JP6091383B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6091383B2
JP6091383B2 JP2013186210A JP2013186210A JP6091383B2 JP 6091383 B2 JP6091383 B2 JP 6091383B2 JP 2013186210 A JP2013186210 A JP 2013186210A JP 2013186210 A JP2013186210 A JP 2013186210A JP 6091383 B2 JP6091383 B2 JP 6091383B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
information
received
air conditioner
remote control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013186210A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015052437A (ja
Inventor
大輔 杉山
大輔 杉山
英樹 高原
英樹 高原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2013186210A priority Critical patent/JP6091383B2/ja
Publication of JP2015052437A publication Critical patent/JP2015052437A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6091383B2 publication Critical patent/JP6091383B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は、空気調和装置に関するものである。
従来、宅外にいるユーザーが携帯電話などの端末を利用することで、宅外遠隔から空気調和装置を操作することができるように構成した空気調和装置に関する技術が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の技術は、自宅にいるユーザーによるリモコンの運転指示内容に応じて、宅外にいるユーザーが携帯電話などの端末で操作できる運転指示内容に制限を課すようにしたものである。これにより、たとえば自宅にいるユーザーが冷房運転を実施しているのに、宅外にいるユーザーからの操作で暖房運転に移行するといったような、自宅にいるユーザーの意図しない運転に移行することを防止している。
特開2007−24420号公報(たとえば、図3参照)
特許文献1に記載の技術では、ユーザー及びサービスマンなどが空気調和装置の点検、修理、清掃などをしているときに、携帯電話などの端末により宅外から空気調和装置の動作内容が変更され、室内機に搭載された可動部(送風ファンなど)などで手などを傷付けてしまう可能性がある。
すなわち、特許文献1に記載の技術は、リモコンで運転開始指示を受けた後の、宅外遠隔からの操作レベルを制限するものであって、運転停止中の宅外遠隔からの運転開始の操作指示に対しては考慮されているものではない。このため、ユーザー及びサービスマンなどは、携帯電話などの端末からの操作により可動部が動き出すことを知らずに、空気調和装置の点検、修理、清掃などを行ってしまう場合がある。
このような場合には、仮に空気調和装置から運転開始の音、表示などによる報知がされたとしても、ユーザー及びサービスマンが室内機から手を抜くのが間に合わず、手を傷付けてしまう可能性がある。このように、特許文献1に記載の技術では、空気調和装置のメンテナンス性が損なわれてしまうという課題がある。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、メンテナンス性が損なわれることを抑制する空気調和装置を提供することを目的としている。
本発明に係る空気調和装置は、外部ネットワークを介して伝達された運転内容を備える操作情報を受信するアダプターが接続されている空気調和装置において、空調時に動作する駆動部と、コントローラから送信されたリモコン情報を受信する受信部と、アダプターを介して操作情報が受信されたとき及び受信部でリモコン情報が受信されたとき、駆動部の動作を制御する制御部と、を有し、制御部は、リモコン情報を受信したか、操作情報を受信したかを判定する判定手段と、判定手段でリモコン情報を受信したと判定すると予め設定された時間である待機時間を待たずにリモコン情報に基づいて駆動部を動作させ、判定手段で操作情報を受信したと判定すると予め設定された時間である待機時間を経過してから操作情報に基づいて駆動部を動作させる駆動制御手段とを有する。
本発明に係る空気調和装置によれば、上記構成を有しているため、メンテナンス性が損なわれることを抑制することができる。
