JP2001091021A - 調湿換気装置 - Google Patents

調湿換気装置

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JP2001091021A
JP2001091021A JP27215699A JP27215699A JP2001091021A JP 2001091021 A JP2001091021 A JP 2001091021A JP 27215699 A JP27215699 A JP 27215699A JP 27215699 A JP27215699 A JP 27215699A JP 2001091021 A JP2001091021 A JP 2001091021A
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Japan
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temperature
heat exchanger
indoor
compressor
humidity
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JP27215699A
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English (en)
Inventor
Takao Terauchi
孝夫 寺内
Kazuyuki Takimoto
和志 滝本
Mitsuhisa Nagao
光久 長尾
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 調湿換気装置の連絡配管やケーシングなどに
結露を生じることを防止する。 【解決手段】 配管部温湿度Toと屋外熱交換器の蒸発
温度Teを検出し(ステップS32)、結露防止運転目
標蒸発温度T1と結露防止運転解除温度T2を求め(ステ
ップS33)、Te<T1であればインバータ回路54の
制御周波数を下げ(ステップS35)、Te≧T2であれ
ばインバータ回路54の制限を解除する(ステップS3
8)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室外からの空気を
加湿または除湿して室内に供給する調湿換気装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】室外からの空気を吸い込んで加湿または
除湿を行い、湿度を調整した空気を室内に供給する調湿
換気装置が存在する。これは、室外の空気を室内に供給
するための給気経路と、室内空気を室外に排出するため
の排気経路とを備えている。給気経路には、室外の空気
を吸い込んで室内に供給するための給気ファンが配置さ
れており、排気経路内には、室内空気を室外に排出する
ための排気ファンが配置されている。このとき、給気経
路と排気経路との間に、顕熱交換器などの熱交換器を設
けることによって、室内温度が外気温の影響で変化しに
くい構成とすることができる。
【0003】給気経路内には、吸い込んだ室外空気を加
湿するための加湿器と、除湿するための除湿器が配置さ
れている。加湿器は、たとえば、複数本の透湿膜パイプ
を互いに平行に並設し、この透湿膜パイプの周囲に加湿
水を配して構成された透湿膜加湿器を用いることができ
る。この透湿膜加湿器は、透湿膜パイプの内部を通過す
る空気に対して周囲の水分が蒸発することにより加湿を
行うものである。このような透湿膜加湿器を用いること
により、給気ファンにより吸い込まれた室外空気は、透
湿膜パイプを通過する際に加湿されて室内に供給される
こととなる。
【0004】除湿器は、通常の空気調和機(エアコン)
と同様の冷媒回路を構成し、屋内機側の熱交換器を蒸発
器として作用させることが考えられる。屋外機に、屋外
熱交換器、圧縮機、アキュムレータ、四路切換弁、減圧
器などを配置し、屋内機側に屋内熱交換器を配置して、
アキュムレータ、圧縮機、四路切換弁、屋外熱交換器、
減圧器、屋内熱交換器を接続する冷媒回路を構成する。
エアコンの冷房時と同様に、屋外熱交換器が凝縮器、屋
内熱交換器が蒸発器となるように、四路切換弁を制御し
て圧縮機を作動させれば、吸い込んだ室外空気を除湿し
て室内に供給することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したような調湿換
気装置では、除湿時に屋内熱交換器が蒸発器として作用
するため、屋内機と屋外機とを接続する連絡配管のう
ち、屋内機との接続部近傍において内部を通過する冷媒
の温度が低くなる。このため、高温多湿となる夏季にお
いては、連絡配管の屋内機との接続部近傍や屋内機ケー
シングなどに結露が生じるおそれがある。
【0006】このような調湿換気装置の屋内機は、天井
