JPH074724A - 空調設備の省エネルギー制御方式 - Google Patents
空調設備の省エネルギー制御方式Info
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- JPH074724A JPH074724A JP4342328A JP34232892A JPH074724A JP H074724 A JPH074724 A JP H074724A JP 4342328 A JP4342328 A JP 4342328A JP 34232892 A JP34232892 A JP 34232892A JP H074724 A JPH074724 A JP H074724A
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Abstract
ンパ制御を組み合わせることにより、冷房負荷特性に合
わせた空気調和機の制御を行い、省エネルギー化を図る
こと。 【構成】 室内の空気は、エアフィルタを介して送風機
1fにより空気調和機1に吸い込まれ、冷却手段1cに
より冷却される。冷却手段により冷却された空気は再熱
手段1dにより再熱され、加湿器1eにより加湿され
て、第2のセンサ1gを介して空気調和機1から吹き出
す。制御手段2はセンサ1aおよびセンサ1gにより計
測された温度差と現在の風量に基づき、送風機1fの風
量を計算して風量を制御するとともに、計算された風量
に基づき冷却手段1cの冷却量を制御する。また、吹き
出し側に設けられたセンサ1gにより計測された湿度に
基づき、バイパス・ダンパ1bの開度を調整する。
Description
制御方式に関し、特に本発明は大型の電算機の空調設備
に適用するに好適な空調設備の省エネルギー制御方式に
関するものである。
備を示す図であり、同図において、10は空気調和機、
50は電算機室、51a〜51cは電算機システムの各
機器を示しており、同図において、実線矢印は夏期の熱
侵入経路、点線矢印は冬季、中間期の放熱経路を示して
いる。
は、同図の実線矢印に示すように、上方から空気調和機
10に流入する空気は空気調和機10で冷却もしくは加
熱、また、必要に応じて加湿され、空気調和機10の下
部より床下に流出する。床下に流出した空気は床下を通
って電算機システムの各機器51a〜51cの下部から
流入し、それらを冷却もしくは加熱して上部より室内に
流出する。その結果、室内温度は、夏期においては約2
5°C、冬季においては約20°Cに保たれる。
対象とした空調設備に比べ単位面積当たりの冷房負荷が
大きく、年間を通じて冷房運転をする必要がある。すな
わち、通常の人間を対象とした空調設備の単位面積あた
りの冷房負荷は100〜150kcal/h/m2 であるのに対
して、大型電算機室の冷房負荷は300〜500kcal/h
/m2 、場合によっては1000kcal/h/m2 と大きくなっ
ている。したがって,通常の設備が冬季など外気温度の
低い時期には暖房運転を行うのに対して、冬季などの外
気温度が低いときでも内部の発熱量が外部への放熱量を
上回るので、年間を通じて冷房運転を行うことが必要と
なる。
合には、通常、空気調和機内の室内送風用電動機は冷房
負荷にかかわらず、連続運転、その他の機器は冷房負荷
に応じた運転制御を行っていた。また、制御の方法とし
ては、冷却器で余分に冷却して減湿した後、再熱(吹き
出し温度を一定にするため、冷却後の加熱)および加湿
を行っていた。
ては、室内送風用電動機は冷房負荷にかかわらず連続運
転し、また、冷却器で余分に冷却して減湿するなど、冷
房負荷特性に合わせた制御を行っておらず余分な電力を
消費することとなっていた。本発明は、上記した従来技
術の問題点を改善するためになされたものであって、風
量制御、圧縮機の能力制御、バイパス・ダンパ制御によ
る冷却コイルの特性制御などを組み合わせることによ
り、冷房負荷特性に合わせた空気調和機の制御を行い、
省エネルギー化を図った空調設備の省エネルギー制御方
式を提供することを目的とする。
ック図である。同図において、1aは吸い込み側の設け
られた第1のセンサ、1bは冷却手段1cを通過する空
気をバイパスさせるバイパス・ダンパ、1cは冷却手
段、1c’は圧縮機、1dは再熱手段、1eは加湿器、
1fは送風機、1gは吹き出し側に設けられた第2のセ
ンサ、2は制御手段、3は制御手段間に設けられた信号
