JP3258928B2 - 空調ユニット - Google Patents

空調ユニット

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JP3258928B2
JP3258928B2 JP06331697A JP6331697A JP3258928B2 JP 3258928 B2 JP3258928 B2 JP 3258928B2 JP 06331697 A JP06331697 A JP 06331697A JP 6331697 A JP6331697 A JP 6331697A JP 3258928 B2 JP3258928 B2 JP 3258928B2
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勇一 武田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調ユニットに係
り、より詳しくは、送風手段が運転している場合、室内
へ送風される調和空気の空調能力を増加させる空調ユニ
ットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気調和機により室の空気を
調和させて、室に隣接する空間に送風し、空間の空気を
送風機により室へ送風するようにした空調ユニットが提
案されている。
【0003】ここで、送風機は、空気調和機により駆動
が制御されず、送風機に設けられたスイッチにより独自
に駆動される。一方、送風機が新に駆動されると、新に
駆動された送風機の室内への送風に対処するため、空気
調和機は、調和空気の生成量を大きくする必要がある。
従って、空気調和機は、各送風機が駆動しているか否か
を判断する必要がある。
【0004】そこで、空気調和機は、各送風機への電源
線に流れる駆動電流を、各電源線に接続された変流器
(CT)を介して検出し、検出した駆動電流が予め定め
たしきい値以上か否かを判断することにより、各送風機
が駆動しているか否かを判断している。
【0005】ところで、送風機に電源が投入された状態
で、送風機が駆動していないときの駆動電流の最小値
は、約40[mA]であり、送風機が駆動しているとき
の駆動電流の最大値は、約100[mA]であり、その
差はわずか60[mA]である。一方、各変流器は、6
0[mA]を精度よく検出できず、また、各変流器の検
出値がばらつく。そこで、空気調和機は、各変流器を介
して検出した駆動電流で各送風機が駆動しているか否か
を正確に判定するため、比較的大きな値をしきい値とし
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、比較的
大きな値をしきい値としているため、負荷が軽い場合、
送風機が駆動しているにもかかわらず、駆動電流がしき
い値を越えない場合がある。よって、送風機は駆動して
いないと判定され、空気調和機の能力はそのままに維持
される。従って、室内の温度が目標温度に達するまでに
長時間必要となる。
【0007】本発明は、上記事実に鑑みてなされたもの
で、送風機が駆動していることを迅速に判断することの
可能な空調ユニットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため請求
項1記載の発明は、室内に調和空気を送風する空気調和
手段と、電源線に接続されると共に空気調和手段への電
源の投入に伴って該電源線が電源に接続されかつスイッ
チがオンした時から室内への送風を開始する送風手段
と、前記電源線に流れる駆動電流を検出する検出手段
と、前記送風手段が停止している時に前記検出手段によ
り検出された電流値以上の所定範囲内の値をしきい値と
して設定する設定手段と、前記送風手段が運転している
時に前記検出手段により検出される電流値が前記設定手
段により設定されたしきい値以上か否かを判断する判断
手段と、前記判断手段により駆動電流がしきい値以上と
判断された場合、前記室内へ送風される調和空気の空調
能力を増加させる制御手段と、を備えている。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記電源線が電源に接続された時から少な
くとも所定時間前記送風手段が運転しないようにマスク
するマスク手段と、前記空気調和手段へ電源が投入され
たか否かを判断する投入判断手段と、を更に備え、前記
設定手段は、前記投入判断手段により前記電源が投入さ
れたと判断された時から所定時間が経過するまでの間に
前記検出手段により検出された電流値以上の所定範囲内
の値をしきい値として設定するようにしている。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記送風手段への通電を、前記電源線が電
源に接続されかつ前記スイッチがオンした時から所定時
間遅延させる遅延手段と、前記空気調和手段へ電源が投
入されたか否かを判断する投入判断手段と、を更に備
