JP6213781B2 - 外調機の制御方法 - Google Patents
外調機の制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6213781B2 JP6213781B2 JP2014232240A JP2014232240A JP6213781B2 JP 6213781 B2 JP6213781 B2 JP 6213781B2 JP 2014232240 A JP2014232240 A JP 2014232240A JP 2014232240 A JP2014232240 A JP 2014232240A JP 6213781 B2 JP6213781 B2 JP 6213781B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- indoor
- control
- stages
- temperature
- condenser
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
より詳細には、熱負荷流体である空気温度が変化して、熱負荷が変動する際、それに応じて、ヒートポンプ式冷媒回路の膨張弁を調整することにより冷媒流量を調整する必要があるが、膨張弁の開閉による冷媒の流量調整のみでは、熱負荷の変動に対応したきめ細かい調整が困難であり、そのために、たとえば、ヒートポンプ式冷媒回路を余分に運転させて、エネルギーロスを生じたりする。
特に、直膨式空調システムとして、外気利用タイプのヒートポンプ式を利用して、夏場には冷房、冬場には暖房とともに加湿を行う場合、季節に応じて大幅に変動する外気に対して、エネルギーロスを抑制しつつ、目標温度および/目標湿度を達成するのは困難である。
より詳細には、負荷側熱交換器冷媒回路の段数制御による温度制御システムの悪さの改善と、負荷側熱交換器への冷媒流量の比例制御による温度制御における低負荷時の下限制御の限界の改善と、熱収支のアンバランスの回避とを併せて実現している。
しかしながら、このシステムにおいては、室内温度の制御のみ行われ、室内湿度の調整については言及がなされておらず、ましてや、特に気化式加湿方式の場合には、加湿により気化潜熱により温度が低下するとともに、温度低下ゆえに加湿不足になることがあり、季節に応じて大幅に変動する外気に対して、エネルギーロスを抑制しつつ、目標温度および/目標湿度を達成するのは困難であるという技術的課題については、開示はおろか示唆すらなされていない。
より詳細には、この冷凍装置は、圧縮機と、四方弁と、室外熱交換器と、室外膨張弁とを冷媒を循環させる配管で連結してなる室外機、及び室内膨張弁と、室内熱交換器とを冷媒を循環させる配管で連結してなる室内機を接続して冷凍サイクルを形成し、室外及び室内熱交換器の熱交換量を制御する制御手段を備えてなり、室外又は室内熱交換器により負荷流体を加熱又は冷却するセパレート型の冷凍装置において、室外及び室内熱交換器は、それぞれ並列接続された複数の分配流路を有し、室外及び室内膨張弁は、分配流路のそれぞれに設けられ、各流路を開閉可能に形成されてなり、制御手段は、負荷流体の温度に基づいて複数の室外及び室内膨張弁の開閉を制御するように構成され、室外及び室内熱交換器に対して、段数制御が可能なようにしている。
圧縮機と、蒸発器と、室外膨張弁とをこの順に、互いに冷媒を循環させる配管で連結することにより構成される室外機と、
室内膨張弁と、凝縮器とをこの順に、冷媒を循環させる配管で連結することにより構成される室内機と、を接続することにより形成される冷凍回路が複数設けられ、
前記凝縮器はそれぞれ、対応する冷凍回路に対して互いに並列接続された複数段の分配流路を有し、
前記複数の冷凍回路それぞれの前記凝縮器の下流側に、共通に気化式加湿器が設けられ、
前記室内膨張弁は、対応する前記分配流路を開閉可能に設けられ、前記凝縮器により外気を加熱するとともに、前記気化式加湿器により、加熱された外気を加湿することにより、室内の空気を調和する外調機の制御方法であって、
凝縮器入口温度と凝縮器出口温度との温度差に基づいて、いずれかの前記冷凍回路の前記複数段の分配流路の前記室内膨張弁の開閉を制御することにより、前記凝縮器の段数制御を行い、いずれかの前記冷凍回路の前記複数段の分配流路各々に対応する前記室内膨張弁がすべて閉じられたら、対応する前記室外機の前記圧縮機を停止することにより、前記室外機の台数制御を行い、前記凝縮器の熱交換量を制御し、
室内目標湿度と室内湿度との湿度差に基づいて、前記凝縮器の段数制御および前記室外機の台数制御に対する割り込みを行い、室内湿度が室内目標湿度に達するまで、前記凝縮器の段数制御および前記室外機の台数制御を、室内目標湿度と室内湿度との湿度差に基づいて、優先的に行う、構成としている。
また、前記複数の冷凍回路のいずれかの前記複数の室内膨張弁のいずれかの室内膨張弁の開閉制御を開始したら、その冷凍回路中の前記複数の室内膨張弁のすべてが、開または閉とならない限り、他の冷凍回路の前記複数の室内膨張弁の開閉制御を行わないように設定するのがよい。
