JP2016114286A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の室内ユニットが接続された空気調和機の暖房運転において、運転効率を向上し、省エネルギー化を図る空気調和機を提供する。【解決手段】冷媒を吐出する圧縮機21、室外熱交換器25、および、室外膨張弁24を有する室外ユニット2と、室内熱交換器31A、31B、風量を調整可能な室内ファン33A、33B、および、室内熱交換器31A、31Bへの冷媒の流量を制御可能な室内膨張弁32A、32Bを有し、冷媒配管4、5を介して室外ユニット2に接続される複数の室内ユニット3A、3Bと、室外ユニット2および室内ユニット3A、3Bにより形成される冷凍サイクルを制御する制御部7と、を備え、制御部7は、室内膨張弁32A、32Bの弁開度を制御して過冷却制御を行うとともに、室内ファン33A、33Bの風量を制御して室内の熱負荷に対して能力調整をする.【選択図】図1
Description
本発明は、空気調和機に関する。
1台の室外ユニットに対し複数の室内ユニットが接続されたマルチ型の空気調和機において、室内ユニットで暖房能力を得るためには、室外ユニット圧縮機から吐出される冷媒を、室内ユニット毎に適切に分配、または循環させる必要がある。このとき、複数の室内ユニットは種々の場所に設置され、室外ユニットから室内ユニットまでの配管長さ、室外ユニットと室内ユニットの高低差が異なり、室外ユニットと室内ユニットの間の接続状態が室内ユニット毎に異なるのが実態である。こういった場合においては、ある室内ユニットに循環される冷媒量が少ない、あるいは多い等の問題が発生することで、快適性を損なうといった問題があった。
こういった機器製造者側が決めることのできない室内ユニットの設置状況を勘案し、室外ユニットの液配管温度と室内熱交換器の出口温度をもって室内膨張弁を制御する(以下の説明において、「過冷却制御」と称する。)ことで、室内ユニットの設置状態によらず、室内ユニット毎への冷媒分配を適正化、また冷媒循環量を適正に保つことを可能としている(特許文献1)。
また、この過冷却制御によって室内ユニット毎の室内液管温度を揃えることで、空気調和機全体のシステムとして冷媒循環量を適正に保つことも可能となっている。
また、この過冷却制御によって室内ユニット毎の室内液管温度を揃えることで、空気調和機全体のシステムとして冷媒循環量を適正に保つことも可能となっている。
特許文献1の空気調和機では、空気調和機の室内ユニットの上述の設置状態によらず、室内ユニットの液管温度を揃えることで、室内ユニット毎に流れる冷媒循環量を適正に保つことが可能であるが、室内ユニットの熱交換量(以下能力)は、ある一定量に調整される。そのために、室内の熱負荷に応じた能力調整ができないという課題がある。
現状、空気調和機においては、室内ユニットに接続されるリモートコントローラでユーザーにより設定された温度と、室内ファンで循環される室内温度が同じになるよう空調運転を行っており、上述の室内ユニットにおいては、設定温度に達したものは空調運転を停止するようになっている。(ここで、1台の室外ユニットに対して、複数台の室内ユニットが接続される場合においては、室内ユニットは個別に運転、運転停止をする。)室内ユニットが設置される室内においては、外気温の変化、室内での環境の変化に応じて熱負荷が変動するため、空気調和機側において能力調整を迫られる状況がある。しかしながら上述の通り室内ユニット毎での熱負荷に応じた能力調整ができないことから、室内ユニット運転、あるいは運転停止といった能力調整となる。こういった室内ユニット毎による運転、運転停止を繰り返すといった能力調整は省エネルギーといった観点からは好ましくない。
そこで、本発明は、複数の室内ユニットが接続された空気調和機の暖房運転において、運転効率を向上し、省エネルギー化を図る空気調和機を提供することを課題とする。
このような課題を解決するために、本発明に係る空気調和機は、冷媒を吐出する圧縮機、室外熱交換器、および、室外膨張弁を有する室外ユニットと、室内熱交換器、風量を調整可能な室内ファン、および、前記室内熱交換器への冷媒の流量を制御可能な室内膨張弁を有し、冷媒配管を介して前記室外ユニットに接続される複数の室内ユニットと、前記室外ユニットおよび前記室内ユニットにより形成される冷凍サイクルを制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記室内膨張弁の弁開度を制御して過冷却制御を行うとともに、前記室内ファンの風量を制御して室内の熱負荷に対して能力調整をすることを特徴とする。
また、本発明に係る空気調和機は、冷媒を吐出する圧縮機、室外熱交換器、および、室外膨張弁を有する室外ユニットと、室内熱交換器、風量を調整可能な室内ファン、および、前記室内熱交換器への冷媒の流量を制御可能な室内膨張弁を有し、冷媒配管を介して前記室外ユニットに接続される複数の室内ユニットと、前記室外ユニットおよび前記室内ユニットにより形成される冷凍サイクルを制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記室内ファンの風量を制御して過冷却制御を行うとともに、前記室内膨張弁の弁開度を制御して室内の熱負荷に対して能力調整をすることを特徴とする。
