JP2012057826A - コントローラおよび空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】部屋の中の温度が設定温度に達する前に空気調和機が運転を停止してしまう可能性を低減する。
【解決手段】コントローラ100aは、人感センサ130が人を検知していない時間が第1の所定時間以上であるか否かを判断し、空気調和ユニット120の運転開始からの時間が第2の所定時間以上であるか否かを判断し、人感センサ130が人を検知していない時間が第1の所定時間以上であって、かつ、空気調和ユニット120の運転開始からの時間が第2の所定時間以上である場合に、空気調和ユニット120の運転を停止させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気調和ユニットを制御するためのコントローラおよび空気調和機の技術に関する。
空気調和機による消費電力を低減するための様々な技術が知られている。たとえば、特開2008−101880号公報(特許文献1)には、空気調和機が開示されている。特開2008−101880号公報(特許文献1)によると、空気調和機は、通常運転中、第1の所定時間人体検知センサにより人の不在を検知すると、通常運転時より消費電力が少ない省電力運転を行う。空気調和機は、第1の所定時間より長い第2の所定時間人体検知センサにより人の不在が確認されると、運転を停止する。また、空気調和機は、第2の所定時間より長い第3の所定時間が経過すると、人体検知センサの出力にかかわらず運転を停止する。
特開2008−101880号公報
しかしながら、従来の空気調和機に関しては、部屋の中の温度が設定温度に達するまでユーザが当該部屋の外(他の部屋など)で待機している場合であっても、空気調和機が人の不在を確認することによって運転を停止してしまう。換言すれば、空気調和機が運転を停止しないようにするためには、ユーザは部屋の中で待っていなければならない。この問題は、特に、部屋の中の温度が設定温度に達するまでの時間が、空気調和機が運転を停止するための所定時間よりも長い場合に顕著になる。
本発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、部屋の中の温度が設定温度に達する前に空気調和機が運転を停止してしまう可能性を低減することである。
この発明のある局面に従うと、空気調和ユニットと人感センサとを制御するためのコントローラが提供される。コントローラは、人感センサが人を検知していない時間が第1の所定時間以上であるか否かを判断し、空気調和ユニットの運転開始からの時間が第2の所定時間以上であるか否かを判断し、人感センサが人を検知していない時間が第1の所定時間以上であって、かつ、空気調和ユニットの運転開始からの時間が第2の所定時間以上である場合に、空気調和ユニットの運転を停止させる。
好ましくは、第2の所定時間は第1の所定時間よりも大きい。
好ましくは、コントローラと、空気調和ユニットと、人感センサとを搭載した、空気調和機が提供される。
好ましくは、コントローラは、空気調和ユニットと、人感センサと、ディスプレイと通信し、空気調和ユニットに入力された設定温度と空気調和ユニットが配置される室内の温度とを取得し、室内の温度が設定温度に達したときに、ディスプレイに室内の温度が設定温度に達した旨を出力させる。
好ましくは、コントローラは、空気調和ユニットと、人感センサと、スピーカと通信し、空気調和ユニットの設定温度と空気調和ユニットが配置される室内の温度とを取得し、室内の温度が設定温度に達したときに、スピーカに室内の温度が設定温度に達した旨を出力させる。
この発明の別の局面に従うと、空気調和ユニットと人感センサとを制御するためのコントローラが提供される。コントローラは、人感センサが人を検知していない時間が第1の所定時間以上であるか否かを判断し、空気調和ユニットに入力された設定温度と空気調和ユニットが配置される室内の温度とを取得し、室内の温度が設定温度から所定の範囲内に達したか否かを判断し、人感センサが人を検知していない時間が第1の所定時間以上であって、かつ、室内の温度が設定温度から所定の範囲内に達した場合に、空気調和ユニットの運転を停止させる。
好ましくは、コントローラは、室内の温度が設定温度から所定の範囲内に達してからの時間が第3の所定時間以上であるか否かを判断し、空気調和ユニットの運転開始からの時間が第1の所定時間以上であって、かつ、室内の温度が設定温度から所定の範囲内に達してからの時間が第3の所定時間以上である場合に、空気調和ユニットの運転を停止させる。
好ましくは、コントローラと、空気調和ユニットと、人感センサとを搭載した、空気調和機が提供される。
好ましくは、コントローラは、空気調和ユニットと、人感センサと、ディスプレイと通信し、室内の温度が設定温度に達したときに、ディスプレイに室内の温度が設定温度に達した旨を出力させる。
好ましくは、コントローラは、空気調和ユニットと、人感センサと、スピーカと通信し、室内の温度が設定温度に達したときに、スピーカに室内の温度が設定温度に達した旨を出力させる。
以上のように、本発明によって、部屋の中の温度が設定温度に達する前に空気調和機が運転を停止してしまう可能性が低減される。
実施の形態1に係る空気調和機200Aのハードウェア構成を表わすブロック図である。 実施の形態1に係るコントローラ100aにおける制御処理の処理手順を示すフローチャートである。 本実施の形態に係るコントローラ100aにおける不在判定情報取得処理の処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るネットワークシステム1Aの全体構成を示すイメージ図である。 実施の形態1に係るホームコントローラ100Aのハードウェア構成を表わすブロック図である。 実施の形態2に係る空気調和機200Bのハードウェア構成を表わすブロック図である。 実施の形態2に係るコントローラ100bにおける制御処理の処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るネットワークシステム1Bの全体構成を示すイメージ図である。 実施の形態2に係るホームコントローラ100Bのハードウェア構成を表わすブロック図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
