JP4183320B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、室内ユニットと室外ユニットの間に形成される冷凍サイクル中を循環される冷媒によって室内ユニットから吹出す空気を温調する空気調和機に関する。詳細には、冷媒の流量をキャピラリチューブによって絞る空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】
室内の空気調和を図る空気調和機(以下「エアコン」という)は、コンプレッサの回転駆動によって冷媒を圧縮しながら循環させて室内の冷暖房を図る。このようなエアコンでは、除湿又は冷房運転時には、冷媒の循環が冷房モードで行なわれる。
【0003】
このようなエアコンでは、冷凍サイクル中を循環される冷媒の流量を絞ることにより冷房能力を調節することができるようになっており、エアコンには、室外ユニットに設けているキャピラリチューブを用いて固定的に冷媒の流量を絞るようにしたものがある。
【0004】
一方、冷房モードでは、凝縮器となる室外ユニットに設けられている熱交換器の温度が上昇すると、冷房能力が低下する。このために、室外ユニットには、熱交換器を冷却する室外ファンが設けられており、外気温度が所定の温度以上に上昇すると、室外ファンを作動させて熱交換器を冷却するようになっている。
【0005】
ところで、冷媒流量を絞るためにキャピラリチューブを用いた場合、冷媒圧力の調整が困難である。このため、冷房モードで運転していても、室内ユニットの熱交換器が乾いてしまうことがある。
【0006】
高湿度のときに熱交換器に乾きが生じると、室内ユニットに設けられている送風用のクロスフローファンに水滴が付着する露付きが生じる。この露付きが生じた状態で送風が行われると、水分が室内ユニット内に飛散したり、吹出し口から室内へ吹出されてしまうという問題が生じる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、室外ファンの作動を制御することにより冷媒の流量調整用にキャピラリチューブを用いたときの室内ユニット内での露付きを防止した空気調和機を提案することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、室内熱交換器と室外熱交換器を含む冷凍サイクル中を循環される冷媒を用いて室内ユニットに設けられた室内熱交換器によって温調した空調風を吹き出して空調する空気調和機であって、前記室外熱交換器を冷却する室外ファンと、前記室外ファンの風量を少なくとも2段階となるように動作させる駆動手段と、外気温度を検出する外気温度検出手段と、前記室内ユニットの室内熱交換器の温度を検出するコイル温度検出手段と、前記コンプレッサの温度を検出するコンプレッサ温度検出手段と、前記コンプレッサが継続して運転されるときの運転時間を計測する計測手段と、前記室外ファンの風量が少なくとも2段階となるように前記駆動手段の駆動を制御する制御手段と、を含み、前記制御手段が、前記室内ユニットから前記空調風が吹き出されているときに、前記室外ファンの風量を低く抑え、前記空調風が予め設定された風量以上で吹き出され、かつ、前記外気温度検出手段によって検出される前記外気温度が予め設定された第1の所定温度を超えているときに前記室外ファンの風量を増加させると共に、前記室外ファンの風量が増加されているときに、前記外気温度が前記第1の所定温度より高い第2の所定温度より低く、前記コイル温度検出手段によって検出される前記コイル温度が予め設定されたコイル温度より高く、前記コンプレッサ温度検出手段によって検出されるコンプレッサ温度が予め設定されたコンプレッサ温度より高い状態で、前記計測手段によって計測される前記コンプレッサの運転時間が予め設定された運転時間を超えることにより、前記室外ファンの風量が低くなるように前記駆動手段を制御する、ことを特徴とする。
【0009】
この発明によれば、室外ファンの送風量を少なくとも2段階に設定し、通常は、室外ファンの風量を抑える。また、空調風の風量が所定風量以上であり、外気温度が第1の所定温度を超えているときに、室外ファンの風量を増加させる。
【0010】
これにより、室外ファンによって室外熱交換器を冷却しすぎるのを防止し、室外熱交換器を冷却しすぎることにより液化した冷媒が室外熱交換器に溜まることにより、室内熱交換器に乾きが生じるのを防止することができる。すなわち、本発明では、キャピラリチューブによって固定的に冷媒流量を絞るときに、室外熱交換器を冷却する室外ファンによって冷房能力を調節し、冷房能力が低下することによる室内熱交換器の乾きを防止する。
