JP2010157942A - 設備機器制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザにより設定が変更された場合にも、省エネを実現することができる設備機器制御システムを提供することにある。
【解決手段】本発明に係る設備機器制御システム100は、遠隔に配置された設備機器10を制御するための設備機器制御システムであって、制御装置20と、遠隔管理装置30とを備える。制御装置は、変更検出部24cを有する。変更検出部は、スケジュール制御を非スケジュール制御に変更することになる設備機器の設定の変更の入力を検出する。遠隔管理装置は、復帰ルール送信部35bを有する。復帰ルール送信部は、設備機器の制御を非スケジュール制御から前記スケジュール制御に復帰させるための復帰ルールを制御装置に送信する。また、制御装置は、復帰ルール取得部24dと、復帰判断部24fとをさらに有する。復帰ルール取得部は、復帰ルールを取得する。復帰判断部は、復帰ルールに基づいて非スケジュール制御をスケジュール制御に復帰させるか否かを判断する。
【選択図】図9

Description

本発明は、設備機器制御システムに関する。
近年、温暖化ガス削減の要請により、オフィスビルやテナントビル等における設備機器についても省エネ制御が求められている。オフィスビルやテナントビル等では、例えば、各空間の空調環境を効果的に調整するために設備機器として、複数の空調機が用いられている。また、各空調機にスケジュールを設定し、複数の空調機を効率よく制御する技術も提案されている(例えば、特許文献1参照)。したがって、設備機器に設定するスケジュールを省エネスケジュールにすることにより、ビル全体として省エネ効果を実現することが期待される。
特開2000−132589号公報
一方、設備機器に省エネ制御を実行させるために適当なスケジュールを設定していても、ユーザが一時的に設定の変更を所望し、リモコン等を用いて設定の変更を行う場合がある。このように、ユーザにより設備機器の設定の変更が行われると、当該設定の変更を反映させて設備機器が制御されるために、予め設定されたスケジュールに基づくスケジュール制御が停止されてしまう。これにより、期待した通りの省エネ効果を得ることが困難となる場合がある。
本発明の課題は、ユーザにより設定の変更が行われた場合にも、省エネ効果を実現することができる設備機器制御システムを提供することである。
第1発明に係る設備機器制御システムは、遠隔に配置された設備機器を制御するための設備機器制御システムであって、制御装置と、遠隔管理装置とを備える。制御装置は、設備機器に接続され、設備機器のスケジュール制御を行う。スケジュール制御はスケジュール情報に基づいた、設備機器の制御である。遠隔管理装置は、設備機器の遠隔に配置される。また、遠隔管理装置は、スケジュール情報を制御装置に送り、設備機器の運転状況を管理する。さらに、制御装置は、変更検出部を有する。変更検出部は、設備機器の設定の変更の入力を検出する。設備機器の設定の変更は、スケジュール制御を非スケジュール制御に変更する。非スケジュール制御は、スケジュール情報に基づかない、設備機器の制御である。遠隔管理装置は、復帰ルール送信部を有する。復帰ルール送信部は、復帰ルールを制御装置に送信する。復帰ルールは、復帰条件を規定する。復帰条件は、非スケジュール制御をスケジュール制御に復帰させるか否かの条件である。また、制御装置は、復帰ルール取得部と、復帰判断部とをさらに有する。復帰ルール取得部は、復帰ルールを取得する。復帰判断部は、復帰ルールに基づいて非スケジュール制御をスケジュール制御に復帰させるか否かを判断する。
本発明に係る設備機器制御システムでは、制御装置は、設備機器のスケジュール制御を行う。スケジュール制御では、スケジュール情報に基づいて設備機器が制御される。スケジュール情報は遠隔管理装置から制御装置に送られる。設備機器のスケジュール制御が行われている際に、設定の変更が入力されると、設備機器の制御がスケジュール制御から非スケジュール制御に切り替わる。非スケジュール制御では、スケジュール情報に関係なく設備機器が制御される。遠隔管理装置は、設備機器の制御を非スケジュール制御からスケジュール制御に復帰させるための復帰ルールを制御装置に送信する。制御装置は、遠隔管理装置から送信される復帰ルールに基づいて、設備機器の制御を非スケジュール制御からスケジュール制御に復帰させるか否かを判断する。
これにより、適宜スケジュール情報に基づいた制御が行われるため、省エネを実現することができる。
第2発明に係る設備機器制御システムは、第1発明に係る設備機器制御システムであって、遠隔管理装置は、採用ルール送信部をさらに有する。採用ルール送信部は、採用ルールを制御装置に送信する。採用ルールは、採用条件を規定する。採用条件は、復帰ルールを採用するか否かの条件である。制御装置は、採用ルール取得部をさらに有する。採用ルール取得部は、採用ルールを取得する。また、復帰判断部は、採用ルールに基づき、復帰ルールを採用するか否かを判断する。