裏に設置される場合が多く、この調湿換気装置や他の空
気調和機などによる温度調整が行われていない環境下に
置かれている。したがって、連絡配管やケーシングなど
に断熱材を設けたとしても、天井裏の高温多湿環境下に
おいて結露を完全に防ぐことは困難である。このように
天井裏に設置された連絡配管やケーシングの結露は、連
絡配管やケーシング自体を損傷するだけでなく、建物の
天井材や断熱材を傷めることとなり、建物の寿命を縮め
るおそれもある。
【0007】本発明は、調湿換気装置の連絡配管やケー
シングなどに結露を生じることを防止することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る調湿換気装
置は、室外からの空気を室内側に供給するための給気経
路と、室内空気を室外側に排出するための排気経路と、
給気経路内に配置される給気ファンと、排気経路内に配
置される排気ファンと、屋内熱交換器、四路切換弁、ア
キュムレータ、圧縮機、屋外熱交換器を含む冷媒回路
と、給気経路、排気経路、給気ファン、排気ファンおよ
び冷媒回路の屋内熱交換器を内装する屋内機ケーシング
と、冷媒回路の四路切換弁、アキュムレータ、圧縮機、
屋外熱交換器を内装する屋外機ケーシングと、屋内機ケ
ーシングと屋外機ケーシングとの間に配置され、冷媒回
路を接続する連絡配管とを備え、冷媒回路の屋内熱交換
器が給気経路内に配置され、除湿時には屋内熱交換器を
蒸発器として冷媒回路を冷房運転する調湿換気装置であ
って、連絡配管の屋内機ケーシングとの接続部近傍にお
ける配管部温湿度を検出する配管部温湿度検出手段と、
屋内熱交換器における冷媒の蒸発温度を検出する蒸発温
度検出手段とをさらに備え、配管部温湿度検出手段が検
出する配管部温湿度に基づいて目標蒸発温度を設定し、
蒸発温度検出手段が検出する冷媒の蒸発温度が前記目標
蒸発温度よりも低い場合に、圧縮機の能力を制限する。
【0009】ここで、圧縮機の吐出側に設けられる容量
制御弁と、容量制御弁を介して圧縮機の吐出側と吸入側
とを短絡する容量制御経路とをさらに備え、蒸発温度検
出手段が検出する冷媒の蒸発温度が目標蒸発温度よりも
低い場合に、容量制御弁を開放するように構成できる。
また、圧縮機を周波数制御するためのインバータ回路を
備え、蒸発温度検出手段が検出する冷媒の蒸発温度が蒸
発目標温度よりも低い場合に、インバータ回路による圧
縮機の制御周波数を下げるように構成できる。
【0010】さらに、給気経路と排気経路とにまたがっ
て配置され、両経路内を通過する空気の間で熱交換を行
う顕熱交換器をさらに備える構成とすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】〈屋内機の概要〉本発明の1実施
形態が採用される調湿換気装置を図に基づいて説明す
る。図1は調湿換気装置の屋内機の概略構成を示す側断
面図、図2はその平断面図である。
【0012】屋内機1は、略直方形状に形成された屋内
機ケーシング2を備えている。この屋内機ケーシング2
は、外気OAを導入するための外気導入口11と、吸い
込んだ外気OAを給気SAとして室内側に排出する室内
側排出口12と、室内空気RAを導入するための室内空
気導入口13と、吸い込んだ室内空気RAを排気EAと
して室外に排出するための室外側排出口14とを備えて
いる。
【0013】屋内機ケーシング2の内部は中空を形成し
ており、外気導入口11から室内側排出口12に至る給
気経路RSおよび室内空気導入口13から室外側排出口
14に至る排気経路REが形成されている。外気導入口
11の内方には、導入した外気OAを濾過するためのフ
ィルタ15が設けられている。フィルタ15のさらに内
方には、後述の冷媒回路を構成する屋内熱交換器16が
配置されている。この屋内熱交換器16は、屋内熱交換
器16には連絡配管接続部24を有しており、この連絡
配管接続部24を介して連絡配管と接続され冷媒回路を
構成する。冷媒回路中において屋内熱交換器16が蒸発
器として作用する場合に、外気OAを除湿する除湿器と
してはたらく。
【0014】屋内熱交換器16のさらに内方には、顕熱
交換器17が設けられている。この顕熱交換器17は、
給気経路RSと排気経路REとにわたって設けられてお
り、両経路を通過する空気が非接触で熱交換を行えるよ
うに構成されている。顕熱交換器17の排気経路REに
おける室内側には、室内空気RAを濾過するためのフィ
ルタ18が設けられている。
【0015】顕熱交換器17のさらに内方には、加湿器
19が配置されている。この加湿器19は、複数本の透
湿膜パイプを互いに平行に並設し、この透湿膜パイプの
周囲に加湿水を配して構成された透湿膜加湿器で構成さ
れる。室内側排出口12の近傍には、給気ファン20が
設けられている。この給気ファン20は、回転軸と交わ
