信回線で接続
し、各機器が有するメモリの制御データ等を書換える書
込器を室外機、室内機、制御器又は通信回線に直接に接
続して、固有のＩＤコード等を有する構成の通信電文を
発信し、通信電文を受ける被書込み機器側では、ＩＤコ
ードが一致した場合にのみ、機器が備えるメモリの制御
データ等を書換えて書換え完了の表示をする一方、ＩＤ
コードが不一致の場合は書換えを行わず、これを表示等
で知らせて、間違えた機器にメモリのデータの書換えが
発生しないような対策を取っている。
【００１６】このようにして、通信回線で接続されてい
るすべての冷凍空調装置の構成機器等のメモリの制御デ
ータ等を随時書換えることができ、冷凍空調装置の制御
を最適化するための作業効率が向上する。
るすべての冷凍空調装置の構成機器等のメモリの制御デ
ータ等を随時書換えることができ、冷凍空調装置の制御
を最適化するための作業効率が向上する。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施例の冷凍空
調装置及びその制御方法について、図面に従い説明す
る。
調装置及びその制御方法について、図面に従い説明す
る。
【００１８】図１は、本発明の一実施例による冷凍空調
装置の機器構成の概要を示すブロック図である。
装置の機器構成の概要を示すブロック図である。
【００１９】図１において、１、２、３は室外機であ
り、１１は室外機１と冷媒管１５で接続された室内機、
２１は室外機２と冷媒管２５で接続された室内機、３
１、３２、３３は室外機３と冷媒管３５で接続された室
内機である。これらの室外機１、２、３は、該室外機
１、２、３が設置された室外の空気や水等の室外環境と
各室外機１、２、３の熱交換器（図示省略）とで、熱の
授受を行ない、相変化がなされた冷媒を及び室内機１
１、２１、３１、３２、３３に供給する。室内機１１、
２１、３１、３２、３３は、このようにして供給された
冷媒を用いて、該室内機が設置された部屋の冷房や暖房
或いは庫内の冷凍や冷蔵に適した温度に温度調節を行う
装置として機能している。
り、１１は室外機１と冷媒管１５で接続された室内機、
２１は室外機２と冷媒管２５で接続された室内機、３
１、３２、３３は室外機３と冷媒管３５で接続された室
内機である。これらの室外機１、２、３は、該室外機
１、２、３が設置された室外の空気や水等の室外環境と
各室外機１、２、３の熱交換器（図示省略）とで、熱の
授受を行ない、相変化がなされた冷媒を及び室内機１
１、２１、３１、３２、３３に供給する。室内機１１、
２１、３１、３２、３３は、このようにして供給された
冷媒を用いて、該室内機が設置された部屋の冷房や暖房
或いは庫内の冷凍や冷蔵に適した温度に温度調節を行う
装置として機能している。
【００２０】また、室内機１１、２１、３１、３２、３
３は、それぞれ、該室内機１１、２１、３１、３２、３
３が設置されている部屋や庫内を所期の温度に調温でき
るように、リモコン（遠隔制御装置）６１、７１、８
１、８２、８３や集中制御器４等の制御器を有してお
り、これらの室外機１、２、３、室内機１１、２１、３
１、３２、３３、集中制御器４は制御データ等を送る通
信回線Ｃ１、Ｃ２、Ｃ３、Ｃ４、Ｃ５、Ｃ６や電力線
（図示省略）で接続されて一組の冷凍空調装置を形成し
ている。
３は、それぞれ、該室内機１１、２１、３１、３２、３
３が設置されている部屋や庫内を所期の温度に調温でき
るように、リモコン（遠隔制御装置）６１、７１、８
１、８２、８３や集中制御器４等の制御器を有してお
り、これらの室外機１、２、３、室内機１１、２１、３
１、３２、３３、集中制御器４は制御データ等を送る通
信回線Ｃ１、Ｃ２、Ｃ３、Ｃ４、Ｃ５、Ｃ６や電力線
（図示省略）で接続されて一組の冷凍空調装置を形成し
ている。
【００２１】冷凍空調装置を構成する室外機、室内機、
リモコン等（以下構成機器等という）が有している制御
装置は、個々に読み出し専用のメモリ（ＲＯＭ）、書換
え可能なメモリ（ＥＥＰＲＯＭやフラッシュメモリ等）
を有したマイクロコンピュータ（マイコン）を有してお
り、そのメモリ中には、それぞれ標準の制御プログラム
が内蔵されていて、冷凍空調装置の顧客先の仕様や要
望、冷凍空調装置の運転管理者による空調や冷凍の設定
条件或いは冷凍空調機が設置された部屋や庫内の環境の
変化に対応して温度制御ができるようになっている。
リモコン等（以下構成機器等という）が有している制御
装置は、個々に読み出し専用のメモリ（ＲＯＭ）、書換
え可能なメモリ（ＥＥＰＲＯＭやフラッシュメモリ等）
を有したマイクロコンピュータ（マイコン）を有してお
り、そのメモリ中には、それぞれ標準の制御プログラム
が内蔵されていて、冷凍空調装置の顧客先の仕様や要
望、冷凍空調装置の運転管理者による空調や冷凍の設定
条件或いは冷凍空調機が設置された部屋や庫内の環境の
変化に対応して温度制御ができるようになっている。