本発明に係る設備機器制御システムでは、制御装置は、復帰ルールおよび採用ルールを遠隔管理装置から取得する。また、制御装置は、採用ルールに基づいて復帰ルールを採用するか否かを判断する。
これにより、非スケジュール制御とスケジュール制御との優先順位を適宜切り替えることができる。
第3発明に係る設備機器制御システムは、第2発明に係る設備機器制御システムであって、採用条件は、復帰ルールを採用するタイミングおよび/または採用しないタイミングを含む。
本発明に係る設備機器制御システムでは、採用条件には、復帰ルールを採用するタイミングおよび/または採用しないタイミングが含まれる。
これにより、適宜、設定の変更に係る制御を継続させることができる。
第4発明に係る設備機器制御システムは、第3発明に係る設備機器制御システムであって、復帰ルールを採用するタイミングおよび/または採用しないタイミングは、所定の時間帯に含まれる。
本発明に係る設備機器制御システムでは、所定の時間帯に含まれるタイミングで復帰ルールが採用される。
これにより、所定の時間帯には、空調機の非スケジュール制御をスケジュール制御に優先させることができる。
第5発明に係る設備機器制御システムは、第4発明に係る設備機器制御システムであって、復帰ルールは、非スケジュール制御からスケジュール制御に復帰させるタイミングをさらに規定する。
本発明に係る設備機器制御システムでは、非スケジュール制御からスケジュール制御に復帰させるタイミングがさらに規定されている。復帰ルールが採用される場合には、当該時間間隔に基づいて非スケジュール制御からスケジュール制御へと復帰する。
これにより、設定の変更を反映した空調環境を一定時間提供しながら、スケジュール制御を行うことができる。
第1発明に係る設備機器制御システムでは、適宜スケジュール情報に基づいた制御が行われるため、省エネを実現することができる。
第2発明に係る設備機器制御システムでは、非スケジュール制御とスケジュール制御との優先順位を適宜切り替えることができる。
第3発明に係る設備機器制御システムでは、適宜、設定の変更に係る制御を継続させることができる。
第4発明に係る設備機器制御システムでは、設定の変更の内容が省エネ制御に反しない場合は、非スケジュール制御を維持させることができる。
第5発明に係る設備機器制御システムでは、設定の変更を反映した空調環境を一定時間提供しながら、スケジュール制御を行うことができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る空調機制御システム(設備機器制御システム)100について説明する。
<全体構成>
図1に、空調機制御システム100の全体構成を示す。空調機制御システム100は、店舗A,B,Cの遠隔に配置された遠隔管理センターに設置されている遠隔管理サーバ(遠隔管理装置)30から各店舗A,B,Cに設置された空調機10,10,10を管理するシステムである。空調機10,10,10にはアダプタ20,20,20が接続されている。空調機10,10,10はアダプタ20,20,20から送られる制御指令と、リモコン12を介して送られる制御指令とに従って動作する。アダプタ20,20,20と遠隔管理サーバ30とは、インターネット40を介して相互に通信可能に接続されている。
なお、図1には三つの店舗A,B,Cと、各店舗A,B,Cに一台ずつ設置された空調機10,10,10とが示されているが、店舗の数および店舗内に設置される空調機の数はこれらに限られるものではない。空調機制御システム100では、多数の店舗にそれぞれ設置される複数の空調機10,10,10,・・・を管理することができる。
<各部の構成>
以下、主として、店舗Aに設置された空調機10とアダプタ20とを用いて各部の構成を説明するが、他の店舗B,Cに設置された空調機10,10およびアダプタ20,20についても同様の構成であるものとする。
(1)空調機
空調機10は、室外機と、当該室外機に冷媒配管を介して接続される1または複数の室内機とを有している。空調機10は、全体として、図示されない圧縮機や熱交換器等から構成される冷媒回路を有する1の系統を形成している。室内機のケーシング内の所定の位置には、後述するアダプタ20が取り外し可能な態様で取り付けられている。
空調機10には、室温センサ11a、外気温センサ11b、吐出温度センサ11c、吐出圧センサ11d、吸入圧センサ11eなどの各種センサが取り付けられている。室温センサ11aは、空調機10に含まれる親機となる室内機が設置されている部屋の温度を検出する。外気温センサ11bは、空調機10に含まれる室外機の設置されている店舗A付近の外気の温度を検出する。吐出温度センサ11cは、空調機10に含まれる圧縮機(図示されない)の吐出管における冷媒の温度を検出する。吐出圧センサ11dは、空調機10に含まれる圧縮機(図示されない)の吐出管における冷媒の圧力を検出する。吸入圧センサ11eは、空調機10に含まれる圧縮機(図示されない)の吸入管における冷媒の圧力を検出する。