本発明の実施の形態に係る空気調和装置を含む空調システムを示す模式図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和装置の説明図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和装置の室内機の断面図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和装置の室内機を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和装置の制御フローを示した図である。 図5とは異なる制御フローを示した図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態に係る空気調和装置100を含む空調システム500を示す模式図である。図2は、実施の形態に係る空気調和装置100の説明図である。図3は、実施の形態に係る空気調和装置100の室内機1の断面図である。図1〜図3に基づいて、空気調和装置100及びこの空気調和装置100を含む空調システム500について説明する。
[空調システム500]
図1に示すように、空調システム500は、コントローラ7を有する空気調和装置100と、空気調和装置100に接続されているアダプター2と、アダプター2と通信するルータ8と、ルータ8と外部ネットワーク11を介して通信する集中管理装置13と、集中管理装置13と通信する携帯電話などの操作端末9とを有している。
(空気調和装置100)
空気調和装置100は、空調対象空間(たとえば、家屋の部屋、倉庫、ビルの一室など)に空調空気を供給する室内機1と、絞り装置51及び圧縮機52などが搭載された室外機1Bとを有している。そして、室内機1と室外機1Bとが冷媒配管63で接続されている。
室内機1は、たとえば居宅10に設置されているものである。そして、室内機1は、空調対象空間(たとえば、部屋、倉庫、ビルの一室など)に空気を供給する送風ファン106と、送風ファン106から吹き出される空気の方向を調節するのに利用される風向板ユニット107と、冷媒が供給される室内熱交換器108とを有している。また、室内機1は、室内機1に付属されたコントローラ7からのリモコン情報を受信する受信部3と、空気調和装置100の運転の内容などをユーザーに伝達するのに利用される情報出力部4と受信部3に電気的に接続されている制御部21とを有している。風向板ユニット107は、回転自在の風向板、及び風向板を回転させるモーターなどから構成されるものである。
なお、情報出力部4は、音を発生することでユーザーに報知をする音発生部5と、表示をすることでユーザーに報知をする表示部6とを有するものである。表示部6は、LEDランプを使用した表示でもよいし、フルセグメントを使用した文字表示などを用いてもよい。また、コントローラ7は、空気調和装置100を遠隔操作できるリモートコントローラであるものとして説明するが、それに限定されるものではなく、有線で室内機1に接続されたものであってもよい。なお、制御部21については、後段の図4にて詳しく説明する。
室外機1Bは、たとえば、屋外、ビルの屋上などに設置されるものである。室外機1Bは、冷媒を減圧する絞り装置51と、冷媒を圧縮する圧縮機52と、冷媒の流路を切り換える四方弁53と、暖房運転時には蒸発器として機能し、冷媒運転時には凝縮器(放熱器)として機能する室外熱交換器54と、室外熱交換器54に付設され、室外熱交換器54に空気を供給する室外送風ファン55とを有している。
また、室外機1Bは、制御部21と電気的に接続され、制御部21と情報のやりとりをする室外機制御部21Bを有している。この室外機制御部21Bは、図示は省略しているが、たとえば、圧縮機52などが搭載される圧縮機室の上部に配置される電気品箱に設けられる。室外機制御部21Bは、制御部21から受け取った情報に基づいて圧縮機52の回転数及び絞り装置51の開度を制御する。なお、室外機1Bに絞り装置51が設置されているものとして説明するが、それに限定されるものではなく、室外機1Bの外側に設けられていてもよい。
空気調和装置100の駆動部には、室内機1の送風ファン106及び風向板ユニット107、室外機1Bの圧縮機52、絞り装置51、四方弁53及び室外送風ファン55などが該当する。なお、たとえば、図示省略しているが、室内機1が、室内機1に備え付けられる集塵フィルターに付設されるプラズマ集塵部などを有していてもよい。なお、プラズマ集塵部は、たとえば対向電極及び電源などを有するものである。プラズマ集塵部も駆動部に該当する。
(アダプター2)
アダプター2は、室外機1Bの制御部21に接続され、制御部21と情報のやりとりを行うものである。また、アダプター2は、ルータ8と無線で接続されており、ルータ8を介して外部ネットワーク11に接続されているものである。なお、本実施の形態では、空気調和装置100がアダプター2を構成として有さないものとして説明するが、それに限定されるものではなく、空気調和装置100がアダプター2を構成として有するものであってもよい。
(ルータ8)
ルータ8は、空気調和装置100と操作端末9とのデータを2つ以上の異なるネットワーク間に中継する通信機器である。ルータ8は、コントローラ7、制御部21及びアダプター2などを接続して構成されるネットワークと、集中管理装置13及び外部ネットワーク11などを接続して構成される外部ネットワーク11とを中継する通信機器である。ルータ8は、無線によりアダプター2に接続されるとともに、外部ネットワーク11を介して集中管理装置13に接続されている。外部ネットワーク11は、たとえば、インターネット網12であって、このインターネット網12に、サーバ等の集中管理装置13が接続されている。
(集中管理装置13)
集中管理装置13は、操作端末9と通信を行うものである。宅外において、たとえば操作端末9を用いて、室内機1に対する操作指示がなされると、インターネット網12を介して、この操作指示に関する運転内容が、一旦集中管理装置13に保存される。この集中管理装置13は、アダプター2を介して室内機1と、定期的に情報のやりとりを行っている。この情報のやりとりは、たとえば、5分に一回程度行われる。
制御部21は、室内機1に関する情報を、アダプター2に出力する。アダプター2は、室内機1から受け取った情報をルータ8に送信する。ルータ8は、アダプター2から受け取った情報を、インターネット網12を介して集中管理装置13に送信する。
集中管理装置13は、この送信に対する返信を行う際、集中管理装置13に保存された情報をインターネット網12に出力する。ルータ8は、インターネット網12を介して集中管理装置13から出力された情報を受け取る。ルータ8は、この受け取った情報をアダプター2に送信する。アダプター2は、ルータ8から受け取った情報を制御部21に送信する。このように、集中管理装置13と室内機1とは、定期的に情報のやりとりを行っている。
(操作端末9)
操作端末9は、たとえば、携帯電話などの端末である。操作端末9は、集中管理装置13と通信を行うことができるものである。なお、操作端末9は携帯電話に限定されるものではなく、たとえば、集中管理装置13と通信することができる端末であればよい。
操作端末9は、空気調和装置100を動作させるのに利用されるプログラム(アプリケーション)を有しているものである。このアプリケーションは、たとえば、風量の調節、温度の調節、風向板ユニット107の角度の調節などを入力することができるように構成されている。たとえば、操作端末9を有するユーザーが、風量変更、温度変更、風向板ユニット107の角度変更などを実行するように操作端末9を入力すると、この入力情報が集中管理装置13、インターネット網12、ルータ8及びアダプター2を介して制御部21に出力される。そして、制御部21は、たとえば風量変更の出力を受け取ると送風ファン106の回転数の増減をする。また、制御部21は、温度変更の出力を受け取ると、絞り装置51の開度の調整及び圧縮機52の回転数の増減などをする。さらに、制御部21は、風向板ユニット107の角度変更の出力を受け取ると、風向板ユニット107を駆動するモータ(図示省略)を動作させる。
[空気調和装置100の冷凍サイクルについて]
図2(a)を参照しながら、同図で示される冷媒回路の冷凍サイクル動作について説明する。図2(a)において、冷房運転時及び除湿運転時には、冷媒回路内の冷媒は実線で示す矢印の方向に流れ、一方、暖房運転には、冷媒回路内の冷媒は破線で示す矢印の方向に流れる。
まず、冷房運転について説明する。冷房運転開始時に、冷媒回路内の冷媒が図2(a)の実線で示す方向に流れるように、四方弁53の接続が切り替えられる。圧縮機52によって圧縮され吐出された気体冷媒は、四方弁53を経由して、室外熱交換器54へ流入する。この室外熱交換器54に流入した気体冷媒は、室外送風ファン55から供給される外気と熱交換が実施されて凝縮し、室外熱交換器54から流出する。この室外熱交換器54から流出した冷媒は、絞り装置51に流入し、この絞り装置51によって膨張され減圧される。減圧された冷媒は、室内熱交換器108に流入し、送風ファン106から供給される室内空気と熱交換が実施されて気化し、室内熱交換器108から流出する。この室内熱交換器108から流出した気体冷媒は、四方弁53を介して圧縮機52に吸引される。
次に、暖房運転について説明する。暖房運転開始時に、冷媒回路内の冷媒が図2(a)に示す破線で示す方向に流れるように、四方弁53の接続が切り替えられる。圧縮機52によって圧縮され吐出された気体冷媒は、四方弁53を経由して、室内熱交換器108に流入する。この室内熱交換器108に流入した気体冷媒は、送風ファン106から供給される室内空気と熱交換が実施され凝縮し、室内熱交換器108から流出する。この室内熱交換器108から流出した冷媒は、絞り装置51に流入し、この絞り装置51によって膨張され減圧される。減圧された冷媒は、室外熱交換器54に流入し、室外送風ファン55から供給される室外空気と熱交換が実施されて気化し、室外熱交換器54から流出する。この室外熱交換器54から流出した気体冷媒は、四方弁53を介して圧縮機52に吸引される。
[制御部21について]
次に、制御部21について説明する。図4は、実施の形態に係る空気調和装置100の室内機1を示すブロック図である。制御部21は、情報入力手段22、情報入出力手段23、記憶手段25、統括部26及び出力手段24を備えている。制御部21は、たとえば、マイコンなどで構成されるものである。
情報入力手段22は、コントローラ7からのリモコン情報を受信した受信部3から、このリモコン情報を受け取って処理するものである。情報入出力手段23は、集中管理装置13から出力される操作情報を受信したアダプター2から、この操作情報を受け取って処理するものである。また、情報入出力手段23は、それに加え、室内機1自体の情報を、アダプター2に出力するものである。情報入出力手段23からアダプター2に出力される情報としては、たとえば、リモコン情報がある。
記憶手段25は、各種の制御設定値及びプログラムなどが記憶されているものである。記憶手段25は、たとえばフラッシュメモリなどに対応する記憶媒体で構成される。記憶手段25は、統括部26により、リモコン情報又は操作情報などに基づいた制御設定値又はプログラムなどが読み出される。そして、統括部26によって演算がされた後に、その演算結果が出力手段24、情報入出力手段23に送信される。
統括部26は、操作情報が受信されたとき、及びリモコン情報が受信されたときなどに、演算を実施して出力手段24、情報入出力手段23などに演算結果(情報)を出力するものである。統括部26は、情報入力手段22から出力される情報、記憶手段25に格納されている制御設定値及びプログラムなどに基づいて各種演算をし、演算結果を出力手段24にしたり、情報入出力手段23にしたりする。統括部26は、操作端末9を介して空気調和装置100の運転の開始をするとの情報を受け取ると図5及び図6で説明する待機時間を設けて駆動部の動作を遅らせるが、コントローラ7を介して空気調和装置100の運転の開始をするとの情報を受け取ると上記待機時間を設けずに駆動部の動作を行う。つまり、統括部26は、リモコン情報を受信したか、操作情報を受信したかを判定する判定手段26Aと、判定手段26Aでリモコン情報を受信したと判定すると駆動部を動作させ、判定手段26Aで操作情報を受信したと判定すると、予め設定された時間である待機時間を待ってから駆動部を動作させる駆動制御手段26Bとを有する。
出力手段24は、統括部26からの情報(演算結果)を受け取り、情報出力部4、送風ファン106及び風向板ユニット107などに対し、動作指示を出力するものである。
[制御部21などの動作説明]
図5は、実施の形態に係る空気調和装置100の制御フローを示した図である。図5を参照して、在宅者(ユーザー、サービスマンなど)がコントローラ7を用いて運転開始指示を空気調和装置100にした場合と、宅外のユーザーから集中管理装置13を介して運転開始の指示を空気調和装置100にした場合の動作とについての空気調和装置100の動作について説明する。
なお、図5及び図6の説明では、駆動部の例として風向板ユニット107及び送風ファン106を取り上げて説明している。
制御部21は、コントローラ7又は操作端末9より空気調和装置100の運転開始信号を受信する(ステップS100)。制御部21は、音発生部5にて受信音が発生するように、音発生部5に出力をする(ステップS101)。このように、受信音を鳴らし、運転が開始されることをユーザーに報知する。なお、この受信音は、メロディーでもよいし、その他に音声での通知であってもよい。
ステップS100及びステップS101の詳細は、次の通りである。
受信部3にコントローラ7からの情報(リモコン情報)が出力されると、その情報がリモコン情報として情報入力手段22に出力される。或いは、集中管理装置13、インターネット網12及びルータ8を介して、アダプター2に操作端末9からの情報(操作情報)が出力されると、その情報が操作情報として情報入出力手段23に出力される。
統括部26は、このリモコン情報又は操作情報を受けると、予め設定された音発生時間が経過した後に、音発生部5にて受信音が鳴らされるように、出力手段24に情報を出力する。そして、統括部26から出力を受けた出力手段24は、音発生部5に受信音を発生するように出力する。出力手段24から出力を受けた音発生部5は、受信音を鳴らす。
制御部21は、在宅者がコントローラ7で操作した動作の指示か、宅外から操作端末9で集中管理装置13を経由した動作の指示かを判定する(ステップS102)。
制御部21はコントローラ7からの動作指示であると判定した場合には、直ちに風向板ユニット107及び送風ファン106の動作を開始する(ステップS114)。なお、風向板ユニット107及び送風ファン106の動作は同時に開始してもよいし、ずれていてもよい。
一方、制御部21は宅外から操作端末9で集中管理装置13を経由した動作の指示であると判定した場合には、音発生部5で受信音が出力された後に、予め設定された時間である待機時間だけ待機し、風向板ユニット107及び送風ファン106を動作させない(ステップS123)。待機時間は、在宅ユーザーが受信音を認識してから空気調和装置100から離れるなどといった猶予時間を考慮して設定するとよく、たとえば5秒と設定するとよい。
制御部21は、待機時間が経過すると、まず、風向板ユニット107を動作させる(ステップS124)。その後に、制御部21は、送風ファン106を動作させる(ステップS125)。なお、必ずしも、風向板ユニット107の後に送風ファン106を動作させるのではなく、同時でもよいし、風向板ユニット107の方が後であってもよい。
