JP3143195B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP3143195B2
JP3143195B2 JP04044687A JP4468792A JP3143195B2 JP 3143195 B2 JP3143195 B2 JP 3143195B2 JP 04044687 A JP04044687 A JP 04044687A JP 4468792 A JP4468792 A JP 4468792A JP 3143195 B2 JP3143195 B2 JP 3143195B2
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明 矢本
鋼平 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、暖房運転中に使用され
る加湿器を備えた空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】加湿器を内蔵した空気調和装置におい
て、冬期の暖房運転時にはこの加湿器を使用し、室内の
暖房と加湿とを同時に行なわせるようにしている。この
ような暖房運転時において、例えばサーモオフになると
(室温が設定温度に達した場合)、暖房運転を一時停止
すると共に、加湿器の運転もこの一時停止と同時、もし
くは若干遅らせて停止することが提案されている(実公
平3−50338号公報参照)。
【0003】これは、例えば加湿器を運転させたまま、
暖房運転を停止させて送風運転に切り換えると、吹出空
気が加湿されているために吹出空気の温度が低下し、使
用者に冷風感を与えるおそれがあったためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように暖房運転の
一時停止(サーモオフ)時に加湿運転も停止させると、
室内の湿度低下は否めなく、サーモオフ時に室内が乾燥
ぎみとなることがあった。
【0005】本発明は暖房時のサーモオフ時における室
内の湿度並びに温度を略一定に保つことを目的としたも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明はこの暖房運転のサーモオフ時に加湿器を運
転させる制御器と、サーモオフ時にこの加湿器を通過す
る空気を加熱する加熱器とを備えるようにしたものであ
る。
【0007】
【作用】暖房運転のサーモオフ中に空気調和装置へ吸込
まれた室内空気は、加熱器でまず加熱されその後加湿器
によって加湿される。もしくは加湿器によって加湿され
た後加熱器で加熱される。このように加熱と加湿とが行
われた空気が室内へ吐出される。
【0008】
【実施例】図1において、1は空気調和装置で、室内2
に設置される室内ユニット3と、屋外に設置される室外
ユニット4とから構成されている。
【0009】そして室外ユニット4には、圧縮機5と、
四方弁6と、室外熱交換器7と、電動式膨張弁8とが夫
々内蔵されている。この圧縮機5は、空調負荷等によっ
て回転数が変えられる「インバータ圧縮機」と呼ばれて
いるものである。
【0010】一方、室内ユニット3には、吸込口9から
吐出口10へ向って、室内熱交換器11と、加湿器12
と、送風機13とが順次配置されている。そして室内熱
交換器11と室外ユニット4に内蔵された各機器とは冷
媒管で14につながれている。そして、暖房運転時は、
四方弁6を実線状態に設定することによって、圧縮機5
から吐出された冷媒は実線矢印のように流れて、室内熱
交換器11を凝縮器(加熱器)として作用させる。又、
冷房運転時は四方弁6を破線状態に設定して圧縮機5か
ら吐出された冷媒を実線矢印と反対方向に流す。
【0011】14は室内の温度を検出する室内温度セン
サ、15は室内の湿度を検出する室内湿度センサ、16
は室内ユニット3の吐出口10に設けられた吹出温度セ
ンサで、これらのセンサは制御器17につながれてい
る。そしてこの制御器17からの出力は圧縮機5へ入力
されるようになっている。
【0012】図2はこの制御器17の暖房動作を示すフ
ローチャートである。
【0013】この図2において、暖房運転を開始する時
にはまず、ステップ19で室内の温湿度を設定し、その
後、ステップ20で室内の温度並びに湿度を2つのセン
サ14,15(図1)で検出し、設定温度と室内温度と
の差に基づいた出力を制御器17を介して圧縮機5へ与
えて暖房運転を行なう。又同時に加湿器12の運転も行
なう(ステップ21)。このような暖房運転は、サーモ
オフすなわち、室内の温度が設定温度に達するまで継続
される。そして、サーモオフ(ステップ22)になる
と、次にステップ23で室内の湿度を検出して、この室
内の湿度が設定湿度に達している場合は、圧縮機5や加
湿器12の運転を停止する(全停止)。
【0014】しかしながら室内の湿度が設定湿度に達し
ていない場合はステップ24で示すように、圧縮機5と
加湿器12とを運転させ加湿(暖房)運転を行なう。こ
の加湿(暖房)運転時は吹出温度センサ16で、室内ユ
ニット3の吹出空気の温度を検出し、この吹出空気と室
内温度とが略一致するように制御する(ステップ2
5)。すなわち、圧縮機5を運転して室内熱交換器11
を加熱器として作用させ、加湿器12に流れ込む空気を
加熱する。このように加湿器に流れ込む空気を加熱する
ことによって、この加湿器12で発生した湿気はこの空
気に吸収されやすくなる。そしてこの湿気を含んだ空気
が吐出口10より吹き出され室内の加湿を続行し、室内
の乾燥を防止する。この時、吐出口10より吹き出され
る空気の温度は、吹出温度センサ16で検出され、吹出
空気が室内の空気温度と略一致するように、加熱量を制
御している。従って、使用者に冷風感を与えるおそれは
ない。又、室内熱交換器11による加熱は、サーモオフ
後の室内温度の低下を防止することを目的としたもので
あり、サーモオン(室内温度を設定温度に達するための
運転)と比較して、この加熱量は極めて少なくて事足り
るため、圧縮機5の運転周波数は最低に近い値となる。
【0015】尚、上述した加湿器12としては気化式の
もの等がある。更に、本実施例においては、加熱器とし
て室内熱交換器11を用いたが、電気ヒータ等を用いて
も良い。又このような加熱器11は、上述の実施例にお
いては加湿器12の風上側に配置したが、図1で示す風
下側領域30すなわち加湿器12と送風機13との間に
この加熱器11を配置しても良い。この場合サーモオフ
時に運転された加湿器12へ流れ込む空気は低いため加
湿器12からの湿気がこの空気に吸収されにくいもの
の、サーモオフ時の冷風感を防止することはできる。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は暖房運転の
サーモオフ時に加湿器を運転させる制御器と、サーモオ
フ時にこの加湿器を通過する空気を加熱する加熱器とを
備えるようにしたので、サーモオフ時にも室内の加湿が
行なわれ、室内の乾燥を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気調和装置の内部構造を示す説明図
である。
【図2】図1に示した空気調和装置の制御を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 空気調和装置 11 加熱器(室内熱交換器) 12 加湿器 17 制御器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 102 F24F 6/00 331

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暖房運転中に使用される加湿器を備えた
    空気調和装置において、暖房運転のサーモオフ時に前記
    加湿器を運転させる制御器と、このサーモオフ時に前記
    加湿器を通過する空気を加熱する加熱器とを備えたこと
    を特徴とする空気調和装置。
JP04044687A 1992-03-02 1992-03-02 空気調和装置 Expired - Fee Related JP3143195B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6213781B2 (ja) * 2014-11-14 2017-10-18 三菱重工冷熱株式会社 外調機の制御方法
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