【００２２】このためマイコンは、通信回線Ｃ１乃至Ｃ
５を介して、一定時間毎に、冷凍空調機が設置された部
屋や庫内の温度や湿度の状況及び調温状況並びに室外機
１、２、３や室内機１１、２１、３１、３２、３３の運
転状況をセンサ（図示省略）で監視し、センサから得ら
れた検出値をデータとして取り込みつつ、予めメモリに
記憶されている制御プログラムに従った運転制御の指示
を通信回線を介して室外機や室内機を構成する機器等に
発信し、部屋や庫内の温度を設定された温度に保つよう
に冷凍空調装置の運転を行なうものである。
５を介して、一定時間毎に、冷凍空調機が設置された部
屋や庫内の温度や湿度の状況及び調温状況並びに室外機
１、２、３や室内機１１、２１、３１、３２、３３の運
転状況をセンサ（図示省略）で監視し、センサから得ら
れた検出値をデータとして取り込みつつ、予めメモリに
記憶されている制御プログラムに従った運転制御の指示
を通信回線を介して室外機や室内機を構成する機器等に
発信し、部屋や庫内の温度を設定された温度に保つよう
に冷凍空調装置の運転を行なうものである。
【００２３】一方、上記の構成機器等が有している制御
装置のマイコンは、冷凍空調機を構成する室外機１、
２、３や室内機１１、２１、３１、３２、３３及び制御
機器等との組合わせや冷凍空調機が設置された顧客先の
仕様や要望或いは個々の設置環境に適合させて、より緻
密な冷凍空調の制御を行えるようにするために、内蔵す
る書換え可能メモリの記憶内容を随時書換えて、制御プ
ログラムやパラメータデータを顧客先の仕様に合せて変
更することができるようにしている。
装置のマイコンは、冷凍空調機を構成する室外機１、
２、３や室内機１１、２１、３１、３２、３３及び制御
機器等との組合わせや冷凍空調機が設置された顧客先の
仕様や要望或いは個々の設置環境に適合させて、より緻
密な冷凍空調の制御を行えるようにするために、内蔵す
る書換え可能メモリの記憶内容を随時書換えて、制御プ
ログラムやパラメータデータを顧客先の仕様に合せて変
更することができるようにしている。
【００２４】このような冷凍空調装置が、冷暖房空調機
として使用される場合、例えば、図１では、室外機は通
常の室外機１と、店舗用の室外機２とビル内の部屋の冷
暖房をするビルマルチ用の室外機群３等から構成されて
いる。
として使用される場合、例えば、図１では、室外機は通
常の室外機１と、店舗用の室外機２とビル内の部屋の冷
暖房をするビルマルチ用の室外機群３等から構成されて
いる。
【００２５】室外機１、２、３及び室内機１１、２１、
３１、３２、３３は、これらを構成するハード機器や制
御特性及び関連する個々の制御プログラムが異なるため
に、各構成機器等の特性の違いにより、制御装置に固有
のＩＤコードを付してある。このような違いは、室内機
が個々に備えているリモコン６１、７１、８１、８２、
８３、においても存在するので、それぞれ固有のＩＤコ
ードを付されている。
３１、３２、３３は、これらを構成するハード機器や制
御特性及び関連する個々の制御プログラムが異なるため
に、各構成機器等の特性の違いにより、制御装置に固有
のＩＤコードを付してある。このような違いは、室内機
が個々に備えているリモコン６１、７１、８１、８２、
８３、においても存在するので、それぞれ固有のＩＤコ
ードを付されている。
【００２６】同じＩＤコードが付された機器は、実質的
に同じような制御プログラムのもとで、顧客の要望する
仕様やその環境、或いは制御特性に合せて冷凍空調装置
の制御が行われることを意味している。 例えば、室外
機１、２には、ＩＤ＝０を付し、室外機群３には、ＩＤ
コードとしてＩＤ＝１を付されている。
に同じような制御プログラムのもとで、顧客の要望する
仕様やその環境、或いは制御特性に合せて冷凍空調装置
の制御が行われることを意味している。 例えば、室外
機１、２には、ＩＤ＝０を付し、室外機群３には、ＩＤ
コードとしてＩＤ＝１を付されている。
【００２７】また、このような室外機に対応して、室内
機も、例えば、事務室や店舗用の室内機１１、２１とビ
ル内の部屋の冷暖房をする室内機群、３１、３２、３３
等とから構成し、前者の室内機１１、２１にはＩＤコー
ドとしてＩＤ＝２を付し、室外機３に接続されている室
内機３１、３２、３３には、該室内機３１、３２、３３
に固有のＩＤコードであるＩＤ＝３を付し、制御装置に
よってこれらの室内機を設置した部屋の空調に適した制
御を行えるようにしている。
機も、例えば、事務室や店舗用の室内機１１、２１とビ
ル内の部屋の冷暖房をする室内機群、３１、３２、３３
等とから構成し、前者の室内機１１、２１にはＩＤコー
ドとしてＩＤ＝２を付し、室外機３に接続されている室
内機３１、３２、３３には、該室内機３１、３２、３３
に固有のＩＤコードであるＩＤ＝３を付し、制御装置に
