JPH1073300A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JPH1073300A
JPH1073300A JP8228576A JP22857696A JPH1073300A JP H1073300 A JPH1073300 A JP H1073300A JP 8228576 A JP8228576 A JP 8228576A JP 22857696 A JP22857696 A JP 22857696A JP H1073300 A JPH1073300 A JP H1073300A
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JP
Japan
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temperature
air conditioner
room
room temperature
air
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Pending
Application number
JP8228576A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Miyauchi
拓 宮内
Seiichi Hosoda
清一 細田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1073300A publication Critical patent/JPH1073300A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内温度を急激に変化させることなく所望の
設定温度に空調する。 【解決手段】 時間制御モードが選択されると、温度/
時間勾配、室内温度及び設定温度を読込み、温度勾配に
応じた補正目標温度を演算して、この補正目標温度を目
標温度として設定する(ステップ200〜210)。こ
の後、所定時間毎に室内温度を計測し、室内温度が目標
温度に達すると新たな補正目標温度を設定する(ステッ
プ212〜216)。また、この補正目標温度が設定温
度を越えると、設定温度を目標温度に設定して室内の空
調を行い、室内が設定温度に達すると時間制御モードを
解除して終了する(ステップ218〜226)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内の冷房ないし
冷暖房を行う空気調和機に関する。詳細には、室内温度
ないし外気温度と設定温度に基づいて能力を制御して室
内の空気調和を行い、室内を設定温度に維持する空気調
和機に関する。
【0002】
【従来の技術】冷凍サイクルによって室内の空気調和を
図る空気調和機(以下「エアコン」という)では、コン
プレッサをオン/オフ制御することにより、室内を設定
温度に維持するものに加えて、室内温度(または外気温
度)と設定温度に基づいてコンプレッサの能力を制御す
るこにより、効率的に室内の空調を行うようにしたもの
がある。
【0003】例えば、コンプレッサの能力を制御するエ
アコンでは、設定温度と室内温度の温度差に基づいて冷
房能力を制御するようになっている。このとき室内温度
と設定温度の温度差が大きいときには、冷房能力を大き
くして、室内の空気を急速に冷却して、室内温度が短時
間で設定温度となるようにすると共に、室内の温度が設
定温度に達した後は、冷房能力を小さくして、効率的に
室内を設定温度に維持するようにしている。
【0004】ところで、高温となっている室内に入って
エアコンを作動させた場合、設定温度と室内温度との間
の温度差が高いために、エアコンは、冷房能力を大きく
して運転を開始し、エアコンの室内ユニットからは、低
温の空気が強力に吹き出される。
【0005】しかしながら、室内の温度が高温の場合、
室外の温度も高温となっていることが多く、このため、
高温の室外から室内に入ってエアコンを運転させると、
強い冷風が体に吹き付けられることになる。このため
に、体の表面温度が急激に低下して体調を崩してしまう
恐れがある。また、室内に入ったときに、汗をかいてい
た場合には、体に吹き付けられる冷風と、この風によっ
て蒸発する汗によって熱を奪われてしまう。
【0006】これを防止するために、最初は設定温度を
高くしてエアコンを運転させ、徐々に設定温度を下げる
ようにすれば良いが、このためには、設定温度を頻繁に
変えなければならないという煩わしい操作が生じる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実に鑑
