JP2926282B2 - 空気調和機及びその運転制御プログラムを記録した媒体 - Google Patents
空気調和機及びその運転制御プログラムを記録した媒体Info
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-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B19/00—Programme-control systems
- G05B19/02—Programme-control systems electric
- G05B19/04—Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
- G05B19/042—Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers using digital processors
- G05B19/0421—Multiprocessor system
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/20—Pc systems
- G05B2219/23—Pc programming
- G05B2219/23306—Load program from host, remote load, non volatile card to volatile, ram
-
- G—PHYSICS
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- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/20—Pc systems
- G05B2219/25—Pc structure of the system
- G05B2219/25144—Between microcomputers, processors
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の制御に係
り、特に室内機制御装置の運転制御プログラムを制御す
るのに好適な空気調和機及びその運転プログラムを記録
した媒体に関する。
り、特に室内機制御装置の運転制御プログラムを制御す
るのに好適な空気調和機及びその運転プログラムを記録
した媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の空気調和機の制御装置において
は、室外機および室内機にそれぞれマイクロコンピュー
タを搭載した制御装置を備え、室外機と室内機間に設け
た通信線を介して、互いの制御情報を送受信しながら運
転制御を実行していた。
は、室外機および室内機にそれぞれマイクロコンピュー
タを搭載した制御装置を備え、室外機と室内機間に設け
た通信線を介して、互いの制御情報を送受信しながら運
転制御を実行していた。
【０００３】例えば図４に示すように、一台の室外機２
０と一台の室内機２１とで構成されるシングルシステム
では、通信線１７を接続し、図５に示すように、一台の
室外機２２と複数台の室内機２３とで構成されるマルチ
システムでは、通信線１７をそれぞれの室内機２３に接
続している。
０と一台の室内機２１とで構成されるシングルシステム
では、通信線１７を接続し、図５に示すように、一台の
室外機２２と複数台の室内機２３とで構成されるマルチ
システムでは、通信線１７をそれぞれの室内機２３に接
続している。
【０００４】この種の空気調和機として関連するもの
に、例えば、特開平２−１１０２４６号公報等が挙げら
れる。
に、例えば、特開平２−１１０２４６号公報等が挙げら
れる。
【０００５】一般に、この種の空気調和機では、室外機
用および室内機用にそれぞれ作成された運転制御プログ
ラムが予め読出し専用メモリ（以下、ＲＯＭという）に
書き込まれ、そのＲＯＭがそれぞれの制御装置内のプリ
ント基板上に搭載されている。
用および室内機用にそれぞれ作成された運転制御プログ
ラムが予め読出し専用メモリ（以下、ＲＯＭという）に