よってこれらの室内機を設置した部屋の空調に適した制
御を行えるようにしている。
【００２８】さらに、各室内機１１、２１、３１、３
２、３３のリモコン６１、７１、８１、８２、８３も、
当該室内機１１、２１、３１、３２、３３によって各部
屋の環境に適した制御が行えるように、各リモコンの制
御装置のメモリ内に制御データ等を備え、かつ、固有の
ＩＤコードとしてリモコン６１、７１には、ＩＤ＝４を
付し、リモコン８１、８２、８３には、ＩＤ＝５を付し
ている。
２、３３のリモコン６１、７１、８１、８２、８３も、
当該室内機１１、２１、３１、３２、３３によって各部
屋の環境に適した制御が行えるように、各リモコンの制
御装置のメモリ内に制御データ等を備え、かつ、固有の
ＩＤコードとしてリモコン６１、７１には、ＩＤ＝４を
付し、リモコン８１、８２、８３には、ＩＤ＝５を付し
ている。
【００２９】このようにして設定された各機器毎のＩＤ
コードは、各機器の制御プログラム等に記憶されてい
る。
コードは、各機器の制御プログラム等に記憶されてい
る。
【００３０】５はこのような室外機１、２、３、室内機
１１、２１、３１、３２、３３、リモコン６１、７１、
８１、８２、８３等が有している制御装置に備えられた
書換え可能なメモリ（図示省略）に制御データ等の書込
みや制御データ等の書換えを行うための書込器である。
書込器５は、室外機１、２、３、室内機１１、２１、３
１、３２、３３、リモコン６１、７１、８１、８２、８
３或いは集中制御器４のいずれかに組込んだり又はこれ
らの機器をつなぐ通信回線Ｃ１乃至Ｃ５等のいずれかに
接続したり、通信回線Ｃ６を介して接続する等して、冷
凍空調装置と通信機能的或いは電気的に随時接続できる
ように構成されている。
１１、２１、３１、３２、３３、リモコン６１、７１、
８１、８２、８３等が有している制御装置に備えられた
書換え可能なメモリ（図示省略）に制御データ等の書込
みや制御データ等の書換えを行うための書込器である。
書込器５は、室外機１、２、３、室内機１１、２１、３
１、３２、３３、リモコン６１、７１、８１、８２、８
３或いは集中制御器４のいずれかに組込んだり又はこれ
らの機器をつなぐ通信回線Ｃ１乃至Ｃ５等のいずれかに
接続したり、通信回線Ｃ６を介して接続する等して、冷
凍空調装置と通信機能的或いは電気的に随時接続できる
ように構成されている。
【００３１】この書込器５は、書込器５が上述のよう
に、どの機器に組込まれているか、接続した機器や通信
回線がどこであるかに関係なしに、指定した機器の制御
装置が有するメモリの制御データ等を書換えることがで
きるように構成されている。
に、どの機器に組込まれているか、接続した機器や通信
回線がどこであるかに関係なしに、指定した機器の制御
装置が有するメモリの制御データ等を書換えることがで
きるように構成されている。
【００３２】例えば、図１に示すように、書込器５が通
信回線Ｃ６を介して集中制御器４の通信回線Ｃ５に接続
されているときであっても、本発明においては、以下に
詳しく述べる特別な構成の通信電文と処理方法を用い
て、室外機１、２、３、室内機１１、２１、３１、３
２、３３、リモコン６１、７１、８１、８２、８３等の
いずれに備えられたメモリに記憶されている内容につい
ても、その制御データ等の書換えを行えるものである。
信回線Ｃ６を介して集中制御器４の通信回線Ｃ５に接続
されているときであっても、本発明においては、以下に
詳しく述べる特別な構成の通信電文と処理方法を用い
て、室外機１、２、３、室内機１１、２１、３１、３
２、３３、リモコン６１、７１、８１、８２、８３等の
いずれに備えられたメモリに記憶されている内容につい
ても、その制御データ等の書換えを行えるものである。
【００３３】図２は、このような本発明の冷凍空調装置
に使用される制御データ等を書換えるための通信電文の
構成の要部を示すデータ構成図である。
に使用される制御データ等を書換えるための通信電文の
構成の要部を示すデータ構成図である。
【００３４】書込器５から発信される通信電文は、書換
え相手機器種別アドレスＤ１、自己（書込器）アドレス
Ｄ２、電文長Ｄ３、制御コマンドＤ４、メモリの制御デ
ータ等が書換えられる被書込機器のＩＤコードＤ５、書
込みメモリアドレスＤ６、制御データ等Ｄ７等から構成
され、このような電文の制御通信データを書込器５から
シアリアルに構成機器等に送信する。
え相手機器種別アドレスＤ１、自己（書込器）アドレス
Ｄ２、電文長Ｄ３、制御コマンドＤ４、メモリの制御デ
ータ等が書換えられる被書込機器のＩＤコードＤ５、書
込みメモリアドレスＤ６、制御データ等Ｄ７等から構成
され、このような電文の制御通信データを書込器５から
シアリアルに構成機器等に送信する。
【００３５】一方、該冷凍空調装置を構成する室外機
１、２、３、室内機１１、２１、３１、３２、３３や集
中制御器４等の機器は、書込器５が接続された状況に応