空調機10は、制御部13を有している。制御部13は、後述するアダプタ20により送られる制御指令およびリモコン12を介してユーザから入力された制御指令に従って、冷媒回路に含まれる圧縮機等の被制御部品の動作を制御する。アダプタ20から送られる制御指令とは、具体的に、アダプタ20が後述する遠隔管理サーバ30から取得したスケジュール情報に基づいた制御指令である。アダプタ20から送られる制御指令により、制御部13は、空調機10のスケジュール制御を実行する。また、リモコン12を介してユーザから入力された制御指令とは、店舗A内の一般のユーザによってリモコン12に設定された内容に基づいた制御指令である。ユーザから入力された制御指令により、制御部13は、空調機10の非スケジュール制御を実行する。
また、制御部13は、空調機10に関する機器データをアダプタ20に送信する。機器データには、空調機10の運転状況を示すデータ(運転状況データ)、リモコン12を介してユーザから入力される空調機10に対する制御指令に関するデータ(指令データ)、および空調機10の異常に関するデータ(異常データ)などが含まれる。運転状況データとは、例えば、上述した各種センサ11a,11b,11c,11d,11e,・・・の検出値である。制御部13は、所定の時間間隔(本実施形態では1分)で空調機10の機器データをアダプタ20に送信する。指令データとは、例えば、電源のON/OFF、運転モード(冷房モード、暖房モード、送風モードなど)、設定温度および設定湿度などである。制御部13は、リモコン12を介して制御指令が入力されると、直ちに当該指令データをアダプタ20に向けて送信する。異常データとは、上述の各種センサ11a,11b,11c,11d,11e,・・・の検出値が所定の閾値を超えるなどの異常を示すデータである。制御部13は、所定の時間間隔(本実施形態では1分)で各種センサ11a,11b,11c,11d,11e,・・・の検出値を所定の閾値と比較し、異常を検出した場合に異常データをアダプタ20に向けて送信する。
(2)アダプタ
アダプタ20は、上述したように、室内機のケーシング内の所定の位置に、取り外し可能な態様で取り付けられている。アダプタ20は、空調機10から送られる上述の機器データを取得して、当該機器データを遠隔管理サーバ30に送る。また、アダプタ20は、遠隔管理サーバ30から取得したスケジュール情報と、遠隔管理サーバ30から取得した採用ルールおよび復帰ルールとに基づき、空調機10のスケジュール制御を行う。
アダプタ20は、通信部21と、タイマー22と、記憶部23と、制御部24とを有している。
〔通信部〕
通信部21は、他の機器と通信を行うための通信用インターフェースである。
〔タイマー〕
タイマー22は、第1タイマーと第2タイマーとからなる。第1タイマーは後述するスケジュール取得部が遠隔管理サーバ30からスケジュールをダウンロードした後の時間を計測する。第2タイマーは、運転制御部24aが空調機10のスケジュール制御を非スケジュール制御に切り替えた後の時間を計測する。
〔記憶部〕
記憶部23は、空調機10を制御するための制御プログラムを記憶する。また、記憶部23は、主として、スケジュール記憶領域23aと、復帰ルール記憶領域23bと、採用ルール記憶領域23cと、機器データ記憶領域23dとを有する。
a)スケジュール記憶領域
スケジュール記憶領域23aには、空調機10を制御するためのスケジュール情報が記憶されている。スケジュール情報とは、空調機10を省エネ制御するための制御データである。当該スケジュール情報は、後述するスケジュール取得部24bによって、所定の時間毎(本実施形態では、3時間毎)に、遠隔管理サーバ30から取得される。
スケジュール情報は、曜日、時間帯、および空調機10の運転パターンの種類を示す情報(図5参照)と、運転パターンの具体的な制御内容に関する情報(図6参照)とを含む。運転パターンとは、運転モード、ON/OFF、風量、および設定温度などの組合せで決定される。なお、スケジュール記憶領域23aに記憶されるスケジュール情報は、24時間分のスケジュール情報である。
なお、スケジュール記憶領域23aは、24時間分のスケジュールを記憶するのに十分な容量のみを有する。したがって、スケジュール記憶領域23aに記憶された24時間分のスケジュール情報は、後述するスケジュール取得部24bによって新たなスケジュール情報が取得されるたびに、当該新たなスケジュール情報によって上書きされていく。
当該スケジュール情報に基づいて空調機10が制御されることにより、すなわち、アダプタ20から空調機10に向けて当該スケジュール情報に基づいた制御指令が送られることにより、空調機10のスケジュール制御(省エネ制御)が行われることになる。
b)復帰ルール記憶領域
復帰ルール記憶領域23bには、空調機10の制御を、非スケジュール制御からスケジュール制御に復帰させるか否かを判断するための復帰ルールが記憶されている。復帰ルールは、後述する復帰ルール取得部24dによって、所定の時間毎(本実施形態では、四半期毎)に、遠隔管理サーバ30の復帰ルール記憶領域34bから取得される。復帰ルールは、図7に示すように、設定温度および指定温度の大小関係と、運転モードとに基づいた復帰条件を規定する。設定温度とは、ユーザがリモコン12を介して設定した温度である。指定温度とは、省エネ制御を考慮して予め定められた温度である。なお、指定温度は、非スケジュール制御に変更される前のスケジュール制御で設定されていた温度と同一温度であっても、スケジュール制御で設定されていた温度とは異なる温度であってもよい。
また、復帰ルール記憶領域23bは、所定の数の復帰ルールを記憶できる程度の容量のみを有する。したがって、復帰ルール記憶領域23bに記憶された復帰ルールは、新たな復帰ルールが取得されるたびに、当該新たな復帰ルールによって上書きされていく。
c)採用ルール記憶領域
採用ルール記憶領域23cには、上述の復帰ルールを採用するか否かを判断するために用いる採用ルールが記憶されている。採用ルールは、復帰ルールを採用するか否かの条件である採用条件を規定する。具体的に、採用ルールは、図8に示すように、時間と、当該時間帯におけるスケジュール制御への復帰の有効/無効を規定する。
例えば、図8の採用ルールは、10:00〜15:00の間はスケジュール制御への復帰は有効であり、15:00〜17:00の間はスケジュール制御への復帰は無効である旨を規定する。すなわち、10:00〜15:00の間は、復帰ルールに基づいた判断は有効であり、15:00〜17:00の間は、復帰ルールに基づいた判断は無効である。したがって、10:00〜15:00の間に設定の変更があった場合には、復帰ルールに基づき非スケジュール制御からスケジュール制御への復帰の要否が判断されるが、15:00〜17:00の間に設定の変更があった場合には、復帰の要否が判断されない。
採用ルールは、後述の採用ルール取得部24eによって、所定の時間毎(本実施形態では、3時間毎)に、遠隔管理サーバ30から取得される。より具体的には、採用ルールは、上述のスケジュール情報が取得されるタイミングと同じタイミングで遠隔管理サーバ30から取得される。採用ルール記憶領域23cもまた、所定の数の採用ルールを記憶できる程度の容量のみを有する。したがって、採用ルール記憶領域23cに記憶された採用ルールは、新たな採用ルールが取得されるたびに、当該新たな採用ルールによって上書きされていく。
d)機器データ記憶領域
機器データ記憶領域23dは、空調機10から送られてくる機器データが記憶されている。機器データには、上述したように、空調機10の運転状況を示すデータ(運転状況データ)、リモコン12を介して入力される空調機10に対する制御指令に関するデータ(指令データ)、および空調機10の異常に関するデータ(異常データ)が含まれる。
さらに、機器データ記憶領域23dには、機器データ記憶領域23dに記憶された機器データに基づいて作成される日報データが記憶される。日報データは、機器データ記憶領域23dの一日分の機器データであり、一日一回遠隔管理サーバ30に送られる。日報データは、一日分の空調機10の運転状況や運転履歴をまとめたデータであり、具体的には、その1日の各種センサ11a,11b,11c,11d,11e,・・・の検出値の最大値・最小値や、その1日の空調機10の累積稼働時間などを含む。
機器データ記憶領域23dも、一日分の機器データおよび作成中の日報データを記憶できる程度の容量のみを有している。したがって、先に記憶されている機器データは、新たに取得される機器データによって上書きされていく。
〔制御部〕
制御部24は、主として、運転制御部24aと、スケジュール取得部24bと、変更検出部24cと、復帰ルール取得部24dと、採用ルール取得部24eと、復帰判断部24fと、機器データ送信部24gとを有する。
a)運転制御部
運転制御部24aは、空調機10の運転の制御を行う。具体的には、運転制御部24aは、スケジュール記憶領域23aに記憶されたスケジュール情報に基づいて、空調機10の制御を行う。より詳細には、運転制御部24aは、当該スケジュール情報に基づいて制御指令を生成し、当該制御指令を空調機10に送る。
また、ユーザのリモコン12による設定の変更に基づいて空調機10の制御が行われている場合、すなわち、非スケジュール制御が行われている場合であって、後述する復帰判断部24fがスケジュール制御に復帰させる必要があると判断した場合には、運転制御部24aは、再び、スケジュール記憶領域23aに記憶されたスケジュール情報に基づいて、制御指令を生成し、当該制御指令を空調機10に送る。これにより、空調機10の非スケジュール制御がスケジュール制御に切り替えられる。
b)スケジュール取得部
スケジュール取得部24bは、上記したように、所定の時間毎(本実施形態では3時間毎)に、遠隔管理サーバ30からスケジュール情報を取得する。スケジュール取得部24bは、3時間毎に遠隔管理サーバ30のスケジュール記憶領域34aから24時間分のスケジュール情報を取得する。
c)変更検出部
変更検出部24cは、ユーザがリモコン12を介して入力した設定の変更を検出する。
d)復帰ルール取得部
復帰ルール取得部24dは、所定の時間毎(本実施形態では、四半期毎)に、遠隔管理サーバ30から復帰ルールを取得する。
e)採用ルール取得部
採用ルール取得部24eは、所定の時間毎(本実施形態では、3時間毎)に、遠隔管理サーバ30から採用ルールを取得する。
f)復帰判断部