<空気調和機200Aのハードウェア構成>
まず、本実施の形態に係る空気調和機200Aのハードウェア構成の一態様について説明する。図1は、本実施の形態に係る空気調和機200Aのハードウェア構成を表わすブロック図である。
空気調和機200Aは、空気調和機200Aを制御するためのコントローラ100aと、空気調和ユニット120と、人感センサ130と、温度センサ140を含む。コントローラ100aは、メモリ101と、第1のタイマ107と、第2のタイマ108と、CPU(Central Processing Unit)110とを含む。
空気調和ユニット120は、コントローラ100aからの指令に従って、空気調和機200Aが配置されている室内の空気を暖めたり、冷やしたりする。人感センサ130は、コントローラ100aからの指令に従って、空気調和機200Aが配置されている室内に人がいるか否かを検知する。温度センサ140は、コントローラ100aからの指令に従って、空気調和機200Aが配置されている室内の温度を計測する。
第1のタイマ107は、コントローラ100aからの指令に従って、人感センサ130によって人が検知されていない時間を測定する。第2のタイマ108は、コントローラ100aからの指令に従って、空気調和機200Aの運転開始からの時間を測定する。ただし、第1のタイマ107と第2のタイマ108は、時計であってもよく、CPU110が当該時計を参照することによって実現するものであってもよい。
メモリ101は、各種のRAM(Random Access Memory)や、ROM(Read-Only Memory)や、ハードディスクなどによって実現される。たとえば、メモリ101は、読取用のインターフェイスを介して利用される、USB(Universal Serial Bus)メモリ、CD−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disk - Read Only Memory)、USB(Universal Serial Bus)メモリ、メモリカード、FD(Flexible Disk)、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、MO(Magnetic Optical Disc)、MD(Mini Disc)、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを除く)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの、不揮発的にプログラムを格納する媒体などによっても実現される。
メモリ101は、CPU110によって実行される制御プログラム、第1の所定時間、第2の所定時間、設定温度などを記憶する。本実施の形態においては、ユーザが、第1の所定時間を10分(たとえば、5分〜15分の間)、第2の所定時間を40分(たとえば、30分〜50分の間)に設定している。ただし、空気調和機200Aの出荷時などに、予め、第1の所定時間および第2の所定時間が設定されていてもよい。
後述するように、CPU110は、第1の所定時間と、人感センサ130によって人が検知されていない時間とを比較する。これによって、人が長時間不在であるにもかかわらずに空気調和機200Aが運転することを防止することができる。
また、後述するように、CPU110は、第2の所定時間と、空気調和機200Aの運転開始からの時間とを比較する。これによって、空気調和機200Aが運転開始したばかりであるにもかかわらず空気調和機200Aが運転を停止することを防止することができる。
CPU110は、メモリ101に記憶されている各種のプログラムを実行する。コントローラ100aにおける処理(たとえば、図2に示す処理など。)は、各ハードウェアおよびCPU110により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、メモリ101に予め記憶されている場合がある。また、ソフトウェアは、記憶媒体に格納されて、プログラム製品として流通している場合もある。あるいは、ソフトウェアは、いわゆるインターネットに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラム製品として提供される場合もある。
このようなソフトウェアは、図示しない読取装置を利用することによってその記憶媒体から読み取られて、あるいは、図示しない通信インターフェイスを利用することによってサーバからダウンロードされて、メモリ101に一旦格納される。CPU110は、ソフトウェアを実行可能なプログラムの形式でメモリ101に格納してから、当該プログラムを実行する。
なお、記憶媒体としては、CD−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disk - Read Only Memory)、USB(Universal Serial Bus)メモリ、メモリカード、FD(Flexible Disk)、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、MO(Magnetic Optical Disc)、MD(Mini Disc)、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを除く)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの、不揮発的にプログラムを格納する媒体が挙げられる。
ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
<第2の所定時間についての第1の変形例>
本実施の形態においては、ユーザが第1の所定時間と第2の所定時間とを設定するものとしているが、CPU110が、メモリ101のプログラムに基づいて、第1の所定時間および第2の所定時間の少なくともいずれかを、適時計算してもよい。