じて、随時、書込器５から発信された通信電文を中継し
て、通信電文がすべての構成機器等の制御装置に伝わる
ように作動するように構成されている。相手機器種別ア
ドレスＤ１は、書込器５から送られた通信電文によって
各機器の制御装置のメモリに書込まれている制御データ
等が書換えられる機器又は機器群を指定するものであ
り、図１の機器の構成においては、例えば、室外機
（１、２、３）のすべてとか、室内機群（１１、２１、
３１、３２、３３）のすべて、或いは、リモコン群（６
１、７１、８１、８２、８３）のすべてというように、
構成機器等の中の同様なハード機器群を一斉に指定する
アドレスである。このような機器種別アドレスＤ１を付
すことによって構成機器等の制御装置は、書込器５から
送信される通信電文と通信回線Ｃ１乃至Ｃ５を常時流れ
ている冷凍空調のためのセンサからの温度データ或いは
リモコン６１、７１、８１、８２、８３や集中制御器４
からの制御信号等とを簡単に峻別できるようにしてい
る。
１、２、３、室内機１１、２１、３１、３２、３３や集
中制御器４等の機器は、書込器５が接続された状況に応
じて、随時、書込器５から発信された通信電文を中継し
て、通信電文がすべての構成機器等の制御装置に伝わる
ように作動するように構成されている。相手機器種別ア
ドレスＤ１は、書込器５から送られた通信電文によって
各機器の制御装置のメモリに書込まれている制御データ
等が書換えられる機器又は機器群を指定するものであ
り、図１の機器の構成においては、例えば、室外機
（１、２、３）のすべてとか、室内機群（１１、２１、
３１、３２、３３）のすべて、或いは、リモコン群（６
１、７１、８１、８２、８３）のすべてというように、
構成機器等の中の同様なハード機器群を一斉に指定する
アドレスである。このような機器種別アドレスＤ１を付
すことによって構成機器等の制御装置は、書込器５から
送信される通信電文と通信回線Ｃ１乃至Ｃ５を常時流れ
ている冷凍空調のためのセンサからの温度データ或いは
リモコン６１、７１、８１、８２、８３や集中制御器４
からの制御信号等とを簡単に峻別できるようにしてい
る。
【００３６】また、制御コマンドＤ４は、書込器５から
送られた通信電文を受信した構成機器等のマイコンに通
信電文中の制御データ等の処理を指示するコマンドであ
り、多くの場合は、既にメモリに書込まれている制御デ
ータ等の内容の一部を書換える（１０）とか、新たにパ
ラメータデータを書込めという命令のコマンドである。
送られた通信電文を受信した構成機器等のマイコンに通
信電文中の制御データ等の処理を指示するコマンドであ
り、多くの場合は、既にメモリに書込まれている制御デ
ータ等の内容の一部を書換える（１０）とか、新たにパ
ラメータデータを書込めという命令のコマンドである。
【００３７】機器ＩＤコードＤ５は、前記の機器種別ア
ドレスＤ１だけでは、冷凍空調機を構成する機器群のう
ちのどの機器を対象にして制御データ等の書換え作業を
するかが具体的にはわからなかったところを機器ＩＤコ
ードによって特定し、相手機器種別アドレスＤ１で指定
された機器群の中の特定の被書込機器を指定するもので
あり、このＩＤコードは、例えば、図１で例示したＩＤ
コード（ＩＤ＝１乃至ＩＤ＝５）がこれに該当する。
ドレスＤ１だけでは、冷凍空調機を構成する機器群のう
ちのどの機器を対象にして制御データ等の書換え作業を
するかが具体的にはわからなかったところを機器ＩＤコ
ードによって特定し、相手機器種別アドレスＤ１で指定
された機器群の中の特定の被書込機器を指定するもので
あり、このＩＤコードは、例えば、図１で例示したＩＤ
コード（ＩＤ＝１乃至ＩＤ＝５）がこれに該当する。
【００３８】通信電文の機器種別アドレスＤ１で指定さ
れた機器群は、通信電文の機器ＩＤコード（Ｄ５）と自
己のＩＤコードとを照合させ、ＩＤコードが一致した機
器は、該機器の制御装置の書換え可能メモリ中の制御デ
ータ等を書換える作業をする。
れた機器群は、通信電文の機器ＩＤコード（Ｄ５）と自
己のＩＤコードとを照合させ、ＩＤコードが一致した機
器は、該機器の制御装置の書換え可能メモリ中の制御デ
ータ等を書換える作業をする。
【００３９】同じＩＤコードを有した機器が複数あると
きは、これらの機器は実質的に同じような制御の環境や
制御特性に置かれた冷凍空調機や制御機器であり、同じ
通信電文によってメモリに記憶されているデータが同時
に書込まれたり、書換えられたりする。
きは、これらの機器は実質的に同じような制御の環境や
制御特性に置かれた冷凍空調機や制御機器であり、同じ
通信電文によってメモリに記憶されているデータが同時
に書込まれたり、書換えられたりする。
【００４０】書込器５から発信された通信電文によっ
て、一様にデータの書換えがおこなわれることは、冷凍
空調装置を設置するごとに、その冷凍空調装置を構成す