る方向に送風を行うクロスフローファンで構成され、フ
ァンモータ21によって回転駆動されることによって、
外気導入口11から室内側排出口12に至る給気経路R
Sに気流を生成する。
【0016】室内空気導入口13の近傍には、排気ファ
ン22が設けられている。排気ファン22は給気ファン
20と同様のクロスフローファンで構成され、ファンモ
ータ23によって回転駆動されることによって、室内空
気導入口13から室外側排出口14に至る排気経路RE
に気流を生成する。〈連絡配管〉この調湿換気装置で
は、図3に示すような屋外機31を有している。屋外機
31は、屋外機ケーシング32を備えており、内部機構
は通常のセパレート型空気調和機の室外機と同様の構成
となっている。
【0017】屋内機1と屋外機31とは冷媒経路を構成
するための連絡配管25およびデータの送受信を行うた
めの内外伝送線(図示せず)によって接続されている。
連絡配管25は、屋内機1の屋内熱交換器16に設けら
れる連絡配管接続部24に接続され、屋外機31の内部
に配置される屋外熱交換器などに接続されている。屋内
機ケーシング2の連絡配管25接続部近傍には、周囲の
温湿度を検出するための温度センサおよび湿度センサ
(図示せず)が設けられている。
【0018】〔第1実施形態〕 〈冷媒回路〉第1実施形態に採用される冷媒回路を図4
に示す。屋内機1内には、屋内熱交換器16が設けられ
ている。この室内熱交換器16は、長さ方向両端で複数
回折り返されてなる伝熱管と、伝熱管が挿通される複数
のフィンとからなり、接触する空気との間で熱交換を行
う。
【0019】屋外機31には、圧縮機33と、圧縮機3
3の吐出側に接続される四路切換弁34と、圧縮機33
の吸入側に接続されるアキュムレータ35と、四路切換
弁34に接続された屋外熱交換器36と、屋外熱交換器
36に接続された電動膨張弁でなる減圧器37とが設け
られている。減圧器37は、液閉鎖弁38を介して連絡
配管25に接続されており、この連絡配管25を介して
屋内熱交換器16の一端と接続される。また、四路切換
弁34は、ガス閉鎖弁39を介して連絡配管25に接続
されており、この連絡配管25を介して屋内熱交換器1
6の他端と接続されている。
【0020】〈屋内機制御部〉屋内機1の内部には、図
5に示すように、各部を制御するためのCPU41が設
けられている。CPU41はワンチップマイコンなどの
マイクロプロセッサである。このCPU41には、この
装置の制御プログラムなどが格納されるROM42、各
種パラメータなどが一時的に格納されるRAM43など
が接続されている。
【0021】また、CPU41には、リモコンや室内ス
イッチまたは他の空気調和機などからの指示信号を受け
付ける指示受付部44が接続されている。さらに、CP
U41には、給気用のファンモータ21および排気用の
ファンモータ23が接続されている。屋内機1と屋外機
31とはデータの送受信を行うために内外伝送路を介し
て接続されている。CPU41は内外伝送路用インター
フェイス49を介して、内外伝送路と接続され、屋外機
31のCPUとデータの送受信を行う。さらに、CPU
41にはその他の入出力部50が接続されている。
【0022】〈屋外機制御部〉屋外機31の内部には、
図6に示すように、各部を制御するためのCPU51が
設けられている。CPU51はワンチップマイコンなど
のマイクロプロセッサである。このCPU51には、こ
の装置の制御プログラムなどが格納されるROM52、
各種パラメータなどが一時的に格納されるRAM53な
どが接続されている。
【0023】また、冷媒回路内に配置される圧縮機33
を駆動するためのインバータ回路54がCPU51に接
続されている。インバータ回路54は、商用交流電源を
一旦直流に変換したものをさらに交流に変換した駆動電
流を圧縮機33に与える。このとき、圧縮機33に入力
される駆動電流は周波数制御されており、入力される駆
動電流の周波数が高いほど能力が高くなる。
【0024】四路切換弁34のアクチュエータがCPU
51によって制御されるように構成されている。この四
路切換弁34は、図4に示すように、冷房時には圧縮機
33からの冷媒を屋外熱交換器36側に供給し、暖房時
には圧縮機33からの冷媒を屋内熱交換器16側に供給
するように切換制御が行われる。また、加湿運転開始の
指示があった時点から所定時間が経過したことをカウン
トするためのタイマー55がCPU51に接続されてい
る。
【0025】屋外機31には、屋外熱交換器36からの
熱を機外に放出するためのプロペラファンが設けられて
おり、このプロペラファンを駆動するためのファンモー
タ56がCPU51に接続されている。CPU51は内
外伝送路用インターフェイス57に接続されており、内
外伝送路を介して屋内機1のCPU41とデータの送受
信を行う。さらに、CPU51にはその他の入出力部5
8が接続されている。
