JPH1123046A - 空気調和機の暖房制御装置およびその方法 - Google Patents
空気調和機の暖房制御装置およびその方法Info
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- JPH1123046A JPH1123046A JP9334635A JP33463597A JPH1123046A JP H1123046 A JPH1123046 A JP H1123046A JP 9334635 A JP9334635 A JP 9334635A JP 33463597 A JP33463597 A JP 33463597A JP H1123046 A JPH1123046 A JP H1123046A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F11/00—Control or safety arrangements
- F24F11/70—Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof
- F24F11/72—Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the supply of treated air, e.g. its pressure
- F24F11/74—Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the supply of treated air, e.g. its pressure for controlling air flow rate or air velocity
- F24F11/77—Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the supply of treated air, e.g. its pressure for controlling air flow rate or air velocity by controlling the speed of ventilators
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F2140/00—Control inputs relating to system states
- F24F2140/20—Heat-exchange fluid temperature
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】圧縮機の駆動時に室内熱交換機温度が所定温度
T2(略、24℃)以下に下がると時間をカウントし、
所定時間内に室内熱交換機の温度が所定温度T2以上に
到達しないと室内ファンをオフさせて、冷風が吐出され
ないようにする空気調和機の暖房制御装置およびその方
法を提供する。 【解決手段】圧縮機の駆動に伴う暖房運転時に変化する
室内熱交換機の温度を感知する温度感知手段と、この温
度感知手段により感知された室内熱交換機温度が所定温
度以下であれば時間をカウントとして前記室内ファンの
駆動を制御する制御手段と、前記温度感知手段により感
知された室内熱交換機温度が所定時間内所定温度以下で
あれば、冷気吐出を防止するよう前記制御手段の制御に
より前記室内ファンをオフさせる室内ファンモータ駆動
手段とからなることを特徴とする。
T2(略、24℃)以下に下がると時間をカウントし、
所定時間内に室内熱交換機の温度が所定温度T2以上に
到達しないと室内ファンをオフさせて、冷風が吐出され
ないようにする空気調和機の暖房制御装置およびその方
法を提供する。 【解決手段】圧縮機の駆動に伴う暖房運転時に変化する
室内熱交換機の温度を感知する温度感知手段と、この温
度感知手段により感知された室内熱交換機温度が所定温
度以下であれば時間をカウントとして前記室内ファンの
駆動を制御する制御手段と、前記温度感知手段により感
知された室内熱交換機温度が所定時間内所定温度以下で
あれば、冷気吐出を防止するよう前記制御手段の制御に
より前記室内ファンをオフさせる室内ファンモータ駆動
手段とからなることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷暖房運転を行う
空気調和機に係り、より詳しくは、暖房初期に室内熱交
換機温度の温度にともなって室内ファンの駆動を制御
し、室内に冷風が吐出されないようにする空気調和機の
暖房制御装置およびその方法に関するものである。
空気調和機に係り、より詳しくは、暖房初期に室内熱交
換機温度の温度にともなって室内ファンの駆動を制御
し、室内に冷風が吐出されないようにする空気調和機の
暖房制御装置およびその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気調和機は、室内の冷気を暖
めて室内に供給する暖房装置と、室内の熱気を冷やして
室内に供給する冷房装置がある。また、前記の冷房機能
と暖房機能を兼ねた冷暖房装置もあり、汚染された室内
空気を清浄させる清浄機能も含まれているものもある。
めて室内に供給する暖房装置と、室内の熱気を冷やして
室内に供給する冷房装置がある。また、前記の冷房機能
と暖房機能を兼ねた冷暖房装置もあり、汚染された室内
空気を清浄させる清浄機能も含まれているものもある。
【0003】図1および図2には、前記空気調和機中に
冷暖房機能を有する冷暖房装置(通常、エアコンとい
う)の室内ユニット(以下、室内機という)が図示され
ている。
冷暖房機能を有する冷暖房装置(通常、エアコンとい
う)の室内ユニット(以下、室内機という)が図示され
ている。
【0004】図1に示すように、室内空気が吸入される
複数の吸入口3が形成された吸入グリル部材5が室内機
本体1(以下、本体という)の前面下部に設けられてお
り、前記本体1の前面上部には前記吸入口3を通して吸
入されて冷風または温風に熱交換された空気を室内に吐
出する吐出口7が形成されている。
複数の吸入口3が形成された吸入グリル部材5が室内機
本体1(以下、本体という)の前面下部に設けられてお
り、前記本体1の前面上部には前記吸入口3を通して吸
入されて冷風または温風に熱交換された空気を室内に吐
出する吐出口7が形成されている。
【0005】さらに、前記吐出口7には、吐出口7を通
して室内に吐出される空気の方向を上下に調整する上下
