JP2003056889A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2003056889A
JP2003056889A JP2001240053A JP2001240053A JP2003056889A JP 2003056889 A JP2003056889 A JP 2003056889A JP 2001240053 A JP2001240053 A JP 2001240053A JP 2001240053 A JP2001240053 A JP 2001240053A JP 2003056889 A JP2003056889 A JP 2003056889A
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Japan
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air conditioner
control software
service center
function
control
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Application number
JP2001240053A
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English (en)
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Hiroo Nakamura
啓夫 中村
Hidenori Yokoyama
英範 横山
Masayuki Nonaka
正之 野中
Atsushi Otsuka
厚 大塚
Tsutomu Kurokawa
勉 黒川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/30Control or safety arrangements for purposes related to the operation of the system, e.g. for safety or monitoring
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/62Control or safety arrangements characterised by the type of control or by internal processing, e.g. using fuzzy logic, adaptive control or estimation of values
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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    • G06F8/60Software deployment
    • G06F8/65Updates
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/50Control or safety arrangements characterised by user interfaces or communication
    • F24F11/56Remote control
    • F24F11/58Remote control using Internet communication

Abstract

(57)【要約】 【課題】顧客が希望する制御ソフトを容易に更新したり
追加できる空気調和機及び制御ソフト更新システムを提
供する。 【解決手段】電話やパソコンを使ったインターネットシ
ステムを販売店を含むサービスセンタ側と顧客側に整備
すると共に、空気調和機を通信端末につながる接続端子
を設けた構造とし、顧客に制御ソフトの内容をよく説明
し要望を確認した後、インターネットやメモリカードを
使ってソフトを更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の制御
ソフトの書き換えにおけるハード構成及び書き換え方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近は、マイクロコンピューターやソフ
ト技術の急激な進歩により、空気調和機においても制御
ソフトの機能アップのスピードがハード寿命に比べて速
くなっている。この場合、制御方法に関するソフトのみ
を書き換えることにより空気調和機の機能をアップする
ことができる。制御ソフトの書き換えに関するプロセス
を効率良く行う方法の公知例として、例えば特開平10
−132362号公報がある。この公報では、制御状態
の異常検出や制御ソフト更新の要請に対して、携帯電話
や通常の電話あるいはパソコンを使ったネットワークに
より空気調和機とサービスステーションをつなぎ、異常
データを発呼機能を持つ空気調和機からサービスステー