【0014】
これに加えて、本発明では、室内熱交換器の温度(コイル温度)と共にコンプレッサ温度及びコンプレッサの運転時間に基づいて、室外ファンの風量を制御する。このとき、外気温度に対する室外ファンの風量を記憶手段に記憶させておき、外気温度検出手段によって記憶手段から外気温度に応じた室外ファンの風量を読み出して駆動手段を制御する。
すなわち、室外ファンの風量を増加させているときに、外気温度と共にコイル温度、コンプレッサ温度及びコンプレッサの運転時間から室内熱交換器に乾きが生じ易い状態であると判断されるときには、室外ファンの風量を抑えることにより、冷房能力が低下するのを防止して、室内熱交換器に乾きが生じることが無いようにしている。
これにより、室内熱交換器に乾きが生じるのを防止することにより、室内ユニットに設けているクロスフローファンに水分が付着する露付きが防止できる。
【0015】
請求項2に係る発明は、前記風量制御手段が、予め設定された外気温度に応じ前記室外ファンの風量の設定を記憶する記憶手段を含み、前記外気温度検出手段によって検出される外気温度と前記記憶手段に記憶される風量とに基づいて前記駆動手段を作動させるときに、前記外気温度、前記コイル温度、前記コンプレッサ温度及び前記コンプレッサの運転時間に基づいて前記室外ファンの風量が増加される領域内に、風量を抑える領域設定することを特徴とする。
請求項2の発明では、外気温度、コイル温度、コンプレッサ温度及びコンプレッサの運転時間に基づいて、室外ファンの風量を増加するように設定している領域内に、風量を抑える領域設定する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に本実施の形態を説明する。図2には、本発明を適用した空気調和機(以下「エアコン10」という)の冷凍サイクルを示している。エアコン10は、被空調室に設置される室内ユニット12と室外に設置される室外ユニット14によって構成されており、室内ユニット12と室外ユニット14とは、冷媒を循環させる太管の冷媒配管16Aと、細管の冷媒配管16Bとで接続されている。
【0019】
室内ユニット12には、熱交換器18が設けられており、冷媒配管16A、16Bのそれぞれの一端がこの熱交換器18に接続されている。また、冷媒配管16Aの他端は、室外ユニット14のバルブ20Aに接続されている。このバルブ20Aは、マフラー22Aを介して四方弁24に接続されている。この四方弁24は、アキュムレータ28を介して及びマフラー22Bを介してコンプレッサ26に接続されている。
【0020】
さらに、室外ユニット14には、熱交換器30が設けられている。この熱交換器30は、一方が四方弁24に接続され、他方がキャピラリチューブ32、ストレーナ34、モジュレータ38を介してバルブ20Bに接続されている。また、バルブ20Bには、冷媒配管16Bの他端が接続されている。これによって、室内ユニット12と室外ユニット14の間に冷凍サイクルを形成する冷媒の密閉された循環路が構成されている。
【0021】
エアコン10は、コンプレッサ26が運転されると、冷凍サイクル中を冷媒が循環される。図2では、矢印によって暖房運転時(暖房モード)と冷房運転時(冷房モードまたはドライモード)の冷媒の流れを示しており、四方弁24の切り換えによって、運転モードが冷房モード(含むドライモード)と暖房モードが切り換えられ、キャピラリチューブ32が固定抵抗となって冷媒の流量が制御されている。
【0022】
図3に示されるように、室内ユニット12は、吸込み口48と吹出し口50が形成されたケーシング42内に熱交換器18が設けられている。このケーシング42は、ベース板40によって被空調室の壁面等へ固定される。
【0023】
このケーシング42内には、熱交換器18と吸込み口48の間にクロスフローファン44とフィルタ46が配置されており、クロスフローファン44の作動によって室内の空気がケーシング42内へ吸引され、フィルタ46及び熱交換器18を通過した後、吹出し口50から室内へ吹き出される。ケーシング42内に吸込まれた空気が熱交換器18を通過することにより、熱交換器18内を循環される冷媒との間で熱交換が行われ、室内を空調する温調された空気(空調風)となる。なお、フィルタ46は、吸込み口48から吸込まれる室内の空気中の塵や埃を濾しとり、室内ユニット22から塵や埃が混じった空気が空調風として吹出されるのを防止している。
【0024】
室内ユニット12の吹出し口50には、左右フラップ52と共に上下フラップ54が設けられており、左右フラップ52及び上下フラップ54によって、吹出し口50から吹き出される空調風の向きが変えられる。
【0025】
図4に示されるように、室内ユニット12には、電源基板56、コントロール基板58及びパワーリレー基板60が設けられ、エアコン10を運転するための電力が供給される電源基板56には、モータ電源62、制御回路電源64、シリアル電源66及び駆動回路68が設けられている。また、コントロール基板58には、シリアル回路70、駆動回路72及びマイコン74が設けられている。
【0026】
電源基板56の駆動回路68には、クロスフローファン44を駆動するファンモータ76(例えばDCブラシレスモータ)が接続されており、コントロール基板58に設けられているマイコン74からの制御信号に応じてモータ電源62から駆動電力を供給する。このとき、マイコン74は、駆動回路68からの出力電圧を12V〜36Vの範囲で256ステップで変化させるように制御する。これによって、室内ユニット12の吹出し口50から吹き出される空調風の風量が調整される。
【0027】
コントロール基板58の駆動回路72には、パワーリレー基板60及び上下フラップ54を操作する上下フラップモータ78が接続されている。パワーリレー基板60には、パワーリレー80と温度ヒューズ等が設けられており、マイコン74からの信号によって、パワーリレー80を操作し、室外ユニット14へ電力を供給するための接点80Aを開閉する。エアコン10は、接点80Aが閉じられることにより、室外ユニット14への電力が供給される。
【0028】
上下フラップモータ78は、マイコン74の制御信号に応じて制御される。これにより、エアコン10では、上下フラップ54を所定の位置に固定したりスイングさせる。
【0029】
エアコン10は、クロスフローファン44の回転と上下フラップ54の操作が制御されることにより、所望の風量及び風向または室内を快適にするために制御された風量及び風向で空調された空気を室内へ吹出す。
【0030】
マイコン74及び電源回路56のシリアル電源66に接続されているシリアル回路70は、室外ユニット14へ接続されており、マイコン74は、このシリアル回路70を介して室外ユニット14との間でシリアル通信を行い、室外ユニット14の作動を制御するようになっている。
【0031】
また、室内ユニット12には、後述するリモコンスイッチ120からの操作信号を受信する受信回路及び運転表示用の表示LED等を備えた表示基板82が設けられており、この表示基板82がマイコン74に接続されている。図1に示されるように、室内ユニット12のケーシング42には、表示基板82の表示部82Aが表面に露出されており、リモコンスイッチ120からの操作信号がこの表示部82Aで受信されて入力される。
【0032】
図4に示されるように、マイコン74には、室内温度を検出する室温センサ84及び熱交換器18のコイル温度を検出する熱交温度センサ86が接続され、さらに、コントロール基板58に設けられているサービスLED及び運転切換スイッチ88が接続されている。なお、後述するリモコンスイッチ120にも温度センサが設けられており、通常、室内温度は、リモコンスイッチ120によって計測されて所定のタイミングで送出される温度を用いている。
【0033】
運転切換スイッチ88は、通常運転とメンテナンス時等に行う試験運転との切換えと共に、電源スイッチ88Aの接点を開放してエアコン10への運転電力の供給を遮断できるようになっている。通常、この運転切換スイッチ88は、通常運転に設定されている。なお、サービスLEDは、メンテナンス時に点灯操作することにより、サービスマンに自己診断結果を知らせるようになっている。
【0034】
この室内ユニット12は、端子板90のターミナル90A、90B、90Cを介して室外ユニット14に接続されている。
【0035】
一方、図5に示されるように、室外ユニット14には、端子板92が設けられ、この端子板92のターミナル92A、92B、92Cがそれぞれ、室内ユニット12の端子板90のターミナル90A、90B、90Cに接続されている。これにより、室外ユニット14には、室内ユニット12から運転電力が供給されると共に、室内ユニット12との間でシリアル通信が可能となっている。
【0036】
この室外ユニット14には、整流基板94、コントロール基板96が設けられている。コントロール基板96には、マイコン98共に、ノイズフィルタ100A、100B、100C、シリアル回路102及びスイッチング電源104等が設けられている。
【0037】
整流基板94は、ノイズフィルタ100Aを介して供給される電力を整流し、ノイズフィルタ100B、100Cを介して平滑化してスイッチング電源104へ出力する。スイッチング電源104には、マイコン98と共にインバータ回路106が接続されており、マイコン98から出力される制御信号に応じた周波数の電力をインバータ回路106からコンプレッサ26と一体になっているコンプレッサモータ108へ出力して、コンプレッサ26を回転駆動させるようになっている。
【0038】
なお、マイコン98は、インバータ回路106から出力される電力の周波数が、オフまたは所定値(例えば14Hz)以上(上限は運転電流の上限による)の範囲となるように制御しており、これによって、コンプレッサモータ108、すなわちコンプレッサ26の回転数が変えられ、コンプレッサ26の能力(エアコン10の冷暖房能力)が制御される。
【0039】
コントロール基板96には、四方弁24が接続されている。また、室外ユニット14には、外気温度を検出する外気温度センサ112、熱交換器30の冷媒コイルの温度を検出するコイル温度センサ114及びコンプレッサ26の温度を検出するコンプレッサ温度センサ116が設けられており、これらがマイコン98に接続されている。
【0040】
マイコン98は、運転モード(暖房モードかドライモードを含む冷房モードか)に応じて四方弁24を切り換えると共に、室内ユニット12からの制御信号、外気温度センサ112、コイル温度センサ114及びコンプレッサ温度センサ116の検出結果に基づいて、コンプレッサモータ108の運転周波数(コンプレッサ26の能力)等を制御するようになっている。
【0041】
図1に示されるように、エアコン10はリモコンスイッチ120の操作によって運転される。図6には、エアコン10を操作するリモコンスイッチ120の一例を示している。リモコンスイッチ120には、表示部122が設けられている。この表示部122には、運転モード、設定温度、室内温度(室温)、時刻に加え、風向、風量等のエアコン10を運転するときの運転条件ないし運転状態が表示される。
【0042】
また、リモコンスイッチ120には、運転/停止ボタン124、温度設定ボタン126A、126Bと共に、1Hタイマーボタン128及びおやすみボタン130が設けられている。エアコン10は、運転/停止ボタン124の操作によって運転/停止される。また、温度設定ボタン126A、126Bの操作によって設定温度(空調するときの目標温度)が変えられる。
【0043】
なお、リモコンスイッチ120には、スライドカバー134が設けられており、このスライドカバー134内に運転切換ボタン、風量及び風向の切換ボタン、タイマ運転設定用のボタン等の種々の操作ボタンを有する操作パネルが設けられており、これにより、エアコン10の運転モードの自動、暖房、ドライ、冷房、空気清浄等の間での切換え操作、吹出し口50から吹出す空調風の風量及び風向の切換操作、タイマ運転の設定等が可能となっている。
【0044】
エアコン10は、リモコンスイッチ120のスイッチ操作に応じた操作信号が入力されると、操作信号に応じて運転モード、空調能力等の運転条件を設定して、設定した運転条件に基づいて空調運転を行なう一般的構成となっている。
【0045】
ところで、図2に示されるように、室外ユニット14には、熱交換器30を冷却するための室外ファン38が設けられている。図5に示されるように、室外ユニット14のコントロール基板96には、この室外ファン38を駆動するファンモータ110及びファンモータコンデンサ110Aが接続されている。また、コントロール基板96には、切換リレー118が設けられており、マイコン98は、切換リレー118を操作することにより、室外ファン38を作動させるようになっている。
【0046】
この室外ファン38は、従来と同程度の風量となる「Hi 」と、風量を抑えた「Lo 」の2段階の風量が選択可能となっており、マイコン98は、切換リレー118の操作によって室外ファン38の運転/停止及び風量の切換えを行なう。すなわち、室外ファンは、通常、オン/オフ制御のみを行なっているが、エアコン10では、オン時(作動時)の風量の切換えも行なうようになっている。
【0047】
エアコン10は、この室外ファン38の制御をコンプレッサ26の運転状態と外気温度センサ112によって検出する外気温度に加えて、室内ユニット12で設定されるクロスフローファン44の風量(目標周波数)に基づいて室外ファン38のオン/オフ及び風量を制御するようにしている。
【0048】
図7には外気温度To とクロスフローファン44の回転数(目標周波数Ft )に基づいたエアコン10での室外ファン38の風量設定の一例を示している。また、図5に示されるように、室外ユニット14のコントロール基板96には、ROM140が設けられており、図7に示される外気温度To 及び目標周波数Ft に応じた室外ファン38の風量のマップがこのROM140に記憶されている。なお、マップを記憶するROM140は、マイコン98内に設けられているものを用いることもできる。