風向羽根9と、左右に調整する左右風向羽根11が設け
られており、前記本体1の前面には室内機の外観を美し
くするとともに、内装物を保護するカバー部材13が固
着されてあり、前記カバー部材13の下側部には空気調
和機の運転モード(自動、冷房、除湿、送風、暖房な
ど)と運転の開始、停止、前記吐出口7を通して吐出さ
れる空気の風量および風向などを調整する操作部15が
備えられている。
して室内に吐出される空気の方向を上下に調整する上下
風向羽根9と、左右に調整する左右風向羽根11が設け
られており、前記本体1の前面には室内機の外観を美し
くするとともに、内装物を保護するカバー部材13が固
着されてあり、前記カバー部材13の下側部には空気調
和機の運転モード(自動、冷房、除湿、送風、暖房な
ど)と運転の開始、停止、前記吐出口7を通して吐出さ
れる空気の風量および風向などを調整する操作部15が
備えられている。
【0006】図2に示すように、前記吸入グリル部材5
の内側には前記吸入口3を通して吸入される室内空気に
浮遊するゴミなどの異物をフィルタリングするフィルタ
部材17が設けられており、前記フィルタ部材17の内
側には前記フィルタ部材17によりフィルタリングされ
た室内空気を冷媒の蒸発潜熱により冷風または温風に熱
交換させるよう一字状の室内熱交換機19が設けられて
いる。
の内側には前記吸入口3を通して吸入される室内空気に
浮遊するゴミなどの異物をフィルタリングするフィルタ
部材17が設けられており、前記フィルタ部材17の内
側には前記フィルタ部材17によりフィルタリングされ
た室内空気を冷媒の蒸発潜熱により冷風または温風に熱
交換させるよう一字状の室内熱交換機19が設けられて
いる。
【0007】また、前記室内熱交換機19の上部には、
前記吸入口3を通して室内空気を吸入するとともに、前
記室内熱交換機19で熱交換された空気を前記吐出口7
を通して室内に吐出するように室内ファンモータ21の
駆動にしたがって回転するフロワーファン23(以下、
室内ファンという)が設けられており、前記室内ファン
23の外側には前記室内ファン23をカバーするととも
に、前記吸入口3を通して吸入されて前記吐出口7に吐
出される空気の流れをガイドするダクト部材25が設け
られている。
前記吸入口3を通して室内空気を吸入するとともに、前
記室内熱交換機19で熱交換された空気を前記吐出口7
を通して室内に吐出するように室内ファンモータ21の
駆動にしたがって回転するフロワーファン23(以下、
室内ファンという)が設けられており、前記室内ファン
23の外側には前記室内ファン23をカバーするととも
に、前記吸入口3を通して吸入されて前記吐出口7に吐
出される空気の流れをガイドするダクト部材25が設け
られている。
【0008】前記のように構成された空気調和機が冷暖
房兼用のインバータエアコンの場合、暖房時には四方弁
31がオンされて冷媒が図3の点線(-->)に示すよう
に、圧縮機39→四方弁31→室内熱交換機19→膨張
弁33→暖房用膨張弁34→室外熱交換機35→四方弁
31→圧縮機39の順に循環されるようにする。
房兼用のインバータエアコンの場合、暖房時には四方弁
31がオンされて冷媒が図3の点線(-->)に示すよう
に、圧縮機39→四方弁31→室内熱交換機19→膨張
弁33→暖房用膨張弁34→室外熱交換機35→四方弁
31→圧縮機39の順に循環されるようにする。
【0009】反面、冷房時には四方弁31がオフされて
冷媒が図3の実線(→)に示すように、圧縮機39→四
方弁31→室外熱交換機35→一方向弁36→膨張弁3
3→室内熱交換機19→四方弁31→圧縮機39の順に
循環されるようにする。
冷媒が図3の実線(→)に示すように、圧縮機39→四
方弁31→室外熱交換機35→一方向弁36→膨張弁3
3→室内熱交換機19→四方弁31→圧縮機39の順に
循環されるようにする。
【0010】この際、四方弁31はオフ時には実線
(→)で冷媒が循環するように流路を形成し、オン時に
は点線(-->)で冷媒が循環するように流路を形成す
る。
(→)で冷媒が循環するように流路を形成し、オン時に
は点線(-->)で冷媒が循環するように流路を形成す
る。
【0011】前記のように構成された冷暖房兼用の空気
調和機において、ユーザーがリモコンや操作部15を操
作して運転、停止キー(以下、運転キーという)を押圧
してから、所望の運転モード(たとえば、暖房)を選択
すると、設定温度Tsと室内温度Trとを比較して設定
温度Tsが室内温度Trより高い場合、設定温度Tsと
室内温度Trとの差にしたがって圧縮機39の運転周波
数を決定して圧縮機39を駆動させる。
調和機において、ユーザーがリモコンや操作部15を操
作して運転、停止キー(以下、運転キーという)を押圧
してから、所望の運転モード(たとえば、暖房)を選択
すると、設定温度Tsと室内温度Trとを比較して設定
温度Tsが室内温度Trより高い場合、設定温度Tsと
室内温度Trとの差にしたがって圧縮機39の運転周波
数を決定して圧縮機39を駆動させる。
【0012】前記圧縮機39が駆動されると、冷媒が図
3の点線(-->)に示すように、圧縮機39→四方弁3
1→室内熱交換機19→膨張弁33→暖房用膨張弁34
→室外熱交換機35→四方弁31→圧縮機39の順に循
環されて、室内熱交換機19が加熱を開始するが、この
際に変化する室内熱交換機19の温度に伴って室内ファ
ン23の駆動を制御する。
3の点線(-->)に示すように、圧縮機39→四方弁3
1→室内熱交換機19→膨張弁33→暖房用膨張弁34
→室外熱交換機35→四方弁31→圧縮機39の順に循
環されて、室内熱交換機19が加熱を開始するが、この
際に変化する室内熱交換機19の温度に伴って室内ファ
ン23の駆動を制御する。
【0013】もし、室内熱交換機19の温度が所定温度
T1(略、27℃)未満であれば、室内ファン23を停
止させて暖房初期時に室内に冷風が吐出されることを防
止し、室内熱交換機19の温度が所定温度T1(略、2
7℃)以上であれば、室内ファン23を駆動させる。
T1(略、27℃)未満であれば、室内ファン23を停
止させて暖房初期時に室内に冷風が吐出されることを防
止し、室内熱交換機19の温度が所定温度T1(略、2
7℃)以上であれば、室内ファン23を駆動させる。
【0014】前記室内ファン23が駆動されると、吸入
口3を通して本体1内に吸入された室内空気に浮遊する
ゴミなどの異物はフィルタ部材17を通して除去され、