る機器を顧客先の要望や仕様その機器が設置された環境
に適合させた制御特性に制御データ等を書換えて、冷凍
空調装置の制御を最適化することを意味している。
て、一様にデータの書換えがおこなわれることは、冷凍
空調装置を設置するごとに、その冷凍空調装置を構成す
る機器を顧客先の要望や仕様その機器が設置された環境
に適合させた制御特性に制御データ等を書換えて、冷凍
空調装置の制御を最適化することを意味している。
【００４１】通信電文中の書込みメモリアドレスＤ６
は、機器ＩＤコードが一致して、通信電文を受け付けた
被書込み機器の制御装置のメモリのどの番地に送られて
きた制御データ等を書込むかを指定するものである。
は、機器ＩＤコードが一致して、通信電文を受け付けた
被書込み機器の制御装置のメモリのどの番地に送られて
きた制御データ等を書込むかを指定するものである。
【００４２】制御データ等Ｄ７は、冷凍空調機の構成機
器等が、適宜、その設置環境に適した制御、或いは、顧
客の仕様や要望に適合させた制御を行えるように、冷凍
空調装置或いは構成機器毎に与えられる制御データ等で
ある。
器等が、適宜、その設置環境に適した制御、或いは、顧
客の仕様や要望に適合させた制御を行えるように、冷凍
空調装置或いは構成機器毎に与えられる制御データ等で
ある。
【００４３】図２の実施例の通信電文の意味は、Ｄ１で
指定された機器群は、機器ＩＤコード（Ｄ５）が一致し
たら、その一致した機器に備えられたメモリの中の書込
みアドレスに通信電文の制御データ等を書込めというも
のである。
指定された機器群は、機器ＩＤコード（Ｄ５）が一致し
たら、その一致した機器に備えられたメモリの中の書込
みアドレスに通信電文の制御データ等を書込めというも
のである。
【００４４】このようにして、書込器で構成機器等に備
えられたメモリの内容を随時書換えすることができるよ
うにするために、各制御装置のマイコンは、上述のよう
にセンサからの温度データや制御信号の授受に加えて、
書込器５からの通信電文についても通信回線を介して常
時、定期的に監視している。
えられたメモリの内容を随時書換えすることができるよ
うにするために、各制御装置のマイコンは、上述のよう
にセンサからの温度データや制御信号の授受に加えて、
書込器５からの通信電文についても通信回線を介して常
時、定期的に監視している。
【００４５】図３は空気調和装置を構成する機器が有す
る制御装置の中の制御データ等の書換え動作の実施例を
示すフローチャートである。
る制御装置の中の制御データ等の書換え動作の実施例を
示すフローチャートである。
【００４６】各構成機器の制御装置のマイコンは、例え
ば、図３に示すようにして通信電文の監視を行なってお
り、Ｓ１は、書込器５から送られてきた通信電文の相手
機種別アドレスが合致した構成機器等の制御装置が、制
御データ等の取り込み処理を開始するステップである。
ば、図３に示すようにして通信電文の監視を行なってお
り、Ｓ１は、書込器５から送られてきた通信電文の相手
機種別アドレスが合致した構成機器等の制御装置が、制
御データ等の取り込み処理を開始するステップである。
【００４７】Ｓ２は書込器５からの通信電文が、制御装
置のメモリの内容を書換えよと命令する制御コマンド
（コマンド＝１０）を有しているか否かを判定をするス
テップである。
置のメモリの内容を書換えよと命令する制御コマンド
（コマンド＝１０）を有しているか否かを判定をするス
テップである。
【００４８】通信電文が書換えコマンド（コマンド＝１
０）を有していなければ、直ちにステップＳ３に至って
通信電文の監視の作動を終了する。
０）を有していなければ、直ちにステップＳ３に至って
通信電文の監視の作動を終了する。
【００４９】仮に、監視を開始した時（ステップＳ１）
に、通信回線中の通信電文にデータ書換えの制御コマン
ド（コマンド＝１０）が有るときは、ステップＳ４にお
いて、機器ＩＤコードの照合と判定をする。
に、通信回線中の通信電文にデータ書換えの制御コマン
ド（コマンド＝１０）が有るときは、ステップＳ４にお
いて、機器ＩＤコードの照合と判定をする。
【００５０】機器ＩＤコードは上述したように、室外機
や室内機というような同じようなハード機器群であって
も、その用途や機能によって個々に運転や制御の内容が
異なるので、構成機器の機能や用途が一致した機器毎に
制御のパラメータデータや制御データ等の書換えを行わ
れるようにした通信電文中に新たに書込まれた構成であ
る。
や室内機というような同じようなハード機器群であって
も、その用途や機能によって個々に運転や制御の内容が
異なるので、構成機器の機能や用途が一致した機器毎に
制御のパラメータデータや制御データ等の書換えを行わ
れるようにした通信電文中に新たに書込まれた構成であ
る。
【００５１】ステップＳ４でこの通信電文の機器ＩＤコ
ードＤ５と機器のＩＤコードとが一致しているときは、