また、室内湿度が室内目標湿度より低い場合において、前記凝縮器の段数制御により段数を増加するとともに、前記気化式加湿器により加湿量を増大するのがよい。
前記全段数に対して、ΔtのΔTに対する比を乗じることにより、稼動すべき段数を算出する段階と、
算出された稼動すべき段数に基づいて、前記複数の冷凍回路のいずれかについて、前記凝縮器の段数を増減する段階と、
を有するのがよい。
また、前記割り込みによる凝縮器の段数制御および前記室外機の台数制御において、所定時間内に室内湿度が室内目標湿度に達しない場合において、前記室内膨張弁をさらに開として、段数を増加するのがよい。
さらにまた、前記室内機には、前記凝縮器の下流側に、前記凝縮器により温度調整された外気を室内に送り込むように送風機がさらに設けられ、
検出した外気温度と目標室温との温度差Δtに基づいて、前記送風機をインバータ制御することにより、前記凝縮器により温度調整された外気の流量をさらに調整する段階を有するのがよい。
さらに、吹き出し温度の所定時間内の変化率が所定値を満たさない場合に、前記凝縮器の開状態の前記分配流路の対応する室内膨張弁の開度を比例的に制御することにより、冷媒の流量を制御する段階をさらに有するのがよい。
以上のように、外調機10について、室内機32、室外機24およびこれらを接続する配管22により、構成される冷凍回路34が3基設けられる。
より詳細には、室内膨張弁26Aないし26Cはそれぞれ、吸い込み温度センサー38および吹き出し温度センサー40により検出された吸い込み温度および吹き出し温度に基づいて、室内膨張弁26の絞り度を制御する室内膨張弁コントローラ44を有し、室内膨張弁コントローラ44それぞれを制御する単一マスターコントローラ46が設けられる。
室内膨張弁コントローラ44Aないし44Cおよび単一マスターコントローラ46はそれぞれ、CPU、メモリ等が実装された制御基板を備え、制御基板同士がリモコンケーブルで接続されている。単一マスターコントローラ46は、無線あるいは有線によるリモートコントローラでよい。
図4に示すように、まず、ステップ1において、マスターコントローラ46により、電源スイッチをオンにした後、運転モードを設定する。具体的には、冷房モードか、暖房モードかを設定する。
次いで、ステップ3において、マスターコントローラ46により、運転オンとなるまで待機モードとなる。
次いで、ステップ4において、運転オンとなると、冷房モードか、暖房モードかに応じて、以下の制御態様が異なる。具体的には、冷房モードの場合、室内機32の段数制御(ステップ5)および室外機24の台数制御(ステップ6)を行う一方、暖房モードの場合、室内機32の段数制御(ステップ9)および室外機24の台数制御(ステップ10)を行う点では、冷房モードと同様であるが、室内機32の段数制御および室外機24の台数制御により温度制御を行う場合、室内湿度に応じて(ステップ11)、湿度制御を温度制御に優先して行う。ここが、本願発明の特徴点であり、さらに、以下に詳細に説明する。
図5および図9に示すように、ステップ100において、ΔTおよびΔtを算出する。具体的には、ΔTは、すべての室内機32AないしCの全段数(9基)を開とする場合の設計吸込み温度と設計吹出し温度との差であり、一方、Δtは、測定される実際の吸込み温度(外気温度)と設定した目標吹き出し温度との差である。
次いで、ステップ101において、全段数に対してΔt/ΔTを乗じて、必要な段数を算出する。この場合、端数は切り上げている。
この場合、複数の冷凍回路34において、室内膨張弁26の開閉制御を行う冷凍回路の順序、および1つの冷凍回路内の複数の室内膨張弁26において、開閉制御を行う順序を予め定めておき、複数の冷凍回路34のいずれかの複数の室内膨張弁26のいずれかの室内膨張弁の開閉制御を開始したら、その冷凍回路中の複数の室内膨張弁のすべてが、開または閉とならない限り、他の冷凍回路の複数の室内膨張弁の開閉制御を行わないように設定している。
図4に戻り、ステップ7において、室内機32の開いている室内膨張弁26(図8では、5基)を対象にして、比例制御を行い、ステップ8において、吹き出し温度が設定した目標温度に達したかを判定し、目標温度に達しない場合には、室内膨張弁26の比例制御を反復して行う。
以上の膨張弁の比例制御と室外機の台数制御により、膨張弁の比例制御が室内機の段数制御に対する微調整機能を果たすとともに、室外機の台数制御との組み合わせにより、目標吹き出し温度に応じて、必要な室内機および室外機のみを稼動させることにより、省エネを達成することが可能である。
ステップ9およびステップ10に示すように、温度制御を行う場合の室内機32の段数制御および室外機24の台数制御は、冷房モードの場合と同様であるので、その説明は省略し、湿度制御を以下に説明する。
ステップ11において、室内湿度を目標湿度と比較する。室内湿度が目標湿度以下の場合は、ステップ12において、湿度制御が割り込み、温度制御のステップ9およびステップ10において算出された室内機32の段数および室外機24の台数がリセットされる。