復帰判断部24fは、上述した採用ルール記憶領域23cに記憶された採用ルールおよび復帰ルール記憶領域23bに記憶された復帰ルールに基づいて、非スケジュール制御からスケジュール制御に復帰させる必要があるか否かを判断する。具体的には、復帰判断部24fは、採用ルールに基づいて復帰ルールを採用するか否かを判断し、さらに、復帰ルールを採用すると判断した場合に、復帰ルールに基づいて、非スケジュール制御に係る設定の内容が省エネ制御に反するか否かを判断する。
g)機器データ送信部
機器データ送信部24gは、機器データ記憶領域23dに記憶された機器データのうち、異常データと、日報データとを所定のタイミングで遠隔管理サーバ30に送信する。異常データは、検知されるとすぐに遠隔管理サーバ30に送られる。日報データは、一日一回遠隔管理サーバ30に送られる。
(3)遠隔管理サーバ
遠隔管理サーバ30は、図4に示すように、通信部31と、表示部32と、入力部33と、記憶部34と、制御部35とを有している。
〔通信部〕
通信部31は、アダプタ20,20,20とインターネット40を介して接続されている。通信部31は、アダプタ20,20,20を介して遠隔管理サーバ30と空調機10,10,10との通信を可能にしている。
〔表示部〕
表示部32は、アダプタ20,20,20を介して取得された空調機10,10,10の機器データを表示するためのディスプレイである。また、表示部32には、空調機10,10,10の機器データの他、後述する記憶部34に記憶された各種データが表示される。
〔入力部〕
入力部33は、入力部33は、主としてキーボードおよび操作ボタンから構成されている。
〔記憶部〕
記憶部34は、空調機10,10,10を遠隔で管理するための管理プログラムを記憶する。また、記憶部34には、空調機10,10,10に関する各種データが記憶されている。記憶部34は、主として、スケジュール記憶領域34aと、復帰ルール記憶領域34bと、採用ルール記憶領域34cと、機器データ記憶領域34dとを有する。
a)スケジュール記憶領域
スケジュール記憶領域34aには、空調機10,10,10を省エネ制御するためのスケジュール情報が記憶されている。スケジュール情報は、遠隔管理センターにおける管理者によって快適性と省エネとを考慮して設定される。詳細には、図5に示すように、一週間の各時間帯における運転パターンの種類に関する情報と、図6に示すように、各運転パターンの具体的な制御内容に関する情報とが記憶されている。なお、スケジュール記憶領域34aには、空調機10,10,10に含まれる室内機毎のスケジュール情報を記憶させることができる。
b)復帰ルール記憶領域
復帰ルール記憶領域34bには、空調機10,10,10を非スケジュール制御からスケジュール制御に復帰させるか否かを判断するための復帰ルールが記憶されている。復帰ルールは、図7に示すように、設定温度および指定温度の大小関係と、運転モードとに基づいた復帰条件を規定する。復帰ルール記憶領域34bに記憶された復帰ルールは、後述する復帰ルール送信部35bによってアダプタ20,20,20に送られる。
c)採用ルール記憶領域
採用ルール記憶領域34cには、遠隔管理サーバ30の利用者が入力した採用ルールが記憶されている。採用ルールは、復帰ルールを採用するか否かの条件である採用条件を規定する。具体的に、採用ルールは、時間と、当該時間におけるスケジュール制御への復帰の有効/無効とを規定するものである(図8参照)。すなわち、復帰ルールを採用するタイミングおよび/または採用しないタイミングが規定されている。採用ルール記憶領域34cに記憶された採用ルールは、後述する採用ルール送信部35cによってアダプタ20,20,20に送られる。
d)機器データ記憶領域
機器データ記憶領域34dには、アダプタ20から送られた空調機10,10,10の機器データが記憶される。また、機器データ記憶領域34dに記憶される機器データは、空調機10,10,10毎に記憶される。
〔制御部〕
制御部35は、記憶部34に記憶されている空調機10,10,10の管理プログラムを実行する。制御部35は、主として、スケジュール送信部35aと、復帰ルール送信部35bと、採用ルール送信部35cとを有する。
a)スケジュール送信部
スケジュール送信部35aは、上述のスケジュール記憶領域34aに記憶されたスケジュール情報をアダプタ20,20,20に送る。図5に示すように、スケジュール記憶領域34aには、一週間分のスケジュール情報が記憶されているが、スケジュール送信部35aは、スケジュール取得部24bがスケジュール情報を要求した時点から24時間分のスケジュール情報を、アダプタ20,20,20に向けて送る。
b)復帰ルール送信部
復帰ルール送信部35bは、上述の復帰ルール記憶領域34bに記憶された復帰ルールをアダプタ20,20,20に送る。
c)採用ルール送信部
採用ルール送信部35cは、上述の採用ルール記憶領域34cに記憶された採用ルールをアダプタ20,20,20に送る。
(4)空調機制御システムの流れ
以下、図9を用いて、アダプタ20,20,20における処理の流れを説明する。
