JP2905579B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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剛保 小川
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ビルの冷・暖房等の空気調和に使用され
る空気調和機に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の直膨空調機は、1台の室外機に複数台の室内機
及び外気処理専用機を冷媒配管にて接続し、冷暖房及び
換気、加湿、除塵を行なうようにしていたが、外気処理
専用機は、接続室外機で空調可能な床面積に見合つた風
量を有しており、複数の室内機の運転台数にかかわらず
一定風量を室内に供給する如きシステムとなつていた。
このため、室内機を停止している部屋、つまり人がいな
い部屋をも換気する。また、暖房時は換気と共に加湿を
も行なうといつた省エネルギーに反する無駄があつた。
第4図は例えば特開平1-98841号公報に示された従来
の直膨マルチ空気調和システム図、第5図はその外気処
理専用機の正面図である。1は圧縮機、非利用側熱交換
器等により構成され、ビルの屋上等に設置された室外
機、2は利用側熱交換器、送風機、絞り装置等により構
成され、室内天井裏に設置された室内機、3は本発明と
同構成の外気処理専用機で、各々冷媒配管22により室外
機1と接続されている。
次に作用について述べると、冷房時は室外機1及び室
内機2に連動して外気処理専用機3が運転し、室内の冷
房、除塵、換気を行なう。暖房時は、四方弁等により冷
媒回路を暖房サイクルへ切り換え、室内機2を凝縮側、
室外機1を蒸発側として室内の暖房を行なう。この時、
冷房または暖房運転時、室内機の運転台数に拘らず、外
気処理専用機は定格能力運転を継続する。つまり、室内
機を全て停止するまで、外気処理専用機はフル運転す
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の直膨マルチ空気調和機は以上のように、空調を
必要としない部屋、人の居ない部屋をも換気、加湿して
しまうというエネルギーロスの問題があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、空調する部屋のみを換気、加湿、除塵する
と共に、室内の空調状態に応じて、室内温度制御優先
と、室内換気・加湿・除塵制御優先との選択を可能と
し、省エネルギーで使い勝手の良い空気調和機を得るこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る空気調和機は、室内機吹出口と各部屋
を風量調節器を介してダクトで接続し、上記接続風量調
節器の合計容量に占める運転中の風量調節器容量の割合
により、外気処理専用機の外気取入量及び加湿量を制御
するようにして、かつ運転中の風量調節器の風量調節範
囲を室内の空調状態に応じて選択できるようにしたもの
である。
〔作用〕
この発明における空気調和機は、空調されている部屋
の風量調節器容量合計と、接続されている全風量調節器
容量との比により、外気処理専用機の外気取入量、加湿
量を制御すると共に、空調されている部屋の風量調節器
の風量調節範囲を室内の空調状態に応じて、室内温度制
御優先と室内換気・加湿・除塵制御優先とのどちらかに
選択可能とする。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図において、1は室外機、2は室内空気吸込口2a、高
性能フイルタ2b、熱交換器2c、送風機2d、処理外気取入
口2e、吹出口2fを有する室内機、3は外気取入口4、高
性能フイルタ2b、全熱交換器5、外気吸込用送風機6a、
熱交換器2c、加湿器7、室外空気吹出口8からなる給気
路A、室内空気吸込口9、中性能フイルタ10、全熱交換
器5、室内空気排出用送風機6b、室内空気吹出口11から
なる排気路Bを有する外気処理専用機、12は上記室内機
2の吹出口2fと部屋13間を連通するダクト14間に設置さ
れた風量調節器、15は風量調節器運転及び室温設定用ス
イツチ、16は室内機2用コントローラ、17は外気処理専
用機用コントローラ、18は室内送風機2d用インバータ、
19は外気処理専用機3の送風機6a、6b用インバータ、20
は風量調節器12とダクト14aで連通された部屋13への吹
出口、21は部屋13と室内機2の室内空気吸込口2aを連通
する還気ダクト、22は冷媒配管、23は室内機2用スイツ
チである。
次に動作について述べると、室内機2用リモコン23を
ONし、冷房モードにすると、部屋13の空気は還気ダクト
21を通つて室内機2の吸込口2aに入り、高性能フイルタ
2bで除塵され、熱交換器2c(蒸発器)で冷却されて送風
機2dにより吹出口2fから吹出される。この時、外気処理
専用機3も同時に運転され、外気取入口4から取り入れ
た外気は、高性能フイルタ2bで除塵され、全熱交換器
5、送風器6aを通って室外空気吹出口8より熱交換器2c
に入り、ここで冷却され、室内機2の処理外気取入口2e
に入り、室内還気と混合されてダクト14に吹出される。