ションに自動的に伝送し、また制御ソフトをサービスス
テーションから空気調和機に自動的に伝送して、修理や
ソフトのバージョンアップに迅速に対応できるようにし
たサービスデータアクセス方式が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで開発された新
しい制御ソフトに更新するかどうかは顧客の要望であ
り、この要望に対してどう対応するかについて、特開平
10−132362号公報ではふれていない。またこの
顧客の要望を取り込む所まで電話やパソコンを使ったネ
ットワークで自動的に行うには高度な技術が必要とさ
れ、さらに顧客が電話やパソコンのソフトの操作に携わ
るとしたら、一般の方、特に高齢の方にとってはわずら
わしいことになる。
【0004】本発明の第一の目的は、顧客とサービスセ
ンタ(サービスステーション)との間の会話によるコミ
ュニケーションを多少取り入れ、パソコンやソフト等の
IT技術に詳しくない一般の方や高齢の方でも新しい制
御ソフトのバージョンアップを容易に行える空気調和機
を提供することである。
【0005】また最近の空気調和機では制御機能が多機
能になっており、人によっては必要としない機能のある
場合もある。そこで本発明の第二の目的は、例えば、室
温制御のような基本的な制御機能は標準機能として付け
ておき、それ以外の付加制御機能は顧客の要望に応じて
追加できるようにし、顧客の要望に応じて機能をカスタ
マイズできると同時に新しい制御方法が開発された時に
はそれを更新できる空気調和機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、識別
情報と空気調和機用制御ソフトを記憶しておく記憶装置
を有するサービススセンタと回線を介して接続する接続
端子と、このサービスセンタから送信されてきた制御ソ
フト及び識別情報を記憶するメモリを備えた空気調和機
において、前記サービスセンタの識別情報にはサイクル
種別が登録されていることで達成される。
【0007】上記第1の目的は、識別情報と空気調和機
用制御ソフトを記憶しておく記憶装置を有するサービス
スセンタと回線を介して接続する接続端子と、このサー
ビスセンタから送信されてきた制御ソフト及び識別情報
を記憶するメモリを備えた空気調和機において、前記送
信されてきた制御ソフトが使用可能かどうかを判断する
機能を備えることで達成される。
【0008】上記第1の目的は、識別情報と空気調和機
用制御ソフトを記憶しておく記憶装置を有するサービス
スセンタで作成され、制御ソフトが記憶されたメモリカ
ードを接続する接続端子と、このサービスセンタから送
付されてきたメモリカードに記憶された制御ソフト及び
識別情報を記憶するメモリを備えた空気調和機におい
て、前記サービスセンタの識別情報にはサイクル種別が
登録されていることで達成される。
【0009】上記第1の目的は、識別情報と空気調和機
用制御ソフトを記憶しておく記憶装置を有するサービス
スセンタで作成され、制御ソフトが記憶されたメモリカ
ードを接続する接続端子と、このサービスセンタから送
付されてきたメモリカードに記憶された制御ソフト及び
識別情報を記憶するメモリを備えた空気調和機におい
て、前記送信されてきた制御ソフトが使用可能かどうか
を判断する機能を備えることで達成される。
【0010】上記第2の目的は、圧縮機と、四方弁と、
室外熱交換器と、絞り装置と、室内熱交換器とを冷凍サ
イクルとして備えた空気調和機において、前記四方弁の
動作を行なわず冷房のみの制御機能を備えることで達成
される。
【0011】上記第2の目的は、圧縮機と、四方弁と、
室外熱交換器と、絞り装置と、2分割された室内熱交換
器と、この2分割された室内熱交換器間に接続された除
湿用絞り装置とを冷凍サイクルとして備えた空気調和機
において、前記四方弁及び前記除湿用絞り装置の動作を
行なわず冷房のみの制御機能を備えることで達成され
る。
【0012】上記第2の目的は、圧縮機と、四方弁と、
室外熱交換器と、絞り装置と、室内熱交換器とを有する
冷凍サイクルと、前記圧縮機の回転数制御するインバー
タとを備えた空気調和機において、室内の設定温度と検
出温度との温度差に応じて前記圧縮機の回転数を制御す
る機能と、外部から他の制御機能を入力する機能とを備
えることで達成される。
【0013】上記第2の目的は、圧縮機と、四方弁と、
室外熱交換器と、絞り装置と、2分割された室内熱交換
器と、この2分割された室内熱交換器間に接続された除
湿用絞り装置とを冷凍サイクルとして備えた空気調和機
において、室内の設定温度と検出温度との温度差に応じ
て前記圧縮機の回転数を制御する機能と、前記除湿用絞
り装置を制御する機能と、外部から他の制御機能を入力
する機能とを備えることで達成される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図を
用いて詳細に説明する。図1は、本発明の第一の実施形
態の構成を示す図である。図1において、50は製品を
作るメーカ、1は製品の販売や制御ソフト更新や修理等
を行う(販売店を含む)サービスセンタであり、サービ