前記フィルタ部材17によりゴミなどの異物が除去され
た室内空気は室内熱交換機19を通過しつつ室内熱交換
機19内に流れる冷媒の蒸発潜熱により温風に熱交換さ
れる。
口3を通して本体1内に吸入された室内空気に浮遊する
ゴミなどの異物はフィルタ部材17を通して除去され、
前記フィルタ部材17によりゴミなどの異物が除去され
た室内空気は室内熱交換機19を通過しつつ室内熱交換
機19内に流れる冷媒の蒸発潜熱により温風に熱交換さ
れる。
【0015】前記のような暖房サイクルにしたがって、
室内熱交換機19で熱交換された温風は上部にガイドさ
れて吐出口7を通して室内に吐出されるが、前記吐出口
7を通して吐出される温風は上下風向羽根9および左右
風向羽根11の風向角度にしたがって上下または左右に
風向が調整されて室内暖房を行う。
室内熱交換機19で熱交換された温風は上部にガイドさ
れて吐出口7を通して室内に吐出されるが、前記吐出口
7を通して吐出される温風は上下風向羽根9および左右
風向羽根11の風向角度にしたがって上下または左右に
風向が調整されて室内暖房を行う。
【0016】この際、室内温度Trにより室内熱交換機
19の温度が所定温度T2(略、24℃)以下に下がる
と、室内ファン23をオフさせるべきであるが、このよ
うな現象が繰返されると暖房運転がまともに行われない
ようになる。
19の温度が所定温度T2(略、24℃)以下に下がる
と、室内ファン23をオフさせるべきであるが、このよ
うな現象が繰返されると暖房運転がまともに行われない
ようになる。
【0017】したがって、圧縮機39が駆動中であれ
ば、室内熱交換機19に温冷媒が継続して供給されるた
め、室内熱交換機19の温度が所定温度T2(略、24
℃)以下に下がっても室内ファン23をオフさせずに継
続して駆動して暖房運転を行う。
ば、室内熱交換機19に温冷媒が継続して供給されるた
め、室内熱交換機19の温度が所定温度T2(略、24
℃)以下に下がっても室内ファン23をオフさせずに継
続して駆動して暖房運転を行う。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のごと
く構成された従来の暖房運転方式においては、室内熱交
換機19の温度が所定温度T2(略、24℃)以下に下
がっても圧縮機39が駆動中の際継続して室内ファン2
3を駆動するため、室内の温度変化に対応できず、冷風
を継続して吐出してしまうという問題点があった。
く構成された従来の暖房運転方式においては、室内熱交
換機19の温度が所定温度T2(略、24℃)以下に下
がっても圧縮機39が駆動中の際継続して室内ファン2
3を駆動するため、室内の温度変化に対応できず、冷風
を継続して吐出してしまうという問題点があった。
【0019】そこで、本発明は上記種々の問題点を解決
するためになされたものであって、本発明の目的は、圧
縮機の駆動時に室内熱交換機温度が所定温度T2(略、
24℃)以下に下がると時間をカウントし、所定時間内
に室内熱交換機の温度が所定温度T2以上に到達しない
と室内ファンをオフさせて、冷風が吐出されないように
する空気調和機の暖房制御装置およびその方法を提供す
ることにある。
するためになされたものであって、本発明の目的は、圧
縮機の駆動時に室内熱交換機温度が所定温度T2(略、
24℃)以下に下がると時間をカウントし、所定時間内
に室内熱交換機の温度が所定温度T2以上に到達しない
と室内ファンをオフさせて、冷風が吐出されないように
する空気調和機の暖房制御装置およびその方法を提供す
ることにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するためになされた本発明による空気調和機の暖房制御
装置は、室内ファンにより循環される室内空気を熱交換
させる室内熱交換機と、この室内熱交換機で熱交換が行
われるよう冷媒を循環させる圧縮機を備えた空気調和機
において、前記圧縮機の駆動に伴う暖房運転時に変化す
る前記室内熱交換機の温度を感知する温度感知手段と、
この温度感知手段により感知された室内熱交換機温度が
所定温度以下であれば時間をカウントして前記室内ファ
ンの駆動を制御する制御手段と、前記温度感知手段によ
り感知された室内熱交換機温度が所定時間内所定温度以
下であれば、冷気吐出を防止するよう前記制御手段の制
御により前記室内ファンをオフさせる室内ファンモータ
駆動手段とからなることを特徴とする。
するためになされた本発明による空気調和機の暖房制御
装置は、室内ファンにより循環される室内空気を熱交換
させる室内熱交換機と、この室内熱交換機で熱交換が行
われるよう冷媒を循環させる圧縮機を備えた空気調和機
において、前記圧縮機の駆動に伴う暖房運転時に変化す
る前記室内熱交換機の温度を感知する温度感知手段と、
この温度感知手段により感知された室内熱交換機温度が
所定温度以下であれば時間をカウントして前記室内ファ
ンの駆動を制御する制御手段と、前記温度感知手段によ
り感知された室内熱交換機温度が所定時間内所定温度以
下であれば、冷気吐出を防止するよう前記制御手段の制
御により前記室内ファンをオフさせる室内ファンモータ
駆動手段とからなることを特徴とする。
【0021】また、本発明による空気調和機の暖房制御
方法は、圧縮機および室内ファンの駆動にしたがって室
内熱交換機で熱交換された温風を吐出して暖房運転を行
う暖房ステップと、この暖房ステップでの暖房運転時に
変化する前記室内熱交換機の温度を感知する温度感知ス
テップと、この温度感知ステップで感知された室内熱交
換機温度が所定温度以下であれば、制御手段で時間をカ
ウントして所定時間が経過したかを判別する時間判別ス
テップと、この時間判別ステップで所定時間が経過する
と、冷気吐出を防止するよう前記制御手段の制御により
室内ファンをオフさせる室内ファンオフステップとから
なることを特徴とする。
方法は、圧縮機および室内ファンの駆動にしたがって室
内熱交換機で熱交換された温風を吐出して暖房運転を行
う暖房ステップと、この暖房ステップでの暖房運転時に
変化する前記室内熱交換機の温度を感知する温度感知ス
テップと、この温度感知ステップで感知された室内熱交
換機温度が所定温度以下であれば、制御手段で時間をカ
ウントして所定時間が経過したかを判別する時間判別ス
テップと、この時間判別ステップで所定時間が経過する
と、冷気吐出を防止するよう前記制御手段の制御により
室内ファンをオフさせる室内ファンオフステップとから
なることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明による一実施の形態
について添付図面に沿って詳述する。本発明による空気
調和機は、図1および図2に示す従来の構成と同一部分
に対しては同一名称および符号を付してそれについての
詳述は省くことにする。
について添付図面に沿って詳述する。本発明による空気
調和機は、図1および図2に示す従来の構成と同一部分
に対しては同一名称および符号を付してそれについての
詳述は省くことにする。
【0023】図4に示すように、電源手段100は図示
のない交流電源端から供給される商用交流電圧を前記空
気調和機の動作に必要な所定の直流電圧に変換して出力
し、運転操作手段102は空気調和機の運転モード(自
動、冷房、除湿、送風、暖房など)と前記吐出口7を通
して吐出される空気の風量(強風、弱風、微風など)お
よび所望の温度Ts(以下、設定温度という)を選択す
る複数の機能キーを備え、前記空気調和機の運転開始、
停止を入力するように運転キーを備えている。
のない交流電源端から供給される商用交流電圧を前記空
気調和機の動作に必要な所定の直流電圧に変換して出力
し、運転操作手段102は空気調和機の運転モード(自
動、冷房、除湿、送風、暖房など)と前記吐出口7を通
して吐出される空気の風量(強風、弱風、微風など)お
よび所望の温度Ts(以下、設定温度という)を選択す
る複数の機能キーを備え、前記空気調和機の運転開始、
停止を入力するように運転キーを備えている。
【0024】さらに、制御手段104は、前記電源手段
100から出力される直流電圧が印加されて前記空気調
和機を初期化させ、前記運転操作手段102により入力
された運転選択信号にしたがって前記空気調和機の全体
的な動作を制御するマイクロコンピュータであり、前記
圧縮機39の駆動時に室内熱交換機19の配管温度にし
たがって時間をカウントして室内ファン23を駆動制御
する。
100から出力される直流電圧が印加されて前記空気調
和機を初期化させ、前記運転操作手段102により入力
された運転選択信号にしたがって前記空気調和機の全体
的な動作を制御するマイクロコンピュータであり、前記
圧縮機39の駆動時に室内熱交換機19の配管温度にし
たがって時間をカウントして室内ファン23を駆動制御
する。
【0025】室内温度感知手段106は、前記吸入口3
を通して吸入される室内空気の温度Trを感知し、前記
運転操作手段102によりユーザーの設定温度Tsに室
内温度Trを制御して前記空気調和機の暖房運転を行
う。室内配管温度感知手段108は、前記空気調和機の
暖房運転時に変化する室内熱交換機19の配管温度、即
ち、前記室内熱交換機19を通る冷媒温度を感知し、室
外配管温度感知手段110は前記空気調和機の暖房運転
時に変化する室外熱交換機35の配管温度、即ち、前記
室外熱交換機35を通る冷媒温度を感知して、それぞれ
前記制御手段104に出力する。
を通して吸入される室内空気の温度Trを感知し、前記
運転操作手段102によりユーザーの設定温度Tsに室
内温度Trを制御して前記空気調和機の暖房運転を行
う。室内配管温度感知手段108は、前記空気調和機の
暖房運転時に変化する室内熱交換機19の配管温度、即
ち、前記室内熱交換機19を通る冷媒温度を感知し、室
外配管温度感知手段110は前記空気調和機の暖房運転
時に変化する室外熱交換機35の配管温度、即ち、前記
室外熱交換機35を通る冷媒温度を感知して、それぞれ
前記制御手段104に出力する。
【0026】また、風向調整手段120は、前記吐出口
7を通して吐出される空気が室内全体に均一に拡散され
るよう吐出空気の方向を上下および左右に調整する風向
モータ121を駆動制御し、圧縮機駆動手段122は前
記運転操作手段102によりユーザの設定温度Tsおよ
び前記室内温度感知手段106により感知された室内温
度Trとの差にしたがって前記制御手段104から出力
される制御信号を受信して圧縮機39を駆動制御する。
7を通して吐出される空気が室内全体に均一に拡散され
るよう吐出空気の方向を上下および左右に調整する風向
モータ121を駆動制御し、圧縮機駆動手段122は前
記運転操作手段102によりユーザの設定温度Tsおよ
び前記室内温度感知手段106により感知された室内温
度Trとの差にしたがって前記制御手段104から出力
される制御信号を受信して圧縮機39を駆動制御する。
【0027】室外ファンモータ駆動手段124は、前記
運転操作手段102によりユーザの設定温度Tsと前記
室内温度感知手段106により感知された室内温度Tr
の差にしたがって前記制御手段104から出力される制
御信号を受信して前記室外熱交換機35で熱交換された
空気を室外に送風するよう室外ファンモータ125の回
転数を制御して室外ファン37を駆動制御し、室内ファ
ンモータ駆動手段126は前記運転操作手段102によ
りユーザの設定風量にしたがって前記制御手段104か
ら出力される制御信号を受信して前記室内熱交換機19
で熱交換された空気(冷風または温風)を室内に送風す
るように室内ファンモータ21の回転数を制御して室内
ファン23を駆動制御する。
運転操作手段102によりユーザの設定温度Tsと前記
室内温度感知手段106により感知された室内温度Tr
の差にしたがって前記制御手段104から出力される制
御信号を受信して前記室外熱交換機35で熱交換された
空気を室外に送風するよう室外ファンモータ125の回
転数を制御して室外ファン37を駆動制御し、室内ファ
ンモータ駆動手段126は前記運転操作手段102によ
りユーザの設定風量にしたがって前記制御手段104か
ら出力される制御信号を受信して前記室内熱交換機19
で熱交換された空気(冷風または温風)を室内に送風す
るように室内ファンモータ21の回転数を制御して室内
ファン23を駆動制御する。
【0028】また、図において、四方弁駆動手段128
は前記運転操作手段102により入力された運転条件
(冷房または暖房)にしたがって冷媒の流れを変化させ
るよう前記制御手段104から出力される制御信号を受
信して四方弁31をオン、オフ駆動制御し、表示手段1
30は前記制御手段104の制御により前記運転操作手
段102により入力された運転選択モード(自動、冷
房、除湿、送風、暖房など)と除霜運転、除霜完了を表
示する除霜表示ランプをオン、オフさせ、前記空気調和
機の運転状態を表示する。
は前記運転操作手段102により入力された運転条件
(冷房または暖房)にしたがって冷媒の流れを変化させ