外気処理、冷却された空気は、ダクト14を通り各部屋単
位に設けられた風量調節器12の容量に見合つた風量に分
配され部屋13に吹き出される。そして還気は、ダクト21
を通つて室内機2の吸込口2a及び外気処理専用機3の室
内空気吸込口9、中性能フイルタ10を通つて全熱交換器
5にて熱回収され、送風機6bにより室内空気吹出口11か
ら室外へ放出される。暖房時は、室外機1の四方弁(図
示せず)等の切換により、室内機2及び外気処理専用機
3の熱交換器2cは凝縮器として作用し、加湿器7により
加湿された外気と室内空気は、室内機2の熱交換器2cに
より加温され、ダクト14を通って室内へ吹き出される。
一方、冷暖房時または運転開始時、風量調節器12のス
イツチ15がOFFしている、つまり部屋に人が居らず、風
量調節器12の一部が閉じている場合は、 の定格風量となるよう、スイツチ15からの信号を受けて
室内機2用コントローラ16が演算して、その結果を室内
送風機2d用インバータ18へ送信すると同時に、外気処理
専用機3のコントローラ17へも送信し、演算して送風機
6a、6b用インバータを制御し、外気取入量を減少させる
と共に、暖房時は外気取入量に比例して加湿量も減少さ
せる。
なお以上は、直膨空調システムについての一実施例を
説明したが、水方式での同一システムでも同様の効果を
奏する。
さらに、室内13の室内冷暖房負荷が減少した場合、風
量調節器運転及び室内13の温度設定用スイツチ15の設定
温度と、上記スイツチ15内温度検知器15aの検知温度が
同等またはそれ以下になると、風量調節器12のダンパー
12aは室内温度を一定にすべく開度を絞り、それでも室
内13の負荷が小さい時は第3図に示す如く、ダンパー12
aは完全に閉じるが、閉じてしまうと、室内13には外気
が入らず、また、加湿、除塵も不可となる。したがつ
て、このような時に、室内13の換気、加湿、除塵といつ
た空気の質を優先する場合は、スイツチ15内の選択スイ
ツチ15bを空質優先に切り換えると、第2図に示す如く
最低限の換気、加湿、除塵が可能な風量までしか風量調
節器12のダンパー12aを絞らないよう、風量調節器用コ
ントローラ12bを制御する。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、空調されている(風
量調節器がONしている)部屋の風量調節器容量合計と、
接続されている全風量調節器容量との比により、外気処
理専用機の外気取入量、加湿量を可変制御するようにし
たので、省エネルギーで、容量制御時は低騒音の空調シ
ステムが得られる効果があると共に、運転している風量
調節器の風量調整範囲を室内の空調状態に応じてリモコ
ンスイツチにて切換選択可能としたので、室内の温度を
優先するか、空調の質を優先するかを使用者が選択で
き、使い勝手の良い空調システムが得られる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す空気調和システム
図、第2図、第3図は室温とダンパー開度の関係図、第
4図は従来の空気調和システム図、第5図は従来の外気
処理専用機の正面図である。 図中、1は室外機、2は室内機、3は外気処理専用機、
2bは高性能フイルタ、4は室外空気吸込口、5は全熱交
換器、2d、6a、6bは送風機、2cは熱交換器、7は加湿
器、8は室外空気吹出口、Aは給気路、Bは排気路、12
は風量調節器、12aはダンパー、12bは風量調節器用コン
トローラ、14はダクト、15、23はスイツチ、15aは温度
検知器、15bは選択スイツチ、16、17はコントローラ、1
8、19はインバータ、20は吹出口、21は還気ダクト、22
は冷媒配管である。 なお図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機及び熱交換器を有する室外機と、各
    被空調室と連通する室内空気吸込口に続く高性能フィル
    タ、熱交換器、及び送風機を有する室内機と、室外空気
    吸込口に続く高性能フィルタ、外気吸込用送風機、熱交
    換器、加湿器及び上記室内機と連通する室外空気吹出口
    を有する給気路と、上記各被空調室と連通する室内空気
    吸込口、中性能フィルタ、室内空気排出用送風機及び室
    内空気吹出口を有する排気路と、上記給気路と排気路の
    熱交換を行なう全熱交換器を有する外気処理専用機とを
    冷媒配管で接続して冷凍サイクルを形成し、かつ上記室
    内機の室内空気吹出口と上記各被空調室の間をダクトに
    より接続した空気調和機において、 上記ダクトに各被空調室と対応して設けられ、その風量
    を調節する風量調節器と、空調されている部屋の全風量
    調節器の容量に対する接続されている全風量調節器の容
    量の割合を検出し、この割合に応じて外気処理専用機の
    外気取入量、加湿量を可変制御する制御手段と、運転し
    ている風量調節器の風量調節範囲を室内の空調状態に応
    じて選択可能とした切換スイッチを設けたことを特徴と
    する空気調和機。
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