伝送手段である。
に、本発明の請求項1の発明は、吸い込み空気の温度お
よび湿度を計測する第1のセンサ1aと、吸い込み空気
を冷却する冷却手段1cと、冷却手段1cへの吸い込み
空気の通過量を調整するバイパス・ダンパ1bと、冷却
手段1cを通過した冷却空気を再熱する再熱手段1d
と、再熱手段1dを通過した空気を加湿する加湿器1e
と、空気調和機1に空気を吸い込み、空気調和処理を行
った後、空気を吹き出すための送風機1fと、空気調和
機1から吹き出す空気の温度および湿度を計測する第2
のセンサ1gとを備えた空気調和機1と、吸い込み側の
設けられた第1のセンサ1aと吹き出し側に設けられた
第2のセンサ1gの出力に基づき、空気調和機1のバイ
パス・ダンパ1bの開度、冷却手段1cの冷却能力、お
よび、送風機1fの送風量を制御する制御手段2とから
構成され、上記制御手段2は、吸い込み側に設けられた
第1のセンサ1aと吹き出し側に設けられた第2のセン
サ1gにより計測された温度差と現在の風量に基づき、
送風機1fの風量を計算して風量を制御するとともに、
上記計算された風量に基づき冷却手段1cの能力を定め
て冷却量を制御し、また、吹き出し側に設けられた第2
のセンサ1gにより計測された湿度に基づき、バイパス
・ダンパ1bの開度を求めて、開度を調整することによ
り、空調設備の省エネルギー化を図ったものである。
明において、複数の空気調和機を制御する複数の制御手
段間に信号伝送手段3を設け、上記複数の制御手段の内
の少なくとも1台の制御手段に設定された発停制御、温
度、湿度等の設定値を上記信号伝送手段3により他の制
御手段に伝送することにより、他の制御手段を設定でき
るようにしたものである。
a、エアフィルタを介して送風機1fにより空気調和機
1に吸い込まれ、冷却手段1cにより冷却される。その
際、バイパス・ダンパ1bは冷却手段1cを通過する風
量を調整する。冷却手段により冷却された空気は再熱手
段1dにより再熱され、加湿器1eにより加湿されて、
第2のセンサ1gを介して空気調和機1から吹き出す。
のセンサ1gにより計測された温度読み込み、その温度
差と現在の風量に基づき、送風機1fの風量を計算して
風量を制御するとともに、上記計算された風量に基づき
冷却手段1cの能力を定めて冷却量を制御する。また、
吹き出し側に設けられた第2のセンサ1gにより計測さ
れた湿度に基づき、バイパス・ダンパ1bの開度を求め
て、開度を調整する。
御手段間で信号伝送を行う信号伝送手段3を備えてお
り、複数の制御手段の内の少なくとも1台の制御手段に
設定された発停制御、温度、湿度等の設定値を上記信号
伝送手段3を介して他の制御手段に伝送し、他の制御手
段を設定することができる。本発明の請求項1の発明に
おいては、制御手段2が吸い込み側と吹き出し側の温度
差と現在の風量に基づき、空気調和機の冷却負荷を計算
し、送風機1fの必要風量を計算して風量を制御すると
ともに、上記計算された風量に基づき冷却手段1cの能
力を定めて冷却量を制御しているので、送風機1fの消
費電力を減少させ、大きな省エネルギー効果を得ること
ができ、さらに、吹き出しの湿度が設定湿度より高い場
合に、バイパス・ダンパ1bを開くことにより、除湿量
が増えるので、吹き出しの湿度を満足させるために圧縮
機を運転して余分な冷却を行う必要がなく、消費電力を
減少させることができる。
の空気調和機を制御する複数の制御手段間に信号伝送手
段3を設け、上記複数の制御手段の内の少なくとも1台
の制御手段に設定された発停制御、温度、湿度等の設定
値を上記信号伝送手段3により他の制御手段に伝送する
ことにより、他の制御手段を設定できるようにしたの
で、複数台の空気調和機の設定を容易に行うことができ
る。
構成を示す図であり、図2は室内ユニット、図3は室外
ユニットを示している。図2において、10は室内ユニ
ット、11は吸い込み側に設けられた第1の温湿度セン
サ、12aないし12cはエアフィルタ、13は冷却コ
イルを通過する風量を制御するバイパス・ダンパ、13
1はバイパス・ダンパの開度を調整するダンパ・モー
タ、14a,14bは第1および第2の冷却コイル、1
5a,15bは第1および第2の再熱コイル、16a,
16bは再熱コイルの流入量を調整する制御弁、17
a,17bはベンチュリー、18は加湿器、19a,1
9bは第1および第2の送風機、20は送風機19a.
