JP2001099459A - 空気調和機の試運転判断方法 - Google Patents

空気調和機の試運転判断方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】送風機の動作確認も同時に行える試運転方法を
提供するものである。 【手段】圧縮機、熱源側熱交換器、減圧装置、利用側熱
交換器、四方切換弁を用いて冷凍サイクルを構成し、四
方切換弁により利用側熱交換器を蒸発器として作用させ
る冷房運転又は利用側熱交換器を凝縮器として作用させ
る暖房運転を可能に構成した空気調和機の制御装置にお
いて、圧縮機の運転開始後の利用側熱交換器の温度変化
が第1の所定値以上でありかつ前記利用側熱交換器で暖
房/冷房される前後の空気の温度差が第2の所定値以上
の際に試運転の正常終了を判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】本発明は圧縮機、熱源側熱交換器、
減圧装置、利用側熱交換器、四方切換弁を冷媒配管で環
状に接続して冷房運転/暖房運転を可能にした冷凍サイ
クル及び温水供給源と温水熱交換器とを温水配管で環状
に接続した温水回路を備える空気調和機の試運転制御に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機では、温水回路の試運
転は温水供給源を運転させ利用側に設けられる温水熱交
換器の温度上昇から温水回路の動作を確認し、冷凍サイ
クルの試運転も同様に暖房運転/冷房運転を行った際の
利用側熱交換器の温度変化から冷凍サイクルの動作を確
認するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
試運転方法では、熱交換器の温度変化から冷凍サイク
ル、温水回路の試運転検査は行えるが、送風機等の動作
確認が充分に行えないものであった。
【0004】本願発明は、送風機の動作確認も同時に行
える試運転方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧縮機、熱源
側熱交換器、減圧装置、利用側熱交換器、四方切換弁を
用いて冷凍サイクルを構成し、四方切換弁により利用側
熱交換器を蒸発器として作用させる冷房運転又は利用側
熱交換器を凝縮器として作用させる暖房運転を可能に構
成した空気調和機の制御装置において、圧縮機の運転開
始後の利用側熱交換器の温度変化が第1の所定値以上で
ありかつ利用側熱交換器で暖房/冷房される前後の空気
の温度差が第2の所定値以上の際に試運転の正常終了を
判断するものである。
【0006】さらに、第2の所定値は冷房運転と暖房運
転とで異なるものである。
【0007】また、圧縮機、熱源側熱交換器、減圧装
置、利用側熱交換器、四方切換弁を用いて冷凍サイクル
を構成し、四方切換弁により利用側熱交換器を蒸発器と
して作用させる冷房運転又は利用側熱交換器を凝縮器と
して作用させる暖房運転を可能に構成すると共に、温水
供給源と温水熱交換器との間で温水が循環する温水回路
とを備え、被調和室の空気が循環する単一のユニット内
に風上から順に利用側熱交換器及び温水熱交換器を配置
してなる空気調和機において、圧縮機の運転開始後の温
水熱交換器の温度変化が第1の所定値以上でありかつ利
用側熱交換器で暖房/冷房される前後の空気の温度差が
第2の所定値以上の際に試運転の正常終了を判断するも
のである。
【0008】さらに、第2の所定値は冷房運転と暖房運
転とで異なるものである。
【0009】また、圧縮機、熱源側熱交換器、減圧装
置、利用側熱交換器、四方切換弁を用いて冷凍サイクル
を構成し、四方切換弁により利用側熱交換器を蒸発器と
して作用させる冷房運転又は利用側熱交換器を凝縮器と
して作用させる暖房運転を可能に構成すると共に、温水
供給源と温水熱交換器との間で温水が循環する温水回路
とを備え、被調和室の空気が循環する単一のユニット内
に風上から順に利用側熱交換器及び温水熱交換器を配置
してなる空気調和機において、温水供給源の運転開始後
の温水熱交換器の温度変化が第1の所定値以上でありか
つ温水熱交換器で暖房される前後の空気の温度差が第2
の所定値以上の際に試運転の正常終了を判断するもので
ある。
【0010】また、第2の所定値は冷房運転と暖房運転
とで異なるものである。
【0011】
【発明の実施形態】以下本発明の実施例を図面に基づい
て説明する。図1は本発明の温水回路及び冷凍サイクル
を示す概略図である。この図において、5a、5bは被