ただし、制御部21に、送風ファン106よりも風向板ユニット107を先に動作させるように設定されていると、次のような効果がある。すなわち、風向板ユニット107と比較すると、高速に回転する送風ファン106の方が在宅者が手などを傷つけてしまう可能性が高い。そこで、送風ファン106を風向板ユニット107よりも後に動作させることで、在宅者が送風ファン106から手を引き出す時間をより稼ぎやすくなる。このため、在宅者の安全性をより確保することができる。
風向板ユニット107及び送風ファン106を動作させると、制御部21は、リモコン情報又は操作情報に基づいて空気調和装置100の圧縮機52などを動作させる(ステップS106)。
図6は、図5とは異なる制御フローを示した図である。図5では、音発生部5から音を発生することについて説明したが、図6では、表示部6にて表示をすることについて説明する。
制御部21は、コントローラ7又は操作端末9より空気調和装置100の運転開始信号を受信する(ステップS200)。制御部21は、表示部6にて運転開始であることが表示されるように、表示部6に出力をする(ステップS201)。このように、表示部6に予め設定された表示をすることで、運転が開始されることをユーザーに報知する。
ステップS200及びステップS201の詳細は、次の通りである。
受信部3にコントローラ7からの情報(リモコン情報)が出力されると、その情報がリモコン情報として情報入力手段22に出力される。或いは、集中管理装置13、インターネット網12及びルータ8を介して、アダプター2に操作端末9からの情報(操作情報)が出力されると、その情報が操作情報として情報入出力手段23に出力される。
統括部26は、このリモコン情報又は操作情報を受けると、予め設定された表示時間が経過した後に、表示部6にて予め設定された表示がされるように、出力手段24に情報を出力する。そして、統括部26から出力を受けた出力手段24は、表示部6にて予め設定された表示がされるように出力する。出力手段24から出力を受けた表示部6は、運転開始の旨の表示をする。
制御部21は、在宅者がコントローラ7で操作した動作の指示か、宅外から操作端末9で集中管理装置13を経由した動作の指示かを判定する(ステップS202)。
制御部21はコントローラ7からの動作指示であると判定した場合には、直ちに、風向板ユニット107及び送風ファン106の動作を開始する(ステップS214)。なお、風向板ユニット107及び送風ファン106の動作は同時に開始してもよいし、ずれていてもよい。
一方、制御部21は宅外から操作端末9で集中管理装置13を経由した動作の指示であると判定した場合には、表示部6で表示が出力された後に、上述した待機時間だけ待機し、風向板ユニット107及び送風ファン106を動作させない(ステップS223)。待機時間は、図5で説明した待機時間と同様である。
制御部21は、待機時間が経過すると、まず、風向板ユニット107を動作させる(ステップS224)。その後に、制御部21は、送風ファン106を動作させる(ステップS225)。なお、必ずしも、風向板ユニット107の後に送風ファン106を動作させるのではなく、同時でもよいし、風向板ユニット107の方が後であってもよい。
風向板ユニット107及び送風ファン106を動作させると、制御部21は、リモコン情報又は操作情報に基づいて空気調和装置100の圧縮機52などを動作させる(ステップS206)。
このように、図5のステップS114を経る制御と、ステップS123を経る制御とでは、ステップS123を経る制御の方が、待機時間が設けられている分、風向板ユニット107及び送風ファン106の動作が遅くなる。同様に、図6のステップS214を経る制御と、ステップS223を経る制御とでは、ステップS223を経る制御の方が、待機時間が設けられている分、風向板ユニット107及び送風ファン106の動作が遅くなる。
これにより、空気調和装置100から運転開始の音、表示などによる報知がされたとしても、在宅者が室内機1から手を抜くのが間に合わなくなることが起こりにくく、手を傷つけてしまうことを抑制することができる。また、在宅者が報知に気がつかなかったとしても、手を傷つけてしまうようなことが起こりにくい風向板ユニット107が先に動作し、その後に送風ファン106が動作するので、風向板ユニット107の動作を見るなどにより、在宅者が運転開始があったことを気づく機会を得ることができ、手を傷つけてしまうことを抑制することができる。
なお、図5の説明で述べた音発生時間及び図6の説明で述べた表示時間は、その値について限定されるものではないが、短い方がよい。コントローラ7などを操作してから、受信音が鳴るまでにラグがありすぎると、空気調和装置100の使い勝手が損なわれる可能性があるからである。
なお、空気調和装置100は、図5及び図6の制御を並列的に実施してもよい。すなわち、音を使用して在宅ユーザーへ通知を行いながら、表示を使用して在宅者への通知を行ってもよい。これにより、より確実に在宅者に空気調和装置100の運転開始を報知することができる。
[効果について]
本実施の形態に係る空気調和装置100は、宅外の者の操作端末9からの動作指示があった場合には、待機時間の経過を待ってから送風ファン106などの駆動部を動作させ、在宅者によるコントローラ7からの動作指示があった場合には、この待機時間の経過を待たず、送風ファン106などの駆動部を動作させるものである。このため、ユーザー及びサービスマンが、受信音及び表示を見て空気調和装置100が駆動することを認識してから空気調和装置100から離れるための猶予期間を稼ぐことができる。これにより、ユーザー及びサービスマンが室内機1から手を抜くのが間に合わず、手を傷付けてしまうことを抑制することができ、空気調和装置100のメンテナンス性が損なわれてしまうことを抑制することができる。
なお、図5及び図6では、駆動部の例として風向板ユニット107及び送風ファン106を取り上げて説明したが、駆動部として室外機1Bの室外送風ファン55、室内機1のプラズマ集塵部としても同様の効果を得ることができる。
なお、室外送風ファン55の場合には、在宅者が室外にいるので、室内機1で発生した音、表示には気づくことができない可能性がある。そこで、室外機1Bに別途、スピーカの音発生部、LEDランプなどの表示部を設けるとよい。これにより、在宅者が室外機1Bの点検などをしていた際に操作端末9からの指示があれば、室外機1Bに別途設けたスピーカ及びLEDランプなどで報知がなされ、そして、一定時間待機した後に、室外送風ファン55が動作する。これにより、ユーザー及びサービスマンが室外機1Bから手を抜くのが間に合わず、手を傷付けてしまうことを抑制することができ、空気調和装置100のメンテナンス性が損なわれてしまうことを抑制することができる。
1 室内機、1B 室外機、2 アダプター、3 受信部、4 情報出力部、5 音発生部、6 表示部、7 コントローラ、8 ルータ、9 操作端末、10 居宅、11 外部ネットワーク、12 インターネット網、13 集中管理装置、21 制御部、21B 室外機制御部、22 情報入力手段、23 情報入出力手段、24 出力手段、25 記憶手段、26 統括部、26A 判定手段、26B 駆動制御手段、51 絞り装置、52 圧縮機、53 四方弁、54 室外熱交換器、55 室外送風ファン、63 冷媒配管、100 空気調和装置、106 送風ファン、107 風向板ユニット、108 室内熱交換器、500 空調システム。

Claims (5)

  1. 外部ネットワークを介して伝達された運転内容を備える操作情報を受信するアダプターが接続されている空気調和装置において、
    空調時に動作する駆動部と、
    コントローラから送信されたリモコン情報を受信する受信部と、
    前記アダプターを介して前記操作情報が受信されたとき及び前記受信部で前記リモコン情報が受信されたとき、前記駆動部の動作を制御する制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、
    前記リモコン情報を受信したか、前記操作情報を受信したかを判定する判定手段と、
    前記判定手段で前記リモコン情報を受信したと判定すると予め設定された時間である待機時間を待たずに前記リモコン情報に基づいて前記駆動部を動作させ、前記判定手段で前記操作情報を受信したと判定すると予め設定された時間である待機時間を経過してから前記操作情報に基づいて前記駆動部を動作させる駆動制御手段とを有する
    ことを特徴とする空気調和装置。
  2. 前記アダプターを介して前記操作情報が受信されたとき及び前記受信部で前記リモコン情報が受信されたときに情報を出力する情報出力部を有し、
    前記情報出力部は、
    音を発する音発生部を有し、
    前記制御部は、
    前記操作情報が受信された場合に、前記音発生部に予め設定された受信音を出力させ、
    前記駆動制御手段は、
    前記音発生部で前記受信音が出力された後に前記待機時間を経過してから前記駆動部を動作させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記アダプターを介して前記操作情報が受信されたとき及び前記受信部で前記リモコン情報が受信されたときに情報を出力する情報出力部を有し、
    前記情報出力部は、
    表示部を有し、
    前記制御部は、
    前記操作情報が受信された場合に、前記表示部に予め設定された表示をさせ、
    前記駆動制御手段は、
    前記表示部で前記表示がされた後に前記待機時間を経過してから前記駆動部を動作させる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の空気調和装置。
  4. 前記駆動部は、
    室内機に設けられた送風ファン及び前記室内機に設けられた風向板ユニットを有する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の空気調和装置。
  5. 前記駆動制御手段は、
    前記アダプターで前記操作情報が受信されて、前記駆動部を動作させる場合に、前記風向板ユニットを動作させた後に前記送風ファンを動作させる
    ことを特徴とする請求項4に記載の空気調和装置。
JP2013186210A 2013-09-09 2013-09-09 空気調和装置 Active JP6091383B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013186210A JP6091383B2 (ja) 2013-09-09 2013-09-09 空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013186210A JP6091383B2 (ja) 2013-09-09 2013-09-09 空気調和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015052437A JP2015052437A (ja) 2015-03-19
JP6091383B2 true JP6091383B2 (ja) 2017-03-08

Family

ID=52701585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013186210A Active JP6091383B2 (ja) 2013-09-09 2013-09-09 空気調和装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6091383B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003120984A (ja) * 2001-10-17 2003-04-23 Sharp Corp 空気調和機およびその制御方法
JP3910074B2 (ja) * 2002-02-08 2007-04-25 シャープ株式会社 送風装置および送風装置の制御方法
JP4474340B2 (ja) * 2005-07-19 2010-06-02 シャープ株式会社 空気調和機
JP4561523B2 (ja) * 2005-08-05 2010-10-13 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機
JP4661640B2 (ja) * 2006-03-09 2011-03-30 株式会社日立製作所 空調制御システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015052437A (ja) 2015-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4135759B2 (ja) 空気調和装置の設定システム
JP6105246B2 (ja) 空気調和機および空調システム
JP2009121812A (ja) 圧縮機の運転制御装置及びそれを備えた空気調和装置
CN104697108A (zh) 空气调节机
JP2008249233A (ja) 空気調和システム
JP6021768B2 (ja) 空調システム
JP2012098009A (ja) 空気調和機
JPWO2019064616A1 (ja) ネットワークシステム
JP7016023B2 (ja) 機器情報管理システム、リモコンおよび空気調和装置
JP2010157942A (ja) 設備機器制御システム
WO2015037411A1 (ja) 空気調和機
JP6091383B2 (ja) 空気調和装置
KR20120019279A (ko) 칠러를 위한 디멘드 제어 시스템 및 그 제어방법
JP7057531B2 (ja) 空調システム
JP2004176936A (ja) 空気調和機、空気調和機の運転制御方法および空気調和システム
KR20170029316A (ko) 공기 조화기들을 연동시키는 이동통신 단말과 그 제어 방법
JP7041365B2 (ja) 空気調和装置
CN105637299A (zh) 空调机
JP5535849B2 (ja) 空気調和機
JP6571466B2 (ja) 空気調和機
JP2004085042A (ja) 空気調和装置及び当該空気調和装置のリモートコントロール装置
JP2019138521A (ja) 空気調和装置
WO2017145583A1 (ja) 受信器およびこれを備えた空気調和装置
JP5131185B2 (ja) 設備機器制御システム
JP2017207254A (ja) 空気調和システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150728

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160721

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170207

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6091383

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250