え、前記設定手段は、前記投入判断手段により前記電源
が投入されたと判断された時から所定時間が経過するま
での間に前記検出手段により検出された電流値以上の所
定範囲内の値をしきい値として設定するようにしてい
る。
【0011】本発明に係る空気調和手段は、室内に調和
空気を送風する。送風手段は、電源線に接続されると共
に空気調和手段への電源の投入に伴って該電源線が電源
に接続されかつスイッチがオンした時から室内への送風
を開始する。
【0012】ここで、空気調和手段により調和空気が送
風される室内と、送風手段により送風される室内とは、
同一でもよく、異なってもよい。なお、異なる場合は、
空気調和手段により調和空気が送風される室を第1の
室、送風手段により送風される室を第2の室とすると、
第1の室内の空気が、送風手段により、第2の室に送風
され、空気調和手段は、第2の室内の空気を調和して、
第1の室内に送風する。なお、この場合、第1の室は、
空気調和手段と送風手段とを接続するダクトにより形成
される室でもよく、第1の室に隣接する閉ざされた室で
もよい。
【0013】検出手段は、電源線に流れる駆動電流を検
出する。設定手段は、送風手段が停止している時に検出
手段により検出された電流値以上の所定範囲内の値をし
きい値として設定する。
【0014】即ち、電源線が電源に接続された時から少
なくとも所定時間送風手段が運転しないようにマスクす
るマスク手段と、空気調和手段へ電源が投入されたか否
かを判断する投入判断手段と、を更に備え、設定手段
は、投入判断手段により電源が投入されたと判断された
時から所定時間が経過するまでの間に検出手段により検
出された電流値以上の所定範囲内の値をしきい値として
設定するようにしてもよい。
【0015】また、送風手段への通電を、電源線が電源
に接続されかつスイッチがオンした時から所定時間遅延
させる遅延手段と、空気調和手段へ電源が投入されたか
否かを判断する投入判断手段と、を更に備え、設定手段
は、投入判断手段により電源が投入されたと判断された
時から所定時間が経過するまでの間に検出手段により検
出された電流値以上の所定範囲内の値をしきい値として
設定するようにしてもよい。
【0016】このようにマスク手段により、電源線が電
源に接続された時から少なくとも所定時間、送風手段が
運転しないようにマスクされると、電源線が電源に接続
された時から少なくとも所定時間の間は、送風手段は停
止している。即ち、上記のように、空気調和手段への電
源の投入に伴って電源線が電源に接続されるので、空気
調和手段へ電源が投入された時から所定時間が経過する
までの間は、送風手段は停止している。
【0017】また、遅延手段により、送風手段への通電
を、電源線が電源に接続されかつスイッチがオンした時
から所定時間遅延させると、空気調和手段へ電源が投入
された時から少なくとも所定時間経過するまでの間は、
送風手段は通電されないので、送風手段は停止してい
る。
【0018】以上のように気調和手段へ電源が投入され
た時から所定時間が経過するまでの間は、送風手段は停
止しているので、投入判断手段により、空気調和機へ電
源が投入されたと判断された時から所定時間が経過する
までの間に検出手段により検出された電流値以上の所定
範囲内の値は、送風手段が停止している時に検出手段に
より検出された電流値以上の所定範囲内の値に等しい。
【0019】そして、判断手段は、送風手段が運転して
いる時に検出手段により検出される電流値が設定手段に
より設定されたしきい値以上か否かを判断し、制御手段
は、判断手段により駆動電流がしきい値以上と判断され
た場合、室内へ送風される調和空気の空調能力を増加さ
せる。
【0020】上記のように、送風手段が停止している時
に検出手段により検出された電流値以上の所定範囲内の
値をしきい値として設定することから、しきい値を、送
風機が駆動しているか否かを判断するための必要最低限
の値とすることができる。
【0021】このように送風機が駆動しているか否かを
必要最低限のしきい値で判定できるため、送風機が駆動
しているにもかかわらず、駆動電流がしきい値を越えな
い範囲を小さくすることができ、よって、送風機の駆動
に伴い迅速に室内へ送風される調和空気の空調能力を増
加することができる。従って、室の空気を迅速に目標と
される調和状態(例えば、目標温度や目標湿度等)にす
ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0023】本形態に係る空調ユニットは、図1に示す
ように、室Rの空気を吸引しかつ吸引した空気を調和し
て、室Rに隣接する密閉された空間(例えば、屋根裏
等)Sに送風する室内ユニット12、室内ユニット12
に接続された室外ユニット14、電源線18n1、18
n2、18n3を介して室内ユニット12に接続されか
つ密閉された空間Sの空気を室Rに送風する複数(本形
態では3個)の送風機16n1、16n2、16n3を
備えている。なお、室内ユニット12と室外ユニット1
4とによってエアコンを構成する。
【0024】このように、室内ユニット12により、室
Rの空気を吸引しかつ吸引した空気を調和して、室Rに
隣接する密閉された空間Sに送風し、かつ、送風機16
n1、16n2、16n3により、密閉された空間Sの
空気を室Rに送風するようにすることによって、密閉さ
れた狭い空間S内に、室内ユニット12から送風機16
n1、16n2、16n3への、空気の循環のためのダ
クトを設置しなくて済むようにしている。即ち、密閉さ
れた空間Sをダクトの代用として利用している。
【0025】図2には、送風機16n1〜16n3、及
び室内ユニット12における送風機16n1〜16n3
の駆動を検知する部分の電気回路が示されている。な
お、送風機16n1〜16n3の駆動を検知する部分以
外の電気回路は後述する。図2に示すように、室内ユニ
ット12には、電源スイッチ88Aに接続された電源線
18n0が配線されている。電源線18n0には、電源
電圧を検出する電圧計22が並列に接続されている。電
圧計22は、リモコン21からの操作信号を受信して、
室内ユニット12の駆動を制御する、制御手段としての
マイクロコンピュータ(以下、マイコンという)74に
接続されている。
【0026】また、電源線18n0には、各送風機16
n1、16n2、16n3への電源線18n1、18n
2、18n3が接続されている。よって、室内ユニット
12への電源の投入(電源スイッチ88Aのオン)に伴
って電源線18n1、18n2、18n3が電源に接続
され、各送風機16n1、16n2、16n3に電源が
投入される。
【0027】各送風機16n1、16n2、16n3へ
の電源線18n1、18n2、18n3の一方の線に
は、変流器CT1、CT2、CT3が直列に接続されて
いる。変流器CT1、CT2、CT3には、それぞれ整
流分圧部20n1、20n2、20n3が接続されてい
る。整流分圧部20n1、20n2、20n3は、マイ
コン74に接続されている。変流器CT1、CT2、C
T3と、整流分圧部20n1、20n2、20n3とに
よって、本発明の検出手段を構成する。
【0028】次に、各送風機16n1、16n2、16
n3の電気回路を説明するが、各々同一の構成であるの
で、送風機16n1の電気回路のみを説明し、他の説明
を省略する。
【0029】送風機16n1の電源線18n1の他方の
線には、空間Sの空気を室Sに送風するためのファン2
3を回転させるモータ25の一方の端子が、スイッチ4
1を介して、接続されている。モータ25の他方の端子
には、電源線18n1の一方の線に接続されている。な
お、モータ25の更に他方の端子には、コンデンサCが
接続されている。ファン23とモータ2とにより、本発
明の送風手段を構成する。
【0030】スイッチ41は、電源線18n1とモータ
25の一方の端子とを接続する接点40と、接点40を
オン、オフするためのリレーコイル42と、により構成
されている。
【0031】スイッチ41には、リモコン46からの操
作信号(オン/オフ信号)を受信するマイコン44が接
続されている。マイコン44は、リモコン46から受信
した操作信号に応じて、リレーコイル42を制御(電流
を供給し又は電流の供給を停止)して、接点40をオ
ン、オフする。なお、リレーコイル42に電流が供給さ
れると接点40がオンし、リレーコイル42に電流が供
給されないと接点40はオフとなっている。
【0032】なお、電源線18n1には、マイコン44
等の他の機器が接続されており、スイッチ41がオフで
あっても駆動電流が流れる。
【0033】次に、整流分圧部20n1、20n2、2
0n3の電気回路を説明するが、各々同一の構成である
ので、整流分圧部20n1の電気回路のみを説明し、他
の説明を省略する。
【0034】整流分圧部20n1は、図3に示すよう
に、変流器CT1に入力端が接続された全波整流回路3
3を備えている。全波整流回路33の出力端には、電界
コンデンサ35、及び抵抗37、39がそれぞれ並列に
接続されている。抵抗37と抵抗39との間に、マイコ
ン74が接続されている。
【0035】変流器CT1は、電源電圧(交流電圧)を
減圧(例えば、100[V]を13[V])するように
構成されている。減圧された電圧は、全波整流回路33
により直流電圧に整流され、電界コンデンサ35により
波形成形されて、抵抗37及び抵抗39に印加される。
そして、抵抗37と抵抗39との間にマイコン74が接
続されているので、抵抗37及び抵抗39に印加された
電圧が抵抗37及び抵抗39によって分圧されマイコン
74に入力される。マイコン74は、抵抗37及び抵抗
39の値と入力した電圧とから電源線18n1に流れる
電流を検出する。
【0036】図4には、室内ユニット12と室外ユニッ
ト14との間に構成されている冷凍サイクルを示してい
る。室内ユニット12と室外ユニット14の間には、冷
媒を循環させる太管の冷媒配管16Aと、細管の冷媒配
管16Bが対で設けられており、それぞれの一端が室内
ユニット12に設けられている熱交換器17に接続され
ている。
【0037】冷媒配管16Aの他端は、室外ユニット1
4のバルブ20Aに接続されている。このバルブ20A
は、マフラー22Aを介して四方弁24に接続されてい
る。この四方弁24には、それぞれがコンプレッサ26
に接続されているアキュムレータ28とマフラー22B
が接続されている。さらに、室外ユニット14には、熱
交換器30が設けられている。この熱交換器30は、一
方が四方弁24に接続され、他方が冷暖房用のキャピラ
リチューブ32、ストレーナ34、電動膨張弁36、モ
ジュレータ38を介してバルブ20Bに接続されてい
る。このバルブ20Bには、冷媒配管16Bの他端が接
続されており、これによって、室内ユニット12と室外
ユニット14の間に冷凍サイクルを形成する冷媒の密閉
された循環路が構成されている。
【0038】エアコンでは、四方弁24の切り換えによ
って、運転モードが冷房モード(ドライモード)と暖房
モードが切り換えられる。なお、図4では、矢印で冷房
モード(冷房運転)と暖房モード(暖房運転)における
それぞれの冷媒の流れを示している。
【0039】室内ユニット12には、プロペラファン7
8が配置されており、プロペラファン78の回転によっ
て、図示しない吸込み口から室内の空気が吸込まれ図示
しないフィルタ及び熱交換器17を通過した後、吹出し
口から室Rに隣接する密閉された空間Sへ向けて吹き出
される。なお、プロペラファン78と、熱交換器17
と、により本発明の空気調和手段を構成する。
【0040】また、室内ユニット12では、冷凍サイク
ルによって熱交換器17が冷却または加熱されており、
室内から吸込んだ空気が熱交換器17を通過するとき
に、熱交換器17によって所定の温度に冷却または加熱
しており、この空気を空間Sに吹き出している。
【0041】図5に示されるように、室内ユニット12
には、電源基板56、コントロール基板58及びパワー
リレー基板60が設けられている。エアコンを運転する
ための電力が電源線18n0を介して供給される電源基
板56には、モータ電源62、制御回路電源64、シリ
アル電源66及び駆動回路68が設けられている。ま
た、コントロール基板58には、シリアル回路70、駆
動回路72及びマイコン74が設けられている。
【0042】電源基板56の駆動回路68には、プロペ
ラファン78を駆動するファンモータ76(例えばDC
ブラシレスモータ)が接続されており、コントロール基
板58に設けられているマイコン74からの制御信号に
応じてモータ電源62から駆動電力を供給する。このと
き、マイコン74は、駆動回路68からの出力電圧を3
5V〜78Vの範囲で、後述するように、駆動している
送風機の数に応じて変化させるように制御する。これに
より、プロペラファン78の回転速度が制御されて、駆
動している送風機の数に応じた風量とされて、空調され
た空気を、空間Sに吹き出している。
【0043】コントロール基板58の駆動回路72に
は、パワーリレー基板60が接続されている。パワーリ
レー基板60には、パワーリレー80と温度ヒューズ等
が設けられており、マイコン74からの信号によって、
パワーリレー80を操作し、室外ユニット14へ電力を
供給するための接点80Aを開閉する。エアコンは、接
点80Aが閉じられることにより、室外ユニット14へ
電力が供給されて運転される。
【0044】マイコン74及び電源回路56のシリアル
電源66に接続されているシリアル回路70は、室外ユ
ニット14へ接続されており、マイコン74は、このシ
リアル回路70を介して室外ユニット14との間でシリ
アル通信を行い、室外ユニット14の作動を制御するよ
うになっている。
【0045】また、室内ユニット12には、リモコン1
20からの操作信号を受信する受信回路及び運転表示用
の表示LED等を備えた表示基板82が設けられてお
り、この表示基板82がマイコン74に接続されてい
る。この表示基板82の図示しない表示部は、室内ユニ
ット12のケーシング前面に設けられており、リモコン
120からの操作信号が、表示部に設けられている受信
センサによって受信される。これにより、リモコン12
0からの操作信号がマイコン74に入力される。
【0046】室内ユニット12のマイコン74には、室
内温度を検出する室温センサ84及び熱交換器17のコ
イル温度を検出する熱交温度センサ86が接続され、ま
た、コントロール基板58に設けられているサービスL
ED及び運転切換スイッチ88が接続されている。
【0047】運転切換スイッチ88は、通常運転とメン
テナンス時等に行う試験運転との切換用であると共に、
電源スイッチ88Aの接点を開放してエアコンへの運転
電力の供給を遮断できるようになっている。通常、この
運転切換スイッチ88は、試験運転後の通常運転に設定
されている。なお、サービスLEDは、メンテナンス時
に点灯操作することにより、サービスマンに自己診断結
果を知らせるようになっている。