【0049】
マイコン98は、室内ユニット12のマイコン74からシリアル通信によって送られてくる目標周波数と外気温度センサ112によって検出する外気温度に基づいて、室外ファン38を制御するようになっている。
【0050】
なお、室内ユニット12のマイコン74は、リモコンスイッチ120によって風量が「L」、「M」及び「H」の3段階の何れかに設定可能となっている。また、マイコン74では、風量自動に設定されることにより「L」より低い「LL」から「H」の範囲で風量を設定し、設定した風量となるように目標回転数を設定して、クロスフローファン44(ファンモータ76)の運転周波数が目標周波数となるように制御している。
【0051】
また、エアコン10では、リモコンスイッチ120に設けられているおやすみボタン130(図6参照)が操作されることにより選択されるおやすみモードが設定されている。このおやすみモードは、例えば、冷房運転時に外気温度に基づいて設定温度を調整して冷え過ぎが生じないようにしており、このときには、室外ファン38が「Lo 」に設定される。
【0052】
図7に示されるように、エアコン10では、外気温度To が所定の温度Ts (例えば30℃)よりも低いときに室外ファン38を作動させるときには、「Lo 」となるように設定する。また、エアコン10は、外気温度To が温度Ts を越える温度T1 (例えば32℃)に達し、かつ、目標周波数Ft が高いときには、室外ファン38を「Hi 」で作動させるようにしている。
【0053】
すなわち、外気温度To が所定の温度Ts よりも高い温度T1 を越えると共もに、目標周波数Ftが「M」を越えた領域が室外ファン38の「Hi 」領域となるように設定し、外気温度To がこの温度T1 よりも低いときには、室外ファン38を「Li 」で作動させるようにしている。
【0054】
温度Ts は、従来のオン/オフ制御のみの室外ファンをオンさせる温度となっており、エアコン10では、このときに室外ファン38の風量を抑えることにより、熱交換器30の温度が上昇することによる冷房能力の低下を防止すると共に、熱交換器30を必要以上に冷却ファン38によって冷却させてしまうのを防止している。また、エアコン10では、室外ファン38を「Hi 」で動作させる温度T1 を温度Ts よりも高くしており、これにより、通常、熱交換器30が高温となってエアコン10の冷房能力が低下しまうのを防止している。
【0055】
なお、目標周波数Ft が「L」〜「H」の間で、外気温度To が温度T1と温度T6の領域は、ホールド領域に設定されており、最初に室外ファン38の風量を設定するときに、外気温度To と目標周波数Ft がこの領域となるときには、室外ファン38は「Lo 」に設定されるが、他の領域からこの領域に入ったときには、既に設定されている風量を維持するように室外ファン38の風量が設定される。
【0056】
一方、エアコン10では、外気温度To に加えてコンプレッサ温度センサ116によって検出するコンプレッサ温度Tc 、マイコン98によって計測しているコンプレッサ26の運転時間t及び熱交温度センサ86によって検出する室内ユニット12の熱交換器18のコイル温度Tcrに基づき、室外ファン38を「Hi 」で作動させる領域を「Lo 」で作動させるように変更するようになっている。これにより、エアコン10では、熱交換器30を必要以上に冷却して、室内ユニット12の熱交換器18に乾きが生じるのを防止し、クロスフローファン44に露付きが発生することのないようにしている。
【0057】
すなわち、室内ユニット12に設けられているマイコン74は、冷房モードで運転しているときに、熱交換器18のコイル温度Tcrをシリアル通信によって室外ユニット14のマイコン98へ送るようになっている。
【0058】
これにより、マイコン98は、室外ファン38を「Hi 」で動作させる領域でも、外気温度To が温度T2 (例えば34℃)以下、コンプレッサ温度Tc が温度T3 (例えば80℃)以上、コイル温度Tcrが温度T4 (例えば24℃)以上で、コンプレッサ26が所定の時間ts (例えば20min )以上継続して運転したときには、「Hi 」領域を「Lo 」領域に変更し、熱交換器30に液化した冷媒が溜まることにより生じる冷房能力の低下を防止している。
【0059】
