JP2722419B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP2722419B2 JP2402328A JP40232890A JP2722419B2 JP 2722419 B2 JP2722419 B2 JP 2722419B2 JP 2402328 A JP2402328 A JP 2402328A JP 40232890 A JP40232890 A JP 40232890A JP 2722419 B2 JP2722419 B2 JP 2722419B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば住宅用冷暖房装
置や工場用冷暖房装置等の定置式の空気調和装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、室内空気を冷媒蒸発器により
冷却および除湿し、更に冷却された空気を冷媒凝縮器に
より加熱することによって、室内温度を低下させずに除
湿運転を行う空気調和装置が提案されている。また、前
述の除湿運転では、室内湿度が設定湿度になるように制
御し、設定湿度に到達後は除湿運転の作動と作動の停止
とを繰り返し、設定湿度を維持するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
空気調和装置の除湿運転においては、湿度センサで検出
される室内湿度が優先されている。このため、除湿運転
中に室内温度を温度センサで検出し、室内温度が室内温
度設定器により設定された設定温度に近づくように、冷
凍サイクルを制御しても、室内温度が設定温度からかな
り上昇している暑いとき、あるいは設定温度からかなり
低下している寒いときに、室内湿度が目標湿度に近い値
となっていると、除湿運転の作動時間が非常に短いの
で、室内温度がその設定温度になかなか近づかないとい
う問題点が生じている。
【0004】本発明の目的は、室内温度と設定温度との
温度差、および室内湿度と設定湿度との湿度差に基づい
て室内を除湿する空気調和装置において、空調フィーリ
ングを良好に保ちながらも、室内温度を設定温度に早く
近づけることが可能な空気調和装置を提供することにあ
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、室内に空気を送るための送風ケーシングと、この送
風ケーシング内に、室内に向かう空気流を発生させる送
風機と、前記送風ケーシング内に配設され、且つ前記送
風ケーシング内を流れる空気を冷媒と熱交換させて冷却
し除湿する冷媒蒸発器、およびこの冷媒蒸発器より吸入
した冷媒を圧縮して吐出する冷媒圧縮機を有する冷凍サ
イクルと、前記送風ケーシング内の前記冷媒蒸発器の下
流側に配設され、且つ前記送風ケーシング内を流れる空
気を温水と熱交換させて加熱する室内熱交換器、室外に
配設され、バーナの燃焼熱によって内部を通過する温水
が加熱される室外熱交換器、およびこの室外熱交換器内
で加熱された温水を前記室内熱交換器に循環させるポン
プを有する温水加熱装置と、操作されると前記冷凍サイ
クルおよび前記温水加熱装置を作動させる除湿運転モー
ドを指示する指示手段と、室内温度を検出する温度検出
手段と、室内湿度を検出する湿度検出手段と、室内温度
を設定する温度設定手段と、室内湿度を設定する湿度設
定手段と、前記指示手段にて除湿運転モードが指示され
た場合に、前記温度検出手段で検出した室内温度が前記
温度設定手段で設定した設定温度より高い第1基準温度
以上のときに、前記温水加熱装置の作動を停止し、且つ
前記冷凍サイクルおよび前記送風機を作動させて除湿冷
房運転を行い、前記温度検出手段で検出した室内温度が
前記設定温度より低い第2基準温度以下のときに、前記
冷凍サイクル、前記温水加熱装置および前記送風機を作
動させて除湿暖房運転を行い、前記温度検出手段で検出
した室内温度が前記第1基準温度と前記第2基準温度と
の間にあり、しかも前記湿度検出手段で検出した室内湿
度が前記湿度設定手段で設定した設定湿度より上昇して
いるときに、前記冷凍サイクル、前記温水加熱装置およ
び前記送風機を作動させて通常除湿運転を行うと共に、
前記温度検出手段で検出した室内温度が前記第1基準温
度と前記第2基準温度との間にあり、しかも前記湿度検
出手段で検出した室内湿度が前記湿度設定手段で設定し
た設定湿度より低下しているときに、前記冷凍サイクル
および前記温水加熱装置の作動を停止し、且つ前記送風
機のみを作動させて送風運転を行う空調制御手段とを備
えている。
【0006】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、指示手段によ
り除湿運転モードが指示されると、空調制御手段が温度
検出手段により検出された室内温度および温度設定手段
により設定された設定温度を入力する。そして、温度検
出手段により検出された室内温度が第2基準温度以下の
ときは、空調制御手段が冷凍サイクル、温水加熱装置お
よび送風機を作動させることにより除湿暖房運転が行わ
れる。
【0007】したがって、冷凍サイクルが作動を開始す
ると、送風ケーシング内を流れる空気が冷媒蒸発器内に
流入する冷媒と熱交換して冷却され除湿される。また、
温水加熱装置が作動を開始すると、バーナの燃焼熱によ
って室外熱交換器内を通過する温水を加熱し、この加熱
された温水をポンプの作動により送風ケーシング内に配
された室内熱交換器の内部に循環させる。そして、室内
熱交換器内に流入した温水は、冷媒蒸発器を通過した空
気と熱交換して空気を加熱することにより、室内が除湿
暖房される。
【0008】すなわち、除湿暖房運転時には、送風ケー
シング内を流れる空気が冷凍サイクルの冷媒蒸発器によ
り冷却されて除湿された後に、温水加熱装置の室内熱交
換器により加熱されて室内に送られる。このため、室内
は除湿暖房されるので、室内温度が設定温度に向かって
速やかに上昇していく。
【0009】また、温度検出手段により検出された室内
温度が第1基準温度以上のときは、空調制御手段が冷凍
サイクルおよび送風機を作動させることにより除湿冷房
運転が行われる。すると、送風ケーシング内を流れる空
気が冷凍サイクルの冷媒蒸発器により冷却された後に、
温水加熱装置の室内熱交換器で加熱されることなく、室
内に送られる。このため、室内は除湿冷房されるので、
室内温度が設定温度に向かって速やかに低下していく。
【0010】さらに、温度検出手段により検出された室
内温度が第1基準温度と第2基準温度との間にあり、し
かも湿度検出手段により検出された室内湿度が湿度設定
手段により設定された設定湿度より上昇しているとき
は、空調制御手段が冷凍サイクル、温水加熱装置および
送風機を作動させることにより通常除湿運転が行われ
る。すると、送風ケーシング内を流れる空気が冷凍サイ
クルの冷媒蒸発器により冷却されて除湿された後に、温
水加熱装置の室内熱交換器により加熱されて室内に送ら
れる。このため、室内は通常除湿されるので、室内湿度
が設定湿度に近づいていく。
【0011】また、温度検出手段により検出された室内
温度が第1基準温度と第2基準温度との間にあり、しか
も湿度検出手段により検出された室内湿度が湿度設定手
段により設定された設定湿度より低下しているときは、
空調制御手段が冷凍サイクルおよび温水加熱装置の作動
を停止させ、送風機のみを作動させることにより送風運
転が行われる。すると、送風ケーシング内を流れる空気
が冷凍サイクルの冷媒蒸発器で冷却されず、さらに温水
加熱装置の室内熱交換器で加熱されることなく、室内に
送られる。このため、室内温度が更に低下することはな
い。
【0012】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、室内温度が第
1基準温度以上の場合に、温水加熱装置の作動を停止
し、冷凍サイクルおよび送風機を作動させて除湿冷房運
転することにより、室内温度が設定温度よりもかなり上
昇しているとき、すなわち、室内温度が第1基準温度よ
りも上昇している暑いときに、室内湿度が設定湿度に近
い値となっていても、湿度検出手段で検出される室内湿
度を入力しないため、冷凍サイクルと温水加熱装置の作