【0048】この室内ユニット12は、端子板90のタ
ーミナル90A、90B、90Cを介して室外ユニット
14に接続されている。
【0049】図6に示されるように、室外ユニット14
には、端子板92が設けられ、この端子板92のターミ
ナル92A、92B、92Cがそれぞれ、室内ユニット
12の端子板90のターミナル90A、90B、90C
に接続されている。これにより、室外ユニット14に
は、室内ユニット12から運転電力が供給されると共
に、室内ユニット12との間でシリアル通信が可能とな
っている。
【0050】この室外ユニット14には、整流基板9
4、コントロール基板96が設けられている。コントロ
ール基板96には、マイコン98共に、ノイズフィルタ
100A、100B、100C、シリアル回路102及
びスイッチング電源104等が設けられている。
【0051】整流基板94には、ノイズフィルタ100
Aを介して供給される電力を整流し、ノイズフィルタ1
00B、100Cを介して平滑化してスイッチング電源
104へ出力する。スイッチング電源104は、マイコ
ン98と共にインバータ回路106に接続されている。
これにより、コンプレッサモータ108に誘導電動機を
用いる場合は、マイコン98から出力される制御信号に
応じた周波数の電力をインバータ回路106からコンプ
レッサモータ108へ出力して、コンプレッサ26を回
転駆動させるようになっている。
【0052】なお、マイコン98は、インバータ回路1
06から出力される電力の周波数が、オフまたは14Hz
以上(上限は運転電流の上限による)の範囲となるよう
に制御しており、これによって、コンプレッサモータ1
08、すなわちコンプレッサ26の回転速度が変えら
れ、コンプレッサ26の能力(エアコンの冷暖房能力)
が制御される。また、コンプレッサモータ108に直流
ブラシレスモータを用いる際には、モータ(直流ブラシ
レスモータ)に印加する直流電圧をマイコン98からの
信号に基づいて変え、コンプレッサモータ108の回転
速度を制御する。
【0053】このコントロール基板96には、四方弁2
4及び熱交換器30を冷却するための図示しないファン
を駆動するファンモータ110、ファンモータコンデン
サ110Aが接続されている。また、室外ユニット14
には、外気温度を検出する外気温度センサ112、熱交
換器30の冷媒コイルの温度を検出するコイル温度セン
サ114及びコンプレッサ26の温度を検出するコンプ
レッサ温度センサ116が設けられており、これらがマ
イコン98に接続されている。
【0054】マイコン98は、運転モードに応じて四方
弁24を切り換えるとと共に、室内ユニット12からの
制御信号、外気温度センサ112、コイル温度センサ1
14及びコンプレッサ温度センサ116の検出結果に基
づいて、ファンモータ110のオン/オフ及びコンプレ
ッサモータ108(コンプレッサ26)の運転周波数等
を制御するようになっている。エアコンの能力、すなわ
ち、コンプレッサ26の能力は、コンプレッサモータ1
08の運転周波数によって定まる。
【0055】図7には、室内ユニット12を最初に運転
(試験運転)させるために電源スイッチ88Aの接点が
オンされたときにスタートする判定基準値算出処理ルー
チンが示されている。なお、本ルーチンは、試験運転前
に実行される。
【0056】図7のステップ200で、電源電圧V0を
取込み、ステップ202で、各送風機16n1、16n
2、16n3を識別する変数Cを初期化し、ステップ2
04で、変数Cを1インクリメントする。
【0057】ステップ206で、変数Cで識別される送
風機16nCに接続された電源線18nCに流れる駆動
電流ic を取込み、ステップ208で、判定基準値ire
fcを算出する。なお、ステップ208は、本発明の設定
手段を構成する。
【0058】ここで、判定基準値irefcは、駆動電流i
c より所定値α大きな値である。即ち、送風機16nC
に電源が投入されているが、駆動していない状態のとき
に電源線18nCに流れる駆動電流ic より所定値α大
きな値である。なお、所定値αは、0でもよい。即ち、
駆動電流ic を、判定基準値irefcとしてもよい。
【0059】また、後述するように、電源スイッチ88
Aの接点がオンされることによって、各送風機16n
1、16n2、16n3に電源が投入されたときから所
定時間(本ルーチンが終了するまでの時間より長い予め
定められた時間)が経過するまで、各送風機16n1、
16n2、16n3のマイコン44は、リモコン46か
らの操作信号(オン信号)を受信しても、接点40がオ
ンするようにリレーコイル42を制御しない。よって、
モータ25は、各送風機16n1、16n2、16n3
に電源が投入されたときから所定時間が経過するまで駆
動されない。
【0060】そして、ステップ210で、変数Cが送風
機の総数C0 以上か否かを判断し、変数Cが総数C0 以
上でない場合には、判定基準値irefcを算出していない
送風機があるので、ステップ204に戻って、以上の処