この「Hi 」領域の変更は、室外ファン38の停止、外気温度To の異常高温(例えば温度37℃以上)や、室外ファン38の動作領域がマップ上の「Lo 」領域へ移動することによりリセットされるようにしている。
【0060】
エアコン10では、このようにして室外ファン38の作動を制御することにより、室内ユニット12の熱交換器18に乾きが生じ、クロスフローファン44に空気中の水分が付着する露付きが生じるのを防止するようにしている。
【0061】
以下に、本実施の形態の作用を説明する。
【0062】
エアコン10では、リモコンスイッチ120の操作によって運転モード、設定温度、風向、風量等の運転条件が設定され、これらの運転条件と運転/停止ボタン126の操作に応じた操作信号がリモコンスイッチ120から送出されると、操作信号に応じて運転を開始する。これによって、エアコン10の室内ユニット12が設けられている室内温度が徐々に設定温度に近づけられるように空調され、さらに、室内温度が略設定温度に達すると、室内温度がこの設定温度に維持されるように空調される。
【0063】
また、エアコン10は、空調運転中にリモコンスイッチ120の運転/停止ボタン126が操作されて、リモコンスイッチ120から停止を指示する操作信号が入力されることによって、運転を停止する。
【0064】
ところで、エアコン10を冷房モードで運転することにより、室外ユニット14の熱交換器30では放熱を行なう。このとき、熱交換器30の温度が上昇すると冷房能力が低下してしまうため、エアコン10では、室外ファン38を作動させることにより熱交換器30を冷却して、冷房能力の低下を抑えるようになっている。
【0065】
ここで、エアコン10がドライを含む冷房モードに設定されることにより所定のタイミングで実行される図8及び図9に示されるフローチャートを参照しながら熱交換器30を冷却するための室外ファン38の制御を説明する。
【0066】
図8に示されるフローチャートの最初のステップ200では、外気温度センサ112によって検出する外気温度To を読み込み、ステップ202では、室内ユニット12で設定されているクロスフローファン44の目標周波数Ft を読み込む。
【0067】
この後、ステップ204では、外気温度To と目標周波数Ft に基づいて図7に示すマップから室外ファン38の風量を設定する。通常、この風量は「Lo 」に設定される。
【0068】
次のステップ206では、室外ファン38を作動させるから否かを判断する。この判断は、外気温度To やコンプレッサ26が運転しているか否か等の従来公知の任意の方法を用いることができる。
【0069】
ここで、室外ファン38を作動させるときには、ステップ206で肯定判定されてステップ208へ移行し、室外ファン38が設定された風量となるように切換えリレー118を作動させる。これにより、室外ファン38が設定された風量で作動して熱交換器30を冷却する。なお、室外ファン38を停止させると判断されるときには、ステップ206で否定判定されてステップ210へ移行して、冷却ファン38をオフ状態とする。
【0070】
これにより、室内ユニットからの送風量が少なかったり外気温度To が比較的低いなどの大きな冷房能力が少なくてすむときには、冷房能力の低下を防止しながら必要以上に熱交換器30を冷却してしまうことが無いようにしている。また、外気温度To が温度T1 を越えるような大きな冷房能力を必要とするときには「Hi 」に設定されるので、冷房能力が低下してしまうのを防止することができる。
【0071】
一方、外気温度To が高くなると、冷却ファン38の風量を増加させるが、このときに、エアコン10では、熱交換器30が必要以上に冷却されることによる室内ユニット12の熱交換器18に乾きの発生を防止している。
【0072】
図9には、室外ファン38の風量変更ルーチンを示しており、このフローチャートは、図8のフローチャートによる風量の設定に合わせて実行される。
【0073】
最初のステップ220では、外気温度センサ112によって検出する外気温度To を読み込み、次のステップ222では、外気温度To が温度T2 以下か否かを判断する。また、ステップ224では、コイル温度Tcrを読み込み、ステップ226では、このコイル温度Tcrが温度T4以上か否かを判断する。
【0074】
さらに、ステップ228では、コンプレッサ温度センサ116によって検出するコンプレッサ温度Tc を読み込み、ステップ230では、このコンプレッサ温度Tc が温度T3以上か否かを判断する。
【0075】