調和室に設けられた室内ユニットであり、8は屋外に設
けられた室外ユニットであり、3は温水を供給するボイ
ラー等からなる熱源側ユニットであり、信号に応答して
温水暖房用に温水を循環させる機能を備える汎用のもの
を用いることができる。
【0012】尚、熱源側ユニット3と室内ユニット5a
とは相互に信号の授受ができるように信号線で接続され
ている。
【0013】熱源側ユニット3からの出湯は温水管12
と戻り管11とで温水の循環回路が構成され、温水管1
2と戻り管11との間には流量可変弁14aと温水熱交
換器(放熱器)13aとが室内ユニット5aの中で直列
に接続され、流量可変弁14bと温水熱交換器13bと
が室内ユニット5bの中で直列に接続されている。
【0014】これら流量可変弁14a、14bの開度を
調節することによって温水熱交換器13a、13bに流
れる温水の流量を調節することができる。すなわち暖房
(加熱)能力を負荷に基づいて能力制御することができ
るものである。
【0015】尚、温水熱交換器13a、13bで加熱さ
れた調和空気は送風機(図示せず)で実線矢印に示すよ
うに被調和室に供給されるものである。
【0016】室外ユニット8には圧縮機17(第1の設
定値とこの設定値より小さい第2の設定値との間で任意
に運転能力を設定することができる運転能力可変型の圧
縮機)、四方切換弁18、室外熱交換器19、電動膨張
弁20、ストレーナー21、アキュムレーター23が搭
載され、室内ユニット5aには室内熱交換器22が温水
熱交換器13bの風上になるように配置されている。
【0017】これらの機器は圧縮機17から吐出される
冷媒が循環する冷凍サイクルを構成するように冷媒配管
で環状に接続されている。四方切換弁18を切り換える
ことにより室内熱交換器22を蒸発器(冷房運転時)と
して作用させ、または凝縮器(暖房運転時)として作用
させるものである。
【0018】従って、室内ユニット5aで冷房運転を行
うときは流量可変弁14aを閉じ、圧縮機17を運転し
四方切換弁18を図1の実線に示す状態にすることによ
って、室内熱交換器22で冷媒が蒸発して被調和室の冷
房運転が可能になる。
【0019】暖房運転時は流量可変弁14aを開いて温
水熱交換器13aに温水を供給することによって暖房運
転が行われる。このとき、圧縮機17を運転し、四方切
換弁18を図1に示す点線の状態に切り換えれば、室内
熱交換器22で冷媒が凝縮し暖房能力の増加が行えるも
のである。
【0020】尚、冷媒熱交換器22を蒸発器として作用
させ、同時に温水熱交換器13aに温水を供給すること
によって被調和室の除湿運転が可能になる。すなわち蒸
発器で冷却されかつ水分が凝縮して除去された空気を温
水熱交換器13aで再加熱する事によって除湿された空
気が得られるものである。
【0021】このとき流量可変弁16の開度を調節して
温水の流量を調節すれば再加熱時の加熱量を調整でき、
除湿運転時に被調和室に吹き出される調和空気の温度を
調節することができるものである。
【0022】図2は室内ユニット5aの制御回路を示す
ブロック図である。この図において、25はプラグであ
り、屋内配線に接続され商用の交流電力(例えば100
V)の供給を受けるものである。この交流電力はスイッ
チ26を介して制御回路内に供給されると共に、パワー
リレー27の常開接片27aと端子28を介して室外ユ
ニット8へ電力が供給されるものである。常開接片27
aは空気調和機の運転中に閉じて室外ユニットの運転を
可能にするものである。
【0023】29は送風用のDCファンであり、温水熱
交換器15a、室内熱交換器22へ室内(被調和室)の
空気を循環させるものである。このDCファン29は、
モーター電源30から出力される直流の定電圧を駆動回
路31で回転子の回転角度に応じてスイッチングして所
定の固定子巻き線に通電させ回転子の連続回転を得るブ
ラシレスモーターである。
【0024】駆動回路31でのスイッチングをマイコン
32(制御部)が制御し、またモーター電源30から出
力される定電圧の電圧を変えることによってDCファン
29の回転数を変えることができる。この電圧はマイコ
ン32で制御するようにしても良い。
【0025】33は制御回路電源であり、DCファン2
9以外の駆動素子(マイコン、リレー及び各種センサな
ど)へ電力を供給するものであり、モーター電源30に
ヒューズ34と共に直列に接続されている。
【0026】35、36はそれぞれシリアル電源、シリ
アル回路であり、端子28の端子、信号線(端子を
電源と共通線としている)を介して室外ユニット8のマ