るよう前記制御手段104から出力される制御信号を受
信して四方弁31をオン、オフ駆動制御し、表示手段1
30は前記制御手段104の制御により前記運転操作手
段102により入力された運転選択モード(自動、冷
房、除湿、送風、暖房など)と除霜運転、除霜完了を表
示する除霜表示ランプをオン、オフさせ、前記空気調和
機の運転状態を表示する。
【0029】以下、前記のように構成された空気調和機
の除霜装置およびその制御方法の作用効果について説明
する。図5,図6は、本発明による空気調和機の除霜制
御動作順を示すフローチャート、図5,図6でSはステ
ップを表示する。
の除霜装置およびその制御方法の作用効果について説明
する。図5,図6は、本発明による空気調和機の除霜制
御動作順を示すフローチャート、図5,図6でSはステ
ップを表示する。
【0030】まず、空気調和機に電源が印加されると、
電源手段100では図示のない交流電源端から供給され
る商用交流電圧を前記空気調和機の駆動に必要な所定の
直流電圧に変換してそれぞれ駆動回路および制御手段1
04に出力する。
電源手段100では図示のない交流電源端から供給され
る商用交流電圧を前記空気調和機の駆動に必要な所定の
直流電圧に変換してそれぞれ駆動回路および制御手段1
04に出力する。
【0031】したがって、ステップS1では前記電源手
段100から出力される直流電圧が制御手段104に入
力されて空気調和機を初期化させる。
段100から出力される直流電圧が制御手段104に入
力されて空気調和機を初期化させる。
【0032】この際、ユーザーの運転操作手段102を
操作して運転キーを押圧後、所望の空気調和機の運転モ
ード(たとえば、暖房)と設定温度Ts、設定風量を入
力すると、前記運転操作手段102から運転開始信号
(以下、運転信号という)および運転選択信号が制御手
段104に入力される。
操作して運転キーを押圧後、所望の空気調和機の運転モ
ード(たとえば、暖房)と設定温度Ts、設定風量を入
力すると、前記運転操作手段102から運転開始信号
(以下、運転信号という)および運転選択信号が制御手
段104に入力される。
【0033】これにより、ステップS2で制御手段10
4は、前記運転操作手段102から運転信号が入力され
たかを判別して、運転信号が入力されていない場合(N
Oの場合)には、空気調和機を運転待機状態に維持しつ
つステップS2以下の動作を繰返し行う。
4は、前記運転操作手段102から運転信号が入力され
たかを判別して、運転信号が入力されていない場合(N
Oの場合)には、空気調和機を運転待機状態に維持しつ
つステップS2以下の動作を繰返し行う。
【0034】前記ステップS2での判別の結果、運転信
号が入力された場合(YESの場合)には、ステップS
3に進んで制御手段104は運転操作手段102により
入力された運転条件が暖房運転であるかを判別して、暖
房運転でない場合(NOの場合)には、ステップS31
に進んで前記空気調和機の冷房または除湿運転を行いつ
つ前記ステップS3に戻りステップS3以下の動作を繰
返し行う。
号が入力された場合(YESの場合)には、ステップS
3に進んで制御手段104は運転操作手段102により
入力された運転条件が暖房運転であるかを判別して、暖
房運転でない場合(NOの場合)には、ステップS31
に進んで前記空気調和機の冷房または除湿運転を行いつ
つ前記ステップS3に戻りステップS3以下の動作を繰
返し行う。
【0035】前記ステップS3での判別の結果、暖房運
転の場合(YESの場合)には、空気調和機の暖房運転
を行うためステップS4で制御手段104は、四方弁3
1を制御するための制御信号を四方弁駆動手段128に
出力する。
転の場合(YESの場合)には、空気調和機の暖房運転
を行うためステップS4で制御手段104は、四方弁3
1を制御するための制御信号を四方弁駆動手段128に
出力する。
【0036】したがって、前記四方弁駆動手段128で
は制御手段104の制御により四方弁31をオンさせ
て、冷媒が圧縮機39→四方弁31→室内熱交換機19
→膨張弁33→暖房用膨張弁34→室外熱交換機35→
四方弁31→圧縮機39の順に循環されるようにする。
は制御手段104の制御により四方弁31をオンさせ
て、冷媒が圧縮機39→四方弁31→室内熱交換機19
→膨張弁33→暖房用膨張弁34→室外熱交換機35→
四方弁31→圧縮機39の順に循環されるようにする。
【0037】この際、ステップS5では室内熱交換機1
9の温度Tipを室内配管温度感知手段108で感知す
ると、制御手段104は室内配管温度感知手段108に
より感知された室内配管温度Tipのアナログデータ入
力をディジタル変換して、室内配管温度Tipが所定温
度T1(暖房初期時に冷風吐出を防止する予熱配管温
度、略27℃)以下であるかを判別する。
9の温度Tipを室内配管温度感知手段108で感知す
ると、制御手段104は室内配管温度感知手段108に
より感知された室内配管温度Tipのアナログデータ入
力をディジタル変換して、室内配管温度Tipが所定温
度T1(暖房初期時に冷風吐出を防止する予熱配管温
度、略27℃)以下であるかを判別する。
【0038】前記ステップS5での判別の結果、室内配
管温度Tipが所定温度T1以下の場合(YESの場
合)には、室内に冷風が吐出されうる温度条件と判断し
て室内ファン23を駆動させずに、室外機を先に駆動さ
せて室内熱交換機19を加熱させるようにステップS6
に進んで制御手段104は室外機が室外気温条件を満た
すかどうかを判別する。
管温度Tipが所定温度T1以下の場合(YESの場
合)には、室内に冷風が吐出されうる温度条件と判断し
て室内ファン23を駆動させずに、室外機を先に駆動さ
せて室内熱交換機19を加熱させるようにステップS6
に進んで制御手段104は室外機が室外気温条件を満た
すかどうかを判別する。
【0039】室外気温条件とは、室内温度感知手段10
6により感知された室内温度Trがユーザーの設定温度
Tsより低い場合である。
6により感知された室内温度Trがユーザーの設定温度
Tsより低い場合である。
【0040】前記ステップS6での判別の結果、室外気
温条件でない場合(NOの場合)には、空気調和機の運
転動作を待機しつつ前記ステップS5に戻りステップS
5以下の動作を繰返し行い、室外気温条件の場合(YE
Sの場合)には、ステップS7に進んで制御手段104
は室内温度Trと設定温度Tsの差にしたがって圧縮機
