JP5131185B2 - 設備機器制御システム - Google Patents
設備機器制御システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5131185B2 JP5131185B2 JP2008335744A JP2008335744A JP5131185B2 JP 5131185 B2 JP5131185 B2 JP 5131185B2 JP 2008335744 A JP2008335744 A JP 2008335744A JP 2008335744 A JP2008335744 A JP 2008335744A JP 5131185 B2 JP5131185 B2 JP 5131185B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control
- schedule
- return
- equipment
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 26
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 15
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 67
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 15
- 238000000034 method Methods 0.000 description 14
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 9
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 6
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 6
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 6
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 6
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 6
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 4
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 1
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 239000005431 greenhouse gas Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Description
図1に、空調機制御システム100の全体構成を示す。空調機制御システム100は、店舗A,B,Cの遠隔に配置された遠隔管理センターに設置されている遠隔管理サーバ(遠隔管理装置)30から各店舗A,B,Cに設置された空調機10,10,10を管理するシステムである。空調機10,10,10にはアダプタ20,20,20が接続されている。空調機10,10,10はアダプタ20,20,20から送られる制御命令と、リモコン12を介して送られる制御指令とに従って動作する。アダプタ20,20,20と遠隔管理サーバ30とは、インターネット40を介して相互に通信可能に接続されている。
以下、主として、店舗Aに設置された空調機10とアダプタ20とを用いて各部の構成を説明するが、他の店舗B,Cに設置された空調機10,10およびアダプタ20,20についても同様の構成であるものとする。
空調機10は、室外機と、当該室外機に冷媒配管を介して接続される1または複数の室内機とを有している。空調機10は、全体として、図示されない圧縮機や熱交換器等から構成される冷媒回路を有する1の系統を形成している。室内機のケーシング内の所定の位置には、後述するアダプタ20が取り外し可能な態様で取り付けられている。
アダプタ20は、上述したように、室内機のケーシング内の所定の位置に、取り外し可能な態様で取り付けられている。アダプタ20は、空調機10から送られる上述の機器データを取得して、当該機器データを遠隔管理サーバ30に送る。また、アダプタ20は、遠隔管理サーバ30から取得したスケジュール情報および復帰スケジュールに基づき、空調機10のスケジュール制御を行う。
通信部21は、他の機器と通信を行うための通信用インターフェースである。
タイマー22は、後述するスケジュール取得部が遠隔管理サーバ30からスケジュールをダウンロードした後の時間を計測する。
記憶部23は、空調機10を制御するための制御プログラムを記憶する。また、記憶部23は、主として、スケジュール記憶領域23aと、復帰スケジュール記憶領域23bと、機器データ記憶領域23cとを有する。