以上により、気化式加湿器を用いて湿度制御を行う場合において、加湿により気化潜熱により温度が低下するとともに、温度低下ゆえに加湿不足になることがあるところ、この点について、気化式加湿器による温度降下分(Δtx)を補償して必要な室内膨張弁26の段数を算出しており、これにより、季節に応じて大幅に変動する外気に対して、エネルギーロスを抑制しつつ、目標温度および/目標湿度を達成することが可能である。
次いで、ステップ205において、室内機32Bについて、必要な段数、正確には、ステップ203で算出された段数から室内機32Aにおける段数を引いた値に対して、室内機32Bの室内膨張弁26を全て開くか否かを判定する。この場合、全て開く場合は、室内機32Cの段数制御に移り、全てを開く必要がない場合には、室外機24の台数制御として、室外機24Bは稼動する一方、室外機24Cは停止維持する。
また、冷媒流量制御手段は、吹き出し温度の所定時間内の変化率が所定値を満たさない場合に、室内熱交換器の開状態の分配流路の対応する室内膨張弁の開度を比例的に制御することにより、冷媒の流量を制御する段階をさらに有するのでもよい。
さらにまた、室内湿度が室内目標湿度より低い場合において、室内熱交換器の段数制御により、段数を増加するとともに、気化式加湿器42による加湿量を増大した後、所定時間経過後、室内湿度と室内目標湿度との差を算出し、それに基づいて、室内熱交換器の段数制御および室外機の台数制御に対する割り込みを解除するか否かを決定する割り込み解除手段をさらに有するのでもよい。
加えて、検出した外気温度と目標室温との温度差Δtに基づいて、送風機インバータ制御手段72により、送風機70をインバータ制御することにより、室内熱交換器により温度調整された外気の流量をさらに調整するのでもよい。
その際、室内目標湿度と室内湿度との湿度差に基づいて、割り込み手段58を通じて、室内熱交換器28の段数制御および室外機24の台数制御に対する割り込みを行い、室内湿度が室内目標湿度に達するまで、室内熱交換器28の段数制御および室外機24の台数制御を、室内目標湿度と室内湿度との湿度差に基づいて、優先的に行うことも可能であり、それにより、気化式加湿器42の稼動を通じて気化潜熱により温度低下が引き起こされるとともに、温度低下が飽和湿度の低下を生じ、加湿量に制限が課せられるところ、温度制御のための室内熱交換器28の段数制御および室外機24の台数制御に対して、湿度制御のための室内熱交換器28の段数制御および室外機24の台数制御を優先することにより、たとえば、温度制御としては過暖房として段数を低減すべきところ、湿度制御として、気化式加湿器42稼動に伴う温度低下および加湿量の制限を見越して、むしろ段数を増大することにより、このような事態を未然に防止し、以って、最適湿度を達成しつつ、省エネを実現することも可能であり、総じて、吹き出し温度および室内湿度を最適に調整することにより快適性を確保しつつ、省エネが可能となる。
本実施形態の特徴は、第1実施形態においては、冷房モード、暖房モードいずれの場合も、室内機の段数制御および室外機の台数制御について、いったん段数の算出あるいは停止すべき台数を算出したら、見直しをせずに、ワンススルーで室内機の比例制御に移行しているのに対して、室内機の比例制御に移行後に、室内機の段数の見直しおよび室外機の台数の見直しの必要性を判断し(図12のステップ14)、必要であれば、見直しを行い、運転モードまで戻るようにした点(図12のステップ4)にある。
室内機の段数の見直しおよび室外機の台数の見直しの条件としては、3通りあり、第1に、吹き出し設定温度を変更した場合、第2に、タイマーによる繰り返し見直し時間が経過した場合、第3に、吸い込み温度(外気温度)の変化が所定値を超えた場合である。このいずれかの条件を充足する場合に、室内機の段数しおよび室外機の台数を再度算出するために、ステップ4の運転モードの直前に戻るようにしている。
たとえば、本実施形態において、暖房を行う場合に、段数制御によりいずれかの室内膨張弁26を閉じる際、閉じられている室内膨張弁26の多い室内機32の開いている室内膨張弁26を優先的に閉じ、それにより、対応する室外機24をできるだけ早期に停止させる台数制御を行うようにしているが、それに限定されることなく、段数制御によりいずれかの室内膨張弁26を閉じる限り、任意の室内機32の開いている室内膨張弁26を閉じ、それにより、いずれかの室内機32の電子室内膨張弁26がすべて閉じられたら、対応する室外機24を停止させる台数制御を行ってもよい。
たとえば、本実施形態において、湿度制御において段数制御により運転すべき段数を調整する場合において、段数を1段ずつ増減させているが、温度制御において段数制御により運転すべき段数を調整する場合においては、全段数に対して、ΔtのΔTに対する比を乗じることにより、稼動すべき段数を算出した結果、たとえば、現在の運転段数5基からいきなり3基、2基等1段ずつに限らず増減させることが含まれる。
10 外調機
11 内調機
12 制御装置