みてなされたものであり、簡単な操作で例えば高温の室
内温度の変化を緩やかに冷房するなどして、室内を所望
の設定温度にすることができる空気調和機を提案するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
設定温度を目標温度として室内温度または室外温度と目
標温度に基づいて能力を制御して空気調和を行い、室内
を目標温度に維持する空気調和機であって、空調される
室内温度が所定の温度勾配に沿って変化して目標温度に
達するように空調能力を制御する能力制御手段を含むこ
とを特徴とする。
【0009】この発明によれば、能力制御手段が時間経
過に伴う室内温度の変化である温度勾配に応じて能力を
制御する。これによって、例えば、室内の温度が揺るや
かに変化するように温度勾配を設定しておけば、室内温
度と設定温度の差にかかわらずこの緩やかな温度勾配に
沿って室内温度を変化させる空調を行うことができる。
【0010】請求項2に係る発明は、前記能力制御手段
が、室内温度を検出する室温検出手段と、設定温度を設
定する空調温度設定手段と、予め設定されている温度勾
配と室内温度及び設定温度に基づいて室内が設定温度に
達するまでの目標温度を設定する目標温度設定手段と、
を含むことを特徴とする。
【0011】この発明によれば、目標温度を設定する
と、室内温度と温度勾配に基づいて目標温度を設定す
る。この目標温度に基づいて空調制御を行う。
【0012】空気調和機は、室内温度と設定温度との差
に基づいて能力を制御する。このために、室内温度と目
標温度との温度差が小さいときには、能力を抑えるため
に時間経過に対する温度変化である温度勾配は緩やかと
なる。このため、予め温度勾配を設定しておいて、室内
温度と温度勾配に合わせて目標温度を段階的に設定する
ことにより、この温度勾配に沿って室内温度を変化させ
て、室内を設定温度にすることができる。
【0013】請求項3に係る発明は、予め複数設定され
た前記温度勾配の一つを選択する選択手段を、さらに含
むことを特徴とする。
【0014】この発明によれば、複数の温度勾配を予め
設定しておいて、何れかを選択手段によって選択する。
これによって、所望の温度勾配に沿って室内温度を変化
させて室内を所望の設定温度にすることができる。
【0015】請求項4に係る発明は、前記温度勾配に基
づいた室内温度の変化を表示する表示手段を含むことを
特徴とする。
【0016】この発明によれば、表示手段によって室内
温度の変化を表示する。これによって、例えば、室内温
度を緩やかに変化させて空調を行うときには、体感的に
は勿論視覚的にも室内の温度の緩やかな変化を感じるこ
とができる。なお、この表示手段としては、空気調和機
の室内ユニットに設けても良いが、空気調和機の運転を
制御するリモコンスイッチに設けることが、表示の確認
が容易となりより好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。
【0018】図1には、本実施の形態に適用した空気調
和機(以下「エアコン10」という)を示しており、こ
のエアコン10は、室内ユニット12と室外ユニット1
4によって構成されている。エアコン10は、後述する
リモコンスイッチ120から室内ユニット12へ向けて
送出される操作信号によって遠隔操作される。
【0019】図2に示されるように、室内ユニット12
と室外ユニット14との間には、冷媒を循環させる太管
の冷媒配管15Aと細管の冷媒配管15Bが設けられて
おり、それぞれの一端が室内ユニット12の熱交換器1
6に接続されている。
【0020】一方の冷媒配管15Aの他端は、室外ユニ
ット14のバルブ18に接続されている。このバルブ1
8は、マフラー20Aを介して四方弁22に接続されて
いる。また、この四方弁22には、アキュムレータ2
4、コンプレッサ26及びマフラー20Bを連結する配
管の両端がそれぞれ接続されている。さらに、室外ユニ
ット14には、熱交換器28が設けられており、この熱
交換器28の一方に四方弁22が接続され、他方に冷暖
房用のキャピラリチューブ30、ストレーナ32及びバ
ルブ34が接続されている。このバルブ34には、冷媒
配管15Bの他端が接続されており、これによって室内
ユニット12と室外ユニット14の間に冷媒を循環する
密閉された循環路、すなわち、冷凍サイクルが形成され
ている。
【0021】エアコン10では、四方弁22の切り換え
によって運転モードが冷房モード(除霜(ドライ)モー
ドと暖房モードに切り換えられる。なお、図2では、矢
印で冷房モード(冷房時)及び暖房モード(暖房時)の
冷媒の流れを示している。
【0022】図3には、室内ユニット12の概略断面図
を示している。室内ユニット12は、図示しない室内の
壁面等に取り付けられる取付ベース36の上下(図3の
紙面上下方向)両端に係止されたケーシング38によっ
て内部が覆われている。
【0023】ケーシング38内には、中央部にスクロー
ルファン40が配置されており、このスクロールファン
40のケーシング38の前面側(図3の紙面左側)から
上面側に渡って熱交換器16が配置され、さらに、この
熱交換器16とケーシング38の間にフィルタ44が配
置されている。室内ユニット12では、このスクロール
ファン40の回転によってケーシング38の前面及び上
面側に設けられている吸引口46から室内の空気を吸引
する。また、吸引された室内の空気は、フィルタ44及
び熱交換器16を通過した後、ケーシング38の下部に
形成している吹出し口52から室内へ向けて吹き出され
る。なお、ケーシング38は、カバー42を開放するこ
とにより、フィルタ44の交換が可能となっている。
【0024】室内ユニット12では、室内から吸引した
空気が熱交換器16を通過するときに、熱交換器16に
よって冷却または加熱され、この空気を室内へ吹き出す
ことにより室内を空調するようになっている。なお、吹
出し口52には上下フラップ50と左右フラップ48が
設けられており、上下フラップ50及び左右フラップ4
8によって吹出し方向が調節される。
【0025】図4に示されるように、室内ユニット12
には、エアコン10を運転するための電力が供給される
電源基板54、コントロール基板56及びパワーリレー
基板76が設けられている。電源基板54には、モータ
電源62、制御回路電源64、シリアル電源66及び駆
動回路60が設けられている。また、コントロール基板
56には、シリアル回路68、駆動回路70及びマイコ
ン72が設けられている。
【0026】電源基板54の駆動回路60には、スクロ
ールファン40を駆動するファンモータ58(例えばD
Cブラシレスモータ)が接続されており、マイコン72
からの制御信号に応じてモータ電源62からファンモー
タ58へ駆動電力を供給するようになっている。マイコ
ン72は、例えば、駆動回路60から12V〜36Vの
範囲で出力電圧を256ステップで変化させ、室内への
吹出し風量をきめこまかく制御できるようになってい
る。
【0027】また、コントロール基板56の駆動回路7
0には、パワーリレー基板76及び上下フラップ50を
操作する上下フラップモータ78が接続されている。パ
ワーリレー基板76には、パワーリレー74と温度ヒュ
ーズが設けられており、マイコン72からの信号によっ
てパワーリレー74を操作して、室外ユニット14へ電
力を供給するパワーリレー接点74Aを開閉するように
なっている。また、上下フラップモータ78は、マイコ
ン72からの制御信号に応じて作動されて、吹出し口5
2から吹き出す空気の風向を制御するようになってい
る。
【0028】このように、室内ユニット12のマイコン
72は、スクロールファン40の回転数と上下フラップ
50を制御して、所望の風量で室内ユニット12から空
調された空気を吹き出すようになっている。
【0029】シリアル回路68には、マイコン72と共
に電源基板54のシリアル電源66及び室外ユニット1
4が接続されている。マイコン72は、室内ユニット1
2の機器の作動を制御すると共に、シリアル回路68を
介して室外ユニット14との間でシリアル通信を行っ
て、室外ユニット14の作動を制御するようになってい
る。
【0030】また、マイコン72には、リモコンスイッ
チ120からの操作信号を受信する受信回路と表示LE
Dを備えた表示基板80が接続されている。図1に示さ
れるように、この表示基板80は、ケーシング38の前
面側の下方に配置されており、この表示基板80へ向け
てリモコンスイッチ120を操作することにより、リモ
コンスイッチ120から送出された信号が表示基板80
の受信回路で受信されるようになっている。
【0031】また、図4に示されるように、マイコン7
2には、室内温度を検出する室内温度センサ(室温セン
サ)86及び熱交換器16の冷媒コイルの温度を検出す
る熱交換器温度センサ(熱交温度センサ)88と共に、
メンテナンス時に点灯・点滅によってサービスマンに自
己診断結果を表示する複数のサービスLED82及び運
転切換スイッチ84が接続されている。運転切換スイッ
チ84は、通常運転とメンテナンス時に行う試運転の切
換と共に、電源スイッチ84Aの接点を開放して、エア
コン10への電力供給を遮断できるようになっている。
なお、この運転切換スイッチ84は、通常運転に設定さ
れている。
【0032】一方、図5に示されるように、室外ユニッ
ト14には、ターミナル96A、96B、96Cを備え
た端子板14Aが設けられており、ターミナル96A、
96B、96Cが室内ユニット12の端子板12Aに設
けられているターミナル90A、90B、90C(図4
参照)にそれぞれ接続されており、これによって室内ユ
ニット12から運転電力が供給されると共に、室内ユニ
ット12のマイコン72との間でシリアル通信が可能と
なっている。
【0033】また、室外ユニット14には、整流基板9
2とコントロール基板94が設けられている。コントロ
ール基板94には、シリアル回路98、マイコン106
及びスイッチング電源104が設けられている。整流基
板92は、ノイズフィルタ100Aを介して交流電力が
供給されると整流して出力する。スイッチング電源10
4には、整流・平滑化された直流電力がノイズフィルタ
100B、100Cを介して供給される。また、スイッ
チング電源104は、マイコン106と共に、コンプレ
ッサモータ112が接続されているインバータ回路10
2が接続されている。これによって、室外ユニット14
では、マイコン106から出力される制御信号に応じた
周波数の電力をコンプレッサモータ112へ供給する。
コンプレッサ26はコンプレッサモータ112によって
回転される。すなわち、室外ユニット14では、コンプ
レッサモータ112の回転を制御することにより、コン
プレッサ26による冷暖房能力を制御している。
【0034】また、コントロール基板94には、運転モ
ード(冷房または暖房)を切り換えるための四方弁2
2、熱交換器28を冷却するためのファン114(図2
参照)を駆動するファンモータ108とファンモータコ
ンデンサ108Aが接続され、マイコン106に制御さ
れるようになっている。また、マイコン106には、外
気温度センサ110A、熱交換器28のコイル温度セン
サ110B及びコンプレッサ温度センサ110Cが接続
されており、外気温度、熱交換器28の温度及びコンプ
レッサ26の温度を検出しながら各機器を制御するよう
になっている。
【0035】図6(A)及び図6(B)には、エアコン
10の運転操作を行うためのリモコンスイッチ120が
示されている。このリモコンスイッチ120には、内部
に送信部と室温センサ等が設けられ、表面にエアコンの
運転状態を表示する表示パネル122及び運転操作を行
うためのスイッチ部124が設けられている。図6
(A)に示されるように、スイッチ部124は、開閉カ
バー126の表面側に運転/停止ボタン128と共にハ
イパワーボタン130及び時間制御ボタン132を含む
操作ボタンが設けられている。
【0036】また、図6(B)に示されるように、開閉
カバー126を開くことにより露出するスイッチ部12
4には、表面側の運転/停止ボタン128と連動する運
転/停止ボタン128Aと共に、運転切換ボタン13
4、節電モードボタン135、温度設定を行う温度ボタ
ン136A、136B、風向調節用の風向ボタン13
8、風量調節用の風量ボタン140、タイマーの入切の
切換用のタイマーボタン142A、142B、タイマー
設定用の入時刻ボタン144A、切時刻ボタン144
B、時刻設定ボタン144C、144D等の細かな運転
設定を行うための種々のボタンスイッチが設けられてい
る。
【0037】エアコン10は、このリモコンスイッチ1
20の操作によって冷暖房切換、温度設定、風向設定、
風量設定、タイマー設定等の種々の設定及び運転/停止
操作が行われると、室内温度と設定温度に基づいて能力
を制御して空調運転を行う。エアコン10では、リモコ
ンスイッチ120が操作されて温度設定がなされると、
外気温度または室内温度(以下室内温度として説明す
る)を測定し、この測定結果と設定温度の差から冷房能
力を制御して、室内を設定温度とするように空調運転を
行う。このとき、温度差が大きければコンプレッサ26
の能力を大きくし、温度差が小さければコンプレッサ2
6の能力を低くして運転を行うようになっている。な
お、コンプレッサ26の能力は、インバータ回路102
からコンプレッサモータ112へ出力する電力の周波数
を変化させて行う。
【0038】ところで、図6(A)に示されるように、
リモコンスイッチ120には、時間制御ボタン132が
設けられている。この時間制御ボタン132を操作する
ことにより、エアコン10は、時間制御モードとして設
定されている「時短モード」、「標準モード」及び「遅
延モード」の何れかが選択される。
【0039】エアコン10には、時短モード、標準モー