39の運転周波数と室外ファンモータ125の回転数を
決定して圧縮機39と室外ファン37を駆動するための
制御信号を圧縮機駆動手段122と室外ファンモータ駆
動手段124に出力する。
温条件でない場合(NOの場合)には、空気調和機の運
転動作を待機しつつ前記ステップS5に戻りステップS
5以下の動作を繰返し行い、室外気温条件の場合(YE
Sの場合)には、ステップS7に進んで制御手段104
は室内温度Trと設定温度Tsの差にしたがって圧縮機
39の運転周波数と室外ファンモータ125の回転数を
決定して圧縮機39と室外ファン37を駆動するための
制御信号を圧縮機駆動手段122と室外ファンモータ駆
動手段124に出力する。
【0041】したがって、前記圧縮機駆動手段122で
は制御手段104で決定された運転周波数にしたがって
圧縮機39を駆動させ、室外ファンモータ駆動手段12
4では制御手段104で決定された回転数にしたがって
室外ファン37を駆動させる。
は制御手段104で決定された運転周波数にしたがって
圧縮機39を駆動させ、室外ファンモータ駆動手段12
4では制御手段104で決定された回転数にしたがって
室外ファン37を駆動させる。
【0042】この際、ステップS8では圧縮機39の駆
動による冷媒の循環時に加熱される室内熱交換機19の
温度Tipを室内配管温度感知手段108で感知する
と、制御手段104では室内配管温度感知手段108に
より感知された室内配管温度Tipが所定温度T1以上
であるかを判別して、室内配管温度Tipが所定温度T
1以上でない場合(NOの場合)には、室内に冷風が吐
出されうる温度条件と判断して前記ステップS7に戻り
ステップS7以下の動作を繰返し行う。
動による冷媒の循環時に加熱される室内熱交換機19の
温度Tipを室内配管温度感知手段108で感知する
と、制御手段104では室内配管温度感知手段108に
より感知された室内配管温度Tipが所定温度T1以上
であるかを判別して、室内配管温度Tipが所定温度T
1以上でない場合(NOの場合)には、室内に冷風が吐
出されうる温度条件と判断して前記ステップS7に戻り
ステップS7以下の動作を繰返し行う。
【0043】前記ステップS8での判別の結果、室内配
管温度Tipが所定温度T1以上の場合(YESの場
合)には、室内に冷風が吐出されない温度条件と判断し
てステップS9に進んで制御手段104は室内ファン2
3を駆動するための制御信号を室内ファンモータ駆動手
段126に出力する。
管温度Tipが所定温度T1以上の場合(YESの場
合)には、室内に冷風が吐出されない温度条件と判断し
てステップS9に進んで制御手段104は室内ファン2
3を駆動するための制御信号を室内ファンモータ駆動手
段126に出力する。
【0044】これにより、室内ファンモータ駆動手段1
26は、設定風量にしたがって室内ファンモータ21の
回転数を制御して室内ファン23を駆動させる。
26は、設定風量にしたがって室内ファンモータ21の
回転数を制御して室内ファン23を駆動させる。
【0045】一方、前記ステップS5での判別の結果、
室内配管温度Tipが所定温度T1以下でない場合(N
Oの場合)には、室内に冷風が吐出されない温度条件と
判断してステップS51に進んで制御手段104は室内
ファン23を駆動するための制御信号を室内ファンモー
タ駆動手段126に出力する。
室内配管温度Tipが所定温度T1以下でない場合(N
Oの場合)には、室内に冷風が吐出されない温度条件と
判断してステップS51に進んで制御手段104は室内
ファン23を駆動するための制御信号を室内ファンモー
タ駆動手段126に出力する。
【0046】これにより、室内ファンモータ駆動手段1
26は、設定風量にしたがって室内ファンモータ21の
回転数を制御して室内ファン23を駆動させ、ステップ
S52で制御手段104は室外気温条件であるかを判別
する。
26は、設定風量にしたがって室内ファンモータ21の
回転数を制御して室内ファン23を駆動させ、ステップ
S52で制御手段104は室外気温条件であるかを判別
する。
【0047】前記ステップS52での判別の結果、室外
気温条件でない場合(NOの場合)には、運転動作を待
機しつつ前記ステップS5に戻りステップS5以下の動
作を繰返し行い、室外気温条件の場合(YESの場合)
には、ステップS53に進んで制御手段104は室内温
度Trと設定温度Tsの差にしたがって圧縮機39の運
転周波数と室外ファンモータ125の回転数を決定し、
圧縮機39と室外ファン37を駆動するための制御信号
を圧縮機駆動手段122と室外ファンモータ駆動手段1
24に出力する。
気温条件でない場合(NOの場合)には、運転動作を待
機しつつ前記ステップS5に戻りステップS5以下の動
作を繰返し行い、室外気温条件の場合(YESの場合)
には、ステップS53に進んで制御手段104は室内温
度Trと設定温度Tsの差にしたがって圧縮機39の運
転周波数と室外ファンモータ125の回転数を決定し、
圧縮機39と室外ファン37を駆動するための制御信号
を圧縮機駆動手段122と室外ファンモータ駆動手段1
24に出力する。
【0048】したがって、前記圧縮機駆動手段122で
は、制御手段104で決定された運転周波数にしたがっ
て圧縮機39を駆動させ、室外ファンモータ駆動手段1
24では制御手段104で決定された回転数にしたがっ
て室外ファン37を駆動させつつステップS10に進
む。
は、制御手段104で決定された運転周波数にしたがっ
て圧縮機39を駆動させ、室外ファンモータ駆動手段1
24では制御手段104で決定された回転数にしたがっ
て室外ファン37を駆動させつつステップS10に進
む。
【0049】前記室内ファン23、室外ファン37およ
び圧縮機39が駆動されると、ステップS10では圧縮
機39により高温高圧の気体に圧縮された冷媒が四方弁
31を通して室内熱交換機19に流入され、室内熱交換
機19では高温高圧に圧縮された気体冷媒を室内ファン
23により送風される空気に熱交換して常温高圧の冷媒
に冷却され、吸入口3を通して吸入された室内空気が室
内熱交換機19を通過しつつ温風に熱交換される。
び圧縮機39が駆動されると、ステップS10では圧縮
機39により高温高圧の気体に圧縮された冷媒が四方弁
31を通して室内熱交換機19に流入され、室内熱交換
機19では高温高圧に圧縮された気体冷媒を室内ファン
23により送風される空気に熱交換して常温高圧の冷媒
に冷却され、吸入口3を通して吸入された室内空気が室