第2の所定時間についての第1の変形例として、たとえば、CPU110は、運転モードと、室内温度と設定温度との差の絶対値(Tsetin)と、に基づいて第2の所定時間を計算してもよい。
より詳細には、冷房モードにおいては、CPU110は、以下の式(1)に基づいて第2の所定時間tを計算する。
t=2.55×Tsetin+15 ・・・(1)
一方、暖房モードにおいては、CPU110は、以下の式(2)に基づいて第1の所定時間tを計算する。
t=1.45×Tsetin+15 ・・・(2)
一般的に、室温と設定温度との差の絶対値が大きいほど、設定温度に到達するまでに必要な時間が長くなる。式(1)および式(2)に示すように、第1の変形例においては、室温と設定温度との差の絶対値が大きいほど、第2の所定時間が長くなるため、設定温度に到達する前に運転が停止されてしまう可能性を低減することができる。
逆に、室温と設定温度との差の絶対値が小さいほど、設定温度に到達するまでに必要な時間が短くなる。式(1)および式(2)に示すように、第1の変形例においては、室温と設定温度との差の絶対値が小さいほど、第2の所定時間が短くなるため、必要以上に運転を継続させる可能性を低減することができる。すなわち、省エネルギーを実現することができる。
<第2の所定時間についての第2の変形例>
第2の所定時間についての第2の変形例として、たとえば、CPU110は、運転モードと、室内温度と設定温度との差の絶対値(Tsetin)と、外気温と設定温度との差の絶対値(Tsetout)と、に基づいて第2の所定時間を計算してもよい。
より詳細には、冷房モードにおいて、(外気温−設定温度)≧7℃の場合、CPU110は、以下の式(3)に基づいて第2の所定時間tを計算する。冷房モードにおいて、(外気温−設定温度)<7℃の場合、CPU110は、以下の式(4)に基づいて第2の所定時間tを計算する。
t=2.55×Tsetin+1.3×Tsetout+1.5 ・・・(3)
t=2.55×Tsetin+10 ・・・(4)
一方、暖房モードにおいては、(設定温度−外気温)≧5℃の場合、CPU110は、以下の式(5)に基づいて第1の所定時間tを計算する。暖房モードにおいては、(設定温度−外気温)<5℃の場合、CPU110は、以下の式(6)に基づいて第1の所定時間tを計算する。
t=1.45×Tsetin+0.55×Tsetout+7.6 ・・・(5)
t=1.45×Tsetin+10 ・・・(6)
一般的に、外気温と設定温度との差の絶対値が大きいほど、設定温度に到達するまでに必要な時間が長くなる。式(3)〜式(6)に示すように、第2の変形例においては、外気温と設定温度との差の絶対値が大きいほど、第2の所定時間が長くなるため、設定温度に到達する前に運転が停止されてしまう可能性を低減することができる。
逆に、外気温と設定温度との差の絶対値が小さいほど、設定温度に到達するまでに必要な時間が短くなる。式(3)〜式(6)に示すように、第2の変形例においては、外気温と設定温度との差の絶対値が小さいほど、第2の所定時間が短くなるため、必要以上に運転を継続させる可能性を低減することができる。すなわち、省エネルギーを実現することができる。
<コントローラ100aにおける制御処理>
次に、本実施の形態に係るコントローラ100aにおける制御処理について説明する。図2は、本実施の形態に係るコントローラ100aにおける制御処理の処理手順を示すフローチャートである。
図2を参照して、コントローラ100aのCPU110は、第2のタイマ108をリセットする(ステップS102)。CPU110は、空気調和ユニット120の運転情報を取得する(ステップS104)。CPU110は、空気調和ユニット120が運転を開始したか否かを判断する(ステップS106)。空気調和ユニット120が運転を開始していない場合(ステップS106においてNOである場合)、CPU110は、ステップS104からの処理を繰り返す。
空気調和ユニット120が運転を開始した場合(ステップS106においてYESである場合)、CPU110は、第2のタイマ108の計測を開始する(ステップS108)。CPU110は、空気調和ユニット120の運転情報を取得する(ステップS110)。CPU110は、空気調和ユニット120が運転を継続しているか否かを判断する(ステップS112)。CPU110は、空気調和ユニット120が運転を継続していない場合(ステップS112においてNOである場合)、ステップS102からの処理を実行する。
CPU110は、空気調和ユニット120が運転を継続している場合(ステップS112においてYESである場合)、不在判定情報を取得する(ステップS114)。不在判定情報は、空気調和機200Aが配置されている部屋に第1の所定時間以上、人が不在であるか否かを示す情報である。
CPU110は、不在判定情報に基づいて、空気調和機200Aが配置されている部屋に第1の所定時間以上、人が不在であるか否かを判断する(ステップS116)。CPU110は、第1の所定時間以上、人が不在でない場合(ステップS116においてNOである場合)、ステップS110からの処理を繰り返す。
CPU110は、第1の所定時間以上、人が不在である場合(ステップS116においてYESである場合)、第2のタイマを参照して、空気調和ユニット120の運転開始から第2の所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS118)。空気調和ユニット120の運転開始から第2の所定時間が経過していない場合(ステップS118においてNOである場合)、CPU110は、ステップS110からの処理を繰り返す。
空気調和ユニット120の運転開始から第2の所定時間が経過した場合(ステップS118においてYESである場合)、CPU110は、空気調和ユニット120に運転停止命令を送信する(ステップS120)。
<コントローラ100aにおける不在判定情報取得処理>
次に、本実施の形態に係るコントローラ100aにおける不在判定情報取得処理について説明する。図3は、本実施の形態に係るコントローラ100aにおける不在判定情報取得処理の処理手順を示すフローチャートである。