【0026】〈基本制御〉この調湿換気装置では、図7
に示すようなフローチャートに基づいて基本制御を行
う。電源が投入されると、ステップS1において、RA
M43,53の各種パラメータを初期化するなどし、各
部の初期設定を実行する。
【0027】ステップS2では、加湿運転指示があった
か否かを判別する。指示受付部44がリモコン、室内ス
イッチまたは他の空気調和機などから加湿を行う旨の指
示を受け付けた場合には、加湿運転指示があったと判断
しステップS3に移行する。ステップS3では屋内機1
のファンモータ21,23により給気ファン20および
排気ファン22を駆動して、吸い込んだ外気を加湿して
室内側に供給する加湿運転を実行する。ここで、必要で
あれば、屋内熱交換器16が凝縮器となるように冷媒回
路を作用させ、加湿器19を通過する空気を適当な温度
に維持する加湿アシスト運転を行う。
【0028】ステップS4では、除湿運転指示があった
か否かを判別する。指示受付部44がリモコン、室内ス
イッチまたは他の空気調和機などから除湿を行う旨の指
示を受け付けた場合には、除湿運転指示があったと判断
しステップS5に移行する。ステップS5では、屋内熱
交換器16が蒸発器となるように冷媒回路を作用させる
とともに、屋内機1のファンモータ21,23により給
気ファン20および排気ファン22を駆動して、吸い込
んだ外気を除湿して室内側に供給する除湿運転を実行す
る。
【0029】ステップS6では他の処理を実行する。 〈加湿運転制御〉加湿運転時(図7ステップS3)に
は、図8に示すようなフローチャートに基づいて制御を
行う。ステップS11では、加湿アシスト運転を行うか
否かを判別する。ここでは、外気温センサ(図示せず)
により検出される外気の温度が所定値以下である場合や
リモコン、室内スイッチまたは他の空気調和機から加湿
アシスト運転の指示を受け付けた場合に、加湿アシスト
運転を行うものとしてステップS13に移行し、これ以
外の場合に加湿アシスト運転を行わないものとしてステ
ップS12に移行する。
【0030】ステップS12では、屋内機1のファンモ
ータ21,23により給気ファン20および排気ファン
22を駆動し、通常の加湿運転を実行する。ステップS
13では、タイマー55を所定時間にセットする。ここ
では、加湿アシスト運転を開始して圧縮機33の凝縮圧
力が一定値以下になると考えられる時間をタイマ55に
セットする。
【0031】ステップS14では、屋内熱交換器16が
凝縮器となるように四路切換弁34を切り換えて冷媒回
路を設定し、圧縮機33を駆動するインバータ回路54
の上限周波数を通常よりも低く制限して暖房運転を開始
する。これと同時に、屋内機1のファンモータ21,2
3により給気ファン20および排気ファン22を駆動し
て換気運転を開始する。このことにより、屋内熱交換器
16により外気が加熱され、加湿器19による加湿が適
切に行われる。
【0032】ステップS15では、タイマー55がオフ
したか否かを判別する。タイマー55が所定時間経過し
たことを検出してオフするとステップS16に移行す
る。ステップS16では、インバータ回路54の上限周
波数の制限を解除する。この加湿アシスト運転における
タイムチャートを図9に示す。加湿アシスト運転を開始
した時刻t0において、タイマー55をオンするととも
に、インバータ回路54の上限周波数を制限する。タイ
マー55のオンからT時間経過後の時刻t1に、インバ
ータ回路54の周波数制限を解除する。
【0033】ステップS17では、加湿運転停止の指示
があったか否かを判別する。リモコン、室内スイッチま
たは他の空気調和機から運転停止の指示があった場合あ
るいは室内湿度が設定湿度に達したと判断した場合に
は、加湿運転停止の指示があったとみなしてステップS
18に移行する。ステップS18では、この加湿運転を
停止する。
【0034】〈第1実施形態の効果〉屋内熱交換器16
を凝縮器として作用させて加湿アシスト運転することに
よって、吸い込んだ外気を適当な温度に維持することが
でき、加湿器19による加湿効果を十分に発揮すること
ができるとともに、この加湿アシスト運転の起動から所
定時間の間、圧縮機33を駆動するインバータ回路54
の上限周波数を制限しているため、圧縮機33の凝縮温
度が異常に上昇することを防止でき、圧縮機33の損傷
を防止できる。
【0035】〔第2実施形態〕 〈冷媒回路〉第2実施形態に係る冷媒回路を図10に示
す。第1実施形態と略同様の構成であり、同一部分には
同一の符号を付して説明を省略する。
【0036】この第2実施形態で用いられる圧縮機33
はインバータ制御方式のものではなく冷凍機で構成され
る。圧縮機33の吐出側には、圧力制御弁61が設けら
れており、この圧力制御弁61を介して圧縮機33の吐
出側から吸入側に短絡する圧力制御経路62が形成され