本発明によれば、複数の室内ユニットが接続された空気調和機の暖房運転において、運転効率を向上し、省エネルギー化を図る空気調和機を提供することができる。
以下、本発明を実施するための形態(以下「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し重複した説明を省略する。
≪第1実施形態≫
<空気調和機>
第1実施形態に係る空気調和機1について、図1を用いて説明する。図1は、第1実施形態に係る空気調和機1の冷凍サイクル系統図である。
<空気調和機>
第1実施形態に係る空気調和機1について、図1を用いて説明する。図1は、第1実施形態に係る空気調和機1の冷凍サイクル系統図である。
図1に示すように、空気調和機1は、1台の室外ユニット2と、2台の室内ユニット3A、3Bと、室外ユニット2と室内ユニット3A、3Bとを接続するガス配管4および液配管5と、リモートコントローラ6A、6Bと、制御部7と、を備えている。また、空気調和機1は、第1室内(図示せず)に室内ユニット3Aおよびリモートコントローラ6Aが配置され、第2室内(図示せず)に室内ユニット3Bおよびリモートコントローラ6Bが配置され、2つの室内(空調空間)を個別に空気調和する。
なお、以下の説明において、空気調和機1は、図1に示す例のように、1台の室外ユニット2と、2台の室内ユニット3A、3Bと、を接続して備えるものとして説明するが、接続台数はこれに限られるものではない。空気調和機1が備える室外ユニット2の接続台数は1台から複数台とすることができ、室内ユニット3の接続台数も複数台(2台以上)とすることができる。
室外ユニット2は、容量可変型の圧縮機21と、オイルセパレータ22と、四方弁23と、室外膨張弁24と、室外熱交換器25と、アキュムレータ26と、室外ファン27と、を備えている。
室内ユニット3Aは、室内熱交換器31Aと、室内膨張弁32Aと、室内ファン33Aと、風向調整機構34Aと、吸込温度センサ35Aと、活動量センサ36Aと、室内ユニット制御部37Aと、を備えている。同様に、室内ユニット3Bは、室内熱交換器31Bと、室内膨張弁32Bと、室内ファン33Bと、風向調整機構34Bと、吸込温度センサ35Bと、活動量センサ36Bと、室内ユニット制御部37Bと、を備えている。
ここで、吸込温度センサ35Aは、室内ファン33Aにより室内ユニット3Aの内部に取り込まれる空気の温度(即ち、第1室内の室内温度)を検知するための温度センサである。吸込温度センサ35Bは、室内ファン33Bにより室内ユニット3Bの内部に取り込まれる空気の温度(即ち、第2室内の室内温度)を検知するための温度センサである。
活動量センサ36Aは第1室内にいる人の活動量を検知するものであり、活動量センサ36Bは第2室内にいる人の活動量を検知するものであり、例えば、音センサ、赤外線センサ等で構成されている。
ガス配管4は、空気調和機1の暖房運転の際、室外ユニット2(圧縮機21)から吐出された高温高圧のガス冷媒を室内ユニット3A、3B(室内熱交換器31A、31B)に供給するための配管であり、分岐部4aを有している。液配管5は、空気調和機1の暖房運転の際、室内ユニット3A、3B(室内膨張弁32A、32B)からの液冷媒を室外ユニット2(室外膨張弁24)に供給するための配管であり、合流部5aを有している。
リモートコントローラ6Aは、室内ユニット3Aの空調運転/運転停止や、室内ユニット3Aが設置された第1室内の設定温度を入力することができるようになっている。同様に、リモートコントローラ6Bは、室内ユニット3Bの空調運転/運転停止や、室内ユニット3Bが設置された第2室内の設定温度を入力することができるようになっている。
次に、第1実施形態に係る空気調和機1の制御部7について、図2を用いて説明する。図2は、第1実施形態に係る空気調和機1の機能ブロック図である。
制御部7は、圧縮機21の運転、四方弁23の切り替え、室外膨張弁24の弁開度(絞り)、室外ファン27の運転を制御することにより、室外ユニット2の運転を制御する。
また、制御部7は、室内ユニット3Aの室内ユニット制御部37Aと通信可能に接続されており、室内ユニット3Aの室内膨張弁32Aの弁開度(絞り)、室内ファン33Aの運転、風向調整機構34Aを制御することにより、室内ユニット3Aの運転を制御する。また、吸込温度センサ35Aおよび活動量センサ36Aで検知された信号は、室内ユニット制御部37Aを介して、制御部7に入力されるようになっている。また、リモートコントローラ6Aは室内ユニット制御部37Aと通信可能に接続されており、リモートコントローラ6Aで設定された第1室内の設定温度は、室内ユニット制御部37Aを介して、制御部7に入力されるようになっている。