図3を参照して、コントローラ100aのCPU110は、第1のタイマ107をリセットする(ステップS152)。CPU110は、人感センサ130から部屋に人が不在であるか否かを示す情報を受信する(ステップS154)。CPU110は、当該情報に基づいて、部屋に人が不在であるか否かを判断する(ステップS156)。部屋に人がいる場合(ステップS156においてNOである場合)、CPU110は、人が存在する旨の情報をメインのアプリケーションに渡す(ステップS158、図2のステップS114)。
部屋に人が不在である場合(ステップS156においてYESである場合)、CPU110は、第1のタイマ107の計測を開始する(ステップS160)。CPU110は、人感センサ130から部屋に人が不在であるか否かを示す情報を受信する(ステップS162)。CPU110は、当該情報に基づいて、部屋に人が不在であるか否かを判断する(ステップS164)。部屋に人がいる場合(ステップS164においてNOである場合)、CPU110は、人が存在する旨の情報をメインのアプリケーションに渡す(ステップS166、図2のステップS114)。
部屋に人が不在である場合(ステップS164においてYESである場合)、CPU110は、第1のタイマ107の計測時間が第1の所定時間以上であるか否かを判断する(ステップS168)。第1のタイマ107の計測時間が第1の所定時間未満である場合(ステップS168においてNOである場合)、CPU110は、不在時間が第1の所定時間未満である旨をメインのアプリケーションに渡す(ステップS170、図2のステップS114)。CPU110は、ステップS162からの処理を繰り返す。
第1のタイマ107の計測時間が第1の所定時間以上である場合(ステップS168においてYESである場合)、CPU110は、不在時間が第1の所定時間以上である旨をメインのアプリケーションに渡す(ステップS172、図2のステップS114)。CPU110は、ステップS162からの処理を繰り返す。
<コントローラと空気調和機との関係の変形例>
上記の実施の形態においては、コントローラ100aが空気調和機200Aに搭載されていた。すなわち、コントローラ100aと空気調和ユニット120と人感センサ130とが1つの装置に内包されていた。しかしながら、コントローラと空気調和機とは、別々の装置であってもよい。そして、コントローラと空気調和機とが、通信可能な状態で、別々の部屋に配置されてもよい。以下では、コントローラと空気調和機とが、通信可能な状態で、別々の部屋に配置される、ネットワークシステム1Aについて説明する。
<ネットワークシステム1Aの全体構成>
コントローラと空気調和機との関係の変形例として、本実施の形態に係るネットワークシステム1Aの全体構成について説明する。図4は、本実施の形態に係るネットワークシステム1Aの全体構成を示すイメージ図である。
図1を参照して、本実施の形態に係るネットワークシステム1Aは、たとえば、リビングに配置される空気調和機200と、リビングに配置される人感センサ300と、寝室に配置される空気調和機200と、寝室に配置される人感センサ300と、子供部屋に配置される空気調和機200と、子供部屋に配置される人感センサ300とを含む。本実施の形態においては、寝室に端末装置400が配置されている。
空気調和機200は、温度センサを搭載している。これによって、ホームコントローラ100Aは、空気調和機200から空気調和機200が配置されている部屋の現在の温度を取得することができる。同様に、空気調和機200は、人感センサ130も搭載していてもよい。これによって、ホームコントローラ100Aは、空気調和機200から空気調和機200が配置されている部屋に人がいるか否かの情報を取得することができる。
ネットワークシステム1Aは、空気調和機200と人感センサ300と端末装置400とを通信するためのホームコントローラ100Aを含む。より詳細には、ホームコントローラ100Aは、有線あるいは無線のネットワークを介して、空気調和機200を制御したり、人感センサ300からの情報を受信したり、端末装置400に情報を送信したりする。ホームコントローラ100Aは、たとえば、有線LAN(Local Area Network)、無線LAN、PLC(Power Line Communications)、ZigBee(登録商標)、あるいはBluetooth(登録商標)などを利用する。
<ホームコントローラ100Aのハードウェア構成>
本実施の形態に係るホームコントローラ100Aのハードウェア構成の一態様について説明する。図5は、本実施の形態に係るホームコントローラ100Aのハードウェア構成を表わすブロック図である。
図5を参照して、ホームコントローラ100Aは、メモリ101と、ディスプレイ102と、タブレット103と、ボタン104と、通信インターフェイス105と、第1のタイマ107と、第2のタイマ108と、CPU110と、スピーカ111とを含む。
第1のタイマ107と、第2のタイマ108と、メモリ101と、CPU110とは、上記した空気調和機200のコントローラ100aのそれらと同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。
ディスプレイ102は、CPU110によって制御されることによって、様々な情報を表示する。タブレット103は、ユーザの指によるタッチ操作を検出して、タッチ座標などをCPU110に入力する。CPU110は、タブレット103を介して、ユーザからの命令を受け付ける。
本実施の形態においては、ディスプレイ102の表面にタブレット103が敷設されている。すなわち、本実施の形態においては、ディスプレイ102とタブレット103とがタッチパネル106を構成する。ただし、ホームコントローラ100Aは、タブレット103を有していなくとも良い。
ボタン104は、ホームコントローラ100Aの表面に配置される。テンキーなどの複数のボタンがホームコントローラ100Aに配置されても良い。ボタン104は、ユーザから様々な命令を受け付ける。ボタン104は、ユーザからの命令をCPU110に入力する。
通信インターフェイス105は、CPU110によって制御されることによって、ネットワークを介して、空気調和機200と人感センサ300と端末装置400とデータを送受信する。上述したように、通信インターフェイス105は、有線LAN、無線LAN、PLC、ZigBee(登録商標)、あるいはBluetooth(登録商標)などを利用することによって、外部の機器とデータを送受信する。
スピーカ111は、CPU110によって制御されることによって、様々な情報(たとえば、音声メッセージやビープ音など)を出力する。
ホームコントローラ100Aにおける制御処理については、図2に示すコントローラ100aにおける制御処理と同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。
なお、本変形例に係るCPU110は、空気調和機200Aのように空気調和ユニット120や人感センサ130を直接制御するものではなく、通信インターフェイス105を介してホームコントローラ100A外部の空気調和機200と人感センサ300と端末装置400とを制御するものである。空気調和機200と人感センサ300と端末装置400とは、ホームコントローラ100Aとは別の部屋に配置されている場合もある。
より詳細には、ホームコントローラ100AのCPU110は、通信インターフェイス105を介して、各部屋に配置された人感センサ300からのデータに基づいて、各部屋用の第1のタイマ107と第2のタイマ108とを参照しながら、各部屋に配置された空気調和機200を停止させたり運転を継続させたりするものである。
特に、本変形例に係るネットワークシステム1Aでは、メモリ101が空気調和機200毎に、あるいは空気調和機200が配置される部屋毎に、第1の所定時間や、第2の所定時間や、設定温度や、現在温度などを記憶する。これによって、CPU110は、メモリ101を参照しながら、通信インターフェイス105を介して、住宅に配置される複数の空気調和機200や端末装置400を制御することができる。
また、CPU110は、通信インターフェイス105を介して、空気調和機200が配置される部屋が設定温度に達したことを検知する。CPU110は、通信インターフェイス105を介して、端末装置400のディスプレイ402に空気調和機200が配置される部屋の温度が設定温度に達したことを表示させる。CPU110は、通信インターフェイス105を介して、端末装置400のスピーカ411に空気調和機200が配置される部屋の温度が設定温度に達したことを出力させる。
[実施の形態2]
次に、本発明の実施の形態2について説明する。上述の実施の形態1に係るコントローラ100aやホームコントローラ100Aは、空気調和機200A(200)が配置されている部屋に人が不在である時間と、空気調和機200A(200)の運転開始からの時間とに基づいて、空気調和機200A(200)の運転を制御するものであった。より詳細には、コントローラ100aやホームコントローラ100Aは、空気調和機200A(200)が配置されている部屋に人が不在である時間(第1のタイマ107の計測時間)が第1の所定時間以上であって、かつ、空気調和機200A(200)の運転開始からの時間(第2のタイマ108の計測時間)が第2の所定時間以上である場合に、空気調和機200A(200)の運転を停止するものであった。
しかしながら、本実施の形態に係るコントローラ100bやホームコントローラ100Bは、空気調和機200B(200)が配置されている部屋に人が不在である時間と、空気調和機200B(200)が配置されている部屋の温度とに基づいて、空気調和機200B(200)の運転を制御するものである。より詳細には、コントローラ100bやホームコントローラ100Bは、空気調和機200B(200)が配置されている部屋に人が不在である時間(第1のタイマ107の計測時間)が第1の所定時間以上であって、空気調和機200B(200)が配置されている部屋の温度が設定温度から所定の範囲内である場合に、空気調和機200B(200)の運転を停止するものである。
<空気調和機200Bのハードウェア構成>
まず、本実施の形態に係る空気調和機200Bのハードウェア構成の一態様について説明する。図6は、本実施の形態に係る空気調和機200Bのハードウェア構成を表わすブロック図である。
空気調和機200Bは、空気調和機200Bを制御するためのコントローラ100bと、空気調和ユニット120と、人感センサ130と、温度センサ140を含む。コントローラ100bは、メモリ101と、第1のタイマ107と、第3のタイマ109と、CPU110とを含む。
まず、空気調和ユニット120は、コントローラ100bからの指令に従って、空気調和機200Bが配置されている室内の空気を暖めたり、冷やしたりする。人感センサ130は、コントローラ100bからの指令に従って、空気調和機200Bが配置されている室内に人がいるか否かを検知する。温度センサ140は、コントローラ100bからの指令に従って、空気調和機200Bが配置されている室内の温度を計測する。
第1のタイマ107は、コントローラ100bからの指令に従って、人感センサ130によって人が検知されていない時間を測定する。第3のタイマ109は、コントローラ100bからの指令に従って、空気調和機200Bが配置されている部屋の温度が設定温度から所定の範囲内に達してからの時間を測定する。ただし、第1のタイマ107と第3のタイマ109は、時計であってもよく、CPU110が当該時計を参照することによって実現するものであってもよい。
メモリ101は、各種のRAM(Random Access Memory)や、ROM(Read-Only Memory)や、ハードディスクなどによって実現される。たとえば、メモリ101は、読取用のインターフェイスを介して利用される、USB(Universal Serial Bus)メモリ、CD−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disk - Read Only Memory)、USB(Universal Serial Bus)メモリ、メモリカード、FD(Flexible Disk)、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、MO(Magnetic Optical Disc)、MD(Mini Disc)、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを除く)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの、不揮発的にプログラムを格納する媒体などによっても実現される。