ステップS101として、アダプタ20,20,20では、起動時および3時間毎に、スケジュール取得部24bが遠隔管理サーバ30から24時間分のスケジュール情報を取得し、採用ルール取得部24eが遠隔管理サーバ30から採用ルールを取得する。次に、ステップS102において、第1タイマーが時間の計測を開始する。その後、ステップS103で、運転制御部24aは、当該スケジュール情報に基づき、空調機10のスケジュール制御を行う。
次に、ステップS104において、変更検出部24cにより設定の変更が検出されたか否かが判断される。ステップS104において、設定の変更が検出された場合には、ステップS105に進む。ステップS104において、設定の変更が検出されない場合には、ステップS109に進む。なお、ステップS104において、設定の変更が検出された場合、すなわち、ユーザにより設定の変更がされた場合に、空調機10の制御はスケジュール制御から非スケジュール制御に切り替えられる。
ステップS105では、第2タイマーが非スケジュール制御に切り替えられた後の時間の計測を開始する。次に、ステップS106において、復帰判断部24fが採用ルールと復帰ルールとに基づいて非スケジュール制御をスケジュール制御に復帰させる必要があるか否かを判断する。詳細には、まず、採用ルールに基づいて、設定の変更が検出されたタイミングにおいて、復帰ルールの有効/無効が判断される。復帰ルールが有効であると判断された場合には、復帰ルールに基づいて、設定の変更に係る非スケジュール制御からスケジュール制御への復帰させる必要があるか否かが判断される。ここで、スケジュール制御に復帰させる必要があると判断された場合には、ステップS107に進み、必要がないと判断された場合には、ステップS104に戻る。一方、復帰ルールが無効であると判断された場合には、復帰判断部24fは非スケジュール制御からスケジュール制御への復帰の要否を判断しない。すなわち、非スケジュール制御に係る設定の内容が省エネ制御に反すると判断されるような場合であっても、スケジュール制御への復帰は不要とし、ステップS104に戻る。
ステップS107では、第2タイマーで計測した時間が30分を経過したか否かが判断される。すなわち、非スケジュール制御に切り替えられた後の時間が30分を経過した場合には、ステップS108に進み、30分を経過していない場合には、経過するまで待機する。
ステップS108では、非スケジュール制御がスケジュール制御に復帰される。すなわち、運転制御部24aがスケジュール記憶領域23aに記憶されるスケジュール情報に基づいた制御指令を生成し、当該制御指令を空調機10に送る。これにより、空調機10の制御が非スケジュール制御からスケジュール制御に切り替えられる。その後、ステップS109に進み、第1タイマーが計測した時間が3時間を経過したか否かが判断される。すなわち、スケジュール情報がダウンロードされた後の時間が3時間経過したか否かが判断され、経過していない場合にはステップS104に戻り、経過している場合にはステップS101に戻る。
<特徴>
(1)
上記実施形態における空調機10,10,10は、基本的にはスケジュール制御が行われる。また、リモコン12を介してユーザにより空調機10,10,10の設定の変更が行われた場合には、空調機10,10,10の制御がスケジュール制御から非スケジュール制御に切り替わり、ユーザが変更した設定の内容に基づいて空調機10の制御が行われる。当該スケジュール情報は、遠隔管理サーバ30において、快適性と省エネとを考慮して設定されている。空調機10,10,10の制御は、基本的には、アダプタ20,20,20が遠隔管理サーバ30から定期的に取得した当該スケジュール情報に基づいて行われるため、空調機10,10,10のスケジュール制御が行われている限りは、空調機10,10,10の省エネを実現することができる。しかし、ユーザがスケジュール情報に設定された内容とは異なる設定を所望し、空調機10,10,10の制御がスケジュール制御から非スケジュール制御に切り替えられると、非スケジュール制御が継続されてしまうことになる。これにより、期待した省エネ効果を十分に得ることができない。一方、リモコン12の操作を禁止することによりスケジュール制御が非スケジュール制御に切り替えられないようにすることも考えられるが、ユーザのニーズに対応できないことは好ましくない。
本実施形態に係る空調機制御システム100では、遠隔管理サーバ30から取得した復帰ルールと採用ルールとがアダプタ20,20,20に記憶されている。また、ユーザによる設定の変更が検出されると、復帰判断部24fは、当該ユーザによる設定の変更に係る非スケジュール制御をスケジュール制御に復帰させる必要があるか否かを判断する。復帰判断部24fの判断結果に基づき、空調機10,10,10の非スケジュール制御がスケジュール制御に切り替えられるため、空調機10,10,10の過剰な冷暖房を抑制した省エネ制御を適宜行うことができる。これにより、ユーザが所望する空調環境を実現するとともに、空調機10,10,10の省エネ制御を実現することができる。
(2)
また、上記実施形態に係る空調機制御システム100では、アダプタ20,20,20にダウンロードされる採用ルールにおいて、復帰ルールの有効/無効とする時間を規定する。例えば、店舗A,B,Cにおいてリモコン12を介したユーザからの設定を優先させるべき時間帯、具体的には、店舗内にいる顧客の数が多くなる時やVIPが滞在している時間などの時間帯を、復帰ルールの採用を無効とする時間帯として設定する。非スケジュール制御とスケジュール制御との優先順位を適宜切り替えることができるため、ユーザの所望する空調環境を優先的に確保することができる。
(3)
上記実施形態では、事前に取得したスケジュール情報に基づいて、アダプタ20,20,20が空調機10,10,10のスケジュール制御を行い、復帰ルールと採用ルールとを用いた判断結果に基づいて、非スケジュール制御をスケジュール制御に切り替える。これにより、アダプタ20,20,20と遠隔管理サーバ30との間の通信量を低減させることができる。また、遠隔管理サーバ30が行うべき処理量を減らすことができる。
<変形例>
(1)
上記実施形態では、復帰ルール取得部24dは、四半期に一回の割合で復帰ルールをダウンロードしたが、復帰ルール取得部24dが復帰ルールをダウンロードする時間間隔はこれに限られない。例えば、昼と夜とで空調機10,10,10の制御を変更する場合に、復帰ルール取得部24dは、昼および夜の制御内容をそれぞれ事前にダウンロードしてもよい。
また、上記実施形態では、非スケジュール制御をスケジュール制御に復帰させるタイミングは、ユーザによる設定の変更があった後、30分経過後であるものとしたが、当該復帰させるタイミングは、可変であってもよい。
さらに、ユーザによる設定の変更の内容に応じて、当該復帰させるタイミングが変更されてもよい。例えば、アダプタ20,20,20で変更しうる設定の内容(例えば、設定温度の変更、変更された設定温度の程度、運転モードの変更など)にそれぞれ対応度レベルを設定し、当該対応度レベルを遠隔管理サーバ30に記憶させておく。対応度レベルは、早急にスケジュール制御に復帰させるべき変更の内容、すなわち、省エネ制御に反する程度が大きいものに対して高い対応度レベルが設定される。例えば、「運転モードの変更」より「設定温度の変更」の対応度レベルを高く設定する。また、変更された設定温度の程度は、各運転モードにおける指定温度からの乖離値が大きくなればなるほど、すなわち、省エネ制御に反する程度が大きくなればなる程対応度レベルを高く設定する。そして、設定の変更の内容の対応度レベルが大きい場合は、復帰させるタイミングを早くさせ、対応度レベルが低い場合は、復帰させるタイミングを遅くする。これにより、反省エネ制御の程度に応じて空調機の制御を行うことができる。
(2)
上記実施形態では、スケジュール取得部24bが遠隔管理サーバ30からスケジュール情報を取得するタイミングで、採用ルール取得部24eが採用ルールを取得するが、採用ルール取得部24eが採用ルールを取得するタイミングは、スケジュール取得部24bがスケジュール情報を取得するタイミングと異なるタイミングであってもよい。
(3)
上記実施形態では、遠隔管理サーバ30からアダプタ20,20,20に送信されるスケジュール情報は、時間帯および運転パターンの組合せに関する情報と、当該運転パターンの具体的な制御内容に関する情報との両方であったが、スケジュール情報として、具体的な時間と制御内容を示す情報が送信されてもよい。
(4)
上記実施形態では、復帰ルールに規定された指定温度と、変更された設定温度との関係で省エネか否かが判断されたが、復帰ルールに規定する内容はこれに限られない。すなわち、復帰ルールに規定した内容を、指定温度に代えて、もしくは、指定温度に加えて、風量および能力制御値等であり、これらの値と、変更された設定に係るこれらの値との関係で省エネか否かが判断されても構わない。なお、能力制御値は、空調機10,10,10の空調能力(馬力(kW))を制限する値である。これにより、ユーザによる設定が、例えば、空調機10,10,10の定格能力の70%を超える能力を必要とする場合に、スケジュール制御に切り替えられるように設定することができる。
また、アダプタ20,20,20で変更しうる設定の内容(例えば、設定温度の変更、変更された設定温度の程度、運転モードの変更など)に省エネの順番を設定しておき、当該順番に基づいて復帰させるか否かが判断されるように設計されてもよい。
また、この省エネの順番は、アダプタ20,20,20内のシステムで予め定義しておいてもよいし、遠隔管理サーバ30から逐次取得するようにしてもよい。もしくは、省エネの順番を記憶するデータベースをアダプタ20,20,20に確保しておき、図9のステップS101のタイミングで遠隔管理サーバ30から定期的にダウンロードし、当該データベース内の情報が上書きされるように設計されていてもよい。
さらに、この省エネの順番は、マップを作成しておき、マップ上の位置で決められてもよいし、マップ内に大小の値を記述しておき、その大小の値で決めてもよいし、システムで予め定義しておいてもよい。
(5)