19bを駆動する室内送風機用電動機、21a,21b
は第1および第2の圧縮機、22a,22bは第1およ
び第2のアキュムレータ、23は吹き出し側に設けられ
た第2の温湿度センサ、24は空調設備を制御するコン
トローラ、25は室内送風機用電動機20を駆動するイ
ンバータ、26は室内ユニット、室外ユニット間および
室内ユニットの各機器間を接続する配管、27a,27
bは圧縮機アンローダ用制御弁である。
ト、31は凝縮器、32は室外送風機を駆動する室外送
風機用電動機、33は室外送風機、34はレシーバ・タ
ンク、35は自動制御弁である。図2の示すように、室
内ユニット10は、第1の冷却コイル14a,再熱コイ
ル15a,制御弁16a,ベンチュリ17a,送風機1
9a等からなる第1の系統と、第2の冷却コイル14
b,再熱コイル15b,制御弁16b,ベンチュリ17
b,送風機19b等からなる第2の系統から構成され、
図3に示す室外ユニット30はそれぞれの系統に対応し
てそれぞれ1機ずつ設けられている。
い込み側温湿度センサ11により温度および湿度が計測
され、エアフィルタ12a,12b,12cを介して室
内ユニット10内に流入する。流入した空気は、まず、
冷却コイル14a,14bで冷却され、ついで、再熱コ
イル15a,15bで再熱される。再熱コイル15a,
15bで再熱された空気は、さらに、加湿器18により
加湿され送風機19a,19bにより、室内ユニット1
0の下部より吹き出して、空調負荷に供給される。ま
た、吹き出し側には温湿度センサ23が設けられ、吹き
出し時の温度および湿度が計測される。
ニット10の第1の系統に流入する冷媒は、まず、冷却
コイル14aに流入し、冷却コイル14aからアキュム
レータ22aを介して圧縮機21aに送られ圧縮され
る。圧縮された冷媒は、さらに、再熱コイル15aに流
入し、再熱コイル15aから制御弁16a、ベンチュリ
17aを介して第1の室外ユニット30に戻る。
する冷媒も、室内ユニット10の第2の系統に流入し、
同様の経路で循環する。また、コントローラ24は吸い
込み側に設けられた第1および第2の温湿度センサ1
1,23により計測される吸い込み側および吹き出し側
の温度および湿度を読み込み、インバータ25の出力周
波数を制御して送風機電動機20の回転数を制御すると
ともに、バイパス・ダンパ13の開度を制御するダンパ
・モータ131、制御弁16a,16b、加湿器18お
よび圧縮機21a,21b、圧縮機アンローダ用制御弁
27a,27b、室外送風機電動機32を制御する。
示す図である。図4において、11a,11bは吸い込
み側に設けられた温度センサおよび湿度センサ、13は
バイパス・ダンパ、131はダンパ・モータ、16a,
16bは第1および第2の制御弁、18は加湿器、19
は送風機、20は室内送風機用電動機、21a,21b
は第1および第2の圧縮機、23a,23bは吹き出し
側に設けられた温度および湿度センサ、25はインバー
タ、32a,32bは第1および第2の室外送風機用電
動機、33a,33bは第1および第2の室外用送風機
である。
るシーケンス・コントローラ、411はシーケンス・コ
ントローラ41−1,41−2間を接続するリンク・ケ
ーブル、42は温湿度等を設定したり空気調和機の動作
状態を表示する設定表示盤、43は後述するリモート/
マニュアルやチェーンのオンオフを設定する設定盤、4
4はシーケンス・コントローラ41−1と入出力機器間
を接続するためのインタフェース、45a,45bは圧
縮機21a,21bの能力を制御するための第1および
第2の圧縮機アンローダ用制御弁である。なお、同図に
はシーケンス・コントローラが2台しか示されていない
が、複数台のシーケンス・コントローラがリンク・ケー
ブル411を介して接続されており、各シーケンス・コ
ントローラにはシーケンス・コントローラ41−1と同
様のインタフェースが設けられ、それぞれのインタフェ
ースには、そのシーケンス・コントローラにより制御さ
れる空気調和機の各機器が接続されている。
エネルギー制御について説明する。本実施例において
は、上記ダンパ13の開度の制御、送風機19の風量制
御、圧縮機21a,21bの能力制御を組み合わせるこ
とにより空調設備の省エネルギー運転を実現している。 (1)風量制御、圧縮機の能力制御 電算機室の空気調和機は、夏期のピーク冷房負荷に合わ