同様に、制御部7は、室内ユニット3Bの室内ユニット制御部37Bと通信可能に接続されており、室内ユニット3Bの室内膨張弁32Bの弁開度(絞り)、室内ファン33Bの運転、風向調整機構34Bを制御することにより、室内ユニット3Bの運転を制御する。また、吸込温度センサ35Bおよび活動量センサ36Bで検知された信号は、室内ユニット制御部37Bを介して、制御部7に入力されるようになっている。また、リモートコントローラ6Bは室内ユニット制御部37Bと通信可能に接続されており、リモートコントローラ6Bで設定された第2室内の設定温度は、室内ユニット制御部37Bを介して、制御部7に入力されるようになっている。
このように、制御部7は、空気調和機1の全体を制御する。
また、制御部7は、温度差算出部71と、活動量算出部72と、風量風向制御部73と、室内膨張弁開度制御部74と、記憶部75と、を備えている。
温度差算出部71は、リモートコントローラ6A、6Bを操作することにより設定された室内の設定温度と、吸込温度センサ35A、36Bで検知した室内温度との温度差ΔTを各室ごとに算出する。
活動量算出部72は、活動量センサ36A、36Bで検知した信号(活動量の算出の基礎となる検知信号)に基づいて、室内にいる人の活動量を各室ごとに算出する。
風量風向制御部73は、温度差算出部71で算出した温度差ΔTに基づいて、室内ユニット3A、3Bの風量を調整することにより、室内ユニット3A、3Bの暖房能力調整を行うことができるようになっている。なお、暖房能力調整についての詳細は後述する。
室内膨張弁開度制御部74は、室内膨張弁32A、32Bの弁開度(絞り)を制御することにより、前述の過冷却制御を行う。具体的な制御方法は、例えば、特許文献1(特開2013−178058号公報)に開示された方法を用いることができる。即ち、室外ユニット2に流入した液冷媒の液配管温度と、室内ユニット3Aの室内熱交換器31Aの出口温度との差が、一定値を超えた場合、室内膨張弁32Aの弁開度を所定値だけ開くように制御する。同様に、室外ユニット2に流入した液冷媒の液配管温度と、室内ユニット3Bの室内熱交換器31Bの出口温度との差が、一定値を超えた場合、室内膨張弁32Bの弁開度を所定値だけ開くように制御する。
記憶部75には、リモートコントローラ6A、6Bから入力された設定温度や、各種処理に用いる閾値が格納されている。
<暖房運転>
次に、暖房運転時における第1実施形態に係る空気調和機1の動作について図1を用いて説明する。なお、暖房運転時には、図1に示すように、四方弁23が切り替えられている。
次に、暖房運転時における第1実施形態に係る空気調和機1の動作について図1を用いて説明する。なお、暖房運転時には、図1に示すように、四方弁23が切り替えられている。
圧縮機21から吐出した高温のガス冷媒は、オイルセパレータ22、四方弁23を経由して、分岐部4aを有するガス配管4を介して、室内ユニット3A、3Bへ送られる。
室内ユニット3Aへ送られた高温のガス冷媒は、凝縮器として機能する室内熱交換器31Aに送られる。室内熱交換器31Aへ流入した高温のガス冷媒は、室内ファン33Aによって送られた室内空気と熱交換し、凝縮して液冷媒になる。この際、室内熱交換器31Aで熱交換することにより加熱された室内空気は、室内ファン33Aによって室内ユニット3Aから室内に吹き出され、第1室内の暖房が行われる。また、風向調整機構34Aにより、室内ユニット3Aから室内に吹き出される温風の風向が調整される。その後、液冷媒は、室内膨張弁32Aを通過後、液配管5へと流出する。また、室内ユニット3Bへ送られた高温のガス冷媒も同様である。なお、室内膨張弁32A、32Bの弁開度(絞り)は、前述の過冷却制御により制御される。
室内ユニット3Aからの液冷媒と、室内ユニット3Bからの液冷媒とは、液配管5の合流部5aで合流して、室外ユニット2へ送られる。室外ユニット2へ送られた液冷媒は、室外膨張弁24で減圧されて、蒸発器として機能する室外熱交換器25に送られる。室外熱交換器25へ流入した液冷媒は、室外ファン27によって送られた室外空気と熱交換し、蒸発してガス冷媒になる。その後、ガス冷媒は、四方弁23を経由して、アキュムレータ26にて適切な吸入かわき度に調整され、再び圧縮機21へ吸入され圧縮される。
ちなみに、第1実施形態に係る空気調和機1は、四方弁23の接続を切り替えて、室外熱交換器25を凝縮器として機能させ、室内熱交換器31A、31Bを蒸発器として機能させることにより、冷房運転を行うことができる。
<暖房能力調整制御>
第1実施形態に係る空気調和機1は、複数の室内(第1室内、第2室内)に対して、対応するリモートコントローラ6A、6Bにより入力された設定温度となるように各室内を個別に温度調整する。このため、各室内ユニット3A、3Bに要求される暖房能力が異なる。各室内ユニット3A、3Bの暖房能力調整制御について図3を用いて説明する。図3は、第1実施形態に係る空気調和機1の暖房能力調整制御を示すフローチャートである。なお、以下の説明においては、室内ユニット3Aの暖房能力調整制御の場合を例に説明するが、室内ユニット3Bの場合も同様である。
第1実施形態に係る空気調和機1は、複数の室内(第1室内、第2室内)に対して、対応するリモートコントローラ6A、6Bにより入力された設定温度となるように各室内を個別に温度調整する。このため、各室内ユニット3A、3Bに要求される暖房能力が異なる。各室内ユニット3A、3Bの暖房能力調整制御について図3を用いて説明する。図3は、第1実施形態に係る空気調和機1の暖房能力調整制御を示すフローチャートである。なお、以下の説明においては、室内ユニット3Aの暖房能力調整制御の場合を例に説明するが、室内ユニット3Bの場合も同様である。
ステップS101において、制御部7は、温度差算出部71で算出した温度差ΔT(即ち、リモートコントローラ6Aで設定された設定温度と、吸込温度センサ35Aで検知した室内温度との差)が、記憶部75に予め記憶された所定の閾値Ta1より大きいか否かを判定する。温度差ΔTが閾値Ta1より大きい場合(S101・Yes)、制御部7の処理は、ステップS102に進む。温度差ΔTが閾値Ta1以下の場合(S101・No)、制御部7の処理は、ステップS105に進む。
ステップS102において、制御部7は、室内ユニット3Aの風量が最大値であるか否かを判定する。風量が最大値でない場合(S102・No)、制御部7の処理は、ステップS103に進む。風量が最大値である場合(S102・Yes)、制御部7の処理は、ステップS104に進む。
ステップS103において、制御部7の風量風向制御部73は、室内ユニット3Aの風量を増加させる。具体的には、室内ファン33Aのファンモータ(図示せず)を制御して、回転速度を増大させることにより、風量を大きくする。また、風向調整機構34Aを制御して、空気吹出口(図示せず)に配置された風向板(図示せず)を移動させ、風路断面積を変更することにより、風量を大きくする構成であってもよい。そして、制御部7の処理は、ステップS101に戻る。
ステップS104において、制御部7の風量風向制御部73は、室内ユニット3Aとは異なる他の室内ユニット(図1に示す空気調和機1の場合、室内ユニット3B)の風量を減少させる。そして、制御部7の処理は、ステップS101に戻る。
ステップS105において、制御部7は、温度差算出部71で算出した温度差ΔTが、記憶部75に予め記憶された所定の閾値Ta2より小さいか否かを判定する。温度差ΔTが閾値Ta2より小さい場合(S105・Yes)、制御部7の処理は、ステップS106に進む。温度差ΔTが閾値Ta2以上の場合(S105・No)、制御部7の処理は、ステップS101に戻る。
ステップS106において、制御部7は、室内ユニット3Aの風量が最小値であるか否かを判定する。風量が最小値でない場合(S106・No)、制御部7の処理は、ステップS107に進む。風量が最小値である場合(S106・Yes)、制御部7の処理は、ステップS108に進む。
ステップS107において、制御部7の風量風向制御部73は、室内ユニット3Aの風量を減少させる。具体的には、室内ファン33Aのファンモータ(図示せず)を制御して、回転速度を減少させることにより、風量を小さくする。また、風向調整機構34Aを制御して、空気吹出口(図示せず)に配置された風向板(図示せず)を移動させ、風路断面積を変更することにより、風量を小さくする構成であってもよい。そして、制御部7の処理は、ステップS101に戻る。
ステップS108において、制御部7の風量風向制御部73は、室内ユニット3Aとは異なる他の室内ユニット(図1に示す空気調和機1の場合、室内ユニット3B)の風量を増加させる。そして、制御部7の処理は、ステップS101に戻る。
<作用効果>
第1実施形態に係る空気調和機1の作用効果について説明する。
第1実施形態に係る空気調和機1の作用効果について説明する。
ここで、風量と暖房能力との関係について図4を用いて説明する。図4は、風量調整による暖房能力調整を説明するグラフである。
前述のように、室内膨張弁32A、32Bの弁開度(絞り)を前述の過冷却制御により制御する、即ち、過冷却度Tscを据え置いた制御を行う。このような過冷却制御において、風量中から風量大へと風量を増加させることにより、図4のグラフに示すように、暖房能力をQ1 からQ2 へと増加させることができる。
前述のように、室内膨張弁32A、32Bの弁開度(絞り)を前述の過冷却制御により制御する、即ち、過冷却度Tscを据え置いた制御を行う。このような過冷却制御において、風量中から風量大へと風量を増加させることにより、図4のグラフに示すように、暖房能力をQ1 からQ2 へと増加させることができる。
このように、ステップS103において、室内ユニット3Aの風量を増加させることにより、室内ユニット3Aの暖房能力を増加させることができる。同様に、ステップS107において、室内ユニット3Aの風量を減少させることにより、室内ユニット3Aの暖房能力を減少させることができる。
なお、ステップS103において、室内ユニット3Aの風量を増加させると、室内ユニット3Aから吹き出される温風の温度(吹出温度)が、風量を増加させる前と比較して低下する。このような吹出温度の低下した温風が室内にいる人に直接あたる場合、快適性の観点から好ましくない。そこで、風向調整機構34Aを制御して、室内にいる人に室内ユニット3Aから吹き出された温風が直接当たらないように風向を調整することが好ましい。同様に、ステップS107において、室内ユニット3Aの風量を減少させる際にも、風向調整機構34Aを制御して、室内にいる人に室内ユニット3Aから吹き出された温風が直接当たらないように風向を調整することが好ましい。