スケジュール記憶領域23aには、空調機10を制御するためのスケジュール情報が記憶されている。スケジュール情報とは、空調機10を省エネ制御するための制御データである。当該スケジュール情報は、後述するスケジュール取得部24bによって、所定の時間毎(本実施形態では、3時間毎)に、遠隔管理サーバ30から取得される。
復帰スケジュール記憶領域23bには、空調機10の制御を、非スケジュール制御からスケジュール制御に復帰させるための復帰スケジュールが記憶されている。復帰スケジュールは、後述する復帰スケジュール取得部24eによって、所定の時間毎(本実施形態では、3時間毎)に、遠隔管理サーバ30から取得される。復帰スケジュールは、運転モード、ON/OFF、風量、および設定温度を規定する。例えば、午前10時、冷房、ON、風量弱、22℃等のように空調機10を制御するための具体的な事項が規定されている。
機器データ記憶領域23cは、空調機10から送られてくる機器データが記憶されている。機器データには、上述したように、空調機10の運転状況を示すデータ(運転状況データ)、リモコン12を介して入力される空調機10に対する制御指令に関するデータ(指令データ)、および空調機10の異常に関するデータ(異常データ)が含まれる。
制御部24は、主として、運転制御部24aと、スケジュール取得部24bと、変更検出部24cと、変更内容通報部24dと、復帰スケジュール取得部24eと、機器データ送信部24fとを有する。
運転制御部24aは、空調機10の運転の制御を行う。具体的には、運転制御部24aは、スケジュール記憶領域23aに記憶されたスケジュール情報に基づいて、空調機10の制御を行う。より詳細には、運転制御部24aは、当該スケジュール情報に基づいて制御指令を生成し、当該制御指令を空調機10に送る。
スケジュール取得部24bは、上記したように、所定の時間毎(本実施形態では3時間毎)に、遠隔管理サーバ30からスケジュール情報を取得する。スケジュール取得部24bは、3時間毎に遠隔管理サーバ30のスケジュール記憶領域34aから24時間分のスケジュール情報を取得する。
変更検出部24cは、ユーザがリモコン12を介して入力した設定の変更を検出する。
変更内容通報部24dは、上述の変更検出部24cによって設定の変更が検出されると、機器データ記憶領域23cに記憶されている指令データに基づいて、遠隔管理サーバ30に対して当該設定の変更の内容を通報する。
復帰スケジュール取得部24eは、遠隔管理サーバ30で作成された復帰スケジュールを取得する。
機器データ送信部24fは、機器データ記憶領域23cに記憶された機器データのうち、異常データと、日報データとを所定のタイミングで遠隔管理サーバ30に送信する。異常データは、検知されるとすぐに遠隔管理サーバ30に送られる。日報データは、一日一回遠隔管理サーバ30に送られる。
遠隔管理サーバ30は、図4に示すように、通信部31と、表示部32と、入力部33と、記憶部34と、制御部35とを有している。
通信部31は、アダプタ20,20,20とインターネット40を介して接続されている。通信部31は、アダプタ20,20,20を介して遠隔管理サーバ30と空調機10,10,10との通信を可能にしている。
表示部32は、アダプタ20,20,20を介して取得された空調機10,10,10の機器データを表示するためのディスプレイである。また、表示部32には、空調機10,10,10の機器データの他、後述する記憶部34に記憶された各種データが表示される。
入力部33は、入力部33は、主としてキーボードおよび操作ボタンから構成されている。
記憶部34は、空調機10,10,10を遠隔で監理するための管理プログラムを記憶する。また、記憶部34には、空調機10,10,10に関する各種データが記憶されている。記憶部34は、主として、スケジュール記憶領域34aと、復帰ルール記憶領域34bと、機器データ記憶領域34cとを有する。
スケジュール記憶領域34aには、空調機10,10,10を省エネ制御するためのスケジュール情報が記憶されている。スケジュール情報は、遠隔管理センターにおける管理者によって快適性と省エネとを考慮して設定される。詳細には、図5に示すように、一週間の各時間帯における運転パターンの種類に関する情報と、図6に示すように、各運転パターンの具体的な制御内容に関する情報とが記憶されている。なお、スケジュール記憶領域34aには、空調機10,10,10に含まれる室内機毎のスケジュール情報を記憶させることができる。
復帰ルール記憶領域34bには、空調機10,10,10の制御を非スケジュール制御からスケジュール制御に復帰させるか否かを判断するために用いる復帰ルールが記憶されている。復帰ルールは、図7に示すように、設定温度および指定温度の大小関係と、運転モードとに基づいた復帰条件を規定する。設定温度とは、ユーザがリモコン12を介して設定した温度である。指定温度とは、省エネ制御を考慮して予め定められた温度である。なお、指定温度は、非スケジュール制御に変更される前のスケジュール制御に係る温度と同一温度であっても、スケジュール制御に係る温度とは異なる温度であってもよい。