当該機器は、ステップＳ６において、通信電文中の書込
みアドレスＤ６の指定に従い、その制御装置のメモリの
指定されたアドレス番地に通信電文中の制御データＤ７
等を書込み（ステップＳ６）書込器５からの通信電文の
監視作動を終了する。（ステップＳ３）。
ードＤ５と機器のＩＤコードとが一致しているときは、
当該機器は、ステップＳ６において、通信電文中の書込
みアドレスＤ６の指定に従い、その制御装置のメモリの
指定されたアドレス番地に通信電文中の制御データＤ７
等を書込み（ステップＳ６）書込器５からの通信電文の
監視作動を終了する。（ステップＳ３）。
【００５２】仮に、ステップＳ４において、通信電文の
機器ＩＤコードと通信電文を受けた機器のＩＤコードと
が一致していないときは、この通信電文を受けた機器
は、当該機器のマイコンは、ステップＳ５において、Ｉ
Ｄコードが不一致のために通信電文の制御データ等が書
込まれなかったことを、その機器の表示器、又は、書込
器５の表示装置においてＬＥＤ等で「ＩＤ不一致」等と
表示し、通信電文の監視の作動を終了する。
機器ＩＤコードと通信電文を受けた機器のＩＤコードと
が一致していないときは、この通信電文を受けた機器
は、当該機器のマイコンは、ステップＳ５において、Ｉ
Ｄコードが不一致のために通信電文の制御データ等が書
込まれなかったことを、その機器の表示器、又は、書込
器５の表示装置においてＬＥＤ等で「ＩＤ不一致」等と
表示し、通信電文の監視の作動を終了する。
【００５３】図４は、ＩＤコードが一致してメモリ内容
を書換えた機器が、通信電文に従ってメモリを書換えた
ことを返信する電文の構成の要部を示すデータ構成図で
ある。
を書換えた機器が、通信電文に従ってメモリを書換えた
ことを返信する電文の構成の要部を示すデータ構成図で
ある。
【００５４】この通信電文のＲ１は、この返信電文が送
付される相手機器の種別アドレス、Ｒ２は返信の通信電
文を発信する構成機器等、Ｒ３は電文長であり、これら
Ｒ１乃至Ｒ３の意味は、図２の通信電文のＤ１乃至Ｄ３
と同様な意味の構成である。従って、通信電文の最初に
ある相手機器種別アドレスＲ１は書込器５、次の自己ア
ドレスＲ２は、書込器５からの通信電文によって制御デ
ータ等を書換えられた構成機器等を示す。
付される相手機器の種別アドレス、Ｒ２は返信の通信電
文を発信する構成機器等、Ｒ３は電文長であり、これら
Ｒ１乃至Ｒ３の意味は、図２の通信電文のＤ１乃至Ｄ３
と同様な意味の構成である。従って、通信電文の最初に
ある相手機器種別アドレスＲ１は書込器５、次の自己ア
ドレスＲ２は、書込器５からの通信電文によって制御デ
ータ等を書換えられた構成機器等を示す。
【００５５】換言すれば、書込器５によって送られてき
た通信電文を受取って当該機器のメモリ中の制御データ
等を書換えた機器は、当該制御器のメモリの指定のアド
レスに制御データ等を書込んだという確認の通信電文を
発信する。この際に、例えば、図２の通信電文の制御デ
ータ等を書込み完了した（コマンド＝１１）という制御
コマンドＲ４を書込んだ通信電文を書込器５に発信する
ものである。
た通信電文を受取って当該機器のメモリ中の制御データ
等を書換えた機器は、当該制御器のメモリの指定のアド
レスに制御データ等を書込んだという確認の通信電文を
発信する。この際に、例えば、図２の通信電文の制御デ
ータ等を書込み完了した（コマンド＝１１）という制御
コマンドＲ４を書込んだ通信電文を書込器５に発信する
ものである。
【００５６】このようにして、書込器５から通信電文が
送信されたとき、宛先となった構成機器等の中で、通信
電文の制御データ等が機器ＩＤコードの不一致によって
メモリ内容を書換えなかった構成機器等は、図３のステ
ップ５によって機器ＩＤコード不一致の表示をし、か
つ、機器ＩＤコードが一致して制御データ等の書込みが
なされた構成機器等においては、図４の通信電文を書込
器５に返信することによってメモリ内容を書換えたこと
を明示させる。これにより、制御装置のパラメータデー
タや制御データ等の書換えを意図したサービスマンや使
用者等は、書込器５等を通じて、意図どおりの制御デー
タ等の書換えがなされたことを確認することができる。
送信されたとき、宛先となった構成機器等の中で、通信
電文の制御データ等が機器ＩＤコードの不一致によって
メモリ内容を書換えなかった構成機器等は、図３のステ
ップ５によって機器ＩＤコード不一致の表示をし、か
つ、機器ＩＤコードが一致して制御データ等の書込みが
なされた構成機器等においては、図４の通信電文を書込
器５に返信することによってメモリ内容を書換えたこと
を明示させる。これにより、制御装置のパラメータデー
タや制御データ等の書換えを意図したサービスマンや使
用者等は、書込器５等を通じて、意図どおりの制御デー
タ等の書換えがなされたことを確認することができる。
【００５７】以上説明したように、本発明の冷凍空調機