ド及び遅延モードに応じた室内温度の変化の温度/時間
勾配(dT/dt)が設定されており、それぞれのモー
ドに応じて能力を制御する。この温度/時間勾配(dT
/dt)は、設定温度が同一であっても、選択されたモ
ードによって室内温度が設定温度に到達する時間が変わ
るように設定されている。すなわち、エアコン10は、
時間制御モードが選択されると、室内温度が予めモード
毎に設定されている温度/時間勾配(dT/dt)に沿
って変化するように空調する。
【0040】図7に示されるように、例えば、冷房運転
時には、時短モードが選択されると、標準モードが選択
されたときと比較して短時間に室内温度が設定温度とな
るように制御する。また、遅延モードが選択されたとき
には、逆に時間をかけ緩やかに室内を空調して室内温度
が設定温度に到達するように冷房運転を行う。
【0041】一方、図6(A)に示されるように、リモ
コンスイッチ120の表示パネル122には、時間制御
モードが選択されたことを表示すると共に、標準モー
ド、時短モード及び遅延モードのそれぞれが選択された
ときに、「標準」、「速く」及び「遅く」と表示される
モード表示部150が設けられている。また、リモコン
スイッチ120の表示パネル122には、モード表示部
150に並んで、選択された時間制御モードに応じた室
内温度の温度変化状態をグラフィック表示する温度変化
表示部152が設けられている。
【0042】図6(A)及び図8(A)乃至図8(E)
に示されるように、温度変化表示部152では、縦軸を
室内温度として、棒グラフで室内温度を表示するように
なっている。このとき、冷房時では最低温度が設定温度
となるように温度表示が行われる。また、この温度変化
表示部152は横軸が時間となっており、左端に現在の
室内温度を表示し、右方向に沿って所定の時間間隔での
室内温度の予測値を表示するようになっている。
【0043】なお、温度変化表示部152は、棒グラフ
状に温度表示を行うように説明するが、これに限らず温
度変化を曲線(カーブ)や、折れ線等によって表示する
種々の表示方法を用いることができる。また、表示の切
り替え操作によって、室内温度の計測値を表示するよう
にしても良く、現在までの計測値の変化と、移行の予測
値の変化を表示するようにしても良い。
【0044】これにより、標準モードが選択されたとき
には、図8(A)に示されるように、時間経過に伴って
室内温度が徐々に低下するように表示され、時短モード
が選択されたときには、図8(B)に示されるように、
標準モード時に比べて時間変化に対して温度変化が大き
くなるように表示される。また、図8(C)に示される
ように、遅延モードが選択されたときには、逆に、標準
モードに比べて時間変化に対する温度変化が小さくなる
ように表示される。これらの表示は、図8(D)に示さ
れるように、時間経過に伴って順にシフトされるように
なっている。これによって、室内の温度変化のイメージ
を容易に把握できるようにしている。
【0045】なお、図8(D)は、図8(C)に示され
る遅延モード時の表示から所定の時間経過した状態での
温度変化表示部152の表示を示している。また、図8
(E)に示されるように、温度変化表示部152の表示
は、例えば冷房運転時に室内温度が設定温度に達して温
度制御モードが終了すると、設定温度を表示するように
なっている。
【0046】以下に本実施の形態の作用を説明する。
【0047】エアコン10は、運転停止状態でリモコン
スイッチ120の運転/停止ボタン130や種々の設定
操作が行われて、リモコン120から設定に応じて送出
された信号を受信すると、受信した信号の解析を行い、
解析された内容(運転か停止か、冷房運転か暖房運転か
及び設定温度、風向設定、風量設定)に応じて空調運転
を開始する。
【0048】ところで、リモコンスイッチ120には、
時間制御ボタン132が設けられており、この時間制御
ボタン132の操作によって、時短モード、標準モード
又は遅延モードが選択されるようになっている。エアコ
ン10は、リモコンスイッチ120の時間制御ボタン1
32が操作され、時短モード、標準モード又は遅延モー
ドの何れかが選択されると、選択された時間制御モード
に基づいた空調制御を行う。また、リモコンスイッチ1
20の表示パネル122には、選択された時間制御モー
ドをモード表示部150に表示すると共に、計測した室
内温度(計測値)と室内温度の変化の予測値を合わせて
温度変化表示部152に表示する。
【0049】以下に、時間制御モードに基づいたエアコ
ン10での処理及びリモコンスイッチ120の表示を、
図9及び図10に示すフローチャートに沿って説明す
る。