14 圧縮機
16 四方弁
18 室外熱交換器
20 室外室内膨張弁
22 配管
24 室外機
25 室外機
26 室内膨張弁
28 室内熱交換器
30 配管
32 室内機
33 室内機
34 冷凍回路
36 分配流路
37 分配流路
38 吸い込み温度センサー
40 吹き出し温度センサー
41 湿度センサー
42 気化式加湿器
44 室内膨張弁コントローラ
46 単一マスターコントローラ
48 オンオフスイッチ
50 冷暖房切り替え手段
52 吹き出し目標温度および室内目標湿度入力手段
54 段数算出手段
56 台数決定手段
58 割り込み手段
60 加湿量調整手段
62 割り込み解除手段
64 設計吸い込み温度と設計室温との温度差ΔTおよび検出した外気温度と目標室温との温度差Δtを算出する手段
66 稼動すべき段数を算出する手段
68 室内熱交換器の段数を増減する手段
70 送風機
72 送風機インバータ制御手段
74 冷媒流量制御手段
Claims (13)
- 圧縮機と、蒸発器と、室外膨張弁とをこの順に、互いに冷媒を循環させる配管で連結することにより構成される室外機と、室内膨張弁と、凝縮器とをこの順に、冷媒を循環させる配管で連結することにより構成される室内機と、を接続することにより形成される冷凍回路が複数設けられ、前記凝縮器はそれぞれ、対応する冷凍回路に対して互いに並列接続された複数段の分配流路を有し、前記複数の冷凍回路それぞれの前記凝縮器の下流側に、共通に気化式加湿器が設けられ、前記室内膨張弁は、対応する前記分配流路を開閉可能に設けられ、前記凝縮器により外気を加熱するとともに、前記気化式加湿器により、加熱された外気を加湿することにより、変動する外気に対して、室内へ吹き出される空気を目標吹き出し温度として、室内の空気を調和する外調機の制御方法であって、
凝縮器入口温度と凝縮器出口温度との温度差に基づいて、いずれかの前記冷凍回路の前記複数段の分配流路の前記室内膨張弁の開閉を制御することにより、前記凝縮器の段数制御を行い、いずれかの前記冷凍回路の前記複数段の分配流路各々に対応する前記室内膨張弁がすべて閉じられたら、対応する前記室外機の前記圧縮機を停止することにより、前記室外機の台数制御を行い、前記凝縮器の熱交換量を制御し、室内湿度が室内目標湿度以下の場合は、前記凝縮器の段数制御および前記室外機の台数制御に対する割り込みを行い、前記制御された凝縮器の段数および前記制御された室外機の台数をリセットして、室内湿度が室内目標湿度に達するまで、前記気化式加湿器により加湿された外気を加熱することなしに、前記凝縮器の段数制御および前記室外機の台数制御を、室内目標湿度と室内湿度との湿度差に基づいて、優先的に行い、その後に、吹き出し温度が目標温度に達したかを判定する、ことを特徴とする、外調機の制御方法。 - 前記複数の冷凍回路において、前記室内膨張弁の開閉制御を行う冷凍回路の順序、および1つの前記冷凍回路内の複数の室内膨張弁において、開閉制御を行う順序を予め定めておく、請求項1に記載の外調機の制御方法。
- 前記複数の冷凍回路のいずれかの前記複数の室内膨張弁のいずれかの室内膨張弁の開閉制御を開始したら、その冷凍回路中の前記複数の室内膨張弁のすべてが、開または閉とならない限り、他の冷凍回路の前記複数の室内膨張弁の開閉制御を行わないように設定する、請求項2に記載の外調機の制御方法。
- 室内湿度が室内目標湿度より低い場合において、前記凝縮器の段数制御により、前記室内膨張弁を開として、段数を増加する、請求項1に記載の外調機の制御方法。
- 室内湿度が室内目標湿度より低い場合において、前記凝縮器の段数制御により段数を増加するとともに、前記気化式加湿器により加湿量を増大する、請求項4に記載の外調機の制御方法。
- 室内湿度が室内目標湿度より低い場合において、前記凝縮器の段数制御により、段数を増加するとともに、前記気化式加湿器による加湿量を増大した後、所定時間経過後、室内湿度と室内目標湿度との差を算出し、それに基づいて、前記凝縮器の段数制御および前記室外機の台数制御に対する割り込みを解除するか否かを決定する段階を有する、請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の外調機の制御方法。
- 前記凝縮器の段数制御において、前記複数の冷凍回路の各々において、前記凝縮器の全段数を稼働した場合の設計吸い込み温度と設計室温との温度差ΔT、および検出した外気温度と目標室温との温度差Δtを算出する段階と、 前記全段数に対して、ΔtのΔTに対する比を乗じることにより、稼動すべき段数を算出する段階と、 算出された稼動すべき段数に基づいて、前記複数の冷凍回路のいずれかについて、前記凝縮器の段数を増減する段階と、 を有する請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の外調機の制御方法。
- 前記割り込みによる凝縮器の段数制御および前記室外機の台数制御において、所定時間内に室内湿度が室内目標湿度に達しない場合において、前記室内膨張弁をさらに開として、段数を増加する、請求項7に記載の外調機の制御方法。