スセンタ1には携帯電話やPHSや普通電話等の電話シ
ステム2、あるいはネットにより外部に接続されたパソ
コンシステム3が設置される。さらに、これらの電話シ
ステム2やパソコンシステム3には、顧客や空気調和機
を識別するための識別データ(空気調和機の型式、制御
ソフト仕様、顧客の各種アドレス(氏名、電話番号、メ
ールアドレス等))を記憶しておく顧客情報メモリ5、
及び制御ソフト等を記憶する制御情報メモリ6とからな
る記憶装置4が接続されている。また7は顧客側のシス
テムを示し、空気調和機8、携帯電話やPHSあるいは
普通電話等の電話システム9、ネットで結ばれたパソコ
ンシステム10等から構成されている。またこれらがサ
ービスセンタ側および顧客側を含めて全体としてインタ
ーネットシステムを構築している。また図2は、リモコ
ン装置11を付帯した室内機12と室外機13からなる
セパレートタイプの空気調和機8の制御系統を示すブロ
ック図である。図2において、室内機12はCPUを含
んだ室内制御部14を備え、室外機13は同じくCPU
を含んだ室外制御部15を備えている。また室内制御部
14と室外制御部15間は信号線16で接続され、デー
タ伝送が行われる。室内機12は、室内制御部14の他
に、サービスセンタ1側からの情報を入力する通信端末
を接続するための接続端子20、バージョンアップソフ
ト等の制御ソフトを記憶する書換え可能メモリ21、室
温センサ22、熱交換器温度センサ23、ファンモータ
24、ルーバモータ25を備えている。また室外機13
は、室外制御部15のほかに、外気温センサ30、熱交
換器温度センサ31、室外ファンモータ32、冷房運転
と暖房運転を切換える四方弁33、圧縮機モータ35の
回転数制御を行うインバータ34を備えている。ここ
で、この空気調和機の動作の概略を説明する。リモコン
装置11により、冷房・暖房・除湿等の運転モード、室
内温度、風量、風向等を設定する。これらの設定値のう
ち、運転モードの信号は室内制御部14から室外制御部
15に伝送され、室外制御部15は四方弁33等を切換
え制御する。室内制御部14は、リモコン装置11によ
る設定室内温度と室温センサ22による検出温度との差
に応じて圧縮機モータ35を駆動する電源周波数を決定
して、周波数指令を室外制御部15に伝える。室外制御
部15には信号線16を通してインバータ34が接続さ
れている。インバータ34は交流を直流に変換した後、
室外制御部15からのON、OFF制御信号に従って直
流を交流に変換して圧縮機モータ35に供給する。また
室内制御部14は、熱交換器温度センサ23によって検
出された熱交換器温度およびリモコン装置11の風量設
定値の両方を加味して室内ファンモータ24に速度指令
を与えて回転数を制御し、さらにリモコン装置11によ
る風向設定値に応じた指令をルーバモータ25に与えて
風向を制御する。これに対し、室外制御部15は外気温
センサ30により検出した外気温度に応じて室外ファン
モータ32に速度指令を与えて回転数を制御する。次
に、図1において、空気調和機の制御ソフトを更新する
方法を以下に説明する。また、図3にサービスセンタ側
における空気調和機の制御ソフトの更新方法のフローチ
ャートを示す。サービスセンタ1では、メーカで新しい
制御ソフトが開発されたかどうかの監視をしており(1
00)、新しい制御ソフトが開発されると、これを電話
システム2あるいはパソコンシステム3により制御情報
メモリ6にダウンロードする(101)。次に、サービ
スセンタ1では、顧客情報メモリ5に記憶されている顧
客データ(顧客が所有する空気調和機が備えているサイ
クル構成を含むデータであり、後述する除湿用絞り装置
を有していない空気調和機では除湿制御やそれに付加さ
れる制御機能を付加することはできない)を使って新制
御ソフトに更新できる顧客を選定し(102)、この顧
客に対して電話システム2あるいはパソコンシステム3
により新制御ソフトの内容を質問を交えながら説明し
(103)、同時に新制御ソフトに更新するかどうかの
要望を聞く(104)。そして顧客が更新を希望する場
合には、サービスセンタ1から顧客側7の電話システム
9あるいはパソコンシステム10の通信端子の接続状態
を確認し(105)、データ伝送できる状態になってい
れば更新ソフトを送信する(106)。そして顧客側か
らの問題無く受診できたかどうかの確認信号を待ち(1
07)、問題無く送信できたことが確認できれば、デー
タ伝送を終了する。なお、上記は新制御機能について説
明したが、後述するように基本制御機能や既存の制御機
能であってもかまわない。
【0015】更に、サービスセンタ1と顧客7との間の
制御ソフトの更新における顧客側の対応と、空気調和機
8、接続端子20、メモリ21及び室内制御部14の詳
しい動作を、図4のブロック図及び図5のフローチャー
トを用いて説明する。
【0016】図4において、接続端子20は、電話シス
テム9あるいはパソコンシステム10等につながる通信
端末40に接続されている。メモリ21は、受信したデ
ータが自分に合ったデータかどうかを判別するための識
別データ(空気調和機の型式、制御ソフト仕様、サービ
スセンタの各種アドレス(氏名・電話番号・メールアド
レス等))を記憶しておく識別情報メモリ41、空気調
和機を快適に運転するための制御ソフトを記憶しておく
書換え可能な制御情報メモリ42から構成されており、
書換え可能メモリとしてはEEPROMやフラッシュメ
モリ等が用いられる。また室内制御部14は、接続端子
20に通信端末40が接続されたことを検出する端末検
出手段43と、受信データを自分用のデータかどうかを
判別したり制御ソフトを取り込んだりする演算処理手段
44を備えている。
【0017】図5は、顧客側空気調和機8の室内制御部
14における詳細な処理手順を示すフローチャートであ
る。この処理では、室内制御部14は、まず接続端子2
0に通信端末40が接続されているかどうかの判断を行
い(110)、次に伝送されてくる識別データ(型式、
サービスセンタの各種アドレス、自分用の更新ソフトで
あるかどうかのソフト識別データ等(前述したように、
この顧客が保有しているサイクル構成では実現できない
制御ソフトは受け付けないため))を読み込み(11
1)、自分用のデータであるかどうかを判断して(11
2)、自分用であれば制御ソフトを読み込む(11
3)。そして最終データまで問題無く受診できたかどう
かを判断し(114)、データが間違いなく受診できて
いれば、受診終了データをサービスセンタに送信して
(115)、処理を終了する。
【0018】以上の方法により、顧客は、空気調和機に
おける新制御ソフトの内容を十分理解した上で必要かど
うかの判断ができ、そのうえで顧客の手をわずらわせず
にサービスセンタの方から自動的に新制御ソフトへの更
新ができる。またサービスセンタは、顧客の新しい制御
データを更新して管理してゆくことにより、次の新しい
制御方法への更新に対しても迅速に対応できることにな
る。
【0019】ところで、図5においては、接続端子20
には電話システム9やパソコンシステム10を接続する
だけでなく、制御ソフトの書き込まれたメモリカードを
接続するようにしても、顧客側が制御ソフトを容易に更
新することができる。この場合、メモリカードには対応
機種の識別データと新制御ソフトを記憶するようにす
る。この場合、メーカ50とサービスセンタ1との間の
制御ソフトのやり取りは、図1におけるメーカ50とサ
ービスセンタ1間のシステム構成及び図3における(1
05)の処理までは同一にして、このあと電話システム
2やパソコンシステム3を用いて更新制御ソフトをメー
カ50から受信し、その後サービスセンタで更新制御ソ
フトを書き込んだメモリカード51を作成し、これを顧
客に届ける方法がある。
【0020】また別の方法として、メーカ50の方で制
御ソフトをメモリカード52に書き込む場合が考えられ
る。この場合には、図1に相当するシステムは図6のよ
うになる。図6で、図1と同一番号を付したもの同一部
分を示す。異なるのはメーカ50からサービスセンタ1
へ新制御ソフトを渡すのがメモリカード51、52にな
った点と、サービスセンタ1から顧客7へ更新ソフトを
渡すのがメモリカードになった点である。又これに伴
い、図3のフローチャートが図7のようになり、サービ
スセンタ1は新制御ソフトの情報をメーカ50からもら
ったら(120)、ソフトを更新できる顧客を選定し
(121)、さらに顧客に新制御ソフトの内容を紹介し
(122)、バージョンアップの要望をもらったら(1
23)、顧客に新制御ソフトを書き込んであるメモリカ
ード52を届けるサービス(124)を行う。またメモリ
カード52はサービスセンタ1経由で顧客に届けても良
いし、メーカ50から顧客に直接届けるようにしてもよ
い。
【0021】次にこれらのメモリカード51、52で制
御ソフトを提供するシステムの場合の顧客及び空気調和
機側の動作は次のようになる。
【0022】空気調和機8側のハード構成は、図2及び
図4において、接続端子20がメモリカード用になり、
通信端末40がメモリカードになる以外は同一であり
(図示省略)、ソフト更新作業のフローチャートは図8
のようになる。図8において、室内制御部14が、接続
端子20へのメモリカードの接続状態を確認し(13
0)、メモリカードに書き込まれた識別データを読み出
し(131)、これが室内機12の識別情報メモリ41
に書き込まれている識別データと同じかどうか判断し
(132)、同じならば制御ソフトを制御情報メモリ4
2に書き込み(133)、室内制御部14は制御情報メ
モリ42に書き込まれた更新制御ソフトに従って空気調
和機8を運転する。さらに上記においてメモリカードそ
のものを制御ソフト用メモリとして使う事が考えられ
る。この場合には、図4における室内機12におけるメ
モリ21が不要になり、図8のフローチャートにおいて
(131),(132)、(133)の処理が不要にな
り、室内制御部14はメモリカードの接続状態を確認し
た後(130)、メモリカードから新制御ソフトを読み
出し、これに基づいて空気調和機1を運転する。この場
合には、自分用のデータかどうかの判別における信頼性