理(ステップ204〜ステップ210)を実行する。一
方、変数Cが総数C0 以上の場合には、全ての送風機に
ついて判定基準値irefcを算出したので、本ルーチンを
終了する。
【0061】以上により、判定基準値が表1の示すよう
に得られる。
【0062】
【表1】
【0063】このように、各送風機毎に、送風機16n
Cに電源が投入されているが、駆動していない状態のと
きに電源線18nCに流れる駆動電流ic より所定値大
きな値を判定基準値としているので、各送風機毎に設け
られた変流器及び整流分圧部を介して検出する駆動電流
の検出精度や検出値のバラツキを考慮しないで、各送風
機毎に必要最低限の値を判定基準値とすることができ
る。
【0064】ところで、エアコンでは、冷房運転、暖房
運転及びドライ運転が設定可能であり、設定された運転
モードに基づいた運転を開始する。また、自動運転が設
定されると、外気温度または室内温度と設定温度に基づ
いて運転モードが選択されて空調運転を行う。
【0065】例えば、冷房モード(自動)またはドライ
モードが選択されたときには、設定温度と室外温度又は
室内温度の温度差等からコンプレッサ26の運転周波数
Fの基準とプロペラファン78の回転速度Rを設定す
る。この後、室外ユニット14のマイコン98では、コ
ンプレッサ26の運転周波数Fを基準としてファジー演
算し、演算結果に基づいて設定した運転周波数Fとなる
ようにコンプレッサモータ108を運転する。なお、コ
ンプレッサ26の運転周波数Fのファジー演算及びコン
プレッサ26の運転周波数Fの演算は、従来公知の方法
を用いることができ、本実施の形態では詳細な説明を省
略する。
【0066】ここで、室内ユニット12は、駆動してい
る送風機の個数に応じて、空間Sへの送風量を変化させ
る。即ち、室内ユニット12のマイコン74では、駆動
している送風機の個数に応じて、プロペラファン78の
回転速度Rを演算し、演算結果に基づいてファンモータ
76を駆動する。
【0067】送風機が駆動しているか否かは、次のよう
に判定している。即ち、図8には、電源スイッチ88A
の接点がオンされた時から上記所定時間経過した後繰り
返し実行される判定基準値算出処理ルーチンが示されて
おり、ステップ212で、電源電圧Vmを取込み、ステ
ップ214で、各送風機16n1、16n2、16n3
を識別する変数Cを初期化し、ステップ216で、変数
Cを1インクリメントする。
【0068】ステップ218で、変数Cで識別される送
風機16nCに接続された電源線18nCに流れる駆動
電流im を取込み、ステップ220で、判定基準値Ire
fcを算出する。
【0069】ここで、判定基準値Irefcは、判定基準値
irefc算出時の電源電圧V0 に対する本ルーチン(図
8)実行時の電源電圧Vm の比に応じて判定基準値ire
fcを変化させた値である。即ち、(1)式により判定基
準値Irefcを算出する。
【0070】
【数1】
【0071】ここで、電源電圧が変化すると、送風機が
停止中であるにもかかわらず駆動電流の大きさも変化す
る。よって、今回取り込んだ駆動電流im と判定基準値
irefcとを比較しても送風機がオンしているか否かを正
確に判定することができない。一方、送風機が停止中で
あれば、電源電圧の変化に応じて駆動電流も変化する。
よって、判定基準値irefc算出時の電源電圧V0 に対す
る本ルーチン(図8)実行時の電源電圧Vm の比に応じ
て判定基準値irefcを変化させた値を判定基準値Irefc
とし、今回取り込んだ駆動電流Im と判定基準値Irefc
とを比較すれば、送風機がオンしているか否かを正確に
判定することができる。
【0072】そこで、ステップ222で、駆動電流im
が判定基準値Irefc以上か否かを判断することにより、
送風機16nCが駆動中か否かを判断する。なお、ステ
ップ222は、本発明の判断手段を構成する。
【0073】送風機16nCが駆動中であると判断した
場合には、ステップ224で、送風機16nCが駆動し
ていることを記憶し、送風機16nCが駆動中でないと
判断した場合には、ステップ226で、送風機16nC
が駆動していないことを記憶する。
【0074】次のステップ228で、変数Cが送風機の
総数C0 以上か否かを判断し、変数Cが総数C0 以上で
ない場合には、駆動しているか否かを判定していない送
風機があるので、ステップ216に戻って、以上の処理
(ステップ216〜ステップ228)を実行する。一
方、変数Cが総数C0 以上の場合には、全ての送風機に
ついて駆動しているか否かを判定したので、本ルーチン
を終了する。
【0075】このように、送風機が駆動中であると判断
した場合に、送風機が駆動していることを記憶するた
め、駆動している送風機の個数を認識することができ
る。
【0076】図9には、各送風機16n1、16n2、
16n3に電源が投入されたとき、即ち、マイコン44
が起動したときに、マイコン44により繰り返し実行さ