せて容量が決定されるので、ほとんどの時間は定格を下
回った能力で運転される。したがって、冷房負荷に応じ
た冷却風量に制御すれば、この室内送風用電動機19の
消費電力を低減させることができる。特に、室内送風用
電動機19の消費電力は風量の3乗に比例するので、大
きな省エネルギー効果が得られる。
気の乾球温度(C°)DB30と吹き出し空気の設定乾球
温度(C°)DBF の差に基づき、図5に示すように送
風機19の風量VA(%)、圧縮機21a,21bの容
量比LFを制御する。ここで、送風機19の風量は次の
,により求める。なお、次の,において、VA
は現在の風量(風量m3 /min )、VAc は計算風量
(風量比)、VAo は基準風量(風量m3 /min )、D
B30は吸い込み空気の乾球温度(C°)、DBF は吹き
出し空気の設定乾球温度(C°)、DTSは標準温度差
(7C°)、LFは圧縮機の容量比(%)である。 DB30−DBF ≧0のとき 風量VAが50〜100%の範囲のときには下記式によ
り求めたVAc により風量を定め、50%以下の場合に
は風量を50%とする。 VAc ={(DB30−DBF )/DTS・VA+VA}
/2・VAo また、圧縮機21a,21bの容量比LFは上記計算風
量VAc の値に基づき、例えば、VAc ≧62.5%の
ときLF=100%、62.5%>VAc ≧37.5%
のときLF=75%、37.5%>VAc ≧12.5%
のときLF=50%、12.5%>VAc のときLF=
25%となるように制御する。 DB30−DBF <−1のとき VA=100%でLF=100パーセントとして、5分
間暖房運転する。
%の領域以上では、空気調和機の吸い込み温度が例え
ば、25°Cの一定となるように吹き出し温度を制御
し、吸い込み温度を高く保つ。すなわち、吸い込み側と
吹き出し側の温度差が送風機19の風量制御により、一
定値(例えば、約7°C)に保持されるので、制御弁1
6a,16bの開度を調整して、再熱コイル15a,1
5bによる再熱量を制御し、吹き出し温度を所定値(例
えば、18°C)に保ことにより、吸い込み温度を、例
えば、25°Cに保つことができる。
で、空気調和機のCOP(成績係数=〔冷却能力〕/
〔消費電力×860〕)が高い状態で運転を行うことが
でき、外壁など建屋からの侵入熱量を少なく(冬期は放
熱量を多く)して空気調和機の負荷を減少させ省エネル
ギーを図ることができる。さらに、ユニットの冷房負荷
比が50%未満の領域では、風量は50%一定で制御し
て、LFは25%〜75%となる制御を行う。 (2)バイパス・ダンパの制御 冷却空気の吸い込み口に設けたバイパス・ダンパ13の
開度を制御することにより、冷却コイル14a,14b
を通過する風量の制御を行い除湿能力を制御する。
置を示す図であり、同図(a)はバイパス・ダンパが全
閉状態、(b)はバイパス・ダンパが全開状態を示して
いる。同図において、12はエアフィルタ、13はバイ
パス・ダンパ、14a,14bは冷却コイルを示してい
る。同図に示すように、冷却コイル14a,14bは
「ハ」字状に配置されており、バイパス・ダンパ13が
全閉状態の場合には、同図(a)に示すように、冷却空
気の全てが冷却コイル14a,14bを通過し、また、
バイパス・ダンパ13が全開状態の場合には、同図
(b)に示すように、冷却空気の一部が冷却コイル14
a,14bを通過する。
吹き出し空気の相対湿度と湿度設定値の偏差に応じてバ
イパス・ダンパ13の開度を制御する。すなわち、吹き
出し空気の湿度が設定値より高いときは、冷却コイル1
4a,14bの風量を少なくすることにより、除湿量を
増やし目的の湿度とする。また、吹き出し湿度が設定値
より低いときには、冷却コイル14a,14bの風量を
増やすことにより、除湿量を少なくし、加湿器18の加
湿負荷を低減させる。
力の関係を示す図であり、同図の横軸は冷却コイル風
量、縦軸は除湿量と冷却能力である。同図に示すよう
に、冷却コイルの風量を減少させると冷却能力も減少す
るが、それ以上に蒸発温度の低下による除湿効果が上回
り、除湿量が増加する。また、冷却コイルの風量を増加
させた場合には、同様の理由により除湿量は減少する。
値より低い場合においても、吹き出し湿度を満足させる
ため、圧縮機を運転して余分な冷却を行う必要があった
が、上記のようにバイパス・ダンパの開度を制御するこ