は、前記冷凍空調装置を構成する機器又は通信回線のい
ずれからでも、書込器を用いて各構成機器の制御装置の
メモリに制御データ等を書込める機構を有し、各構成機
器のマイコンがこの通信電文中の機器ＩＤコードを比較
して、各機器に取り込み、そのメモリの制御プログラム
や制御データ等の書換えを可能にすることにより書換え
作業を効率良く行なえるものである。
は、前記冷凍空調装置を構成する機器又は通信回線のい
ずれからでも、書込器を用いて各構成機器の制御装置の
メモリに制御データ等を書込める機構を有し、各構成機
器のマイコンがこの通信電文中の機器ＩＤコードを比較
して、各機器に取り込み、そのメモリの制御プログラム
や制御データ等の書換えを可能にすることにより書換え
作業を効率良く行なえるものである。
【００５８】また、室内機、室外機、集中制御装置等を
共通の通信回線で接続し、冷凍空調装置を構成する室外
機、室内機や制御器等の機器が、書込器からの通信電文
を中継するようにする一方、通信電文は、被書込み機器
に固有な機器ＩＤコードを有する構成とし、通信電文を
受ける被書込み機器側では、この固有の機器ＩＤコード
が一致した場合にのみ内部メモリを書換えて、書込完了
の表示をし、かつ、機器ＩＤコードが不一致の場合は書
換えを行わずに、これを示す表示等で知らせるので書込
器による書換えの機器の間違い防止対策をして制御デー
タ等の書換え作業を行なえる。
共通の通信回線で接続し、冷凍空調装置を構成する室外
機、室内機や制御器等の機器が、書込器からの通信電文
を中継するようにする一方、通信電文は、被書込み機器
に固有な機器ＩＤコードを有する構成とし、通信電文を
受ける被書込み機器側では、この固有の機器ＩＤコード
が一致した場合にのみ内部メモリを書換えて、書込完了
の表示をし、かつ、機器ＩＤコードが不一致の場合は書
換えを行わずに、これを示す表示等で知らせるので書込
器による書換えの機器の間違い防止対策をして制御デー
タ等の書換え作業を行なえる。
【００５９】尚、上述した実施例では、１台の書込器で
複数の相手機器種別コードＤ１や機器ＩＤコードＤ５を
発信できる書込器をもとに説明をしたが、相手機器種別
コードＤ１やＩＤコードＤ５が異なるごとに書込器５を
取り替えて使用するようにすれば、書換え対象機器の間
違いの発生はより一層確実に防止できるものである。
複数の相手機器種別コードＤ１や機器ＩＤコードＤ５を
発信できる書込器をもとに説明をしたが、相手機器種別
コードＤ１やＩＤコードＤ５が異なるごとに書込器５を
取り替えて使用するようにすれば、書換え対象機器の間
違いの発生はより一層確実に防止できるものである。
【００６０】
【発明の効果】本発明の冷凍空調装置は、該冷凍空調装
置の据付け設置業者等が、該装置の構成機器等に共通に
通信電文が発信できる書込器を使用して、該冷凍空調装
置の制御データ等を書換え、冷凍空調装置を設置環境や
顧客の仕様に適合させることができるものである。
置の据付け設置業者等が、該装置の構成機器等に共通に
通信電文が発信できる書込器を使用して、該冷凍空調装
置の制御データ等を書換え、冷凍空調装置を設置環境や
顧客の仕様に適合させることができるものである。
【００６１】また、書込器から発信された通信電文は、
機器ＩＤコードが一致した場合にのみ内部メモリを書換
え、機器ＩＤコードが不一致の場合は書換えを行わず
に、これを示す表示等で知らせるようにしたので、冷凍
空調装置を構成する機器の内のどの構成機器にどのよう
な形で書換えたかも明確になり、従来のこの種の書込器
で発生していた誤った制御データ等の書換え等の弊害を
防ぐこともできる。
機器ＩＤコードが一致した場合にのみ内部メモリを書換
え、機器ＩＤコードが不一致の場合は書換えを行わず
に、これを示す表示等で知らせるようにしたので、冷凍
空調装置を構成する機器の内のどの構成機器にどのよう
な形で書換えたかも明確になり、従来のこの種の書込器
で発生していた誤った制御データ等の書換え等の弊害を
防ぐこともできる。
【００６２】さらにまた、室内機、室外機等が通信回線
で接続されている場合は、共通の書込器でこの通信回線
に接続されているすべての冷凍空調装置の機器の制御デ
ータ等の書換えや書込をすることができ、冷凍空調装置
を顧客の要望の仕様に適合させる作業を効率良く行なう
ことができるものである。
で接続されている場合は、共通の書込器でこの通信回線
に接続されているすべての冷凍空調装置の機器の制御デ
ータ等の書換えや書込をすることができ、冷凍空調装置
を顧客の要望の仕様に適合させる作業を効率良く行なう
ことができるものである。
【図１】本発明の一実施例による冷凍空調装置の機器構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図２】本発明の冷凍空調装置に使用される通信電文の