また、上記実施形態では、採用ルールとして、復帰ルールを採用する時間帯を規定している。採用ルールでは、設定温度を復帰させる時間帯と、当該時間帯における復帰ルールの有効/無効とを規定したが、当該設定温度に代えて、もしくは、設定温度に加えて、能力制御の有効/無効が規定されてもよい。通常、遠隔管理サーバ30から空調機10,10,10の能力制御を行おうとすると、アダプタ20,20,20と遠隔管理サーバ30とが頻繁に通信を行い、適宜能力制御のコマンドをアダプタ20,20,20に送る必要が生じる。したがって、上記実施形態における空調機制御システム100のように、アダプタ20,20,20と遠隔管理サーバ30とが頻繁に通信を行わない場合には、遠隔管理サーバ30による空調機10,10,10の能力制御を効果的に行うことは難しい。しかし、アダプタ20,20,20に遠隔管理サーバ30で設定した能力制御のルールを記憶させておくことで、遠隔管理センターにおける管理者が所望する空調機10,10,10の能力制御を適宜行うことができる。
(6)
上記実施形態において、アダプタ20,20,20の有する機能がそれぞれ空調機10,10,10の制御部13に搭載されていてもよい。この場合、アダプタ20,20,20は不要になる。
(7)
上記実施形態におけるシステムでは、設備機器として空調機10,10,10を挙げて、スケジュール復帰の説明をしたが、設備機器は、空調機10,10,10の他、照明、空気清浄機、換気扇、換気装置、送風機、扇風機、給湯器、保湿機器、暖房機、冷凍装置、調理機器、ポンプ、電動機、原動機等であってもよい。また、各設備機器に応じて、それぞれ復帰ルールを設定することができる。具体的には、図10に示すような、各制御項目に関する値を用いて復帰ルールを設定しうる。
本発明は、ユーザにより設定が変更された場合にも、省エネ効果を実現することができる設備機器制御システムとして有用である。
本発明の一実施形態に係る空調機制御システムの概略構成図である。 本発明の一実施形態に係る空調機の概略構成図である。 本発明の一実施形態に係るアダプタの概略構成図である。 本発明の一実施形態に係る遠隔管理サーバの概略構成図である。 スケジュール情報に含まれる一のデータを示す図である。 スケジュール情報に含まれる一のデータを示す図である。 復帰ルール記憶領域に記憶される復帰ルールを示す図である。 採用ルール記憶領域に記憶される採用ルールを示す概念図である。 アダプタにおける制御の流れを示す図である。 変形例(7)で説明した設備機器に応じて用いる復帰ルールの制御項目を示す図である。
符号の説明
10,10,10 空調機(設備機器)
20,20,20 アダプタ(制御装置)
30 遠隔管理サーバ(遠隔管理装置)
40 インターネット
100 空調機制御システム(設備機器制御システム)

Claims (5)

  1. 遠隔に配置された設備機器(10,10,10)を制御するための設備機器制御システム(100)であって、
    前記設備機器に接続され、前記設備機器のスケジュール情報に基づいた制御であるスケジュール制御を行う制御装置(20,20,20)と、
    前記設備機器の遠隔に配置され、前記スケジュール情報を前記制御装置に送り、前記設備機器の運転状況を管理する遠隔管理装置(30)と、
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記スケジュール制御を前記スケジュール情報に基づかない制御である非スケジュール制御に変更することになる設備機器の設定の変更の入力を検出する変更検出部(24c)
    を有し、
    前記遠隔管理装置は、
    前記非スケジュール制御を前記スケジュール制御に復帰させるか否かの条件である復帰条件を規定する復帰ルール、を前記制御装置に送信する復帰ルール送信部(35b)
    を有し、
    前記制御装置は、
    前記復帰ルールを取得する復帰ルール取得部(24e)と、
    前記復帰ルールに基づいて前記非スケジュール制御を前記スケジュール制御に復帰させるか否かを判断する復帰判断部(24f)と
    をさらに有する、
    設備機器制御システム。
  2. 前記遠隔管理装置は、
    前記復帰ルールを採用するか否かの条件である採用条件を規定する採用ルール、を前記制御装置に送信する採用ルール送信部(35c)
    をさらに有し、
    前記制御装置は、
    前記採用ルールを取得する採用ルール取得部(24e)
    をさらに有し、
    前記復帰判断部は、前記採用ルールに基づき、前記復帰ルールを採用するか否かを判断する、
    請求項1に記載の設備機器制御システム。
  3. 前記採用条件は、前記復帰ルールを採用するタイミングおよび/または採用しないタイミングを含む、
    請求項2に記載の設備機器制御システム。
  4. 前記復帰ルールを採用するタイミングおよび/または採用しないタイミングは、所定の時間帯に含まれる、
    請求項3に記載の設備機器制御システム。
  5. 前記復帰ルールは、前記非スケジュール制御から前記スケジュール制御に復帰させるタイミングをさらに規定する、
    請求項4に記載の設備機器制御システム。
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