【0050】図9には、エアコン10の時間制御の一例
を示しており、最初のステップ200では、リモコンス
イッチ120の時間制御ボタン132の操作によって時
間制御モードが選択されたか否かを判断する。ここで、
時間制御モードが選択されるとステップ200で肯定判
定されると、ステップ202へ移行して時間制御モード
での処理を開始する。
【0051】このステップ202では、選択された時間
制御モードに応じて設定されている温度/時間勾配dT
/dt(以下「温度勾配P」という)を読込む。これと
共に、ステップ204では、設定温度Taを読込み、ス
テップ206では、例えば室内温度センサ86によって
測定した室内温度Tbを読込む。この後、ステップ20
8では、温度勾配P、設定温度Ta及び室内温度Tbに
基づいて補正目標温度Tcの演算を行う。
【0052】図7に示されるように、エアコン10に
は、遅延モード、標準モード及び時短モードのそれぞれ
に応じた温度勾配P1 、P2 、P3 が予め設定されてい
る。この温度勾配Pは、任意に設定して良いが、本実施
の形態では、一例として、エアコン10が比較的大きな
温度差の設定温度Taと室内温度Tbに基づいて通常の
運転制御を行うときの時間tに対する室内温度T(T
b)の変化の度合いを時短モード時の温度勾配P1 とし
て設定し、この時短モード時の温度勾配P1 に対して、
標準モード時の温度勾配P2 及び遅延モード時の温度勾
配P3 をそれぞれ設定している。
【0053】また、補正目標温度Tcの演算は、温度勾
配P、設定温度Ta及び室内温度Tbに基づいて行われ
る。すなわち、図11に示されるように、エアコン10
が室内温度Tbと目標温度Tdの温度差に応じて能力を
制御して運転するときに、室内温度Tbが温度勾配Pに
沿って変化するように、室内温度Tbと目標温度Tdの
温度差dTを設定すれば、この温度差dTから目標補正
温度Tcが求められる(Tc=Tb−dT)。
【0054】すなわち、図11に示されるように、エア
コン10が室内温度Tbと目標温度Tdの温度差に応じ
て能力を制御して運転するときに、図9に示されるフロ
ーチャートでは、ステップ208で補正目標温度Tcが
演算されて設定されると、次のステップ210で、この
補正目標温度Tcを目標温度Tdに設定する。エアコン
10は、室内温度Tbと温度勾配Pに基づいて設定され
た目標温度Tdの温度差に基づいて空調運転を行う。
【0055】この後、ステップ212へ移行すると、所
定の時間間隔で室内温度Tbを測定して読込み、次のス
テップ214では、室内温度Tbが目標温度Tdに達し
たか否か、すなわち、室内温度Tbが補正目標温度Tc
に達したか否かを確認する。室内温度Tbが補正目標温
度Tcに達していなければ(ステップ214で否定判
定)、ステップ212、214を繰り返す。
【0056】また、室内温度Tbが補正目標温度Tcに
達して、ステップ214で肯定判定されると、ステップ
216へ移行して、新たな補正目標温度Tcの設定を行
う。次のステップ218では、この補正目標温度Tcが
設定温度Ta以下となったか否かの確認を行い、補正目
標温度Tcが設定温度Taに達していないときには(ス
テップ218で否定判定)、ステップ210へ移行し
て、この補正目標温度Tcを目標温度Tdとして、エア
コン10による時間制御モードでの空調運転を継続す
る。
【0057】このように、目標温度Td(=補正設定温
度Tc)が、設定温度Taに達するまで、温度勾配Pに
沿って補正設定温度Tcを繰り返し設定することによ
り、室内温度Tbが温度勾配Pに沿って変化することに
なる。すなわち、図11に示されるように、補正設定温
度Tcを設定する場合は、現在の室温Tbと等しい補正
設定温度Tcn (n=1、2、3・・・)に達したとき
には、新たに補正設定温度Tcn+1 を設定し、この補正
設定温度Tcn+1 を新たな目標温度Tdとすることによ
り、目標温度Tdは温度勾配Pに沿って徐々に設定温度
Taに接近し、これによって室内温度Tbも温度勾配P
に沿って徐々に設定温度Taに近づく。
【0058】一方、このようにして、温度勾配Pに応じ
て順に補正目標温度Tcを設定して空調運転を行い、補
正目標温度Tcが設定温度Taに達すると、ステップ2
18で肯定判定されて、ステップ220へ移行する。
【0059】このステップ220では、目標温度Tdの
補正を解除して、設定温度Taを目標温度Tdとして設
定する。これにより、エアコン10は、設定温度Tdと
空調されている室内温度Tbの温度差に基づいた空調制
御を介してする。この後、ステップ222においても、
ステップ212と同様に所定の時間間隔で室内温度Tb