ている。 〈屋外機制御部〉屋内機の制御部は、第1実施形態と同
様であり、その説明を省略する。また、屋外機の制御部
は図11に示すような構成となっている。ここでも、第
1実施形態と同一部分には同一の符号を付してその説明
を省略する。
【0037】ここでは、第1実施形態のインバータ回路
54に代えて圧力制御弁駆動部63が設けられている。
この圧力制御弁駆動部63は、圧力制御弁61のアクチ
ュエータを駆動するものである。この圧力制御弁駆動部
63により圧力制御弁61を制御することにより、圧縮
機33の吐出側の圧力を吸入側に分圧して、圧縮機33
の凝縮圧力を制御することが可能となる。
【0038】〈加湿運転制御〉この第2実施形態の基本
制御は第1実施形態と同様であり、図7のフローチャー
トに従って動作するのでここでは省略する。加湿運転運
転時の制御は、図12に示すフローチャートに基づいて
制御を行う。
【0039】ステップS21では、加湿アシスト運転を
行うか否かを判別する。ここでは、外気温センサ(図示
せず)により検出される外気の温度が所定値以下である
場合やリモコン、室内スイッチまたは他の空気調和機か
ら加湿アシスト運転の指示を受け付けた場合に、加湿ア
シスト運転を行うものとしてステップS23に移行し、
これ以外の場合に加湿アシスト運転を行わないものとし
てステップS22に移行する。
【0040】ステップS22では、屋内機1のファンモ
ータ21,23により給気ファン20および排気ファン
22を駆動し、通常の加湿運転を実行する。ステップS
23では、タイマー55を所定時間にセットする。ここ
では、加湿アシスト運転を開始して圧縮機33の凝縮圧
力が一定値以下になると考えられる時間をタイマ55に
セットする。
【0041】ステップS24では、屋内熱交換器16が
凝縮器となるように四路切換弁34を切り換えて冷媒回
路を設定して暖房運転を行うとともに、圧力制御弁駆動
部63から圧力制御弁61を駆動し、圧縮機33の吐出
側の圧力制御を開始する。これと同時に、屋内機1のフ
ァンモータ21,23により給気ファン20および排気
ファン22を駆動して換気運転を開始する。このことに
より、屋内熱交換器16により外気が加熱され、加湿器
19による加湿が適切に行われる。
【0042】ステップS25では、タイマー55がオフ
したか否かを判別する。タイマー55が所定時間経過し
たことを検出してオフするとステップS26に移行す
る。ステップS26では、圧力制御を解除する。ここで
は、圧力制御弁61を閉止することによって、圧力制御
を解除することができる。この加湿アシスト運転におけ
るタイムチャートを図13に示す。加湿アシスト運転を
開始した時刻t0において、タイマー55をオンすると
ともに、圧力制御弁61による圧力制御を開始する。タ
イマー55のオンからT時間経過後の時刻t1に、圧力
制御弁61による圧力制御を解除する。
【0043】ステップS27では、加湿運転停止の指示
があったか否かを判別する。リモコン、室内スイッチま
たは他の空気調和機から運転停止の指示があった場合あ
るいは室内湿度が設定湿度に達したと判断した場合に
は、加湿運転停止の指示があったとみなしてステップS
28に移行する。ステップS28では、この加湿運転を
停止する。
【0044】〈第2実施形態の効果〉第1実施形態と同
様に、屋内熱交換器16を凝縮器として作用させて加湿
アシスト運転することによって、吸い込んだ外気を適当
な温度に維持することができ、加湿器19による加湿効
果を十分に発揮することができる。また、この加湿アシ
スト運転の起動から所定時間の間、圧縮機33の圧力制
御を行っており、圧縮機33の凝縮温度が異常に上昇す
ることを防止でき、圧縮機33の損傷を防止できる。
【0045】〔第3実施形態〕 〈冷媒回路〉第3実施形態に採用される冷媒回路は、第
1実施形態の場合と同様であり、その説明を省略する。 〈屋内機制御部〉屋内機の制御部は、図14に示すよう
な構成となっており、第1実施形態と同一部分には同一
符号を付してその説明を省略する。
【0046】連絡配管25との接続部近傍に位置して、
周囲の温度を検出するための配管部温度センサ71およ
び配管部湿度センサ72が取り付けられている。この配
管部温度センサ71の検出する温度および配管部湿度セ
ンサ72が検出する湿度は、CPU41に入力される。
配管部温度センサ71および配管部湿度センサ72の検
出した温湿度情報は、内外伝送路用インターフェイス4
9を介して、屋外機31のCPUに送信される。
【0047】屋内熱交換器16には、内部を通過する冷
媒の蒸発温度を検出するためにサーミスタなどで構成さ
れる蒸発温度センサ73が設けられている。この蒸発温
度センサ73の検出する温度情報は内外伝送線用インタ
ーフェイス49を介して屋外機31のCPUに入力され
る。 〈屋外機制御部〉屋外機の制御部は、図15に示すよう