また、第1実施形態に係る空気調和機1の室内ユニット3Aにおいて、暖房能力調整のために風量調整を行うが、この風量調整の可変範囲には限りがある。そこで、室内ユニット3Aの暖房能力を増加させる際(ステップS101・Yes)、風量が最大値の場合には(ステップS102・Yes)、他の室内ユニット3Bの風量を減少させる(ステップS104)。風量を減少させた他の室内ユニット3Bに関しては、冷媒の循環量が減少し、冷媒の循環量に裕度が生まれる。この余剰分が風量調整に限度があった室内ユニット3Aにあてがわれることにより、室内ユニット3Aの暖房能力を確保させることができる。
また、ステップS104における処理は、他の室内ユニット3Bにける温度差ΔTが第1所定値以下の場合に、風量調整裕度があるものとして、他の室内ユニット3Bの風量を減少させる処理を実行するものとしてもよい。
なお、室内ユニット3を3つ以上備える構成においては、風量を減少させる他の室内ユニットは、温度差算出部71で算出した温度差ΔTが最も小さい室内ユニットを選択して風量を減少させてもよく、風量調整裕度がある(温度差ΔTが第1所定値以下)の複数の他の室内ユニットについて風量を減少させてもよい。
同様に、室内ユニット3Aの暖房能力を減少させる際(ステップS105・Yes)、風量が最小値の場合には(ステップS106・Yes)、他の室内ユニット3Bの風量を増加させる(ステップS108)。風量を増加させた他の室内ユニット3Bに関しては冷媒の循環量が増加し、室内ユニット3Aの冷媒の循環量が減少する。これにより、室内ユニット3Aの暖房能力を調整することができる。
また、ステップS108における処理は、他の室内ユニット3Bにける温度差ΔTが第2所定値以上の場合に、風量調整裕度があるものとして、他の室内ユニット3Bの風量を増加させる処理を実行するものとしてもよい。
なお、室内ユニット3を3つ以上備える構成においては、風量を増加させる他の室内ユニットは、温度差算出部71で算出した温度差ΔTが最も大きい室内ユニットを選択して風量を増加させてもよく、風量調整裕度がある(温度差ΔTが第2所定値以上)の複数の他の室内ユニットについて風量を増加させてもよい。
以上のように、第1実施形態に係る空気調和機1によれば、過冷却制御を行うとともに、各室内ユニット3A、3Bごとに熱負荷に応じた暖房能力調整を行うことができる。これにより、第1実施形態に係る空気調和機1は、各室内ユニットごとのON/OFF調整により能力調整を行う従来の空気調和機(特許文献1参照)と比較して、運転効率を向上し、省エネルギー化を図ることができる。
<変形例>
次に、第1実施形態の変形例に係る空気調和機1について説明する。
次に、第1実施形態の変形例に係る空気調和機1について説明する。
第1実施形態に係る空気調和機1は、温度差算出部71により算出した温度差ΔTにより暖房能力調整するものとして説明したが、第1実施形態の変形例に係る空気調和機1は、温度差ΔTを、活動量算出部72により算出した活動量に置き換えて暖房能力調整する。
即ち、図3のステップS101において、制御部7は、活動量算出部72により算出した活動量が、記憶部75に予め記憶された所定の閾値Ta1(但し、ここでの閾値Ta1は、温度差ΔTにより暖房能力調整する際の閾値Ta1とは異なる値である。)より大きいか否かを判定する。同様に、図3のステップS105において、制御部7は、活動量算出部72により算出した活動量が、記憶部75に予め記憶された所定の閾値Ta2(但し、ここでの閾値Ta2は、温度差ΔTにより暖房能力調整する際の閾値Ta2とは異なる値である。)より小さいか否かを判定する。その他は、第1実施形態に係る空気調和機1と同様である。
このような構成により、第1実施形態の変形例に係る空気調和機1は、第1実施形態に係る空気調和機1と同様の作用効果を奏する。
≪第2実施形態≫
次に、第2実施形態に係る空気調和機1について説明する。
次に、第2実施形態に係る空気調和機1について説明する。
ここで、第1実施形態に係る空気調和機1は、室内膨張弁32A、32Bの弁開度(絞り)を制御して過冷却制御を行うとともに、風量(室内ファン33A、33B、風向調整機構34A、34B)を制御して各室内ユニット3A、3Bごとの暖房能力調整を行うものである。これに対し、第2実施形態に係る空気調和機1は、風量(室内ファン33A、33B、風向調整機構34A、34B)を制御して過冷却制御を行うとともに、室内膨張弁32A、32Bの弁開度(絞り)を制御して各室内ユニット3A、3Bごとの暖房能力調整を行うものである。その他の構成は同様であり、重複する説明は省略する。