- 冷房モードにおける、前記室内膨張弁の開閉制御を行う冷凍回路の順序、および複数の室内膨張弁において開閉制御を行う順序と、暖房モードにおける、前記室内膨張弁の開閉制御を行う冷凍回路の順序、および複数の室内膨張弁において開閉制御を行う順序とを逆の順序とすることにより、シーズンローテンションを行う、請求項2または請求項3に記載の外調機の制御方法。
- 前記室内機には、前記凝縮器の下流側に、前記凝縮器により温度調整された外気を室内に送り込むように送風機がさらに設けられ、検出した外気温度と目標室温との温度差Δtに基づいて、前記送風機をインバータ制御することにより、前記凝縮器により温度調整された外気の流量をさらに調整する段階を有する、請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の外調機の制御方法。
- 前記凝縮器の段数制御および前記室外機の台数制御により、所定時間内に吹き出し温度が目標吹き出し温度に達しない場合において、前記凝縮器の開状態の前記分配流路の対応する室内膨張弁の開度を比例的に制御することにより、冷媒の流量を制御する段階を有する、請求項1に記載の外調機の制御方法。
- 吹き出し温度の所定時間内の変化率が所定値を満たさない場合に、前記凝縮器の開状態の前記分配流路の対応する室内膨張弁の開度を比例的に制御することにより、冷媒の流量を制御する段階をさらに有する、請求項9に記載の外調機の制御方法。
- いずれかの前記凝縮器において、開状態の前記分配流路と、閉状態の前記分配流路とがある場合において、開状態の前記分配流路のいずれかの室内膨張弁に故障が発生する際、前記凝縮器の段数制御により、閉状態の前記分配流路のいずれかの対応する室内膨張弁を開に切り替える段階をさらに有する、請求項1に記載の外調機の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014232240A JP6213781B2 (ja) | 2014-11-14 | 2014-11-14 | 外調機の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014232240A JP6213781B2 (ja) | 2014-11-14 | 2014-11-14 | 外調機の制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016095101A JP2016095101A (ja) | 2016-05-26 |
JP6213781B2 true JP6213781B2 (ja) | 2017-10-18 |
Family
ID=56070942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014232240A Active JP6213781B2 (ja) | 2014-11-14 | 2014-11-14 | 外調機の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6213781B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6221198B2 (ja) * | 2016-10-07 | 2017-11-01 | 三菱重工冷熱株式会社 | 外調機の制御装置 |
JP6425705B2 (ja) * | 2016-12-29 | 2018-11-21 | 木村工機株式会社 | 空気調和システム |
CN113251563A (zh) * | 2021-06-04 | 2021-08-13 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空气净化器的控制方法、装置、空气净化器及存储介质 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3143195B2 (ja) * | 1992-03-02 | 2001-03-07 | 三洋電機株式会社 | 空気調和装置 |
JP2003166743A (ja) * | 2001-11-29 | 2003-06-13 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和装置 |
JP2004333044A (ja) * | 2003-05-09 | 2004-11-25 | Daikin Ind Ltd | 空気調和システム |
JP4776511B2 (ja) * | 2006-11-24 | 2011-09-21 | 日立アプライアンス株式会社 | 冷凍装置 |
JP4972532B2 (ja) * | 2007-12-12 | 2012-07-11 | 日立アプライアンス株式会社 | 空気調和機 |
JP2010151380A (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-08 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 空気調和機 |