メモリ101は、CPU110によって実行される制御プログラム、第1の所定時間、第3の所定時間、設定温度などを記憶する。本実施の形態においては、ユーザが、第1の所定時間を10分(たとえば、5分〜15分の間)に、第3の所定時間を10分(たとえば、5分〜15分の間)に設定している。ただし、空気調和機200Bの出荷時などに、予め、第1の所定時間および第3の所定時間が設定されていてもよい。
後述するように、CPU110は、第1の所定時間と、人感センサ130によって人が検知されていない時間とを比較する。これによって、人が長時間不在であるにもかかわらずに空気調和機200Bが運転することを防止することができる。
また、後述するように、CPU110は、第3の所定時間と、空気調和機200Bが配置されている部屋の温度が設定温度から所定の範囲内に達してからの時間とを比較する。これによって、空気調和機200Bが運転開始したばかりであるにもかかわらず、すなわち部屋の温度が設定温度に達していないにもかかわらず、空気調和機200Bが運転を停止することを防止することができる。
CPU110は、メモリ101に記憶されている各種のプログラムを実行する。コントローラ100bにおける処理(たとえば、図7に示す処理など。)は、各ハードウェアおよびCPU110により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、メモリ101に予め記憶されている場合がある。また、ソフトウェアは、記憶媒体に格納されて、プログラム製品として流通している場合もある。あるいは、ソフトウェアは、いわゆるインターネットに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラム製品として提供される場合もある。
このようなソフトウェアは、図示しない読取装置を利用することによってその記憶媒体から読み取られて、あるいは、図示しない通信インターフェイスを利用することによってサーバからダウンロードされて、メモリ101に一旦格納される。CPU110は、ソフトウェアを実行可能なプログラムの形式でメモリ101に格納してから、当該プログラムを実行する。
なお、記憶媒体としては、CD−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disk - Read Only Memory)、USB(Universal Serial Bus)メモリ、メモリカード、FD(Flexible Disk)、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、MO(Magnetic Optical Disc)、MD(Mini Disc)、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを除く)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの、不揮発的にプログラムを格納する媒体が挙げられる。
ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
<コントローラ100bにおける制御処理>
次に、本実施の形態に係るコントローラ100bにおける制御処理について説明する。図7は、本実施の形態に係るコントローラ100bにおける制御処理の処理手順を示すフローチャートである。
図7を参照して、コントローラ100bのCPU110は、第3のタイマ109をリセットする(ステップS201)。コントローラ100bのCPU110は、空気調和ユニット120の運転情報を取得する(ステップS202)。CPU110は、空気調和ユニット120が運転を開始したか否かを判断する(ステップS204)。空気調和ユニット120が運転を開始していない場合(ステップS204においてNOである場合)、CPU110は、ステップS202からの処理を繰り返す。
空気調和ユニット120が運転を開始した場合(ステップS204においてYESである場合)、CPU110は、不在判定情報を取得する(ステップS206)。不在判定情報は、空気調和機200Bが配置されている部屋に第1の所定時間以上、人が不在であるか否かを示す情報である。なお、不在判定情報の取得方法は、実施の形態1のそれと同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。
CPU110は、不在判定情報に基づいて、空気調和機200Bが配置されている部屋に第1の所定時間以上、人が不在であるか否かを判断する(ステップS208)。CPU110は、第1の所定時間以上、人が不在でない場合(ステップS208においてNOである場合)、ステップS206からの処理を繰り返す。
CPU110は、第1の所定時間以上、人が不在である場合(ステップS208においてYESである場合)、温度センサ140から、空気調和機200Bが配置されている室内の温度を取得する(ステップS210)。CPU110は、メモリ101から設定温度を取得する(ステップS212)。
CPU110は、(設定温度−室温)の絶対値が所定値以内であるか否かを判断する(ステップS214)。すなわち、CPU110は、室温が、設定温度から所定範囲内であるか否かを判断する。(設定温度−室温)の絶対値が所定値以内でない場合(ステップS214においてNOである場合)、CPU110は、ステップS206からの処理を繰り返す。
(設定温度−室温)の絶対値が所定値以内である場合(ステップS214においてYESである場合)、CPU110は、第3のタイマ109の計測を開始する(ステップS216)。CPU110は、不在判定情報を取得する(ステップS218)。CPU110は、不在判定情報に基づいて、空気調和機200Bが配置されている部屋に第1の所定時間以上、人が不在であるか否かを判断する(ステップS220)。CPU110は、第1の所定時間以上、人が不在でない場合(ステップS220においてNOである場合)、ステップS218からの処理を繰り返す。