イコンと信号の送受を可能にするものであって、シリア
ル電源35で生成された定電圧にシリアル回路36でマ
イコン32からの信号を重畳させて端子から出力し、
また受信した信号をマイコン32に出力するものであ
る。送受信する信号方式としては汎用のPCM方式など
が可能であるが、これに限るものではない。
【0027】37は熱源側ユニット(給湯器)3と信号
線7を介して信号の送受を行うインターフェース回路で
あり、マイコン32と熱源側ユニット3との間での信号
の送受を可能にしている。
【0028】40は記憶部であり、マイコンの初期定数
を格納し、マイコン32のイニシル時にこれらの定数が
読み込まれるものである。
【0029】42はスピーカーであり信号の受信音や警
報音などを必要に応じて出力するものであり、マイコン
32からの出力によって制御されている。
【0030】44、45はフラップモータ、流量可変弁
16の駆動用ステップモータであり、マイコン32から
の信号で駆動回路43を介して制御される。フラップモ
ータ(ステップモータ)44を駆動させることによって
室内ユニット5から被調和室へ吐出される調和空気の角
度を変えることができるものである。また、ステップモ
ータ45を駆動させることによって流量可変弁16の開
度が変わり温水の流量を変えることができるものであ
る。
【0031】46は表示部であり、マイコン32からの
信号で点灯が制御されるLEDやリモートコントローラ
からのワイヤレス信号(赤外線信号)を受信する受信用
ICを含む受信回路であり、リモートコントローラから
の信号を復調後マイコン32に出力するものである。
【0032】47は室温センサであり、室内ユニット5
aの空気の吸い込み側に設けられ室内の空気の温度を検
出するものであり、このセンサの出力はマイコン32が
A/D変換した後取り込み温度制御に用いられる。
【0033】尚、室温はセンサをリモートコントローラ
に設け、このセンサで検出した温度を表示部46の受信
回路で受信して運転制御に用いるようにしてもよい。
【0034】48は室内熱交換器22に取り付けられる
冷媒熱交換器温度センサであり、室内熱交換器22の温
度を検出し、マイコン32はこの温度に基づいて、過負
荷状態や温度異常に対する制御を行うものである。
【0035】49は温水熱交換器温度センサであり、温
水熱交換器15の温度を検出し、マイコン32はこの温
度に基づいて、過負荷状態や温度異常(凍結)に対する
制御を行うものである。
【0036】50は吐出温度センサであり、空気調和機
から被調和室へ吐出される調和空気の温度を検出し温度
異常に対する制御を行うものである。
【0037】51はスイッチ基板であり、試運転/通常
運転/停止等の運転時のモードを切り換えるスイッチで
あり、近くには異常発生時の原因を特定するための表示
LEDが複数設けられている。
【0038】このように構成された室内ユニット5a
は、リモートコントローラ(図示せず)の操作に基づく
信号を受信して空調運転が行われると共に、最適な空調
運転が行えるように圧縮機の運転能力を第1の設定値と
第2の設定値との間で自動的に制御するものである。こ
のような運転能力の制御はマイコン32内にプログラム
で構成された運転能力制御部によって行われる。
【0039】また流量可変弁14aの開度も暖房運転/
除湿運転などの時に室内の負荷に応じて最適な空調運転
が行えるように制御するものである。同時に熱源ユニッ
ト3を制御する信号(給湯の開始、出湯温度の変更な
ど)をインターフェース回路37を介して送信するもの
である。
【0040】図3は室外ユニットに搭載される制御回路
の概略を示すブロック図であり、端子板61の端子番号
を同じくして図2に示す端子板28に接続されるもので
ある。
【0041】この図において、62は電源回路であり、
端子板61の1番端子、2番端子を介して得られる室内
ユニットからの100Vの交流電力を倍電圧整流し平滑
するものである。この電源回路62から出力される直流
電力は、スイッチング素子を3相ブリッジ状に結線した
インバータ回路63へ出力されて、3相交流(圧縮機1
7が誘導電動機を用いている場合)または、回転子の回
転位置に対応する固定子巻線を通電できる波形(圧縮機
17が直流ブラシレスモータを用いている場合)に変換
された後圧縮機17へ供給される。
【0042】64はマイコンであり、端子板61の3番
端子及びシリアル回路65を介して室内ユニットのマイ
コン32から制御信号を受信し主に圧縮機17の回転
数、四方切換弁18の切換やファンモータ66の運転な