を読込み、次のステップ224では、室内温度Tbが設
定温度Tdに達したか否かを確認する。
【0060】室内が設定温度Taに達し、ステップ22
4で肯定判定されると、ステップ226へ移行して、時
間制御モードを解除する。これによって、エアコン10
は、室内温度Tbと設定温度Taに基づいて制御され
て、室内を設定温度Taに維持するように空調運転を行
う。
【0061】このように、設定された温度勾配Pに応じ
て室内温度Tbが変化するように、室内の空調を行うこ
とにより、例えば、高温となっている室内で設定温度を
低くし過ぎて空調運転を開始したために、エアコン10
から吹き出される強力な冷風にあたってしまい、体調を
損ねてしまう等の問題が生じることがなく、緩やかな冷
風によって、室内の温度を徐々に所望の温度(設定温
度)とすることができる。
【0062】一方、図10には、リモコンスイッチ12
0の表示パネル122の表示を行うためのフローチャー
トを示しており、このフローチャートにおいても、最初
のステップ230で時間制御ボタン132が操作されて
時間制御モードでのエアコン10の運転が選択されたか
否かを確認している。ここで、時間制御モードが選択さ
れると、ステップ230で肯定判定されて、ステップ2
32へ移行する。
【0063】なお、リモコンスイッチ120のモード表
示部150の表示は、時間制御ボタン132の操作に応
じて、「速く」、「標準」、「遅く」と順に切換られ
る。また、さらに時間制御ボタン132を操作すること
により、モード表示部150の何れの表示も消え(例え
ば「時間制御」の表示も消える)、時間制御モードを解
除した状態となる。
【0064】このステップ232では、設定された時間
制御モードを読込むと共に、次のステップ234では設
定温度Taを読込む。また、ステップ236では、室温
Tbを測定して読込む。なお、リモコンスイッチ120
の内部には、温度センサが設けられており、この温度セ
ンサによって検出した温度を室内温度として表示パネル
130の所定の領域に表示するようになっている(図6
(A)参照)。
【0065】次のステップ238では、設定温度Taに
対する現在の室内温度Tbを計測値として棒グラフ状に
表示すると共に、時間制御モードに応じて設定されてい
る時間経過に伴う室内温度の変化の予測値を合わせて棒
グラフ状に表示する。
【0066】これによって、図8(A)から図8(D)
に示されるように、リモコンスイッチ120の表示パネ
ル122に設けている、モード表示部150に選択され
ている時間制御モードが表示されると共に、温度変化表
示部152には、選択された時間制御モードに応じた室
内温度の変化がグラフィック表示される。このように、
選択した時間制御モードに応じた室内温度の変化予測を
リモコンスイッチ120の所定の位置に表示することに
より、エアコン10の空調運転による室内の温度の変化
を目視によって判断できる。また、リモコンスイッチ1
20に表示しているために、目視が極め容易となってい
る。
【0067】次のステップ240では、所定の時間経過
したか否かを判断し、所定時間経過する毎に、ステップ
242へ移行して室温Tbを測定し、この測定結果に基
づいて、温度表示変化部152に表示を時間変化に合わ
せてシフトする。これによって、次第に室内の温度が設
定温度に近づいていることを目視によって判断すること
ができると共に、室内が設定温度に達するまでのおおよ
その時間を把握することができる。
【0068】一方、ステップ246では、時間制御モー
ドが終了したか否かを判断し、例えば室内が設定温度に
達したり、時間制御ボタン132が操作されて時間制御
モードが解除されたときには、このステップ246で肯
定判定して、時間制御モードに基づいた表示を終了す
る。なお、図8(E)に示されるように、室内温度が設
定温度に達することによって時間制御モードに基づいた
表示を終了するときには、室内が設定温度となっている
ことを表示し続けるようにしても良い。
【0069】なお、以上の説明は、エアコン10の冷房
運転を例に説明したが、暖房運転時の適用も可能であ
る。この場合、図12に示されるように、リモコンスイ
ッチ120の温度変化表示部152の表示は、最大値を
設定温度として、現在の室内温度からの温度上昇を表示
するようにすれば良い。
【0070】また、補正目標温度の設定間隔は任意で良
く、例えば温度勾配Pに応じて0。5°C〜2°C程度
の範囲で比較的細かく設定しても良く、また、これ以上
の温度間隔で大きく設定しても良い。
【0071】また、本実施の形態では、リモコンスイッ
チ120に棒グラフを用いて、温度変化を表示したが、