要部構成を示すデータ構成図である。
要部構成を示すデータ構成図である。
【図３】本発明の冷凍空調装置を構成する機器等に備え
られた制御装置による通信電文の監視動作の一実施例を
示すフローチャートである。
られた制御装置による通信電文の監視動作の一実施例を
示すフローチャートである。
【図４】本発明の冷凍空調装置を構成する機器等から発
信される返信電文の要部構成を示すデータ構成図であ
る。
信される返信電文の要部構成を示すデータ構成図であ
る。
１、２、３ 室外機 １１、２１、３１、３２、３３ 室内機 １５、２５、３５ 冷媒配管 ４ 集中制御器 ５ 書込器 ６１、７１、８１、８２、８３ リモコン Ｃ１〜Ｃ６ 通信回線
Claims (4)
- 【請求項１】 室外環境と熱の授受を行う室外機と該室
外機に配管接続された室内機並びにこれらの室外機及び
室内機を制御する制御器等とで構成され、当該各機器に
は前記室外機及び室内機を制御する制御装置を備え、か
つ、各制御装置には、例えば制御プログラム、制御用の
パラメータや制御データ（制御データ等）を記憶させる
書換え可能なメモリを有すると共にこれらの制御装置が
相互に通信可能に接続されている冷凍空調装置におい
て、前記制御装置のメモリの制御データ等を書換える書
込器は、前記機器又は通信回線のいずれからでも、前記
制御装置のメモリに制御データ等を書込める機構を有し
ていることを特徴とする冷凍空調装置。 - 【請求項２】 室外環境と熱の授受を行う室外機と該室
外機に配管接続された室内機並びにこれらの室外機及び
室内機を制御する制御器等とで構成され、当該各機器に
は前記室外機及び室内機を制御する制御装置を備え、か
つ、各制御装置には例えば、制御プログラム、制御用の
パラメータ、制御データ（制御データ等）を記憶させる
書換え可能なメモリを有すると共にこれらの制御装置が
相互に通信可能に接続されている冷凍空調装置におい
て、前記制御装置のメモリの制御データ等を書換える書
込器が、書込の相手機器種別アドレス、制御データ等、
制御コマンド及び前記機器毎のＩＤコード等から構成さ
れた通信電文を発信して前記各機器の制御装置のメモリ
の制御データ等の書換えをするようにしたことを特徴と
する冷凍空調装置の制御方法。 - 【請求項３】 室外環境と熱の授受を行う室外機と該室
外機に配管接続された室内機並びにこれらの室外機及び
室内機を制御する制御器等とで構成され、当該各機器に
は前記室外機及び室内機を制御する制御装置を備え、か
つ、各制御装置には例えば、制御プログラム、制御用の
パラメータや制御データ（制御データ等）を記憶させる
書換え可能なメモリ及び機能が同一の機器毎に同じコー
ド値が与えられたＩＤコードを有し、これらの制御装置
が相互に通信可能に接続されている冷凍空調装置におい
て、前記制御装置のメモリの制御データ等を書換える書
込器が、前記各機器の制御装置のメモリの制御データ等
の書換えをするために、書込の相手機器種別アドレス、
制御データ等、制御コマンド及び前記機器毎のＩＤコー
ド等から構成された通信電文を発信したときに、該通信
電文によって制御装置のメモリの制御データ等の書換え
がなされたときは、当該書換えがなされた機器から制御
データ等の書換え完了の表示または同完了の返信電文を
発信するようにしたことを特徴とする冷凍空調装置の制
御方法。 - 【請求項４】 室外環境と熱の授受を行う室外機と該室
外機に配管接続された室内機並びにこれらの室外機及び
室内機を制御する制御器等とで構成され、当該各機器に
は前記室外機及び室内機を制御する制御装置を備え、か
つ、各制御装置には例えば、制御プログラム、制御用の
パラメータや制御データ（制御データ等）を記憶させる
書換え可能なメモリ及び機能が同一の機器毎に同じコー
ド値が与えられたＩＤコードを有し、かつ、これらの制
御装置が相互に通信可能に接続されている冷凍空調装置
において、前記制御装置のメモリの制御データ等を書換
える書込器が、前記各機器の制御装置の制御データ等の
書換えをするために、書込の相手機器種別アドレス、制
御データ等、制御コマンド及び前記機器毎のＩＤコード
等から構成された通信電文を発信したときに、該通信電
文の相手機器種別アドレスで指定を受けた機器が、当該
機器の制御装置のメモリに制御データ等を書込めないと
きは、当該機器では制御データ等の書込みを実行してい
ない旨の表示又は同趣旨の返信電文の発信を行うように
したことを特徴とする冷凍空調装置の制御方法。
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|---|---|---|---|
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|---|---|
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