動と作動の停止とが繰り返されない。このため、室内温
度を設定温度に速やかに低下させることができるので、
室内の不快な状態を速やかに解消して室内を快適な空調
空間とすることができる。
【0013】また、室内温度が第2基準温度以下の場合
に、冷凍サイクル、温水加熱装置および送風機を作動さ
せて除湿暖房運転することにより、室内温度が設定温度
よりもかなり下降しているとき、すなわち、室内温度が
第2基準温度よりも下降している寒いときに、室内湿度
が設定湿度に近い値となっていても、湿度検出手段で検
出される室内湿度を入力しないため、冷凍サイクルと温
水加熱装置の作動と作動の停止とが繰り返されない。こ
のため、室内温度を設定温度に速やかに上昇させること
ができるので、室内の不快な状態を速やかに解消して室
内を快適な空調空間とすることができる。
【0014】さらに、室内温度が第1基準温度と第2基
準温度との間にあり、しかも室内湿度が設定湿度より上
昇している場合に、冷凍サイクル、温水加熱装置および
送風機を作動させて通常除湿運転することにより、室内
温度を設定温度に速やかに近づけることができ、且つ室
内湿度を設定湿度に速やかに近づけることができる。ま
た、室内温度が第1基準温度と第2基準温度との間にあ
り、しかも室内湿度が設定湿度より低下している場合
に、冷凍サイクルおよび温水加熱装置の作動を停止し、
送風機のみを作動させて送風運転することにより、室内
が不快な状態に至ることを防止できる。
【0015】
【実施例】本発明の空気調和装置を図に示す実施例に基
づき説明する。図1ないし図5は本発明の第1実施例を
示す。図1は冷暖房装置の制御回路を示したブロック図
で、図2は冷暖房装置を示した概略図である。
【0016】冷暖房装置1は、送風ケーシング2、送風
機3、冷凍サイクル4、温水加熱装置5および制御回路
6を備え、これらが室内に配置された室内機7と室外に
配置された室外機8とに分割されている。
【0017】送風ケーシング2は、室内機7内に設けら
れ、一端に室内空気を内部に吸入する吸入口21、およ
び他端に室内に空調空気を吹き出す吹出口22を有す
る。送風機3は、送風ケーシング2内に設けられ、通電
されると送風ケーシング2内に室内へ向かう空気流を発
生させるものである。
【0018】冷凍サイクル4は、冷媒圧縮機41、冷媒
凝縮器42、冷媒蒸発器43、およびこれらを環状に連
結する冷媒配管44等から構成されている。冷媒圧縮機
41は、電動モータ45により駆動されると、内部に吸
引した冷媒を圧縮して吐出するものである。冷媒凝縮器
42は、流入した冷媒とファン46により吹きつけられ
る空気とを熱交換させて冷媒を凝縮させるものである。
冷媒蒸発器43は、流入した冷媒と送風ケーシング2内
を流れる空気とを熱交換させて冷媒を蒸発させるととも
に、その空気を冷却して除湿するものである。
【0019】温水加熱装置5は、ガスバーナ51、室外
熱交換器52、温水式ヒータ53、電動ポンプ54、お
よびこれらを環状に連結する温水回路55から構成され
ている。ガスバーナ51は、ガス供給路56から供給さ
れる燃料ガスと周囲の燃焼空気とを混合した混合気の燃
焼を行う。室外熱交換器52は、ガスバーナ51の燃焼
熱と内部を流れる温水とを熱交換させて温水を加熱する
ものである。温水式ヒータ53は、本発明の室内熱交換
器であって、流入する温水と送風ケーシング2内を流れ
る空気とを熱交換させて、空気を加熱するものである。
電動ポンプ54は、通電されると温水回路55内に循環
流を発生させるものである。
【0020】制御回路6は、本発明の空調制御手段であ
って、運転スイッチ60、運転切替スイッチ61、室温
センサ65、湿度センサ66、温度設定器67および湿
度設定器68の出力に応じて、送風機3、電動モータ4
5および電動ポンプ54への通電および通電の停止を制
御するとともに、ガスバーナ51の点火操作等を行う。
【0021】運転スイッチ60は、冷暖房装置1の起動
スイッチで、オンすると電源と各電気器具とを接続す
る。運転切替スイッチ61は、本発明の指示手段であっ
て、冷房運転62が選択されると空調モードを冷房運転
モードに切り換え、暖房運転63が選択されると空調モ
ードを暖房運転モードに切り換え、ドライ運転64が選
択されると空調モードをドライ運転モードに切り換え
る。
【0022】室温センサ65は、本発明の温度検出手段
であって、送風ケーシング2の吸入口21に設けられ、
室内温度を検出して、その検出値を電気信号に変換して
制御回路6に送る。湿度センサ66は、本発明の湿度検
出手段であって、送風ケーシング2の吸入口21に設け
られ、室内湿度を検出して、その検出値を電気信号に変
換して制御回路6に送る。
【0023】温度設定器67は、本発明の温度設定手段
であって、室内温度を任意の温度の設定するもので、設
定された設定温度を電気信号に変換して制御回路6に送
る。湿度設定器68は、本発明の湿度設定手段であっ
て、室内温度を任意の湿度の設定するもので、設定され
た設定湿度を電気信号に変換して制御回路6に送る。
【0024】図3および図4はこの実施例の制御回路6
のドライ運転モード時の動作を表す作動フローチャート
である。この作動フローチャートは運転スイッチ60が
オンされているときに行われる。まず、ドライ運転64
が選択されているか否かを判断する(ステップS1)。
ドライ運転64がオンされていない(N)とき、ステッ
プS1の制御を行う。
【0025】ステップS1において、ドライ運転64が
選択されている(Y)とき、送風機3を作動させ(ステ
ップS2)、温水加熱装置5および冷凍サイクル4を作
動させる(ステップS3)。そして、所定時間(例えば
2分間)が経過したか否かを判断する(ステップS
4)。所定時間が経過していない(N)とき、ステップ
S4の制御を行う。
【0026】ステップS4において、所定時間が経過し
ている(Y)とき、室内温度が設定温度より例えば+1
℃だけ高い第1基準温度以上に上昇しているか否かを判
断する(ステップS5)。室内温度が第1基準温度以上
に上昇している(Y)とき、温水加熱装置5を停止し
(ステップS6)、その後にステップS5の制御を行
う。
【0027】ステップS5において、室内温度が第1基
準温度以上に上昇していない(N)とき、室内温度が設
定温度より例えば−1℃だけ低い第2基準温度以下に低
下しているか否かを判断する(ステップS7)。室内温
度が第2基準温度以下に低下している(Y)とき、ステ
ップS5の制御を行う。
【0028】ステップS7において、室内温度が第2基
準温度以下に低下していない(N)とき、室内湿度が設
定湿度以下に低下しているか否かを判断する(ステップ
S8)(図4)。室内湿度が設定湿度以下に低下してい
ない(N)とき、ステップS5(図3)の制御を行う。
【0029】ステップS8において、室内湿度が設定湿
度以下に低下している(Y)とき、温水加熱装置5およ
び冷凍サイクル4を停止する(ステップS9)。そし
て、所定時間(例えば3分間)が経過したか否かを判断
する(ステップS10)。所定時間が経過していない
(N)とき、再びステップS10の制御を行う。
【0030】ステップS10において、所定時間が経過
している(Y)とき、ステップS9の停止前と同じ作動
状態とし(ステップS11)、所定時間(例えば2分
間)が経過したか否かを判断する(ステップS12)。
所定時間が経過していない(N)とき、再びステップS
12の制御を行う。ステップS12において、所定時間
が経過している(Y)とき、ステップS5(図3)の制
御を行う。
【0031】この冷暖房装置1のドライ運転モード時の
制御方法を図1、図2および図5に基づき説明する。制
御回路6は、ドライ運転モードが指示されると、まず室
温センサ65からの室内温度と温度設定器67からの設
定温度とを読み込む。
【0032】 イ)室内温度が第1基準温度以上に上昇しているとき 制御回路6によって送風機3および電動モータ45を通
電して冷媒圧縮機41を駆動し、圧縮した冷媒を冷媒蒸
発器43に供給する。すると、送風機3により送風ケー
シング2内に吸引された室内の空気は、冷媒蒸発器43
内を流れる冷媒と熱交換して冷却されることによって除
湿される。除湿された空気は、温水式ヒータ53内に温
水が流れていないので、温水式ヒータ53で熱交換され
ることなく吹出口22から室内に吹き出される。このた
め、図5に示すように、室内が除湿冷房(運転)される
ことによって、室内温度が設定温度に向かって速やかに
低下していく。
【0033】 ロ)室内温度が第2基準温度以下に低下しているとき 制御回路6によって送風機3、電動モータ45および電
動ポンプ54を通電し、ガスバーナ51を燃焼させる。
すると、送風ケーシング2内を流れる空気は、冷媒蒸発
器43内を流れる冷媒と熱交換して冷却されることによ
って除湿される。一方、ガス供給路56から燃料ガスが
供給されたガスバーナ51は、室外熱交換器52内を流
れる温水を加熱する。この加熱された温水は、電動ポン
プ54の圧送力によって温水式ヒータ53内に流入す
る。よって、冷媒蒸発器43を通過する際に除湿された
空気は、温水式ヒータ53内を流れる高温の温水と熱交
換することにより加熱されて、吹出口22から室内に吹
き出される。このため、図5に示すように、室内が除湿
暖房(運転)されることによって、室内温度が設定温度
に向かって速やかに上昇していく。
【0034】ハ)室内温度が第1基準温度と第2基準温
度との間にあるとき 制御回路6は、湿度センサ66からの室内湿度を読み込
み、湿度設定器68からの設定湿度を読み込む。そし
て、室内湿度が設定湿度より上昇しているときは、図5
に示すように、上述したロ)の制御を行う。このため、
室内は、設定温度と設定湿度とに応じて室内温度と室内
湿度とが定められることによって通常除湿(運転)され
るので室内温度と室内湿度が設定温度と設定湿度とに近
づく。
【0035】また、室内湿度が設定湿度以下に低下して
いるときは、制御回路6が所定時間だけ、電動モータ4
5および電動ポンプ54の通電を停止し、ガスバーナ5
1の燃焼を停止し、冷媒圧縮機41も停止する。する
と、送風ケーシング2内を流れる空気は、冷媒蒸発器4
3と温水式ヒータ53とを通過しても除湿および加熱さ
れることなく室内に吹き出される(送風運転)。このた
め、室内は、過剰に除湿されない。なお、制御回路6
は、所定時間が経過した後に、室内温度および室内湿度
にかかわらず、強制的に停止前と同じ除湿運転モードで
運転を再開する。
【0036】以上のように、本実施例では、室内温度が
第1基準温度と第2基準温度との間にあるときのみ湿度
に関する空調を行うことによって、室内温度を設定温度
に速やかに近づけることができ、且つ室内湿度を適度に
保つことができる。このため、室内の不快な状態、すな
わち、多湿状態を速やかに解消して室内を快適な空調空
間とすることができる。
【0037】また、ガスバーナ51の燃焼熱によって加
熱された室外熱交換器52内の温水を電動ポンプ54の
作動により送風ケーシング2内に配された温水式ヒータ
53内に循環させて、室内に向かって送風ケーシング2
内を流れる空気を温水で加熱して室内を暖房するように
しているので、環境温度が0℃以下の極寒時であっても
十分な暖房能力を得ることができる。
【0038】図6は本発明の第2実施例を示し、制御回
路6のドライ暖房運転モード時の動作を表す作動フロー
チャートである。第1実施例と同一の制御は同番号を付
し、説明を略す。
【0039】ステップS6の制御を行った後に、室内温
度が設定温度に到達したか否かを判断する(ステップS
21)。室内温度が設定温度に到達していない(N)と
き、再びステップS6の制御を行う。ステップS21に
おいて、室内温度が設定温度に到達している(Y)と
き、ステップS8の制御を行う。
【0040】また、ステップS7の制御を行った後に、
室内温度が設定温度に到達したか否かを判断する(ステ
ップS22)。室内温度が設定温度に到達していない
(N)とき、再びステップS22の制御を行う。ステッ
プS22において、室内温度が設定温度に到達している
(Y)とき、ステップS8の制御を行う。
【0041】以上のように、この実施例の冷暖房装置1
においては、室内温度が第1基準温度以上から降下する
場合、あるいは室内温度が第2基準温度以下から上昇す
る場合には、室内温度が設定温度に到達した後に室内湿
度および設定湿度の読み込み、すなわち、通常除湿運転
モードを開始する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷暖房装置の制御回路を示したブロッ
ク図である(第1実施例)。
【図2】本発明の冷暖房装置を示した概略図である(第
1実施例)。
【図3】制御回路のドライ運転モード時の動作を表す作
動フローチャートである(第1実施例)。
【図4】制御回路のドライ運転モード時の動作を表す作
動フローチャートである(第1実施例)。
【図5】本発明の冷暖房装置の作用説明図である(第1
実施例)。
【図6】制御回路のドライ暖房運転モード時の動作を表
す作動フローチャートである(第2実施例)。
【符号の説明】
1 冷暖房装置(空気調和装置) 2 送風ケーシング 3 送風機 4 冷凍サイクル 5 温水加熱装置 6 制御回路(空調制御手段) 41 冷媒圧縮機 42 冷媒凝縮器 43 冷媒蒸発器 44 冷媒配管 51 ガスバーナ 52 室外熱交換器 53 温水式ヒータ(室内熱交換器) 54 電動ポンプ 61 運転切替スイッチ(指示手段) 65 室温センサ(温度検出手段) 66 湿度センサ(湿度検出手段) 67 温度設定器(温度設定手段) 68 湿度設定器(湿度設定手段)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)室内に空気を送るための送風ケーシ
    ングと、 (b)この送風ケーシング内に、室内に向かう空気流を
    発生させる送風機と、 (c)前記送風ケーシング内に配設され、且つ前記送風
    ケーシング内を流れる空気を冷媒と熱交換させて冷却し
    除湿する冷媒蒸発器、およびこの冷媒蒸発器より吸入し
    た冷媒を圧縮して吐出する冷媒圧縮機を有する冷凍サイ
    クルと、 (d)前記送風ケーシング内の前記冷媒蒸発器の下流側
    に配設され、且つ前記送風ケーシング内を流れる空気を
    温水と熱交換させて加熱する室内熱交換器、室外に配設
    され、バーナの燃焼熱によって内部を通過する温水が加
    熱される室外熱交換器、およびこの室外熱交換器内で加
    熱された温水を前記室内熱交換器に循環させるポンプを
    有する温水加熱装置と、 (e)操作されると前記冷凍サイクルおよび前記温水加
    熱装置を作動させる除湿運転モードを指示する指示手段
    と、 (f) 室内温度を検出する温度検出手段と、 (g) 室内湿度を検出する湿度検出手段と、 (h) 室内温度を設定する温度設定手段と、 (i) 室内湿度を設定する湿度設定手段と、 (j) 前記指示手段にて除湿運転モードが指示された場
    合に、 前記温度検出手段で検出した室内温度が前記温度設定手
    段で設定した設定温度より高い第1基準温度以上のとき
    に、前記温水加熱装置の作動を停止し、且つ前記冷凍サ
    イクルおよび前記送風機を作動させて除湿冷房運転を行
    い、 前記温度検出手段で検出した室内温度が 前記設定温度よ
    り低い第2基準温度以下のときに、前記冷凍サイクル、
    前記温水加熱装置および前記送風機を作動させて除湿暖
    房運転を行い、 前記温度検出手段で検出した室内温度が前記第1基準温
    度と前記第2基準温度との間にあり、しかも前記湿度検
    出手段で検出した室内湿度が前記湿度設定手段 で設定し
    た設定湿度より上昇しているときに、前記冷凍サイク
    ル、前記温水加熱装置および前記送風機を作動させて通
    常除湿運転を行うと共に、 前記温度検出手段で検出した室内温度が前記第1基準温
    度と前記第2基準温度との間にあり、しかも前記湿度検
    出手段で検出した室内湿度が前記湿度設定手段で設定し
    た設定湿度より低下しているときに、前記冷凍サイクル
    および前記温水加熱装置の作動を停止し、且つ前記送風
    機のみを作動させて送風運転を行う 空調制御手段とを備
    えた空気調和装置。
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