れる制御ルーチンが示されており、ステップ232で、
リモコン46からの操作信号(オン信号又はオフ信号)
を受信したか否かを判断する。操作信号を受信していな
い場合には、本ルーチンを終了する。
【0077】操作信号を受信した場合には、ステップ2
34で、マイコン44が起動したときから上記所定時間
が経過したか否かを判断する。所定時間経過していない
場合には、本ルーチンを終了する。なお、ステップ23
4は、本発明のマスク手段を構成する。
【0078】一方、マイコン44が起動したときから所
定時間が経過したと判断された場合には、ステップ23
6で、オン信号を受信したか否かを判断する。オン信号
を受信した場合には、ステップ238で、ファン23の
回転を開始する。即ち、接点40をオンするようにリレ
ーコイル42を制御する。よって、モータ25は、各送
風機16n1、16n2、16n3に電源が投入された
ときから所定時間が経過するまで、オン信号を受信して
も、駆動されない。なお、オン信号を受信しなかった場
合には、オフ信号を受信したので、この場合は、ステッ
プ240で、ファン23の回転を停止する。即ち、接点
40をオフするようにリレーコイル42を制御する。
【0079】以上説明したように本実施の形態では、電
源電圧の変化に応じて判定基準値も変化させているた
め、送風機が停止中に電源電圧が大きくなり、これに伴
って駆動電流が大きくなっても判定基準値が大きくなる
ので、送風機が停止中であるにもかかわらず駆動中と判
定されることを防止することができる。同様に、送風機
が駆動中に電源電圧が小さくなり、これに伴って駆動電
流が小さくなっても判定基準値が小さくなるので、送風
機が駆動中であるにもかかわらず停止中と判定されるこ
とを防止することができる。よって、送風機が駆動して
いるか否かを正確に判定できる。
【0080】このように、送風機が駆動しているか否か
を正確に判定できるため、駆動電流を大きくするためだ
けの抵抗を省略することができる。よって、空調ユニッ
トを簡易の構成することができると共に、消費電力を少
なくすることができる。
【0081】また、前述した実施の形態では、判定基準
値(irefc)を、各送風機が駆動していないときに検出
した各送風機への駆動電流より所定値大きな値としてい
るので、各変流器の検出精度や検出値のバラツキ等を考
慮しなくてもよく、必要最低限の値を判定基準値(ire
fc)とすることができる。
【0082】このように、必要最低限の値を判定基準値
(irefc)とするため、送風機が駆動しているにもかか
わらず、駆動電流が判定基準値を越えない範囲を小さく
することができる。よって、各送風機が駆動しているこ
とを早期に判定でき、よって、室内の温度等を早期に目
標温度等に空調することができる。
【0083】また、負荷が何であろうと、判定基準値の
再設定をする必要がない。以上説明した実施の形態で
は、各送風機には、電源が投入されたときから所定時間
が経過するまで、リモコンからのオン信号を受信して
も、接点をオンしないようにリレーコイルを制御するマ
イコンを備えているが、本発明はこれに限定されるもの
でなく、モータへの通電を、電源線が電源に接続されか
つスイッチがオンした時から所定時間遅延させるように
してもよい。
【0084】即ち、図10に示すように、送風機16n
1の電源線18n1の他方の線には、スイッチ130の
一端が接続されている。スイッチ130の他端には、本
発明の遅延手段としての遅延回路122の2つの入力端
子が接続され、遅延回路の2つの出力端子の内、一方の
出力端子には、モータ25の一方の端子が接続されてい
る。モータ25の他方の端子には、電源線18n1の一
方の線に接続されている。なお、モータ25の更に他方
の端子には、コンデンサCが接続されている。遅延回路
遅延回路の他方の出力端子は、電源線18n1の一方の
線に接続されている。
【0085】遅延回路122は、各々スイッチ130の
他端に接続された、ヒータ(抵抗)124、及びバイメ
タル切片126を備えている。ヒータ124は電源線1
8n1の一方の線に接続され、バイメタル切片126
は、モータ25の一方の端子が接続されている。
【0086】室内ユニット12への電源の投入(電源ス
イッチ88Aのオン)に伴って電源線18n1が電源に
接続されかつスイッチ130がオンされて、送風機16
n1に電源が投入される。これにより、ヒータ124が
通電され、バイメタル切片126が温められる。このよ
うにバイメタル切片126が温められると、バイメタル
切片126は、熱膨張係数の異なる2枚の金属片を貼り
合わせたものであるので、温度変化により、所定時間後
にバイメタル切片126がオンする。これにより、モー
タ25が通電される。即ち、電源スイッチ88Aの接点
がオンされかつスイッチ130がオンされたときから所
定時間が経過するまでモータへの通電を遅延させる。な
お、スイッチ130をオフすれば、モータ25への通電
が停止する。
【0087】また、前述した実施の形態では、室の空気