機器データ記憶領域34cには、アダプタ20から送られた空調機10,10,10の機器データが記憶される。また、機器データ記憶領域34cに記憶される機器データは、空調機10,10,10毎に記憶される。
制御部35は、記憶部34に記憶されている空調機10,10,10の管理プログラムを実行する。制御部35は、主として、スケジュール送信部35aと、通報取得部35bと、判断部35cと、復帰スケジュール作成部35dと、復帰スケジュール送信部35eとを有する。
スケジュール送信部35aは、上述のスケジュール記憶領域34aに記憶されたスケジュール情報をアダプタ20,20,20に送る。図5に示すように、スケジュール記憶領域34aには、一週間分のスケジュール情報が記憶されているが、スケジュール送信部35aは、スケジュール取得部24bがスケジュール情報を要求した時点から24時間分のスケジュール情報を、アダプタ20,20,20に向けて送る。
通報取得部35bは、アダプタ20,20,20の変更内容通報部24dからの設定の変更に関する通報を取得する。設定の変更に関する通報とは、具体的には、ユーザがリモコン12を介して変更した空調機10の設定の具体的な内容である。例えば、28℃でスケジュール制御されていた設定温度を、22℃に変更した場合、通報取得部35bは、その旨を示す情報をアダプタ20,20,20から取得する。
判断部35cは、通報取得部35bが取得した設定の変更に関する通報について、当該設定の変更の内容、すなわち、設定の変更に係る制御、が省エネ制御にあたるか否かを判断する。判断部35cは、復帰ルール記憶領域34bに記憶された復帰ルールに基づいて、当該設定の変更に係る制御が省エネ制御にあたるか否かを判断する。図7を参照して詳細に説明する。例えば、空調機10の運転モードが冷房であり、ユーザが設定した温度が、予め定められた指定温度より低い場合には、判断部35cは、当該設定の変更に係る制御を省エネ制御に反するものと判断する。また、空調機10の運転モードが暖房であり、ユーザが設定した温度が、予め定められた指定温度より高い場合には、判断部35cは、当該設定の変更に係る制御を省エネ制御に反するものと判断する。一方、空調機10の運転モードが冷房であり、ユーザが設定した温度が、予め定められた指定温度より高い場合には、判断部35cは、当該設定の変更に係る制御を省エネ制御にあたるものと判断する。さらに、空調機10の運転モードが暖房であり、ユーザが設定した温度が、予め定められた指定温度より低い場合には、判断部35cは、当該設定の変更に係る制御を省エネ制御にあたるものと判断する。さらに、空調機10の運転モードが冷房および暖房のいずれの場合にも、ユーザが設定した温度が、予め定められた指定温度と同じ場合には、判断部35cは、当該設定の変更に係る制御を省エネ制御にあたるものと判断する。
復帰スケジュール作成部35dは、上記判断部35cの判断結果に基づき、復帰スケジュールを作成する。復帰スケジュール作成部35dは、判断部35cがユーザによる設定の変更に係る制御を省エネ制御に反するものと判断した場合に、指定温度に戻すための復帰スケジュールを作成する。具体的には、指定温度に復帰させるタイミングと、運転モードと、指定温度とを示す復帰スケジュール(例えば、10:00,冷房,22℃)が作成される。なお、指定温度に復帰させるタイミングは、ユーザによる設定の変更があった後、所定時間(本実施形態では30分)経過後であるものとする。判断部35cが、ユーザによる設定の変更に係る制御を省エネ制御にあたると判断した場合、復帰スケジュール作成部35dは復帰スケジュールを作成しない。
復帰スケジュール送信部35eは、第1制御送信部と第2制御送信部とを有する。第1制御送信部は、判断部35cがユーザによる設定の変更に係る制御を省エネ制御に反するものと判断した場合に、上記復帰スケジュール作成部35dが作成した復帰スケジュールをアダプタ20に向けて送る。第2制御送信部は、判断部35cがユーザによる設定の変更に係る制御を省エネ制御にあたると判断した場合に、変更された設定を放置してよい旨を示すデータをアダプタ20に向けて送る。
以下、図8および図9を用いて、空調機制御システム100における空調機10の制御の流れを説明する。図8は、アダプタ20,20,20における処理の流れを示す。図9は、遠隔管理サーバ30における処理の流れであって、特に、アダプタ20,20,20で設定の変更が検出された後の処理を示す。
アダプタ20,20,20では、起動時および3時間毎に、スケジュール取得部24bが遠隔管理サーバ30から24時間分のスケジュール情報を取得する(ステップS101)。スケジュールが取得されると、ステップS102で、タイマー22が時間の計測を開始する。その後、ステップS103で、運転制御部24aは、当該スケジュール情報に基づき、空調機10のスケジュール制御を行う。次に、ステップS104において、変更検出部24cにより設定の変更が検出されたか否かが判断される。ステップS104において、設定の変更が検出された場合には、ステップS105に進む。ステップS104において、設定の変更が検出されない場合には、ステップS108に進む。なお、ステップS104において、設定の変更が検出された場合、すなわち、ユーザにより設定の変更がされた場合に、空調機10の制御はスケジュール制御から非スケジュール制御に切り替えられる。
遠隔管理サーバ30では、ステップS201において、アダプタ20,20,20から設定の変更に関する通報が取得されたか否かが判断される。ステップS201において、設定の変更に関する通報が取得されない場合には、設定の変更に関する通報が取得されるまで待機する。ステップS201において、設定の変更に関する通報が取得された場合には、ステップS202に進み、当該通報に係る設定の変更の内容を機器データ記憶領域34cに記憶する。次に、ステップS203において、判断部35cは設定の変更に係る制御が省エネ制御に反するか否かを判断する。ステップS203において、設定の変更に係る制御が省エネ制御に反すると判断された場合には、ステップS204に進む。ステップS204では、復帰スケジュール作成部35dが復帰ルール記憶領域34bに記憶されている復帰ルールに基づいて復帰スケジュールを作成する。その後、ステップS205に進み、当該復帰スケジュールがアダプタ20に向けて送られる。一方、ステップS203で設定の変更に係る制御が省エネ制御に反しないと判断された場合には、ステップS206に進み、設定の変更を放置してもよい旨を示すデータがアダプタ20,20,20に向けて送られる。
(1)
上記実施形態における空調機10,10,10は、基本的にはスケジュール制御が行われる。また、リモコン12を介してユーザにより空調機10,10,10の設定の変更が行われた場合には、空調機10の制御がスケジュール制御から非スケジュール制御に切り替わり、ユーザが変更した設定の内容に基づいて空調機10の制御が行われる。当該スケジュール情報は、遠隔管理サーバ30において、快適性と省エネとを考慮して設定されている。空調機10,10,10の制御は、基本的には、アダプタ20,20,20が遠隔管理サーバ30から定期的に取得した当該スケジュール情報に基づいて行われるため、空調機10,10,10のスケジュール制御が行われている限りは、空調機10,10,10の省エネを実現することができる。しかし、ユーザがスケジュール情報に設定された内容とは異なる設定を所望し、空調機10,10,10の制御がスケジュール制御から非スケジュール制御に切り替えられると、アダプタ20,20,20のスケジュール取得部24bが次にスケジュール情報を取得するまで、そのまま非スケジュール制御が継続されてしまうことになる。これにより、期待した省エネ効果を十分に得ることができない。一方、リモコン12の操作を禁止することによりスケジュール制御が非スケジュール制御に切り替えられないようにすることも考えられるが、ユーザのニーズに対応できないことは好ましくない。
上記実施形態では、復帰スケジュール作成部35dは、非スケジュール制御からスケジュール制御に復帰させるタイミングを、ユーザによる設定の変更が検出された後、所定時間経過後に設定する。したがって、所定時間の間は、ユーザの所望する設定で空調機10,10.10を制御することができる。
上記実施形態では、スケジュール制御が非スケジュール制御に切り替えられた場合に、省エネの観点から復帰が必要な場合にのみ、遠隔管理サーバ30からアダプタ20,20,20に対する復帰スケジュールが送られる。復帰スケジュールは必要な場合にのみ送られるものであるため、アダプタ20,20,20と遠隔管理サーバ30との間の通信量を低減させることができる。
上記実施形態では、アダプタ20,20,20がユーザによる設定の変更が検出された場合にのみ、スケジュール制御に復帰させるために必要な情報が遠隔管理サーバ30からアダプタ20,20,20に向けて送られる。したがって、記憶領域の容量が限られているアダプタ20,20,20であっても、本実施形態に係る空調機制御システム100に採用することができる。
(1)
上記実施形態では、遠隔管理サーバ30からアダプタ20,20,20に送信されるスケジュール情報は、時間帯および運転パターンの組合せに関する情報と、当該運転パターンの具体的な制御内容に関する情報との両方であったが、スケジュール情報として、具体的な時間と制御内容を示す情報が送信されてもよい。
上記実施形態では、復帰ルールに規定された指定温度と、変更された設定温度との関係で省エネか否かが判断されたが、復帰ルールに規定する内容はこれに限られない。すなわち、復帰ルールに規定する内容を、指定温度に代えて、もしくは、指定温度に加えて、風量および能力制御値等であり、これらの値と、変更された設定に係るこれらの値との関係で省エネか否かが判断されても構わない。なお、能力制御値は、空調機10,10,10の空調能力(馬力(kW))を制限する値である。これにより、ユーザによる設定が、例えば、空調機10,10,10の定格能力の70%を超える能力を必要とする場合に、スケジュール制御に切り替えられるように設定することができる。
上記実施形態では、非スケジュール制御をスケジュール制御に復帰させるタイミングは、ユーザによる設定の変更があった後、30分経過後であるものとしたが、当該復帰させるタイミングは、可変であってもよい。
上記実施形態では、復帰ルール記憶領域34bには、非スケジュール制御をスケジュール制御に復帰させる条件を記憶させたが、復帰させる条件に代えて、または、復帰させる条件に加えて、復帰させない条件(復帰停止条件)を記憶させてもよい。例えば、室温センサ11aで検知する室内の温度と、空調機10,10,10の設定温度とが一定以上乖離している場合には、空調機10,10,10になんらかの不具合が生じている場合があり、空調機10,10,10をスケジュール制御する場合には、ユーザに快適な空調環境を提供できない場合がある。また、例えば、外気温センサ11bで検知された外気の温度が一定以上あるいは一定以下になった場合にも、スケジュール情報に基づいて行われるスケジュール制御が適当でない場合がある。したがって、復帰停止条件を復帰ルール記憶領域34bに記憶させておき、復帰スケジュール作成部35dが当該復帰停止条件に基づいて、復帰スケジュールを作成するように設計することにより、非スケジュール制御からスケジュール制御への切り替えが制限され、ユーザが変更した設定の内容が優先されることになる。これにより、室内の快適性を確保することができる。
上記実施形態では、遠隔管理サーバ30は、アダプタ20,20,20からの変更内容の通報により、空調機10,10,10の設定の変更を把握するが、遠隔管理サーバ30から所定の時間間隔で設定の変更があったか否かを問合せするように設計されていてもよい。この場合、変更検出部24cによって設定の変更が検出されても、変更内容通報部24dは当該変更された設定の内容を即座に遠隔管理サーバ30に通報せず、遠隔管理サーバ30からの問合せに応じて通報する。
上記実施形態では、アダプタ20,20,20から遠隔管理サーバ30に対して変更内容の通報があった場合に、即座に遠隔管理サーバ30において当該設定の変更に係る制御が省エネ制御に反するか否かを判断し、省エネ制御に反すると判断された場合には、復帰スケジュールが送信されるが、変更内容の通報があった場合に、先にアダプタ20,20,20に送られた復帰スケジュールにおける復帰のタイミングとの関係で、復帰スケジュールを作成するか否かが判断されてもよい。
上記実施形態では、遠隔管理サーバ30が制御部35として復帰スケジュール作成部35dと復帰スケジュール送信部35eとを有し、ユーザによる設定の変更について、判断部35cが省エネ制御に反すると判断した場合には、復帰スケジュールが作成され、アダプタ20,20,20に向けて送られた。復帰スケジュール作成部35dと復帰スケジュール送信部35eに代えて、図11に示すように、制御部35が復帰指令生成部35fと、復帰指令送信部35gとを有するように設計してもよい。復帰指令生成部35fは、非スケジュール制御を、先に実行していたスケジュール制御に復帰させる指令を生成する。復帰指令送信部35gは復帰指令生成部35fで生成された指令をアダプタ20,20,20に送る。
上記実施形態において、アダプタ20,20,20の有する機能がそれぞれ空調機10,10,10の制御部13に搭載されていてもよい。この場合、アダプタ20,20,20は不要になる。
上記実施形態におけるシステムでは、設備機器として空調機10,10,10を挙げて、スケジュール復帰の説明をしたが、設備機器は、空調機10,10,10の他、照明、空気清浄機、換気扇、換気装置、送風機、扇風機、給湯器、保湿機器、暖房機、冷凍装置、調理機器、ポンプ、電動機、原動機等であってもよい。また、各設備機器に応じて、それぞれ復帰ルールを設定することができる。具体的には、図12に示すような、各制御項目に関する値を用いて復帰ルールを設定しうる。
20,20,20 アダプタ(制御装置)
30 遠隔管理サーバ(遠隔管理装置)
40 インターネット
100 空調機制御システム(設備機器制御システム)
Claims (6)
- 遠隔に配置された設備機器(10,10,10)を制御するための設備機器制御システム(100)であって、
前記設備機器に接続され、前記設備機器のスケジュール情報に基づいた制御であるスケジュール制御を行う制御装置(20,20,20)と、
前記設備機器の遠隔に配置され、前記スケジュール情報を前記制御装置に送り、前記設備機器の運転状況を管理する遠隔管理装置(30)と、
を備え、
前記制御装置は、
前記スケジュール制御を前記スケジュール情報に基づかない制御である非スケジュール制御に変更することになる設備機器の設定の変更の入力を検出する変更検出部(24c)と、
前記変更検出部によって検出された前記設定の変更の内容を前記遠隔管理装置に通報する変更内容通報部(24d)と、
を有し、
前記遠隔管理装置は、
前記変更内容通報部から通報された前記設定の変更の内容に基づいて、前記設備機器の制御を前記非スケジュール制御から前記スケジュール制御に復帰させるための復帰指令を前記制御装置に送信する第1制御送信部を有する復帰指令送信部(35e,35g)
を有する、
設備機器制御システム。 - 前記遠隔管理装置は、
前記復帰指令の生成の要否を規定する復帰ルールを記憶する復帰ルール記憶領域(34b)と
前記復帰ルール記憶領域に記憶された前記復帰ルールと、前記設定の変更の内容とを比較し、前記復帰指令を生成するか否かを判断する判断部(35c)と、
前記判断部による判断結果に基づき前記復帰指令を生成する復帰指令生成部(35d,35f)と、
をさらに有する、
請求項1に記載の設備機器制御システム。 - 前記制御装置は、前記復帰指令に基づいて、前記設定の変更の第1の所定時間経過後に、前記設備機器の前記スケジュール制御である第1運転を行う運転制御部(24a)をさらに有する、
請求項2に記載の設備機器制御システム。 - 前記復帰指令生成部は、前記設備機器の制御を前記非スケジュール制御から前記スケジュール制御に復帰させるタイミングを規定する前記復帰指令を生成し、
前記判断部は、前記第1制御送信部によって前記制御装置に先に送信された前記復帰指令に規定された前記タイミングから第2の所定時間経過後に、新たな復帰指令を生成するか否かを判断する、
請求項2または3に記載の設備機器制御システム。 - 前記復帰指令生成部(35d)は、前記復帰指令として、新たなスケジュール情報を送信する、
請求項3または4に記載の設備機器制御システム。 - 前記復帰指令生成部(35f)は、前記復帰指令として、前記スケジュール制御を再開させる指令を生成する、
請求項3または4に記載の設備機器制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008335744A JP5131185B2 (ja) | 2008-12-29 | 2008-12-29 | 設備機器制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008335744A JP5131185B2 (ja) | 2008-12-29 | 2008-12-29 | 設備機器制御システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010157152A JP2010157152A (ja) | 2010-07-15 |
JP5131185B2 true JP5131185B2 (ja) | 2013-01-30 |
Family
ID=42575028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008335744A Active JP5131185B2 (ja) | 2008-12-29 | 2008-12-29 | 設備機器制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5131185B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150039022A (ko) * | 2013-10-01 | 2015-04-09 | 엘지전자 주식회사 | 제어장치 및 제어장치 제어방법 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5723264B2 (ja) * | 2011-12-07 | 2015-05-27 | 株式会社 日立産業制御ソリューションズ | 建物設備管理システムおよび建物設備管理方法 |
CN110873388B (zh) * | 2018-08-31 | 2022-06-14 | 武汉海尔电器股份有限公司 | 一种空调及其自清洁的控制方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06347083A (ja) * | 1993-06-04 | 1994-12-20 | Mitsubishi Electric Corp | 空調機制御方式 |
JP2007032875A (ja) * | 2005-07-22 | 2007-02-08 | Toshiba Kyaria Kk | 空調管理装置及び空調管理システム |
JP2008092320A (ja) * | 2006-10-03 | 2008-04-17 | Toko Electric Corp | 集中管理システム |
-
2008
- 2008-12-29 JP JP2008335744A patent/JP5131185B2/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150039022A (ko) * | 2013-10-01 | 2015-04-09 | 엘지전자 주식회사 | 제어장치 및 제어장치 제어방법 |
KR102203429B1 (ko) * | 2013-10-01 | 2021-01-14 | 엘지전자 주식회사 | 제어장치 및 제어장치 제어방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010157152A (ja) | 2010-07-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10415842B2 (en) | Outdoor unit for air conditioner, air conditioner, and method for controlling air conditioner | |
US10551080B2 (en) | Household electrical appliance and household electrical system | |
CA2678825C (en) | System status user interfaces | |
JP5112608B2 (ja) | エアコンの中央制御システム | |
EP1698834B1 (en) | Power load control system and control method for multi-unit air conditioners | |
JP2005003357A (ja) | エアコンの中央制御システム及びその動作方法 | |
KR20170103562A (ko) | 공기 조화를 위한 제어 장치 및 그 제어 방법 | |
JP5267479B2 (ja) | 空気調和装置および空気調和システム | |
JP2015068607A (ja) | 空調システム | |
JP5136403B2 (ja) | 設備機器制御システム | |
JP2008057818A (ja) | 空調システムの運転制御方法 | |
EP4141345A1 (en) | Air conditioner and management device | |
JP2014185832A (ja) | 空気調和システム、空調制御装置、及び、空気調和システムの制御方法 | |
EP2757325A1 (en) | HVAC system with an outdoor unit controller configured to receive request from an indoor unit controller and to reply thereon and indoor unit controller | |
JP5131185B2 (ja) | 設備機器制御システム | |
JP6021768B2 (ja) | 空調システム | |
WO2019087630A1 (ja) | 空調装置 | |
JP6350801B2 (ja) | 空調管理システム、中央監視装置、及び空調機管理方法 | |
JP4297532B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2010281466A (ja) | 設備機器およびその管理ユニット | |
JP2010112678A (ja) | 設備機器管理装置および設備機器管理システム | |
KR20090029070A (ko) | 공기조화기 및 그 동작방법 | |
JP2015017718A (ja) | 空調システム、空調システムの制御装置及び空調システムの制御方法 | |
CA2860648C (en) | A heat pump system having a pressure trip sensor recalculation algorithm controller | |
JP6209745B2 (ja) | 空気調和機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110616 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121001 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121009 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121022 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151116 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5131185 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151116 Year of fee payment: 3 |