は多少劣るが、図2及び図4におけるメモリ21が不要
になり、空気調和機8のコストを低減できる。こうした
メモリカードを用いた場合でも、空気調和機8におい
て、図1から図5で説明した場合と同様に、顧客の要望
を聞いたあと、必要に応じてほとんど顧客の手を煩わせ
ずに新制御方法に更新できる。ここで、これまでに述べ
た制御ソフトの更新が可能な空気調和機の場合には、製
品化時期には最小限の制御仕様とし、売る時に顧客の要
望にあわせて制御ソフトをカスタマイズする空気調和機
を提供することができる。この場合の販売の流れを図9
に示す。空気調和機においてメーカ50は基本制御だけ
を行えるようにようにしたものを製品化し(140)、
販売店またはサービスセンタに送る(141)。販売店
またはサービスセンタは顧客に製品をどんな付加機能を
追加できるか十分に説明し、顧客の希望する仕様を明ら
かにする(142)。そして販売店あるいはサービスセ
ンタは顧客の希望仕様にあわせて制御方法をカスタマイ
ズし、顧客に納品する。また制御ソフトのカスタマイズ
をメーカ側が行う方法も考えられる。この場合には、販
売店またはサービスセンタは顧客に製品の内容および追
加できる制御ソフトの内容を良く説明し、カスタマイズ
する製品仕様を決定する。そしてこの仕様をメーカに送
り、メーカの方で最終的なカスタマイズされた製品と
し、これを販売店あるいはサービスセンタに送り、更に
販売店から顧客に届ける。またこの場合、販売店やサー
ビスセンタを通さずに、カスタマイズされた製品をメー
カから顧客に直接届けることも可能である。またこれら
の制御ソフトをカスタマイズする方法として、電話シス
テムやパソコンシステム等のインターネットシステムを
用いることもできるし、あるいはメモリカードを用いて
行うこともできる。インターネットシステムを用いる場
合、システム構成は先の図1において、サービスセンタ
1側のシステムに空気調和機8を接続するだけで良く
(図示省略)、空気調和機のハード構成は先の図2と同
様になる。またメモリカードを用いる場合には、システ
ム構成は先の図6におけるメーカ50及びサービスセン
タ1側のシステムに空気調和機8を接続するだけで良く
(図示省略)、空気調和機のハード構成は先の図2と同
様になる。
【0023】次に空気調和機の制御における基本制御ソ
フト及び付加制御ソフトの仕様の一例を、回転数制御が
可能なインバータ駆動圧縮機を搭載した冷房及び暖房運
転が可能な冷暖房ルームエアコンを想定して説明する。
このタイプのルームエアコンは、図10のように、価格
が安い普及品、標準の標準品、高い高級品の三形態に別
れ、またハード構成は基本的に後で変更できない事を想
定する。
【0024】本実施例の考え方を説明する。現在市販さ
れている空気調和機には種々の機能が搭載されている
が、使用者によっては利用しない機能も含まれている。
また、欲しい機能を手に入れるには、高級機といわれる
ゾーンの製品を購入しなければならない。例えば、現
在、冷房専用機の生産比率は低下しているが、冬場は化
石燃料による暖房に頼るため、ルームエアコンは冷房の
みでよいと言う利用者も少なからず存在する。このよう
な顧客の要望に応じて、これから説明する付加制御機能
も含めて種々の製品を製造することはメーカにとっても
負担が大きい。
【0025】そこで、本実施例では、ルームエアコンの
ハード構成としては、上位のハードに統一し(複数機種
となる場合もある)、そのハード構成で実現しうる制御
機能を顧客に選択してもらい、搭載機能毎につけられた
価格を基本価格に付加して販売する。これにより、顧客
ごとにカスタマイズされたルームエアコンを提供するこ
とができる。以下に、この一実施例を説明する。
【0026】ハードの基本構成は、普及機では、図3−
(a)の様に圧縮機、冷房と暖房の運転を切換える四方
弁、室外熱交換器、絞り装置、室内熱交換器、室外ファ
ン、室内ファン、PWM(Pulse Width M
odulation)方式のインバータからなる。この
場合の基本制御ソフトとしては、例えば、室内のリモコ
ン11による設定温度と室温センサ22で検出した室内
温度において、冷房運転の場合には(室内温度−設定温
度)の温度差に応じて圧縮機回転数を増大し、暖房運転
の場合には(設定温度−室内温度)の温度差に応じて圧
縮機回転を増大する制御がある。また、付加制御ソフト
としては、例えば、タイマー機能(設定時から設定時間
だけ運転する、時計を利用し夜の設定時間まで運転す
る、朝の所定時間から運転する等)、お休み運転機能
(室内を静音運転にし直接風が当たらないように風向を
変える、最初設定温度と室温との温度差に応じた運転を
行い所定時間立ったら弱めの運転にし所定時間が経った
ら止める等)、設定ロック機能(運転モードや風速、風
向などその時の設定状態をロックする)がある。標準機
は、ハード構成を、図10−(b)のように、図10−
(a)の普及機に対して、更に室内熱交換器を二分割し
てその間に除湿絞り装置を設けた構成にしたものであ
る。そして除湿運転時には、絞り装置を開き、除湿絞り
装置を絞って運転し、上流側の室内熱交換器を凝縮器、