を吸引しかつ吸引した空気を調和して、室に隣接する密
閉された空間(屋根裏部屋)に送風し、密閉された空間
(屋根裏部屋)の空気を室に送風するようにしている
が、本発明はこれに限定されるものでなく、室内ユニッ
トと送風機とをダクトで接続し、室内ユニットは、室の
空気を吸引しかつ吸引した空気を調和して、ダクトに送
風し、送風機は、ダクト内の空気を室に送風してもよ
い。また、室内ユニット及び送風機を、同じ室内に配置
するようにしてもよい。
【0088】なお、変流器CT1、CT2、CT3と、
整流分圧部20n1、20n2、20n3とを、室内ユ
ニット外の密閉された空間(屋根裏部屋)に配置するよ
うにしてもよい。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、しきい値
を、送風手段が駆動しているか否かを判断するための必
要最低限の値とすることができるため、送風手段が運転
しているにもかかわらず、駆動電流がしきい値を越えな
い範囲を小さくすることができ、送風手段が運転してい
ることを迅速に判断することができる、という効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】空調ユニットのブロック図である。
【図2】空調ユニットの電気回路図である。
【図3】整流分圧部の電気回路図である。
【図4】冷凍サイクルを示す概略図である。
【図5】室内ユニットの回路構成を示すブロック図であ
る。
【図6】室外ユニットの回路構成を示すブロック図であ
る。
【図7】判定基準値算出処理ルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図8】送風機駆動判定処理ルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図9】各送風機のマイコンの制御ルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図10】送風機の他の例を示した電気回路図である。
【符号の説明】
23 ファン(送風手段) 25 モータ(送風手段) 17 熱交換器(空気調和手段) 78 プロペラファン(空気調和手段) CT1〜CT3 変流器(検出手段) 20n1〜20n3 整流分圧部(検出手段) 74 マイコン(制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−253133(JP,A) 特開 平6−66444(JP,A) 特開 昭62−113888(JP,A) 特開 平10−126862(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/04 F24F 11/02 103

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内に調和空気を送風する空気調和手段
    と、 電源線に接続されると共に空気調和手段への電源の投入
    に伴って該電源線が電源に接続されかつスイッチがオン
    した時から室内への送風を開始する送風手段と、 前記電源線に流れる駆動電流を検出する検出手段と、 前記送風手段が停止している時に前記検出手段により検
    出された電流値以上の所定範囲内の値をしきい値として
    設定する設定手段と、 前記送風手段が運転している時に前記検出手段により検
    出される電流値が前記設定手段により設定されたしきい
    値以上か否かを判断する判断手段と、 前記判断手段により駆動電流がしきい値以上と判断され
    た場合、前記室内へ送風される調和空気の空調能力を増
    加させる制御手段と、 を備えた空調ユニット。
  2. 【請求項2】 前記電源線が電源に接続された時から少
    なくとも所定時間前記送風手段が運転しないようにマス
    クするマスク手段と、 前記空気調和手段へ電源が投入されたか否かを判断する
    投入判断手段と、 を更に備え、 前記設定手段は、前記投入判断手段により前記電源が投
    入されたと判断された時から所定時間が経過するまでの
    間に前記検出手段により検出された電流値以上の所定範
    囲内の値をしきい値として設定する、 ことを特徴とする請求項1記載の空調ユニット。
  3. 【請求項3】 前記送風手段への通電を、前記電源線が
    電源に接続されかつ前記スイッチがオンした時から所定
    時間遅延させる遅延手段と、 前記空気調和手段へ電源が投入されたか否かを判断する
    投入判断手段と、 を更に備え、 前記設定手段は、前記投入判断手段により前記電源が投
    入されたと判断された時から所定時間が経過するまでの
    間に前記検出手段により検出された電流値以上の所定範
    囲内の値をしきい値として設定する、 ことを特徴とする請求項1記載の空調ユニット。
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