書き込まれ、そのＲＯＭがそれぞれの制御装置内のプリ
ント基板上に搭載されている。
【０００６】ところで、上記従来技術のように運転制御
プログラムを予めＲＯＭに書き込み、室外機及び室内機
のそれぞれの制御装置内プリント基板上に搭載する方式
では、運転制御プログラムを変更する際に、下記の問題
点があった。
プログラムを予めＲＯＭに書き込み、室外機及び室内機
のそれぞれの制御装置内プリント基板上に搭載する方式
では、運転制御プログラムを変更する際に、下記の問題
点があった。
【０００７】（１） プログラム不良の対策や機能改善
によるプログラム変更範囲が、室外機側および室内機側
の両方に及ぶ場合、室外機側制御装置および室内機側制
御装置両方のプリント基板を交換する必要がある。
によるプログラム変更範囲が、室外機側および室内機側
の両方に及ぶ場合、室外機側制御装置および室内機側制
御装置両方のプリント基板を交換する必要がある。
【０００８】また、プログラム変更範囲が室内機側のみ
であっても、マルチシステムの場合には、システムを構
成している全ての室内機の制御装置内のプリント基板を
交換する必要があり、プログラム変更に伴う作業および
費用が膨大となる。
であっても、マルチシステムの場合には、システムを構
成している全ての室内機の制御装置内のプリント基板を
交換する必要があり、プログラム変更に伴う作業および
費用が膨大となる。
【０００９】（２） システム全体のモデルチェンジを
実施した際、室内機ハードウエアに新旧の互換性があっ
ても、室内機の運転制御プログラムに新旧の互換性がな
いと、新型室外機と旧型室内機あるいは、旧型室外機と
新型室内機の組み合わせでは運転できない。
実施した際、室内機ハードウエアに新旧の互換性があっ
ても、室内機の運転制御プログラムに新旧の互換性がな
いと、新型室外機と旧型室内機あるいは、旧型室外機と
新型室内機の組み合わせでは運転できない。
【００１０】（３） シングルシステム用室内機とマル
チシステム用室内機との間にハードウエアの互換性があ
っても、運転制御プログラムの互換性がないと、シング
ルシステム用室外機とマルチシステム用室内機あるい
は、マルチシステム用室外機とシングルシステム用室内
機の組み合わせでは運転できない。
チシステム用室内機との間にハードウエアの互換性があ
っても、運転制御プログラムの互換性がないと、シング
ルシステム用室外機とマルチシステム用室内機あるい
は、マルチシステム用室外機とシングルシステム用室内
機の組み合わせでは運転できない。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気調和機の制
御装置にあっては、運転制御プログラムを変更する際、
シングルシステムでは室外機側制御装置及び室内機側制
御装置の両方、マルチシステムでは少なくとも全ての室
内機制御装置のプリント基板を交換する必要があり、運
転制御プログラムの変更に伴う作業量及び費用が膨大と
なる問題点があった。
御装置にあっては、運転制御プログラムを変更する際、
シングルシステムでは室外機側制御装置及び室内機側制
御装置の両方、マルチシステムでは少なくとも全ての室
内機制御装置のプリント基板を交換する必要があり、運
転制御プログラムの変更に伴う作業量及び費用が膨大と
なる問題点があった。
【００１２】本発明の目的は、室外機側制御装置より送
信し、室内機側制御装置の運転制御プログラムを変更で
きる空気調和機及びその運転プログラムを記録した媒体
を提供することにある。
信し、室内機側制御装置の運転制御プログラムを変更で
きる空気調和機及びその運転プログラムを記録した媒体
を提供することにある。
【００１３】前記の目的を達成するため、本発明に係る
空気調和機は、室外機側制御装置及び室内機側制御装置
を備え、室外機側制御装置と室内側制御装置との間の通
信線を経由して互に交換した制御情報に基づいて制御す
る空気調和機において、室外機側制御装置に、室内機側
制御装置で実行される運転制御プログラムを予め格納し
ておく室外機記憶手段と、運転制御プログラムを通信線
を経由して室内機側制御装置へ送信する室外機ソフト手