第2実施形態の風量風向制御部73は、室内ユニット3A、3Bの風量を調整することにより、前述の過冷却制御を行う。具体的な制御方法は、室外ユニット2に流入した液冷媒の液配管温度と、室内ユニット3Aの室内熱交換器31Aの出口温度との差が、一定値を超えた場合、室内ユニット3Aの風量を所定値だけ増加させるように室内ファン33A、および/または、風向調整機構34Aを制御する。同様に、室外ユニット2に流入した液冷媒の液配管温度と、室内ユニット3Bの室内熱交換器31Bの出口温度との差が、一定値を超えた場合、室内ユニット3Bの風量を所定値だけ増加させるように室内ファン33B、および/または、風向調整機構34Bを制御する。このように、風量を大きくすることで室内熱交換器31A、31Bの出口温度を上げ、室外ユニット2側の液配管温度と揃えるものである。
第2実施形態の室内膨張弁開度制御部74は、温度差算出部71で算出した温度差ΔTに基づいて、室内膨張弁32A、32Bの弁開度(絞り)を制御することにより、室内ユニット3A、3Bの暖房能力調整を行う。
<暖房能力調整制御>
第2実施形態に係る空気調和機1における各室内ユニット3A、3Bの暖房能力調整制御について図5を用いて説明する。図5は、第2実施形態に係る空気調和機1の暖房能力調整制御を示すフローチャートである。なお、以下の説明においては、室内ユニット3Aの暖房能力調整制御の場合を例に説明するが、室内ユニット3Bの場合も同様である。
第2実施形態に係る空気調和機1における各室内ユニット3A、3Bの暖房能力調整制御について図5を用いて説明する。図5は、第2実施形態に係る空気調和機1の暖房能力調整制御を示すフローチャートである。なお、以下の説明においては、室内ユニット3Aの暖房能力調整制御の場合を例に説明するが、室内ユニット3Bの場合も同様である。
ステップS201において、制御部7は、温度差算出部71で算出した温度差ΔT(即ち、リモートコントローラ6Aで設定された設定温度と、吸込温度センサ35Aで検知した室内温度との差)が、記憶部75に予め記憶された所定の閾値Ta1より大きいか否かを判定する。温度差ΔTが閾値Ta1より大きい場合(S201・Yes)、制御部7の処理は、ステップS202に進む。温度差ΔTが閾値Ta1以下の場合(S201・No)、制御部7の処理は、ステップS205に進む。
ステップS202において、制御部7は、室内膨張弁32Aの弁開度が最大値であるか否かを判定する。弁開度が最大値でない場合(S202・No)、制御部7の処理は、ステップS203に進む。弁開度が最大値である場合(S202・Yes)、制御部7の処理は、ステップS204に進む。
ステップS203において、制御部7の室内膨張弁開度制御部74は、室内膨張弁32Aの弁開度を増加させる。そして、制御部7の処理は、ステップS201に戻る。
ステップS204において、制御部7の室内膨張弁開度制御部74は、室内ユニット3Aとは異なる他の室内ユニット(図1に示す空気調和機1の場合、室内ユニット3B)の弁開度を減少させる。そして、制御部7の処理は、ステップS201に戻る。
ステップS205において、制御部7は、温度差算出部71で算出した温度差ΔTが、記憶部75に予め記憶された所定の閾値Ta2より小さいか否かを判定する。温度差ΔTが閾値Ta2より小さい場合(S205・Yes)、制御部7の処理は、ステップS206に進む。温度差ΔTが閾値Ta2以上の場合(S205・No)、制御部7の処理は、ステップS201に戻る。
ステップS206において、制御部7は、室内膨張弁32Aの弁開度が最小値であるか否かを判定する。弁開度が最小値でない場合(S206・No)、制御部7の処理は、ステップS207に進む。弁開度が最小値である場合(S206・Yes)、制御部7の処理は、ステップS208に進む。
ステップS207において、制御部7の室内膨張弁開度制御部74は、室内膨張弁32Aの弁開度を減少させる。そして、制御部7の処理は、ステップS201に戻る。
ステップS208において、制御部7の室内膨張弁開度制御部74は、室内ユニット3Aとは異なる他の室内ユニット(図1に示す空気調和機1の場合、室内ユニット3B)の弁開度を増加させる。そして、制御部7の処理は、ステップS201に戻る。
<作用効果>
第2実施形態に係る空気調和機1の作用効果について説明する。
第2実施形態に係る空気調和機1の作用効果について説明する。
ステップS203において、室内膨張弁32Aの弁開度を増加させる(開く)ことにより、循環する冷媒量が増加し、室内ユニット3Aの暖房能力を増加させることができる。同様に、ステップS207において、室内ユニット3Aの弁開度を減少させる(絞る)ことにより、循環する冷媒量が減少し、室内ユニット3Aの暖房能力を減少させることができる。
また、室内ユニット3Aの暖房能力を増加させる際(ステップS201・Yes)、室内膨張弁32Aの弁開度が最大値の場合には(ステップS202・Yes)、他の室内ユニット3Bの室内膨張弁32Bの弁開度を減少させる(絞る)(ステップS204)。これにより、他の室内ユニット3Bに関しては冷媒の循環量が減少し、冷媒の循環量に裕度が生まれる。この余剰分が室内ユニット3Aにあてがわれることにより、室内ユニット3Aの暖房能力を確保させることができる。