外気温度To が温度T2 以下、コイル温度Tcrが温度T4以上で、コンプレッサ温度Tc が温度T3 を越えているときには(ステップ222、226、230で肯定判定)、ステップ232へ移行して、コンプレッサ26の運転を継続している時間tを読み込む。この後、ステップ234では、この時間t、すなわち、コンプレッサ26が運転を開始してからの継続時間が時間ts を越えたか否かを判断している。
【0076】
ここで、時間tが時間ts を越えているときには、ステップ234で肯定判定されてステップ236へ移行する。このステップ236では、図7に示す室外ファン38の「Hi 」領域を「Lo 」領域に変更する。これにより、冷却ファン38は、熱交換器30を冷却する風量を抑えるように「Lo 」で作動され、熱交換器30に液化した冷媒が溜まっていることによる熱交換器18の乾きが防止される。
【0077】
このように、エアコン10では、コンプレッサ26を運転しつづけているにも拘わらず熱交換器18の温度が高くなっているときには、冷却ファン38の風量を抑える。すなわち、熱交換器30が冷却ファン38によって冷却されすぎると、液化した冷媒が熱交換器30内に溜まり、循環される冷媒の量が少なくなる。キャピラリチューブ32は、このような時の冷媒の流量を調整できないために、室内ユニット12の熱交換器18の温度が上昇して乾きが生じる。
【0078】
このとき、エアコン10では、冷却ファン38の風量を抑えることにより、熱交換器30内に液化した冷媒が溜まるのを防止し、室内ユニット12の熱交換器18の温度上昇を抑える。
【0079】
したがって、エアコン10では、熱交換器18に乾きが生じることがなく、この熱交換器18の乾きによってクロスフローファン44に水分が付着する露付きが生じることがない。
【0080】
エアコン10では、このようにして室外ファン38が「Hi 」で動作する領域を「Lo 」で動作するように変更すると。ステップ238へ移行して外気温度To を読み込み、ステップ240でこの外気温度To が温度T2 を越えているか否かを判断する。また、ステップ242では、室内ユニット12で設定される目標周波数Ft を読み込み、ステップ244で、室外ファン38を「Lo 」で動作させる領域であるか否かを判断し、ステップ246では、冷却ファン38が停止したか否かを判断している。
【0081】
ここで、外気温度To が温度T2 を越える異常高温となっているとき(ステップ240で肯定判定)や、外気温度To と目標周波数Ft に基づいて定まる室外ファン38の動作領域が「Lo 」に移行したとき(ステップ244で肯定判定)又はコンプレッサ26が停止するなどして室外ファン38が停止する(ステップ246で肯定判定)と、ステップ248へ移行する。
【0082】
このステップ240では、本来は室外ファン38を「Hi 」で動作するように設定されているにもかかわらず、露付き防止のために「Lo 」で動作するように変更されている領域を、室外ファン38が「Hi 」で動作するようにリセットする。
【0083】
これにより、熱交換器30が高温下にさらされることによる冷房能力の低下等に対する保護がなされると共に、次に室外ファン38を大きい風量で冷却する必要が生じたときに、室外ファン38が「Lo 」で動作してしまうのを確実に防止することができる。
【0084】
このように、エアコン10では、電動膨張弁等の冷媒流量を調整可能な機構ではなくキャピラリチューブ32を用いて冷媒流量を絞るときに、外気温度To 、室内ユニット12の熱交換器18のコイル温度Tcr、コンプレッサ26のコンプレッサ温度Tc 及び運転時間tから、熱交換器30の冷却し過ぎによって熱交換器18に乾きが生じていると判断されるときには、室外ファン38の風量を抑えるようにしている。これにより、室内ユニット12のクロスフローファン44に水分が付着してしまう露付きを確実に防止でき、露付きによって室内ユニット12のケーシング42内に水滴が飛散するのを防止すると共に、水分を含んだ空気が室内ユニット12の吹出し口50から吹出されることによる不快感を生じさせることがない。
【0085】
なお、以上説明した本実施の形態は、本発明の構成を限定するものではない。本実施の形態では、室外ファン38の風量を2段階に設定したが、風量は3段階以上に設定可能なファンモータを用いても良い。
【0086】
例えば風量を3段階に設定するときには、図7に示す目標周波数Ft がL〜Mの範囲で外気温度To が温度T1 以上の領域及びホールド領域の初期設定を「Mi 」に設定するようにすることができる。
【0087】
また、本実施の形態に適用した温度T1 〜T6 及び時間tS は一例を示すものであり、空気調和機の冷房能力等に基づいて適切に設定した数値を用いることができる。
【0088】