な構成となっており、第1実施形態と同一部分には同一
符号を付してその説明を省略する。
【0048】〈基本制御〉この第3実施形態において
も、第1実施形態と同様に図7に示すようなフローチャ
ートに基づいて基本制御を行うものであり、ここではそ
の説明を省略する。 〈除湿運転〉除湿運転時には、図16に示すようなフロ
ーチャートに基づいて制御を行う。
【0049】ステップS31において、冷媒回路の設定
を行い除湿運転を開始する。ここでは、屋内熱交換器1
6が蒸発器となり、屋外熱交換器36が凝縮器となるよ
うに四路切換弁34を切り換えて冷房運転を行う。この
ことにより、屋内熱交換器16を通過する外気から水分
を除去し、除湿した空気の室内側への供給を行うことが
できる。
【0050】ステップS32では、配管部温湿度および
屋内熱交換器16における冷媒の蒸発温度を検出する。
配管部温湿度は、配管部温度センサ71および配管部湿
度センサ72が検出する配管部温湿度Toを用いる。ま
た、蒸発温度は、蒸発温度センサ73が検出する屋内熱
交換器16の蒸発温度Teを用いる。ステップS33で
は、ステップS32で得られた配管部温湿度に基づいて
目標蒸発温度を設定する。ここでは、蒸発温度Teがそ
の値に達しない場合に圧縮機33の制限運転を開始する
結露防止目標蒸発温度T1と、蒸発温度Teがその値以上
となったとき圧縮機33の制限運転を解除する結露防止
運転解除温度T2とを設定する。この結露防止目標蒸発
温度T1、結露防止運転解除温度T2は、予め用意されて
いる結露防止目標蒸発温度の関数f1(To)、結露防止
運転解除温度の関数f2(To)によってそれぞれ算出す
ることができる。
【0051】ステップS34では、圧縮機33の制限運
転が必要であるか否かを判別する。ここでは、蒸発温度
eが結露防止目標蒸発温度T1に達していない場合に圧
縮機33の制限運転が必要であると判断してステップS
35に移行する。ステップS35では、圧縮機33を駆
動しているインバータ回路54の制御周波数を下げて圧
縮機33の運転を制限する。ステップS36では、蒸発
温度センサ73によって蒸発温度を再度検出する。この
後、ステップS34に移行する。
【0052】ステップS34において、蒸発温度Te
結露防止目標蒸発温度T1を超えていると判断した場合
にはステップS37に移行する。ステップS37では、
圧縮機33の制限運転を解除するか否かを判別する。こ
こでは、蒸発温度Teと結露防止運転解除温度T2とを比
較して、蒸発温度Teが結露防止運転解除温度T2を超え
ていなければステップS36に移行し、現在の周波数の
ままでインバータ回路54による圧縮機33の制御を続
行する。ステップS37において、蒸発温度T eが結露
防止運転解除温度T2以上である場合には、ステップS
38に移行する。
【0053】ステップS38では、圧縮機33の制限運
転を行っている場合にはこの制限を解除してインバータ
回路54の制御周波数を上げる。圧縮機33の制限運転
を行っていない場合には、そのままの周波数で制御を続
行する。ステップS39では、除湿運転停止の指示があ
ったか否かを判別する。リモコン、室内スイッチまたは
他の空気調和機から運転停止の指示があった場合あるい
は室内湿度が設定湿度に達したと判断した場合には、除
湿運転停止の指示があったとみなしてステップS39に
移行する。ステップS39では、この加湿運転を停止す
る。
【0054】この除湿運転時のタイムチャートを図17
に示す。 〈第3実施形態の効果〉屋内熱交換器16を蒸発器、屋
外熱交換器36を凝縮器として作用させることによっ
て、吸い込んだ外気を除湿して室内側に供給することが
でき、配管部温度に応じて圧縮機33に対するインバー
タ周波数を変化させ、屋内熱交換器16の蒸発温度を制
御しているため、屋内機1の連絡配管25との接続部に
おいて、冷媒配管内部の冷媒温度と周囲温度との差を小
さくし、結露することを防止できる。
【0055】〔第4実施形態〕 〈冷媒回路〉第4実施形態に係る冷媒回路を図18に示
す。第3実施形態と同一部分には同一の符号を付してそ
の説明を省略する。この第4実施形態で用いられる圧縮
機33は第2実施形態と同様に、インバータ制御方式の
ものではなく冷凍機で構成される。圧縮機33の吐出側
には、容量制御弁81が設けられており、この容量制御
弁81を介して圧縮機33の吐出側から吸入側に短絡す
る容量制御経路82が形成されている。
【0056】〈屋外機制御部〉屋内機の制御部は、第3
実施形態と同様であり、その説明を省略する。また、屋
外機の制御部は図19に示すような構成となっている。
ここでも、第3実施形態と同一部分には同一の符号を付
してその説明を省略する。ここでは、第3実施形態のイ
ンバータ回路54に代えて容量制御弁駆動部83が設け
られている。この容量制御弁駆動部83は、容量制御弁