内熱交換機19を通過しつつ温風に熱交換される。
【0050】前記室内熱交換機19で温風に熱交換され
た空気は、上部に移動されて吐出口7に回動可能に設置
された上下風向羽根9および左右風向羽根11の風向角
度にしたがって上下または左右に風向が調整されつつ室
内を暖房させる。
た空気は、上部に移動されて吐出口7に回動可能に設置
された上下風向羽根9および左右風向羽根11の風向角
度にしたがって上下または左右に風向が調整されつつ室
内を暖房させる。
【0051】この際、前記室内熱交換機19で液化され
た低温高圧の液相冷媒は、蒸発圧力まで膨張させる膨張
弁33と暖房用膨張弁34を通しつつ低温低圧の霧状冷
媒に減圧されて室外熱交換機35に流入される。
た低温高圧の液相冷媒は、蒸発圧力まで膨張させる膨張
弁33と暖房用膨張弁34を通しつつ低温低圧の霧状冷
媒に減圧されて室外熱交換機35に流入される。
【0052】したがって、前記室外熱交換機35では、
膨張弁33と暖房用膨張弁34で減圧された低温低圧の
霧状冷媒が、室外ファン37により送風される空気を冷
媒の蒸発潜熱により熱交換して冷却し、前記室外熱交換
機35で熱交換された低温低圧の気体冷媒は四方弁31
を通して再度圧縮機39に吸入され、図3の点線(--
>)に示すように、繰返し循環する暖房サイクルを形成
しつつ室内暖房を行う。
膨張弁33と暖房用膨張弁34で減圧された低温低圧の
霧状冷媒が、室外ファン37により送風される空気を冷
媒の蒸発潜熱により熱交換して冷却し、前記室外熱交換
機35で熱交換された低温低圧の気体冷媒は四方弁31
を通して再度圧縮機39に吸入され、図3の点線(--
>)に示すように、繰返し循環する暖房サイクルを形成
しつつ室内暖房を行う。
【0053】前記のように、暖房運転が行われる中、室
内の空気が室内熱交換機19に流入されると、室内熱交
換機19の温度が下がるため、ステップS11ではさが
る室内熱交換機19の温度Tipを室内配管温度感知手
段108で感知し、室内配管温度Tipが所定温度T2
圧縮機の駆動時に冷気が吐出されうる配管温度、略24
℃)以下であるかを判別して、室内配管温度Tipが所
定温度T2以下でない場合(NOの場合)には、前記ス
テップS10に戻り暖房運転を継続して行いつつステッ
プS10以下の動作を繰返し行う。
内の空気が室内熱交換機19に流入されると、室内熱交
換機19の温度が下がるため、ステップS11ではさが
る室内熱交換機19の温度Tipを室内配管温度感知手
段108で感知し、室内配管温度Tipが所定温度T2
圧縮機の駆動時に冷気が吐出されうる配管温度、略24
℃)以下であるかを判別して、室内配管温度Tipが所
定温度T2以下でない場合(NOの場合)には、前記ス
テップS10に戻り暖房運転を継続して行いつつステッ
プS10以下の動作を繰返し行う。
【0054】前記ステップS11での判別の結果、室内
配管温度Tipが所定温度T2以下の場合(YESの場
合)には、ステップS12に進んで制御手段104は内
装されているタイマにより室内熱交換機19の温度が所
定温度T2以下にさがった時間をカウントし、ステップ
S13で制御手段104はカウントした時間が所定時間
を経過したかを判別し、所定時間が経過しない場合(N
Oの場合)には、前記ステップS12に戻り所定時間が
経過するときまで継続して時間をカウントしつつステッ
プS12以下の動作を繰返し行う。
配管温度Tipが所定温度T2以下の場合(YESの場
合)には、ステップS12に進んで制御手段104は内
装されているタイマにより室内熱交換機19の温度が所
定温度T2以下にさがった時間をカウントし、ステップ
S13で制御手段104はカウントした時間が所定時間
を経過したかを判別し、所定時間が経過しない場合(N
Oの場合)には、前記ステップS12に戻り所定時間が
経過するときまで継続して時間をカウントしつつステッ
プS12以下の動作を繰返し行う。
【0055】前記ステップS13での判別の結果、所定
時間が経過した場合(YESの場合)には、ステップS
14に進んで圧縮機39が駆動中のときには、室内熱交
換機19に高温の冷媒が流入されるため、変化する室内
熱交換機19の温度Tipを室内配管温度感知手段10
8で感知して室内配管温度Tipが所定温度T2以下で
あるかを判別し、室内配管温度Tipが所定温度T2以
下でない場合(NOの場合)には、前記ステップS10
に戻り暖房運転を継続して行いつつステップS10以下
の動作を繰返し行う。
時間が経過した場合(YESの場合)には、ステップS
14に進んで圧縮機39が駆動中のときには、室内熱交
換機19に高温の冷媒が流入されるため、変化する室内
熱交換機19の温度Tipを室内配管温度感知手段10
8で感知して室内配管温度Tipが所定温度T2以下で
あるかを判別し、室内配管温度Tipが所定温度T2以
下でない場合(NOの場合)には、前記ステップS10
に戻り暖房運転を継続して行いつつステップS10以下
の動作を繰返し行う。
【0056】前記ステップS14での判別の結果、室内
配管温度Tipが所定温度T2以下の場合(YESの場
合)には、室内への冷気の吐出を防止するため、ステッ
プS15に進んで制御手段104は室内ファン23を停
止するための制御信号を室内ファンモータ駆動手段12
6に出力する。
配管温度Tipが所定温度T2以下の場合(YESの場
合)には、室内への冷気の吐出を防止するため、ステッ
プS15に進んで制御手段104は室内ファン23を停
止するための制御信号を室内ファンモータ駆動手段12
6に出力する。
【0057】これにより、室内ファンモータ駆動手段1
26は、制御手段104の制御により室内ファン23を
オフさせて室内に冷気が吐出されないようにしつつ動作
を終了する。
26は、制御手段104の制御により室内ファン23を
オフさせて室内に冷気が吐出されないようにしつつ動作
を終了する。
【0058】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、圧縮機
の駆動時に室内熱交換機の温度が所定温度T2(略、2
4℃)以下に下がると、時間をカウントして所定時間内
に室内熱交換機の温度が所定温度以上に到達しないと室
内ファンをオフさせて冷気が吐出されないようにする効
果がある。
の駆動時に室内熱交換機の温度が所定温度T2(略、2
4℃)以下に下がると、時間をカウントして所定時間内
に室内熱交換機の温度が所定温度以上に到達しないと室
内ファンをオフさせて冷気が吐出されないようにする効