CPU110は、第1の所定時間以上、人が不在である場合(ステップS220においてYESである場合)、室温が設定温度から所定範囲内に達してからの時間(第3のタイマ109の計測値)が第3の所定時間以上であるか否かを判断する(ステップS222)。室温が設定温度から所定範囲内に達してからの時間(第3のタイマ109の計測値)が第3の所定時間以上でない場合(ステップS222においてNOである場合)、CPU110は、ステップS218からの処理を繰り返す。
室温が設定温度から所定範囲内に達してからの時間(第3のタイマ109の計測値)が第3の所定時間以上である場合(ステップS222においてYESである場合)、CPU110は、空気調和ユニット120に運転停止命令を送信する(ステップS224)。
<コントローラと空気調和機との関係の変形例>
上記の実施の形態においては、コントローラ100bが空気調和機200Bに搭載されていた。すなわち、コントローラ100bと空気調和ユニット120と人感センサ130とが1つの装置に内包されていた。しかしながら、コントローラと空気調和機とは、別々の装置であってもよい。また、コントローラと空気調和機とが、通信可能な状態で、別々の部屋に配置されてもよい。以下では、コントローラと空気調和機とが、通信可能な状態で、別々の部屋に配置される、ネットワークシステム1Bについて説明する。
<ネットワークシステム1Bの動作概要>
コントローラと空気調和機との関係の変形例として、本実施の形態に係るネットワークシステム1Bの全体構成について説明する。図8は、本実施の形態に係るネットワークシステム1Bの全体構成を示すイメージ図である。
図8を参照して、本実施の形態に係るネットワークシステム1Bは、たとえば、リビングに配置される空気調和機200と、リビングに配置される人感センサ300と、寝室に配置される空気調和機200と、寝室に配置される人感センサ300と、子供部屋に配置される空気調和機200と、子供部屋に配置される人感センサ300とを含む。本実施の形態においては、寝室に端末装置400が配置されている。
空気調和機200は、温度センサを搭載している。ホームコントローラ100Bは、空気調和機200から空気調和機200が配置されている部屋の現在の温度を取得することができる。同様に、空気調和機200は、人感センサ130も搭載していてもよい。ホームコントローラ100Bは、空気調和機200から空気調和機200が配置されている部屋に人がいるか否かの情報を取得することができる。
ネットワークシステム1Bは、空気調和機200と人感センサ300と端末装置400とを通信するためのホームコントローラ100Bを含む。より詳細には、ホームコントローラ100Bは、有線あるいは無線のネットワークを介して、空気調和機200を制御したり、人感センサ300からの情報を受信したり、端末装置400に情報を送信したりする。ホームコントローラ100Bは、ネットワークとして、たとえば、有線LAN(Local Area Network)、無線LAN、PLC(Power Line Communications)、ZigBee(登録商標)、あるいはBluetooth(登録商標)などを利用する。
<ホームコントローラ100Bのハードウェア構成>
本実施の形態に係るホームコントローラ100Bのハードウェア構成の一態様について説明する。図9は、本実施の形態に係るホームコントローラ100Bのハードウェア構成を表わすブロック図である。
図9を参照して、ホームコントローラ100Bは、メモリ101と、ディスプレイ102と、タブレット103と、ボタン104と、通信インターフェイス105と、第1のタイマ107と、第3のタイマ109と、CPU(Central Processing Unit)110と、スピーカ111とを含む。
第1のタイマ107と、第3のタイマ109と、メモリ101と、CPU110とは、上記空気調和機200Bのコントローラ100bのそれらと同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。
ディスプレイ102は、CPU110によって制御されることによって、様々な情報を表示する。タブレット103は、ユーザの指によるタッチ操作を検出して、タッチ座標などをCPU110に入力する。CPU110は、タブレット103を介して、ユーザからの命令を受け付ける。
本実施の形態においては、ディスプレイ102の表面にタブレット103が敷設されている。すなわち、本実施の形態においては、ディスプレイ102とタブレット103とがタッチパネル106を構成する。ただし、ホームコントローラ100Bは、タブレット103を有していなくとも良い。
ボタン104は、ホームコントローラ100Bの表面に配置される。テンキーなどの複数のボタンがホームコントローラ100Bに配置されても良い。ボタン104は、ユーザから様々な命令を受け付ける。ボタン104は、ユーザからの命令をCPU110に入力する。
通信インターフェイス105は、CPU110によって制御されることによって、ネットワークを介して、空気調和機200と人感センサ300と端末装置400とデータを送受信する。上述したように、通信インターフェイス105は、有線LAN、無線LAN、PLC、ZigBee(登録商標)、あるいはBluetooth(登録商標)などを利用することによって、外部の機器とデータを送受信する。
スピーカ111は、CPU110によって制御されることによって、様々な情報(たとえば、音声メッセージやビープ音など)を出力する。
ホームコントローラ100Bにおける制御処理については、図7に示すコントローラ100bにおける制御処理と同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。
なお、本変形例に係るCPU110は、空気調和機200Bのように空気調和ユニット120や人感センサ130を直接制御するものではなく、通信インターフェイス105を介してホームコントローラ100B外部の空気調和機200と人感センサ300と端末装置400とを制御するものである。空気調和機200と人感センサ300と端末装置400とは、ホームコントローラ100Bとは別の部屋に配置されている場合もある。