温度変化の表示方法は、これに限らず、種々の表示方法
を用いることができる。
【0072】また、本実施の形態では、選択された時間
制御モードの温度勾配Pに応じて補正目標温度Tcを設
定して制御したが、温度勾配Pに応じてエアコン10の
能力を固定してコンプレッサ26を制御するようにして
も良い。
【0073】さらに、本実施の形態では、エアコン10
として壁掛け型の室内ユニット12を用いて説明した
が、これに限らず、天井埋め込みカセット形、一体型、
暖房に温水を用いる温水エアコン等の種々の構成の空気
調和機に適用することができる。
【0074】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、予
め設定している温度勾配に沿って室内温度を変化させて
室内を設定温度にするために、例えば冷房運転時に室内
温度が緩やかに変化するように温度勾配を設定しておけ
ば、高い室内温度に対して設定温度を低くしても、体が
急激に冷却されてしまうことがない。また、本発明で
は、温度勾配に合わせた温度変化を表示するために、視
覚的にも緩やかな温度へ変化を感じることができると共
に、室内が設定温度に達するタイミングを容易に予測す
ることができる優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に適用したエアコンの概略構成図
である。
【図2】エアコンの冷凍サイクルの構成を示す概略配管
図である。
【図3】室内ユニットの概略構成を示す要部断面図であ
る。
【図4】室内ユニットの概略回路図である。
【図5】室外ユニットの概略回路図である。
【図6】(A)はリモコンスイッチの外観を示す概略平
面図、(B)は開閉カバーを開いた状態のリモコンスイ
ッチを示す要部平面図である。
【図7】時間制御モードで設定されているモード別の温
度勾配の概略を示すグラフである。
【図8】(A)乃至(E)のそれぞれはリモコンスイッ
チに設けている温度変化表示部の表示を示す概略図であ
り、(A)は標準モード時、(B)は時短モード時、
(C)は遅延モード時の表示をそれぞれ示し、(D)は
遅延モード時に時間変化に伴う表示の変化を示し、
(E)は時間制御モード終了時の表示の一例を示してい
る。
【図9】時間モード制御の一例を示すフローチャートで
ある。
【図10】温度表示変化の一例を示すフローチャートで
ある。
【図11】設定温度と温度勾配から得られる補正目標温
度の設定の概略を示すために、縦軸を室内温度、横軸を
時間としたグラフである。
【図12】暖房運転時の温度表示部の表示の一例を示す
概略図である。
【符号の説明】 10 エアコン(空気調和機) 12 室内ユニット 14 室外ユニット 26 コンプレッサ 56 コントロール基板 72 マイコン(能力制御手段、目標温度設定手段) 86 室温センサ(室温検出手段) 120 リモコンスイッチ 122 表示部(表示手段) 132 時間制御ボタン(選択手段) 136A、136B 温度ボタン(空調温度設定手
段) 150 モード表示部 152 温度変化表示部(表示手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定温度を目標温度として室内温度また
    は室外温度と目標温度に基づいて能力を制御して空気調
    和を行い、室内を目標温度に維持する空気調和機であっ
    て、空調される室内温度が所定の温度勾配に沿って変化
    して目標温度に達するように空調能力を制御する能力制
    御手段を含むことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記能力制御手段が、室内温度を検出す
    る室温検出手段と、設定温度を設定する空調温度設定手
    段と、予め設定されている温度勾配と室内温度及び設定
    温度に基づいて室内が設定温度に達するまでの目標温度
    を設定する目標温度設定手段と、を含むことを特徴とす
    る請求項1に記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 予め複数設定された前記温度勾配の一つ
    を選択する選択手段を、さらに含むことを特徴とする請
    求項2に記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記温度勾配に基づいた室内温度の変化
    を表示する表示手段を含むことを特徴とする請求項1か
    ら請求項3の何れかに記載の空気調和機。
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