果がある。
【図1】 従来の空気調和機の室内機を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】 図1の縦断面図である。
【図3】 一般の空気調和機の冷暖房サイクル図であ
る。
る。
【図4】 本発明の一実施の形態による空気調和機の暖
房制御装置の制御ブロック図である。
房制御装置の制御ブロック図である。
【図5】 本発明による空気調和機の暖房制御動作順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図6】 本発明による空気調和機の暖房制御動作順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
19 室内熱交換機 23 室内ファン 37 室外ファン 39 圧縮機 104 制御手段 106 室内温度感知手段 108 室内配管温度感知手段 110 室外配管温度感知手段 122 圧縮機駆動手段 124 室外ファンモータ駆動手段 126 室内ファンモータ駆動手段 128 四方弁駆動手段
Claims (3)
- 【請求項1】 室内ファンにより循環される室内空気を
熱交換させる室内熱交換機と、該室内熱交換機で熱交換
が行われるよう冷媒を循環させる圧縮機を備えた空気調
和機において、 前記圧縮機の駆動に伴う暖房運転時に変化する前記室内
熱交換機の温度を感知する温度感知手段と、 前記温度感知手段により感知された室内熱交換機温度が
所定温度以下であれば時間をカウントとして前記室内フ
ァンの駆動を制御する制御手段と、 前記温度感知手段により感知された室内熱交換機温度が
所定時間内所定温度以下であれば、冷気吐出を防止する
よう前記制御手段の制御により前記室内ファンをオフさ
せる室内ファンモータ駆動手段とからなることを特徴と
する空気調和機の暖房制御装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記圧縮機の駆動時に
室内熱交換機の温度が24℃以下に下がると、時間をカ
ウントして所定時間内に室内熱交換機の温度が24℃以
上に到達しないと室内ファンをオフさせることを特徴と
する請求項1に記載の空気調和機の暖房制御装置。 - 【請求項3】 圧縮機および室内ファンの駆動にしたが
って室内熱交換機で熱交換された温風を吐出して暖房運
転を行う暖房ステップと、 前記暖房ステップでの暖房運転時に変化する前記室内熱
交換機の温度を感知する温度感知ステップと、 前記温度感知ステップで感知された室内熱交換機温度が
所定温度以下であれば、制御手段で時間をカウントして
所定時間が経過したかを判別する時間判別ステップと、 前記時間判別ステップで所定時間が経過すると、冷気吐
出を防止するよう前記制御手段の制御により室内ファン
をオフさせる室内ファンオフステップとからなることを
特徴とする空気調和機の暖房制御方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR199728363 | 1997-06-27 | ||
KR1019970028363A KR100248760B1 (ko) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 공기조화기의 난방제어방법 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1123046A true JPH1123046A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=19511818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9334635A Pending JPH1123046A (ja) | 1997-06-27 | 1997-12-04 | 空気調和機の暖房制御装置およびその方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5867997A (ja) |
JP (1) | JPH1123046A (ja) |
KR (1) | KR100248760B1 (ja) |
CN (1) | CN1153026C (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011052925A (ja) * | 2009-09-03 | 2011-03-17 | Toshiba Carrier Corp | 空気調和機 |
CN109642747A (zh) * | 2016-08-30 | 2019-04-16 | 三菱电机株式会社 | 空气调节装置 |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9506405B2 (en) | 1998-04-03 | 2016-11-29 | Rockwell Collins Control Technologies, Inc. | Apparatus and method for controlling power generation system |
US6131402A (en) * | 1998-06-03 | 2000-10-17 | Carrier Corporation | Apparatus and method of operating a heat pump to improve heating supply air temperature |
KR100474892B1 (ko) * | 2002-03-05 | 2005-03-08 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기의 난방운전제어방법 |
US20050150651A1 (en) * | 2004-01-08 | 2005-07-14 | Carrier Corporation | Thermostat with heat and/or cool fan delays controlled by thermostat output |
KR100539766B1 (ko) * | 2004-05-21 | 2006-01-12 | 엘지전자 주식회사 | 유니터리 공기조화장치 및 그의 제어방법 |
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