段とを設けるとともに、室内機側制御装置に、室外機ソ
フト手段より送信された運転制御プログラムを受信する
室内機ソフト手段と、運転制御プログラムを格納する室
内機記憶手段と、格納された運転制御プログラムを実行
する手段とを設けた構成とする。
空気調和機は、室外機側制御装置及び室内機側制御装置
を備え、室外機側制御装置と室内側制御装置との間の通
信線を経由して互に交換した制御情報に基づいて制御す
る空気調和機において、室外機側制御装置に、室内機側
制御装置で実行される運転制御プログラムを予め格納し
ておく室外機記憶手段と、運転制御プログラムを通信線
を経由して室内機側制御装置へ送信する室外機ソフト手
段とを設けるとともに、室内機側制御装置に、室外機ソ
フト手段より送信された運転制御プログラムを受信する
室内機ソフト手段と、運転制御プログラムを格納する室
内機記憶手段と、格納された運転制御プログラムを実行
する手段とを設けた構成とする。
【００１４】また本発明に係る別の空気調和機は、複数
の室外機側制御装置及び複数の室内機側制御装置とそれ
ぞれを制御する中央集中制御装置とを備え、中央集中制
御装置とそれぞれの室外機側及び室内機側制御装置との
間の通信線を経由して互に交換した制御情報に基づいて
制御する空気調和機において、中央集中制御装置に、そ
れぞれの室外機側制御装置及び室内機制御装置で実行さ
れる運転制御プログラムを予め格納しておく記憶手段
と、運転制御プログラムを通信線を経由してそれぞれの
室外機側制御装置及び室内機側制御装置へ送信するソフ
ト手段とを設けた構成とする。
の室外機側制御装置及び複数の室内機側制御装置とそれ
ぞれを制御する中央集中制御装置とを備え、中央集中制
御装置とそれぞれの室外機側及び室内機側制御装置との
間の通信線を経由して互に交換した制御情報に基づいて
制御する空気調和機において、中央集中制御装置に、そ
れぞれの室外機側制御装置及び室内機制御装置で実行さ
れる運転制御プログラムを予め格納しておく記憶手段
と、運転制御プログラムを通信線を経由してそれぞれの
室外機側制御装置及び室内機側制御装置へ送信するソフ
ト手段とを設けた構成とする。
【００１５】本発明のさらに別の空気調和機は、複数の
室外機と複数の室内機と集中制御装置とを有した空気調
和機に対して、集中制御装置に室外機及び室内機を運転
するために実行されるそれぞれの制御プログラムを備え
たものである。
室外機と複数の室内機と集中制御装置とを有した空気調
和機に対して、集中制御装置に室外機及び室内機を運転
するために実行されるそれぞれの制御プログラムを備え
たものである。
【００１６】前記の目的を達成するため、本発明に係る
空気調和機の運転制御プログラムを記録した媒体は、複
数の室外機と複数の室内機と集中制御装置とを有した空
気調和機に対して、室外機の運転を制御する機能と、室
内機の運転を制御する機能と、集中制御装置から室外機
へこの室外機の運転を制御する機能及び室内機へこの室
内機の運転を制御する機能を実現するためのプログラム
を送信する機能とを実現させるための媒体である。
空気調和機の運転制御プログラムを記録した媒体は、複
数の室外機と複数の室内機と集中制御装置とを有した空
気調和機に対して、室外機の運転を制御する機能と、室
内機の運転を制御する機能と、集中制御装置から室外機
へこの室外機の運転を制御する機能及び室内機へこの室
内機の運転を制御する機能を実現するためのプログラム
を送信する機能とを実現させるための媒体である。
【００１７】
【作用】本発明の空気調和機の制御装置によれば、室外
機側制御装置（室外機）は、室内機側制御装置（室内
機）より運転制御プログラムの送信要求があった場合、
ＲＯＭ２（室外機記憶手段）より室内機の運転制御プロ
グラムを読み出し室内機側制御装置へ室外機ソフト手段
により送信する。一方、室内機側制御装置では、プログ
ラムローダ（ＲＯＭ）が室外機側制御装置より送信され
た室内機の運転制御プログラムを室内機ソフト手段によ
り受信し、逐次ＲＡＭ１（室内機記憶手段）へ書き込み
を行う。ＲＡＭ１への書き込みが全て完了した時点でプ
ログラムローダは、ＲＡＭ１へ書き込まれた運転制御プ