さらに、本発明は、エアコン10に限らずキャピラリチューブを用いて冷媒の流量を絞る任意の構成の空気調和機に適用することができる。
【0089】
【発明の効果】
以上説明した如く本発明によれば、室外ファンの風量を複数段階に設定し、室外ファンの風量を制御することにより、キャピラリチューブを用いて冷媒の流量を固定的に絞るときに、冷房能力を調整する。これにより、電動膨張弁等の冷媒流量を調整する機構を用いることなく、室内熱交換器に乾きが生じて送風用のクロスフローファンに水分が付着してしまう露付きが生じるのを防止することができると言う優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に適用したエアコンの室内ユニットを示す概略斜視図である。
【図2】エアコンの冷凍サイクルを示す概略構成図である。
【図3】エアコンの室内ユニットを示す概略構成図である。
【図4】エアコンの室内ユニットの回路構成を示す概略ブロック図である。
【図5】エアコンの室外ユニットの回路構成を示す概略ブロック図である。
【図6】エアコンの操作に用いるリモコンスイッチを示す概略図である。
【図7】室内ユニットの送風量と外気温度に対する室外ファンの風量の「Lo 」領域と「Hi 」領域を示す線図である。
【図8】室外ファンの風量制御の一例を示すフローチャートである。
【図9】室外ファンの風量の「Hi」領域の「Lo 」領域への変更の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 エアコン
12 室内ユニット
14 室外ユニット
18 熱交換器(室内熱交換器)
26 コンプレッサ
30 熱交換器(室外熱交換器)
32 キャピラリチューブ
38 室外ファン
44 クロスフローファン
86 熱交温度センサ(コイル温度検出手段)
96 コントロール基板(制御手段)
98 マイコン(制御手段、計測手段)
110 コンプレッサモータ
112 外気温度センサ(外気温度検出手段)
116 コンプレッサ温度センサ(コンプレッサ温度検出手段)
118 切換リレー(制御手段)
140 ROM(記憶手段)

Claims (2)

  1. 室内熱交換器と室外熱交換器を含む冷凍サイクル中を循環される冷媒を用いて室内ユニットに設けられた室内熱交換器によって温調した空調風を吹き出して空調する空気調和機であって、
    前記室外熱交換器を冷却する室外ファンと、
    前記室外ファンの風量を少なくとも2段階となるように動作させる駆動手段と、
    外気温度を検出する外気温度検出手段と、
    前記室内ユニットの室内熱交換器の温度を検出するコイル温度検出手段と、
    前記コンプレッサの温度を検出するコンプレッサ温度検出手段と、
    前記コンプレッサが継続して運転されるときの運転時間を計測する計測手段と、
    前記室外ファンの風量が少なくとも2段階となるように前記駆動手段の駆動を制御する制御手段と、
    を含み、前記制御手段が、
    前記室内ユニットから前記空調風が吹き出されているときに、前記室外ファンの風量を低く抑え、
    前記空調風が予め設定された風量以上で吹き出され、かつ、前記外気温度検出手段によって検出される前記外気温度が予め設定された第1の所定温度を超えているときに前記室外ファンの風量を増加させると共に、
    前記室外ファンの風量が増加されているときに、
    前記外気温度が前記第1の所定温度より高い第2の所定温度より低く、前記コイル温度検出手段によって検出される前記コイル温度が予め設定されたコイル温度より高く、前記コンプレッサ温度検出手段によって検出されるコンプレッサ温度が予め設定されたコンプレッサ温度より高い状態で、前記計測手段によって計測される前記コンプレッサの運転時間が予め設定された運転時間を超えることにより、前記室外ファンの風量が低くなるように前記駆動手段を制御する、
    ことを特徴とする空気調和機。
  2. 前記風量制御手段が、予め設定された外気温度に応じ前記室外ファンの風量の設定を記憶する記憶手段を含み、前記外気温度検出手段によって検出される外気温度と前記記憶手段に記憶される風量とに基づいて前記駆動手段を作動させるときに、前記外気温度、前記コイル温度、前記コンプレッサ温度及び前記コンプレッサの運転時間に基づいて前記室外ファンの風量が増加される領域内に、風量を抑える領域設定することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
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