より詳細には、ホームコントローラ100BのCPU110は、通信インターフェイス105を介して、各部屋に配置された人感センサ300からのデータに基づいて、各部屋用の第1のタイマ107と第3のタイマ109とを参照しながら、各部屋に配置された空気調和機200を停止させたり運転を継続させたりするものである。
特に、本変形例に係るネットワークシステム1Bでは、メモリ101が空気調和機200毎に、あるいは空気調和機200が配置される部屋毎に、第1の所定時間や、第3の所定時間や、設定温度や、現在温度や、所定範囲などを記憶する。これによって、CPU110は、メモリ101を参照しながら、通信インターフェイス105を介して、住宅に配置される複数の空気調和機200や端末装置400を制御することができる。
また、CPU110は、通信インターフェイス105を介して、空気調和機200が配置される部屋が設定温度に達したことを検知する。CPU110は、通信インターフェイス105を介して、端末装置400のディスプレイ402に空気調和機200が配置される部屋の温度が設定温度に達したことを表示させる。CPU110は、通信インターフェイス105を介して、端末装置400のスピーカ411に空気調和機200が配置される部屋の温度が設定温度に達したことを出力させる。
<その他の実施の形態>
本発明は、コントローラや空気調和機にプログラムを供給することによって達成される場合にも適用できることはいうまでもない。そして、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム、コンピュータ、少なくとも1つのCPU、あるいは少なくとも1つのMPUが記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、本発明の効果を享受することが可能となる。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1A,1B ネットワークシステム、100a,100b コントローラ、100A,100B ホームコントローラ、101 メモリ、102 ディスプレイ、103 タブレット、104 ボタン、105 通信インターフェイス、106 タッチパネル、107 第1のタイマ、108 第2のタイマ、109 第3のタイマ、110 CPU、111 スピーカ、120 空気調和ユニット、130 人感センサ、140 温度センサ、200,200A,200B 空気調和機、300 人感センサ、400 端末装置、402 ディスプレイ、411 スピーカ。

Claims (10)

  1. 空気調和ユニットと人感センサとを制御するためのコントローラであって、
    前記人感センサが人を検知していない時間が第1の所定時間以上であるか否かを判断し、
    前記空気調和ユニットの運転開始からの時間が第2の所定時間以上であるか否かを判断し、
    前記人感センサが人を検知していない時間が前記第1の所定時間以上であって、かつ、前記空気調和ユニットの運転開始からの時間が前記第2の所定時間以上である場合に、前記空気調和ユニットの運転を停止させる、コントローラ。
  2. 前記第2の所定時間は前記第1の所定時間よりも大きい、請求項1に記載のコントローラ。
  3. 請求項1または2に記載の前記コントローラと、前記空気調和ユニットと、前記人感センサとを搭載した、空気調和機。
  4. 前記コントローラは、
    前記空気調和ユニットと、前記人感センサと、ディスプレイと通信し、
    前記空気調和ユニットに入力された設定温度と前記空気調和ユニットが配置される室内の温度とを取得し、
    前記室内の温度が前記設定温度に達したときに、前記ディスプレイに前記室内の温度が前記設定温度に達した旨を出力させる、請求項1または2に記載のコントローラ。
  5. 前記コントローラは、
    前記空気調和ユニットと、前記人感センサと、スピーカと通信し、
    前記空気調和ユニットの設定温度と前記空気調和ユニットが配置される室内の温度とを取得し、
    前記室内の温度が前記設定温度に達したときに、前記スピーカに前記室内の温度が前記設定温度に達した旨を出力させる、請求項1または2に記載のコントローラ。
  6. 空気調和ユニットと人感センサとを制御するためのコントローラであって、
    前記人感センサが人を検知していない時間が第1の所定時間以上であるか否かを判断し、
    前記空気調和ユニットに入力された設定温度と前記空気調和ユニットが配置される室内の温度とを取得し、
    前記室内の温度が前記設定温度から所定の範囲内に達したか否かを判断し、
    前記人感センサが人を検知していない時間が前記第1の所定時間以上であって、かつ、前記室内の温度が前記設定温度から所定の範囲内に達した場合に、前記空気調和ユニットの運転を停止させる、コントローラ。
  7. 前記コントローラは、
    前記室内の温度が前記設定温度から所定の範囲内に達してからの時間が第3の所定時間以上であるか否かを判断し、
    前記空気調和ユニットの運転開始からの時間が前記第1の所定時間以上であって、かつ、前記室内の温度が前記設定温度から所定の範囲内に達してからの時間が前記第3の所定時間以上である場合に、前記空気調和ユニットの運転を停止させる、請求項6に記載のコントローラ。
  8. 請求項6または7に記載の前記コントローラと、前記空気調和ユニットと、前記人感センサとを搭載した、空気調和機。
  9. 前記コントローラは、
    前記空気調和ユニットと、前記人感センサと、ディスプレイと通信し、
    前記室内の温度が前記設定温度に達したときに、前記ディスプレイに前記室内の温度が前記設定温度に達した旨を出力させる、請求項6または7に記載のコントローラ。
  10. 前記コントローラは、
    前記空気調和ユニットと、前記人感センサと、スピーカと通信し、
    前記室内の温度が前記設定温度に達したときに、前記スピーカに前記室内の温度が前記設定温度に達した旨を出力させる、請求項6または7に記載のコントローラ。
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