ログラムをＣＰＵにより実行する。それ以降は室内機の
運転制御プログラムによる運転が可能となる。
機側制御装置（室外機）は、室内機側制御装置（室内
機）より運転制御プログラムの送信要求があった場合、
ＲＯＭ２（室外機記憶手段）より室内機の運転制御プロ
グラムを読み出し室内機側制御装置へ室外機ソフト手段
により送信する。一方、室内機側制御装置では、プログ
ラムローダ（ＲＯＭ）が室外機側制御装置より送信され
た室内機の運転制御プログラムを室内機ソフト手段によ
り受信し、逐次ＲＡＭ１（室内機記憶手段）へ書き込み
を行う。ＲＡＭ１への書き込みが全て完了した時点でプ
ログラムローダは、ＲＡＭ１へ書き込まれた運転制御プ
ログラムをＣＰＵにより実行する。それ以降は室内機の
運転制御プログラムによる運転が可能となる。
【００１８】
【実施例】本発明の一実施例を図１及び図２を参照しな
がら説明する。
がら説明する。
【００１９】図１は、本発明の制御装置のブロック図で
ある。室外機側制御装置（プリント基板）（１）は、Ｃ
ＰＵ（２）と、室外機用制御プログラムが書き込まれて
いるＲＯＭ１（３）と、室内機の運転制御プログラムが
書き込まれているＲＯＭ２（室外機記憶手段）（４）
と、室外機用制御プログラムの作業領域として使われる
ＲＡＭ（５）と、室内機側制御装置（室内機）と制御信
号を送受信する通信回路（６）と、センサの入力やアク
チュエータへの出力を行う入出力回路（７）と、システ
ムバス（８）とにより構成されている。なお室外機ソフ
ト手段は、ＣＰＵ（２），ＲＯＭ１（３）及び通信回路
（６）により構成される。
ある。室外機側制御装置（プリント基板）（１）は、Ｃ
ＰＵ（２）と、室外機用制御プログラムが書き込まれて
いるＲＯＭ１（３）と、室内機の運転制御プログラムが
書き込まれているＲＯＭ２（室外機記憶手段）（４）
と、室外機用制御プログラムの作業領域として使われる
ＲＡＭ（５）と、室内機側制御装置（室内機）と制御信
号を送受信する通信回路（６）と、センサの入力やアク
チュエータへの出力を行う入出力回路（７）と、システ
ムバス（８）とにより構成されている。なお室外機ソフ
ト手段は、ＣＰＵ（２），ＲＯＭ１（３）及び通信回路
（６）により構成される。
【００２０】一方、室内機側制御装置（プリント基板）
（９）は、ＣＰＵ（１０）と、プログラムローダが書き
込まれているＲＯＭ（１１）と、読み書き可能メモリで
ありかつ室内機用運転制御プログラムを全て書き込める
記憶容量を有するＲＡＭ１（室内機記憶手段）（１２）
と、プログラムローダおよび室内機の運転制御プログラ
ムの作業領域として使われるＲＡＭ２（１３）と、室外
機側制御装置（室外機）と制御信号を送受信する通信回
路（１４）と、センサの入力やアクチュエータへの出力
を行う入出力回路（１５）と、システムバス（１６）と
により構成されている。なお室内機ソフト手段は、ＣＰ
Ｕ（１０）、ＲＯＭ（１１）及び通信回路（１４）によ
り構成される。
（９）は、ＣＰＵ（１０）と、プログラムローダが書き
込まれているＲＯＭ（１１）と、読み書き可能メモリで
ありかつ室内機用運転制御プログラムを全て書き込める
記憶容量を有するＲＡＭ１（室内機記憶手段）（１２）
と、プログラムローダおよび室内機の運転制御プログラ
ムの作業領域として使われるＲＡＭ２（１３）と、室外
機側制御装置（室外機）と制御信号を送受信する通信回
路（１４）と、センサの入力やアクチュエータへの出力
を行う入出力回路（１５）と、システムバス（１６）と
により構成されている。なお室内機ソフト手段は、ＣＰ
Ｕ（１０）、ＲＯＭ（１１）及び通信回路（１４）によ
り構成される。
【００２１】また、プリント基板（１）及び（２）は通
信線（１７）で接続されている。
信線（１７）で接続されている。
【００２２】図２はメモリ空間を示す図である。室外機
のプリント基板（１）のＣＰＵ（２）がアクセスするメ
モリ空間（１８）は、ＯＯＯＯＨ番地から７ＦＦＦＨ番
地にＲＯＭ１（３）と、８ＯＯＯＨ番地から９ＦＦＦＨ
番地にＲＡＭ（５）と、ＣＯＯＯＨ番地からＦＦＦＦＨ
番地にＲＯＭ２（４）とがそれぞれ配置されている。一
方、室内機のプリント基板（９）のＣＰＵ（１０）がア
クセスするメモリ空間（１９）は、ＯＯＯＯＨ番地から
１ＦＦＦＨ番地にＲＯＭ（１１）と、４ＯＯＯＨ番地か
ら７ＦＦＦＨ番地にＲＡＭ１（１２）と、８ＯＯＯＨ番
地から９ＦＦＦＨ番地にＲＡＭ２（１３）とがそれぞれ
配置されている。
のプリント基板（１）のＣＰＵ（２）がアクセスするメ
モリ空間（１８）は、ＯＯＯＯＨ番地から７ＦＦＦＨ番
地にＲＯＭ１（３）と、８ＯＯＯＨ番地から９ＦＦＦＨ
番地にＲＡＭ（５）と、ＣＯＯＯＨ番地からＦＦＦＦＨ
番地にＲＯＭ２（４）とがそれぞれ配置されている。一
方、室内機のプリント基板（９）のＣＰＵ（１０）がア
クセスするメモリ空間（１９）は、ＯＯＯＯＨ番地から
１ＦＦＦＨ番地にＲＯＭ（１１）と、４ＯＯＯＨ番地か
ら７ＦＦＦＨ番地にＲＡＭ１（１２）と、８ＯＯＯＨ番
地から９ＦＦＦＨ番地にＲＡＭ２（１３）とがそれぞれ
配置されている。
【００２３】次に、以上のように構成された空気調和機
の制御装置の動作について説明する。 室内機のプリン
ト基板（９）に電源が投入されると、ＯＯＯＯＨ番地す
なわちＲＯＭ（１１）に書き込まれているプログラムロ
ーダがＣＰＵ（１０）によって実行される。これによっ
てＣＰＵ（１０）は通信回路（１４）を通して室外機の
プリント基板（１）へプログラム要求信号を送信する。
室外機のＣＰＵ（２）は通信回路（６）を通して、プロ
グラム要求信号を受信すると、ＲＯＭ２（４）の内容、
すなわち、室内機の運転制御プログラムを順次読み出
し、通信回路（６）を通して室内機のプリント基板
（９）へ送信する。
の制御装置の動作について説明する。 室内機のプリン
ト基板（９）に電源が投入されると、ＯＯＯＯＨ番地す
なわちＲＯＭ（１１）に書き込まれているプログラムロ
ーダがＣＰＵ（１０）によって実行される。これによっ
てＣＰＵ（１０）は通信回路（１４）を通して室外機の
プリント基板（１）へプログラム要求信号を送信する。
室外機のＣＰＵ（２）は通信回路（６）を通して、プロ
グラム要求信号を受信すると、ＲＯＭ２（４）の内容、
すなわち、室内機の運転制御プログラムを順次読み出
し、通信回路（６）を通して室内機のプリント基板
（９）へ送信する。
【００２４】室内機のＣＰＵ（１０）は通信回路（１
４）を通して、室内機の運転制御プログラムを受信する
と、受信した内容を順次ＲＡＭ１（１２）へ書き込みを
行う。以上の動作によって、図２に矢印Ａで示すよう
に、室外機のＲＯＭ２（４）の内容が、室内機のＲＡＭ
１（１２）へ複写されることになる。
４）を通して、室内機の運転制御プログラムを受信する
と、受信した内容を順次ＲＡＭ１（１２）へ書き込みを
行う。以上の動作によって、図２に矢印Ａで示すよう
に、室外機のＲＯＭ２（４）の内容が、室内機のＲＡＭ
１（１２）へ複写されることになる。
【００２５】ＲＡＭ１（１２）への書き込みが全て完了
すると、ＣＰＵ（１０）はプログラムローダの実行を終
了し、４ＯＯＯＨ番地すなわちＲＡＭ（１２）に書き込
まれた室内機の運転制御プログラムの実行を開始する。
これによって室内機の運転が可能になる。図３は、以上
に述べた動作を示すフローチャートである。
すると、ＣＰＵ（１０）はプログラムローダの実行を終
了し、４ＯＯＯＨ番地すなわちＲＡＭ（１２）に書き込
まれた室内機の運転制御プログラムの実行を開始する。
これによって室内機の運転が可能になる。図３は、以上
に述べた動作を示すフローチャートである。
【００２６】このように、室内機用運転制御プログラム
の書き込まれたＲＯＭ２を室外機側制御装置内のプリン
ト基板に搭載することによって、室内機の運転制御プロ
グラムを変更した場合でも、室内機側制御装置内のプリ
ント基板を交換する必要はなく、室外機側制御装置内の
プリント基板のみ交換すれば済む。
の書き込まれたＲＯＭ２を室外機側制御装置内のプリン
ト基板に搭載することによって、室内機の運転制御プロ
グラムを変更した場合でも、室内機側制御装置内のプリ
ント基板を交換する必要はなく、室外機側制御装置内の
プリント基板のみ交換すれば済む。
【００２７】また、対象となるシステムが互いに異なる
室外機と室内機であっても、室内機ハードウエアにシス
テム間の互換性があれば、それらを組み合わせて運転す
ることが可能になる。その際、いずれの制御装置内プリ
ント基板も交換する必要はない。
室外機と室内機であっても、室内機ハードウエアにシス
テム間の互換性があれば、それらを組み合わせて運転す
ることが可能になる。その際、いずれの制御装置内プリ
ント基板も交換する必要はない。
【００２８】本実施例によれば、ＲＯＭ及びＲＡＭ（不
揮発性メモリ）の記憶容量を変更する以外は、従来のハ
ードウエア構成で機能を実現できるため、製造コストの
増加を最低限に抑えられるという効果がある。
揮発性メモリ）の記憶容量を変更する以外は、従来のハ
ードウエア構成で機能を実現できるため、製造コストの
増加を最低限に抑えられるという効果がある。
【００２９】なお、この実施例では、ＲＯＭ１（３）と
ＲＯＭ２（４）を同一アドレス空間に配置したが、ＲＯ
Ｍの記憶容量が大きく同一アドレス空間に配置できない
場合、ＲＯＭ２（４）を別のアドレス空間に配置し、バ
ンク切替にてＲＯＭ２（４）の内容を読み出すように構
成してもよい。
ＲＯＭ２（４）を同一アドレス空間に配置したが、ＲＯ
Ｍの記憶容量が大きく同一アドレス空間に配置できない
場合、ＲＯＭ２（４）を別のアドレス空間に配置し、バ
ンク切替にてＲＯＭ２（４）の内容を読み出すように構
成してもよい。
【００３０】本発明の他の実施例を図６〜図８を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【００３１】図６に示すように、複数の室外機を一台の
集中制御装置で上位制御できるように構成した空調シス
テムにおいては、図７のように中央集中制御装置のプリ
ント基板上に、室外機の運転制御プログラムが書き込ま
れているＲＯＭ２、さらに、室内機の運転制御プログラ
ムが書き込まれているＲＯＭ３を搭載しておき、室外機
および室内機に電源が投入された時点で、中央集中制御
装置のＲＯＭ２の内容を室外機のＲＡＭ１へ図８に示す
矢印Ｂのように転送し、続いて、中央集中制御装置のＲ
ＯＭ３の内容を室内機のＲＡＭ１へ図８に示す矢印Ｃの
ように転送し、全ての室外機および室内機への転送が完
了した時点で室外機および室内機の運転が可能となるよ
うに、構成してもよい。
集中制御装置で上位制御できるように構成した空調シス
テムにおいては、図７のように中央集中制御装置のプリ
ント基板上に、室外機の運転制御プログラムが書き込ま
れているＲＯＭ２、さらに、室内機の運転制御プログラ
ムが書き込まれているＲＯＭ３を搭載しておき、室外機
および室内機に電源が投入された時点で、中央集中制御
装置のＲＯＭ２の内容を室外機のＲＡＭ１へ図８に示す
矢印Ｂのように転送し、続いて、中央集中制御装置のＲ
ＯＭ３の内容を室内機のＲＡＭ１へ図８に示す矢印Ｃの
ように転送し、全ての室外機および室内機への転送が完
了した時点で室外機および室内機の運転が可能となるよ
うに、構成してもよい。
【００３２】またシングルチップマイクロコンピュータ
においては、室外機側制御装置及び室内機側制御装置の
それぞれの運転制御プログラムを予め書き込める拡張し
た容量またはアドレス配置を有するＲＯＭを設けた構成
とする。
においては、室外機側制御装置及び室内機側制御装置の
それぞれの運転制御プログラムを予め書き込める拡張し
た容量またはアドレス配置を有するＲＯＭを設けた構成
とする。
【００３３】
【発明の効果】本発明によれば、室内機側制御装置は、
室外機側制御装置が保持している室内機の運転制御プロ
グラムに従って動作するため、室内機の運転制御プログ
ラムを変更した場合でも、室外機側制御装置内の室外機
ソフト手段のみを交換すればよく、運転制御プログラム
の変更に伴う作業および費用を低減できる。特にマルチ
システムにおける効果が大きい。
室外機側制御装置が保持している室内機の運転制御プロ
グラムに従って動作するため、室内機の運転制御プログ
ラムを変更した場合でも、室外機側制御装置内の室外機
ソフト手段のみを交換すればよく、運転制御プログラム
の変更に伴う作業および費用を低減できる。特にマルチ
システムにおける効果が大きい。
【００３４】また、対象となるシステムが互いに異なる
室外機と室内機であっても、室内機ハードウエアに両シ
ステム間の互換性があれば、それらを組み合わせて運転
することが可能になるため、より柔軟性の高い空気調和
機の制御装置を提供できる。
室外機と室内機であっても、室内機ハードウエアに両シ
ステム間の互換性があれば、それらを組み合わせて運転
することが可能になるため、より柔軟性の高い空気調和
機の制御装置を提供できる。
【図１】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図２】本実施例のメモリ空間を示す図である。
【図３】本実施例の動作を説明する動作フローチャート
である。
である。
【図４】シングルシステムの通信線接続状態を示す図で
ある。
ある。
【図５】マルチシステムの通信線接続状態を示す図であ
る。
る。
【図６】本発明の他の実施例の通信線接続状態を示す図
である。
である。
【図７】本発明の他の実施例を示す構成図である。
【図８】他の実施例のメモリ空間を示す図である。
１ 室外機側制御装置（プリント基板） ４ ＲＯＭ２（室外機記憶手段） ９ 室内機側制御装置（プリント基板） １２ ＲＡＭ１（室内機記憶手段） １７ 通信線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平１−133103（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−220304（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−198652（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−225149（ＪＰ，Ａ) 実開 昭64−16550（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F24F 11/02
Claims (4)
- 【請求項１】 室外機側制御装置及び室内機側制御装置
を備え、該室外機側制御装置と該室内側制御装置との間
の通信線を経由して互に交換した制御情報に基づいて制
御する空気調和機において、前記室外機側制御装置に前
記室内機側制御装置で実行される運転制御プログラムを
予め格納しておく室外機記憶手段と該運転制御プログラ
ムを前記通信線を経由して前記室内機側制御装置へ送信
する室外機ソフト手段とを設けるとともに、前記室内機
側制御装置に前記室外機ソフト手段より送信された前記
運転制御プログラムを受信する室内機ソフト手段と該運
転制御プログラムを格納する室内機記憶手段と該格納さ
れた運転制御プログラムを実行する手段とを設けたこと
を特徴とする空気調和機。 - 【請求項２】 複数の室外機側制御装置及び複数の室内
機側制御装置とそれぞれを制御する中央集中制御装置と
を備え、該中央集中制御装置と該それぞれの室外機側及
び室内機側制御装置との間の通信線を経由して互に交換
した制御情報に基づいて制御する空気調和機において、
前記中央集中制御装置に、それぞれの室外機側制御装置
及び室内機制御装置で実行される運転制御プログラムを
予め格納しておく記憶手段と、該運転制御プログラムを
前記通信線を経由してそれぞれの室外機側制御装置及び
室内機側制御装置へ送信するソフト手段とを設けたこと
を特徴とする空気調和機。 - 【請求項３】 複数の室外機と複数の室内機と集中制御
装置とを有した空気調和機に対して、前記集中制御装置
に前記室外機及び前記室内機を運転するために実行され
るそれぞれの運転制御プログラムを備えたことを特徴と
する空気調和機。 - 【請求項４】 複数の室外機と複数の室内機と集中制御
装置とを有した空気調和機に対して、前記室外機の運転
を制御する機能と、前記室内機の運転を制御する機能
と、前記集中制御装置から前記室外機へ前記室外機の運
転を制御する機能及び前記室内機へ前記室内機の運転を
制御する機能を実現するためのプログラムを送信する機
能とを実現させるための運転制御プログラムを記録した
媒体。
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