とにより、吹き出し温度が設定値より低い場合に、圧縮
機を運転して余分な冷却を行う必要がなくなり、ユニッ
トの消費電力を減少させることができる。
トローラにおける空気調和機の制御処理を示すフローチ
ャートであり、同図により本実施例における制御処理を
説明する。図8において、空気調和機が起動されると、
ステップS10において、各機器等の異常チェックを行
い、また、ステップS1において、表示の設定等の電源
投入時の制御を行う。ついで、ステップS2において、
設定盤43の設定がリモートかマニュアルか判別する。
リモートの場合にはステップS4に行き、リモート信号
がオンかオフかを判別し、リモート信号がオンの場合に
はに行き、始動制御等を行う。また、リモート信号が
オフの場合には、図11のに行き、ステップS26に
おいて、自ユニットが親ユニットか否かを判別し、親ユ
ニットの場合には、ステップS27において設定盤43
により設定されるチェーン・ジョインがオンか否かを判
別する。そして、オンの場合には、ステップS28にい
き、発停制御、吹き出し温度設定値、湿度設定値等の設
定信号の変更があるか否かを判別し、設定信号の変更が
ある場合には、ステップS29で子ユニットの設定値を
変更してに戻る。また、ステップS26で親ユニット
でないと判別された場合、もしくはステップS27ない
しS28でノーと判別された場合にはに戻る。
定されている場合には、親ユニットの設定変更に連動し
て設定値が変更される。また、リモート信号がオフの場
合には、ステップS5(図8)に行き、オート・スター
トに設定されているか否かを判別し、オート・スタート
に設定されていない場合には、に戻る。オート・スタ
ートに設定されている場合には、ステップS6に行き、
その時の温度、湿度に基づき自動運転を行うか否かを決
定し、ステップS7において、自動運転であるか否かを
判別する。自動運転を行わない場合にステップS7より
に行き、図10のステップS22において停止制御を
行い停止する。また、自動運転を行う場合にはに行
く。
に設定されているときには、リモート信号がオフであっ
ても、温度、湿度が所定の上下限を外れている場合、自
動運転を行う。ステップS2(図8)において、設定盤
43がマニュアルに設定されていると判別された場合に
は、ステップS3において、設定表示盤42のスイッチ
がオンかオフかを判別し、オフの場合にはに戻る。ス
イッチがオンの場合には、ステップS8およびステップ
S9に行く。
表示盤42の設定に応じて温度設定値、湿度設定値等の
各種パラメータの設定を行い、に戻る。ステップS9
の始動制御においては、始動タイマにより送風機電動
機、圧縮機の順次起動処理、停電時の再起動処理、圧縮
機運転の自動ローテーション等を行う。
盤42に設定されるサービス・スイッチがオンか否かを
判別し、オンの場合にはに行く。また、オフの場合に
はステップS12に行き、送風機19の風量補正処理、
各機器の作動状態のチェック等のイニシャル設定を行
う。ついで、図9のステップS13に行き、運転開始後
10分経過したか否かを判別し、10分経過した場合に
はに行く。また、10分経過していない場合には、ス
テップS14に行き、各種機器を始動し初期モード運転
を行う。
ステップS17,ステップS18において、ダンパ制
御、風量制御、加湿制御、吹出温制御を行う。ステップ
S15のダンパ制御においては、前記したように省エネ
ルギー制御のためダンパ13の開度を計算して、ダンパ
13の操作を行う。ステップS16の風量制御において
は、前記した省エネルギー制御のため、吸い込み温度と
吹き出し温度との温度差、現在風量等に基づき、送風機
19の風量を求め、インバータ25の周波数を制御して
送風機19の風量を制御する。ついで、ステップS19
において、ステップS16の風量の計算結果に基づき圧
縮機21a,21bの稼働台数、能力を定め、圧縮機2
1a,21bをオンオフするとともに、圧縮機のアンロ
ーダ用制御弁を制御する。
き出し側の湿度センサ23bによる計測値に基づき加湿
器18のオンオフ制御を行う。ステップS18の吹出温
制御においては、吹き出し側の温度センサ23aによる
計測値と吹き出し温度設定値との偏差に基づき、制御弁
16a,16bの開度を制御して吹出温制御を行う。
設定がリモートかマニュアルかを判別し、リモートの場
合には、ステップS23に行き、リモート信号がオンか