JP2010159928A (ja) * | 2009-01-08 | 2010-07-22 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 空気調和機 |
JP5241760B2 (ja) * | 2010-03-16 | 2013-07-17 | 株式会社東洋製作所 | 直膨式空調機の温度制御システム |
JP2011202916A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Daikin Industries Ltd | 空調制御装置 |
JP5719247B2 (ja) * | 2011-07-11 | 2015-05-13 | 三機工業株式会社 | 外気調和機の制御方法 |
JP2013224794A (ja) * | 2012-04-23 | 2013-10-31 | Panasonic Corp | クリーンルームの空調制御方法とその装置 |
-
2014
- 2014-11-14 JP JP2014232240A patent/JP6213781B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016095101A (ja) | 2016-05-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6300921B2 (ja) | 空調換気装置 | |
KR101507454B1 (ko) | 히트펌프 및 그 제어 방법 | |
US11262092B2 (en) | Air conditioning system including a ventilator that supplies humidified outdoor air | |
JP5375945B2 (ja) | 温度および湿度の調整を行う空調システム | |
JP5501179B2 (ja) | フリークーリング併用中温熱源システム | |
JP6072221B2 (ja) | 空気調和システム | |
JP6221198B2 (ja) | 外調機の制御装置 | |
CN103154621B (zh) | 空调机 | |
JP2019086251A (ja) | マルチ型空気調和装置の制御装置、マルチ型空気調和装置、マルチ型空気調和装置の制御方法及びマルチ型空気調和装置の制御プログラム | |
WO2019116599A1 (ja) | 空気調和装置及び空気調和システム | |
JP6213781B2 (ja) | 外調機の制御方法 | |
JP6024726B2 (ja) | 外調機の制御装置 | |
US20130291575A1 (en) | Cooling system and method for operating same | |
JP2016114286A (ja) | 空気調和機 | |
JP5737173B2 (ja) | 温度および湿度の調整を行う空調システム | |
JP6906865B2 (ja) | 空調システム | |
JP7374633B2 (ja) | 空気調和機及び空気調和システム | |
JP2010236816A (ja) | ヒートポンプ式空調機およびヒートポンプ式空調機の制御方法 | |
JP2010139162A (ja) | 空調システム | |
JP2017009269A (ja) | 空調システム | |
JP2017009269A5 (ja) | ||
JP5673524B2 (ja) | 温度および湿度の調整を行う空調システム | |
WO2015193950A1 (ja) | 空気調和システム | |
JP2010139164A (ja) | 空調システム | |
JP2009257600A (ja) | 外気取入システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160812 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161005 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170223 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170406 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170824 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170906 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6213781 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |