JP2004085042A - 空気調和装置及び当該空気調和装置のリモートコントロール装置 - Google Patents

空気調和装置及び当該空気調和装置のリモートコントロール装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004085042A
JP2004085042A JP2002245139A JP2002245139A JP2004085042A JP 2004085042 A JP2004085042 A JP 2004085042A JP 2002245139 A JP2002245139 A JP 2002245139A JP 2002245139 A JP2002245139 A JP 2002245139A JP 2004085042 A JP2004085042 A JP 2004085042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
indoor environment
indoor
information
air conditioner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002245139A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Miyazawa
宮澤 賢一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2002245139A priority Critical patent/JP2004085042A/ja
Publication of JP2004085042A publication Critical patent/JP2004085042A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】空気調和装置の運転制御用として用いられる演算結果を用いて、運転における多くの情報をユーザ側に開示し、室内環境の変化をより的確に示してユーザの要望に応じた室内環境を早急に構築することを可能とした空気調和装置を提供することを目的とする。
【解決手段】室内環境にかかる室内環境情報を検出する検出手段18a…と、当該検出手段から前記室内環境情報を取得する制御部150と、当該制御部が出力した情報を表示する表示部151,31と、を備え、当該制御部150は、取得した前記室内環境情報と、前記空気調和装置が有する空気調和制御能力情報と、前記設定条件と、に基づき、前記設定条件に応じた設定室内環境に室内環境が至るまでの予定情報を生成し、生成した当該予定情報を前記表示部151,31に表示する構成とした。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、暖房又は冷房等により快適な室内環境を提供する空気調和装置及び当該空気調和装置のリモートコントロール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
空気調和装置は、室内機及び室外機の二つの大きな構成要素からなっている。これらの各機器には、冷媒と室内空気との間及び冷媒と室外空気との間における熱交換を行う室内熱交換器及び室外熱交換器が備えられている。
【0003】
これら室内熱交換器及び室外熱交換器は、他の要素である圧縮機、膨張弁等を加えて冷媒回路を構成している。冷媒はこの回路を物理的に循環することで、熱的にも高温高圧気体、低温低圧気体、高温高圧液体、低温低圧液体という状態変化の循環プロセスを辿り、室内の冷暖房を実現することになる。なお、この室内の冷暖房は、直接的には前記室内熱交換器内の冷媒と室内空気との熱交換により実現されることになる。
【0004】
ちなみに、暖房運転時は、圧縮機で高温高圧の気体とされた冷媒ガスを室内熱交換器に送出して、当該冷媒と室内空気との間で熱交換を行うことにより冷媒は凝縮し高温高圧の液冷媒化が実現される。また、冷房運転時は、高温高圧の冷媒ガスを室外熱交換器に送出して室外空気と熱交換させて高温高圧の液冷媒とし、これをさらに膨張弁に通すことで減圧し、低温低圧の液冷媒として室内熱交換器に送出し、この冷媒と室内空気との間で熱交換を行うことにより蒸発し低温低圧の気体化が実現される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した空気調和装置において、操作用のリモートコントロール装置を操作して制御目標とする室内温度等の設定値を設定すると、この設定温度に基づく信号を受信した室内機側の制御部では、自らが有する冷房あるいは暖房運転等における既存の運転能力、言い換えれば、例えばインバータを備えることで可変とされた冷凍能力の値を読み込んで最適な運転条件を決定し運転を実行している。
【0006】
そして、このように最適制御がなされた運転における情報として、リモートコントロール装置に備わる表示部には、例えば冷暖房等の運転モード、風量、風向、設定温度、設定湿度等が表示され、室内機に備わる表示部には、運転モード、室内温度、設定温度、圧縮機の駆動用としてのインバータの出力等のいずれかが表示されることが一般的である。
【0007】
しかしながら、各表示部における情報提供は、最適制御された現在の運転の状態を上記のように表示してユーザに開示することに限定されており、最適制御を行う上で演算された演算結果については、一切、ユーザに開示されることがないのが現状である。なお、ここで言う演算結果とは、例えば、圧縮機の出力制御等に用いられる制御値等を指して言うものであり、制御値とは、室内温度が設定温度に到達するまでにはどれほどの圧縮機の出力が必要となるかを時系列に従って演算して得られる値である。