オフかを判別し、リモート信号がオンの場合にはに行
く。また、リモート信号がオフの場合には、ステップS
24に行き、オート・スタートに設定されているか否か
を判別し、オート・スタートに設定されていない場合に
は、に行き停止制御を行う。オート・スタートに設定
されている場合には、ステップS25に行き、自動運転
中か否かを判別する。自動運転中でない場合には、に
行き、停止制御を行う。また、自動運転中の場合には、
図8のに行き、始動制御等を行う。
空気調和機を制御した場合の空気状態の変化を示す図で
ある。同図(a)は従来方式により制御した場合を示
し、(b)は本実施例の方式により制御した場合を示し
ており、縦軸は絶対湿度、横軸は温度、Aは熱交換器の
表面温度を示している。同図(a)において、は空気
調和機の吸い込み温度、は冷却後の空気、は再熱後
の空気、は加湿後の空気、は吹き出し空気であり、
また、同図(b)において、は空気調和機の吸い込み
温度、は冷却後の空気、は再熱後の空気、はバイ
パス空気との混合空気、は加湿後の空気、は吹き出
し空気である。
は、冷却後の再熱量が多く、また、再熱後の加湿量が多
かったが、本実施例においては、冷却後の再熱量が少な
く、また、再熱後の加湿量も少なく、従来例と比べ省エ
ネルギー化を図ることができる。
は、送風機の風量の制御、冷却手段の圧縮機の能力制
御、およびバイパス・ダンパの開度の調整を組み合わせ
て空気調和機を制御しているので、送風機および圧縮
機、加湿器の消費電力を減少させることができ、大きな
省エネルギー効果を得ることができる。
制御手段間に信号伝送手段を設け、上記複数の制御手段
の内の少なくとも1台の制御手段に設定された発停制
御、温度、湿度等の設定値を上記信号伝送手段3により
他の制御手段に伝送し他の制御手段の設定値を設定でき
るようにしたので、複数台の空気調和機の設定を容易に
行うことができる。
構成を示す図である。
構成を示す図である。
図である。
荷比の関係を示す図である。
である。
示す図である。
チャートである。
チャート(続き)である。
ーチャート(続き)である。
ーチャート(続き)である。
の変化を示す図である。
ある。
ローラ 411 リンク・ケーブル 42 設定表示盤 43 設定盤 44 インタフェース 27a,27b,45a,45b アンローダ用制御弁
Claims (2)
- 【請求項1】 吸い込み空気の温度および湿度を計測す
る第1のセンサ(1a)と、 吸い込み空気を冷却する冷却手段(1c)と、 吸い込み空気の冷却手段(1c)への通過量を調整するバイ
パス・ダンパ(1b)と、 冷却手段(1c)を通過した冷却空気を再熱する再熱手段(1
d)と、 再熱手段(1d)を通過した空気を加湿する加湿器(1e)と、 空気調和機(1) に空気を吸い込み、空気調和処理を行っ
た後、空気を吹き出すための送風機(1f)と、 空気調和機(1) から吹き出す空気の温度および湿度を計
測する第2のセンサ(1g)とを備えた空気調和機(1) と、 吸い込み側の設けられた第1のセンサ(1a)と吹き出し側
に設けられた第2のセンサ(1g)の出力に基づき、空気調
和機(1) のバイパス・ダンパ(1b)の開度、冷却手段(1c)
の冷却能力、および、送風機(1f)の送風量を制御する制
御手段(2) とを備え、 上記制御手段(2) は、吸い込み側に設けられた第1のセ
ンサ(1a)と吹き出し側に設けられた第2のセンサ(1g)に
より計測された温度差と現在の風量に基づき、送風機(1
f)の風量を計算して風量を制御するとともに、上記計算
された風量に基づき冷却手段(1c)の能力を定めて冷却量
を制御し、 また、吹き出し側に設けられた第2のセンサ(1g)により
計測された湿度に基づき、バイパス・ダンパ(1b)の開度
を求めて、開度を調整することを特徴とする空調設備の
省エネルギー制御方式。 - 【請求項2】 複数の空気調和機を制御する複数の制御
手段間に信号伝送手段(3) を設け、 上記複数の制御手段の内の少なくとも1台の制御手段に
設定された発停止制御、温度、湿度等の設定値を上記信
号伝送手段(3) により他の制御手段に伝送することによ
り、他の制御手段を設定できるようにしたことを特徴と
する請求項1の空調設備の省エネルギー制御方式。
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