同様に、室内ユニット3Aの暖房能力を減少させる際(ステップS205・Yes)、室内膨張弁32Aの弁開度が最小値の場合には(ステップS206・Yes)、他の室内ユニット3Bの室内膨張弁32Bの弁開度を増加させる(ステップS208)。これにより、他の室内ユニット3Bに関しては冷媒の循環量が増加し、室内ユニット3Aの冷媒の循環量が減少する。これにより、室内ユニット3Aの暖房能力を調整することができる。
なお、ステップS204およびステップS208における処理は、第1実施形態に係る空気調和機1の場合と同様に、調整裕度がある場合に行うものとしてもよい。また、室内ユニット3を3つ以上備える構成においては、調整裕度に基づいて、室内膨張弁の弁開度を調整する他の室内ユニットを選択してもよい。
以上のように、第2実施形態に係る空気調和機1によれば、過冷却制御を行うとともに、各室内ユニット3A、3Bごとに熱負荷に応じた暖房能力調整を行うことができる。また、従来の空気調和機(特許文献1参照)と比較して、運転効率を向上し、省エネルギー化を図ることができる。
<変形例>
次に、第2実施形態の変形例に係る空気調和機1について説明する。
次に、第2実施形態の変形例に係る空気調和機1について説明する。
第2実施形態に係る空気調和機1は、温度差算出部71により算出した温度差ΔTにより暖房能力調整するものとして説明したが、第2実施形態の変形例に係る空気調和機1は、温度差ΔTを、活動量算出部72により算出した活動量に置き換えて暖房能力調整する。具体的な相違点は、第1実施形態の変形例に係る空気調和機1の場合と同様であり、重複する説明は省略する。
このような構成により、第2実施形態の変形例に係る空気調和機1は、第2実施形態に係る空気調和機1と同様の作用効果を奏する。
1 空気調和機
2 室外ユニット
21 圧縮機
22 オイルセパレータ
23 四方弁
24 室外膨張弁
25 室外熱交換器
26 アキュムレータ
27 室外ファン
7 制御部
71 温度差算出部
72 活動量算出部
73 風量風向制御部
74 室内膨張弁開度制御部
75 記憶部
3A、3B 室内ユニット
31A、31B 室内熱交換器
32A、32B 室内膨張弁
33A、33B 室内ファン
34A、34B 風向調整機構
35A、35B 吸込温度センサ(温度検出器)
36A、36B 活動量センサ(活動量検出器)
37A、37B 室内ユニット制御部
4 ガス配管(冷媒配管)
5 液配管(冷媒配管)
6A、6B リモートコントローラ
2 室外ユニット
21 圧縮機
22 オイルセパレータ
23 四方弁
24 室外膨張弁
25 室外熱交換器
26 アキュムレータ
27 室外ファン
7 制御部
71 温度差算出部
72 活動量算出部
73 風量風向制御部
74 室内膨張弁開度制御部
75 記憶部
3A、3B 室内ユニット
31A、31B 室内熱交換器
32A、32B 室内膨張弁
33A、33B 室内ファン
34A、34B 風向調整機構
35A、35B 吸込温度センサ(温度検出器)
36A、36B 活動量センサ(活動量検出器)
37A、37B 室内ユニット制御部
4 ガス配管(冷媒配管)
5 液配管(冷媒配管)
6A、6B リモートコントローラ
Claims (21)
- 冷媒を吐出する圧縮機、室外熱交換器、および、室外膨張弁を有する室外ユニットと、
室内熱交換器、風量を調整可能な室内ファン、および、前記室内熱交換器への冷媒の流量を制御可能な室内膨張弁を有し、冷媒配管を介して前記室外ユニットに接続される複数の室内ユニットと、
前記室外ユニットおよび前記室内ユニットにより形成される冷凍サイクルを制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記室内膨張弁の弁開度を制御して過冷却制御を行うとともに、
前記室内ファンの風量を制御して室内の熱負荷に対して能力調整をする
ことを特徴とする空気調和機。 - 冷媒を吐出する圧縮機、室外熱交換器、および、室外膨張弁を有する室外ユニットと、
室内熱交換器、風量を調整可能な室内ファン、および、前記室内熱交換器への冷媒の流量を制御可能な室内膨張弁を有し、冷媒配管を介して前記室外ユニットに接続される複数の室内ユニットと、
前記室外ユニットおよび前記室内ユニットにより形成される冷凍サイクルを制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記室内ファンの風量を制御して過冷却制御を行うとともに、
前記室内膨張弁の弁開度を制御して室内の熱負荷に対して能力調整をする
ことを特徴とする空気調和機。 - 前記室内ユニットは、室内温度を検知する温度検出器を有し、
前記制御部は、
前記室内温度と、予め設定された設定温度との差分によって、前記室内ファンの風量を変更する
ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。 - 前記室内ユニットは、室内温度を検知する温度検出器を有し、
前記制御部は、
前記室内温度と、予め設定された設定温度との差分によって、前記室内膨張弁の弁開度を変更する
ことを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。 - 前記設定温度を設定可能なリモートコントローラを備える
ことを特徴とする請求項3または4に記載の空気調和機。 - 前記制御部は、
前記温度差が第1閾値より大きい場合、前記室内ファンの風量を増加させ、
前記温度差が第2閾値より小さい場合、前記室内ファンの風量を減少させる
ことを特徴とする請求項3に記載の空気調和機。 - 前記温度差が第1閾値より大きく、かつ、前記室内ユニットの前記室内ファンの風量が最大値に設定されていた場合、
前記室内ユニット以外の熱負荷の小さい他の前記室内ユニットの前記室内ファンの風量を減少させる
ことを特徴とする請求項3に記載の空気調和機。 - 前記温度差が第2閾値より小さく、かつ、前記室内ユニットの前記室内ファンの風量が最小値に設定されていた場合、
前記室内ユニット以外の熱負荷の大きい他の前記室内ユニットの前記室内ファンの風量を増加させる
ことを特徴とする請求項3に記載の空気調和機。 - 前記室内ユニットは、室内にいる人の活動量を検知する活動量検出器を有し、
前記制御部は、
前記活動量によって、前記室内ファンの風量を変更する
ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。 - 前記室内ユニットは、前記室内ユニットから吹き出される風向を調整する風向調整機構を有し、
前記風向調整機構により風量調整する
ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。 - 前記室内ユニットは、前記室内ユニットから吹き出される風向を調整する風向調整機構を有し、
前記室内ファンの風量を変更した際、前記風向調整機構により室内にいる人に該室内ユニットから吹き出される風が当たらないように、前記風向調整機構により風向を調整する
ことを特徴とする請求項3に記載の空気調和機。 - 前記室内ユニットは、
前記温度差が第1閾値より大きい場合、前記室内膨張弁の弁開度を増加させ、
前記温度差が第2閾値より小さい場合、前記室内膨張弁の弁開度を減少させる
ことを特徴とする請求項4に記載の空気調和機。 - 前記制御部は、
前記温度差が第1閾値より大きく、かつ、前記室内ユニットの前記室内膨張弁の弁開度が最大値に設定されていた場合、
前記室内ユニット以外の熱負荷の小さい他の前記室内ユニットの前記室内膨張弁の弁開度を減少させる
ことを特徴とする請求項4に記載の空気調和機。 - 前記制御部は、
前記温度差が第2閾値より小さく、かつ、前記室内ユニットの前記室内膨張弁の弁開度が最小値に設定されていた場合、
前記室内ユニット以外の熱負荷の大きい他の室内ユニットの前記室内膨張弁の弁開度を増加させる
ことを特徴とする請求項4に記載の空気調和機。 - 前記室内ユニットは、室内にいる人の活動量を検知する活動量検出器を有し、
前記制御部は、
前記活動量によって、前記室内膨張弁の弁開度を変更する
ことを特徴とする請求項4に記載の空気調和機。 - 前記制御部は、
前記活動量が第3閾値より大きい場合、前記室内ファンの風量を増加させ、
前記活動量が第4閾値より小さい場合、前記室内ファンの風量を減少させる
ことを特徴とする請求項9に記載の空気調和機。 - 前記制御部は、
前記活動量が第3閾値より大きく、かつ、前記室内ユニットの前記室内ファンの風量が最大値に設定されていた場合、
前記室内ユニット以外の熱負荷の小さい他の前記室内ユニットの前記室内ファンの風量を減少させる
ことを特徴とする請求項9に記載の空気調和機。 - 前記制御部は、
前記活動量が第4閾値より小さく、かつ、前記室内ユニットの前記室内ファンの風量が最小値に設定されていた場合、
前記室内ユニット以外の熱負荷の大きい他の室内ユニットの前記室内ファンの風量を増加させる
ことを特徴とする請求項9に記載の空気調和機。 - 前記制御部は、
前記活動量が第3閾値より大きい場合、前記室内ユニットの前記室内膨張弁の弁開度を増加させ、
前記活動量が第4閾値より小さい場合、前記室内ユニットの前記室内膨張弁の弁開度を減少させる
ことを特徴とする請求項15に記載の空気調和機。 - 前記制御部は、
前記活動量が第3閾値より大きく、かつ、前記室内ユニットの前記室内膨張弁の弁開度が最大値に設定されていた場合、
前記室内ユニット以外の熱負荷の小さい他の前記室内ユニットの前記室内膨張弁の弁開度を減少させる
ことを特徴とする請求項15に記載の空気調和機。 - 前記制御部は、
前記活動量が第4閾値より小さく、かつ、前記室内ユニットの前記室内膨張弁の弁開度が最小値に設定されていた場合、
前記室内ユニット以外の熱負荷の大きい他の前記室内ユニットの前記室内膨張弁の弁開度を増加させる
ことを特徴とする請求項15に記載の空気調和機。
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2014
- 2014-12-15 JP JP2014252751A patent/JP2016114286A/ja active Pending
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