【0008】
したがって、ユーザに対して演算結果自体を開示する情報提供が実現されないことにとどまらず、その演算結果から導き出される二次的な加工情報を開示する情報提供が実現されないことを含めて、本発明では課題とする。
【0009】
上述した課題についてタイマー運転を例に挙げて説明する。運転の開始を設定時刻にて自動で行うタイマー運転の場合、設定時刻に設定温度となるように予め運転を早める制御が一般に行われている。この場合、設定時刻にて設定温度となるように運転を早めに開始する時刻は、運転能力を考慮しつつ設定温度と現状の室内温度との差を比較した上で演算される演算結果に基づき決定されることが一般的である。したがって、このような最適制御を行う上で演算される演算結果は、空気調和装置内で処理されて運転に用いられることに限定され、ユーザに開示されることはない。
【0010】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、空気調和装置の運転制御用として用いられる演算結果を用いて、運転における多くの情報をユーザ側に開示し、室内環境の変化をより的確に示してユーザに制御状態を判断する材料を提供し、結果、ユーザの要望に応じた室内環境を早急に構築することを可能とした空気調和装置及び当該空気調和装置のリモートコントロール装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
請求項1記載の発明は、室内環境を設定条件に応じた設定室内環境へと変化させる空気調和制御を行う空気調和装置において、室内環境にかかる室内環境情報を検出する検出手段と、当該検出手段から前記室内環境情報を取得する制御部と、当該制御部が出力した情報を表示する表示部と、を備え、当該制御部は、取得した前記室内環境情報と、前記空気調和装置が有する空気調和制御能力情報と、前記設定条件と、に基づき、前記設定条件に応じた設定室内環境に室内環境が至るまでの予定情報を生成し、生成した当該予定情報を前記表示部に表示することを特徴としている。
【0012】
このような構成によれば、制御部は、取得した前記室内環境情報と、前記空気調和装置が有する空気調和制御能力情報と、前記設定条件と、に基づき、前記設定条件に応じた設定室内環境に室内環境が至るまでの予定情報を生成し、生成した当該予定情報を前記表示部に表示するので、設定した室内環境に至るまでの予定情報を認識しやすい状態で表示部に開示することができる。ここで、予定情報としては、例えば、目標とする設定温度に室内環境が到達するまでに要する到達時間などが挙げられる。
【0013】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の空気調和装置において、前記制御部が、前記検出手段から取得した室内環境情報が前記設定条件を満足したと判断した場合に、前記設定条件への到達を報知する報知手段が備えられていることを特徴としている。
【0014】
このような構成によれば、前記制御部が、前記検出手段から取得した室内環境情報が前記設定条件を満足したと判断した場合に、前記設定条件への到達を報知する報知手段が備えられているので、確実にユーザに設定室内環境が提供された旨を報知することができる。ここで、報知の方法としては、音や振動・表示等を用いて行うことが好適である。
【0015】
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の空気調和装置において、前記設定条件を送信可能なリモートコントロール装置を備え、当該リモートコントロール装置が前記予定情報を表示する表示部を備えることを特徴としている。
【0016】
このような構成によれば、予定情報は、室内機の送信部からリモートコントロール装置の受信部に送信され、ユーザに認識されやすいリモートコントロール装置の表示部で開示することができる。
【0017】
請求項4記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の空気調和装置が備える室内機に対して前記設定条件を送信する送信部を備えたリモートコントロール装置であって、前記制御部が生成した前記予定情報を受信する受信部を有し、当該受信部が受信した予定情報を表示する表示部を有することを特徴としている。
【0018】
このような構成によれば、リモートコントロール装置に予定情報が表示されるので、ユーザが認識し易いように予定情報を提供することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る空気調和装置の一実施形態について、図を用いて説明する。
図1は空気調和装置の全体構成を示す説明図である。空気調和装置は、室内機10及び室外機20から構成されている。これら室内機10及び室外機20は、冷媒が導通する冷媒配管21や図示しない電気配線等により接続されている。
冷媒配管21は2本備えられており、冷媒を、その一方において室内機10から室外機20へ、また他方において室外機20から室内機10へと流して冷媒の還流を形成する。
【0020】
室内機10は、ベース11と前面パネル12とが一体的に構成されたものとなっている。ベース11は、プレートフィンチューブ型の室内熱交換器13、略円筒形状のクロスフローファン14等の各種機器を備える。ベース11は、本発明における室内環境にかかる室内環境情報を検出する室内機側検出手段として機能する、不図示の室内温度センサ、室内湿度センサ、室内熱交換器13近傍の配管温度センサ、汚れセンサ、輻射センサ等の各種センサを備えるとともに、当該各種センサから室内環境情報を取得する室内制御部150を備える。室内制御部150は、これらの検出手段が検出した検出値(室内環境情報)に基づきクロスフローファン14等の室内機10に関する種々の動作制御等を行うための各種電気回路素子や多方向通信制御回路等から構成される。なお、ベース11の後方には、室内壁に固定される据え付け板16が備えられ、これにより室内機10を室内の壁等に設置する壁掛け型として用いることが可能となっている。
【0021】
室内機制御部150は、ベース11に設置されて運転状況やエラーモードを表示するための適当な表示パネル151(表示部)と接続されている。この表示パネル151は、前面パネル12に設けられた透視部12aにより、外部から視認することが可能となっている。また、室内機制御部150は、後述するリモートコントロール装置30との間で信号の送受信を行う送受信部152とも接続されている。
【0022】
前面パネル12には、吸込グリル12bがこの前面及び上面のそれぞれに形成されている。室内の空気は、これら吸込グリル12bにより多方向から室内機10内に吸い込まれるようになっている。ちなみに、吸込グリル12bの背後にはエアフィルタ17が備えられており、吸い込まれた空気等の粉塵を取り除く働きをしている。また、前面パネル12には、その下方に吹出口12cが形成されており、ここから暖められた空気あるいは冷やされた空気(すなわち空調空気)が吹き出されるようになっている。なお、この空気吸込及び空気吹出は、クロスフローファン14が回転することによって行われる。
【0023】
また、本発明にかかる空気調和装置は、上述した室内機10や室外機20における各種の運転操作を行う操作部として、リモートコントロール装置(以下、「リモコン」と称する。)30を備える。このリモコン30には、運転のオン−オフ操作、各種運転モードの切り換え、温度の設定、湿度の設定等を行うための各種スイッチや、液晶にて形成された表示パネル31(表示部)などが設けられている。リモコン30は、ユーザが選択・設定する制御指示を上述した各種スイッチを介して受け付け、受け付けた指示に従い、空気調和装置の各種運転モード、設定温度、設定湿度などの信号をリモコン30が備えるリモコン側送受信部(図示せず)から外部に送信する。結果、リモコン30が送信した赤外線などを用いた信号を室内機10側の送受信部152が受信し、この信号は室内機制御部150に送られる。なお、本実施形態に係る空気調和装置の運転操作は、室内機10の適所に設けられた図示省略のスイッチ類でも一部実施可能である。
【0024】
室外機20は、この外観形状をなす筐体20a内に室外熱交換器20b、プロペラファン20c、圧縮機20f、室外機制御部20g等を備える。室外熱交換器20bは、周囲に多数のプレート状フィンを備えた冷媒配管により構成されており、冷媒と室外空気との熱交換を実現する。
プロペラファン20cは、筐体20a内に背面から前面へと抜ける空気流を生じさせることにより新たな空気を常に筐体20a内に取り込むファンであり、室外熱交換器20bにおける熱交換効率の向上を図るために設けられている。
【0025】
なお、前記室外熱交換器20b及びプロペラファン20cが外部と向き合う筐体20aの表面部には、それぞれフィンガード20d及びファンガード20eが設けられている。フィンガード20dは、前記プレート状フィンが外部からの不意の衝撃により破損することなどがないように設けられているものである。ファンガード20eも、これと同様にプロペラファン20cを外部衝撃から保護することを目的として備えられているものである。
【0026】
圧縮機20fは、低温低圧の気体冷媒を、高温高圧の気体冷媒に変換して吐出するものであり、冷媒回路を構成する部品の中では最も中心的な働きを担うものである。ここで、冷媒回路とは、この圧縮機20fに加えて、上記した室内熱交換器13、室外熱交換器20b、冷媒配管21、膨張弁、及び冷媒の流れ方向を規定する四方弁(膨張弁及び四方弁は共に不図示)等から概略構成され、冷媒を室内機10と室外機20との間で循環させる回路である。
【0027】
室外機制御部20gは、各種電気回路素子から構成されており、室外機側検出手段として機能する不図示の外気温度センサ、圧縮機温度センサ、室外熱交換器20b近傍の配管温度センサ等(共に検出手段をなす。)の各種センサからの検出値に基づき前記プロペラファン20c、圧縮機20f、その他室外機20に備えられた各種機器に関する動作制御を行う。なお、室外機制御部20gは、必要に応じて室内機制御部150と同期制御を実現する不図示の連動回路を有するものであり、結果、室内機制御部150と室外機制御部20gとは本発明にかかる制御部を構成し、ユーザの指示に応じた空気調和装置を機能させるべく上述した各種機器の動作制御を実現する。
【0028】
加えて、室外機20は、筐体20aを支持するとともに外部振動等の影響を回避するため、台座20hを備える。また、前記圧縮機20fに近い筐体20aの側壁部には、前記圧縮機20fのメンテナンス等を実施するため取り外し可能なパネル20iが設けられている。
【0029】
以下では、これらの構成よりなる空気調和装置の動作について、暖房運転時及び冷房運転時のそれぞれの場合に分けて説明する。
まず、暖房運転時には、室外機制御部20gの制御下において、圧縮機20fで高温高圧の気体とされた冷媒は、冷媒配管21を通り室内機10の室内熱交換器13に送られる。室内機10内では、室内機制御部150の制御下において、クロスフローファン14により吸込グリル12bから取り込まれた室内空気に対して、室内熱交換器13を通過する高温高圧の気体冷媒から熱が与えられる。室内機制御部150及び室外機制御部20gがこのような制御を行うことにより、前面パネル12下方の吹出口12cから温風が吹き出されることになる。
【0030】
一方、制御部による冷媒回路の制御により、高温高圧の気体冷媒は、前記室内熱交換器13において凝縮液化し、高温高圧の液冷媒となる。そして、この高温高圧の液冷媒は、再び冷媒配管21を通って室外機20における室外熱交換器20bに送られる。室外機20では、室外機制御部20gの制御下において、図示しない膨脹弁を通過し減圧されて低温低圧の液冷媒となり、プロペラファン20cにより筐体20a内に取り込まれた新しい室外空気から、室外熱交換器20bを通過する低温低圧の液冷媒が熱を奪うことになる。低温低圧の液冷媒は、このことにより蒸発気化して低温低圧の気体冷媒となる。これが再び圧縮機20fに送出され、上記過程を繰り返すことになる。
【0031】
次に、冷房運転時には、冷媒は上記とは逆方向に冷媒回路中を流れる。すなわち、制御部の制御下において、圧縮機20fで高温高圧の気体とされた冷媒が、冷媒配管21を通過して室外熱交換器20bに送られ、室外空気に熱を与えて凝縮液化し高温高圧の液冷媒となる。この高温高圧の液冷媒は、図示しない膨張弁を通過して低温低圧の液冷媒となり、再び冷媒配管21を通り室内熱交換器13に送られる。低温低圧の液冷媒は、ここで室内空気から熱を奪って当該室内空気を冷却するとともに、冷媒自身は蒸発気化して低温低圧の気体冷媒となる。これが再び圧縮機20fに送出され、上記過程を繰り返すことになる。
【0032】
これらの運転は、リモコン30から送信された制御指示に基づき、室内機10内に収められた室内機制御部150及び室外機20内に収められた室外機制御部20gが協調することによって制御される。
【0033】
以下では、本発明に係る実施形態の特徴的な部分について、図2を用いてさらに詳細に説明する。
上述したように、室内機10に設けられた室内機制御部150には、室内空気の温度を検出する室内温度センサ18aと、室内空気の湿度を検出する室内湿度センサ18bと、その他センサ18cとして上述した室内熱交換器13における配管温度を検出する配管温度センサ、輻射センサ、室内空気の汚れ状態を検出する汚れセンサなどが接続されている。
【0034】
具体的には、室内温度センサ18aは、吸込グリル12bの裏面側などの室内機10の適所に配され、また、室内湿度センサ18bは、吸入する空気の湿度を検出するよう室内機10の適所に配され、他の各センサと同様に、室内機制御部150と電気的に接続される。
また、この室内機制御部150には、報知手段として機能する音発生部155と、上述した表示パネル151(表示部)とが電気的に接続されており、この表示パネル151に後述する運転についての予定情報を表示可能として、制御部が出力した情報を表示する表示部として機能させている。
【0035】
室内機10の送受信部152は、リモコン30から送信される各種信号を受信するための受信素子154と、リモコン30に各種信号を送信するための送信素子153とを備える。受信素子154及び送信素子153は、室内機制御部150と電気的に接続される。室内機制御部150は、受信素子154を介してリモコン30からの制御指示信号を受信し、受信した信号に基づき各種の空調運転制御を選択的に開始する契機とする。また、室内機制御部150は、空調運転制御に際して算出した演算結果を、必要に応じて加工し、情報送信用信号に変換して送信素子153から外部、つまりはリモコン30に向かって送信する。
【0036】
リモコン30は、ユーザの希望する制御に応じた図示省略の各種操作スイッチ類と、ユーザから各種操作スイッチを介して入力された各種の制御指示信号を送信する送信素子33(送信部)、及び、室内機10から送信される各種の信号を受信する受信素子34(受信部)からなる送受信部32と、、湿度、温度及び運転モード等の運転情報を液晶等で表示する表示パネル31(表示部)と、報知手段として機能する振動発生部36と、これら各制御対象要素を制御するリモコン制御部35と、を具備している。リモコン30の表示パネル31においても室内機10の表示パネル151と同様であって、後に詳しく説明する運転についての予定情報を表示可能な表示部として機能する構成としている。
【0037】
また、室外機20には、先に説明した室外機制御部20gが備わるとともに、外気温度センサ22a、圧縮機温度センサ22b、その他センサ22cとして配管温度センサが適所に設けられて該室外制御部20gと接続されている。
なお、室外制御部20gは、電気的に室内制御部150と接続されており、上記各センサの各検出値は必要に応じて室内機制御部150に入力される。
【0038】
続いて、室内機制御部150による予定情報の生成及び表示と、それに伴う報知に関する制御について、図3のフローチャートに基づき説明する。
最初のステップ(S1)では、リモコン30において、リモコン制御部35は、ユーザが選択し押し下げたスイッチを検知し、検知結果に応じた目標とする温度や湿度などを設定し、設定した設定値を信号として室内機10に対して送受信部32の送信部を介して送信する。これに対し、室内機制御部150は、送受信部152を介してこれらの設定値を意味する信号を受信し、受信した信号に基づきユーザの希望する設定条件を認識し取得する。
【0039】
そして、次のステップ(S2)では、室内機制御部150は、受信した信号に基づいて、ユーザの希望する設定条件に見合う環境をユーザに提供するまでの時間等の予定情報を算出・生成するに際し、必要とされる各センサの検出値、すなわち室内温度、外気温度、室内湿度、室外湿度等のデータ(室内環境情報)の収集を開始する。ここで、室内機制御部150は、収集対象となるデータを検出できる各種センサから情報を取得し、収集した各種検出値からなるデータを不図示の情報記憶手段に読み出し可能に記憶する。
【0040】
そして、次のステップ(S3)では、室内機制御部150は、先のステップにて収集された各種の検出値と、先に受信した各種の設定値との比較演算を行うとともに、自らが有する冷房あるいは暖房運転等における既存の運転能力を読み込んで運転モードにおける運転条件を決定するための演算1を行う。なお、ここに言う運転能力とは、例えばインバータを備えることで可変とされた冷凍能力の値を指して言うものであり、運転時の能力として「kW」表示されているものである。
【0041】
そして、次のステップ(S4)では、室内機制御部150は、先の演算1における演算結果と、各種の設定値と運転能力とから、各設定値が各検出値と同一となるための時間を導くための演算2を行う。すなわち、室内機制御部150は、決定された運転条件による運転を行うことで、室内がどのように温度変化して設定値に到達するかという予定情報として、室内温度等の検出値から求まる運転開始時における室内の熱量から、空気調和機が発揮する空気調和制御能力情報から得られる運転における時間経過毎に除去する熱量を差し引くことにより算出した所要時間を用いて、到達時間という予定情報を生成する。具体的には、室内機制御部150は、不図示の情報記憶手段から、熱量をパラメータとして減算するための算出則を読み出し、読み出した算出則と取得した熱量にかかる数値情報とを用いて演算処理を行い、算出した演算結果を記憶手段の所定の記憶領域に格納する。
【0042】
そして、室内機制御部150は、算出された演算結果を直接的に予定情報とした室内環境が設定値からなる設定条件に到達するまでの到達時間、または、算出された結果と内蔵時計から取得した現在時刻情報とに基づき加工して間接的に予定情報とした到達時刻を、室内機10側の表示パネル151に表示するための表示1を行う。さらに、表示1の処理として、室内機制御部150は、表示パネル151に受け渡した予定情報をリモコン30に送信する。この送信を受けたリモコン制御部35は、リモコン30側の表示パネル31にも同様に表示する。なお、予定情報の表示にあたっては、図2に示したように、「設定温度まであと5分です。」といった到達時間や、「設定温度の到達時刻は10:00です。」といった到達時刻を表すユーザ向けの表示予定情報に加工して表示されることが好ましく、前者の到達時間表示では、時間が経過する毎に減らしながら更新して表示するリアルタイム表示処理を行うことが好ましい。
以上説明した演算1、演算2、表示1の各処理ステップを実行することにより、制御部は、取得した室内環境情報と、空気調和装置が有する空気調和制御能力情報と、設定条件と、に基づき、設定条件に応じた設定室内環境に室内環境が至るまでの予定情報を生成し、生成した予定情報を表示部に表示する処理を実現する。
【0043】
さらに、最初のステップ(S1)にて設定値を入力した段階において、室内機制御部150の演算により、上記説明した予定情報である到達時間が表示されてユーザに開示されることになるが、ドアの開閉等による室内環境の変化に応じて必ずしも到達時間(または到達時刻)通りに室内環境が設定条件に到達しないことが予想される。このため、次のステップ(S5)では、室内機制御部150は、演算3としてΔtの時間経過後に再度、上記ステップにおける演算1と、演算2とを実行して到達時間あるいは到達時刻の補正を行うこととしている。
このΔtの時間経過後の演算結果に基づき、室内制御部150は、再度取得した到達時間あるいは到達時刻で表される予定情報を、先の表示1において表示された予定情報に、上書き処理を行って表示を更新する表示2を行う。これにより、ユーザに対しては、現状の室内環境を考慮した上での運転に見合った到達時間に補正された予定情報が的確に開示されることになる。
【0044】
室内制御部150は、以上説明したような各演算による演算結果に基づく到達時間を表示する制御を行いながら、室内環境をユーザが希望する設定条件に応じた設定室内環境へと変化させる空気調和制御を行う運転を実施するものであるが、最終的にユーザが希望する設定条件に対応する各種の設定値とこれに該当する各種センサから得られる室内環境にかかる室内環境情報を表す検出値が一致した場合、到達時間が零という算出結果が得られる(S6)。このとき、室内制御部150は、運転を継続して変化させた現在の室内環境について検出手段から取得した室内環境情報が、ユーザが希望する設定条件を満足したと判断するものであり、実際に、設定条件に現状の室内環境が到達したことになる。したがって、このステップ(S6)では、室内制御部150がリモコン制御部35などと協働して、上述した設定条件への到達を示す比較処理に基づき、到達時間を零として各表示パネル31,151に表示する表示3を行うことにより、ユーザが希望する室内環境が実現されたことがユーザに認識されることになる。
【0045】
さらに、ユーザが送信した設定条件への到達、すなわち、ユーザが希望する設定条件を満たす環境を実現した旨をより確実に知らせる手段として、室内機制御部150は、報知を行うステップ(S6)として、音発生部155に信号を出力するとともに、送信素子153及びリモコン30側の受信素子34、さらにはリモコン制御部35を介して振動発生部36に信号を出力する(図2参照)。
【0046】
これによって、室内環境が設定条件に到達することと同時に室内機10からは到達を知らせる音や音声案内などが発せられ、また、リモコン30からも、装置設定などに応じて報知音、音声案内、振動などによりユーザに報知する情報が発せられる。すなわち、室内機制御部150が上述した表示3や報知を行うことにより、表示パネル31,151、音発生部155及び振動発生部36は、室内機制御部150が、検出手段から取得した室内環境情報が設定条件を満足したと判断した場合に、設定条件への到達を報知する報知手段として機能する。
このように、音や振動を用いた報知手法を採用することによって、ユーザは目視せずとも設定条件への到達を認識することが可能となる環境を享受できる。なお、音声や振動などの報知形態に限られるものではなく、ブリンクしたり色変化する文字表示などにより報知する形態を採用してもよい。
【0047】
以上説明した本実施形態における空気調和装置によれば、以下の効果を奏することができる。具体的には、制御目標として入力された設定値に室内環境が至るまでの予定情報を開示するべく、該装置が有する運転能力を読み込みつつ、室内環境を検出する検出手段からの検出値と前記設定値とを比較演算して前記予定情報を導く制御部と、この演算結果に基づく前記予定情報を表示する表示部とを備えて空気調和装置が構成されているので、ユーザは制御目標として設定温度を入力した際、最適制御された運転によって設定条件に至るまでの予定時間がリモコン30等で容易に目視できるようになり、室内環境の変化をより的確に認識することができる。また、運転における予定情報が開示されることによって現状の運転を基準としてより具体的な運転変更を操作することも可能となる。さらには、ユーザの要望に応じた室内環境を早急に構築することができる。
【0048】
また、室内環境を検出する検出手段からの検出値が制御目標となる設定値と一致した場合に、設定条件への到達を教示する報知手段を備える構成を採用することにより、設定条件に室内環境が到達すると、音及び音声や振動で認識することができるので、到達した室内環境に対しての評価を即座に行うことができ、変更操作の必要性を判断して意とする室内環境をより的確に導くことができる。
【0049】
なお、上述した実施形態では、室内温度センサ18の検出値である室内温度が設定温度に到達するまでの時間や時刻を表示し、到達した場合には音や振動でユーザに教示する構成として説明したが、検出値はこれに限定されるものではない。例えば、予定情報として基準となる検出値としては、湿度であってもよいし、空気の清浄度等であってもよい。後者の場合であれば、CO濃度や粉塵をセンサで感知しながら規定値に達するめでの時間あるいは時刻を表示し、到達した際に音や振動でユーザに知らせる構成とする。
【0050】
さらに、図1のエアフィルタ17の目詰まりを吸込抵抗の変化や、運転時間の積算値から各表示パネル31,151に表示させたり、予め設定した規定値に達した際に知らせる機能として音発生部155や振動発生部36を用いてユーザに教示することも可能である。これにより、ユーザに対する運転情報の開示をより多く行うことができるようになる。
【0051】
また、本実施形態においては、各表示パネル31,151に予定情報である到達時間や時刻を表示し、さらに音発生部155と振動発生部36とを備えて到達したことを報知してユーザに教示する構成を説明した。しかしながら、これらのいずれか1つが備えられる構成であれば本発明における予定情報の開示は実施可能であるため、本実施形態の構成が限定解釈されるものではない。
【0052】
また、予定情報として設定条件までに要する予定時間を説明したが、その他として現状の消費電力値や、設定条件に到達時の消費電力値を表示させることも演算手法の変更によって可能である。
【0053】
また、本実施形態においては、運転能力に基づき直接的に予定情報を演算し開示するものとして説明したが、演算に際して直接的に運転能力を用いずに室内温度センサ18aの検出値と、設定値とを比較して温度差を求め、予めインプットされた温度差に基づく設定温度等への所要時間を表示するものであってもよい。すなわち、例えば、冷房運転を行う際に温度差が5℃あったと仮定すると、既にインプットされた温度差5℃での運転所用時間を読み出して表示するものである。言うなれば、演算に際して間接的に空気調和制御能力情報としてインプット情報を用いる構成である。インプットされた所用時間のデータは、空気調和装置が設置された空間での運転によって記憶されたものである方が望ましい。
このような方法であれば、設定条件に達するまでの予定情報を詳細に示すことは困難となるが、おおよその情報をユーザに容易に知らせることができる。
【0054】
【発明の効果】
上述した本発明の空気調和装置によれば、以下に示す効果を奏する。
請求項1記載の発明によれば、制御部は、取得した前記室内環境情報と、前記空気調和装置が有する空気調和制御能力情報と、前記設定条件と、に基づき、前記設定条件に応じた設定室内環境に室内環境が至るまでの予定情報を生成し、生成した当該予定情報を前記表示部に表示するので、運転によって該設定値に至るまでの予定が目視できるようになり、室内環境の変化をより的確に開示させることができる。
【0055】
請求項2記載の発明によれば、前記制御部が、前記検出手段から取得した室内環境情報が前記設定条件を満足したと判断した場合に、前記設定条件への到達を報知する報知手段が備えられているので、確実にユーザに設定室内環境が提供された旨を報知することができる。
【0056】
請求項3記載の発明によれば、設定条件を送信可能なリモートコントロール装置を備え、当該リモートコントロール装置が前記予定情報を表示する表示部を備えるので、運転の予定情報をユーザに対してより容易に且つ確実に開示して認識させることができる。
【0057】
請求項4記載の発明によれば、請求項1または請求項2に記載の空気調和装置が備える室内機に対して前記設定条件を送信する送信部を備えたリモートコントロール装置であって、前記制御部が生成した前記予定情報を受信する受信部を有し、当該受信部が受信した予定情報を表示する表示部を有するので、ユーザが認識し易いように予定情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における空気調和装置の全体構成を説明する部分断面斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態における空気調和装置の概略構成及び制御の流れを説明するブロック図である。
【図3】図1の室内機制御部における制御の流れを示したフローチャートである。
【符号の説明】
10   室内機
13   室内熱交換器
18a  室内温度センサ(検出手段)
18b  室内湿度センサ(検出手段)
20   室外機
20g  室外機制御部
22a  外気温度センサ(検出手段)
22b  圧縮機温度センサ(検出手段)
21   冷媒配管
30   リモートコントロール装置
31   表示パネル(表示部)
32   送受信部
33   送信素子(送信部)
34   受信素子(受信部)
35   リモコン制御部
36   振動発生部(報知手段)
150   室内機制御部(制御部)
151   表示パネル(表示部)
152   送受信部
153   送信素子
154   受信素子
155   音発生部(報知手段)

Claims (4)

  1. 室内環境を設定条件に応じた設定室内環境へと変化させる空気調和制御を行う空気調和装置において、
    室内環境にかかる室内環境情報を検出する検出手段と、当該検出手段から前記室内環境情報を取得する制御部と、当該制御部が出力した情報を表示する表示部と、を備え、
    当該制御部は、取得した前記室内環境情報と、前記空気調和装置が有する空気調和制御能力情報と、前記設定条件と、に基づき、前記設定条件に応じた設定室内環境に室内環境が至るまでの予定情報を生成し、生成した当該予定情報を前記表示部に表示することを特徴とする空気調和装置。
  2. 前記制御部が、前記検出手段から取得した室内環境情報が前記設定条件を満足したと判断した場合に、前記設定条件への到達を報知する報知手段が備えられていることを特徴とする請求項1記載の空気調和装置。
  3. 請求項1または請求項2記載の空気調和装置において、
    前記設定条件を送信可能なリモートコントロール装置を備え、
    当該リモートコントロール装置が前記予定情報を表示する表示部を備えることを特徴とする空気調和装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の空気調和装置に対して前記設定条件を送信する送信部を備えたリモートコントロール装置であって、
    前記制御部が生成した前記予定情報を受信する受信部を有し、
    当該受信部が受信した予定情報を表示する表示部を有することを特徴とするリモートコントロール装置。
JP2002245139A 2002-08-26 2002-08-26 空気調和装置及び当該空気調和装置のリモートコントロール装置 Withdrawn JP2004085042A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002245139A JP2004085042A (ja) 2002-08-26 2002-08-26 空気調和装置及び当該空気調和装置のリモートコントロール装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002245139A JP2004085042A (ja) 2002-08-26 2002-08-26 空気調和装置及び当該空気調和装置のリモートコントロール装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004085042A true JP2004085042A (ja) 2004-03-18

Family

ID=32053423

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002245139A Withdrawn JP2004085042A (ja) 2002-08-26 2002-08-26 空気調和装置及び当該空気調和装置のリモートコントロール装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004085042A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012057826A (ja) * 2010-09-06 2012-03-22 Sharp Corp コントローラおよび空気調和機
JP2013044462A (ja) * 2011-08-23 2013-03-04 Mitsubishi Electric Corp 空調システム制御装置
JP2016176637A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 株式会社東芝 空調装置および空調機器の制御方法
JP2017180848A (ja) * 2016-03-28 2017-10-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 空気環境調整装置
US9810446B2 (en) 2014-04-29 2017-11-07 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Control method of terminal device in air conditioning control system with selectable operating mode according to time and charges, and non-transitory computer-readable recording medium storing a program
JP2020030040A (ja) * 2019-11-13 2020-02-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 空気環境調整装置
WO2022181198A1 (ja) * 2021-02-24 2022-09-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 制御装置、全館空調システム及び全館空調制御方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012057826A (ja) * 2010-09-06 2012-03-22 Sharp Corp コントローラおよび空気調和機
JP2013044462A (ja) * 2011-08-23 2013-03-04 Mitsubishi Electric Corp 空調システム制御装置
US9810446B2 (en) 2014-04-29 2017-11-07 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Control method of terminal device in air conditioning control system with selectable operating mode according to time and charges, and non-transitory computer-readable recording medium storing a program
JP2016176637A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 株式会社東芝 空調装置および空調機器の制御方法
JP2017180848A (ja) * 2016-03-28 2017-10-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 空気環境調整装置
JP2020030040A (ja) * 2019-11-13 2020-02-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 空気環境調整装置
WO2022181198A1 (ja) * 2021-02-24 2022-09-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 制御装置、全館空調システム及び全館空調制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10415842B2 (en) Outdoor unit for air conditioner, air conditioner, and method for controlling air conditioner
KR20160114455A (ko) 공기조화기 및 그 제어방법
JP5127871B2 (ja) 空気調和システム
KR20100059522A (ko) 공기조화기의 제어방법
CN104075415A (zh) 空调缺氟保护方法和装置
JP2004085042A (ja) 空気調和装置及び当該空気調和装置のリモートコントロール装置
JP5459151B2 (ja) 空気調和機
JP2011144956A (ja) 空気調和機の制御装置
JP6138062B2 (ja) 空気調和機
JP2000171072A (ja) 空気調和機
KR20160010197A (ko) 공기조화기 및 그 제어방법
KR20100073699A (ko) 공기조화기 제어방법
JP5535849B2 (ja) 空気調和機
JP7014982B2 (ja) 画像処理装置、空気処理システム、画像処理プログラム、及び画像処理方法
JP2013142523A (ja) 空気調和機
KR20190037407A (ko) 일체형 공기조화기 및 그의 제어방법
JP6410842B2 (ja) 空気調和機
JP2015169386A (ja) 空気調和装置
JP2003042504A (ja) 空気調和機
JP2012037200A (ja) 空気調和機用リモコン
JP6091383B2 (ja) 空気調和装置
KR100508481B1 (ko) 공기조화기의 제어 방법
KR102240995B1 (ko) 창문형 에어컨의 이상온도 제어 장치
KR102112082B1 (ko) 공기 조화기
WO2020230233A1 (ja) 空気調和機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050329

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20061006