どの制御を行うものである。
【0043】67は外気温度を検出する外気温度センサ
であり、このセンサの検出した外気温度をマイコン64
が制御に用いると共に室内ユニット5aへ信号線を介し
て送信されるものである。
【0044】従って室外ユニット8は室内ユニット5a
から送られて来る運転能力を示す信号に対応する運転能
力で第1の設定値と第2の設定値(<第1の設定値)と
の間で圧縮機17の運転を行うものであり、室外ユニッ
ト8において異常が起きたときは室内ユニット5aが自
動的に保護動作を行うものである。
【0045】図4は試運転の動作を示すフローチャート
であり、メインプログラムの一部を成すサブルーチンで
あり、「R」を介してメインプログラムへ戻るものであ
る。
【0046】図4においてステップS1、ステップS2
で暖房試運転が設定されたか、又は冷房試運転が設定さ
れたかを判断し、暖房試運転が判断されたときはステッ
プS3へ進み暖房運転を開始する。
【0047】暖房運転条件は、温水供給源3を運転し温
水を温水熱交換器13aへ循環させる。このとき流量可
変弁14aは全開に対して50%の開度に設定され、次
いで送風装置(DCファンモータ29)を駆動して室内
に温風の供給を行う。
【0048】次いで、ステップS4、ステップS5でス
テップS6がタイムUPを判断するまでの間に温水熱交
換器13aの温度がT0(第1の所定値)以上になった
か否かと、吹出温度(吐出温度センサ50の検出する温
度)が吸込温度(室温センサ47の検出する温度)より
10度(第2の所定値)高くなったか否かの判断を行
い、ステップS4、ステップS5の条件を満たすときに
ステップS7へ進み暖房試運転を終了し「R」を介して
メインプログラムへ戻るものである。
【0049】ステップS6で設定された時間内にステッ
プS4、ステップS5の条件をいずれも満たさなかった
ときはステップS8へ進み暖房試運転の異常出力(表
示)を行い「R」を介してメインプログラムへ戻るもの
である。
【0050】流量可変弁の13aの開度、温度T0、吹
出温度の判断に用いる10度の値、ステップS8で計時
される時間は、温水供給源3から供給される温水の温度
や温水熱交換器13aの容量、室内ユニット5aの熱容
量等を考慮し、正常状態であればステップS8で設定さ
れた時間内で温水熱交換器13a、吐出温度が充分に上
昇するように設定されている。
【0051】また、温水を用いない暖房運転、すなわち
冷凍サイクルを用いたヒートポンプ暖房運転の時は、ス
テップS3でヒートポンプによる暖房運転を開始させる
ように構成すればよく、また、ステップS4で冷媒熱交
換器22の温度がT0以上か否かの判断を行うように構
成する。このときT0の値は冷媒熱交換器22に合わせ
た値に設定する。
【0052】構成することによって、温水熱交換器13
aの温度上昇から温水回路の正常/異常の判断ができ、
吸込温度と吹出温度との比較から送風装置(DCファン
モータ)の正常/異常の判断が行えるものである。
【0053】また、図4のフローチャートにおいてステ
ップS2で冷房試運転が設定されたときは、ステップS
4へ進み冷房運転が開始される。この冷房運転は四方切
換弁を切り換えて冷凍サイクルを冷房運転に設定して行
われる。このとき圧縮機17の運転能力は定格能力に設
定され、次いで送風装置(DCファンモータ29)を駆
動して室内に温風の供給を行う。
【0054】次いで、ステップS10、ステップS11
でステップS14がタイムUPを判断するまでの間に温
水熱交換器13aの温度がT1以下になったか否かと、
吹出温度(吐出温度センサ50の検出する温度)が吸込
温度(室温センサ47の検出する温度)より5度低くな
ったか否かの判断を行い、ステップS10、ステップS
11の条件を満たすときにステップS12へ進み冷房試
運転を終了し「R」を介してメインプログラムへ戻るも
のである。
【0055】ステップS14で設定された時間内にステ
ップS10、ステップS11の条件をいずれも満たさな
かったときはステップS13へ進み暖房試運転の異常出
力(表示)を行い「R」を介してメインプログラムへ戻
るものである。
【0056】圧縮機17の運転能力、温度T0、吹出温
度の判断に用いる5度の値、ステップS14で計時され
る時間は、冷媒熱交換器22の容量、室内ユニット5a
の熱容量等を考慮し、正常状態であればステップS14
で設定された時間内で温水熱交換器13a、吐出温度が
充分に低下するように設定されている。
【0057】また、ステップS10で温水熱交換器13
aの温度の変わりに冷媒熱交換器22の温度がT0以下
か否かの判断を行うように構成する。このときT0の値
は冷媒熱交換器22に合わせた値に設定する。
【0058】構成することによって、温水熱交換器13
aの温度低低下から温水回路の正常/異常の判断がで
き、吸込温度と吹出温度との比較から送風装置(DCフ
ァンモータ)の正常/異常の判断が行えるものである。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明の空気調和機の制御
装置では、温水回路、冷凍サイクルの試運転に加えて送
風装置の試運転が同時に行えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷凍サイクル及び温水回路を示す説明
図である。
【図2】図1に示した室内ユニットの制御を示すブロッ
ク図である。
【図3】図1に示した室外ユニットの制御を示すブロッ
ク図である。
【図4】本発明の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
5a 室内ユニット 8 室外ユニット 13a 温水熱交換器 22 室内熱交換器 32 マイコン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、熱源側熱交換器、減圧装置、利
    用側熱交換器、四方切換弁を用いて冷凍サイクルを構成
    し、四方切換弁により利用側熱交換器を蒸発器として作
    用させる冷房運転又は利用側熱交換器を凝縮器として作
    用させる暖房運転を可能に構成した空気調和機の制御装
    置において、圧縮機の運転開始後の利用側熱交換器の温
    度変化が第1の所定値以上でありかつ前記利用側熱交換
    器で暖房/冷房される前後の空気の温度差が第2の所定
    値以上の際に試運転の正常終了を判断することを特徴と
    する空気調和機の試運転判断方法。
  2. 【請求項2】 第2の所定値は冷房運転と暖房運転とで
    異なることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の
    試運転判断方法。
  3. 【請求項3】 圧縮機、熱源側熱交換器、減圧装置、利
    用側熱交換器、四方切換弁を用いて冷凍サイクルを構成
    し、四方切換弁により利用側熱交換器を蒸発器として作
    用させる冷房運転又は利用側熱交換器を凝縮器として作
    用させる暖房運転を可能に構成すると共に、温水供給源
    と温水熱交換器との間で温水が循環する温水回路とを備
    え、被調和室の空気が循環する単一のユニット内に風上
    から順に前記利用側熱交換器及び前記温水熱交換器を配
    置してなる空気調和機において、圧縮機の運転開始後の
    温水熱交換器の温度変化が第1の所定値以上でありかつ
    前記利用側熱交換器で暖房/冷房される前後の空気の温
    度差が第2の所定値以上の際に試運転の正常終了を判断
    することを特徴とする空気調和機の試運転判断方法。
  4. 【請求項4】 第2の所定値は冷房運転と暖房運転とで
    異なることを特徴とする請求項3に記載の空気調和機の
    試運転判断方法。
  5. 【請求項5】 圧縮機、熱源側熱交換器、減圧装置、利
    用側熱交換器、四方切換弁を用いて冷凍サイクルを構成
    し、四方切換弁により利用側熱交換器を蒸発器として作
    用させる冷房運転又は利用側熱交換器を凝縮器として作
    用させる暖房運転を可能に構成すると共に、温水供給源
    と温水熱交換器との間で温水が循環する温水回路とを備
    え、被調和室の空気が循環する単一のユニット内に風上
    から順に前記利用側熱交換器及び前記温水熱交換器を配
    置してなる空気調和機において、温水供給源の運転開始
    後の温水熱交換器の温度変化が第1の所定値以上であり
    かつ前記温水熱交換器で暖房される前後の空気の温度差
    が第2の所定値以上の際に試運転の正常終了を判断する
    ことを特徴とする空気調和機の試運転判断方法。
  6. 【請求項6】 第2の所定値は冷房運転と暖房運転とで
    異なることを特徴とする請求項5に記載の空気調和機の
    試運転判断方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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