81のアクチュエータを駆動するものである。この容量
制御弁駆動部83により容量制御弁81を制御すること
により、圧縮機33の吐出側から吸入側に容量を分配し
て、圧縮機33の容量を制御することが可能となる。
【0057】〈除湿運転〉除湿運転時には、図20に示
すようなフローチャートに基づいて制御を行う。ステッ
プS51において、冷媒回路の設定を行い除湿運転を開
始する。ここでは、屋内熱交換器16が蒸発器となり、
屋外熱交換器36が凝縮器となるように四路切換弁34
を切り換えて冷房運転を行う。このことにより、屋内熱
交換器16を通過する外気から水分を除去し、除湿した
空気の室内側への供給を行うことができる。
【0058】ステップS52では、配管部温湿度および
屋内熱交換器16における冷媒の蒸発温度を検出する。
配管部温湿度は、配管部温度センサ71および配管部湿
度センサ72が検出する配管部温湿度Toを用いる。ま
た、蒸発温度は、蒸発温度センサ73が検出する屋外熱
交換器36の蒸発温度Teを用いる。ステップS53で
は、ステップS52で得られた配管部温湿度に基づいて
目標蒸発温度を設定する。ここでは、蒸発温度Teがそ
の値に達しない場合に圧縮機33の制限運転を開始する
結露防止目標蒸発温度T1と、蒸発温度Teがその値以上
となったとき圧縮機33の制限運転を解除する結露防止
運転解除温度T2とを設定する。この結露防止目標蒸発
温度T1、結露防止運転解除温度T2は、予め用意されて
いる結露防止目標蒸発温度の関数f1(To)、結露防止
運転解除温度の関数f2(To)によってそれぞれ算出す
ることができる。
【0059】ステップS54では、圧縮機33の制限運
転が必要であるか否かを判別する。ここでは、蒸発温度
eが結露防止目標蒸発温度T1に達していない場合に圧
縮機33の制限運転が必要であると判断してステップS
55に移行する。ステップS55では、容量制御弁駆動
部83により容量制御弁81を制御し、圧縮機33の容
量制御を行う。ステップS56では、蒸発温度センサ7
3によって蒸発温度を再度検出する。この後、ステップ
S54に移行する。
【0060】ステップS54において、蒸発温度Te
結露防止目標蒸発温度T1を超えていると判断した場合
にはステップS57に移行する。ステップS57では、
圧縮機33の制限運転を解除するか否かを判別する。こ
こでは、蒸発温度Teと結露防止運転解除温度T2とを比
較して、蒸発温度Teが結露防止運転解除温度T2を超え
ていなければステップS56に移行し、現在の状態で運
転を続行する。ステップS57において、蒸発温度Te
が結露防止運転解除温度T2以上である場合には、ステ
ップS58に移行する。
【0061】ステップS58では、容量制御弁81によ
る容量制御を行っている場合には、この容量制御弁81
を閉止して容量制御をオフする。圧縮機33の制限運転
を行っていない場合には、そのままの状態で運転を続行
する。ステップS59では、除湿運転停止の指示があっ
たか否かを判別する。リモコン、室内スイッチまたは他
の空気調和機から運転停止の指示があった場合あるいは
室内湿度が設定湿度に達したと判断した場合には、除湿
運転停止の指示があったとみなしてステップS59に移
行する。ステップS59では、この加湿運転を停止す
る。
【0062】この除湿運転時のタイムチャートを図21
に示す。 〈第4実施形態の効果〉第3実施形態と同様にして、屋
内熱交換器16を蒸発器、屋外熱交換器36を凝縮器と
して作用させることによって、吸い込んだ外気を除湿し
て室内側に供給することができ、配管部温度に応じて圧
縮機33の容量制御を行っているため、屋内機1の連絡
配管25との接続部において、冷媒配管内部の冷媒温度
と周囲温度との差を小さくし、結露することを防止でき
る。
【0063】〈第3実施形態、第4実施形態の変形例〉
配管部温度センサ71に代えて、屋内機1が設置されて
いる天井裏の温度を検出する温度センサや外気温を検出
するための外気温センサを設け、これらの温度センサの
情報を配管部温湿度Toに置き換えることも可能であ
る。
【0064】
【発明の効果】本発明に係る調湿換気装置では、屋内熱
交換器を蒸発器として冷媒回路を冷房運転する除湿運転
時に、配管部温湿度検出手段が検出する配管部温湿度に
基づいて目標蒸発温度を設定し、蒸発温度検出手段が検
出する冷媒の蒸発温度が目標蒸発温度より低い場合に圧
縮機の能力を制限しているため、冷媒配管内部の冷媒温
度と周囲温度との差を小さくし、結露することを防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態が採用される調湿換気装置
の屋内機の側断面図。
【図2】その平断面図。
【図3】連絡配管の説明用斜視図。
【図4】第1実施形態の冷媒回路の説明図。
【図5】第1実施形態の屋内機制御部を示す制御ブロッ
ク図。
【図6】第1実施形態の屋外機制御部を示す制御ブロッ