下流側の室内熱交換器を蒸発器とし、凝縮器で加熱した
空気と蒸発器で冷却除湿した空気とを混合して吹き出す
冷え過ぎの無い除湿運転を可能にしている。この標準機
での基本制御ソフトとしては、普及機と同様の室内の設
定温度と空気温度との差に応じて圧縮機回転数を制御す
る方法と上記の絞り装置と除湿絞り装置を制御して除湿
運転を行うことである。また付加制御ソフトとしては、
普及機と同じタイマー機能、お休み運転機能、設定ロッ
ク機能に加え、除湿運転における種々の専用運転が考え
られる。例えば洗濯物乾燥運転(圧縮機やファンの回転
数を増して除湿能力を高め、洗濯物をすばやく乾燥させ
る)、結露防止運転(外気温が低い場合、寝る時に所定
時間除湿運転を行い、朝方等に窓や壁に結露するのを防
ぐ)、強力除湿運転(湿度を約40%位まで下げ、カビ
やダニの繁殖を抑制する)、冷房気味除湿運転(梅雨時
等外気温度が比較的高い時に行う運転で、除湿装置も多
少絞り、除湿能力を高めると同時に吹き出し空気温度を
下げる)、お休み除湿運転(夏場等に、温度はあまり下
げずに湿度を下げて睡眠時の快適な空調環境とし、さら
にタイマー機能も併用して所定時間立ったら自動的にO
FFする)がある。
【0027】高級機は、ハード構成を、図10−(c)
のように、図10−(b)の標準機に対して、更にイン
バータをモータに加える電圧値を制御して回転数を変え
るPAM(Pulse Amplitude Modu
lation)方式にしたものであり、PAM方式にす
ることにより圧縮機の回転数制御範囲を大幅に増大でき
る。これにより、特に、低外気温での暖房能力を大幅に
向上させ、暖房運転での立ち上がりを速くする事ができ
る。この高級機での基本制御ソフトとしては、標準機と
同様の室内の設定温度と空気温度との差に応じて圧縮機
回転数を制御する方法と、絞り装置と除湿絞り装置を制
御して除湿運転を行うことである。
【0028】また付加制御ソフトとしては、標準機と同
じタイマー機能、お休み運転機能、設定ロック機能およ
び除湿運転における専用運転である洗濯物乾燥運転、結
露防止運転、強力除湿運転、冷房気味除湿運転、お休み
除湿運転に加え、パワフル運転(帰宅時等で冷房や暖房
の能力を急に大幅に増大したい時等にPAM制御インバ
ータの機能を活かして圧縮機回転数を所定時間大幅に増
やして運転する)等がある。こうした普及機、標準機、
高級機における基本制御ソフトの組み込み、及び付加機
制御ソフトのカスタマイズは、先に述べた図1から図8
のシステム構成、ハード構成及びソフト更新方法を用い
てインターネットシステムあるいはメモリカードを用い
て行う事ができる。さらには、上述のカスタマイズされ
て顧客に納入された製品に対して、制御方法を新しく開
発されるソフトに更新することも可能である。この場合
には、システム構成、ハード構成や制御ソフトの更新処
理は、インターネットを使う場合には、先の図1から図
5の方法と同様であり、メモリカードを使う場合には、
先の図6から図8の方法と同様になる。以上は、ハード
構成、特にサイクル構成を基本制御機能(冷房、暖房、
除湿)に合わせ、このサイクル構成で行うことができる
付加制御機能を選択可能としたが(例えば、サイクル再
熱除湿可能なハード構成を有している標準機において
は、洗濯物乾燥運転、結露防止運転、強力除湿運転及び
冷房気味除湿運転が選択可能)、次に説明する実施例で
は、サイクル構成を上位の構成とし、基本制御機能を選
択可能とする考え方である。
【0029】図10を利用して説明する。冷房に必要な
最低限のサイクル構成は、圧縮機、室外熱交換器、絞り
装置及び室内熱交換器であり、冷房及び暖房に必要なサ
イクル構成は、圧縮機、冷媒循環方向を切替る四方弁、
室外熱交換器、絞り装置及び室内熱交換器であり、冷
房、暖房及び除湿に必要なサイクル構成は、圧縮機、四
方弁、室外熱交換器、絞り装置、2分割された室内熱交
換器及び2分割された室内熱交換器間に配置された除湿
用の除湿絞り装置である。また、PAMは、圧縮機の電
動機回転数を高くするもので、冷、暖、除湿共に強力
(パワフル)になる。
【0030】メーカが販売するサイクル構成は、圧縮
機、四方弁、室外熱交換器、絞り装置、室内熱交換器及
び除湿絞り装置を備えた標準機及びこれにPAM制御器
能を加えた高級機の2機種とする。両者には価格差がつ
いている。
【0031】そして、両者には冷房のみの機能が搭載さ
れている。すなわち、初期状態において、四方弁は冷房
側にセットされ、除湿絞り装置は開状態にセットされて
いる。また、高級機においては、PAM制御機能は殺さ
れている(力率制御は行うことが可能)。
【0032】標準機を選択購入した顧客は、冷房に加え
た基本機能として、暖房、除湿、暖房と除湿の3通りを
選択することができる。追加する基本機能として暖房を
選択した場合、四方弁を動作させるプログラムが注入さ
れ、冷媒循環方向を冷房と逆にする。なお、室外熱交換
器の除霜も四方弁を暖房時とは逆にして行うプログラム
もセットされる。当然ながら、これらに付随する絞り装
置の制御機能等々セットされる。ただし、除湿絞り装置
は開としたままである。
【0033】除湿を含む基本機能を選択した場合、除湿
絞り装置を制御する機能及び絞り装置を開とする機能が
セットされる。
【0034】高級機を選択購入した場合、PAM制御機
能が生かされ、選択した基本制御機能の運転が強力にな
る。尚、例えば、除湿のみPAM制御を生かすことも可
能である。
【0035】その他付加機能については前述と同様であ
り、選択した基本制御機能に対応した付加機能を選択す
ることができる。
【0036】以上述べたように、空気調和機において制
御方法を後でカスタマイズできる形態にすることによ
り、顧客は不必要な制御ソフトをロードしないで、自分
に最も適した空調状態を実現できる空気調和機を、低コ
ストで手に入れる事が可能になる。また新しい制御方法
が開発された時には、空気調和機を、自分の要望に応じ
て、更に快適性や省エネを図るようにカスタマイズでき
ることになる。なおこれまで空気調和機を用いて制御ソ
フトを更新するシステムについて説明してきたが、これ
に限るものではなく、冷蔵庫や洗濯機、掃除機、乾燥
機、電子レンジ等、他の電機製品に上記技術を適用して
も、制御方法の更新を顧客の手を煩わせずに容易に行う
ことができる。また新しい制御方法の更新方法や制御方
法を顧客に合わせてカスタマイズしてから製品にするこ
とも、空気調和機に限らず、例えば冷蔵庫や洗濯機、掃
除機、乾燥機、電子レンジ等の電機製品に適用して同様
の効果が得られることは明らかである。以上説明した実
施例によれば、ハードに比べソフトの開発速度が大幅に
速くなっていることからハードは変えずにソフトのみを
更新することが必要になる場合が有り、こうした場合
に、サービスセンタから顧客に電話等を使って会話形式
で新制御方法の内容を説明したり、顧客のバージョンア
ップの要望を確認したりしてから、顧客側の空気調和機
の制御ソフトをインターネットシステムあるいはメモリ
カードを用いて自動的に更新できるようにした。この結
果、顧客側は、IT技術を良く知らない一般の人や高齢
の人でも、次々に開発される新制御ソフトに対し、必要
なものだけを何の手もわずらわせずにバージョンアップ
でき、より快適な空調を行うようにすることができる。
さらに、空気調和機において、最初は基本制御ソフトの
みを組み込んでおき、付加制御ソフトについては顧客と
相談しながら最終製品仕様を決定し、上記の制御方法の
更新システムを用いて最終製品にカスタマイズする製品
化形態とすることにより、顧客は不必要な制御ソフトを
ロードしないで、自分に最も適した空調状態を実現でき
る空気調和機を、低コストで手に入れる事が可能にな
る。
【0037】またさらには、メーカ側は、顧客側の情報
を更新して管理してゆくことにより、次の新しい制御ソ
フトのバージョンアップに対して迅速に対応できること
になり、上記の制御ソフトのバージョンアップや制御ソ
フトのカスタマイズ化に関する新しい事業をおこすこと
が可能になる。
【0038】
【発明の効果】以上本発明によれば、第一に、顧客とサ
ービスセンタ(サービスステーション)との間の会話に
よるコミュニケーションを多少取り入れ、パソコンやソ
フト等のIT技術に詳しくない一般の方や高齢の方でも
新しい制御ソフトのバージョンアップを容易に行うこと
ができる。
【0039】また第二に、顧客の要望に応じて機能をカ
スタマイズできると同時に新しい制御方法が開発された
時にはそれを更新できる空気調和機を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による空気調和機の制御ソフ
ト更新システムを表す図である。
【図2】図1における空気調和機の制御系統のブロック
図である。
【図3】図1におけるサービスセンタ側の処理フローを
示す図である。
【図4】図1の空気調和機における室内機側のデータ処
理部のブロック図である。
【図5】図1における顧客側の処理フローを示す図であ
る。
【図6】メモリカードを用いた空気調和機の制御ソフト
更新システムを表す図である。
【図7】図6におけるサービスセンタ側の処理フローを
示す図である。
【図8】図6における顧客側の処理フローを示す図であ
る。
【図9】空気調和機のカスタマイズ製品化の処理フロー
を表す図である。
【図10】ルームエアコンの制御ソフトのカスタマイズ
化の内容を示す図である。
【符号の説明】
1…サービスセンタ側システム、2、9…電話システ
ム、3、10…パソコンシステム、4…記憶装置、5…
顧客情報メモリ、6…制御情報メモリ、7…顧客側シス
テム、8…空気調和機、11…リモコン装置、12…室
内機、13…室外機、14…室内制御部、15…室外制
御部、16…信号線、20…接続端子、21…メモリ、
22…室温センサ、23…室内熱交換器温度センサ、2
4…室内ファンモータ、25…ルーバモータ、30…外
気温センサ、31…室外熱交換器温度センサ、32…室
外ファンモータ、33…四方弁、34…インバータ、3
5…圧縮機モータ、40…通信端末、41…識別情報メ
モリ、42…制御情報メモリ、43…端末検出手段、4
4…演算処理手段、50…メーカ。
フロントページの続き (72)発明者 野中 正之 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 大塚 厚 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立栃木テクノロジー内 (72)発明者 黒川 勉 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立栃木テクノロジー内 Fターム(参考) 3L060 AA08 DD07 EE09 EE10 3L061 BA05 BA07 BB04 5K048 AA04 BA08 DC07 FC01 GC05 HA02

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】識別情報と空気調和機用制御ソフトを記憶
    しておく記憶装置を有するサービススセンタと回線を介
    して接続する接続端子と、このサービスセンタから送信
    されてきた制御ソフト及び識別情報を記憶するメモリを
    備えた空気調和機において、前記サービスセンタの識別
    情報にはサイクル種別が登録されている空気調和機。
  2. 【請求項2】識別情報と空気調和機用制御ソフトを記憶
    しておく記憶装置を有するサービススセンタと回線を介
    して接続する接続端子と、このサービスセンタから送信
    されてきた制御ソフト及び識別情報を記憶するメモリを
    備えた空気調和機において、前記送信されてきた制御ソ
    フトが使用可能かどうかを判断する機能を備えた空気調
    和機。
  3. 【請求項3】識別情報と空気調和機用制御ソフトを記憶
    しておく記憶装置を有するサービススセンタで作成さ
    れ、制御ソフトが記憶されたメモリカードを接続する接
    続端子と、このサービスセンタから送付されてきたメモ
    リカードに記憶された制御ソフト及び識別情報を記憶す
    るメモリを備えた空気調和機において、前記サービスセ
    ンタの識別情報にはサイクル種別が登録されている空気
    調和機。
  4. 【請求項4】識別情報と空気調和機用制御ソフトを記憶
    しておく記憶装置を有するサービススセンタで作成さ
    れ、制御ソフトが記憶されたメモリカードを接続する接
    続端子と、このサービスセンタから送付されてきたメモ
    リカードに記憶された制御ソフト及び識別情報を記憶す
    るメモリを備えた空気調和機において、前記送信されて
    きた制御ソフトが使用可能かどうかを判断する機能を備
    えた空気調和機。
  5. 【請求項5】圧縮機と、四方弁と、室外熱交換器と、絞
    り装置と、室内熱交換器とを冷凍サイクルとして備えた
    空気調和機において、前記四方弁の動作を行なわず冷房
    のみの制御機能を備えた空気調和機。
  6. 【請求項6】請求項5において、前記四方弁の動作を可
    能とする制御ソフトを入力することで暖房運転を可能と
    した空気調和機。
  7. 【請求項7】圧縮機と、四方弁と、室外熱交換器と、絞
    り装置と、2分割された室内熱交換器と、この2分割さ
    れた室内熱交換器間に接続された除湿用絞り装置とを冷
    凍サイクルとして備えた空気調和機において、前記四方
    弁及び前記除湿用絞り装置の動作を行なわず冷房のみの
    制御機能を備えた空気調和機。
  8. 【請求項8】請求項5において、前記四方弁の動作を可
    能とする制御ソフトを入力することで暖房運転を可能と
    した空気調和機。
  9. 【請求項9】請求項5において、前記除湿用絞り装置の
    動作を可能とする制御ソフトを入力することで除湿運転
    を可能とした空気調和機。
  10. 【請求項10】請求項5において、前記四方弁の動作を
    可能とする制御ソフト及び前記除湿用絞り装置の動作を
    可能とする制御ソフトを入力することで暖房運転及び除
    湿運転を可能とした空気調和機。
  11. 【請求項11】圧縮機と、四方弁と、室外熱交換器と、
    絞り装置と、室内熱交換器とを有する冷凍サイクルと、
    前記圧縮機の回転数制御するインバータとを備えた空気
    調和機において、室内の設定温度と検出温度との温度差
    に応じて前記圧縮機の回転数を制御する機能と、外部か
    ら他の制御機能を入力する機能とを備えた空気調和機。
  12. 【請求項12】圧縮機と、四方弁と、室外熱交換器と、
    絞り装置と、2分割された室内熱交換器と、この2分割
    された室内熱交換器間に接続された除湿用絞り装置とを
    冷凍サイクルとして備えた空気調和機において、室内の
    設定温度と検出温度との温度差に応じて前記圧縮機の回
    転数を制御する機能と、前記除湿用絞り装置を制御する
    機能と、外部から他の制御機能を入力する機能とを備え
    た空気調和機。
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