ク図。
【図7】基本動作を示す制御フローチャート。
【図8】第1実施形態の加湿運転時の制御フローチャー
ト。
【図9】そのタイムチャート。
【図10】第2実施形態の冷媒回路の説明図。
【図11】第2実施形態の屋外機制御部を示す制御ブロ
ック図。
【図12】第2実施形態の加湿運転時の制御フローチャ
ート。
【図13】そのタイムチャート。
【図14】第3実施形態の屋内機制御部の制御ブロック
図。
【図15】第3実施形態の屋外機制御部の制御ブロック
図。
【図16】第3実施形態の除湿運転時の制御フローチャ
ート。
【図17】そのタイムチャート。
【図18】第4実施形態の冷媒回路の説明図。
【図19】第4実施形態の屋外機制御部の制御ブロック
図。
【図20】第4実施形態の除湿運転時の制御フローチャ
ート。
【図21】そのタイムチャート。
【符号の説明】
1 屋内機 2 屋内機ケーシング 16 屋内熱交換器 19 加湿器 20 給気ファン 22 排気ファン 25 連絡配管 31 屋外機 33 圧縮機 34 四路切換弁 36 屋外熱交換器 37 減圧器 54 インバータ回路 61 圧力制御弁 71 配管部温度センサ 72 配管部湿度センサ 73 蒸発温度センサ 81 容量制御弁
フロントページの続き (72)発明者 長尾 光久 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内 Fターム(参考) 3L060 AA02 CC01 CC04 DD02 EE04 3L092 AA11 DA03 EA05 FA05 FA24

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室外からの空気を室内側に供給するための
    給気経路(RS)と、 室内空気を室外側に排出するための排気経路(RE)
    と、 前記給気経路(RS)内に配置される給気ファン(2
    0)と、 前記排気経路(RE)内に配置される排気ファン(2
    2)と、 屋内熱交換器(16)、四路切換弁(34)、アキュム
    レータ(35)、圧縮機(33)、屋外熱交換器(3
    6)を含む冷媒回路と、 前記給気経路(RS)、排気経路(RE)、給気ファン
    (20)、排気ファン(22)および冷媒回路の屋内熱
    交換器(16)を内装する屋内機ケーシング(2)と、 前記冷媒回路の四路切換弁(34)、アキュムレータ
    (35)、圧縮機(33)、屋外熱交換器(36)を内
    装する屋外機ケーシング(32)と、 前記屋内機ケーシング(2)と屋外機ケーシング(3
    2)との間に配置され、冷媒回路を接続する連絡配管
    (25)と、を備え、前記冷媒回路の屋内熱交換器(1
    6)が前記給気経路(RS)内に配置され、除湿時には
    前記屋内熱交換器(16)を蒸発器として前記冷媒回路
    を冷房運転する調湿換気装置であって、 前記連絡配管(25)の屋内機ケーシング(2)との接
    続部近傍における配管部温湿度を検出する配管部温湿度
    検出手段(71,72)と、 前記屋内熱交換器(16)における冷媒の蒸発温度を検
    出する蒸発温度検出手段(73)と、をさらに備え、前
    記配管部温湿度検出手段(71,72)が検出する配管
    部温湿度に基づいて目標蒸発温度を設定し、前記蒸発温
    度検出手段(73)が検出する冷媒の蒸発温度が前記目
    標蒸発温度よりも低い場合に、前記圧縮機(33)の能
    力を制限することを特徴とする調湿換気装置。
  2. 【請求項2】前記圧縮機(33)の吐出側に設けられる
    容量制御弁(81)と、前記容量制御弁(81)を介し
    て前記圧縮機(33)の吐出側と吸入側とを短絡する容
    量制御経路(82)とをさらに備え、前記蒸発温度検出
    手段(73)が検出する冷媒の蒸発温度が前記目標蒸発
    温度よりも低い場合に、前記容量制御弁(81)を開放
    することを特徴とする、請求項1に記載の調湿換気装
    置。
  3. 【請求項3】前記圧縮機(33)を周波数制御するため
    のインバータ回路(54)を備え、前記蒸発温度検出手
    段(73)が検出する冷媒の蒸発温度が前記蒸発目標温
    度よりも低い場合に、前記インバータ回路(54)によ
    る圧縮機(33)の制御周波数を下げることを特徴とす
    る、請求項1に記載の調湿換気装置。
  4. 【請求項4】前記給気経路(RS)と排気経路(RE)
    とにまたがって配置され、両経路内を通過する空気の間
    で熱交換を行う顕熱交換器(17)がさらに設けられ
    る、請求項1〜3のいずれかに記載の調湿換気装置。
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